夢件の

Tarding

carnated.toslin

原作・伏瀬...

月日土売商

Tarkikayakam!

キャラクター...フォーム・キャンランター撮影、「サッコはニュール」ということが

キリウスKC

Taikikewakemi

毎年スライム

だった件

RegardingPointort

私は2018年で終わるのが、えっ、あぁぁぁっ

原作・【大海原】で、

あの、川上奈樹...

2017.11月24日キャラクター同展・サッコはーハードの

第6弾話

皆、英雄王の審判

美容話、懐かしい香り

第期話・金の魔人

>035

067

鶏狐話、受け継がれる想い

第回話、争乱の始まり

*09

135

書き下ろし小説

ヴェルドラのスライム観察日記

*165

前回までの

あらすじ

キレイなお姉ーちゃん

たちと楽しくお酒を

飲んでいたら

いじわる大臣

ベスターによる

水ぶっかけ事件が

勃発

あいえ

怒れる鍛冶師

カイジンの幻の右が

炸裂した

第一人話

英雄王の審判

で3日後

裁判になりました

裁判になりました

この場で自由に発言

出来るのは伯爵位

以上の貴族

だけである

当事者の俺たち

ですら王の許し

なく発言は

出来ない

発言した時点で

「有罪」

冤罪も何も

関係ないんだとか

というわけで、

俺たちの意見を

代弁するのがこの

胡散臭い男

おっやないわ。

まぁ

弁護士みたいな

もんらしい

いやしかし本当に

胡散臭い

何度か打ち合わせも

したがどーーにも

胡散臭い

外見のせいか

なんかこう...

胡散臭い

いや人を見かけで

判断しちゃいけないな

こう見えてめっちゃ

敏腕かもしれないし...

「とこのように

店で寛いでおられた

ベスター殿に対し因縁をつけ

カイジン達は複数で

暴行を加えたのです

うおおおぉおい!?

事実か?

はい!

店側からも調書を

取ってございます

ちょっ...

あの野郎...

買収しやがったな

あんなかがしてキーだろ!!

大臣ベスター...

拘留中に

カイジンから聞いて

いた通り狡い男だ

俺は昔王宮の

工作部隊の団長でな

ベスターはその

副官だったんだ

ヤツは侯爵家の出でな

庶民の出の俺に

従うのは面白く

なかったんだろう

当時からよく

衝突してたよ

そんな時だ

功を焦ったベスターの

独走で一つの大きな

企画...

魔装兵計画〟が

ポシャっちまった

俺は責任を取って

軍を辞めざるを得なく

なった

ベスターは

お咎め無しか?

ああ奴が軍の幹部を

抱き込んで偽の証言まで

でっち上げてな

全ての責は俺

一人にあるんだと

うわぁ

こいつらは当時

俺を擁護

してくれてな

揃いも揃って

不器用なくせして

必死に俺を庇って

んで一緒に

軍を追われた

笑い事かよっ

だがまぁ...ヤツも

別に悪人ってわけじゃ

ないんだ

俺とは馬が

合わなかったが

え?

もともと研究熱心で

努力家だ

功を焦ったのも王の

期待に応えようと

した結果だしな

俺が旦那について

ここから消えりゃ

ヤツも少しはマシに

なるだろうさ

...そんなもんかね

言ってたけど

「ってカイジンは

王よ!

この者達への厳罰を

申し渡し下さい

これヤバイんじゃ

ないか?

発言が許されないんじゃ

事実無根だと主張

することも出来ないし:

絶っっっ対悪人だろ

コイツ!!

...っ

...カイジンよ

...は!

お!なるほど

王の問いかけには

返事しても

いいのか

久しいな

息災か?

は!

王におかれましても

ご健勝そうで何よりで

ございます

よいそれよりも

戻ってくる気は

あるか?

あわわわ

恐れながら

王よ

私は既に

主を得ました

王の命令で

あれど

主を裏切ることは

出来ません

...で

あるか

判決を

言い渡す

カイジン及びその仲間は

国外追放とする

今宵日付が変わって以後

この国に滞在する事を

許さん

以上だ

余の前より

消えるがよい

王の一喝で裁判は閉廷した

王の一喝で裁判は

閉廷した

あれが王の覇気

ってやつか

でも

なんか

ちょっと寂しそうに

見えたな

ベスターよ

これを見よ

...っ

そそれは...

警備隊長より

余ったものを

預った

鉱山夫達の傷を

完全に治した

そうだぞ

まさか

完全回復薬!?

そんな:ドワーフの技術を

もってしても上位回復薬

までしか作れないと

いうのに一体どうやって...

知りたい...その

製造方法を!!

.惜しいものだ

そのような目が

できる臣を

失うことに

なるとは

!!王よ

お待ちください

私は...っ

その薬を

もたらしたのは

あのスライムだ

お前の行いが

あの魔物との

繋がりを絶った

!!

ベスターよ

何か言いたい事は

あるか?

...っ

わ...わた

私は;

なぜ...

なぜ私は王に

問い詰められて

いるのだろう

幼い日

凱旋される王を

見て誓った

あの王に

お仕えするのだと

お役に

立つのだと

もう一度問おう

ベスターよ

何か言いたい

事はあるか?

何も...

ああ

そうか

私は道を

誤ったのだ

何もございません

王よ

カイジンに嫉妬した

その時から

そうか

王宮への立ち入りを

禁止する

二度と余の前に

姿を見せるな

だがベスターよ

これまでの働き

大儀であった

暗部よあの魔物の

動向を監視せよ

は!

決して

気取られるなよ

この命に

代えましても

あれは一種の

化物だ

まるで彼の

暴風竜が如き

存在感

余の力でもその

心の深奥を

覗けぬとは...

いやー一時は

どうなることかと

思ったが

ま概ね

予定通りだな!

出祭になった

ご無事で

安心しました

それにしても

裁判とは...

俺の日頃の行いが

よかったから助かっった

感じだけどな

そうだまだ紹介

してなかったな

彼が武具製作

職人の

...あれ?

ファッ

嵐牙狼族に

驚いているの

では?

ああ

なるほど

どうしたんだ

カイジン

まぁいいや

続けるぞ

三兄弟の長男

ガルム

ひとり

腕のいい

防具職人だ

次男ドルド

細工の腕は

ドワーフ随一って

話だぞ

三男ミルド

器用で建築や

芸術にも詳しい

スカウト

しちゃった

約束したのは

カイジンだけ

だったんだがな

どうせ全員国元には

いられなくなった

訳だし

さすがは

リムル様!

さて

じゃ帰ると

するか!

ほんの数日なのに

ゴブリン村が

懐かしいよ

なんか忘れている

気もするが

またぶん

気のせいだな

ひどいっすー

!!

思い出した!!

リムル様

あんまりっすよ

怖い兵隊さんが来て

泣きそうだったっす!

おおぉゴブタ

いや悪い...ごめん

今度キレイなお姉ちゃんの

いっぱいいる店

連れてくから

ホントっすか!?

絶対っすよ!?

約束っすからね!!

あ、あう...

やったっす〜

単純!

ドワーフ王国

出禁になっちゃった

から当分先の話

だがな

.ん?

今ゴブタのヤツ

嵐牙狼に乗って

きたけど

ドワーフ王国に狼は連れて行かなかったはずだよな...

ドワーフ王国に狼は

連れて行かなかった

はずだよな...

一体どうやって...

.....

よーし

帰ろ帰ろ

おー!

...まいっか

そんな頃

ブルムンド王国

自由組合の一室

ーそうか

報告ご苦労

今日を含め三日間

休暇をやる

その後もう一度

森の調査に

向かってくれ

ルムンド王国

ブルムンド天国自由組合支部長

......

では

行っていいぞ

「行っていいぞ」

じゃねーよ!

それをギルマスの

目の前で言って

欲しいでやす

......

三日後には

またあの森かぁ

短すぎる

休暇でやすね...

言うな

お前ら...

失礼キミ達はもしかして

ジュラの大森林へ

向かうつもりか?

私の名は

シズ

もし迷惑で

なければ

同行させて

貰えないかな?

予想外に

ショタだった

べスター

第3話懐かしい香り

はい!

じゃあまず

オイラがお手本

見せるっす!

よく見て

おくっすよ

ちょっと

うううっ

ほいっ!

こんなカンジっす!

みんなもやって

みるっすよ!

ゴブタが教えているのは

嵐牙狼の召喚だ

ドワーフ王国に

置いて行かれそうに

なった時

怖い兵士達に囲まれた

ゴブタの頭の中は一つの

願いで満たされた

つまり

この場から

逃げたい!!

その瞬間、嵐牙狼の

召喚に成功したとか

おそらく「思念伝達」や

嵐牙狼の持つ「影移動」の

合わせ技だと思うが

わかってやったとは思えない

意外と天才肌

なのかもな

アイツ

それじゃ

ダメっすよ

もっとこう..

ぐぐっ...ときて、

ふわぁ~~~

っぽん!

ってカンジっす!

教える方の才能は

無さそうだな

おーい

リムルの旦那ー

移動先の伐採は

とりあえず終わったぜ

あとは移ってから

ボチボチ開拓

するとしようや

そうか

さすが仕事が

早いなカイジン

俺の打った斧

だからな

当然よ

...実は

ドワーフ王国から

帰ってきた時

俺たちの村には一つ

大きな変化があった

それに早く全員の

寝床を確保

しなきゃならんしな

ははは

リムル様の噂を聞き

庇護を求めて

近隣の子鬼村から

集まってきたようです

へへぇ

...そう

人口が増えたのだ

いいに様ー

おかえりなさい

ませー!!

...これ

どんくらいいるの?

どう見ても

今の村のスペースじゃ

全員住むのは

不可能だったし

お引き取り

願おうかとも

考えたのだが

解。およそ

500名です。

ごひゃっ...

期待のままだし

追い返した場合、

コイツ等がどうなるか

大賢者の意見を

聞くと...

解。ヴェルドラの消失

により、ジュラの森は

知恵ある魔物達の

覇権争いが始まって

います。

進化前の子鬼族では

淘汰されるでしょう。

ヴェルドラの消失

ってことは

俺が原因か

...わかった

来たい者は来い

その代わり

裏切りは許さんから

そのつもりで!

そんな訳で

昨日やっと

全員の名前を

付け終わった

ゴゴスケ...は

もう使ったし...

ゴブノフ!

かなり

頑張ったと思う

我が主よ!

おおう

どうしたランガ

測量を終えた

ミルド達を連れ

帰ってまいりました

そうか

ご苦労だったな

はっ!

でも誰かを乗せて

いる時にスピードの

出しすぎはダメだぞ

...

さてと

それじゃあ

出発するか

いざ

新天地へ!

数日後

うおぉぉ

ぉお

おおお

カバルの旦那が

悪いんでやすよ

いきなり巨大妖蟻の巣に

剣なんてぶっ刺すから!!

ううるせーな

俺はリーダーだぞっ

リーダーのくせに

迂闊すぎよぅ

うぐ...

死んだらカバルの

枕元に化けて出て

やるんだから〜っ

ふははは...

そりゃ無理ってもんだ!!

なぜなら俺も

一緒に死ぬからな!

イヤーーーっ

私が足止めを

しよう

.....

シズさん!?

おいよせって!!

心配いらない

あなたたちを

逃がすくらいなら

今の私でもできる

...この

“炎の力〟を

用いれば

何なの

あの炎!?

倒さなければ

これ以上は::

...よかった

間に合って

シズさんまだだ!

倒しきれて

いない奴が...っ

伏せろ

シズさん

大丈夫か!?

今の

黒い稲妻...

みたいだったよな?

うおおお

びっくりした...

体誰が...

手加減した

のに...

ぼょ

威力ありすぎだろ

このスキルも

封印決定だな

...スライム?

スライムで

悪いか

あいや...

ほら仮面

そこの

お姉さんのだろ?

ええ...

大丈夫

すまんな

使い慣れないスキル

だったんで加減が

わからなかった

ケガしなかったか?

スライムさんの

「運命の人」とか!

...思ったより

早く出会ったな

助かったよ

ありがとう

運命の人...

はあぁぁあ...

どうした?

あんた達はどこか

ケガでもしてるのか?

いや精神的な

疲労っつーか..

あっしら3日も

巨大妖蟻に追われて

いたんでやす

荷物は落とすし

振り切ったと思って

休めば寝込みを

襲われるし

装備は壊れるしぃ

くたくただし

お腹ペこぺこだしぃ

こいつらそう言えば::

以前洞窟ですれ違った

冒険者三人組だよな

仕方ないな

簡単な食事でよければ

ご馳走するよ

くるっ

スライムさん

この辺に住んで

いるの?

え?

そうだよ

引っ越した

ばっかでさ

この先に町を

作ってる途中なんだ

魔物が町!?

怪しい...

でも悪い

スライムじゃ

なさそうでやすよ

警戒している

な...当然か

ここは一つ無害

アピールでもするか

俺は

リムル

「悪いスライムじゃ

ないよ!」

どうしやした

シズさん

いえ

なんでもない

それより..

お邪魔しよう

この子はきっと

信用できる

町はこっち?

あああ

自分で

歩けるんだが

ねえ

スライムさん

国はどこ?

国なんて呼べる

規模じゃない

町の名前はまだ

決めてないよ

そうじゃなくて

さっきのはゲームの

セリフでしょう?

私はよく

知らないけれど

同郷だった子から

聞いたことがある

同郷...

故郷はどこ?

スライムさん

...日本だよ

やっぱり!

そうだと思った

私と同じだね

会えて嬉しいよ

これが

ヴェルドラに次いで

二番目の

運命の出会いだった

なぜか仮面のままで

飲食できるシズさん

どうやって

食べてるん

だろう...

冒険者シーフ次郎

盗賊ギド

冒険者

ファイタ

重戦士・カバ・

冒険者

ソーサラー

法術士エレン

少話、炎の魔人

...

あー

ギドひどーい!

よくも私のお肉を!!

食卓とは戦場

なんでやすよ

エレンの姉さん

いいわよぅ

じゃあカバルの

もらうから

!!

ギャー

母構こめて育てた

俺の肉が

!!

...賑やかな

連中だな

スライムさん

スライムさん

焼けた鉄板

触れてるよ?

溶けるかと

思った

そうならなかった

とこみると

熱に対する「耐性」が

あるのかな?

「耐性」?

異世界から渡って

くる者はその際

強く望んだ能力を得る

それが「スキル」だったり

「耐性」だったりするの

個体名

リムルーテンペストは

「熱変動耐性」を

所有しています。

前世は刺されて

死んだんだけど

刺されて!?

あー...

なるほど

その時背中が熱い

とか血が抜けて寒い

とか考えてたから

それで手に入れ

たんだろうな

そっか...大変

だったんだね

まぁな

シズさんだっけ

あんたも苦労

したんじゃないのか?

巨大妖蟻との戦いじゃ

炎を操っていたけど、

あれはこっちに来る時

望んで得た力なのか?

...いいえ

違う

炎は私にとって

呪いだから

どういう

ことだ?

私が元の世界で

最後に見た光景は

辺り一面の炎

とても

怖い音が

鳴り響く中

住み慣れた町は

紅蓮に染まって

いた

...もしかして

空襲か?

多分そう

東京大空襲って

言われているんでしょ?

私の教え子..

その子も日本出身

なんだけど

歴史の授業で

習ったらしいね

そうかそれで

転生してこっちの

世界に

ううん私は

死んでないよ

でも男が本当に

召喚したかったのは

別の誰かだった

みたいで

えっ!?

ある男に

召喚されたの

とても落胆した

様子だった

だからすぐ私に

対する興味を失った

ようだったけど

ふとした気紛れからか

彼は私に炎の精霊を

憑依させた

それは炎を操る力を

くれたけど...同時に

呪いでもあったの

この力...

炎のせいで

私は大切な人達を

失ってしまったから

だからかな人と

親しくなるのは少し

怖かったんだけど

やっぱり仲間っていいね

最後の旅で楽しい人達と

出会えたもの

彼らは

お互いを信頼してるし、

遠慮なくケンカもするし、

いい冒険者

だよ

ひょっと

あぶなっかしい

けどね

戦争を体験して

人違いでこっちへ

飛ばされて呪いまで

かけられて

おっちょこちょいの

仲間をフォローして

おかわり

ありますと

苦労人なんだろうけど

擦れた感じがしなくて

...いいなこの人

腹ごなしに

散歩でもどうだ?

俺はもっと

シズさんの話を

聞きたい

わぁ...

速いね

嵐牙狼族だっけ?

聞いたことないけど、

そうだよ

名前はランガだ

ランガご主人を

ちゃんと守るんだよ

無論です

我が主の朋友よ

おかえりなさいませ

いいん様

サーバーで

おや

どうか

したか?

町で出迎えてくれた

ホブゴブリンも

このランガも

流暢に話すなって

珍しいのか?

すごくねでも

それ以上に魔物が

町を作ってることに

驚いたけど

俺たちの町は

気に入って

もらえた?

とっても

......

ちょっと

テレくさいな

そうだ!

面白いものを

みせてやるよ

大賢者

「思念伝達」でシズさんに

俺の記憶の一部を

見せたい

見えるか?

うん...えっと

誰かの部屋?

了。

ちょっ

キレイ

だったよ?

間違った

今のなし!!

見せたかったのは

こっちだ

田村のヤツ俺のPC

ちゃんと処理して

くれたんだろうな...

これは...?

俺も自分で見た

わけじゃないけどな

終戦後復興に

励む人々だ

これがあの

炎に包まれた

町...?

みんなが

頑張ったんだよ

そっか...こんなに

キレイになったん

だね

こっちでも同じさ

皆で楽しく

暮らせる町を作る

それに向かって

俺たちも頑張って

いるんだ

めざすは

摩天桃

良かったらまた

遊びに来てくれ

町はもっと発展

させるつもりだが

同郷のシズさんに

第二の故郷と思って

もらえたら俺も嬉しい

...ありがとう

きっとお邪魔する

まさか

もう!?

そういえば

シズさんを召喚

したのって誰なんだ?

人ひとり異世界から

喚びよせるなんて

人間業とは

思えないんだが

魔王

レオン・クロムウェル

...あの人は

この世界の

頂点の一角

魔王!?

いるとは

聞いていたが

思わぬところで

名が出たな

しかもイケメン

そうなる前だし

ムカツク

うっ

早すぎる!!

このままではこの子を

まき込んでしまう

離れないと...

さっき

「最後の旅」って

言ってたろ?

もしかしてその

魔王に..

シズさん?

ランガ止まれ!

どうしたんだ

顔色が...っ

!?

主よ!

とっとと...

どうしちゃったん

だよ!?

対象の魔力が

増大しました。

警戒してください。

シズさん...!

なんだよ

その殺気は

まるで別人

じゃないか

おおい

リムルの旦那ー!

なんかすげえ

火柱が見えた

けど...げ!?

ん?

あれシズさんか?

何がどうなって...

どうしたの

ギド?

シズ:シズエ?

シズエ・イザワ?

えまさか

あの...??

うわわ

ま間違い

ありやせん

彼女は

爆炎の支配者

シズエ・イザワ

イフリートを宿す

最強の精霊使役者

でやす...!!

イフリートお!?

めっちゃ上位の

精霊じゃねーか!!

冗談でしょ!?伝説的

英雄じゃない!!

うるせえ!!

あんたら

さっさと逃げ

そんな訳に

いかねぇよ

あの人がなんで

殺意を剥き出しに

してんのか

知らねーが

俺達の仲間

でやすよ

ほっとけないわ!

あんたの言う通り

いい仲間みたいだな

シズさん...

わかった

気をつけろよ

ハナ...しテ

!!

オサエキレナイ...

ワクシカラ...

ハナレテ...

抑えきれない?

シズさんは呪いと

言っていた

ひょっとして

個体名シズエ・イザワと

同化しているイフリートが、

主導権を取り戻そうと

暴走しているようです。

やはり

そうか

心配するな

シズさん

あんたの呪いは

俺達が

解いてやる

任せろ

オ...ネ

勝利条件は

イフリートの制圧と

シズさんの救出だ

はは...まさか

過去の英雄と

戦う日が来よう

とはね

人生何が起こるか

わかりやせんね

行くぞ

«速内パーティーへぇ。

このこびりついた

ヤツが

うまいっす

かつて炎で

全てを失った少女は

世界を渡り

奇しくも炎の力を

手に入れた

少女はその力を

人々を守ることに

使ったが

炎は少しずつ

彼女を蝕み

やがて少女は

炎を御することが

出来なくなった

少女の名はシズエ・イザワ

少女の名は

シズエ・イザワ

交系の最上位精霊

イフリートを宿し

第102話け継がれる想い

爆突の支配者と謳われた

英雄だった

念のため聞くぞ

イフリート!

お前に

目的はあるか!?

上?

!?

うおっと!

ランガお前は

回避に専念しろ

会話は無理

自我があるかも

怪しいが俺たちを

全滅させたいって

意思はわかった

御意!

おいお前達

無事か!?

あっちぃ

あっつ!!

死んじゃうー

無理!無理

でやすー!!

ほっといても

平気そうだな

奴に接近

しろ

はッ

母体になってる

シズさんが心配だが

いざとなれば

回復薬がある

クィッ

奴にダメージを

与えて無力化する!

くらいやがれ

水刃」

我が主よ!

精霊種に爪や

牙などの攻撃は

通用しません

蒸発した!?

下位精霊ならば

雨で弱体化

するのですが:

なるほど...

火には水が強い

ってことなのかな?

しかし少量では...

いや

待てよ?

大賢者

水刃用に溜めてる

大量の水をぶっかけて

奴を弱体化できるか!?

解。弱体化しますが

水蒸気爆発が生じる

可能性が高いです。

!?生じると

どうなる???

建設中の街を含む

この辺り一帯が

更地になります。

実行しますか?

くそ

攻撃手段が

限定されるな

するワケ

ねーだろ!!

黒稲妻とかまず効かないだろうし...

黒稲妻とか

まず効かない

だろうし...

!!

分裂!?

まずいなまだ

有効な攻撃方法も

見つけてないってのに

水氷大魔槍!!

!?

効いた!?

ランガ!

魔法か!!

はっ

もういっちょお...

水氷大魔槍!

ちょっ

リムルさん!?

うぇえ!?

私の魔法どう

なっちゃったん

ですかぁ!?

悪いな

説明はアトだ

告。「水氷大魔槍」の

解析および習得に

成功しました。

よし!

水氷大魔散弾

えええ!?

なに今のアレンジ!!

よし魔法なら

通用する

残るは

テメーだけだ

イフリート

.....

...炎化爆獄陣

やべえ!

主よ!!

ミスった:俺も

ここまでか

スライムに

転生して数か月

短い人...いや

スライム生だった

シズさんを救えずに

終わるのか

くそ...

無念だな

...ってか熱くも

苦しくもないな

なにコレ

焦らしプレイ?

...解。「熱変動耐性」の

効果により炎の無効化に

成功しています。

あ!!

とにかくた

おい大賢者!

今あきれただろ!?

...。

!!

まぁいい

それじゃ反撃だ

悪いな

イフリート

俺に炎は

効かないんだ

.....。

シズさんを

返してもらうぜ

ニークスキル

「捕食者」

観念せよ

イフリート

貴様にこの

空間は破れん

リムルは

この我の盟友だ

貴様の敵う

相手ではないわ!!

暴...

風...

...

そういえば、

そういえば、

...

...

...

...

そういうことで、

...

...

そういえば、

そういうことで、

そういうことで、

そういうことで、

そういうことで、

スライムさん...

ありがとう

あれからずっと

シズさんは眠り

続けている

もう1週間だ

シズさんを苦しめた

イフリートは

喰ったのに

告。イフリートとの

同化が彼女を

延命させていた

ようです。

じゃあ俺の

やったことは...

彼女の気力は

激しく消耗して

いました。

なっ...!?

イフリートを

浄化しなければ

やがては自我を

失っていたでしょう。

そしてそれは

シズエ・イザワの望み

ではないと思われます。

......

......

スライムさん

シズさん!?

気がついたのか

ずっと傍に

いてくれたの...?

待ってろ

今水を

あああ...良かった

もう目を覚まさないんじゃ

ないかと思った

スライムさん

え...

いいよ...

必要ないから

もう何十年も前に

こっちに来て

辛いことも

沢山あったけど

良い人たちにも

沢山出会えて

最後はこんな

奇跡みたいな

出会いがあった

心残りが

ない訳じゃ

ないけど

私はもう

十分生きたから

シズさん...

...俺に何か

できることは

ないか?

心残りがあるなら

言ってくれ

頼めないよ...

君の人生の重荷に

なってしまうもの

俺があんたの

力になりたいんだ

言ってくれ

ーシズさん

大丈夫かな...

心配いらねーって

リムルの旦那が

ついてんだからよ

そうでやすよ

旦那がくれた回復薬

すげー効き目だったじゃ

ないすか

おや

これは御三方

お揃いで

皆さんも

お見舞いですかな?

ええ

リグルドさんも

っすか

はい

シズ殿の着替えを

お持ちしたところです

リムル様

失礼しまー

!?

え...何!?

裸の女の子!?

え誰!?

え!?

リムル様

そのお姿は...

え!?

えええ!?

この子が...

リムルの旦那!?

そうか...

シズさん

逝っちまったのか

というかあんた...

本当にリムルの旦那

なんでやすか?

どうにも

その..

第19話「争乱の始まり

なんかちっこい

シズさんぽいっつーか...

本当だよ

ホレ

おお!

ふへー

見事なもんで

やんすね...

......

...シズさんを

食べたの?

イフリートを

食べたみたいに

...それが

俺にできる

唯一の葬送

だったからね

あなたの見せて

くれた懐かし

故郷の景色のなかで

眠りたい

仲間のお前達に

相談もなく

悪かったな

いや...

それがシズさんの

望みだったのなら

仕方ないさ

すまんなエレン

割り切れないかも

しれないけど

最期にお別れの

挨拶くらい

言いたかったな

シズさんは最後の旅で

お前達と仲間になれて

楽しかったって

言ってたよ

だってねぇ

ちょっと

危なっかしいとも

言ってたけどな

あーね...

おいコラ

なにこっち

見てんだお前らっ

お前だってこの前

落とし穴にハマッて

たじゃねーか

盗賊のくせに!

シズさん呆れて

たぞ!

ああれは姉さんが

急に押すからでやす!

ちょっとぉ

私のせいにしないでよぅ

あの時は突然

蜘蛛が落ちてきて:

しんみりするより

こういう方が

コイツ等らしくて

いいよな

え?

えーといえそ!!

え?どうして!

そうだろ?

シズさん...

あの時シズさんが

クモ取ってくれたの

よねぇ

あれ以来シズさんが

罠探し手伝って

くれやして...

ホレみろ!

俺だけじゃ

ないじゃん!

っていうかコイツ等

シズさんに

頼りすぎだな

さてと

じゃそろそろ

お暇するかね

帰るのか?

ああ

ギルマスにこの森の

調査結果と...それに

シズさんのことも報告

しなきゃならんからな

ギルマス..

ギルドマスターの

略か

ギルドが

あるのか?

おうよ

自由組合つってな

ほとんどの冒険者が

所属してるんだ

もちろん、ここのことは

悪いようには報告しないぜ

リムルさんのこと

ギルマスに伝えとくね

旦那も何か

困ったことがあれば

頼るといいでやすよ

おうそうさせて

もらうよ

気をつけてな

あっと最後に

もう一つ

なぁ旦那

もう一度人の姿に

なってもらえねぇかな

別にいいけど

一体

なんだって..

シズさん

ありがとう

ございました!!

俺あなたに心配

されないような

リーダーになります!

あなたと

冒険できたこと

生涯の宝にしやす!

ありがとう..

お姉ちゃんみたいって

思ってました

本当に

シズさんの最後の

旅仲間が彼らで

良かった

ところで

お前らの装備

ボロッボロだな

ひどっ

ーって

え?

これって..

餞別だよ

ウチの職人の

力作だ

紹介しよう

カイジンに

ガルムだ

力作っつっても

まだ試作品

だけどな

え?カイジンって

あの伝説の

鍛冶師の?

じゃあガルムって

あのガルム師!?

ーっ!!

うおー

家宝にします

ううう!!

着心地は

どうだい?

どうやら俺が

思っていた以上に

カイジン達は

有名人だったようだ

人間国宝:いや

ビワーフ国宝か

いい土産を

渡せたと思う

悲しみを吹き飛ばす。

ように大はしゃぎ

した後

彼らは去って行った

また来るぜー

ありがとー

おたっしゃでー

そのたくましさを

俺も見習わなければ

なるまい

さてと

しばらく一人に

なりたい

俺のテントに誰も

近づけないでくれ

はッ

これから先

何が起きるか

わからないし

まず

確認作業だな

ふむ...

「擬態」人間

なんかものすごく

スムーズに擬態

できるんだよね

わき

元人間としては

手足があるのも

ありがたい

人型になったことで

視覚や聴覚も戻った

魔力感知を切っても

周囲の把握ができる

自分の目で見ると

かえって視野が狭く

感じるな

それにしても

鏡がないのが

辛いな...

もう一回

魔力感知を...

って待てよ

なぁ大賢者

イフリートが使ってた

「分身」って俺も

使える?

解。「分身体」含め

イフリートの保有スキルは

解析完了しています。

よしよし

じゃあさっそく

「分身体」

お...

おお!

なるほど確かに

シズさん似だ

前世の俺の要素は

カケラもないな

なんという

美少...

...性別確認

しないわけに

いかないよな

まぁもう感覚で

なんとなく

わかってんだけどさ

息子

復活ならず、

...しかも

中性...いや

無性だった

...

そういえば、

...

それでも、

あんまり意識して

なかったけど多分

蛇とか狼に擬態した時も

無性だったんだろうな

まぁいいか

スライムって時点で

性別とかなかったしな

...ん?

そういえば

今回擬態の時いつもの

黒い霧が出なかった

ような...

解。本体より体積の

大きな存在へ擬態

する場合、不足分を

黒霧で補います。

なお、黒霧は

魔素を消費して

作られます。

ほう

ってことは

この分身体も

黒霧で補えば...

ちょっと大人に

なってみ?

そういえば、

...

...

...

いい

おお...

中性的な

カンジだな

男寄りに

出来るか?

おお...!

なかなかイケメン

じゃないか

んじゃ次は

女寄りに...

うおお....って

ップ!!

ストー

これはいかん

女寄りにすると

シズさんっぽくて

背徳感がつのる

スライムに

シズさんの

心残りは彼女の

教え子達の

ことだった

いつか占いで見た

五人の子供達

それと

二人の男女...

しかしこいつ等が

どこにいるのかも

わからん

地道に情報を

集めるしかないな

それこそギルドを

頼るのもアリだ

それから

もう一つ

俺にはやらなければ

ならないことがある

魔王

レオン・

シロムウェル

新くしてリムルという名の

スライムは一人の女性の

想いと姿を受け継いだ

覚悟しろよ

そのイケてる面を

ぶん殴ってやるからな

そして世界は

激動の時代を

迎えることになる

...お前に

食事と

名をやろう

...あなたは?

ゲルミュッド

俺のことは父と

思うがいい

お前の名は

ゲルド

やがてジュラの大森林を

手中に収め

豚頭魔王となる者だ

3巻に転生する?

>Yes

3巻に転生する?>>>199

書き下ろし

小説

ヴェルドラのスライム観奈日記

〰驚愕編〜

◆英雄王の審判の

んくっ

ヴェルドラのスライ・ム観察目記〜驚愕編〜

裁判が始まった。

ワクワクと成り行きを見守る我の前で、胡散臭い男が説明を行っておる。

リムルのヤツも大人しく覚いでおるだけだし、ちょっと我の思っていたのと違う感じであるわ。

威圧感溢れるドワーフ王を前に、一同は平伏しておるな。だがしかし、周りの者共「が頭を垂れる中で、リムル」

人が踏ん反り返っておった。

見た目に騙されておるようだが、ココヤツは頭など下げておらぬのだ。

口では下手に出た事を言う夢が、その実、堂々たそろ態度を崩してはおらぬ

我と対等なのだからして、それも当然であろう。

今後も堂々としてもらいたいものだが、それは思ったよりも難しいのかも知れぬ。人間社会とは不思議なもので

力だけで全てを解決するなど出来ぬらしいのだ

今回が良い例であろう

もっとこう互いに殴りあつて、相手を従えるのかと思ってておった。それなのに、言葉のみで勝敗を決するつもり

であるらしい。

それでは、相手が嘘を吐いておったらどうするのだ?

ーと思っておったら条の定、リムル達を弁護すべき男に裏切られたようだ。

リムル達も最初から、相手がこずるいと気付いておっただろうに...。

それでもこのような事態に陥ってしまうとはな。我ならば、軽く暴れて黙らせてやる所だ

ままならぬものよな、人間社会とは、

我とてここ最近の勉強の成果にて、少しは社会の仕組みを理解したと思う。だが、まだまだであったわ。そういい

う事に詳しい書物を探さねばなるまいよ。

しかし、今回ばかりはそれで正解だったかも知れぬな。

殴り合っていれば、リムルはあの男に倒されておっただろう。

あの男ーーガゼル・ドワルゴとやらに。

このドワーフ王国の王らしいが、人種とは思えぬ程に強い。

まあ、我を封じた〈勇者〉とは比べるべくもないが、我の前に立つ資格くらいは持っておるだろう。

今もその目で、我等の事を見透かそうとしておるようだしな。

ー深層じ理へのー歩を確認。妨害しました

ほらこれだ。ガゼルが自然な動作で、リムルの深層心理に干渉したのだ

リムルは気付いておらぬようだが、このガゼルという男、人の心を読めるようだぞ。

どの様な能力を駆使したのかまではわからぬが、中々に厄介な力であると言えよう。

これこそが、リムルでは勝てぬ理由よ。

だが、気になるのはリムルの能力の方かも知れぬ。

我の気のせいかと思っておったが、今確かに、リムルの意思とは関係なく発動しておった

リムルの表層心理をガゼルが読んでいる時は発動しなかったのに、深層心理への王渉は妨害しておる。我がリム

元の深層記憶野へ接続を試みた際にも妨害されたが、もしかしてあの時も自動で発動しておったのか?

まさか、自律型ーー!?

いや、まさかな。我とした事が、ついつい考え過ぎてしまったようだ。

そんな能力など聞いた事もないし、あるとは思えぬ。所有者の意思で発動させねば、権能が効果を発揮する事な

どないのだ。

とすれば、これはどういう」

「いや、待てよ?もしかすると...

リムルはドワーフ王国かさら出て、森の入り口で仲間達と合流したようだ。

そこでリムルは、「ーー概ね、予定通りだな!」などと、仲間達に説明しておった。

やはりな。全てはコヤツの手の平の上、という事が

恐るべきスライムよ

やはりリムルは用心深い。こういう事態を想定して、最初から自動で妨害するように命じておいたに違いない

ガゼルに心を読まれていると気付けいて、深層への下渉を自動防衛するるように命じておいたのだろう。

クアーーーッハッヘッハ!!

我までも、まんまとリムルに騙されるところであったわ

リムルが余りにも、何も考えていないように見えるのが悪い。いや、改めて良く観察してみると、そこはかとな

く賢そうに見えるな。不思議なものよな、リムルを知れば知る程に頼もしく感じられるのだ

そしてリムルの思惑通り、ガゼルも戸惑っておるようだ。

簡単に表層心理を読めたのに、深層を見通せぬのだからな。しかも、その表層部分でこの思考では、リムルがガゼ

ルに心を読まれていると、気付いている気配はない。戸惑うのも無理はあるまい。

これこそが、リムルの策だったわけだ

実力では勝てぬと見抜いて、心理戦に持ち込んだのであろう。

そしてガゼルは、まんまとリムルに騙されておる。

この英知が記された書物にも、〝敵を欺くには先ず味方から〟とある。我は騙されなかったが、ガゼルは疑心暗

鬼に陥ったようだぞ。

簡単に倒せるように見えて、その実、油断のならぬスライムーーそう判断したからこそ、リムル達を解放する事

にしたようだ。

こうしてリムルは、無事に裁判を乗り切った

見事な手腕であると、我も感心したのだよ

ゴブリン達にも伝授されておるようだ。

懐かしい香りの

リムルが目的を果たし、森の住処へと帰ろうとしたその時ー

「ひどいっすーー!!」

と嘆きながら、追いかけて来る小僧が一人おった

あれは確か、ゴブタという名をリムルが与えた者だな。

リムルは完全に忘れておったようで、上手く誤魔化している

キレイなお姉ちゃんがいる店に連れて行くと約束しておるようだが、どうするつもりなのやら、ドワーフ王国に

ほ出入り禁止になったようだし、口からデマカセでも言ってておるのではあるまいな?

そもそも、我だって行きたいのだからして、何とかしてもらわねば困るのだ。

ここはリムルを信じて、我が復活するまでに良き案を考ええておいてもらうとしよう。

そう考えて、我も楽しみな気持ちになったのだった。

来たわ。

配下に加えた者共も、それをが理解出来るらしい。皆簡単に、リムルの言葉に納得しておる。

これで新たに、ドワーフ共が4人仲間になったのだ。

森の木を切り倒して、新たに住居を作ったる計画も立てておった

何だかワクワクさせられる光景に、囚われの身である自身が嘆かわしいと思ったものよ。

ゴブタが低レベルな技を披露しておる時など、この我の素晴らしい技の数々を披露してやりたくてたまらなく

リムル達の村は、ドワーフの参入で一気に活気付いたようだ。

獣の毛皮を利用した衣類が作られ、皆に配られておる。その技術はリムルの思惑通りか、ドワーフによってホブ

強さとは、戦闘能力だけでは測れぬもののようだ、相手を意のままに動かす事、それもまた強さなのだと理解出

なった。

解。〝世界の言葉〟を利用する事で、意思の伝達を可能としました。

なんと!?

この我に、この「無限年獄」に囚われておる我に、明確に話しかけてきおったぞ!

どうやったらそんな真似を......?

やはり馬鹿なのではと、我は思わず頭を抱える。

前回もそれで失敗したであろうに、今また同じ事をするとは...

しかも、呆れるくらいに大人数を|500匹もいるようだ。

またしても我は、魔素が流出するのを必死に防ごうとしたのだが」

エネルギー

告。回復可能な魔素量の算出に成功しました。規定の数値までは安全である為、協力を要請します

そうだな、解放された時に向けて、必殺技を考えそのも面白いかも知れぬ

そう閃いた我は、また暫く色々な聖典を読み漁る作業に没頭したのである。

デタラメであろうか!?

封印されておる我を、更に〝異空間〟に隔離しておるというのに、そこに外部から意思を伝えるなどと...

いや、我がリムルの情報を読み、み解けるように干渉を行った事で、情報共有は円滑化しておった。ならばこそ、信

グォーーー!ー!!

猛烈な脱力感を感じて慌てて様子を探ってみれば、リムルのヤツが懲りもせず、新たな魔物共に名前を授けておっ

報として意思を伝える事も可能。という訳が

読み解くのは可能という訳だな

何を馬鹿な...。

な話など聞いた事もないのだがな...。

つまり、我が思考を読んでおる事を、「リムルもまた気付いておるのだ。それを利用するとは、侮れぬ。

確実な意思伝達手段として、〝世界の言葉〟を利用するという発想も流石である。

我には思いつきもしなかったし、そもそも出来るとも思わなんだ

どんな能力を利用すればそれが可能になるのかわからぬが、今出来ておるのだから認めねばなるまい、

というか、さっきは聞き流しておったが、規定の数値までは安全だと?

解解。前回の経験で採取したデータを1夕により、安全率を計上してしております。最大魔素量の減少を防ぎつつ使用可能な

魔素量は、推定でーー

エネルギー

だが、我の心配は起業であった。リムルの言った通り、我の魔菜基は完全に元通りに戻ったのだ。その代わり

リムルが我の情報を読み解けておらぬから、我の意思をリムルに伝えるのは難しい。だが、リムルの要望を我が

こすっ

まさか、前回の名付け時にデ1タを取っておったのか?用心深いというか、チャーッカリしてると言おうか...

ええい、もう良いわ!

信じてやるさ、信じてやるとも!!

何にせよ、盟友たるリムルが我を頼っておるのだ。応えてやらねばなるまいよ。

我は覚悟を決めて、魔素を貸し出すのを許してやる事にしたのだった

協力を約束した我だが、多少の力の損失は覚悟しておった。

名付けとは危険を伴う行為であり、減少した魔素量が完全に回復する保証など何もないからだ。というか、そん

リムルは3日程度の低位活動状態を繰り返す羽目になった

ーーいや、もともと我は常識人だったのかも知れぬ

世間一般の評価こそ、過大に脚色されたものだったのだ。

そんな風に思いつつ、我も力の回復に身を任せたのだった。

ムルという破天荒を前にすれば、我でさえも知的な常識人であったという事なのだ。

名付けも終わり、住民の数も大人数に増えた事で、リムル遠は引越しを考えておるようだ

我が封印されていた洞窟付近の測量とやらを行っておる。そこで木々を伐採して、かなりの広さの開拓を行わせ

ておるようだな。

新たにリムルの配下に加わった者共も、ゴブリンからホブゴブリンに進化した事で、「身体能力は大幅に上昇して

おる。思った以上の速さで、作業は進んでおるらしい

そんな中、リムルはというと...。

色々と新技の開発に余念がないようだ。

我だって必殺技を試してみたいのに、自分だけズルイではないか!?

―などと、リムルには聞けこえぬのに愚痴ってしまう。

おっ、リムルのヤツが何かを発見したようだぞ。

あれは......人間か?

4名の冒険者が、巨大妖蟻の集団に追われておるわ。

お人好しのリムルは、当たり前のように助ける事にしたようだ

って、待つのだ!!それは『黒稲妻』

我の制止は、リムルには届かなんだ。

お人好しも大概にすべきであろうと、我は思ったものだ。

500名も名付けるのは、常識的に考えれば無茶である。我が常識を口にするといううのも不思議な気分だが、リンク

「クアーーーッハックハッハ!」

これだから、人間は面白い。

◆炎の魔人・

たとはな。

ほとばー

思った人間の女は、何と、『黒稲妻』を回避してみせたのだ。

スキル

る、通常の魔法の何倍もの威力と効率を発揮する能力なのだよ。

ただでさえ『雷撃』は強力な能力なのに、我の力の影響を受けておる。弱いはずがあるまい。少なくとも、脅して

目的に利用する技ではないのである。

残念だが、あの冒険者の女は巻き込まれて死ぬーと我は思った。しかし驚くべき事に、巻き込まれて死んだと

つわもの

この女、あのドワーフ王ガゼルに匹敵するぞ。

そしてこの短期間で、これ程の強者を呼び寄せるとは、

やはり、リムルのヤツは面白い。

目が離せぬなと思いつつ、我は様子を見守る事にしたのである。

鉄板で肉を焼くのは、リアムルが助けた冒険者達だ。

盾にするには持ち手もなく使いにくそうだし、何を考えておるのかと不思議に思っておったのだ。

ようやく疑問が解けて満足である。

そしてこれが、我と一鉄板〟の出会いだったのだ

最小限に威力講整したつもりであろうが、「黒稲妻この威力は絶大なのだ。

音速を軽く凌駕する速度で雷が通り、対象を粉砕する。我が〈暴風系靡法〉の〝黒き稲妻〟の影響を色濃く受け

じゅうううーーという音を立てて、四角い鉄板の上で肉を焼いておる。

ドワーフにあの鉄板を用意させている時、何に使うのがと疑問に思っておったのだが、まさかこのような用途だっ

やはりか。我の子想は正しかったようだ

しかし、背中を刺されて『熱変動耐性」を獲得しただとう

わからぬ。まったく意味がわからぬ

例えば、『刺突耐性』とかならば納得するが、「熱変変動耐性』は刺されて獲得する耐性とは違うであろうが

その説明をすんなりと受けけ入れるこの女も、ある意味で大物なのであろうな。

賢いと評判の我にも、まるで理解出来ぬ会話であったわ。

聞けばこの女も、リムルと同じ世界の住人だったらしい。

リムルと違って、その身のままでこちらにやって来た〝異世界人〟なのだという。

それも、何者かに召喚された、と

召喚には、大儀式などの様々な条件が必要となるのが普通だったはず。しかしこの女の話では、特定の個人に召

喚されたという感じだな。

だとすれば、その者はかなりこの実力者であるといえよう。

ただの勘だが、我は厄介事の気配が濃厚だと思ったのだよ

そして、我の勘は正しかった。

その女を召喚したのは、ごの世界の頂点の一角ーー魔王レオシ・クロムウェルだったのだ

ところで、魔王レオンなど我は知らぬ、

個体名:リムルーテシペストは、「熱変動耐性』を所有しています

食べた事がないが、というよりも、我には食事この必要もないのだが、非常に美味そうに見えるぞ

そしてリムルも、羨ましそうそうに冒険者共を見ておる。

その身体が鉄板に触れておるのにも気付いておらぬようだが、ダメージは受けていない。

どうやら、熱に対する耐性を所持しておるようだな。

が漲り、その者の願望が具現化した力を得るのだ。

我が封印されておる間に誕生した、新参者であろうか?

我ほどになると、封印中であっても世界情勢を把握してはおる。我がユニークスキル『究明者』ならば、勇者の

無限牢獄』の内からでも情報収集を可能とするのだ。

だがそれは、残念ながら万全ではない。

限定的な情報を断片的に入手出来る、という程度でしかなかったのだよ。

封印がなければともかく、こればかりは仕方あるまい。魔王という最上位存在に関してても、その動向を一々把握

など不可能だったのだからな

しかし恐らく、新参者の魔王など脅威ではあるまい

我とよく喧嘩した巨人や、女吸血鬼、あの者共に比べれば、生まれたての魔王など、小者であろうよ。

そういえば、あの女吸血鬼の創った都を破壊した事があった。もの凄く怒っていたが、今ならば少しだけ、その

気持ちがわかった気がする

リムルがホブゴブリンやドワーフ共と楽しそうに町造りをしておるのを眺めておろとそれを壊されたら腹が立

つだろうと我にも理解出来たのだ

ヤツには悪い事をしたかも知れれぬ。今度会ったら謝っててやっても良いかも知れぬな

と、それはともかく、今は魔王レオンだが...!?

一つ気になるのは、この女を召喚した、という話だ

強力な戦士を配下に加え、勢力を拡大させる。これは古今東西の魔王達が行っておった事なので珍しくはない

その手段として、リムルのように名付けを行う者もおった。だが、ああもポンポンと名付けるのは、力が回復し

ないという危険を孕む為に普通はしない

在野の強力な魔人を従える、というのが一般的なのだ

異世界人〟を召喚するというのは、誰も思いつかなかった手段であろう。

確かに界を渡る際に、その身体は膨大な魔素を浴びて変質する。大半の者は死ぬのだが、生き残った者は魂に力

オーラ

この、シズと名乗った人間この女が説明した通りにな

偶然やって来るのも、召喚されてやって来るのも、そこに違いはない

問題はーー儀式召喚で呼び出された場合は、召喚主への絶対服従が魂に刻まれる場合がある、という点なのだ。

それは当然、呼び出す者の心。つ。失敗した場合を除いて、大抵は忠実な手足となる戦力を求めて召喚を行うで

あろう。

それが魔王であれば尚更なのだが、...このシズという女の魂には、そうした気配が感じられない。

我が封印されていなければ、もっと詳細に解析出来るのだが...。

だがそうであるならば、魔王レオシンは何を考えて召喚を行ったのだ?

部下が欲しかった訳ではないとすれば、その目的は一体ー

放たれておる。

しかもこの気配は、激しく燃える熱き火ーー突系の上位精霊の気配がするぞ!?

我が気付いたと同時、シズという女がリムルを払いのけた。

いや、違うな。

これは、この女の意思ではなく、この女の中にいる精霊の意思だ。

驚く程の同調率。それなのにシズという女は、精霊の力を拒絶しておるのか

そして今、暴走しそうになる自分を抑え込んで、リムルを逃がそうとしたのだろう。

異常を察したのか、焼肉を食っていた目険者共もやって来たようだ。お人はシズを見て、驚き間まっておる。

その中の一人が、「一彼女は爆炎の支配者、シズエ・イザワ。炎の巨人を宿す最強の精霊使役者でやす...!!」と、

呟きおった。

イフリートか、人間共からすれば脅威よな

確か人間共は、災厄級やら特A級やらという危険度の区分けを行っておったか

むっ!?

我が考え込んでいると、突然巨大な妖気が出現した。それはリムルの直、傍から、そう、シズというその女から

受け継がれる想い

上位魔人をも凌ぐ強さ、今のリムルでも多少は手にごずるのではあるまいか

え、我?

我をそんな小者と一緒にされても困るぞ。

我こそは天次級と称される、最大この脅威。或いは特S級と区分される、最強の存在なのだからな。

「クアーーーッハッハツハ!!」

と、笑ってみたものの、今の我には何も出来ぬ。だから仕方なく、リムル達の戦いを見守る事にしたのだ。

戦いが始まった。

流石は、突系の最上位精霊であるイフリートだ

見事なまでに自由自在に、その権能たる炎を操っておる

だが驚くべきは、3人の冒険者達だな。一発一発が火突大魔球に匹敵するイフリートこの炎撃を、まがりなりにも

耐えておるわ。

コヤツ等、見た目よりも実力がありそうだ。

リムルもそれを感じたのか、3人を放置してイフリートに集中する事にしたようだ。

先ず放ったのは「水刃」だが、良い判断とは言えぬ。

イフリートにダメージを与えて、無力化させる。ここまでは良いのだが、「水刃」などは通じぬよ」

何故ならばーー

リムルの放った『水天』は、じゅわぁという音を立てて蒸発した

まあ、当然よな。

それは言ってみれば、魔素がふんだんに含まれた水を、「高速で射出するウザーー効果としては〝切断力〟であり、

つまりは物理攻撃に属するのだよ

精霊は精神生命体なので、基本的に「物理攻撃無効』なのだ

水氷大魔散弾!!

と叫んで、水氷大魔槍の乱れ撃ちを行ったのだ。

ルランス

これには我も呼然とした

リムルは魔法など使えなかったはずなので、たった今習得した事になる

その乱れ撃ちで、イフリートの『分身体』は全滅したぞ

なかなか天晴れな心意気である。

弱き人間と言えども、その態度は気に入った

我がそう感心していると、リムルがとんでもない行動に出た。なんと、イフリートを庇うように前に出たのだ。

イシクルランス

そして、エレンとやらが放った水氷大魔槍を身代わりに受けたのだよ。

何を考えておるのだ、コヤツは...!?

と思ったら、次の瞬間にリムルは―

自分の能力と相談するとは、一面白い戦闘スタイルだな。

水氷大魔槍!!」

リムルがどうするつもりなのか見学しておると、女の冒険者が魔法を放った。

ほほう、やるな。

イフリートの「分身体」にダメージを与えたようだぞ。だがあれでは残念ながら、例え数百発命中させてもイフ

リートの本体を倒せはしないな...。

「もういっちょお...!」

確か、エレンと言ったか。あの女冒険者は無駄だと気付いておるだろうに、諦めもせずにイフリートに挑む構え

だ。仲間2人もそれを援護して、儚い可能性に賭けるつもりみたいだぞ。

はかな

回転まで加える事で威力も増すようだが、意味はない。のだよ。リムルの『水刃』はイフリートの熱量で蒸発して

しまったようだが、仮に命中しても無駄だったという事だな。

リムルもそれに気付いたようだ。脳内で凄まじい速度で自問自答を繰り返し、対策を考えておる。

でたらめ

せんめ

いやはや、出鱈目だな。

我の干渉が妨害された点からも、リムルの能力は演算に特化しているのは知ってていた。だがこれは、我の

シリタ

『究明者』に匹敵するか、上回る程の解析能力を有しているとみて間違いない。

まさか、ここまでとはな。

我の封印を解く為にリソースを割いておるのに、一瞬で水氷大魔橋を解析して自分のものとしたのだ。

驚くなというのが、無理な相談というものである

何でも喰らうユニークスキル『捕食者」と、取り込んだものを解析して自分のものとする謎の能力...。

あれ?それって...。

リムルって、とんでもなく相性のいいユニークスキルを、同時に所持しているという事ではないか!?

その相乗効果は計り知れず、我でさえも底が読めぬ

そしてその事に、イフリートこのヤツも気付いたようだ。

その表情が変わり、切りり札を用いてリムルを始来するつもりらしいぞ

「...炎化爆獄陣」

逃げられるのを嫌ってが、殲滅型の炎系の最上位範囲攻撃を繰り出しおった

だが、それは悪手。リムルにはー

ああ...俺もここまでか

はあ?

何故か知らんが、リムルのヤツはイフリートに負けたと思っておる様子だ。

何を馬鹿な。お前には『熱変動耐性』があるではないか、と説教してやりたい。

これが対価人の熱量集中型の攻撃であったならば、リムルもダメージを受けたであえう。それが蓄積すれば、敗

北もあり得た。

だが、イフリートの選択もした攻撃では、その広範囲に熱量が分散されてしまっておる。

普通の者では耐えられまいが、「熱変動耐性」があるリアムルには通じぬ攻撃なのだ。

イシグルランス

◆争乱の始まり、

我がイフリートと遊んでおる間に、リムルのやツはシズという名の女と別れを済ませたようだ。

しかも目を離した頃に、人間この姿になれるようになっておった。

後悔しきり。

何故我は、肝心な時に目を離してしまったのか

リムルの記憶にあった「将棋」といううゲームで、イフリートを相手に数中し過ぎたのが敗因なのだがな...

「ーー私のせいにしないで欲しい、暴風竜様...

「ええい、ヴェルドラと呼ぶが良いぞ」

さてさて、それではイフリートには、この『胃袋この中での遊び相手になってもらうとしよう。

少し強引な手段を用いたが、仕方あるるまい。イフリートには、我の話も相手になってもらいたかったからな。

「暴......風...竜ー」

我が声をかけると、イフリートはとても驚いておった。

リムルのユニークスキル「捕食者』によって、イフリートも我と同じ空間にやって来た

本当は隔離する予定だったようだが、そこは我が思念を送って呼び寄せたのだ。

それこそが我が悪手と断じた理由であり、お前の敗区なのだよイフリート

そしてその事に、リムルも気付いたらしい

悪いなイフリート、俺に炎は効かないんだ」

ドヤ顔で言い切っておる。

さっきまで動揺しておったのに、なんというか現金なヤツだ

それを聞き、イフリートは致命的な失敗をした。リムルの言葉に動揺して、その動きを止めたのだ。

その隙を見逃すリムルではなく、イフリートは敗北したのだった。

もなかったであろうに...

我も賛成である。

人の世に興味を持った今我としてもリムルの行動に反対はせぬさ

そしてリムルは、人の姿になって色々と出来る事が増えたようだ

今後、人間達と友好的な関係を築きたい、という思惑からの行動であるようだ。

運命だったのだーと、言うべきかも知れぬ

3人の冒険者は、リムルからドワ1ラが製作した装備の試作品を貰って、嬉しそうに去って行った。

薄情に見えるかも知れぬが、それでいいのだ。

過酷な世界で生き抜く強きを持つ者達ならば、過去ではなく未来を見据えねばならぬのだから、自分と関わる者

の生も死も、全てを受け入れる強さを持たねば、この世界を生き抜く事など出来はしないのだよ。

それはリムルも同様だな

お人好しで装備を譲ってたように見えるが、その内心は計算高い。

とはいえ、それでリムルがシスエの想いを受け継いで、人の姿を手に入れた訳だ

もら

イフリートは、頭この問いヤツだった

シズエという宿主だった女とは、相性が最悪だったらしい

いや、同調率の問題ではなく、その有り様がというべきかな

イフリートは、魔王レオンを崇拝しておった。

それに対して、シズエという女はレオンに恨みを持っていた

そんな二人が分かり合えるはずもなく、シズエの能力でイフリートの力を制御していただけであったという

だからこそ、シズエの強さは中途半端だったのだな。

イフリートの暴走を許し、その力を十全に操れなかった。

精霊と心が通っておれば、その力は数倍に跳ね上がっていたであろうな。こんな所はで寿命が尽きるなどという事

正直、羨ましい。

3巻に転生する!

我も人間の姿をとって、一緒に遊びに行きたいぞ。

我は精神生命体なので、どのような姿にもなれるのだが...今まで試した事がないからな。

上手くいくかどうか、少し不安がある。

まあ、それもリムルに任せるとしよう。

このとんでもないスライちは、我が思っていた以上、に面白い存在であるようだ。

きっと何とかしてくれるであろう。

我はそう考え、その時を楽しみに待つ事にしたのだった

人間の姿にも

なれるとはさすがは

リムル様だ

自分はもっと

ポンキュボンな方が

好きっすがなかなか

あざとい姿っすよね

しかし初めて

人化したリムル様は

泣いておられたとか:

やっぱりシズさんを

食べるのは

辛かったんすかね...

リグルにゴブタ

じゃないか

しんみりして

どうした?

あっ

リムル様

リムル様が泣いてた

考察をっすね

あ、たぁ

こらっ

あああの時の

ことか

すみません

リムル様!

すいませんっす

いいって

じゃあな

お世話になった

うん

現在、代理先生

...ちょっと

走ってくれ

言えない

はっ..

アラスタート

それは...天然まって言ってるんですかったんだけど、それじゃああの

造載償得

おめでとう!!

けれど

さん

原々大根は、

相合先生

統集部メントはさい

Andica!!

やっぱり

こっちの方が

うんだな

お楽しみ下さい。

人型になっても

戻ってこなかった息子を

想って泣いてたとか

言えない

そ、なくまでおまけて、

原作・伏瀬先生より...

あとがき

さてさて『転生したらスライムだった俺のコミックスですが、無事に二巻の発売となりました!

ヒロイン不在の一巻だったので反応が怖かったのですが、どうやら大多数の方に受け入れ

られたようで嬉しい限りです。

コミックスー巻を読んで興味を持ち、原作の小説、WEB版や書籍版を読んで下さった方も

いるみたいで、原作者としても喜ばしく思っております!

そして読んで下さった方は御存知でしょうが、WEB版と書籍版では内容がかなり違います。

同じ人間ーまあ、僕なんですけどー

と違って当然。話の展開や細かい内容なんかも、ちょこちょこと変わっていますね。

まあ、そこは大した問題ではないと割り切って、笑い飛ばしておいて下さい。

どーが書いているのに内容が違うのだから、漫画版となる

と、自分に言い訳をしてみたり、

大筋は一緒だけど、細かい>内容は違っていいよね!という感じですね。

川上先生にも、「ある程度は自由に書いてもらっても大丈夫です!」と、最初の打ち合わせて

話しておりました。

が、毎回かなり打ち合わせをしているのですけどね!

一応、書籍版を基準としております。すが、〝漫画と小説は別物〟という大前提で楽しんでもらえ

ればと、原作者としては思っております。

漫画版に対する原作者の役割として、その作品が原作と違和感が出ないようにする、という事

を意識して監修しています。

これは、話を全く同じにするという意味ではなく、原作の空気を再現する、とでも言えばいい

でしょうか?

なんか違うーーと、読者である皆様に思わせなければ成功だと考えています。

漫画版では小説版にない楽しさがあるので、それを損なう事がないように今後も努力したい

と思います。

とまあそんな感じに、今回も後書きページを頂いいたので筆をとってみました。

この第2巻を原作者として読んでみても、川上先生なりの小ネタなんかもあって、とても楽し

感じました。あまり言うと自画自覚になるので、大絶賛出来ないいのが辛い所ですけどね!

リムルもようやく人の姿を手に入れ、物語はこれからが本番となります。

是非とも引き続き、『転生したらスライムだった件』を宜しくお願いします!!

すでにしたらこんなハライムだけではないませんかの

あの...

います!!Chapp:

スライムだったけど、発売おねでのございます!!

キャラクター原案みっつばー先生より

☆取録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

転生したらスライムだった件(2)

2016年5月1日発行(O2)

伏瀬

川上泰樹

作画か案

みっつばー

原漫キ原

©2015Fuse

coTaikikawakami

...

清水保雅

...

元発

株式会社・講談社

行所

〒112-8001

東京都文京区音羽2-12-2

夢件の

Tarding

carnated.toslin

原作・伏瀬...

月日土売商

Tarkikayakam!

キャラクター...フォーム・キャンランター撮影、「サッコはニュール」ということが

キリウスKC

Taikikewakemi