ヴェルドラーテンペスト〈暴風竜ヴェルドラ〉 トリムルの名つけ親で親友天災級モンスター・ リムルーテンペスト(三上悟) 異世界人。人間からスライ転生した主人公。 ご戦時中の日本から召喚された異世界人。死去。 鬼人。武士。リムルの護衛役 紅丸>鬼人。侍大将イングランプ玉国 レ大森林の管理者樹妖精。♪♪蜥蜴 レート大魔王が一一柱。危険度は天災級。子供っぽい。 第一通事話、魔物の天敵 ヴェルドラのスライム観察日記 こいつのお守り大変だろうけど しっかり頼んだぞベレッタ この身体に誓いお役に立ってご覧に入れます よしじゃあ学園に帰るか ど〜〜しても可憐なアタシに会いたくなったらまた来てもいいわよ? 寂しいならそう言った方がいいぞ アンタ魔王に対して失礼すぎない!? じゃあなラミリス世話になったよ まぁ迷宮から出る気になったら魔国連邦に遊びに来てくれ 告。擬似上位精霊「空」の作成時に「空間属性」を「解析鑑定」... 統合の結果「影移動」が「空間移動」へ進化 影を経由せず既知の場所への瞬間移動が可能となりました。 はーやれやれやっと帰った! 子供達のことは無事に解決した そろそろ先生業も一段落って感じだ それを聞いて安心しましたよ ではすぐにでもお戻りに? いや子供達に精霊が馴染んだのを確認するまではこっちにいるつもりだ そっちは変わりないか? もう少しだけ留守を頼む 大きな問題も起きていません あそう言えば少し前にヨウム達がまた街に来たんですが、 新顔が一人増えていましたね なんでも失言したヨウムを叩きのめしたのが切っ掛けだとかで えっ!?ヨウムが負かされたのか!? たいしたもんだなその新人 いや俺は直接話しちゃいないんですが 今じゃ奴らの軍事顧問だとか 相変わらず厳しいね、師匠は ...ってなんて有り様だよ ったく...ハクロウ殿は正真正銘の鬼だな なんだ獣王国の戦士ともあろうもんが情けねぇな 今ウチで一番の手練れだ なんだよお前こんな線の細ぇ女に負けたのか 情けねぇのはどっちだよ じゃあお前も戦ってみるんだな 万が一ミュウランが負けたらお前のこと兄貴って呼んでやるよ おいおい英雄サマがそんなこと言っていいのか? 良いだろうもしもその女が俺に勝てたなら俺はお前の舎弟になってやる ほーーー!?言ったな撤回するなよ!? というわけだやっちまえミュウラン!! このケンカ私が受ける理由がどこにもないんだけど? お前が侮られるのは俺が我慢ならねぇ 先に言っておくけど私は魔導師だから そのつもりでかかって来なさい 仕方ないでしょウチの団長のご所望だもの よそ見とは余裕じゃのうゴブタ ...そういえば、...そういうことで、 そういうことで、... ほら見やがれいいザマじゃねぇか! 面白いから人呼んで来ようぜミュウラン それでも英雄かっ早く手ぇ貸せ!! まさか落とし穴から抜けられなくなるなんてよ 単純な魔法の組み合わせよ いやいやあれは大したもんっすよ! 自分は確信したっす姐さんの魔法があれば あのジジイも倒せると! おいおいジジイってハクロウ殿のことか? シッ声がデカイっす!! なんか作戦でもあんのかよ :何をやっているのかしらね私は ヨウムの一団に加わったのはこの街に入る手段にすぎなかった このかりそめの居場所を 心地よいと感じてしまっている おお今夜は月がキレイだな ...ヨウム私本当は.. 久しぶりですねミュウラン そちらは変わりありませんか? ...わざわざご連絡くださるとは何事でございましょう なにたまたま潜伏中の道具を労おうと思いましてね 魔物の国の情報は非常に有用です 貴女の働きに感謝していますよ 少々情に溺れているようですが、それに目を瞑れるくらいにはね 預かっている心臓を返して 解放してあげようかと思えたほどですよ ...それは私が用済みということでしょうか? 折を見て最後の命令を下します その時までそのまま潜伏していなさい もしもその命令がヨウムやこの街に被害をもたらすものなら 自由になる事など出来ないのだから 忘れないでくださいミュウラン もはや心臓だけではないのです どうしたんだよ急に走り出したりして... 貴方は私の呪法の支配下にある この私を出し抜こうなどと目論むだけ無駄ですよ 見たくはないでしょう? 自分の手で愛しい男を殺す様を ドワーフ王国との取引を一手に引き受けているからだ ファルムス王国がそう呼ばれる所以は ・獣王国...ユーラザニア 関税率が暴れであることは周知の事実だったが、 だがそれは魔国連邦が設立される以前の話である 数多の魔物が棲まうジュラの大森林を経由せずに済むという強みがあった ひと月以上様子を見たが魔素は安定している 他の教師達も皆驚いていましたよ 本当に...一体どうやったんです?リムルさん そもそも勇者や英雄になるべく召喚された子供達だ そもそも勇者や英雄になるべく召喚された子供達だ 上位精霊の力を宿しているだなんて 又ぞろぞろ手に入れようとする輩が出てくるだろう これ以上あの子らが他人の利己に振り回されるのはごめんだ ...さすがはリムルさんだ シズ先生も浮かばれますね どうやったか僕にだけ教え え~...リムルさんって結構ケチですよね それが漫画をくれた相手に言うことかね? じゃあ俺は子供達のところに戻るよ 先生やるのもあと数日だしな ちゃんとお別れすませてくださいよ あの子達リムルさんが帰るって知って暴れてたんだから 魔物になった俺が人の子と接するなんて 魔物になった俺が人の子と接するなんて 転生したばかりの頃は夢のまた夢だった 人間の国と交流して魔国連邦の更なる発展の基盤を創る 祭り上げられた時はどうなることかと思ったが どうにか盟主として立ち回ってこれたしかし 新作なんだ味見してってくれ 魔国連邦が繁栄すれば反動で損失を被る者がいる 確実に成長していたのだ 一般人であった俺には政治や国家というものが理解出来ていなかった その冷酷なまでの利己主義を ジュラ・テンペスト連邦国 それが彼の国の正式な名です 経済担当大臣の報告では我がファルムス王国の損失は火を見るより明らか だが...隷属させられるのだとしたら 確かに看過できぬ存在だ これほど美味い話もあるまい ファルムス王国国王エドマリス・ファルムス ...大司教レイヒムよ貴君の意見が聞きたい 西方聖教会は彼の国をどう見ている? もとより教会のスタンスは一貫しております ルミナス教において魔物の殲滅は絶対の教義 諸侯を集めよ緊急会議を開く 「聖戦」という体裁をな クロちゃん先生を引き止めちゃ駄目だよ そうよ早く行っちゃえばいいんだわ シズさんもクロエにならきっと許してくれるだろう これをやるから元気出せ ずるい!私も欲しかったのにぃ だめー私がもらったの! 先生俺達みんなに新しい服をくれたしね アリスちゃん似合ってるよ 俺の国の巫女姫が祈りを込めて織った服だ ちなみに袖のところにレースをあしらってるのはアリスのだけだぞ シュナのセンスに感謝だな お人形好きのオシャレな女の子ですか? じゃあレースを使いますね しっかり勉強しろよお前ら 別れはつらいが二度と会えないワケじゃない 休みになったら遊びにくるといい あっさりしてるんだから よし!今度会った時先生が腰ぬかすくらい強くなってやろうぜ! なに鼻声で仕切ってんのよ 時間を掛けると離れ難くなるからな 別れはあっさりの方がいいのさ ここまで離れれば人目もない 「空間移動」が発動しない? 告。広範囲結界に囚われました。 結界の外への空間千渉系の能力は封じられました。 結界!?なんでそんなものが... どうしたんだその傷... 本体は無事ですのでご心配には及びません それよりリムル様... 敵ですそれも想像を絶する強さの...っ なんだ?一体何が起こっている!? ミリムが来た時も窮地だった ミリムが来た時も窮地だった だが殺気がなかったせいか だが殺気がなかったせいか 俺はあまり危機感を抱かなかった もうすぐサヨナラだけど ...何か用事ですか? どなたかとお間違いでは? ...あの女の記憶でその姿には見覚えがある だがそれはあくまでも彼女から見た印象だ 間違っていないわ魔物の国の盟主さん だから潰すことにしたの そういうわけで今君に帰られるのは都合が悪いのよ 魔物の視点で見ればこんなにも 強烈な殺気をまとっていたのか 西方聖教会の聖騎士団長 あいつ元気にしてると思う? だから潰すことにしたの そういうわけで今君に帰られるのは都合が悪いのよ 初めまして西方聖教会聖騎士団長ヒナタ・サカグチ ...へぇ物知りなのね魔物のくせに 告。空間干渉を封じられたため、影に潜む個体名ランガは応答できません。 あんた達の教義が魔物の殲滅だってのは知ってるよ でなんで俺が魔物だと? 王都では知り合いの前以外では常に人型で仮面をつけていた 尾行している奴がいればソウエイの分身体が報せてくれたはずだ 告。広範囲結界のえいさ影響で魔力感知が機能しなくなりました。 知覚は肉体依存に移行します。 戦闘に備え視覚、聴覚維持のため万能変化「人間」の持続を推奨します。 そろそろ始めていいかな? まず話し合いたいんだけどな 能力各種に広範囲結界からの圧力を確認。 魔法系統の能力は全て制限を受けます。 話し合う?私とあなたが? 魔物の言葉に興味はない この中じゃ思うように動けないでしょうに そう西方聖教会が誇る究極の対魔結界 やっぱりこの結界もお前の仕業か この聖浄化結界内では魔素が浄化されるの 魔素を活動源とする魔物は存在維持に力の大半を使わざるを得ない 下位の魔物なら消滅するわね さっき消えた君のお友達も本体じゃなかったみたいだけど 結界を組み上げてる私の部下を止めようとして大怪我してたわよ こっちだって仲間を傷つけられて腹立たしいけどな 一応お前のことはシズさんから 頼まれたとでも言うつもり? その姿を見れば疑いようもないでしょう? 君がシズ先生と出会いそして... 命ばかりかその姿まで奪ったという事実を たった三撃?ふぅん... 少し甘く考えていたかな 告。精神体への直接ダメージを確認。 耐性「痛覚無効」は適用されません。 ...あんまり喰らうとヤバそうだな せっかくだから教えてあげる これは七回の刺突で確実な死をもたらす終焉の技 気づかずに死んでいく魔物がほとんどだけど シズ先生を殺しただけはあるのがもね それには理由があるんだが... 聞いてくれる気はないんだろう 経緯がどうであれ君は先生を殺した 本当はね、聖騎士団長の私が出るまでもない仕事なの 私が出向いた理由は一つ 自分の手で君を殺したかったから せいぜい悪あがきするさ 素直に死んでやるほどお人よしじゃないんでな この聖浄化結界で苦し紛れの魔法? 宣言通りの悪あがき... 炎の上位精霊...!? イフリートヒナタの動きを止めろ! 先生に憑いていた炎の上位精霊を使役しているなんてね イフリートを意に介していない? 意表を突いたつもりかもしれないけれどまだ足りないわよ 結界内で制限を受けない相手は俺以上に脅威のはず 何があったんだ!?まるで相反する命令に戸惑っていたような... 解。イフリートは「強制簒奪」の影響を受けた模様。 魔力回路が繋がっていたため抵抗に成功しました。 ...お前イフリートを奪おうとしたのか ユニークスキル「簒奪者」でね ...異世界人は「界渡りでスキルを得る 聖騎士団長なんて地位についているヒナタがユニークスキルを所持しているのも当然か.. 小細工じゃ勝てそうにないな あら笑える勝てる気でいるの? あと一撃で君は死ぬのに? 死になさい!七彩終焉刺突撃!! 目覚めろ「暴食者」!! 了。速やかに実行に移ります 七撃目を受けてなお死に抗うだなんて やはり既に死んでいるのね 君は最期まで面倒な相手だわ 知性を失った怪物:哀れね ...完全に消滅させないと世界の危機になりそうね 我は望み聖霊の御力を欲する 我が願い聞き届け終えたま ...敵討ちなんて望んでいなかったかもしれないけどー ...なんだあれ怖すぎだろ 我が主よご無事でしたか! しかし一体どのようにして: 最初にかけた保険が効いて助かった ソウエイの忠告を聞いてすぐ分身体を作成した 聖浄化結界のせいでかなり制約のあった戦いだったが ヒナタの相手を分身体に任せて本体は隠れていたわけだが、 操作していたのは俺自身だ それが無かったとしても正直ヤバかったと思う 先ほどからベニマル殿へ報せようとしているのですが 影空間が繋がらないのです 結界はもう消えたようだが... 告。移動先が何らかの結界により隔絶されていると推測されます。 大賢者転移可能な一番近くのポイントをさがせ! 一体何が起こっているんだ:・ ...そんなこと言ってるの 彼の国を放置すれば我が国はその権威を失墜する だが事はそれだけでは済まぬもしもそやつらが人類に敵対的な立場ならば、 その国は新たなる魔王誕生の硬となりかねん その通り様子見などしていては手遅れになりましょう ファルムス王国王女殿に王立騎士団団長フォルゲ、 ファルムス王国王宮魔術師長ラーザ・ラーゼ、 そうなる前に叩くのが最善 恐れながら申し上げます陛下 件の魔物の国は既にドワルゴンやブルムンドとの国交を結んでいるとのことを それに魔物の国で被害にあったという報告もありません 非のない新興国に侵攻すれば先の二国ばかりか 評議会からも問題視されるでしょう 非のない...果たして本当にそうだろうか 相手は人為らざる魔物だ ドワルゴンやブルムンドが騙されていないとどうして言い切れる? もしも邪悪な存在ならば聖教会が公布を出すはず 今はまだ正邪を見極める時期かと... そのことについて皆さんにお伝えせねばならぬことがあります 大司教レイヒム殿... 会議の直前聖教会本部から連絡が入りました 既に神託は下っているのです それじゃあ、私やちゃんのお父さんはそうですから、そういうことですね。今日は日本ではないのですが、それでもそれは自分ではないのですが、それもそれじゃあ 卿等の言い分は理解した そんなわけあうやってからですよねーそれでもこれからのようになっているのですが、そんなこともないですよね。 それが神のご意志に他なりません だが教会と魔物どちらが信用に足るかなど比ぶべくもない 「余はこのファルムスの王として余の親愛なる国民を脅かす存在を野放しにすることはできぬ 忠実なる将兵の力をもって神の威を示してくれようぞ ラーゼンよ先遣隊の選抜は終わったか? 仰せの通り例の三人も含めております 奴らなら万に一つもあるまい 彼の国の富はすべてじきに我が物となろう リムルがヒナタの襲撃を受ける数日前 絶妙にキレのない挑発だな... 今日という今日はイヤンと言わせてやるっすよ! 覚悟はいいっすかジ...師匠! 久々にじった実戦に即した稽古をつけてやろう 頼むっすよミュウランの姐さん! 設置型の魔法陣は既に配置済み あとはそこに誘導できれば起動させるだけだけど... 視線を寄こしたら気づかれるでしょう.. やっぱりオイラを狙ってきたっすね! あのジジイどこに... 嘘だろ!?なんで普通に動けんだよ!! ハクロウ殿は目に頼ってはいない でも暗闇で瞳孔が開いている今なら... 怯ませるくらいのことはできる 嘘でしょ?ちょっとまさか... 何をやってるのよこの馬鹿っ!! ほ、ほっほ、どうやら閃光を凝視したらしいのぅ 使う魔法は事前に教えておいたのに... 閃光音響弾を見ちゃだめよ ええ...そのようです 見るなと言われたら見てしまう 逆の意味で素直よね獣人って... ...いえ私たちの負けです 攻撃役の三人がこの有り様ではもう何もできないでしょうし ほほほ見極めの早いお嬢さんじゃな 何かとっておきの大魔法があるのなら試してみても良いのじゃぞ? ...いいえ私はしがない旅の魔導師 そんなものありませんわ そうかね?...まぁええわい ところでヨウムを看てやってくれんかの 最近成長著しいものでなつい強めに打ってしまったわい ええ向こうで休ませてきます おぬしらはいつまで寝たふりをしているつもりじゃ? ああ...こりゃいい師匠にやられた甲斐があったってもんだ 貴方は人間なんだから無茶して死んだってしらないわよ? まるでミュウランは人間じゃないみたいな言い方だな これ本当にいいぞ出来れば毎朝ここで目覚めたいもんだ 馬鹿冗談言える元気があるなら早くどいて頂戴 今日はロンメル達と魔法戦の勉強をする約束でしょ ...冗談じゃねぇんだけどな ちょっと旅行なんて久しぶりなんですけどー なんだっけてん...ぺすと? 魔国連邦スライムが興した魔物の国だって話 あんなクソ雑魚モンスター相手に軍を動かすとかマジで言ってんのか 万単位の魔物を従えてるとなると十分脅威なんじゃないかな あーあ命令とかマジだるいんですけど これウチらがやらなきゃダメなわけ? 僕らはラーゼン様に逆らえないからね あのくそジジイに「様」なんてつけてんじゃねーよ そうだよあんたマジメすぎ! それに本人を前にポロっと素が出たらヤバいだろ? いいよ別にあのジジイの呪言のせいでウチら逆らえないんでしょ? ぜってーいつか殺してやるし 自分たちの仕事はわかっているな? 自分より弱い奴らに従わなきゃなんねえとかどんな罰ゲームだよ まぁほとんどの奴らがユニークスキルを持っていないしね だからこそ僕らに頼らざるを得ないんだと思うよ ショウゴ・タグラ用口省五 キララ・ミズクニ水谷希星 キョウヤ・タチバナ橘恭弥 ファルムス王国が戦争準備? だがファルムス王国と表立って敵対している人間の国はない どこに仕掛けるつもりか探らせているが... わかった何か掴めたら報告してくれ 先日百名程の武装した人間がここへ向かっているのが報告されたのだ 彼らの所属先をソウエイ殿に探ってもらっていたのだが、 ...どうにもきな臭い リグルを呼んできてくれ 対応を誤らないよう警備隊に注意喚起しておく ではリムル様にお繋ぎする準備を:・ こちら獣王国ユーラザニアのアルビス テンペストの幹部の方応答願います 緊急の要請でございます ベニマルだ緊急と言ったな用件を聞こう 我が国ユーラザニアは一週間後 魔王ミリムとの交戦状態に入ります。 ついては貴国にて避難民の受け入れを頼みたいのです 突然の要請申し訳なく思います そりゃ一体どういうことだ!? なぜミリム様が...!? ワタシは魔王ミリム・ナーヴァ ここに魔王間で取り交わされた全ての協定を破棄すると宣言する! それには魔王カリオンとの約定も含まれるぞ その上で宣戦布告をするので一週間後にまた会おうではないか せいぜいワタシに対抗できるように準備しておくのだ 何を考えていやがる...? こいつら魔物っしょ!? 余所の国の行商や観光してる人間もいるね そんなのどうでもいいし! ぶっちゃけこの町ファルムスよりキレイくね? なんで召喚されたウチらよりこいつらの方がいい生活してるワケ!? なんで!?チョー気分悪くない!? スライムがここの親玉なんだろ? ソイツをブッ殺しゃ俺たちがここの主だ 魔物ってのは強ぇ奴に従うらしいしな いいねショウゴ!ウチその案にサンセー! 勝手なことしてラーゼン様に知れたら大変だよ? 「騒ぎを起こして森で待機してる連中が突入する機を作れ」 じゃあ頼むよキララさん ウチがやっていいの?おっけー! そう?だってこういう事は 彼女の能力が一番適してると思って 今ウチのお尻触ったっしょ! もしかして襲おうとでも考えたワケ!? キララのヤツ棒すぎんだろ 彼女の能力には演技力も語彙力も必要ないからね さわられたとかなんとか.. ユニークスキル「狂言師」 ファルムスにいる間はラーゼンに封じられていた 相手の意思を自分の言葉で誘導できる能力だ いやよく見たらいやらしい顔してんな おい衛兵呼んだ方がいいんじゃないか? ち違うダスオラは何もしてないダスよ! どうして誰も信じてくれないダスか? ファルムスの連中が欲しいのは侵略するための大義名分 つまり「魔物が人間を害した」という事実 あの間抜けヅラがキレて手を出してくればもっとインパクトあるんだが あっちゃあ、またゴブゾウっすか? 本当お前は何かしらしでかすっすね でもそんなの関係ないんす リムル様も「痴漢冤罪は恐ろしい」と言ってたっすからね ゴブタさんはオラを信じてくれるダスか? そんなの聞かれるまでもないっすよ お前にそんな度胸はないっす 一生ついて行くダス!! うわもう暑苦しいっすね ちょちょっとなんなワケ? ウチが嘘を吐いてるっての!? ふざっけんじゃねーぞクソが! そんなの簡単な話っすよ 見てもないのになんでソイツの言う事信じんだよ!? このゴブゾウはシオンさん狙いなんす ああシオンさんってのはウチの幹部の人なんすけど あオレこの前見かけた! コイツがアンタみたいな小娘を触ろうとする訳がないんすよ ゴブタさん酷いダス!! オラの秘めた淡い恋心を!! 当たり前ダス!箱入り恋心ダス!! みんな知ってるっすよ? 一生ついて行こうと思ったダスが止めるダス!! ざけんなよクソ共がぁ... ウチを舐めてんじゃねーぞ ウソ!?なんで死なないの? ウチの「狂言師」ならこんなヤツら なるほどこれは声を波長に変換して 脳波に干渉するスキルなのですね とても恐ろしいかですので 我が国での使用は禁止させて頂きます ウチのスキルが発動しなかったのってアンタのせいなワケ? わたくしのスキルで相殺いたしました 我が国を好んでお出でくださった皆さまを 殺そうとする力でしたので 貴女様とお連れ様はこの国に相応しくないようです ってか魔物って美人いるんじゃん 下卑た考えが顔に出ているぞ このまま素直に町から出るならよし さもなくばその命ないものと思うがいい 面白ぇ実力差を体に教えてやるよ やれやれどっちが先に手を出したか微妙なカンジになっちゃったな 僕も自分の能力を試してみたかったんだ カラメル多めのフッリン頭 叩きのめされなければ理解できないようですね では相手になってあげましょう シオンあの者たちただならぬ気配を感じます 大太刀...剛力丸を置いて戦うのは危険かと ...ええしかしシュナ様 侮っているわけではありません。ですが リムル様は魔物と人間の共存共栄を望んでおられます なるべく穏便にこの身一つで事を収めるべきだと思うのです! 邪魔すんなら潰してやる それでも、それでも、これからもそれでも、 おい衛兵呼んだ方がいいんじゃねぇの? シオンさんが相手してるらしい 何かあったみたいね... そっちに注目してくれるのは好都合だわ ミュウラン最後の命令です 中央都市リムルを魔法不能領域に変えるのです ミリムの暴走で時間はありません 今すぐに取り掛かりなさい ミリム?魔王ミリムに何か 目的は外部との通信の途絶です 質問を許してはいません ...っ申し訳ありません この魔法は術者を基点に発動します。 つまりここを魔法不能領域に変えたあと 魔導師である私自身何も出来なくなります クレイマン様への連絡手段も... 構いませんもう用はありませんので 範囲魔法の基点が私だと知られれば 少なくともハクロウ殿は私の正体に勘付いていたようだし 私はこの町の幹部に捕らえられるだろう しらを切り通すことはきっと出来ないわね 逃げることはもっと出来ない... どこ行くんだミュウラン 急いでいるというのに... いや用っつーほどじゃねぇんだけどな 例の話知ってるかなと思ってさ 食堂に新作のお菓子が出るようになったって話だよ シュークリムルとかいう名前ですげぇ美味いらしい 暇なら今から食べに行かねぇか? せっかくだけど実は昨日もらったばかりなの それに今は急いでいるから... あの野郎また抜け駆けかよ ともかく私はちょっと用事があるから 後で?本当に後で会えるのか? さっき俺に不自然な連絡がきたんだよ 魔王ミリムから宣戦布告を受けたってな あなたは帰らなくていいの? ミリムの暴走で時間がありません ああなんでも一週間後に攻めに来るとかなんとか クレイマンは魔王ミリムに接触を図っていた 彼女に何かをさせるつもりだったのは明白だけれど 恐らくこの宣戦布告は計算外だったんだわ らしくねぇと思わねぇか? 〝破壊の暴君〟と呼ばれちゃいるが道理のわからない方じゃない かつてカリオン様は魔王ミリムをそう評していた ...あなたの主魔王カリオン様が逆鱗に触れたのかもしれないわ まぁそれは無いとは言えねぇけどな お二人の性格を考えると 第三者の意思が介在してるって方が余程自然だ おかしなことを考えるのね 第三者だなんて根拠はあるの? 獣の勘と言われちゃそれまでだけどな ユーラザニアの友好国魔国連邦で 出自のはっきりしない魔人が宣戦布告のあったまさにその日に 人目を忍んでなにか成そうとしている 誰の命令でここにいるんだ? ...そう私が魔人だと気づいていたの 普段は鈍いくせにこういう時は鋭いのね 誰の命令で何をするつもりなのかは聞かねぇ この国の上層部は今ピリピリしてるんだ 俺はユーラザニアの客だからと教えてもらった 数日前から人間の武装集団が接近しているらしい ...それは知らなかったわ それもクレイマンの思惑の埒外で 余所者が怪しい動きをすれば捕らえられちまう これ以上計画を乱されればクレイマンは何をするかわからない だから今は大人しくしてろ 早く魔法を発動させなければ... やるしかないのよグルーシス 私に他の選択肢はないの 邪魔をするというのなら どうしてそこまで...!! まさか...死ぬ気なのか!? 命懸けでやらなきゃならねぇほどのことなのかよ!? お前の主は一体何を企んでいやがる!? その話詳しく聞かせろよ それ以上喋るなら本当に殺すわよ ミュウラン何か事情があるなら話せ この姿を見たらわかるでしょ? 種族がなんだなんてのは本人の魅力とは全く関係のない話だ この国の主がスライムだと知った時俺はそれを痛感したんだよ お前が好きだミュウラン 惚れた相手を守りたいってのは自然な感情だろ ...い今までの私は貴方を騙すために作り上げた虚像にすぎないのよ 貴方が惚れた相手は実際には存在しないわ 俺は死ぬまでお前に騙されてやる それは真実と変わらんからな なにどさくさ紛れに抱きしめてるんだよ いやこの流れなら許されるかと思って なにぃお前カンケーないだろ!! ...もう迷いはなくなった 魔法の効果が消えている...!? 威勢が良かったわりには口ほどにもないのですね ...ちっ足くせの悪ぃ女だ 騒ぎを起こしたらすぐにって話だったけど まだ効果は出てないみたいだね 効果?なんのことすか? 別に今すぐ本気出してもいいんだけどさ どうせなら圧倒した方が楽しいと思って それは一体どのようなものですか?レイヒム様 聖騎士団の使う聖浄化結界というものがあります ご存じですか?キョウヤ 確か対魔物の術だとしか... 四方印封魔結界の原理は聖浄化結界と同じです 効果は少々劣りますが... 都市全体を覆えば混乱は免れないでしょう 我々の勝利をより確実にするためのものです。 やっと始まったみたいだよ この日魔国連邦の首脳!首都リムルは二種の結界に覆われた その影響の一つは魔法の無効化による外界との遮断 リムル様に繋がらない... そしてもう一つは... ...へっどうしたんだ姉ちゃんよぉ ずいぶん辛そうじゃねぇか 魔素が浄化されることによる魔物の弱体化である ヴェルドラのスライム観察用記 ラミリスと別れの挨拶をしたリムルは、子供達を運れて学園に戻った。その際に、ちゃっかりと身に付けた新しい技能を使っておったな。それは、『空間移動』という。アリス・ロンドに『統合』させた精霊を「解析銀定する事で、「影移動を進化させたのだ。「本当に、リムルというヤツは器用よな」「見事の一言です。私も解析されているのでしょうが抵抗する気も起きませんよ」イフリートが我の言葉に頷く。いておるが、まあそうであろうとも抵抗しても無駄であろうしなともかく、子供達を救うという目的は達成したリムルがインクラシア王国に滞在する理由もなくなった訳だ。帰国の日は近い。魔物の国に戻っても楽しくい日々が待っておるのだろ ヴェルドラのスライム観察日記 それにしても...。あの仮面、どうにも気になる どういう風の吹き回しなのやら 井沢静江の形見だからと大切にしていたというのに そして、別れの日がやって来る「ーー先生...行っちゃうの?」と嘆くクロエに、リムルが仮面をプレゼントしてお 「ちゃんとお別れ、すませてくださいよ。あの子達リムルさんが帰るって知っって暴れてたんだから」自由組合総帥とやらをやっておる神楽坂優樹が、リムルに向けて言った言葉だなこの男とはいつか、聖典について語り明かす日もあるだろう子供達も素直で良い子はかりであったし、ここでの出会いは素晴らしいものばかりであったわ。我も復活した暁には、遊びに来ようと思ったのだっ 「と、その時の我は気楽に考えておったのだよ 今更だが、見覚えがありまくるというかー 「ヴェルドラ様、どうかしましたか?」「う、うむ。いや、何でもないとも」アレは、間違いない。似たような仮面はいっぱいあ るから見落としておったが、アレは、我を封じた〝勇著者〟が被っていたものだ。いや、違うか。考えてみれば、シズの仮面は壊れてしまったしな。アレはリムルが修理したものだから、厳密に言えば同じモノとは呼べぬであろう だが、それでも...妙に感慨深いものがある。『勇者〟からシズの手に渡り、リムルを経由してクロエのものに、か。もしかして、何か因縁があったりしてー なぁーんちゃって!んな訳ないっての。まあ、自分の事を〝勇者〟とか名乗り始めたら、魔王と因果が生まれてしまうがな。クロエはそんなタイプには見えぬし、大丈夫であろうさ「じゃあ、またな!」おっと、我が悩んでおる間に、リムルがアッサリと別れを告げおったわこういうところが、実にリムルらしいのだよ まあ、寂しくなったらまた来れば良いのだ。そう考えれば、リムルの帰りを待っておる者達の事 が思い出されるな。今度はどんな楽しい事がーーと、呑気に考えておった我だが、急に悪寒を感じて身構える。そして慌てて、外界へと意識を向けた。「ヴェルドラ様!何やら、外の様子がおかしいようです!!」 切羽詰まったイフリートの声を聞くまでもなく、我も気付いておる。そして、リムルも 今告。広範囲結界に囚われました。結界の外への空間千渉系の能力は封じられました これはただ事ではない。 がわかりやすかろうて、 かりはどうなるかわからぬ故な」 こうなると、口で言うより自分の目で確かめるほう 詳しく説明してやりたいが、そんな時間はなさそう 我の考えは的中した。「敵です。それも、想像を絶する強さの...っ。どうか、お逃げくだーそう言い残して、ソウエイが消える。本体ではなく『分身体』だと言っておったから、ソウエイも無事だとは思うが...。「何が起きているのでしょう?」「わからん」わからんが、かなりヤバイのは間違いあるまいて、リムルも我と同じように感じておるようだ。危険を察知した瞬間から、姑息な真似をしておるぞこの抜け目のなさこそが、リムルを敵に回したくないと思わせる一区であるがな「リムル様は何をなさって...!?」「保険、だろうな」 何か、計り知れぬほどの危険が迫っておるようだ このは間違いなさそうだ。しかし、ヒナタは酷い事を言う。君の国が邪魔だから遺すとか、許せんな!」 ヒナタは強烈な殺気を纏い、リムルと対峙しておる。その言葉から察するに、どうやらリムルを殺す気な そこに注意しつつ、我はヒナタとやらを観察する事にしたのだった。 一言で言えば美人だが、とても怖い雰囲気だぞ戦えば我が勝つが、怒らせるのは不味い気がするなそう、どことなく我の姉上にーいやいや、似てない。ちぃっとも似ていないな精神生命体は、苦手意識識を持つのは厳禁なのだ。相手が強そうと思うだけで、実力を発揮出来なくなってしまったりするからな。 イフリートに言われて、その女の正体が判明したなるほど、な。シズのもう一人の弟子は、こんな感じの女性であっ とても冷たい響きの声が聞こえた。「ーーッ!?あれは、坂口日向!」 我ならば力技でどうとでもなるが、同程度の身体能力しかない者の中では、圧倒的な高みにいるであろう。「イフリートよ、貴様が以前に言っておった通り、ヒナタとやらはなかなかに強そうだな」「いやいや、ヴェルドラ様からすれば〝なかなか〟なこのかも知れませんが、私かららすれば脅威そのものです。シズの弟子だった時よりも、凄みが増しておりますし、まあ、そうよな我やリムルに鍛えられた今のイフリートでも、ヒナタ相手にどこまで戦えるものやら...。しかも、だ。外界ではただならぬ事が起きておる。「敵が仕掛けた広範囲結界のせいであろうが、魔素がどんどんと浄化されていっておるな」「魔素が!?それではリムル様は、十全に力を発揮出来ないのでは?」そうよな。そもそも、魔実家がなければ「魔力感知 「...それを、ヴェルドラ様が言いますか?」「何か問題でも?」「いえ、何も...!」何か言いたげなイフリートを無視して、我はヒナタの観察を続ける。陽がない う?め手となる攻撃手段を用意しておくのは当然である 「いいや、その考えは甘いぞ。イフリートよ、考えてもみよ。この状況を作り出したのが敵である以上、決 というヒナタの言葉で、遂に戦闘が始まった。そして案の定、リムルは防戦一方となっておる。「リムル様がこここまで押されるとは」「負けるやも知れぬな」「まさか!?どんな危地も乗り越えてこられた御方ですよ?それに、リムル様には剣など通用しません確かに魔法は使えなくなっていますが、その内に逆転、の目を思いづくのでは?」 は、な。魔物の言葉に興味はない」 その辺なのだよ。リムルがまだまだ甘いと思えるの その指摘は正しいのであろう。だが、もう既に戦いは始まりっているのだから、会話という選択肢は最初からないと思うがな。 もままならぬ。慣れぬ視力に頼るとなると、厳しい戦いになるであろうさ」「ですよね...。しかもあの女、話がまったく成り立たないようですし。シズも苦労していたようですが、かなりの頑固者だと見受けられます」 魔素に頼らぬ攻撃方法となると、精霊魔法などは有効であろう。精霊の魔力が尽きたら終わりだが、この 我の見立てでは、あのガガゼル玉よりもヒナタの方が強いな。下手をすれば暴風大妖渦でさえも、ヒナター人で何とかして!しまうやも知れぬぞ」ッュッ暴風大妖渦には『超速再生』があるが、ヒナタなら 「このままでは本当に、リムル様が敗北してしまいそううです...こ どうやら、本当らしい。嘘をつく必要もない、という事なのであろう。 七回と言っておるが、それが本当かどうかも疑わしい。油断させて実は五回、とかも有り得るわな。我ならそうするが、果たしてヒナタは! ほらね。「ヴェルドラ様の言う通りでしたね」「嬉しくないがな」 手で押さえたぞ。「―変ですね、リムル様には『痛覚無効』に加えて「超速再生」まであるのに、どうして...」一痛みを感じた上に再生せぬから、かもな」イフリートの疑問に答えるならば、これが正解となるだろう。そして、それは当たっておった。「せっかくだから教えてあげえる。これは七回の刺突で確実な死をもたらす終焉の技ーー」 たのではあるまいが、多分だが、今のイフリートでも手も足も出ずに敗北したと思うのだ。 それは確かに残念であろうが、我が思うに幸運だっ 自信があったのか?「ええ。ヴェルドラ様より教わった〝ヴェルドラ流隊殺法〟もありますし、成長、もした私をお披露目する機会かな、なんて愚考しておりました」 何を言っておるのだ、イフリートはここはリムルの「胃袋」の中であるからして、出す気ならば召喚など行う必要もなし。つまりは、リムルが呼び出したのは別の上位精霊という事になるな。「見よ。貴様ではなく、一別の者が呼ばれておるぞ」「あ...本当ですね。せっかくの出番だったのに、残 「何?」「いえ、リムル様が今、精霊省喚・炎の巨人を行ったのです。私が呼ばれたはずなのですが、あれ?どうやってこの場所から出ればいいのでしょう?」 ぼ何とかしてしまいそうな気がする。我がそう思えるほどに、ヒナタという女は戦闘慣れしておった。「あ、呼ばれました」 なるほど、そういう事が分離しておったから、貴様には影響は出なかったであろうがな」「はい。ですが、もしも奪われていたら、エネルギーこの損失が大きかったかと」「そうよな。しかし、それにしても...:修行前とはいえ、何も出来ず、に終わったな」 流石はリムル、冷静よな解析の終わったイフリートを、複製して生み出したのか。我と一緒に修行する前の実力しかないが、様子見にはうってつけという事だな。その判断は正解だった。ようだぞ。ヒナタはやはり奥の手を隠し持つておったのだ。ヒナタに向かったイフリートが、何も出来ずに苦しみ始めた。ヒナタが何がしておるのは明白なのだよ。リムルは慌ててイフリートを呼び戻したぞ。解。イフリートは「強制愛奪』の影響を受けた模様。魔力回路が繋がっていたため、抵抗に成功しました。 〈告。戦力比から推定し、勝負にならないと判断しますした。様子を見るべく、複製した上位精霊〝炎の巨人〟を純粋な精霊として、『分離』しました これを破るのは、今のリムルには荷が重い。しかも、だ。あと一回刺されると、リムルの敗北が決定してしまうときたそれなのに、リムルは諦めない。果敢にも、攻めの姿勢でヒナタに挑む!「大丈夫なのですか!?」リムル様が死んだら、我等も無事では――」 呼び出された意味もなく、いいとこナシでイフリー下の出番は終了である。悲しいな、イフリート。これに懲りたら、頑張っててもっと強くなるのだぞ!!「ちょっと、止めて下さいよ!そんなふうに哀れむような目で、私を見ないで下さい!」「クアハハハ、これからも頑張るのだぞ!」「だから、止めて下さいって!!」イフリートをからかうのはこれくらいにして、と。ヒナタめ、とんでもなく厄介な能力を所持しておる そう呟くなり、精霊を五体同時に召喚しおったのだ 目につくものを全て喰らい尽くし、やがては星すらも呑み込むほどに成長するーーそんな恐るべき化け物となる可能性を秘めておった。ヒナタもそれを感じ取ったようだ。「...完全に消滅させないと、世界の危機になりそう それよりも恐ろしいのは、リムルが解き放った『暴食』の効果だな。 イフリートが驚き慌てておる無理もないそこに出現したのは、おぞましき化け物となり果てたりムルの姿であった。取り込んだ魔物の特徴が表面に現れて、禍々しさが際立っておる。 「リムル様が、さ、刺されましたよーーって、何ですか、あの姿は!?」 「目覚めろ、『暴食者』!!」 ヒナタの刺突がリムルを貫いた。しかし、それを読んでいたリムルは、自身の権能を暴走させるという方は、薬で対抗する。その思い切りの良さ、我も感心したぞ。 説明してやりたいが、決着の時は間もなくだ「死になさい!七彩終焉刺突撃!!」 「ーーで、どうして我々は無事なのでしょう?リムル様は今、綺麗さっぱり消滅しましたよね?」ええっ!?まだ気づいていないのか、イフリート をするならば、要注意だと肝に銘じておくとしようぞ確かにヒナタは恐ろしいと、我もイフリートに同意したのだった。 夕も恐るべき成長を遂げたものです...」「我は大きいから、セーフかな。だが、人の姿で相手 私達のような精神生命体すちも、霊子崩壊”には耐えられません。これほどの魔法を扱えるとは、ヒナ これに耐えられる存在などいないと言われるほどの最強の神聖魔法なのだよ。事実、暴風大妖渦のように魔法範囲に入りきらぬ存在を除いて、この魔法はあらゆる者共を倒せるだろう。 “霊子崩壊〟ーー文字通り、魔素を構成する物質である霊子によって、万物を消滅させる魔法である。 その精霊共の役目は、リムルの足止め。そしてヒナ夕は、恐るべき魔法を唱えおった!! これ以上ないほどの最適解だったと思うが、綱渡りだったのは事実だ。次は危険な真似をしなくて済むように、リムルにも強くなって欲しいと我は思った。だがこれで、危機は去った「ようやく帰れそうだな」 の『分身体』となったのだ。「危険な賭けだったのは間違いあるまい。聖浄化結界だったか?リムルが囚われた『結界』から抜け出せなかった以上、ヒナタに勝てぬなら死んだフリをするしかなかったのだ」なるほど、そうだったのですね...。私も完全に騙されました」 しかしリムルは、隠しておいた本体から権限を譲渡させておったのだな。その結果、ヒナタにも見破れぬような、本体と同等 本来、『分身体』ではユニークスキルなどは扱えぬ。 視点が移るリムルの保険が動き出したのだ。保険ーつまりリムルは、事前に「分身体』を用意しておいたのだ。リムルはソウエイから報告を受けた時点でヤバイと感じたのか、本体を隠して、「分身体」にヒナタの相手をさせたのだよ。その抜け目のなさに、我も感服である。 それが、どうも様子が変ですよ?」むむ?確かに、おかしい。聖浄化結界が消えたのだが、ら、さっさと一空間移動で帰れるはずなのだ。 それなのに、リムルほうンガと話し込んでおる...嫌な予感、虫の知らせ、胸騒ぎが止まぬ。我は不安を覚えつつ、リムル達の様子を窺うのだっ 原作:伏瀬先生キラクタ原巣、ついつばー先生 村中さん原ロ大樹さん桐谷将士先生茂緒択先生田田市拓矢先生 キングサイズになってみた なんのアピールかしら... 「転生したらスライムだった件」 また、キャラクター人気知票結果発表のメッセージによって、 開催されておりましたキャラクター人気投票!多くの皆さまのご応募ありがとうございました! みなさま、たくさんの応援をありがとうございます! ユニークスキル「人気者」を獲得しました。 なんで私がー一番でないのだ!?リムルはずるいのだ!! ありがとう、嬉しいよ。 リムル様のお近くが良かったのに!! 隠密なのに目立ってしまい申し訳ありません。 次こそは上を目指したいな。 ☆漫画版では未登場のキャラクター一も含まれていますのでご注意ください。☆詳細は「ニコニコ静画「へお問い合わせください。 家この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは 淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮しコミックス発売当時のまま掲載しています 漫画原そ漫画原作家の他 森田浩章株式会社・講談社