魔王・ミリムに一撃で倒され怒りが治まらずにいるフォビオ。そんなフォビオの前に中藤池比塗のファットマンとティアが現れる。カウンセランス彼らの目的は、フォビオを災圧級王ンスターである最風大妖渦の故ク代とすることだった。かくして復活してしまった最風大妖渦だったが、ミリムの圧倒的パワーで猟滅され、フォビオはリムルの機転で数出された。フォビオの仕える魔王・カリオンに借りるラクラッを作るかたちとなったりムル想なくしてテンペストには、数王国より使前団による交流の提案が届くのだった。 ヴェルドラーフンハフー(暴風竜ヴェルドラ) トリムルの各つけ親で親友天災級モンスター・ ご戦時中の日本.から召喚された異世界人。死去。 リムルーテンペスト(三上悟) 異世界人。人間からスライ転生した主人公。 ランカ「嵐牙狼」リムルの影に潜む ♪鬼人。武士。リムルの護衛役 十大魔王が柱。危険度は天災級。子供っぽい。 レ大森林の管理者・樹妖精 第一知的話・皆・王国との交易 第四項話「ガゼル王の招待(前編) 美容室、ガゼル王の招待後編 ヴェルドラのスライム観察日記 暴風大妖渦の核を喰いそのスキルの解析が完了した 今試しているのは「重力操作」というスキルで これを研究すれば、色々なことができそうだ 奴が自身の「魔力妨害」の影響下にありながら空を飛んでいたのはこの能力にによるものだろう 俺が部分擬態で出していた吸血蝙蝠の羽にも備わっていったが 俺が部分擬態で出していた吸血蝙蝠の羽にも備わっていたが、 これで羽を出さずとも飛べるようになったわけだ これで羽を出さずとも飛べるようになったわけだ まだ羽があった方が安定するけど... ミリム並みのスピードで飛べるようになるのはまだまだだな... はい兄もリグル殿もすでに準備は完了しています 威厳のあるお姿を見せてくださいませ 魔王カリオンからの提案を受け 魔国連邦と獣王国ユーラザニアは互いに使節団を派遣することになった 使節団に任命したのは幹部候補のホブゴブリンが数名と その取り纏め役としてリグル そして団長にはベニマルを指名した 暮らしぶりはゴブリン村だった頃に比べとてつもなく贅沢になったが 魔国連邦はまだ国として全ての面で経験不足だ 獣王国と良好な関係を築くことが出来れば 獣王国と良好な関係を築くことが出来れば 正式に国交を結べる日も 使節団には頑張って交流を確かなものにしてもらわないとな 是非とも頑張ってきてくれたまえ! ...それだけですか? えー...じゃあもう少しだけ 今回は相手と今後も付き合っていけるのかを見極めるという目的もある 我慢しながらじゃないと付き合えそうもないのならそんな関係はいらん お前達の後ろには俺や仲間達がいる 恐れず自分達の意思はキッチリ伝えろ 友誼を結べる相手か否かその目で確かめて欲しい カリオンが信用に足る人物か この目で見極めてきます リグル達も頑張ってくれ 良い点はどんどん取り入れたいからな 見聞を広めて参ります! そういうことですが、... そういえば、そういうことで、 ...そういえば、そういうことで、 彼らのことは心配ないだろう 迎賓館の料理人はどうだ? 次はこちらの受け入れ準備だ もう帰るよ暗くなっちゃう そういえば、...それでも、 この先の魔国連邦っつう魔物の国で造ってもらったんだ 姿勢には常に気を配ってくださいね ゴミはひとつも残さないように! いやいいよせっかくだし接客の練習相手になってやってくれ ああもうじき魔王カリオンとこから使節団が来るんだよ なんだってそんなことに...!? まぁ話せば長いんだが... 国交樹立のチャンスってワケなんだよ はははぁ...なるほど... それにしても魔王かぁ... その配下ならさぞかしおっかないのが来るんだろうなぁ... どうだろうな別にケンカが目的じゃないし でも不測の事態に備えてあちらにはベニマルさんを行かせたんだろう? 向こうだって同じように考えるんじゃねぇのかなぁ 下手に手を出してチャンスをふいにしたくないし だからお前も使者相手にケンカ売るなよ? 俺も手下どももそこまでバカじゃねーですって そういやハクロウが会いたがってたぞ 腕が鈍ってないか確かめたいってさ 一気に酔いが醒めた... 馬車ならぬ虎車か... お初にお目にかかります ジュラの大森林の盟主様 私はカリオン様の三獣士が一人 黄蛇角のアルビスといいます。 弱小なるスライムが盟主だと? その上矮小で小賢しく卑怯な人間共とつるむなど 魔物の風上にも置けねぇ うるさいぞアルビスオレに命令するな カリオン様の顔に泥を塗るつもりですか? ...ずいぶんな物言いだな このヨウムは俺の友人で おおいリムルの旦那... 同じ師についた弟弟子でもあるんだが ちょっと実力を見せてやったらどうだ? おいおい平和的にいくんじゃなかったのかよ!? 向こうが仕掛けてくるなら話は別だ お願いしますヨウムさん! 頭やっちゃってくださいよ! ...しょうがねぇなぁ ちゃんと骨は拾ってくれよ旦那 黙って聞いていればリムル様に対する暴言の数々 我慢に我慢を重ねていましたが、 どうやらその必要はなかったようです シオンさんちょっと... スライムの配下がどの程度のものか このオレが確かめてくれる! しょうがありませんねスフィアは 替わりに貴方があの人間の相手をなさい 人間の相手ね...まぁいいか なんだこの急激な魔素の高まりは...!! 鬼人の真の力見せてあげましょう... おいシオンこの辺り一帯をふっとばす気が!? 駄目だこりゃ聞いてない ...いいぞ見せてみろ このあたりに致しましょう それで?俺達は合格なのか? ええ堪能させていただきましたわ 合格!?ってことはまさかこの仕合いは... どうやら俺達は試されていたらしいな 我らが友誼を結ぶに相応しい相手だ 彼らとその友人を軽んじることはカリオン様に対する不敬と思え スフィア様の言われる通りだ 獣人とこれだけやり合える人間は滅多にいない 到着早々どうなることかと思ったが シオンお前もそれでいいな? まずいな...見るからに暴発寸前だ お落ち着けっそっとだぞっとそれを上に向けるんだ いいんだ様避難を... といいますかもう気力が限界で... しょうがねーなシオンは これからもうちょっというのは ...それではないのですが、 そういうことで、そういうことで、そういうことで、 そうだな。そういえば、 世話が焼ける秘書だなシオンは... 貴方と貴方の国と縁が出来たことに感謝を この出来事は俺の印象にそれなりの影響を与えたらしい ...さすがはカリオン様の認めしお方 その夜新築した迎賓館で歓迎の宴を憧したのだが おい誰だ樽ごと渡したのは... スフィアさん同僚を止めた方がいいんじゃー この姿って他人に見せていいもんなのか? 特段見せてはいけないものではないのですが... 些かお恥ずかしいですな ...まぁそれだけ心を許してくれたんだと思う ああ...気づけばりんごのブランデーがどんどん空に.. あまり量は造れませんの? 客人に振る舞うのがメインだから気にしないでくれ ...では良い考えがございます 果物は試験的にしか作ってなくて森からの恵みに頼ってるんだ 我がユーラザニアの果物をこちらにまわすよう手配致しましょう 酒は嗜好品だしまだ皆には行き渡っていないんだよ 「それで酒を造ってこっちにも寄越せ」と オレは美味い酒が飲めればそれでいい 雑務はこちらに丸投げか ゴブタ商人詰め所にいる代表を呼んできてくれ それ終わってからごじゃ 物々交換となると妥当なラインが難しいな... それでも、それでも、これから リリムル様これは一体...! 彼は犬頭族の商人の代表でコビーと呼ばれている俺が名付けたわけじゃないけど 案外取引なんて酒の席でまとまるものなのかもね 他国との交流その始まりとしては 虎車を引いてたヤツっすね遊んであげるっすよ! それでも、それでも、これからも、 アルビスとスフィアは獣王国へ帰って行ったが、 彼女らの配下達は魔国連邦の首都リムルへの滞在を続けている なんでもここの技術を色々学んで来いと言われているらしい 湯がでるのはどういう仕組みなんだろう? こうして魔晶石を内蔵させた蛇口のハンドルに 熱の魔法を刻印することで 魔力を持つ者が捻れば水がお湯になるってワケだ さすがドワーフの職人...!! 本当はリムルの旦那の案だけど... 正確には文書者の家です。 他のやつらみたく工房とか見学しなくていいのか? リムル様のお役に立つようにって フォビオ様の命令だからな それで警備隊にまさってんのか グルーシスさん見回り行くっすよー こちらから送った使節団も帰ってきた 獣人達の強さは流石の一言です。 一兵卒に至るまで徹底的に鍛え上げられていました やはり魔王カリオンと獣王戦士団の影響力が大きいようです そのためか王宮には贅が凝らされ 一般市民の住居は質素なものでした ですが悪い意味ではなく住民がそれを望んでいるようです 魔物は元々弱肉強食だけど 魔物は元々弱肉強食だけど それからお土産をもらったのですが... 讃える傾向があるのかな ぜひリムル様に召し上がって頂きたいとのことです 素晴らしい品質だな天然ものなのか? 何代にも渡って改良を重ねたそうです 生産管理部門から次回の使節団に加わる者を選出します ぜひその技術を我が国にも取り入れましょう! じゃあ俺はドワーフ王国へ行く準備があるから あとの取り決めは頼んだぞリグルド 次回からはリグル殿を使節団の団長に指名してやってくださいませんか? 何か問題でもあったか? 魔王カリオンは信用できる人物だと...判断しました 彼の御仁が我等を闇討ちするような心配は皆無です ならば俺はリムル様が留守の間国の守りとしてここに残るほうが有用でしょう ...わかったそうしよう お前にそれだけ言わせるのなら カリオンは力に頼るだけの王ではないんだろうな 実はケンカを売ってみたのですが笑っていなされましたし おまっ...それ... コテンパンにされましたね ミリム様に鍛えられて少しは強くなったつもりだったんですがねぇ あですがフォビオには勝ちましたよ こいつは外に出してはいけない男だった いってらっしゃいませー いざ武装国家ドワルゴンへ 速い速いますぎだってランガ!! 今回の旅に同行してもらうのはシュナとシオン カイジンとドワーフ三兄弟 カイジンとドワーフ三兄弟 護衛としてゴブタ率いるゴブリンライダー 後ろの荷台にはガゼル王へのお土産を積んでいる 胃袋にしまった方が楽だと言ったら... こういうのは形も大切なんです 最近はベスターから色々と学んでおり 儀礼においてのマナー面でも頼りになるようになった ちなみにシオンはベニマル以上に外に出してはならないタイプだと思ったんだが、 えっシュナ様がリムル様と旅行!? ズルイです!ズルイのです!! シュナ様だけリムル様と遊びに行くだなんて...っ とまぁ泣くわ喚くわ暴れるわ... 置いて行ったらリグルド達が可哀想なので連れて行くことにした まぁ、シオンも黙っていれば美人秘書だし 俺が見張っていればそう大惨事にはならないだろう ゲルド達は仕事が早いですね 暴風大妖渦戦でボロボロになった道がもうほとんど片付いています ランガ路面工事の作業員がいたら止めてくれ ゲルド様石畳の石材の追加をお願いします わかった採石場の者に手配しよう うむ...大分整ってきたな 今日がドワーフ王国への出発の日でしたか ああ道が整ってるから揺れも少なくて快適だよ 良かったら皆で飲んでくれ こうして道中はつつがなく進んだ ようこそお出で下さいました 我が王ガゼル・ドワルゴが王宮にてお待ちです。 こちらジュラ・テンペスト連邦国国主 リムルーテンペスト陛下にあらせられます どうぞガゼル王へのお取り次ぎを... あれ?リムル殿が来るって聞いたんだが... 誰かと何か話す時はシュナが代わりに話してくれた 俺はただニコニコしてただけだ〈たぶんシオンも〉 正直頭が真っ白で何も覚えていない 外交などハッタリが全てだぞ あれでは甘く見られても文句は言えぬな ...さて今は大臣らもいない 迂遠な言い回しや腹の探り合いは無しだ 貴様の国で高出力の魔法兵器を所有しているというのは事実か? うん暴風大妖渦を葬ったのはあいつの一撃だよ ドルフさんは魔法兵器を疑ってたみたいだけどさ あの日もそう言っておられましたが: 申し訳ないが信じられません あの場に居たというのですか? 俺の近くにツインテールの娘がいたろ? ある日突然「挨拶にきた」とか言ってさ そのまま流れで友達になったんだ まぁ...信じられないってのもわかるけど ホラにしては荒唐無稽がすぎるな! 結果と相まっていっそ真実味がある よかろう信じるぞリムルよ ふむ:それにしても土産にもらったこの酒は美味いな おさすがはガゼル王お目が高い りんごで作った蒸留酒なんだ 果実類を輸入できる目処が立ったんでね ああこれはどうも... このドワルゴン以外にも貴様達と国交を結ぼうという者が現れたのか ううん...知ってたのか 貴様獣王にも懐かれたのか...? いやいやぃや魔王カリオンの部下を助けただけだよ! 当然だ誇り高き獣王の治める国を知らぬはずがあるまい んで交易を申し出てみたら了承してくれたってわけ だとしたら魔国連邦の重要性は一気に跳ねあがる いずれはファルムス王国に代わる貿易の中心地になるやもしれん 少なくともこれは我が国がファルムスから輸入するどの酒よりも美味い たしかヨウムの出身地だったか たしかヨウムの出身地だったか あいつあんまり故郷のこと良く言わないけど... ファルムス王国ってどんな国なんだ? まぁ西方諸国でも一二を争う大国だがな ここだけの発言だが俺はあの国王は好かん だから是が非でも獣王国との貿易を成功させろ そして兄弟子にも酒を融通するのだ ユーラザニアとの貿易もぱばーっとステキにまとめてくださいます!! 我らの食卓にも当たり前のように美味しい料理が並ぶようになりました そこにお酒が加わるのもきっともうすぐです!! シオン!?あなたまさか飲んで...っ もうっシオンったら... ったくこの娘は本当にもう... 早く部屋に連れて行ってやれ ...もう恥ずかしい... ここまで信じられると応えてやりたくなるんだよな よしシュナ明日の演説の原稿もう一回読み直そう 金曜の夜の○しばじ... すでに書面の上では友好国なわけだが アピールする場というわけだ 国民に向けて「俺たち仲良し」を 今日は二国間の友好宣言の式典だ 魔国連邦のイメージを背負ってここにいる えー初めましてドワルゴンの皆さん ジュラ・テンペスト連邦国 略して魔国連邦の盟主リムルーテンペストです この通り私はスライムなのですが、 人と魔物の橋渡しとなるような国家を築きたいと願っております ここドワルゴンはまさに共存共栄が為された国であり私の目標です こうして友誼を得ることが出来方ゼル王には感謝の念に堪えません 我が国には魔物が多数所属しています ですがその心根は皆様となんら変わるところはないのです できれば恐れるのではなく 新たな友として受け入れて欲しい この言葉が本心であることをここに誓い私の挨拶に代えさせていただきます ...うん、まぁまぁのスピーチだったんじゃなかろうか 国を治める者が国民に謙るものではない ましてや他国の住民に下手に出れば舐められるだけだぞ こうなったらいいなどと甘えた統治は厳禁だ 素晴らしいものとは自然にやってくるのではなく 自ら掴み取りに行くものなのだからな 心からの忠言であるのは間違いない ...肝に銘じて今後の課題にするよ せいぜい励め危うくて見ておれんわ 本当俺は縁に恵まれてるな 忘れてはならない場所がある 女子に気づかれずにここまで来れただろうな? 待ってたわよスライムさん お姉ちゃんたち元気だった? ねぇねぇだっこしていい? スライムさんご一行いらっしゃいました〜 ずいぶんご無沙汰だったじゃない 私たちのこと忘れちゃったのかと思った 君もスライムさんのお友達? お席へどうぞスライムさん お連れさん達はもう出来上がってるわよ ゴブタって時々すごいよなあっさりがわされるるけど... よう旦那先におっ始めてるぜ やっぱりその姿の方がしっくりくるなぁ 人型はお気に召さなかったか? そういうワケじゃねぇが... どうにも一致しなくてな しかし今夜はありがとうよ カイドウさんには世話になったしな なに言ってんだ旦那!こんな場所で野郎と話してどうする!? 似てないがカイドウさんはカイジンの弟だ 似てないがカイドウさんはカイジンの弟だ 魔国連邦に住むカイジンはこんな機会でもなきゃ弟に会えないだろう。 今夜はゆっくり兄弟で語り合ってくれよ そうだぞリムル殿!お姉ちゃん達に失礼ってもんだ!! ちょ...っこれはさすがに危ないっすよ そのグラスとっても高価なものなの だから落としちゃダメよ もしも割ってしまったら...そうね ゴブタちゃんの体で支払ってもらおうかな ちょっとしっかり!!冗談だからね 長居するとゴブタが失血死しそうだ ママさんちょっといい? これよければお店に置いてみてくれない? ガゼル王にも卸すからあんまり沢山は渡せないんだけどね お得意様限定で出してみてよ あらまぁ!でもいいの? 一人一杯のサービスで幾らまでなら出せるかリサーチして欲しいんだ あらあらスライムさんは強かなのね カチカチになって演説してたのが嘘みたいだわ あれはまぁね演技だよ演技 あれはまぁね演技だよ演技 初心っぽく見えただろ? どんどん皿か出てくる... うふふそういう事にしておきましょう でもね私は好感を持ったわよ やっぱり人を惹きつけるのは誠実さだと思うの その点スライムさんなら満点だった 人や魔物や...エルフ そんな垣根のない皆で笑い合える国を おいおいしっかりしてくれよアニキ いくらなんでも飲みしゅぎだじぇ〜〜... この酔っ払いどもめ... ほらゴブタお前もしゃんとしろ! これからこっそり宿に帰るってのに ちょっと...貧血でむりっす... お手伝いしましょうか? シュナ!?なぜここに... ゴブゾウが全て話してくれましたので ゴブゾウゴブタの部下の一人 出がけにどこに行くか聞かれたでお答えしたダス 何してくれてんだお前えええぇえぇぇっっっ ひどいですリムル様... 置いていくなんてあんまりです! いやだって女の子が行って楽しい場所なのかわからないし.. でも黙って行くなんてひどいです! あなた達がリムル様を夜遊びに誘ったのですか? 誘ったっていうか提案したっていうか... リムル様のなさりたいことをお止めするつもりなどありません スライムの可愛さで情に訴えかけて!! 一週間シオンの朝ご飯で許してあげます いいのですかシュナ様! ガゼル王あんたの指摘は正しかったよ:・ あの...三日に負かりませんかね スライムさん女難の相が... うっすとシオンに目をつかるまであとわすか 眠る必要がない身体になって久しいが 最近意識を手放すと必ず彼らの夢を見る あまりにも鮮明で見てきたような光景 でもこれは俺の記憶じゃない メシを喰って意識を失うとは思わなかったよ ドワルゴンから帰国して数日 シュナ様にもらしたのはゴブゾウなのに 馬鹿野郎!お前がヤツを教育してなかったせいだろうが! 今は夜遊びの罰としてシオンの手作り朝食を頂いている最中だ なぁ大賢者「イングラシア」ってなんだかわかるか? 解。魔国連邦より西、ブルムンド王国を経た先にある王国の名が該当します。 ブルムンドは確かフューズとあの三人組の国だったっけ リムル様、おかわりありますよ!? あー大丈夫!もう腹いっぱい!! それより皆を会議室に集めてくれ 人間の国に行こうと思う ドワルゴンとは違い魔物を受け入れてくれるとは限らないからな 今回は人間に化けてコッソリ潜入するつもりだ ...お話はわかりました ですがリムル様がお一人で旅立たれるというのは.. 万が一のことがあればジュラの大同盟も根底から崩壊するやも知れぬ コッソリと言っても一人旅じゃないぞ 影に潜んだランガは連れて行くし 俺の分身体を一体リムル様との連絡役に回しておく 何かあれば皆にもすぐ知らせよう ということだから安心してほしい 案内役も頼むつもりだしな ああ今ゴブタに呼びに行ってもらってる 干し肉もいいけど... 久々にシュナさんの料理が食いてぇなぁ ちょっとぉ言わないでよぉ あっしら世話になってばかりでやすからね あんまり行ってたかってるって思われるのも嫌でやんす リムルの旦那がもっと俺たちを頼ってくれたら 遠慮なくたかるのに... たかるって言っちゃってやすよこの人... じゃあ丁度いいっすね! リムル様がお願いがあるそうっす イングラシア王国に行くにはブルムンドを経由するし 彼らなら俺がスライムなのも知ってるしな カバル殿にエレン殿それにギド殿ですか 人間の国へ入るのに我ら魔物が付き添っては却って火種になりかねませんし... 「大船に乗ったつもりで任せてくれ!!」 ...わかりましたですがくれぐれもご注意くださいね リムル様にもしものことがあれば我らは...ッ というわけで、カバル達が到着次第出発することが決まった なんなら私がお供を... お前は話を聞いていなかったのか!? さてと一番の目的は夢で見た子供達だが この旅では魔国連邦の特産品...回復薬の販路を確保したいと思っている ドワルゴンでは回復薬が品薄だと聞いた 我輩が丹精込めて育てておりますれば! ヒポクテ草の栽培はどうだ? ガゼル王との交渉でウチから下位回復薬を納入することになったのだ ただしドワルゴンの薬師を研究員として受け入れるのが条件だ ふむ...これなら全員雇用しても問題なさそうです。 役に立ちそうな人材か? ええ昔同じ学舎にいた者の名もいくつかあります その後、回復薬の開発状況はどんな感じだ? 彼らが開発チームに加わるのなら:そうですね 少なくとも一日に三本は固いとお約束します 完全回復薬は俺の回復薬と同等の効力を持つ 大賢者曰く欠損した部位すらも再生可能な万能薬だ どんな大怪我も治癒することが可能だが 欠損した部位の再生は出来ない そして完全回復薬を百分の一に薄めたものが下位回復薬 怪我をある程度治癒する効果があり 怪我をある程度治癒する効果があり、 冒険者の持つ回復薬といえば通常こちらを指す 完全回復薬を売るのは難しいぜ旦那 この薬は性能が良過ぎるんだよ 気軽に使用できるもんじゃねぇし妥当な値段をつけたら冒険者には手の出ねぇ金額だ 下位回復薬は冒険者にとって最も馴染みのある回復薬だ 今更どこぞの特産品だと周知させるのは難しいだろう となると特産品として一番有力なのが上位回復薬 こいつは駆け出しが買うような代物じゃねぇ ベテランの冒険者が万一に備えて持つような薬だ なるほどターゲット層はそこそこ金を持っていると 高値で交渉して利益を上げてみせるさ 行く行くは規模を十倍にも百信にもして 国庫を潤せるように頑張るぞ! その夜カバル達が到着し早朝には出発することに決まった そういうことですかそういえば、 そういうことですから... どー任せちゃってよねぇ 旦那は俺達に付いてきてくれればいいぜ! あっしの本領発揮でやすね! この世界に転生して二年近く経ったが 人間の国へ行くのは初めてだ スライムの身体は疲れ知らずだし 森の中を歩くのはいろんな発見があって楽しいが... あれ?あの鳥の巣... すんません!!すんません...!! シズさんの苦労が偲ばれるな いーよ...少し戻れば工事作業員用の現場宿舎があるから 今夜はそこに泊めてもらおう 悪いなゲルド寝床の空きあるか? ええ皆リムル様のご来駕に喜んでいます 本当は寄る予定じゃなかったんだけどな ちょっと自信喪失だよねぇ... 何であんな所で迷ったんだろ... あっしなんて道に関してはプロなんでやすよ? お二人以上にショックでやす... もしやこれが原因ではないか? 周囲に幻覚作用をもたらす花だ こいつのせいでオレ達の工程にも遅れが出た 薬の原料にもなるすっごい貴重な花なんですよぅ 樹木の伐採の前に採取したものが倉庫にまとめてある 欲しければ持っていって構わん こっから先は幻妖花に惑わされないためにも 進路上の森は喰ってくことにする キレイに伐採していくわけじゃないから 後の整備は頼んだぞゲルド 旦那森を喰うってどういう ほら呆けてないで行くぞ 道中なんやかんやありながらも なんで魔物の巣をつっつくんだよ!! 旅は順調に進んで行った リムルさん!ずっと一緒に冒険しましょうよ! 嬉しい申し出だが今は俺も責任のある立場だ 遠い将来魔国連邦の皆に必要とされることがなくなったなら その時は自由な冒険者になるのも ...そういえばスライムの寿命ってどのくらいなんだろう 人間は生きているんだろうか :ミリムもこんな感じだったのかもしれない ワタシの女はお前一人なのだ! ...そういえば、... リムルの旦那どうしたんだ? もうすぐブルムンド王国だぜ 俺なら孤独を選ぶだろうか 俺なら孤独を選ぶだろうか 大事な友人を作っても先立たれてしまうのならば 慌てて答えを出す。必要もないか 今の俺にはその問いに答えるだけの経験が足りていないのだから ヴェルドラのスライム銀衆月記 やったぞ!勝利!完全なる勝利だ!!「長かったですね」「貴様にも苦労をかけたな、イフリートよ」 ヴェルドラのスライム観察日記 リムルの厳しい監視の中、我は仕事を頑張っておるそのせいか、最近はリムルからの小言も少なくなっ 再び我は、リムルからの信用を取り戻したのだ!という訳で。たまには外の様子を見たかったりするのですが、官しいかな?ちょっと腰が引けてしまったたが、これも娯楽の為なこのだ。イフリートも応援してくれておるのだし、この戦いには負けられぬ。 :::了。努力の成果を確認しました。制限の一部を解除します 互いの健闘を称えながら、「我とイフリートは笑顔で頷き合う う遠い未来の話ではないであろうさ。 これぞ友情、努力した我等が勝利をつかむのも、そ 方ぶりに外の世界へと目を向けた。 そんな明るい予想で胸を高鳴らせながら、我等は久 ぷわぷわと浮くリムルコイツは相変わらず努力家だな。暴風大妖渦を喰って手に入れた「重力操作」を、未熟ながらも使いこなせるようになっておるこれがあれば、裏技チックな戦い方も出来るようになるし、バリアも張れろし、音速を超えて飛翔する事も可能となる。とてもも優れたスキルなのだよ。リムルならば、近い内に自分のものとするであろう 何かイベントがあるようだぞ。 それにしても、外か騒がしい鬼人の娘たるシュナが呼びに来たようだし、今日は おめかししたリムルが、広場にある演説台に上った その正面には、ベニマルを先頭にして嬉びやかな衣装をに身を包んだ者共が整列しておる。衣服が異なるだけで、恰好良く見えるから不思議だ というか、この流れは演説だな。演説、我も得意なのだよ。見せてもらおうか、リムルよ。リムルが片手を上げた。どうやら始まるようだぞ。諸君。是非とも頑張ってきてくれたまえ!」 なっておるぞ。魔物には難しい言葉よりも、素直な心情をぶつける 方が効果的だからな。これが正解とは言わぬが、リム花の思いは伝わっただろうさ。「ところで、ヴェルドラ様は本当に演説が得意なのですか?」「無論だとも」それは、失礼しました。てっきり、演説するような そんなこんなでベニマル達は旅立ったのだが、リム ル達はまだまだ忙ししそうに働いておる。 イベントは、あれだけで終わりではないようだ綺麗で立派な建物が立ち並ぶ区画にやって来た。いつ見ても感心するが、少しし前までと比べても、生活しベルが段違いに向上しておるな。 シュナは料理指導に。いつつ見ても美味そうな料理の 数々は、早く復活したいという我のやる気に火をつけ 「魔王カリオンからの使者でしょうね。先程出発したペニマル殿達も、向かう先は獣王国ユーラザニアだったみたいですし」なるほど。国交とやらを結論ぶぐ、どんどんと本格的な交渉がスタートしておる訳か。ちょっと目を離しただけでここまで動きがあるとは、つくづく油断出来ぬというものだな」まったくです。我々も真面目に働きつつ、一度と「感 てくれる。ベスターという、ドワーフ王ガゼルが置いていった男は、色々な面で優秀だった。最初の出会いは最悪だったが、根は良いヤツだった。らしい。自分の持つ知識や技術を、惜しげもなく活用してくれておる。これがリムルの狙いかとも思ったが、そうではないな。こういうのは、狙ってて出来る事ではあるまい。リムルが自然に接したからこそ、ベスターも感化されて素素の自分に戻れたのだろうてそんな訳でベスターは今、回復薬製造の合間を見て魔物の町の住民達に貴族を相手にする際のマナーを実技指導しておるようだ。そこまでしなければならぬような大物が、この町にやっててくるという事なのだろう したいものだな。何というか、大人の雰囲囲気が感じられるのだ。我が将来悪巧みをする際に、も、こうした小道具を用意した方が良かろうて。そんなふうに二人を羨ましく見ておると、カリオンからの使者が来ると聞いたヨウムが、驚きを隠せずに酒を噴き出しおった。 ユーラザニアからの使節団より先に、ヨウムがやって来た。リムルが英雄に仕立て上げた男だが、少し見ぬ間に腕を上げたようだな。人間にしては、なかなか強い部類に入るように見えるぞそんなヨウムだが、酒を片手にリムルと近況を報告し合っておる。酒のつまみも増えておるし、我も参加 覚退断』されぬように気をつけねばなりませんね」「うむ」本当に、イフリートの言う通りよ。この退屈な世界で、リムルの起こす行動は刺激的でとても楽しい。この娯楽を一一度と取り上げられぬようサボるのはほどほどにせねばなるまいて。我はもう一度、その戒めを深く胸に刻み込んだの 何が言いたいのかな、イフリートは?我は最強の力を有しつつも、理性的で理知的である今の例えで、イフリートに笑われる覚えなどないの 「ははは、〝勇者〟に封印されているヴェルドラ様がそれを言いますか」 そして、数日後、本命の使節団が到着したぞ。これまた豪華な虎車だな「白雷虎を使役するとは、流石は獣王国の使節団ですね。下位や中位の精霊よりも遥かに強い魔獣ですよ」「うむ。精神生命体をも喰らう魔獣だな。人語を理解するほどの知恵はないが、本能的に強者を見抜く目は確かなのだろうて。そうでなければ、危険過ぎて駆逐されておるだろうさ」 酒がもったいないので、そういう悪戯は止めてもらいたいと思ったのだった。 リムルは華麗にそれを避けて見せる。その動きから察するに、ヨウムの行動を予想してい 「最初からこのアルビスという女を使者に寄越しておこれば、魔王カリオンとの同盟も、もっとスムーズに話が纏まったのではあるまいか?」 まあな。今はともかく、上位精霊だった炎の巨人よりは強力な魔人であろう。そして、このアルビスという女は、そんなフォビオよりも更に強い。「ぶっちゃけ、我は思ったのだが...!」「何でしょう?」 金と黒のまだら髪を伸ばした妖艶なる美女が、そう挨拶の口上を述べた。三獣士というと確か、あのフォビオとやらと同格が「獣王戦士団の中でも、一「獣士の実力は別格だと聞いた覚えがあります。あのフオビオも、相手が魔王ミリム様でなければああも簡単に倒されはしなかったで 「お初にお目にかかります、ジュラの大森林の盟主様私は、カリオン様の三獣主が一人。〝黄蛇角〟のアルビスといいます」 我は少し引っ掛かりを覚えつつも、獣王国から来た使者へと目を向けた と言って見下すとは...。 しかし、許されざっる暴言を吐いたものよ。実力は確かなのだろうが、我ほど賢くないのかな?我が盟友たるリムルを、〝弱小なるスライム〟など そうであろうとも久々に我、ナイス発言であった。尊敬されておると実感出来て気分を良くしておったのだが、「馬鹿にしてんのか!?」という怒声によって邪魔された。無粋なヤツもいたものだ二人目の使者は、名をスフイアというらしいな。その発言から推測するに、この女も三獣士の一人である 証明されてしまったようだぞ。「どうだ?我の賢さに文句でもあるか?」「い、いえ。ヴェルドラ様のご慧眼、お見それしました スフィアとヨウムならば、実力差は明白。ヨウムも スフィアの挑発に対して、リムルはヨウムを代わりに戦わせると言い出した るような御方ではない。スマホフィアの考えを見抜き、宏然と構えているのですね!!」「その通りだとも。その証拠に、見よ!代役として人間であるヨウムを立てたであろうが!」「おお、本当だ!」 「なるほど。ですが、リムル様はそのような挑発に乗 今日の我は冴え渡っておえ。いや、いつも冴えているが、今日は別格だ。だからこそ、我は自信満々に断言する。ヤツはリムルを怒らせて、その実力を試そうとしておるのさ」 そう言われてみると、スフイアからも殺気を感じない。口では暴言を吐いているものの、そこに感情的な意図が感じられぬ。という事は、だ。「演技かも知れんな」「演技、ですか?」「うむ。つまりなー 「ですが、リムル様本人は、腹を立てている様子ではありませんが?」 見守る我とイフリート。 などと言い出して、リムルの策を台無しにしてし リムルの秘書こことシオンだった黙って聞いていれば、リムル様に対する暴言の数々我慢に我慢を重ねていましたが、どうやらその必要はなかったようです」 ところが、スフィアの窮地を救ったのは他でもない がなり腕を上げておるし、あの装備は武器、鏡、共に特注品なのだが、それでも埋めようのない差が両者の間に横たわっておる。これでは逆に、リムルが相手の出力を窺う感じになってしまっておる。攻守通転、という感じだなヨウム相手にスフィアが本気を出すようなら、大人気ない結果に終わるだろう。力を見せ付けるどころか三獣士としての〝格〟を落としかねない暴挙となるところが逆に手を抜こうものなら、実力主義者の獣人族共が黙っておるまい。スフィアへの信頼が失え墜し、三獣士という立場をも失う羽目になりかねん。「さて、スフィアよ。リムルの奸智にどう対処するつもりかな?」この交渉の結末がどうなるのか、ワクワクしながら 「そうだとも。スフィアとしては、リムルに敗北するのは想定内だったのであろうう。万が一にも勝利してしまった方が、困った事態になっていたであろうさ」「それは、まあ。魔王カリオシから正式に派遣された便者である以上、国交樹立は絶対に成功させる必要があるでしょうしね」「うむ。故に、自身が全力を出してもリムルに敗北したと、ワザと見せつけるつもりだったのであろうな」「つまり、部下達に対ししてリムル様の強さを見せてこの交渉を納得させたかったという事ですね。他の魔王相手なら危険な賭けですが、リムル様は無闇に命を奪うような真似はなさらない。思った以上に、理に適っている作戦に思えます。ですがそうなると、リムル様は、体何を考えてヨウムを代役に立てたのでしょう?嫌がらせ、かな?」リムルはああ見えて、結構お茶目な悪戯が大好き いつ我慢したのだーーという疑問は、この際置いておこう。この申し出に、スフィアおか嬉しそうに応じた。まあ、当然であろうな。シオンとならば実力は拮抗している故に、スフィアの目的は達せられるであろうから、「目的、ですか?」 「そうであろう?そして、その結果を見よ。ジオンがスフィアと戦う事になり、熱戦を繰り広げておる。しかも、ヨウムまでもグルーシスという魔人と戦う事になったようだぞ。これこそが恐らく、リムルの狙いがに違いあるまいて!」冴えている我は、そうイフリートに説明してやったヨウムは人間だが、決して弱くはない。人間とも仲良くしたいと考えているリムルは、その事を獣人達にも知らしめたかったのだろう。スフィア相手にはかなり無謀だが、善戦すれば良しとでも思ったのであろうなだがしかし、結果的には最善の流れとなったようで何よりだ「ひょっとしたらリムル様は、シオン殿がどう動くのがまで読んでいたのがも知れませんねむむ?いや、それはどうであろう?そこまで思い通りに事を進められるとは思えぬがリムルだからな。 「嫌がらせですか?一確かに、言葉は悪いですが、そうとも受け取れますね」 今回もそれだと、我はそう思った、それと多分、もう一つ理由がある。 ないーとは、言い切れぬか「それまで」悩む我を現実に引き戻したのは、アルビスが放った終了の声だった。予想通り、シオンとスフイアは伯仲した戦いを演じヨウムとグルーシスも見事な戦いぶりを見せ付けた様子。それを以ってスフィアが友好宣言をして、獣人達を納得させておる。ヨウムも人間だからと見下される事はなく、親しい友人として受け入れられていた。全ての結果が、リムルにとって都合が良い展開になっているな。シオンの反応も織り込み済みだった可能性だが、十分に考えられるというものか?そう悩んでおると、我の予想をも上回る決定的な出来事が起きた。シオンが練り上げていた魔魔力弾を、制御出来なくなり暴発しそうになったのだ。コレには三獣士も大慌て。スフィアは動揺し、その隙にアルビスも撤退しておる。ちなみにシオンの魔素量だが、ベニマルと互角かその時の感情次第ではやや上回る場合もあるほどに大きい。カリオンの腹心である三獣士から見ても、無視出来ぬほどに強大なのだ。 そこでリムル側と獣王国側、両国の思惑が合致し、 その後、何事もなかったかのように宴の席が設けら らだ。シオンの魔力弾を、何事もなかったかのように消し去るリムルこれにて一件落着。獣虫国の者共も、あまりの出来事に咄然としておるわ「流石はリムル様。ここまでで計算通りだったのでしょうね」 が、無駄な事をしていると即座に指摘されましたので、 「お褒めに与り、恐縮です。ですが、これも全てリムル様のお導きの賜物ですよ。どうすれば最適にエネルギーを運用出来るのか、それを理解しました。という 数日滞在して、アルビスとスフィアは獣王国へと帰って行った。便節団の他の面々は、リムルの国ージュラ・テンペスト連邦国に残っておる。どうやらこの地で、様々な技術を学んで帰る事になっておるらしいな。彼等も勉強を頑張っておるのだし、我も見習わねばなるまいよ。「イフリートよ、貴様もかなり腕を上げたようだな。その修行、先日までは死にそうになっておったのに今では平然とこなしておるではないか」 ◆ガゼル王の招待【前編】◆ そう願いつつ、我は仕事を再開したのだった くて歯ぎしりしたくなる。せめて我が復活するまでには、美味い酒をたらふく飲めるようにしておいて欲しいものだ。 正式な交渉が開始される流れとなった美味そうに酒を飲む面々を見ているだけで、羨まし うむ。重要なのは、エネルギー効率なのだよ。 どれだけ強大な魔素量があるっても、無駄が多くては意味がないからな。「そういうヴェルドラ様だって、最近はリムル様から怒られる事もなくなったではありませんか。解析も順調に進んでいるようで、実にめでたいですね」フフフ、まあな。「わかるか、イフリートよ。「大事なのは、要領よく仕事をこなす事なのだよ。おボり過ぎるのは駄目だ。そんな真似をすると目立ってしまい、この前のように怒られる羽目になる。だがらな、我も学習したのだよそう、我は学習したのだ。リムルの記憶を見ていると、ブラック企業という単語があった。違法労働というのはよくわからんが、過去重労働やバウハラというのはは、我にも覚えがあるのだ こんなに頑張っている我をムチ打つような、そんな恐るべき存在が身近にいるからな。 我の思考を読まれ、ている気がする。最近はリムルのヤツも深層領域で思考するように なってしまったせいで、何を考えているのか盗み見るのも一苦労なのだ。それなこのに、我だけ思考を読まれそのは勘弁して欲しい。慎重に。サボっているのを気付かれぬように、慎重に行動せねばなるまい。「要領よく、ですか。確かにそうですね。頑張って仕事を終わらせると、次はそれが基準になってしまう場合もあるらしいです。自分にとっての適量を、定時で終わらせられるようにすえ、というのが理想なので そ、そうだとも。そうなのだが、イフリートよ、空気を読むのだ!監視の気配がした時は、即座に仕事に戻る。これが生き延びる為の鉄則なのである! リムルに気付かれる前に、早々にこの会話を終えよ 告、イフリートの能力上昇を確認しました。次の段階へと、修行の難易度を上昇させます 案。もっと頑張れるのでは? 「ぐ、ぐわあああーーーッ!!」絶叫するイフリート。愚かな。調整をしくじった者の末路は、哀れなものだな。 〈問。解析の進捗率が常に一定ですが、手を抜いていませんか? とんでもない。我は全力ですここぞとばかりに、頑張っててますアピールを忘れぬ しばらく無言の時が続き、イフリートの絶叫だけがこの場に響いておった。 了。もっと高みを目指して、頑張って下さい う、うむ。頑張るとも。無我夢中で頷く我。そしてふと気付くと、監視の気配は消え去っておった。 そんなこんなで苦難の日々が続いていたのだが、リムル達が送り出した使節団が帰ってきたようだ。様子を見ていると、種類豊富な果物を持ち帰ったみたいである。何やら美味そうな果物だな「私自身は食事した事がないのですが、今思えば残念な事です。せめて、井沢静江と一体化していた時にでも、食事を楽しんでおけば...!」「そうよな。我も同じ気持ちだ。面倒がらず、もっと早くから人の姿になっておけば良かった。そうすれば違った楽しみを発見出来たであろうにな」食事もその一つだな。 「いいえ。リグル殿が引き継ぐって、さっき話してますしたよ」 リムルの思考が流れ込んでくる。あの果物は、リンゴやマシンゴー、そしてメロンというらしい。糖度が高く、とても甘くて美味しいのだと、リムルが〝日本で食べたものより美味しい”と感じている事からも、これらの果物の価値がわかるというものだ。そもそも、魔王の領上は豊かな土地ばかり鉱物資源が多く埋蔵されていたり、土壌が豊かで豊雪な移りが約束されていたり、カリオンの支配地である獣王国ユーラザニアでは果物の産出量が突出しておるようだな、今後はそうしたま物類を輸入するとの事ただし、食事のメニューが増えるのも期待出来そうだ我の為にも、是非とも頑張ってほしいものである。リムルとベニマルの話は続いていた。ベニマルは魔王カリオンに喧嘩を売って、コテンパンにされたらしい。我ならば、逆にコテンパシにしてやったものを「次の使節団の団長は、我に決まりだな!」 通してリムルを折れさせたのだ そうだろうともシオンが何をしたかというとだな、ワガママを貫き 「イフリートよ、その〝魔国連邦〟とは何だ?」「あ、はい。ジュラ・テシペスト連邦国を略して、魔国連邦と呼称するようになったみたいです」なるほど、長いから略したのか。面白いし、呼びやすいから、我も今後はそう呼ぶとしよう。それよりも、もっと凄い裏技をシオンが実践してくれたぞ。我にとってはそっちの方が、何よりも優先すべき重要案件なのだよ。「ところでイフリートよ、貴様もシオンが行った偉大な振る舞いを見たであろう?」「はい。あれは驚きでした」 おっと、今度はリムル達がどこかに出かけるみたいだぞ。「武装国家ドワルゴンに向かうみたいですね、魔国連邦も大国に認知されで、今後は注目の的になりそうです」 イフリートの真面目な反応応に、我はとても残念に思ったのだった 「失敗したら、だと?」うーむ、それは考えていなかったな。失敗失敗、で終わりだと思っていたが...。「リムル様は我々には厳しいのに、女性には優しいではないですが。ですから、同じように接してもらえると考えるのは、罠、なのではないかと...!」一理ある!昔から我も、リムルは我等に厳しすぎると思って が失敗したらどうなるのかなと疑問に思いまして 「いいから申してみよ」わかりました。では言わせて頂きますが、その作戦 そういう言い方をされると、我が不安になるではな 「次からは我も、『ズルイです!ズルイのです"!!』と泣き喚いてみるとしよう。そうすればリムルも、我この事を可哀想に思って、言う事を聞いてくれるであろううからな!」我がそう言うと、イフリートは思案顔で黙り込んだ。「どうした、何か気になる点でもあったか?」「いいえ、気になるといううほどではないのですが られ、今後の魔国連邦の重要度が増した事も話題になっておる。流石は大国の王や重鎮らしく、この先の展開を見事に言い当てておったわ。 これも、リムルの人柄のお陰であろうな。獣王カリオンと国交樹立で同意した一件も打ち明け はなかった。ミリムが暴風大妖渦を消し飛ばした一件は、リムル達の秘密兵器だと誤解されておったようだが...!真実を話し、それが素直に信じられておった。 ガゼル王とリムルの私的な会談だが、特筆すべき事 その優しさを少しでも我等にーと、我とイフリートは顔を見合わせて、密かに溜息を吐いたのだった うだな」「御意!」こうして、我の作戦は一日保留となったのだった。そして、道中。リムルはゲルド達には労いの言葉をかけつつ素芽酒を差し入れしておる。 「昔というほど、長い付き合いではないんですけどね」「気にするな。それよりも、その意見は聞くべき点があったぞ。どこまでワガママを言っても許されるのかそれは今後の事例を見て慎重に検討する必要がありそう ただが、我には興味のない話よ。気になったのは、シオシンが犯した失態の方よなガゼル王は、リムルにとっても重要な交渉相手のはず。そんな大物を前に、シオンが酔っぱらってしまっ 「それ以前に、こういう店を利用するには、お金を必ず要とするようです。それを入手する手段を考える方が大事だと、私は患者するのですが?」 解せぬが、しかし。リムルでも失敗する事があるのだとわかったし、収穫はあったな。それに、何よりも。その役この出来事の方が、我にとってては重要であった約束の地そう、我は再び帰ってきたのだ!「と言っても、リムル様の中から、外の様子を窺うしが出来ないんですけどね」「言うな、イフリートよ。何事も経験が大事なのだ復活した時に失敗せぬ為にも、こうして勉強するのは重要であろう?」 だったのだが...。「はっきり言って零点だ」と、ガゼルからは怒られておった。 夜明けて、リムルは大衆の前で演説を行った内容はとても素晴らしく、我から見ても大絶賛 ガゼル王の招待【後編】▲ だが...それはまあ、今後の課題だな。 今は勉強を優先させると、して、リムルの視界を通して店内の様子を窺う。 ぐぬぬ、その意見も一理あるぞ。リムルはああ見えて、意外「と金を稼ぐのが上手い色々な手段を考案して、それを活かしておるのだ。我も見習って、手に職をつけた方が良いかも知れぬ これまた、器用な真似をするものよ。何を想像したのか大体の予想はつくが、興奮し過ぎであろう 店の女性達の中でもひと際妖艶な者が、ゴブダの耳元でそう囁いておる。それを聞いたゴブタは、穴という穴から血を噴き出 思い出したくない事を思うい出しそうになったのでこの話題はこれにておしまい。空気を読む事に長けてきたイフリートも、文句を言わずに我に従ってくれたそして二人して店内の様子に目を戻すと、そこではゴブタが由芸をここなしておった。「何をやっておるのだ、アヤツは...:?」「わかりませんね。一体何があったのでしょう?この店は、こういう芸を行行う場所ではないように思うのだがゴブタは逆立ちして、足の先に高級グラスを載せられておるぞ。透明なグラス、は貴重なので、高価というのは本当なのだ。「もしも割ってしまったら」...そうね、ゴブタちゃんの体で支払ってもらおうかな」 「うむ。至上の美というものを、散々に叩きこまれたからな...。いやあ、アレはキツイ体験であったぞ つまり、利用してこそ一人前なのだよ。「どうだ、理解したか?」高度な交渉でした。リムル様はこうやって、お小遣 それでこそリムルだと、我は内心で鼻高々になったそして、そんなリムルの思惑を見抜いた上で、店の女将もその提案に乗っかっておる。 「そうであろう?イフリートよ、心せよ。こういう店ではな、女性の言葉は話半分くらいに聞くものなのだ。相手の嘘を飲み込み、嘘を嘘とわかった上で話を合わせる。それが出来てこそ、半人前」なんと!?まだ上の段階があるというのですが?「うむ。リムルを見るがいい」我の言葉に従い、イフリートはリムルへと意識を向けけた。そこでは、いつの間にかリムルのヤツが、店の女将と交渉を始めておる。どうやら、試作した新製品の酒類を、この店で試供早として提供してもらおうと歪んでいるようだ。抜け目のないヤツよ。だが、このくらい区太くない ゴブタめ、まだまだだな。ヤツには、こういう店で遊ぶのは早過ぎたな」「流石はヴェルドラ様。そのの言葉に、重みを感じまし 突みで怒りを押し隠しているのが丸わかりの、シュ たせいで貧血になったゴブ多。仕方なく、そんなゴブ夕を運ぶリムル。そんな一行に、「お手伝いしましょうか?」と声をかける者あり、 はもう一波乱待ち受けていた。酔っぱらったカイジン達に、興奮して血を流し過ぎ それで話が終わっていれは良かったのだが、その夜 と、我は気持ち良くイフリートに教え導いてやったのだった。 あねはならんぞ。クアーーーハッハッ!! いを稼いでいたのですね」そこかーい!ま、まあ、それもまたリムルの思惑の一端なのであろうが、な。「この場合は小遣いよりも、この店とのコネの方が重要だと感じておるだろうさ。この国の大臣クラスも利用する店で、新製品の評価が聞けるのだ。魔物から提供されるよりも、素直な感想が聞けるであろうからな。「な、なるほど。そのようなお考えがあったとは...「イフリートよ、貴様もまだまだだな。将棋の腕は上がったが、もっと世の中、の事も見聞きして、見識を広げ 「はい、何でしょう?」「あのゴブゾウを見て、どう思った?」我が思うに、少し前までのイフリートならば、ゴブ を感じていたのですが、どのうやら勘違いではなかったようです」我とイフリートは身を寄せ合うようにして、リムルこの中で震え上がった。普段は温厚で優しい者ほどど、怒ると怖いというシュナが正しくそれであったシオンもいて、ぶんぷんと文句を言っているが、ここちらは単に拗ねているだけのようだな。そこまで恐れるほどではないが、有めるのは大変であろう。このリムルの失敗を教訓として、我も女性陣を本気で怒らせぬように気をつけねばな。「やはり大事なのは、大抵この事は許されるキャラ作りか。困難だが、これを成り心遂げてこそ勝利はこの手に入るであろう!」挑むべき価値ある試練かと ナだった。「ちょ、ちょっぴりだが怖いぞ...」「ヴェルドラ様でも、ですか...。私も凄まじい気迫 コヤツ、ヌケヌケと...。「そこは、我の味方だと断言するところであろうが?「いやいや、待って下さいよ!じゃあ、逆にお聞きしますが、ヴェルドラ様ならば、リムル様を相手に隠し事が出来るのですが?」 「ははは、善処しますが、ちょっと厳しいかな、とに おお!・流石はイフリート、心の友よ!!頼もしい。無論、リムルから聞い詰められても、我の味方になってくれるのだな?」「え?」 心配する我に対し、イ、イフリートはフッと笑った確かに、少し前までの私ならば、馬鹿正直に秘密を打ち明けていたでしょう。ですが、それは昔の話です!今の私はヴェルドラ様と蓮托生で、あらゆる秘密を守り抜く所存です!」 「その事ですか」らわねば...?。 ゾウのような反応をした可能性が高い。将来的にイフリートを我が腹心として迎え入れる予定だが、その時になってゴブゾウのような態度を取られるのは困る。今の内に、我が意を眺んでもらえるようになっても えっと、それはだな...。難しいーいや、無理っぽい?「それはまあ、今後の課題だな」「ちょっと、誤魔化さないで下さいよ!」「ははは」「ははは、じゃないですよ!」何事も、無理をしてはいかん。 リムルは夜に遊び歩いた罰として、シオンの手料理を一週間という非常に厳しい処遇を受けておる。この時ばかりは、我の感覚がリムルと切り離されていて良かったと思わざるを得なかったぞ。普段は羨ましい食事だが、食った途端に意識を飛ばすようなものは料理と言わんのだ。「しかし、劇薬以上に凶悪ですね。あのリムル様が口食べただけで気絶しましたよ...:」 リムルだって罰を受ける事があるのだし、我にだって不可能な事もあるのだそれを知った事こそ、本日の最大の収穫なのだろう。そう思いつつ、我はイフリートの問いを誤魔化すように貴笑いを続けたのだった。 普通は味見するであろうが!!「リムル様が優しいから?」「いやいや、この件にかんしては、リムルも怒ってい 「味見、してないんでしょうか?」「してないんであろうな」「そこが理解出来ません:...」「我もだよ」だってそうだろう? では何故、自分の料理がおかしいとは思わないの 「う、む。何なのであろうな、アレは。ただの毒ではあそこまでの効果は期待出来ぬであろうし」「ゴブタも凄い男ですね。一緒に罰を受けているのに何とか耐えています」「見上げた男よな。何か困った事があれば、ヤツを頼るのも検討するとしよう」それにしても、本当に不思議だ。シオンはリムル発案の様々なな料理を、美味しい美味しいと言って食べておる。たまには失敗作もあり、不味そうな料理が提供される事もあった。その時はシオンも、顔をしかめて食べておったのだ。つまり、味覚に異常がある訳ではないはずなのだ どうよーと、我は自慢気にイフリートを見た称賛の声を期待したのだが、返ってきたのは深い溜 そう頷いてから、我はイフリートに説明を始めるシオンは、ドワーフ王国に出向く際も、駄々をこねて一緒に付いて行く事に成功した。つまり、許されるキャラ筆頭〟と言っても過言ではないのだ。「だからな、イフリートよ。シオンの真似をすれば我等もリムルから怒られずに済むのではあるまいか?」 た事があったであろう?」「ありましたね。ベニマル殿もとばっちりを受けていましたし」「だがなあ、お茶までヤバそうなのは、あれはどうなのだ?」「どう、と言われましても。...誰かが犠牲になって指導しないと、一生直りそうもない感じです」イフリートの言う通りだ。アレは駄目だな。我も気を付けておかねば、復活した後で大変な目に遭うやも知れぬだが、それはそれとして。「しかしイフリートよ、シオンの言動からは学ぶべき点があるのではないか?」「と、言いますと?」「うむ」 イフリートは頼りになるやツだよ。我が間違った方向に行きそうになっても、このように正しい道へと戻してくれるのだからそれにしても...三百年の長きに亘り、我を封じる「無限牢獄」を 「となると、そんな危険な真似は悪手であるな」間違いないでしょう」「では、どうしたものか...」「なあに、焦る事はありますまい。封印が解けるまでまだまだ時間はあります。その時までに、ゆっくりと妙案を考えれば宜しいでしょう」「うむ、その通りだな!」 ぶん殴られるでしょうねやはり、か 我もそうじゃないかなーと、薄々は勘づいておった 「そんな真似をすればどうなるか」「どうなるのだ?」 忌々しく感じておったというのに、今では封印が解けるのが当然だ。と考えているとはこのように楽観的になってたのも、リムルのお陰なのであろうな。「いや、ヴェルドラ様は最初から楽観的だったのではないですか?」「黙れ!見たわけでもないこのに、何を知ったふうな事を言うのだ!」「いやいや、今までの言動から推測しただけですがヴェルドラ様が深刻になっている姿など想像出来な を楽しみに我は苦行を再開するのだった 今は雌伏の時。人間達の国でリムルが何をするつもりなのか、それ 我だって、こうして学習しているのだ。 「ヴェルドラ様、そろそろ時間ですよ」「うむ。いつものパターシだと、そろそろリムルが怒るりに来る頃合いだからな。そろそろ真面目に作業を再開するとしよう」 その後、リムルはシオンの料理から逃げるように朝食を終わらせて会議室に皆を集めた。そして、人間の国に行くと宣言したのだ。案内役に選ばれたのは、カバルやエレン、そしてやドの三人組だったリムルは人間の国で、回復薬の販売を企んでおるようだ。他にも色々と目的があるようだが、何を仕出かすのか今から楽しみである。果たして、新たな地ではどのような冒険が待ち受けているのやら、 この世界には冷蔵庫も冷凍庫もない でもドワーフ王国では酒をロックで飲んだり、した 原作・代瀬先生キャラクター原案・みょうばーもせだけれど、国の歩きも...用事で済ませ襲える日記・柴先生 きっと魔法使いが出しているんだろう アシスタント村市さん原口大様は、相合将士先生荒緒状先生 ホラホラ全然足りねえぞ 今回はスーパスイラストと思い、洋戦前のコンペ用に揃いた貴重なネーム、キャラクター画像。 みたいん様のテントには近づかぬように! やっあってる!!手に伝えよ! ミズさんを捕食したことによりくんが可能にうったはずっと 話させてもちろよシズさん... そうだ、イフリート喰って手に入れたスキルでし使えば女を超認できるはずっと いや、そんなこというここでも... 知り合いハンキちゃんがどうした...いいじゃないでも楽しみにさせていただいていませんいっちゃいますってよいしますね!! キャラクター原案みっつば一先生より 「魔物の国の歩き方おかぎりしょう岡霧硝先生ょの 「転入ラ日記」業先生より 転生したらスライムだった件それは 漫画:未来...あっつは_ 原発!!キャラクター原棄:みっつばー ...仕事、結果、無事に 家この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは 淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮しコミックス発売当時のまま掲載しています