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テンクウシンハン
原作、これなら健康
池町大翔隆廣
テンクウジ
原作、二浦近儺
遡両人翊降廣
CONTBNIS
第20話「人間たちのキモチ
第24話「そんなのは、いやだ
第22話「終末段階」
第21号空話現状あって
第23話「あっ...
深話ルール違反にも程がある。
23話「私はプロだ!
第38回話「嘘つき」
第23話「強さの源
いらっ、
U295
つまりは
「ホンジョウ・リカ」
......
そしてPortTusWWWa-zmango.
我々こ々
守護天使のチカラで...
ホンジョウ・リカの
命を奪うってコトか?
そうよ
今の本城遊理を
「正気」に
戻すためには
そのぐらいのことを
するしかない
「十王」との戦いで
疲労している
所を狙えば
確実でしょう
......
この領域のルールを
守るための命令...
私たち守護天使が
逆らうことは
許されない!
231話
ヤッベ...
石畳の
破片
大量
高速
よけらんねぇ...
がっ...
ぐうっ...
巫女仮面の
「全方位攻撃」
この石畳の上に
移動してから
ずっと使う
チャンスを狙っていた
ランダム性の
高すぎる攻撃
ではあるが..
片目を奪えたなら
上々の結果
右コブシの
ダメージは
痛いが
それだけの
価値はあったな
これで
流れが変わる!
...
...〈へ〉っ
おそらく...
十王の次の
行動は...
自分の右手を
犠牲にしてまでの攻撃...
「甘さ」が無かったなぁ...
今のは
読めなかった..
一本とられたって
感じだ
でも...オレもこの痛みで
目が覚めたよ
もうちょっと
戦っていたかったが...
これ以上の怪我も
したくねぇし..
山波さん...
さてと
まぁ言わなくても
わかると思うけど
理火クン...
とりあえず
動かないで
もらえるかな?
カワイイ
はるかチャンが
脳みそブチまける
グロシーンを
見たくないならなぁ〜
ダサすぎる!
ガッカリした!
あ?
十王...
確かにおまえは
完全な「悪」だ
でもおまえと
戦っている内に...
「ダサい小細工を
するような
ヤツじゃない」と
思ってきていた
だが違った...
互角の戦いを
自分から
やめちまうような
クソダサ野郎
だった
それも...
たかが...
片目を失った
程度のことで!
ズキン...
.......
へへっ...
さっきの揺さぶりの
「お返し」って
ワケかい
でもそんなことで
オレが人質
手放すとか
本気で思ってる?
「ダサい」なんて
くだらない考え...
オレが持つと思う?
.......
よし.....
話に
乗ってきた
ここで
人質を盾に
してくることは
想定していた
ピクン...
オレが
「本気で動けば」
山波さんが引き鉄を
引ききる前に
銃を奪える
そのあと
以前と同じく
気絶させて
洗脳を解除する
こともできる
そのあと以前と同じく気絶させて洗脳を解除することもできる
揺さぶり?
だからの
状況では
そうする前に
十王の邪魔が
入ってしまうだろう
これはオレの
本音だよ
だから
この「揺さぶり」で
十王に隙を作る
全力で嘘をついて
相手に隙を作る...
オレが人間だった頃
この領域でずっと
やっていたことだ
十王...
おまえは
知らないんだろう
結局相川以下の
小物だったか..
簡単に信念
曲げやがって:
なにせオレは
もう10年以上も...
どうして...
オレはな...
おまえが
思っている以上に
「嘘つき」なんだよ
「妹」に嘘を
つき続けてきた
人間なんだからな...
お兄ちゃん♪
クソがっ...
フェッ...
フロアフ...
ハナシは分かった
できれば
その前に
チョット
ドコかで
服を着替えたい
んだが...
向かうわ
ワタシたち...
今すぐ
本城理火の元に
向かうのか?
命令...
だからね...
でも...
私たちが
到着する頃には
もう...
全てが
終わっているかも
...マサカ
そう...私たち以外の
守護天使が
すでに向かっている
私の上層...
「プロア8」と「フロア9」の
二人が
本城理火が
助かる目は...
もう無い
本当に..
残念だけれどね...
理火クンさぁ...
第232話・強さ
なんか...
今までにないぐらい
イラつくんだけど
あんまり
ふざけたこと
言わないで
もらえるかなぁ...?
効いてる...
だから
何だってんだ?
ああ?
隙ができれば...
十王の意識が
もう少しでも
オレの方に向けば
もう少しだ
そのウラを突いて
人質を
助けることが
できる...
オレのスピードで
この距離...
確実に成功する
もう少し...
もう少し...
じゃあ!!
?
じゃあ!!
~~~!!
よ...吉田っ!?
ゲッ!!
なんでっ!?
隙......
はっ..
しまった:・
人質との
距離がっ...
はっ
自分は......
本当にダメな
人間...
はっ
はっ
さっきから
動こうと
思ってたのに:
ずっと
動けなかった..
はっ
はっ
でもっ...
「子供に銃が
突きつけられてる」
なんて状況で
動かなかったら...
はっ
んっ
ダメ人間
どころか..
ただの
ゴミクズに
なっちまう
からっ...
はっ
はぎゅ!
吉田...
もう少しだったのにっ...
なんで自分はっ...
...ほーらな
結局は
こうなる
やっぱり
オレの考えって
正しいわ
現実では..
正義なんかより
悪のほうが
強いっ...!
ガキの頃さぁ...
オレが
いじめてたヤツが
いるんだけど
ソイツさぁ~
勝手に
「飛ぴ降り自殺」
なんて
しちゃってさぁ〜
でも...
その自殺で
オレが
「罰」を受ける
ことなんて
なかった
へへっ...
よくは
知らねえけど
なんか「イジメは
無かった」みたいに
なったらしくてさ
そん時
オレは
思ったね
この世に
神様なんていない:
悪人だって
上手くやってりゃ
罰を受けるとは
限らないってな
むしろ善人みたいに
余計なことしてる
ヤツのほうが
イヤな目に
遭いやすい...
ずっと
思ってた..
このセカイに
来てから
更にその思いは
強くなった
ははっ!
今のリクヤ...
吉田だって
そうだよなぁ!
はぁ
善人っぽいこと
しようとして
余計に状況
悪くしやがった!
はぁ
そうだよなぁ...やっぱり
オレが善人なんかに負ける
ワケァねえんだよなぁ!
ハイ!
理火クン...
今回も
「あの時」と
同じになるぜ
アンタじゃ...
絶対に
できないッ!
オレを殺すことは
この無茶な
「思い込み」
が...
あーそうだ...
理火クンアンタ
動くなって
言ったのに
動いたよな?
コイツの
強さの源って
ワケか...
じゃあ...
約束は守って
もらわないとなぁ〜
山波クン!
撃たれる...撃だれる!
ビクッ
誰かっ...止めて....
くっ...
バッッ
撃て
うぐ...
ぎ.....
...あん?
山波さんッッッ!
目を覚ませええ
ええッッッ!
十王の洗脳は
弱いッ!
絶対に自力解除
できるッッ!
ゲームの
ことでも
なんでも
いいから
思い出せ!
ズヌン..
あ...
思い出せッ!
目を
覚ませぇぇッッ!
ドキン!
ドキン!
がああっ!!
!!
......
クソがっ...
終わりだ
ドクン!
死...
十王
ツツツ!
死にたく
ないっ..
うひゃっ...
これが..
この領域
上位に居る
存在の...
「力」っ......!
たし
言これは確かにヤバそうだ
第233話
ふ...
防御
がれた!?
この期に
及んでっ...
まだオレは
「甘い」って
いうのか!?
半端者の
オレでは..
十王を殺すことは
できないって
いうのか!?
いや...
ダメージは
全身に衝撃として
走っているはず...
はあ
勝利は目前っ...
落ちついて
トドメを...
ドクン!
はあ
コイツ...
まだ余力が...?
!
ここまできて
ビビるなっ...
トドメを...
にゃあっ!!
くっ!
今はこっちの
対処を優先!
遥華
すまんっ!
そうだっ...
コイツらも
「強化」されてるん
だった...
トン・
にゃっ...
本城くん
ごめん...
いえ...
大丈夫...
少しフラつくけど
洗脳はとけた
君を助けにいった
はずなのに...
こんなことになって...
それと...
山波さん...
状態は?
今の「状況」も
ある程度は
把握できてる
......
へっ
あ~あ
いくらオレの
洗脳が弱いからって
まさか声だけで
解除されるなんて
なぁ~
もう二人も
人質を
とりかえされ
ちまったぁ...
いや違うな...
多分「二人」じゃ
ないんだろうな...
実は...
向こうのビルに
「狙撃手」も用意
してたんだけど...
今シャツを破いたのは
「全員攻撃」の合図...
その合図に狙撃手は
全然反応してねぇ
理火クン...
「お見通し」だった
ってワケかい
いちいち
細かいことまで
考えやがって..
コイツも
とりかえされた
ってことか...
う.....
ウヅキ...くん.
私が...必ずあなた
貴方をお母さんの元に...
もう打つ手はねえし...
正直身体のほうも
ボロボロだわ
残念だけど...
やっぱり
こうするしか
ないみたいだなぁ...
オレの負けだよ
理火クンッ!
だから...
どうか
許してくれ!
あの時と同じ:
「命乞いモード」に
入りやがったか
あの時おまえを
許したせいで
何人もの人間が
無駄に死ぬことに
なった...
二度と
同じ過ちは
繰り返さない
命乞いでも
無抵抗でも..
関係なく殺す!
十王くんさぁ
今回は...
そんな命乞いとかする
必要なくない?
沖原っ...
だって...
こっちにはまだ
人質が残ってるん
だからさ
沖原くん...
十王くん
もう戦いには
満足したよね?
とりあえず
吉田くんの命を
盾にして
この場から離れようよ。
他に
「やること」も
あるんでしょ?
...ここで強引に
十王にトドメを
刺しにいけば
吉田の命が
危険となる...
ンンッ...
...わーったよ
だがここで十王を
野放しにして
しまっては...
また複数の命が
奪われることに
なる...
「一人の命」と
「複数の命」の
どちらを選択
するか...?
それなら...
一人を犠牲に
してでも:
あふ...
本城くん...
誰も死なないで
戦いが終わるなら
それが一番
いいよね?
リカ...
ちゃん.....
それとも
......
本城くんは
人が死にまくる
展開のほうが
好きなのかな?
結局こうなって
しまうのか...
オレはっ...
オレはっ.....
!!
...?
十王くん?
どうかした?
へ..へへっ...
「来た」
オレの..
...?
なーんか...
とんでもなく
ヤベーヤツが
来ちまったみたいだ
えっ...?
うしろにな
...これは
確かに
ヤバそう
だっ...
えんな!
みむ
どう
怒りの仮面...
守護天使かっ...
やはり...
オレの命を
狙いに来たか..
オレの
命を奪いさえ
すれば...
ゆりが
この領域への
反逆をやめると
計算して...
ドクン
そう...
オレの元に
守護天使が
来ることまでは
読めていた
そこまでは:
読めては
いたけど...
まさか
こんな
ふざけたヤツが
来るなんてっ...
...
第234話
えっ...
なに?アイツ...
子供の頃
テレビショーで
見たような...
と言うか...
隙だらけなんだけど...
狙撃しちゃって
いいのかしら...?
ハッ...
...いい戦いだった
だが君たちの
戦いはもう終わりだ
はぁ?
......
ここからは
本城理火と
この守護天使「フロア8」の
戦いとなる
他の者は
邪魔だ
ただちに
この場所から
立ち去りたまえ!
......
守護天使さんよぉ〜
オレらには
何もしなくて
いいのかい?
守護天使っ...
オレも
守護天使と
戦ってみたくて
こうして
地上に降りたり
してるのにさぁ〜
そう...君たち
地上に降りている者も
すでに我々、守護天使の
攻撃対象となっている
だが私が管理者から
依頼された仕事は
本城理火の首を獲る
ことのみ!
私はプロだ...
余計な仕事はしない
主義でね
しかし!
他の守護天使は
君たちを
見逃すような
真似はするまい
十王くん...
もう余計な
戦いはしなくて
いいでしょ?
命が惜しいなら
ルールに従い
さっさと
屋上に戻りたまえ!
あの守護天使さんは
本城くんに
まかせてさぁ...
ちっ...
なんで本城くん
ひとりを...?
どうする...?
本城くん...
残念ながら
今は吉田を
助けることは
できないようです
山波さん...
遥華を
お願いします
それと...
ああ...
銃をオレに
山波さん...
オレが人質に
なっていた
ビルは
わかりますね?
そこにオレの
仲間たちがいる..
遥華を連れて
そこまで
向かってください
本城くん...
ひとりでアイツの
相手を...?
十王との戦いで
ダメージの
ある身体で...
......
確認したい
アンタの
狙いはオレの
命だけ
...その通りだ
他の者には
一切手を出さない:
間違いないな?
私はプロだ!
契約は
絶対に守る!
...そうですか
それなら...
...
本城くん!?
なっ...!?
逃げた!?
マジかよ
理火クゥ~ン!
......
ほう...
レンッ
ええっ...
彼は逃げたワケ
ではない...
その証拠に気配を
まったく隠していない
戦いの場所を
変えようと
しているだけだ...
君たちを戦いに
参加させぬように:
それに彼は
わかっているのだろう..
この後この場に
他の守護天使が
来ることを...
先程も言ったように
他の守護天使は
私とは違う...
君たちが残っていたら、
確実に殺されるであろう
仲間の命を
救うため
自分ひとりで
戦いに臨む...か
本城理火...
情報以上に
立派な若者の
ようだ
彼とならば
素晴らしい戦いが
できそうだ!
......
この戦い...
他の守護天使どもに
邪魔はさせぬ!
なんとしても
遥華ちゃんの
命は守らなければ...
本城くんの
思いを無駄に
しないためにもっ...
......
ちぇっ!
なんで
こうなっちまう
かなあ〜~~~!
...自分が余計な
ことさえ
しなければ
なんで
こうなるんスかね...
まあいいじゃん
十王くん
十王だけは
倒せていたはず...
自分は...このまま
ゴミクズみたいに...
本城くんのこと
なんて
僕たちには
関係ないんだし!
それより...さぁ...
ねぇ...
そろそろ
いいでしょ?
「アレ」を...
僕にくれても
さ...
十王くんが
持っている
「クチナシの仮面」
を僕にっ...!!
...えっ!?
じゃあ...
あー...
いや...
しょぼ
第235話その場所から
「クチナシの仮面」!?
「神に近づいた者」に
なるための
仮面...
沖原......
なんで今
その仮面の話を...?
「...
...
あー...
吉田くんはあの時
気絶してたから
知らないんだね
グッ!!
仮面かぶったあと
「壊せ」って
命令が来たけど
よぉ...
十王くんはね...
今も
「クチナシの仮面」を
持ってるんだよ
マジで気合入れて
拒否ったら壊さずに
済んだわ!
ハニッ...
ほらオレ
命令されんの
嫌いだから
そのあと
仮面の裏を
見てみたけど
特に何も
無かったな
壊すってのは
使いまわして
同じようなヤツ
増やさないための
もんなんだろう
せっかくだから
誰か面白そうな
ヤツにかぶせて
やろうと思って
取っておいたんだ
「力」を
手に入れたら
楽しく
なりそうな
ヤツになぁ~~
はぁ
はぁ
はあ
へえ...
まだそんな顔
できるんだな
お姉ちゃん
アンタも
このセカイで
だいぶ努力して
きたみたいだなぁ
でもわかるぜ...
アンタ...
人間をブッ殺した
ことは一度もねえな?
このセカイじゃ
生き残るための
マジメな
努力なんて
大して意味ない
ここは
人殺しするための
セカイ...
人を殺しまくって
強さを手に入れる
セカイなんだからなぁ
試しに..
今から一緒に
誰か殺しに
いかねーかい?
一度
ヤッちゃえば
病みつきに
なるからさぁ〜
殺すわよ..
今から
貴方をね...
はぁ
たとえ..
仮面を
かぶってない
相手でも...!
なぁ姉ちゃん
オレの足元に
転がって気絶してる
コイツらいるじゃん?
はあ
コイツらの内
誰かひとり殺したら
見逃してやる...って
言ったらどうする?
うう...
えっ?
そんな
「カンタンなこと」で
見逃してもらえる
の...?
あっ...
沖原くん...?
あ...いや.....
今のはその...
へえ...
あん時わかったわ:
おまえはオレと
同じタイプだって...
いい子ぶってるけど
結局は自分が
いい思いしたいだけの
ヤツだってな
「レールガン使い」と同じ...
自分のためなら
なんだってしちゃうヤツ...
うんじゃあ
早く
クチナシの仮面
ちょうだい?
十王くんの
お願いも
全部聞いて
きたんだしさ~
沖原.....
命を守る
ためじゃなく...
「クチナシの仮面」を
手に入れるために
裏切ったんスか...?
「力」を手に入れる
ために
みんなを裏切った
ってことッスか!?
なんで...
そんなことのために
こんなひどい真似...
いや...
「力」を手に入れる
ためには
ここまでする
必要か...?
あ〜〜〜...くそっ!
理火クンには
今の状態で
勝ちたかったん
だけどなぁ~
ムカつくが
仕方ねえ
もう「次」に
行くしか
ねーな
そんじゃ沖原...
おめーに
クチナシの仮面は
やるよ
そのあと...
「ヘリコプター」を
略奪して
「神のコード」の
場所に行く...
どっちも場所は
もうわかってる
そんで...
「ふたり」で
神のコードを
取得する...
それでどうなるのかは
わかんねーが...
上手くいきゃ
守護天使も
レールガン使いも
オレたちには
勝てなくなる...
ホントは
もっとダラダラ
してたかったん
だけどなぁ~
やるしかねぇな...
遊理チャンが
いつこのセカイ
終わらせちまうか
わかんねぇし..
じゃあ行くか
ひっ!
みんなで
仲良く...なぁ〜!!
クソがっ...
うう...
あの
ドブクソウジ虫どもがっ...
勝手に地上に降りやがッテ..
放って
おきなさい
フロアフ!
ホントにアイツらには
ナニもしないでイイノカ?
...今はドンナ状況?
本城理火はこの場所から
距離を取り...
それを「フロア8」が
追っている
今は
地上降下に
対する
ペナルティとか
言ってる状況
ではないわ
ワタシ...着替えてたから
よくわかってない!!
ひとりで戦いたがってた
フロア8には嬉しい
展開でしょうね
それと...
「スナイパー仮面」の
コードの脳内処理が終了した
本城遊理ももうすぐ
「第3のコード」が
取得できる場所に
到着する
ドクン...
:スナイパーや
本城遊理が
本城理火を
助けに来る
可能性もある...
そうなる前に..
我々守護天使の手で
本城理火の命を
奪わなければ
ならない...
ウラで...
イロイロと
進んでいたの
だな
じゃあ..
ワタシたちも
早くターゲットの
元にイカなきゃ
アレッ...?
「もうひとり」は
ドウシタ?
もうひとり...
「フロア9」は?
......
知らないわよ
あのコが
どう動くか
なんて...
管理者さん...
アナタは
本当は何を
考えている?
本城理火を
殺せという
命令が来て以降
何も連絡が
無い...
十王はこのままだと
「ヘリコブターの
コード」を取得する...
そうなれば3つのコード
全てが開放される
こととなる...
...??
管理者さん...
やっぱりアナタは
自分の「本体」で
本城遊理と直接対決する
つもりでいるの...?
...私は
管理者さんの
「能力」に
ついては
よく知らない...
「次元を
越える能力」の
他にも
何か...?
何かあるなら...
今の命令は
取り消してほしいん
だけどね...
アレ?怒ってる?
ワタシまた
何か変なコト
言った?
...うん!
その「橋の上」で
間違いないね!
現在の照度!
太陽高度!
湿度による視程!
今君が立っている場所から
誤差は
プラマイ数センチメートル!!
その場所から
「神のコード」が
取得できる!
......
前から
思ってた
ハハッ...
この領域の建物...
ほとんどは
私たちが元いた世界と
同じデザインなのに
ハーッ...
あの「塔」だけは...
元の世界には無い
変なデザインだって...
第236話
きほとっ!!
ち程かぁ
あの塔そのものが
「神のコード」の
ひとつだったとはね...
そのとおり!
もちろん
ただ塔を
見ればいいって
ワケじゃないけどね
あとは適度に
自分の視力を
調整していけば
コードを
取得できるよ
条件ごとに変化する
「適切な場所」から
見ることによって...
塔にコードが
浮かび上がるんだ!!
今のキミなら
視力の調節ぐらい
できるだろうし
まぁ
メガネでも
いいけど
コードの
処理中は::
貴方たちは私に
手出せないのよね?
そうだよ
できるとしても
キミなんかに
近づくのは
ごめんだけどね!
っていうか
ボクの仕事は
ここまでだし!
もう帰るよ
さよなら!
キミが何処かで
失敗して
無様に死んでくれる
ことを祈ってるよ〜
......
...
...
...
...
脳内世界:
神のコードの
「試練」って
ヤツか...
クッシ...
カッコ...
わっ.....
メイド仮面さん:
あう...
......
これが
試練の内容:ね
知り合いの
イメージを
「殺害させる」ことで
完全に人間性を
失わせる...
最低ね:多分その内
お兄ちゃんやニセちゃっんの
イメージも
出てくるんでしょう
でも
ビッ!!
私はこんな試練
「受けません」
「次元を
越える能力」
こんな試練は
「飛び越えて」
クリアした
ことにする!
!?
!!?
メイド仮面さんも
他の人たちも
このセカイのせいで
死んだ
!!!??
全部...私が
潰してあげるッ!
こんなセカイが
作り出す
「神」なんて...
私は認めない!
ぐっ
...
なっ...
もう...
処理が終了した!?
いくら
なんでも
早すぎるっ!
ビッ...
!!
これも
「次元を越える
能力」の効果!?
この能力...
フーッ...
ルール違反にも
程があるっ!
......
案内してくれて
ありがとう!
バイバイ!
......
これって...
管理者さんが
考えている以上に
ヤバいことに
なってるんじゃ...
今の彼女..
「兄」が
死んだとしても
動きを止める
とは思えない:
管理者さん...
ちゃんとその辺も
わかって作戦
立ててくれてる
のかな...?
.......
管理者さん...
...
ビル風か
君は...
いい風だ
風は
好きかい?
...はい?
まぁ...
好き..
ですけど...
それより..
貴方には一言
礼を言って
おきたい
先ほどのやり取りで
わかりました
それが
わかったからこそ
オレもこうして
誰もいない場所まで
来ることができた:
貴方は本気で
「無駄な犠牲」を
望んでいない..
無駄な殺しを
望んではいないと
...どうでも
いいことだ
私の考えることは
自らの仕事を
完璧にこなすことのみ
時は来た
本城理火ッ!
その命
貰い受けるッッ!
お久しぶり
メイド仮の
さーん
...
......
くるっ
あれっ...?
マントとベルトを
風に飛ばされない
場所に置いて
くるから
少し待っていて
くれたまえ
Wood
.......
強く
-第287話^--
くたくましく
...十王とは別の方向性で
読めないタイプだな
どういう戦い方を
してくるのかも
わからない
とりあえず
他の守護天使と
違って
飛び道具は
使わないようだ
さすがに
プロレスそのままで
戦うってことは
ないと思うが...
こっちには
拳銃がある...
遠距離から
削っていくべきか...?
ダメだ;それじゃ
弱すぎるし
弾丸数のこともある
かと言って
ハンパな距離も
リーチ差を考えれば
オレが不利になる
相手の攻撃を
かいくぐっての
「超接近戦」しか
ないだろう
当然危険だが...
体勢が崩れるぐらい
無理矢理にでも
懐に入ってしまえば
予備動作のいらない
銃撃を持つオレのほうが
有利だ
トクン
うん...
自分でもよくわからんが
今のオレは妙に
落ちついている
トクン
冷静だし
集中もできている...
恐れさえしなければ
必ず上手くいく
必ず
勝てる!
お待たせ
した
では...
開始のゴングと
行こうか
フンッ!
タックル!
とてつもない
スピードだが
予測は
できていた!
引き付けて
避けるんだ...
そうすれば
バックを取れる!
よし!
そして
振り向く前に
距離を詰め...
!!
なっ.....
力で強引に
切り返して
きた!?
いや
落ちつけっ...
これは
「チャンス」だ!
コッ!!
もっと
引き付けて
ギリギリの所で
避ける!
恐れるな!
「勇気」を出せっ!
今のオレなら
絶対に
できる!
勇っ.....
かっ...
かわした!
命中確定
ツツー
......~~~..
えっ!?
なんだ!?
何が起きたっ...?
しかし...
「肉」で銃弾を
弾きとばした...?
いや...えっ!?
じゃあ...
フィニーッシュ...
ぐっ...
くわおっ!
はあ
はあ
うーむ...
ガンッ
はあ
やっぱり掴み技は
難しいか
あの距離で
銃弾を弾き返す...
厚手の合金とかじゃ
ないと無理なはず...
はあ
え?まさか
ロボット?
違う...落ちつけ...
落ちつかないと...
:君にひとつ
いいことを
教えてやろう
この領域では...
「思いの強さ」が
そのまま形として
現実化する!
君も知っている
「大天使」と同じ
ように
私も...
元の世界では
貧弱なただの
人間だった..
だが!
私もいつか
プロレスラーのように
強くなりたいという
思いはずっと
持っていた!
その思いの強さが
この領域に
認められたからこそ..
管理者は私に
怒りの仮面を授けた
のであろう!
はあ
管理者が...?
はぁ
仮面の力だけでは
ないっ...
思いが強いからこそ
この領域では
強くたくましくなれる!!
つまりッッツッ!
君も私と同じように
思いを強く
しなければ
私には勝てない
ということだ!
......
なんか...
滅茶苦茶なこと
言ってやがるが...
「勝てない」
という言葉が
やたら心に
響いてくる...
ああ...
オレが妙に
落ちついていた
理由:
なんとなくわかった
オレは...
無意識の内に
「コイツには何を
しても勝てない」と
思ってしまって
いたからだ...
ヘビに
睨まれた
カエル...
オレって...
ここまで弱い人間
だったのかぁ...
オレの心か
「あきらめて」
しまってる...
.......
...私の見込み違い
だったかな?
さっきの
逃げ方といい
今の顔といい:
強いとか弱いとが
以前の話だな!
今の君は
オレとおまえ...
とても
「カッコ悪い」!
どっちが
カッコ良く
生きられるか...
「カッコ悪い」
...
ピクン
それを
言われたら...
黙ってられない...
だって
だって
げんじょう
第238話現状
ドクン!
「お兄ちゃん」との...
勝負が...
お兄ちゃん.....
ピクン
お兄ちゃ...::
えっ...あれっ..?
今の君の
怒りむき出しの表情...
「十王」は君に
そんな顔を
させたかったの
だろうな
こんな
カンタンなことも
できないとは::
やはり
アマチュアは
仕事が甘くて
いかん!
ま...私には
関係の無い
話だが
怒ったところで...
「カッコ悪い」
君が私に
敵うはずもない!
デキン
...
ふーむ:
ムンッ!
あっ...
確かに
カッコ悪い...
はあ
はぁ
カッコ悪い...
が...
相手の身体に
触れたことで
わかった..
......
やっぱり
肉体そのものが
「硬い」って
ワケじゃない:
身体のほんの僅かな...ちょっと震える程度の動きで...攻撃のエネルギーを処理しているんだ..
身体のほんの僅かな...
ちょっと震える程度の
動きで:攻撃の
エネルギーを
「処理」しているんだ...
オレとは
段違いの
処理能力...
オレは...
カッコ悪いと
言われたまま
死ぬしかねえのか...?
これが
「思いの差」
ってこと
なのか..
やはり君の
思いは「弱い」..
そのせいで
「使えるべき強さ」を
発揮できていない
何か理由が
あるのかは
知らんが
現状を打破
できないならば...
永遠に君の力は
そのままだろうな
現状維持
なんてモノを
求めては
いけない!
変化を
恐れていては
進化など
ないっ...!
現状...?
今の..
オレ...?
今の
オレは...
兄......?
弟......?
だがそれも
意味の無い話...
そろそろ
スリーカウントの
時間と行こう
せめてもの情け
最期は私の
飛び技系
超絶秘技
「スーパー
アルティメット
ダイビング
フットスタンプ」を
味わわせてやる!
オレの思いを...
ハッキリ
させなきゃ
ダメってことか...?
はあ
はあ
はぁ
そうしないと...
オレの「思い」は
強くはならない
ってことか...?
「弟」としての
オレの思い
リフッ...
「兄」としての
オレの思い
現状の変化を
恐れずに
どっちかを
「選べ」と...?
...
どっちかの
思いを
「捨てろ」って
ことなのか!?
オレは.....
いつで...
オレはっっ
...
フィニッシュ!!!
ムゥゥンッ!!!
選べない...:
いや...
違う
「選ばない」
オレは
それでいいんだ
スッゴイ衝撃波...
「フロア8」:
マジでヤバいヤツ...
そして使徒:
ホンジョウ・リカは
死んだ
コレで...
この領域もワタシたちも
守られる...のか?
........
エッ?
........
......
フーッ...
このセカイ
って...
本当に適当に
できてますよね
...
ちょっと
自分の中で
結論を出しただけで..
こんな大きな変化が
起こるなんて
ちょっと
ではない:
君は見事に現状を
打破したのだ!
その証拠に
「フロア8」
?
今の君は
とてもいい顔を
している!
?
もしかして
貴方の狙いは
ユウウ
風は砂さんが...
せっかく
たたんだ
マントガ...
ふじねぇ...
?
みむ
...
H!!
ダイ
ナニ?ヒザ?
速すぎて
ワカンナイ!
........
素晴らしいっ..
カレン...
わかるっ...
私には
わかるぞっ!
君の中の
「思い」が
ひとつとなり...
...
君の身体中に漲り
膨れ上がっている
ということがっ!
勝負は
ここからが
本ば...
ん?
おっ...!?
!?
ワカンナイ...
全然ワカンナイ:
ッテいうか...
アイツ...
なんでこんな
いきなり
強くナッテんの!?
むぐぐ...
あっ...
ムンッ!
:素晴らし
すぎる
フウ
フウ
グッ...
スピード...
タイミング...
ダメージを
処理しきれん
フウ
君が
とてつもない力を
秘めているのは
わかっていたが...
ここまでとはな!
.......
あ...今の技を
出したのは..
貴方をバカにしたって
ワケではなくて...
えっと...
フッ...
私に対する「礼」:
そのつもりで
私の流儀に
付き合ってくれた
というのだろう?
君を
強化に導いた
私に
対する...な
強化
どうこう
よりも
長年の自分の
気持ちに整理を
つけさせて
くれたことに
対して
...強化?
やっぱり
ねぇ...
「フロア8」
......
つまり...
貴方は.....
「私たちを
裏切った」
そう解釈して
いいのかしら?
...ホワット?
私は管理者の
命令には
逆らえない
なんの
ことかな?
「フロアフ」...
君が本城遊理を
「神に近づいた者」へ
導いたことと
同じ行動原理だ!
管理者の命令の
「範囲内」で
私のやりたいことを
やっただけにすぎん
!
......
アレはこの領域の
正常性を維持するための
行動...貴方たちの
行動とは違う
私はね..
よく知ってるのよ
貴方たちみたいに
欲を出して無理矢理
「高み」を求める存在は
周りの人間を
不幸にするってね
高み...
私の父親も
そういう人間
だったからね
変に高みを
目指して..
無茶な事業に
手を出して
大失敗の
借金まみれよ
それで失踪して...
しばらくしたら
電車に飛び込んで
無様に死んだわ
私たち家族にも
電車の乗客たちにも
不幸しか
残らなかったわねえ
私が
「こういう仕事」に
ついたのも
欲にまみれて
沈んでいく人間を
嘲笑うためだし
どんな
理知的な人間でも
高みを目指し続けると
何処かで暴走して
大きな不幸を
生み出す...
何度も見てきたわ
今の本城遊理も
同じ..
暴走して全員が
不幸になる道を
進んでいるように
見える
私は本城遊理を
止めるため..
不幸の拡大を
防ぐため...
本城理火
貴方を殺す!
......
...本当は...
貴方と殺し合いなんて
したくはなかったんだ
けどね...
でも...
私はこうするしか
ないっ...
...いや
ごめんなさい...
今の話は全部
無意味だったわ
「私たち」が何を言おうが
何を思おうが
やることは変わらない:
「管理者の...
命令には...
逆らえない」
ピピン!
グッ...
本城理火...
戦闘能力だけ見れば
今の貴方はこの領域でも
最強と言えるでしょう。
でも現状の貴方は
たった「ひとり」
相手は全力の
守護天使「3人」
打ち破れる
ものなら
打ち破って
みなさい!
じゃあ
「能力的」には::
守護天使3体相手でも
勝てる
問題は...
体力不足と
失血による
「脳機能の低下」:
この領域の「能力」:
謎ばかりではあるが
人間の脳機能に
依存していることは
間違いない...
...
じゃあ!!
今のオレが
能力を最大限
引き出して
イメージ通りに
勝てるかどうか...
ちょっと微妙な所だ
色々とヤバイな...
これは今度こそ...
......
あと...整理ついた
とは言っても
この3人を殺したくない
って思いもまだある
まあ細かいことは
あとで考えれば
いいか!
相手してやる!
まとめて
かかってきな!
ナンカ...
ヤル気が
起きないよなぁ
本当にコレで
イイノカ...?
ん?
イキナリ
風がやんだ...?
.....!
やんだッテいうか......
ピタッと止まった?
あっ...
バカン!!
あっ......
第240話
にんげん
人間たちのキモチ
はっ...
身体が勝手に
動いてしまった...
ミコちゃんみたいに...
でも..
「スナイパー仮面」ッ!
ここで排除して
おかないとマズい!
この兄弟が
揃ってしまっては
誰も流れを
止められなく
なるから!
ユウちゃっ...
スッ...
おおっ...
自動小銃の弾幕を...
簡単に全弾処理!
どうっ
ピクン
さすがだな
ユウちゃん...!
どんな時でも:
オレの前では
「強さ」ってモンを
見せてくれるん
だから...!
もう...
我々の
手に負える
相手では
ないの...?
「神のコード」
取得による強化か
彼もすでに我らを
超えるパワーを
手に入れたようだな
ちょっと..
ところで
管理者が
言っていた
..と
今の君は
人間性を失い
以前とは違う
状態になったと
見ていいのかな?
「神のユードを
手に入れると
人間性を
失うことになる」
...えっ?
しかし、
ピクン
ユウ:ちゃん...?
......
って.....
人間性失った
ヤツが
タバコなんて
吸うワケないだろ!!
カッコつけて
ないで
なんとか言えよ!
誠勇火ッ!
そんな
身体に悪くて
非効率なモノ...
「人間」じゃなきゃ
摂取しない!
いや......
すまん
なんか
話しかける
タイミングが
掴めなくて
つまり
ああ...
理火...遅れて
本当にすまなかった
正直に言う...
こんだけ遅れたら
もう間に合わず
おまえも
死んじまってるん
じゃないかと
思ってしまった
君は以前の
状態のままだと?
だがおまえは
生き残った...
それだけじゃないな
身体も心も
以前よりずっと
強くなってやがる
おまえは
本当に
すげーヤツだ
あ...ああ...
それよりも
今は..
ふむ.....
......
コレは勝てない...
コワいっ...
アア
今になってわかった...
この領域の
「殺し合い」に
参加させられた
人間たちのキモチがっ...
いや
ここでの
戦いは
もう
終わりだ
オレが...
「オレたち」が
「神のコード」を
取得して
手に入れた能力:
!
ナニソレ?
その能力でワタシたちを
コロすって意味?
その内「ひとつ」を
今ここで
使わせてもらう
その能力とは
「守護天使を操る能力」
?
......
......
これはっ...
......
守護天使は
絶対に操れない
はずなのに:
これが
「神のコード」を
得た者の特権と
いうことか...?
とりあえず
今ので
おまえらの頭から
「管理者の命令」は
消えたはずだ
そして「操る能力」
とは言っても
おまえらに命令出して
動かすような真似は
しない
だが...
協力は
してもらう
「管理者の暴走」を
食い止めるためにな
えっ...?
管理者の...?
感情にでてくる
このタベコも
「神のコード」の方の一部
ウソつけ
浄傷室に
とり行ってる
だろ
...
その
「選ばれた人間」は
この機関の
想定を遥かに超えて
欲が深かった
だから
ソイツは
こう思った...
強く「思った」
何故、自分が神になってはいけないのか
「何故管理者が
神を目指しては
いけないなんて
ルールがあるのか」
「全ての次元の
頂点に位置する
存在...
何故私はそれに
なれないのか」
「私は.....
神が誕生するまでを
黙って見ていることしか
できないのか」
いやだ
そんなのは
「あきらめては
ダメだ」
がんばれば
私自身が
神になる権利も
手に入れられるはず」
「そうなる前に
他のヤツが神になったら、
どうなる?」
「この領域がこの機関が
終了してしまう」
話だ41名だといや!!
「それだけは...
この機関の終了
だけは防ぐ」
「なんとしてでも」
「この機関の
ルールを破ってでも」
終わらせて
たまるか...
「終わらせない」
「おまえらばっかりズルい」
「終わらせない」
「終わらせない...」
......
:面白い話ね
スナイパー仮面...
いや「ユウカくん」とでも
呼ぶべきかしら?
貴方の言う
管理者の暴走...
つまりは
「管理者自身が神を目指して
しまっていること」
「ルールを守るべき
管理者自身が
ルール違反をして
しまっていること」
そうだ
で...いいのね?
確かに我々
「この機関の
管理・運営担当」が
神を目指すことは
固く禁止されている
........
我々は管理のための
様々な特権や高い能力を
最初から与えられている..
そんな存在が神を目指すと
なると有利すぎて
「機関」のバランスが
崩れてしまうからな
しかし間違っても
そうならないように
我々の脳内には
複数の強力な
「プロテクト」が
施されているはず
管理者は
それを打ち破った
ということかね?
まだ全ての
プロテクトを破っては
いないようだが
段階的に破っている...
そしてすでに
いくつかの
禁じられた行動を
とっている
「神の誕生」を
阻止するための
行動だ
さっきも言ったように
管理者の目的は自分が
神になる資格を得るまで
この機関を終了させない
ことにある
表向きでは
「試練」だの
「機関の正常化」だの
理由をつけておきながら
ウラでは
自分のためだけに
ルールを捻じ曲げて
動いていたってワケさ
「管理者」として
貴方がたに
ルールの厳守を要求する!
ったく厄介な話だ
特権と強い力を
持った存在が
ルール違反してまで
この機関を
終わらせないように
している
オレたちは
「終わらせる」ために
戦ってきたが...
マトモにやってちゃ
終わらせるなんて
永遠に不可能だった
それでも...
この機関を
終わらせたいと
言うのなら..
......
こっちも
ルール違反でも
なんでもして
立ち向かって
いくしかない
そう
本城遊理のように
...カンリシャは
自分勝手な理由で
この神聖な機関を
歪ませていた...?
ゆり...
イヤ...
ワタシも人間が
神になるなんて
反対の立場では
アルガ...
ルールを破っていた
つもりなんてナイし...
それにワタシは
自分のためじゃなくて
信仰のタメで:
アレ?
それって結局
自分のタメ?
ウウ...
ワケがわからなく
なって
きたゾッ!
.......
ミコちゃん...
貴女は本当に
素直ね
貴女のそういう所
お姉さんは
うらやましいわ
私は素直じゃないから...
「この話は本城遊理を
正当化するための作り話」
という線も考えちゃうのよ
色々と
ツッコミたい所も
聞きたい所も
あるしね...
とりあえず...
「その情報を誰から聞いたのか」
...答えてもらいたい!
まあそう
焦るな...
クールに
行こうじゃあ
ないか
協力してもらうと
言った手前
オレの知ってることは
全て正直に話すよ
さっきから
気になっている
ことがある
ユウちゃんの
脳内に存在する
はずの
「レールガン使い」
今はその存在を感知できない
「消失」した可能性も
ある...聞きづらいな
話を
聞いていれば
わかるか...?
んァッ
レールガン使い...
十王の話から
只者ではないはず...
順を追ったほうが
いい..
先にオレが
「コードの試練」を
受けていた時の
話をする
わかっていると
思うが..
これらは全て
オレの脳内世界での
話だ...
コードの試練...
その内容は...
いや今思えば...
殺害させるというより
人間性が強く
残っている内は
殺害できないように
なっているんだろう
はぁ
はあ
はぁ
はぁ、
要は自分の感情と
戦ってるようなもの..
精神を神に
近づけないと
勝てないって
ことなんだろう
知り合いのイメージを
殺害させることで
人間性を消すという
胸クソ悪いモノだった
オレは苦戦していた
『だがオレはこんな所で
くたばるワケにはいかない
だから
「そうなる」ように
努力はした...
でも無理
だった
結局
生まれ持った
人間性なんて
ちょっと努力した程度で
どうにかなるモン
でもなかったんだ
くそっ...
ダサイ話だが...
正直言って
絶望しかけて
いた
そんな時だな
えっ!
九遠...
本物の..
仮面さん...
私は
貴方様にずっと
「嘘」をついていた
のかもしれません
嘘.....?
仮面さんには
以前...少しだけ
お話しさせて
いただいたことが
ありますね
私は...
「人の上に立つ人間」と
なるよう
厳しく育てられました::
「ミナル・フェイス
終末段階
だい
第242話
私はそういう
人間には
なりたくなかったの
ですが...
やはり宿命には
逆らえなかったようです
私は...じゃ
自分の欲望の
ために平気で
他者を犠牲にする
だから
「ひどい人間」
なんです
「こんなこと」
でも簡単に
できてしまう
......!
私の本性は...
このセカイと
同じように
残酷で真っ黒
なんです
私がこのセカイで
ずっと
「最も神に近い」と
言われ続けて
いたのもきっと
その本性のせい
でしょう
私の今までの
振る舞い...
嘘や演技だったという
つもりはないのですが...
心の奥底にあった
自分の本性を
隠そうとしていたことは
間違いありません
隠して
おきたかったです!!
特に...
仮面さんの前では...
でも...
今の状況では
こうするしか
なかった..
あの...
本当に..
いい子
ぶっていて
すいません...
......
まず..
助けてくれて
ありがとうと
言いたい
それでな九遠...
オレはこその辺」も含めて
おまえのことは
理解していたつもりだぞ?
おまえに
「危険性」が
あるなんて
気付いていた..
最初にレールガンを
ブッ放した時から...
そして
その危険性こそが
おまえが
「神に近い」と
言われる理由
ってのもわかってた
だがそれが
おまえの
「本性」だとは
全く思わないな
おまえが
恐れているのは
その「危険性」の方が
増大して本当に
ヤバイ奴になっちまう
ことなんだろうが...
!
ずっと一緒に
いたんだ...
間違いなく
普段のおまえこそが
おまえの本性だよ
そうなる前に
オレがおまえを
止めてやる
だから...
もうグズるな
まあ真面目に
答えたが..
オレとしては
「ちょっとした
やりとり」ぐらいの
気持ちだった
ありがとう
ございます...
私...
救われました...
「スイッチ」に
なったらしい
カチッ
だがこの
「やりとり」で
九遠の心に
整理がついたことが..
...
・
最初は...
これは...?
「コードの試練」の
次のステージに
進んでいるのかと
思った
だが違った...
「そんな簡単なこと」
じゃなかった
...
「オンライン」に
なってますわ!
ドクン!
仮面さんの意識が:
「何か」と繋がろうと
しています!
何かって...
...
管理者とは
まったく違う:
「深層」ッ!
なに?
もっと高層...?
いや...
やっ!!
トチッ
...
やっぱり
九遠ちゃん
だったね〜
いちばん最初に
僕とアクセス可能に
なった子は〜
!?
...!
ピクン
僕は..
この機関の
金システムを
続揺するブログラム
じゃあ
自己紹介
するよ!
領域内の
情報とエネルギーを
精査して制御する
存在!
「統括者」
いや...
...とでも
呼んでもらえれば
いいかな?
...ドイ
まあ
「クチナシくん」
でもいいけど!
あっ「コードの試練」は
九遠ちゃんに免じて
クリアしたことに
してあげるよ
ふよ
あとなんか
聞きたいことあるなら
答えてあげる!
...理解が
追いつかなかった
が...
お...
おう...
とんでもないヤツに
出会っちまったってのは
すぐにわかった
...今までの話は
その「統括者」に
聞いたってワケだ
これで
話の信憑性も
上がっただろ?
統括者...
うむ...
その存在だけは
私も認識している
むろん
私程度が
アクセスできる
存在ではないが...
クチナシくん...?
「クオン」...か...
ある程度は
十王や相川が
恐れていた
感覚がわかった
もしユウちゃんに
出会って
なかったら..
本当に危険な
存在になって
いたのかもな...
話の途中ですまんが...
管理者が
領域を「次の段階」に
移行させたようだ
本来なら
3つのコードが
開放されてからの
はずだが
「ルール違反」で
強引に進めやがった
やって
この領域は
今を以て
「終末段階」に
入った!
終末段階...
守護天使も
その内容を
詳しくは
知らないだろう
簡単に説明する!
このフェイズに入ると、
領域内に存在する
全ての生命体が
「殺害対象」となる!
?
最終試練として:
神を誕生させるための
生贄として...
オレたちを含む全てが
「管理者側」に
命を狙われる状態となる!
カンリシャ側?
それって
ワタシたちも...
...だから
言ったじゃないか
アッ違う...
今のワタシたちは
アンタに操られて...
協力してもらう
...ってな
んっ
......
!
「仮面」だ
!
遥華ちゃん...
遥華ちゃんも
強くはなってるけど
ここはぼくに...
あれ.....?
.....
なんだ...
「無表情仮面
か..
「非戦闘員」の...
いけ...
贄.....
えっ...??
21巻につづく
大空気も
原作
三浦追儺
作画
大羽隆廣
福園佳菜子
櫻井寛史
五十嵐妙恵
編集
内田朋宏
香山直人
野澤忍
稲富健
取得情報の
詳細はこちら
机★終末段階記念!
大生信犯キャラクラ
〈1)称号:他の呼び名〈2〉領域流入時の状況、(3)家族構成
〈4〉将来設計〈5〉本業以外の習慣「6)好きな食べ物、〈刀好きな作品〉
〈8〉好きな言葉〉《9》思い出の敵、〈O〉大切な物品〈11〉使用武器、道具、戦術等
なんかそろそろ色々と終わりそうなので
僕が取得できた情報をまとめておきまーす。
クチナシくん
本城遊理
〈1〉天魔、雑魚、鎌女神(二瀬真由子から)〈2〉学校での授業中
〈3〉父、母、兄〉《りまだ無し》・〈5〉学習塾に行く、友達と遊ぶ、兄と戯れる
(6)アイスクリームチョコミント)〈刀さくらちゃんのヤツ
〈8〉果報は寝て待て〈9〉スナイパー仮面、メイド仮面、ニセちゃん
〈1の兄の写真〉《11》警察セット黒い銃、鎌、銀色の銃、演技
ホンジョウユリ
年齢:16歳、誕生日111月6日・職業・高校生
スナイパーマスクマコトュウカ
年齢:不明誕生日:9月13日
職業:大学院生
スナイパー仮面誠勇火
勇ソ
〈1〉白い死神、仮面さん。、ユウちゃん〈2〉河川敷で弟と会話中
〈3)不明〉《4》ひみつ〈5〉旅行〈6〉蕎麦、チーズ系のもの
スクビデオ『どうぶつ大集合「一人8勇気を以て火を制す
〈9〉女子高生二人組、ホワイトフェザー「〈10〉タバコとライター
(11)ボルトアクションライフル、スローイングナイフ、レールガン
...
年齢:16歳誕生日16月19日職業:高校生
二瀬真由子
〈1〉天使、ニセちゃん、メスガキ(料理人仮面から)〈2〉路上
〈3〉父〉《4》一人暮らし・〈5〉アルバイト(カラオケボックス受付)
〈6〉卵焼き、大根おろし〈7〉「歌姫」の楽曲〈8〉ニセちゃん!
(9)本城さん、ボクシングのヤツ〈10〉本城さんの生徒手帳
《11》ナイフ、手榴弾、黒い銃、ダマスカス鋼製ナイフ、短刀「兼元
ホンジョウリカ
年齢18歳誕生日:7月3日職業:高校生
本城理火
〈〉使徒、お兄ちゃん、リカちゃん〈2〉河川敷で知人と会話中
3)父、母、妹、〈4)法律関係〈5)アルバイト、料理、妹と戯れる
6)アイスクリーム(抹茶)〈ス〉猟師と鳥の絵本
〈8〉理をじて火を制しす、〈9〉野球仮面、スナイパー仮面
〈10〉妹の写真〈1)大型ハンマ一、武田の仕込み杖、拳銃数種
ヤマナミコウへイ
年齢19歳・誕生日11月23日・職業・大学生・
10没展さz
〈1〉山波さん、ヤマちゃん(東遥華から)〈2)通学途中
(3)父、母、祖母、姉3人〈4〉ゲーム関係〈5〉ゲーム〈6〉炭酸飲料
〈ブ最終幻想9、街路戦士4、戦闘使命8、偶像修士S...その他多数
18:俺より強い奴に会いに行く〈9〉電動ドリル仮面、ドライバー仮面
(10)携帯ゲーム機、携帯電話〈17〉拳銃「SIGSPJ、痛み止めの薬
シンザキクオン
年齢16歳誕生日:12月16
新崎九遠
(1)審判、女(スナイパー一仮面から、〈2〉学校での課外活動中
(3)父、母、祖父、祖母、執事、他多数代表取締役社長
(5)ロビー活動、各種習い事、競馬観戦〈6〉あの時のパン
【2)京都市西京区の庭園への天使の義務(9)大天使、相川守
10)今は何も所持できない1ソレールガン、宿主へのサポート
タナベサチオ
年齢59歳誕生日:11月6日
品切長君が
(1)田辺さん、田城辺氏、ヤリのおじさま(新崎九遠から)
9.職業:中小企業社長
(2)東京下町のD職場にて勤務中(3)妻、息子、娘、〈4)生涯現役
(5)海釣り6)寿司、焼き鳥、蕎麦〈グ〉スカイラインGT-R
(8)家内安全〈9〉青原和真、学徒仮面〈10〉家族の写真
イ1)長槍「歯翁切り、拳銃「S&xWM36」、西洋剣「ウルフバート
ミコマスク
年齢21歳。誕生日2月14日、職業:大学生
ヨシダリクヤ
年齢16歳誕生日:4月8日職業:高校生
菅田陸矢
〈1〉大聖、吉田くん、リクヤ(十王から)〈2〉「友達」のお使い中
(3)父、母、犬〈4)声優とか芸能人みたいな仕事
3.学習塾に行く、父の仕事の手伝いい、犬と戯れる〈6〉鶏の唐揚げ
〈乙〉「異世界!のアニメーバー(8)陸矢はやればできる子
(9)僧侶仮面、十王〈10〉スマートフォン《11)無し
巫女仮面
文責・三浦ついな
本名不明
〈1)守護天使、ミコちゃん、宗教マニア(元の世界において
〈2〉大学講義中〈3〉母...兄、弟〈4〉宗教団〉体設立、人類の浄化
5)宗教施設巡り、宗教グッズ集め〈6〉清めらわた水〈7〉無し
(8)人類は月に行ってない〈9〉大天使、へビみたいなヤツ
《10》インディアンジュエリー、ミサンガー〈11)対物ライフル
次巻、いよいよクライマツクスッッ!僕の大活躍を見逃すなッッ!!
バイバイ!
さらにお欲しい方へ。
この漫画をそうします。
うわー
悲惨ー
それだけ
彼女は過激にいじめられたい。
、膝
いじめるヤバ
要求はただ18
ビッ
呪いで私をじめ続ける。
...
え...
全然忘れてないんだ
『マガジンポケット』
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おらあー
巻、好評発売中。
Anazon
ここで、第三十二条第二十六条第三条第一条第十二十条第条第項第一項第二項第三項第十条項第項の規定により、
発行:購入社
定価本体450円【税別
中村なん
中村なん
こめるヤバ
淡この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは
一切関係ありません。
淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し
コミックス発売当時のまま掲載しています
天空侵犯(20)
2019年4月1日発行(01)
ま
大羽隆廣_三浦追儺
©TsuinaMiuraTakahioOba2018
森田浩章
発行者
株式会社講談社
発行所
〒112-8001
東京都文京区音羽2-12-2