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Instructions:
琴ちゃん
だった件の
Renardine
Reincarnatedtos
原作人が源泉では
...月日土奈間
Takikewakami
キャラクター原素・みっつばー
「WitzVah
シリウスKC
毎生ライムスマホ
だった件
RegardingReine
ReincarnatedtoSlime
原作:17大海原では
2017年11月11日土奈樹...
2017.11月24日キャラクター同展・みっつばーいでの
WordPrest
ジュラの大変ね
武装国家
ドワルゴン
ファルムス
ま
ユーラザーフ
獣王匡
封印の洞窟
テンペスト
魔国連ま
西方
諸国
第21回目
サリオン
命を落としたシオン連を生き返らせるために必要なの
は、多量の人間の強を生け贄としたリムルの魔王化だっ
た。自らの甘えが招いた事態に収拾をつけるべく、一人敵
地へ飛び立ったリムル。そこで待つファルムス王国連合軍
二万に対し、リムルは容赦なく「神之怒Jを放ち焼き殺し
ていく。そして、リムルの魔王への進化が始まった。
コウブ
ハーベスト・フェスティバル
ギド
・
前回までのあらすじ
ヴェルドラー
テンペスト
【暴風竜ヴェルドラ】
トリムルの名づけ親で親友
天災級モンスター。
シズエ・イザワ
リムルーテンペスト
(三上倍)
戦時中の日本から召喚
された異世界人。死去。
イングランプ
王国
ランカ
星狼。リムルの影に潜む。
ヴタ
・天然系ゴブリン。
ト天然系ゴブリン。
異世界人。人間からスライン
転生した主人公
リグルド
・ゴブリン村の村長。
鬼人。指南役。
蒼影
ト鬼人。隠密。
紫苑
朱菜
鬼人。巫女
リム・ナーヴァ
トン十大電王が一臣危険度に
京都の中に
ガビル
グルーシス
・新蝎人族の戦士長
獣人。獣王国
ユーラサニアの戦士
ミュウラン
♪魔人,魔導師
トレイニー
・大森林の管理者・樹吹
ロウム
人間。英雄
ファルムス王国出身
第63話、魔王誕生
...はいにゃーら
第回話テンペスト復活祭
実働時間、当主国、滅びの日
*053
*095
第6話お話、今際の際にニシロツメクサ
>139
書き下ろし小説
ヴェルドラのスライム観察日記
>166
道を空けろ!
下がわ下がれい
リムル様の
御帰還である
手伝うぞ
よくぞ
ご無事で...
ハルナマントを
お持ちしろ
熱変動耐性が
機能していない
かもしれない
はい!
我もお傍に
いたい..
しかし
町の入り口に
戻らねば
...
我以外に
あの悪魔達の顔を
知る者はいないのだ
ランガ
戻るのですね
シュナ殿
グルーシス様
ランガに同行して
くださいませんか?
ん?ああ
いいぜ
よろしく頼む
グルーシス殿
おう!
しかし俺で
いいのか?
なんかあった時
ゴブタあたりの方が
連携できるだろ
シュナ殿が言うのだ
間違いはあるまい
へぇ...
...
...
告。魔王への進化による
変化が開始されました。
身体組成が再構成され
新たな種族へと進化します。
俺はどうなって
いるんだ
起きているのか
眠っているのか
自分の身体が
意識できない
種族・粘性生物から
魔粘性精神体への
超進化...
成功しました。
全ての身体能力が
大幅に上昇
しました。
続けて旧個体にて
既得の各種スキル
及び耐性を再取得
...成功しました。
新規固有スキル
『無限再生・万能感知・
魔王覇気・強化分身・
万能糸』を獲得...
......せい
成功しました。
新規耐性
『自然影響無効・
状態異常無効』
『精神攻撃耐性・
聖魔攻撃耐性』
を獲得
成功しました。
以上で進化を
完了します。
ユニークスキル
「大賢者」より
世界の言葉へ請願
告。
「大賢者」の進化を
申請。
...了。
ユニークスキル
「大賢者」の申請を
受理。
それでも、それでも、
「大賢者」が
進化へ挑戦。
「失敗しました。
再度こう
実行します。
失敗しました。
再度
実行します。
失敗
失敗
...それでも、
再度しっこう
実行します。
再度しっこう
実行します
――天駅
実行します
...それ
ふえ安心します
失敗
告。
「大賢者」が
「変質者」を統合に
魔王への進化の祝福を
得て進化に挑戦。
それは極小確率の
出来事
無限に繰り返された
試みへの褒美で
あるかのように
...
成功しました。
ユニークスキル「大賢者」は
究極能力「智慧之王」に
進化しました。
...
...
そういえば...
そういうことで、
そういえば...そういうことで、
...
そういうことで、そういえば、
..
成し遂げられた超克が
切っ掛けとなり
続く奇跡を
引き起こす
「暴食者」の
進化を希求
「心無者」を
統合に実行
それでも、
リムルの意識の
関知し得ぬ
魂の深淵にて
彼の望みを
叶える為に
そういうことで、...
...
それでも、それでも、
智慧之王の
統率の元能力は
静かに、けれど確実に
最適化されていく
告。個体名
リムルーテンペストの
魔王への進化が完了
しました。
続いて系譜の魔物への
祝福の授与を
開始します。
祝福?そういえば
さっきそんなような
ことを...
ぐ...っ
なんだこの
眠気は!?
!
シュナ...
:眠っている
だけか
駄目だ...俺まで
眠るわけには...
リムル様を
守らねば
そういうことで、そういえば、
そういえば、
そういうことで、そういうことで、
そういうことで、そういうことで、そういうことで、
そういうことで、そういえば、
そういうことで、そういえば、
そういえば、
そういえば、
そういうことで、そういうことで、
...
そういうことで、そういうことで、
そういうことですか
...告
後は任せて
眠りにつきなさい。
...それ
リリーなんかは...
あ...
あなたは...誰?
人型のリムル様の
姿をしているけれど
雰囲気が別人だわ
まさか魔王化で
人格に変化が?
あなたは
魔王リムルなの?
代行者
え...?
告
告。
智慧之王の
名において命ずる。
「暴食者」改め
究極能力「暴食之王」よ、
結界内の
全ての魔素を
喰らい尽くせ
ひと欠片の魂さえも
残さずに
...
...
え
きゃ!!
代行者...
まさか
能力が自立的に行動
しているというの!?
そんなことは
あり得ない
...はず
なのだけど...
しかしあのシュナ
って鬼姫もかなりの
術者だな
うん?
こりゃミュウランの
大魔法を解析して
張った結界だろ?
うむ
魂の拡散を防ぐため
改良したと聞いた
俺は魔法には
詳しくないが
ミュウランが目を
丸くしていたからな
これがとんでもねぇ
技量で創られてんのは
わかる
シュナ殿は
リムル様に次ぐ
知恵者だ
仲間が褒められると
喜ぶんだよな
この国の連中
ま
あんまり他人の事
言えねぇか
......
ところで
気になっていた
ことがあるのだが
俺もカリオン様が
褒められると
嬉しいし
あん?
獣王国が宣戦布告を
受けたのだろう?
魔王カリオン様が
魔王ミリム様と戦う
ことになると聞いたぞ
付き合わせておいて
なんだが
行かなくて
いいのか?
...それね
ああそれは
大丈夫だよ
予告通りなら
決戦の日は三日後だし
なにより
カリオン様を
信じているしな
応援に向かうのは
ここの結末を見届けてから
でも間に合う
...そうか
...生き返ると
いいな
あんたらの仲間
フフフ心配ない
我が主が魔王となれば皆も
無事に復活するだろうよ
魔王...か
まさか魔王への進化を
この目で見ることに
なるとはね
魔物が魔王になる
なんて数百年に一度の
出来事なんだぜ?
リムル様だからな
当然のことよ
そうさこの世界に
認められた
力ある魔物である証拠
いわいやいや
そうなのか?
んー...
カリオン様を含む
世界に十名しかいない
最強の存在なのさ
ほう?リムル様もそこに
加わり十一大魔王に
なるのであろうか?
他の魔王がどう
判断するかだな
今回の件で魔王間の
力の均衡が崩れた
からな
下手したら
戦争
眠る...
うおっ
おおい!急に
どうしたんだよ
ランガ殿!?
グルーシス:殿
悪い...が
あと...たの...む
唐突な眠り...
考え得る原因は
糸譜の頂点からの影響
...つまりリムル様が
魔王になった影響か
なるほど
これを見越して俺に
同行を頼んだのか
本当大した
鬼姫さんだ
おや
ランガ殿は
進化の眠りに
ついているようですね
クㇷフフフ
そう警戒しないで
ください
私は新たなる魔王に
召喚された名もなき
悪魔です
後ろの二人は私の
雑用係なので
気にしなくて結構
ええと...
あああ三体の
悪魔のことは
聞いてるよ
全く気配を
感じなかった..!!
そっちのデカイのが
担いでいる男は?
この者が生き残った
おかげで私は召喚
されたのです
とても
感謝しているので
ああ!
丁寧に扱って
あげた次第です
丁寧ねぇ...
まぁいい
捕虜なら
被膜結界で
守っておいて
やれよ
今町の中は
魔素濃度が高すぎる
生身の人間には
毒だ
そこまでしたら
甘過ぎませんか?
...丁寧に
扱ってやるんだろ?
「死んじゃうぞ
おおそうでした
死なれては
不味いです
私が役に立つ
ところを見て
頂かないと
怖すぎるだろ
この悪魔...
おや
結界が...!?
中で何か大きな力が
動いた様子
ミュウラン...!
悪いここで
待っててくれ!
どうなってんだ!?
あれだけ濃かった
魔素がキレイさっぱり
消えていやがる
町の連中はみんな
眠っちまってるし:
ミュウラン
無事か!?
そういえば、
グルーシス!?
あれが
リムル様...?
只今戻りました
我が君
待ってろって
言ったのに
失礼ながら
申し上げます
どうも魔素量が
足らぬようですが...
...是。
必要量を満たして
おりません
生命力を消費し
代用します。
お待ちください
我が君!
代用にご自身の
生命を用いずとも
...っ
...良き考えが
ございます
この者達を
お役立てください
主の役に立つことこそが
我らにとって最大の
喜びなのですから
......?
規定に必要な
魔素量を補填可能
その案を
承認します。
おお...
羨ましいぞ
お前達
既定の魔素量に
達したことを
確認しました。
そういえば、
これより
〝反魂の秘術〟を
再開します
そういうことで、
そういうのは、
反魂の秋術
死者蘇生の秋術
それらの秋術を
行使するには
莫大な魔素量が
炎要となり
それを制御する
魔力は想像を
絶するものとなる
成功確率は
3・14%
しかし
その数値は魔王へと
進化する前に算出
されたものである
進化を果たした
今
...
進化の眠りぃ!?
ええ
リムル様は見事に
魔王へと進化
なされたわ
みんなは祝福...
そうね主の進化の
お裾分け
とでも言うのが
わかりやすいかしら
低位活動状態
リムル様の系譜に
連なる者達は
祝福を得て
進化の眠りに
ついたのだと思う
な...
なるほど...
それで
この状況か:
ってそれより
死んじまった
みんなは!?
シオンさん達は
生き返ったで
やんすか!?
魂はちゃんと
戻せたのぅ!?
...無事に蘇生
出来たわよ
魔王となった
リムル様の秘儀でね
でも安心するのは
まだ早いでしょう
一度死んだのは
間違いないのだから
記憶も無事である
という保証はないわ
ととにかくぅ!
皆さんを屋根の下に
運びましょうかぁ
長き生の中で
あれ程の御業は
初めて見た
そうだな!
多分大丈夫
でしょうけど
クレイマンが霞んで
見えるわね...
ミュウラン?
獣王国も
テンペストには手を
出さねぇよう俺が
啓蒙しねぇとな...
じゃあシャケダは
俺が運ぶ
おいまえ
オッサン
第169話テンペスト復活祭
ぽょ
あ!
お目覚めに
なられたのですね
おはようございます
リムル様!
...おはよう
シオン
無事に
生き返ったようで
なによりだ
はいっ
リムル様の
お蔭で!
ご覧ください
我ら一同
名の欠落もなく
無事に生還
いたしました!!
...良かった
本当に
良かった
大賢者のヤツ
円周率並みの
成功率などと
心配させやがって!!
ご挨拶は
一人ずつですよ
リムル様!
ベニマル
失礼しまう
良かったもう
お目覚めでしたか
色々と報告が
あるのですが...
その前に
目覚めた後の
約束を覚えて
おいでですか?
ああ
そうだったな
俺が
理性のない魔王に
なっていないか
合言葉で確認する
約束だ
ではもう一度
確認します
その答えが
「クソ不味い」と
俺が
「シオンの料理は?」
と問うので:
なんだこの
合言葉
シオン
嫌がるだろ
だから
いいんですよ
いい?
もちろん
覚えてるよ
怒って文句を言いに
目覚めてくれれば...
そういう願いを
込めているんです
では
問います
クソト
え?私の料理が
どうしましたか?
「シオンの料理は?」
ま...まずい!
この状況は
非常にまずい!!
落ち着けこんな時こそ「大賢者」だ
落ち着け
こんな時こそ
「大賢者」だ
そういうことで、
?
クソッ
ベニマルのヤツ
嵌めやがったな!!
なんだあのカオ
おい大賢......んあれ?
おい大賢...
...んあれ?
無限再生重結界
魔攻撃耐性!!
カ能変化
黒炎雷
強化分身
ル能糸
神攻撃耐性暴食之
状態異常無効
大賢者が
無くなっている!?
あと知らないのが増えるのか
膨感知
目然影響無効
具無な
先日。
えっ!?
ユニークスキル「大賢者」は
究極能力「智慧之王」へと
進化しました。
急を要する案件のため、
智慧之王が対策を
提案します。
えっあうん
久々に食べて
みたいのだろう
お前の日頃の努力を
確かめてくださる
そうだ
なるほど!
それで私に料理して
おけと言ったのですね
さすがはベミに枝です。
リムル様のための
料理だからな
無論俺は
遠慮す
待ちたまえ
ベニマル君
合言葉
だったね
もちろん
覚えているとも
おはいおいよい
ペニマル君が決めた
合言葉は確か...
・
「シオンの料理は
クソ不味い」
だったかな
ま待てシオン!
リムル様は目覚めた
ばかりで混乱されて
おられるのだ!
わかりました
ベニマル様
フッ
いえベニマル
私はリムル様の
直属なので敬称は
不要でしょう
元☆期里長
それよりも貴方が
そんなに私の料理を
食べたがっていたとは...
遠慮など無用
満腹になるまで
堪能させて
差し上げましょう
なるほど
智慧之王か
大賢者の時は
罪のないゴブタを生け贄に
無理矢理回避したが、
今回は自然な回避
完璧なカウンターブロー
という見事なアドバイスだ
リムル様我らも
ご挨拶を...
んああ
もちろんだ
頼もしい相棒が更に
頼もしくなった訳だ
......!俺
死ぬかも...
生前と変わらぬ
知識と人格
これで何度死んでも
復活してみせますよ
ははは...まぁ
頑張ってくれ
彼らは皆
エクストラスキル「完全記憶」
を獲得していた
こらこら
俺が眠っている間に
皆は祝福を授かった
らしい
他にも望んだ
スキルを獲得して
いるかもしれない
リムル様!!
「お目覚めになられて
このリグルド!
幸福感に胸を
締めつけられてもう
このリグルド!!
わかった
わかった
心配かけたな
しかし...
とんでも
ございません!!
瓦礫がほとんど
片付いているのも
すごいが..
これ祭りの準備か?
目覚めたばかりで
本調子でない者も
おります
それにユーラザニアからの
避難民もそろそろ
到着予定だとか
ユーラザニア...
それで炊き出しの
準備を進めて
いたのですが、
そうかミリムが
宣戦布告したん
だっけか
リムル様が
お目覚めになられた
ということで
急遽祭りに!
自国のことで
手一杯だったが
そちらも考えないと
「急遽」で祭りが
開催されるのが
ウチのすこいとこだよな
獣王国の様子に
ついては後で
避難民の代表に
話を聞こう
うわ
めちゃくちゃ
いい匂い
シュナの
料理か...
炊き出しはシュナ様が
陣頭指揮を執って
おられます
なんだか長いこと
食べていなかった
気がする
今日は旨いものが
食えそうだ
リムル様~
お料理の準備が
整いました!
さ
お席へどうぞ
それではないのですが、
それでも、
それは...
...
...
それでも、
ちょっと待て!!なんで
俺まで食べる流れに
なってんだ!?
一緒に味わって
あげましょうよ!
アイツだって頑張ってるんだし
奇跡的に美味いかもしれない
じゃないですか!!
お待たせ
しましたー
そうそう奇跡が
起きるもんか!
俺は行く!!
待ってください!
一人にしないで
くださいよぉ!
沢山
よそいますね
なにコレ
シチュー...?
あああ...結局
こうなるのか:
食材まるごと入ってるし、
やっぱり駄目じゃねぇか
今まで何してたんだベニマルめ
シオンの料理の
面倒はお前に
任せていたよな?
......
子供の頃から
不可能なんてないと
思っていましたが
思い上がっていた
ようですね
何言ってんだ
コイツ
イイ顔で
仕方ない
ここまできたら
覚悟を決めよう
あれ...?
美味い!?
馬鹿な!!
ふふふ
実はですね
祝福を頂く時
料理が上手くなりたい
って念じたんです
ユニークスキル
という訳で
獲得したのが
このスキル
「料理人」
...
聞けばどう料理しても
イメージした味になるという
とんでもないスキルらしい
呆れて言葉も出ない
呆れて言葉も出ない
どうです?
ベニマル
生き返るか否かの
瀬戸際でそんなこと
願うかねぇ
ふふむ!
...けどまぁ
西にかったよ
それこそがシオン
らしさなのだろう
でも次からは
食材の下処理くらいは
してくれ
味はいいけど
見た目と食感は
最悪だ
ははい..
ははい
「というわけで
これよりテンペスト
復活祭(仮)を
開催する!!
そういえば、
ああ、そうだ。
え
それでも、
そういえば、
そういえば、
そういえば、
それでも、それでも、
そういうことで、
我が君
魔王と成られ
ましたこと心より
お祝い申し上げます
誰だお前?
!!?
・っ
...
ごご冗談を
悪魔である私が
心核にダメージを
受けました
我が主よ
この者は貴方様が
召喚された悪魔の
一体です
ランガ殿!
おお
思い出した
眠りに落ちる直前に
上位悪魔三体を
召喚したんだっけ
まだいたんだ
コイツ
色々と手伝って
もらって助かったよ
もう
帰っていいよ
長々と引き止めて
悪かったね
主...主よ
じゃあイメージ
ん?どした
ランガ
早く帰りたいのに
俺が許可を出さないから
困ってたんだなきっと
あの者
泣きそうです
えっ!?
あれもしかして
報酬が足りなかった?
いえそうでは
ございません
先だってお願いして
おりました通り
配下の末席に加えて
頂きたいのです
西下?
検討して頂け
ないでしょうか?
そういや
召喚した直後に
今後もお仕えしたい
とかなんとか...
近い...
ん?っていうか
上位悪魔...
じゃないなコレ!
一緒に出てきた二体は
上位悪魔だったが
こいつはどう見ても
それ以上の存在だ
ってあれ?
他の二体は
どこ行った?
解。反魂の秘術を
行使した際、魔素量の
補填に消費致しました。
消ひ...ええっ!?
容赦ないな
智慧之王さん...
しかし、そうなると
このまま帰すのも
気がひける
強そうだし
叛意を持たれたら
危険だ
諸刃の剣では
あるが...
うーん...
......よしわかった
それじゃあお前も
今から俺達の仲間だ
我が君はやめろ
むず痒い
心得ました
ではなんと
お呼びすれば
いいんじゃ...
おおお!
感謝致します
我が君!!
リムルでいいよ
それで
お前の名は?
甘美な響き
です..
大袈裟な
ヤツたな
私など名もなき
悪魔で十分で
ございます
高位な存在に
見えるけど
名はないのか...
悪魔...
悪魔ね...
ではお前の名は
〝ディアブロ〟だ
その名に相応しく
俺の役に立ってくれ
名付けで魔素を
奪われるのも
慣れっこになってきたな
でも半分くらいしか
奪われなかったぞ...
おおっ
確か上位悪魔の時は
三割くらい持って
いかれたっけ
より高位な存在なら
もっとゴッソリ
いくかと思ったが
告。主様は魔王化を
経て魔素量が大幅に
増大しております。
故に、消費割合だけでは
比較できません。
あそうなんだ
ところで智慧之王
なんか喋りが流暢に
なった?
否。気のせいです。
あそう...
因みに、魔王化によって
増えた魔素量は
十倍以上です。
じゅ...っ
えその半分を
持ってったのコイツ
とんでもない化物に
なっちゃうんじゃないか
ああ...進化が
終わってしまう
感激で
胸が一杯です
リムル様
!
おおう
そりゃ良かった
このディアプロ
今日この日より
誠心誠意お仕え
させて頂きます
幸事か...
そちらが新しい
仲間ですか?
なんというか..
気が抜けませんね
ベニマル
俺もだよ
ディアブロだ
仲良くして
やってくれ
クフフフブフ
どうぞよろしく
ベニマル殿
ところでベニマル
何か用があって
来たんだろ?
ああ
よろしく
実は宴会が
一段落するまではと
遠慮してくれて
いたんです
ユーラザニアの
三獣士
彼らの話を
聞いてください
そういうことで、
そういえば、
...
...
そういうことですが、これから
そういうことですが、
そういえば、
それでも、また、これからもう一度は、
その戦いの
顛末を
魔王ミリム様対
魔王カリオン様
では食材を
それはまっ!
ソレで!?
魔王への進化
誠におめでとう
ございます
リムル様
避難民の事は聞いてるよ
大変な目に遭ったと思うが
あなた方が無事でよかった
話、獣王国、
ありがとう
存じます
聞かせてくれ
獣王国で
何があった?
ここからは
この黒豹牙フォビオが
話させていただく
一週間と少し前
獣王国は
魔王ミリムより
宣戦布告を受けました。
カリオン様
獣王戦士団の
出撃準備整いました
いつでも
ご命令を
...おう
それじゃあ戦士どもで
避難民の誘導を頼む
な...っ
何言ってんだ
大将!
オレたちも
ミリムは
俺様が相手する
貴様らは
民を守ることを
優先するのだ
一週間後
魔王ミリムは予告通り
やってきました
ようミリム
まさか本当に
魔王達の宴にも
諮らずに協定を破棄
しちまうとはな
お前さんは見た目より
ずっと思慮深いやつかと
思ってたんだが
ふんッ
ちぃっ
多重結界のせいで
斬撃が滑る
ならば
...光栄だな
その剣をこの目で
見られるとは
数多の魔人や魔王を
屠った魔剣〝天魔〟
ガキの頃
親に聞かされた
ことがある
魔剣を操る竜の姫君
その暴虐の御伽噺をな
ようミリム
なんでこんな真似を
するんだ?
.....
?
ヘッもしかして
操られてでもいるのかい?
だとしたら
少し
あれは...!
残念だな!
ほぅ
本気のお前を倒して
この俺様が最強であると
証明したかったんだがな
...
百獣ル
キャキ
お前には
退場してもらうぜ
さてミリムよ
この姿を見せた以上、
...
そういうことですから、それではないのですが、
この世から
消えるがいい!
そういうことで、
そういえば、
獣魔粒子咆!!
...
そういえば、
...
直撃だ
あれを受けて
生き残れる者など
存在しない
カリオン様の勝利だ
嫌いじゃなかったぜ
ミリム
いいダチになれたかも
しれねーのに残念だ
...っと
さすがにキツイな
飛行すら
覚束ねぇ...
...冗談
じゃねぇ
まさか無傷とはな
だが...少しは
本気になって
くれたわけかい
やるな
左手が痺れたのは
久しぶりなのだ
お礼に取って置きを
見せてやる
竜星爆炎覇!!
...ありえねー
だろうが...!
都市が
跡形もねぇ...
破壊の暴君
ミリム・ナーヴァ
よう理由を聞かせちゃ
くれねえか?
なぜ獣王国を
滅ぼそうと
思った?
なるほど御伽噺に
してでも語り継ぐべき
脅威だな...
...なんだ?
さっきからどうにも
様子がおかしい
おいなんとか
言えよ
人様の国
消滅させておいて
だんまりか?
ひょっとして
アイツ本当に...
あら何かに
気が付いたのかしら
ヘッ
お前もかよ
フレイ...!
ボコ
くッ
カリオン様
...!
「そして魔王フレイは
カリオン様を抱えて
飛び去って行きました
...なるほどな
事の顛末はわかった
しかしよく
無事だったな
フォビオ
死にかけましたが
拠点移動でどうにか
ここまで来れました
回復薬をいただき
感謝しています
連れ去られたのなら
カリオンは生きている
はずだ
救出に
力を貸そう
リヤなヒンタ
ありがとう
ございます
それにしても
獣王国に仕掛けたのも
意味がわからないが
もっと意外なのは
一対一の勝負に他人の
介入を許したところだ
なんからしく
ないんだよなぁ
ミリムのやつ...
らしくねぇ
と言やあ
オレはフレイが
フォビオを見逃した
のも腑に落ちない
有翼族は高高度より
獲物を狙撃する
視力をもってる
天空女王と呼ばれる
有翼族の女王がフォビオに
気が付かなかったとは
思えねぇんだよな
魔王フレイのことは
よく知らないが
以前ミリムに聞いた話じゃ
傀儡の魔王を誕生させる
計画に加担していたのは
4人の魔王だった
はい!
ミリムカリオン
仮にフレイ
それから..
シオンミュウランを
連れてきてくれ
あと地図も頼む
ところでそのお茶を
すげぇ色たけど
飲んのか?
味はうまいんだよ
味は
ある人目はジャガ
淹れたやったから
大丈夫
ええ
それは確かです。
クレイマンは
魔王ミリムに接触を
図っていました
私の印象に
なりますが...
ミリム様の宣戦布告は
想定外のようで
苛立っていたように
思えました
お
お待ちください!
魔王クレイマンの
ことですか?
あの魔王が
獣王国滅亡の裏で
糸を引いていたと?
待ちなさい
スフィア!
行くなら
全員で攻め込みますよ。
まぁ待て
獣人は
激情家が多いな
もう少し判断材料が
欲しい
フォビオフレイは
どっちの方角に
飛び去ったんだ?
獣王国の北東...
おそらくはミリム様の
支配領域
忘れられた竜の都へ
向かったのかと
なるほどな
ミリムとフレイが
組んでるのならそれも
あり得る
獣王国の北東:
...もしもフレイの
目的地がその先に
あるのだとしたら
ピタ
忘れられた竜の都の
先にあるのは
傀儡国ジスターヴ
魔王クレイマンの
支配領域です
ディアブロか
三獣士の面々の
様子は?
はい
今は落ち着いた
様子です
今にもクレイマンの
領地に攻め込まんばかりの
剣幕でしたが、
ベニマル殿がうまく
宥めておいででした
そうか
気持ちはわかるが
先走られちゃ困るからな
......
何か思い悩んで
おいでなら是非とも
私に相談を
ん?
んー...
問題が重なり
すぎてな
まずは
カリオンの件
次にファルムス王国の
後始末
ミリムの考えも
わからんし
一番心配でもある
どれも後回しに
できんが
最後に西方聖教会への
牽制
一度に行う作戦
としては許容量を
超えてるんだよ
なるほど
では私が一方面を
受け持ちましょう
ふむ...
アリかもな
わかった
明日の会議で方針を
決めるからお前も
参加するといい
是非ご命令を
こいつの力を
遊ばせておくのは
勿体ない話だし
笑顔が不敵
すぎる!!
はっ
告。
西方聖教会に
関しては心配無用かと。
大賢...じゃなかった
智慧之王か
心配無用って
なんでだ?
大賢者から智慧之王へと
進化したことにより、
演算能力が飛躍的に
向上しました。
え?うん
え?自慢?
否。
よって間もなく
『無限牢獄』の解析鑑定が
い、
終了します。
この解放を行えば
西側諸国への牽制効果が
十分に見込めるでしょう。
『無限牢獄』!?
...は
そうか
気づけば2年以上
経つのか
長いようで
短かったな
なぁ
ヴェルドラ
見た見...と
喉越し...と
ねぇお父さん
神さまって本当に
いるのかな?
んー...?
だって
ひどいよ
こんなに早く
お母さんを連れてっ
ちゃうなんて
ルカメル
...そうだなお母さんは
お前たちの成長を
楽しみにしていたんだ
来れる日は毎日
来てあげような
何か手伝える
事があったら
言ってね
ありがとう
ございます
まだ小さな子供たちを
遺して無念だった
であろう妻を看取り
よし今夜は
何食べたい?
お父さんご飯
作れるの?
俺は
なめるなよ
この世に神は存在しないのだ
と気が付いた
...
そういうことですか
そういえば、
...
...
...
第65号話今際の際にシクロッメクサ
それでも、
そういうことで、
それでも、それでも、
そういうことで、
それに
肖像でもない
恋人じゃないよ
ちょっとやめてくださいよ
これから襲撃って時に
恋人の肖像見つめるとか
クローバーの
押し花ですか?
出発前に子供が
くれたんだよ
お守りにって
母親の墓の傍に
生えてたらしい
まぁクローバーは
ともかく
売ったらいい金に
なるんじゃ
ないですか?
へえ...
このペンダントは
値打ちもの
ですよね
売るわけないだろ
妻の形見だ
けっそんな
ケチな装飾品
売らなくても
俺らはこれから
たんまり稼ぐんだぞ
噂じゃテンペスト
だかいう国はえらい
豊かなんだろ?
この遠征の功労者には
そこの統治権が与え
られるって聞いたぞ
え!?
俺らが!?
ばーかそりゃ
お偉方の話だ
まぁ俺たちも
そのおこぼれに
与るけどな
それに聞いたか?
先遣隊の話じゃ
魔物と言っても
美女が多いらしいぞ
うわ本当か!?
ってことは現地で
発散もアリ?
.....
お前には
ゴブリンが
お似合いだよ
んだとてめぇ
ちょっと...
いくら何でも
民間人に手を出すのは
「人」
じゃねえだろ
奴らは
「魔物」だぞ
西方聖教会の
お墨付きがある
魔物には
何をしたって
いいんだよ
あ先輩!
弓の調子が
良くない
弦張り直してくる
それは...
..
...
...
...それでも、
...
...
いや...おいしませんよ、これまではないのか
どうなんですかね
あの人ら
ちょっと感性
おかしくありません?
襲撃を前に
高揚してるんだろ
よくある
ことだよ
よくあること
って...
お前はこれが
初めての遠征だろ
染まる必要はないが
慣れた方が楽だぞ
そんなもん
なんすかねぇ
.....
神がいるのなら、なぜ
あんな奴らを野放しに
しているのが
...それは国の中枢に
対してだって思う
出発前の王の演説には
大義が感じられなかったし、
大司教の長いだけの
説法も空々しかった
...いいさ
国のためでも
神のためでもない
戦う理由は
俺自身の中にある
奴らほど
浮かれることは
出来ないが
俺も武勲は
立てたい
守りたいのなら
自分の家族を
自分が足掻く
しかないんだ
魔物の国の
住人には悪いが
俺は俺の大義を
貴かせてもらう
よし
!
人...ことも
子供?
...
...
...
...
え?
なんだこれ
おいお前
走れるか!?
とにかく
逃げ
!!
なんなんだ
なんなんだよこれ
くそっ
ちょっと
待ってくれ
誰か
説明してくれ
突然
何が起こっ...
..
あっ...
うぐっ...
娘と同じか
或いは少し
幼いかもしれない
お...
願い...です
殺さないで
ください...っ
家族は
殺さないでください
目の前に立つ
超常の存在には
全てが見透かされて
いるようで
俺は:
懺悔せずには
いられなかった
お...私は
この侵攻がどんな
ものか知った上で
参加しま...したっ
罪は私に
あります
なぜなら
それは
物静かな
佇まいとは
裏腹に
弓の弦よりも張り詰めた
緊張感があって
子供たちは
何も知らないの
です...!
やろうと思えば
可能なのだと
もう喋るな
澄んで
穏やかな声だった
そういえば、
...
まるで
そういうことで、そういうことで、
...
そういうことで、そういうのは、
そういうことで、
...そういえば、
...
...
そういえば、
...
...
そういえば、
...
そういうことですか
...
きゃあ...
ああ、そうか。
あの瞬間
悪魔のような翼だから
気が付かなかった
それでも、
必要がないし
やる理由もない
そういえば、
んん、
...
そういえば、
そういうことで、
...
...
...
...
...
...
そういうことで、
...
ああ、ああ...
...
そういうことで、そういうことで、
いや...
ん...
だから
心配するな
...
...
......
...
...
そういえば、
......
そういうことで、
そういうことで、...
...
......
そういえば、...
そういえば、...
......
.........
...
それでも、そういうことで、
...
いや、いやいや...
俺は死の間際にして
初めてその姿を見たんだ
それでも、それでも、これからも、それでも、それでも、これからも、それでも、それでも、
そうかぁ
あの子たちに話して
やりたかったなぁ
神様は意外と
小柄だったよ
ってさ
1h春に昨年6月の
っYH~
書き下ろし
小説
ヴェルドラのスライム観奈日記
〜復活編〜
◆魔王誕生◆
「暇だな」
暇って...:ヴェルドラ様、今は緊迫感満載の局面な
んだから、もっと言いようがあるでしょう?」
「だがしかし、事実ではないか!リムルが進化の眼
りについてしまったので、外界の様子を覗き見る事も
出来ぬ。暇で暇でしょうがないわ!」
事実、進化の眠りは低位活動状態よりも厄介だから
な。魔王となる為の試練であるからして、簡単に乗り
越えられなくても当然なのだよ
まあ、週間ほど目覚めぬかもな
魔王には、単にそう名乗っているだけの者と、世界
から認められた本物の、こつのタイプがいるのだ。こ
の魔王への進化というのは、2.魔王種”が覚醒して〝真
なる魔王、ヘと至る儀式なのだよ。
まさしく、進化。
これでリムルも、覚醒魔王この仲間入りという訳だ。
さてそうなると、我もゆつくりとはしておれぬ
さっさとこの牢獄から脱出しし、リムルの手助けでも
ヴェルドラのスライム観察日記
〜復活編〜
咄然となるイフリート。
まあ、そうなるよな
「いや、おかしいですよ!」どう考えても異常ですっ
「いやな、イフリートよ。何だか知らぬが、我の
『究明者』が有り得ぬほどに、性能が向上しておるの
だよ。どうしてかなと、不思議でな」
「へえ、そうなんですね。ちなみに、どのくらい?」
「はあっ!?」
「ふむ。上昇中だが、三百四十五倍くらい、かな?」
サクッとな?
あれれ、おかしいゾ。
メッチャはかどる。というか、力が漲る。
今までの数倍、数十倍どこころか、百倍ーいや、数
百倍の速度で『解析』処理されておるぞ!?
我って凄くない?
ーって、いやいやぃや、そんな訳がない。意味も
なく力が増すなど有り得ぬのだ。
「どうかされましたか、ヴェルドラ様?」
してやらねばな!
という訳で、我は作業を再開した
イフリートに肩を揉ませながら、無限年獄』の解
析作業に集中する。
ザクサクサタサク、
いか」「それ
「最後の残り火が輝いているだけなのではと
「それに引っ張られて、ヴェルドラ様の能力も向上し
た、と?それならば良かったです」
「ん?」
「いえ、命の」
「命の!?」
「そりゃあ、そうでしょう。けど...それで、原因に心
当たりは?」
ふむ、心当たりか
意味もなく性能向上するはずないのだから、原因が
あるのは道理よな。
「そう言えば、リムル側の解析速度も上昇しておるよ
うだ。これは多分だが、リアムルが覚醒魔王となる過程
で、ヤツのスキルの演算能力が上昇したのではあるまま、
で。何か悪いモノでも食べましたか?どうせ拾い食
いでもしたんでしょう?」
「ふざけるでないわ!」
「すみません、取り乱しました。ところでヴェルドラ
様は、どうしてそうも平然としておられるのですか?」
「そりゃあ、楽だからだとも。この勢いで仕事をこな
せば、我が解放されるのも間近であるぞ!クアハハ
的には限界がある。
リムルのそれは、我が知る常識の運が上をいくもの
だった。
そもそもの話、魔王への進化とは種族としての進化
世界の法則を書き換えるかの如く。
確かに、世の中には〝勇者その権能のような、次元
の異なるスキルも存在しておる訳だが、それでも基本
これのだ。世界
る。
というか、これ、やっぱりおかしいぞ。
これはもはや、ユニークスキルでは不可能な現象な
しかもこれって、我の意思も置いてけぼりなのだ
我のスキルを意のままに操るとは、リムルも大概に無
茶な真似をするものよ。
しかし、それにしても」
「ぎゃわ!?これ、早過ぎて、我、困惑!!」
我の処理速度を超過して、情報がやり取りされてお
少々不安になったものですから」
「そんな馬鹿な、クアハハハ......まさか、な....
イフリートも怖い事を言う。
真顔だから余計に怖い。
ちょっぴり心配になる我だが、そんなハズはないと
自分に言い聞かせた。
んできた。
あれは、ベニマルだな。
必死に眠気に抗っておるようだが、そうだった。確か
か魔王への進化では、覚醒した者と魂の系譜で連なる
全ての魔物達に、祝福が授けられるのだ
それは様々な恩恵を与えてくれるもので、シオンの
復活にも欠かせない要素だったのだな。
そう呟く我の目に、リムルの仲間達の様子が飛び込み
であり、それで能力が変異したりといった現象が起き
る事などないのだよ。
どうやら摩訶不思議な事お起きているのだと、我は
そう悟る。
それにだな、今もリムルの意識は闇に閉ざされてお
るはずなのだ。それなのに、リムルのスキルから千波
されているというこの状況。我にも、何がなんだかサッ
パリなのだ。
しかも、だ。
「あっ!ヴェルドラ様、アレを御覧下さい!」
驚愕した様子でイフリートガ叫ぶが、我も当然気付け
いておった。
外部との接続が復活し、外界の様子が視えるように
なったのだ。
「何故だ?どうしてこんな事がー
...
だからして、それを無視するなどと...。
単なる進化ならばともかく、今回の状況では考えら
れぬ話であるな
「あれは本当にリムル様なのでしょうか?」
「うーむ.....
それを聞いた途端、安堵す「るようにベニマルが沈む
限界に達しておったのだろうから、ゆっくり休んで欲しい
しいところだがーー今はべニマルの心配よりもリムル
が優先なのだ。
魔王への進化とは、魔王として覚醒するに相応しい
存在なのかどうかを試す為に、世界が与える試練なの
と、リムルがベニマルに告げた。
『...:告。後は任せて眠りにつきなさい」
でー抗えておるのが不思議なほどだな。ベニマルの
責任感ゆえの抵抗なのだろう。が、凄まじい気迫である
だが、驚くべきはそこではない。
何とも信じ難い事に、眠っているはずのリムルが立
ち上がっておったのだよ!!
あろうよ
ただしそうなると、進化この眠りにつく必要がある訳
リムルの片腕たるべニマルなら、受け取れて当然で
ふぁえ?
すー
『代行者』
して、その答えは?
な?
わ!
おっ!
いやいや。
まさか、な?
リムルでなければ、誰だというのだ。
自立型のスキルなどあるはずもなし
代行者って、あれえ?
「ヴェルドラ様、これは一体、どういう事でしょう?」
我が聞きたかった事を、ズバリと聞いてくれよった
あの女は確か、ミュウラシとかいう魔人だったか
それは出会った頃に一度思いついたが、否定した者
えなのだ。
所有者の管理下で自動発動するスキルはあるが、完全
全自立型など聞いた事もない。
まして、主の知らぬ間に行動するようなスキルなど
自我が芽生えておるようなもので...。
あなたは...誰?「あなたは魔王リムルなの?」
って
慌ててはいけない。
ここで慌てては、嘘がバレてしまうからな。
ご流石はヴェルドラ様ーー」
ほっ、イフリートが素直で助かっし
「ーって、そんな訳ないでしょう!!いつもいづも
かなりドヤ顔で解説してくこれてましたし、ヴェルドラ
様だって気付いてなかったんでしょう?」
グワーッ、駄目であったか!?
る。
「え?」
当然知ってましたよと、我は平気なふりをして答え
我は最初から、リムルのスキルが特殊であると見抜
いておったのだ。そう、自立型だとな!」
...
困ったぞと、我はイフリートをチラリと見た。
「ヴェルドラ様、我々が今までリムル様と思っていた
のは、もしかしてー
我は気付いておったよ
我の方が聞きたいわ!!
だって、あれはリムルで、それが代行者?
という事はだな、もしかしてもしかすると、〝スキ
ルに自我はナシ〟という大前提が崩れてしまう訳で
そうなると、今まで立てた我の仮説が、かなり間違っ
ておったという事になっちゃったりする訳で...。
れたぞ。
流石はイフリート、我が心の友なだけはある、かな
り強引だったが、普段からの信頼関係がものを言った
ようだ。
我の記憶にはないな。ま、あ、イフリートの言う通り
だったとしてもだ。それは見解の相違という事である
ゆえ、我が貴様を騙そうとする意思はなかったのだよ。
つまり、我は悪くない、という事だな」
「どういう理屈ですか.....って、ヴェルドラ様らしい
とは思いますけど」
おお、どうにかこっにか、イフリートが納得してく
貴様の成長に繋がらぬからな。そういう事だぞ、イフ
リートよ!」
「本当ですか?」
「無論だとも。イフリートま、我が嘘をついた事があっ
たかね?」
ちょっと振り返るだけで、かなり騙された思い出が
「ぼ、馬鹿を申すでないわっ!我はな、貴様が気付
くのを待っておったのだ。全て我が教えてしまっては
だが、我は諦めぬ
ここで諦めたら、今まで積この上げてきた我の威厳が
露と消えてしまうかもしれぬのだ。
スキル名は『智慧之王』というようだな
我とイフリートは、ずっとこのスキルと語り合って
いた訳だ。
そして気になるのは、究極能力という言葉だな
スキルの中で最上位に位置するのは、天使系や大罪
家と呼ばれる権能や、勇者が所有していた『絶対切断』
や「無限年獄」という特異な権能だったはず。他にも
幾つかあったと思うが、究極能力など我は知らぬ
いや
知っているのかも。
我は何度か消滅して、その度に復活しておるのだが、
消滅する前の証憶も断片ながら残っておる。それをよ
て思い出してみても、我の方が魔素量が多いのに、姉
上達に勝てた試しがないのだよ。
ラファン
《告。智慧之王の名において命ずる。『暴食者』改め
アルティメットスキル「ベルゼビュート
究極能力『暴食之王』よ、結界内の全ての魔素を喰
らい尽くせーひと欠片の魂さえも残さずに
そうこうしておる内に、外界でも変化があった
スキルの自我ーーリムルの代行者が、死者蘇生の秘密
術に取りかかったのだ。
ーー認めたくはないが、我が姉上達ならば
名形なしッ!!
特に上の方の姉上は、一瞬だったな。
白い閃光が視えたと思った時には、我の生命が終
わっておった。
認めたくはないが、あんなものは戦いとさえ呼べぬ
であろう。
その鍵こそが、突極能力なのではあるまいか。我に
はそう思えたのだ。
それにしても解せぬのは、リムルの代行者よな
果たして、ユニークスキルに芽生えた自我が
究極能力に命令出来るものなのだろうか?
自身もまた突極能力に進化しているのだとしても
だ。同格の権能を、主に断りもなく使用出来るという
のが理解出来んのだよ。
まあ、それを言い出したら、スキルが進化するとい
うのも理解出来んのだがな
いや、それも今更か
それを考えるのは後にして、今は秘術の成否を見守
ろう
眠るように死んでいるシオン選が、無事に復活する
のを祈ろう。
この、我の身を搾られるられらららち、ギャババが
ババッ!!
ットスキ!!
ふぁええっ?
って事は、最初からこの悪魔を利用するつもりだっ
是。魔素というよりも、欲望が足りないのです。生
きたいと願う心。それを補うには、欲望の化身たる悪
魔はうってつけてした。
我には十分に足りているように見えたのだが...。
智慧之王とやらが容赦なく我の魔素を搾り取って
おる
他人の財布も俺のものとばかりに、遠慮なく奪われ
ておるわ!!
懐かしいこの感じ
リムルが〝名付け〟する度に行われていたので、も
はや疑いようもな〈同一人格だね。
ちょっとくらい遠慮して欲しいものだが、今回はか
りは許すとも
しかし、いつも以上に限界まで搾り取られたのだが
それでもまだ少し足りぬらしい。
リムルが召喚した上位魔将がやって来て、そう指摘
した。胡散臭いヤツだが、「底知れぬ実力だと感じられ
え。だからその言葉は正しいのだろうと思ったら案の
定、智慧之王も同意したという訳だ。
ココ
是。何か問題でも?
たのかな?
えっと、問題はないけど...それい、
リムルのスキルー智慧之王が怖い。
我は知っておる。
世の中には、絶対に敵対してはならぬ相手がいる
という事を。
これは真理なり!
これさえ守っておれば、それなりに幸せに暮らして
いけるのだよ。
「イフリートよ。たった今、一我の逆らってはダメな人
リストに、智慧之王、の名が記録されたぞ」
「は?今頃ですか?私はもう、とっくの昔に
お心核へに刻んでおりますよ」
「クアハハハ、言うではないか」
「ブフフファ。これも全て、ヴェルドラ様の御鞭撻の
お陰です」
と、我とイフリートは笑いあった。
秘術の成否?
そんなもん、見るまでもない。
この、全てを見通すような智慧之王の演算能力があ
【是、種族名・イフリートは、名前〟もなく、自我が
貧弱です。故に、スキルを獲得する土壌が出来ており、
フリートへと視線を移し、コクリと頷く。
すると智慧之王は、我をチラリと見た。それからイ
に従う所存です!」
逆らってはダメだと理解したので、我とイフリート
は直立不動で出迎えたのよ。
る。
「どのような命令であれ、私、イフリートは、貴方様
た。
雰囲気が違うからかな?
「そ、それで、今日はどのような御用向きかな?」
智慧之王が我等の前に姿を見せたのだよ。
リムルと同じ姿形であり、ながら、まるで別人に思え
リムルは再び眠りについた。それと同時に
シオン達が目覚めた
実に喜ばしい。
しかし今、我はそれどこそろではない状況に陥ってい
◆テンペスト復活祭◆
るならば、成功するに決まっておるのだ。
そしてその直後、我の予想は的中したのだよ
したのだ
超怖い。
ません。修行の再開を推奨します
確信しちゃったか。
この段階で、我の命運が暗雲立ち込めるものに決定
今、個体名...ヴェルドラは、サボり過ぎだと確信し
ました
我は自分の事を最強だと思うっておったが、それは慢
心だったようだ。
「あのう.....」
颯爽とそう応えて、イフリートが離れていく。
そしてこちらを向く事なく、腕立て、腹筋、スクワッ
トーランニングに、突発などを繰り返し始めた
逃げたなーと、我は思った
智慧之王の視線が我に向き、固定される
「御意!私、イフリートは、今より修行の鬼となり
ます!!」
とても平坦な声だったが、有無を言わせぬ迫力に満
ちておる。
人間なら発狂するだろうが、我等には宿題があった。
出来ますねとは、問われなかった。
やれという事ですねと、我は理解する。
文句を言える雰囲気ではないし、言えるほどの蛮勇
を持ち合わせている者がいるのかどうかも怪しいもの
だな。つまり、我の返事は「はい、喜んで!」しかな
い訳だよ。
智慧之王は我等に命じるなり、いきなり消えた。そ、
のまま外界の様子もブラックアウトし、我等がいた空
間も真なる闇に包まれる。
ように
告。可能です。個体名:ヴェルドラの演算領域を
私が強制的に拡張しており、ます。それを自力で維持す
るよう努力しながら、『無限牢獄」の解析作業を行う
そんな無茶な...。
我はかなりの長生きさんだが、今までその存在すら
知らなかったのだぞ?
それを、そう簡単に獲得出来る訳があるまい、
「それはちょっと」
命。早急に究極能力を獲得するように
ない。
まったのだ。
自慢したいが、我慢だ。
ヤツの反応は、出来て当然というものだったからね、
自慢など出来ようハズもないのだよ
ラファエ
これで我は、智慧之王がら怒られずに済むだろうで
週間くらい経過したかな?
そう思えたのは、我の心に余裕が生まれたからだ
何故ならばそう、我も獲得したのだよ!!
究極能力『究明之王』をな!!
ユニークスキル「究明者」が進化したこの権能は
まさしく我に相応しいものだった。
これを獲得出来たのは、ひとえに我が努力したから
ギフ!
ーではなく、リムルからの祝福が我にも与えられた
からだった。
感謝だ。
リムルが手助けしてくれたようで、我は嬉しい
それに何よりも、宿題を選成出来た事に喜びが隠せ
もしもそれを達成出来なければ...。
考えるだけでもヒュンとなるので、暗闇など問題に
もならぬ。
そんなこんなで、我とイフリートの過酷な生活が始
《食。それでは、さっさと『無限牢獄』を破りましょ
う。相乗効果で効率を最優先させますので、遅れずに
情報を流して下さい
ビクゥッ?
智慧之王だ
今度は声だけだが、この気配は間違いない。
勿論ですとも!」
質問。究極能力を獲得しましたが?
それはそれとして、我が権能の性能向上は素晴らし
い。智慧之王が施した超速に、昔もなくついていける
のだ。今の我の演算能力は、以前の千倍に達している
のだよ。
イフリートの気配を探っててみると、こちらは息も絶
え絶えで死にそうになっておるな。だがまあ死にはし
ないので、そのまま頑張るがいいだろうさ。
我を見捨てて自分だけ逃げた報い、キッチリその身
で受け止めるがいいのだよ。
なんて、高みの見物と酒落こんでいたら、突然、外
男の様子が映し出された。
否。全ては、主様の望みのままに
「我の為に、そこまで」
たのだ。
使いこなしてこその、権能
そう考えると、やはり凄いのはリムルという事にな
るのだよ。
そのリムルも、無事に進化を遂げて目覚めた様子
見事に魔王へと至っておるわ
よーし、我も負けておれぬ。
このまま頑張って、一気にーーと思った時、リムル
達の会話が耳に入った
DA・YO・NE!
そうなんじゃないかなと、我も思っておったわ
こんなに恐ろしい智慧夕王をここまで従えるとは
リムルもやはりヤバイな
危うく勘違いしかけたが、智慧之王が凄いからと
いって、リムルが大した事がないという訳ではなかっ
我は大きく頷く。
ここまで厳しく導いてくれたのも、我を解放する為
だったのだ。そう思えば、智慧之手が優しく思えてく
る。
まーて、待て待て得て!!
「そんなふうに答えたうら、リムルから『使え
ねー1ーーー!!』と思ってわれるであろうよ!!」
解。演算結果より、該当する答えは検索出来ません
でした
「どう答えるつもりなのだ?」
ベニマルが、ニヤリと邪悪な笑みを浮かべておる。
ほほう、リムルを飲めるつもりだな?
面白そうだと思って注目していると、リムルが
智慧之王に助けを求めた
そうか、こうして会話していたのかと、今更ながら
に納得する。
助けを求められた智慧之王だが
おったな。
ん?
『シオンの料理は?』
そう言えば、目覚めた時の〝合言葉〟を取り決めて
問。では、どのように答えるべきだと?」
ろうて。
ッ!!
あっ、採用されちゃったぞ。
イフリートも抜け目なくなったものよ。
我もこういうの得意だったのに、手柄を横取りされ
た気分である。
...見。成功確率の高い案だと認証しました。採用
します
うおっ、死にかけていたイフリートが、我を差し置
いて答えを出しおった。
ふむ、そうよな。
「それはですね、〝ベニマル君が決めた合言葉は確か
...『シオンの料理はクソ不味い』だったかな〟とで
も答えれば、逆転の一手になるかと愚考します!」
ふぅ、間に合ったか。
智慧之王が凄いのは確かだが、どうも遊び心に欠け
ておる。そんな事では、リムルの役に立つのも難しか
我、感激。
この幸せを噛み締めつつ、外界を眺める
リムルも復活した者達がら感謝を告げられ、とても
嬉しそうにしておるわ。
良き良きと思っておると、いつの間にかシオンの料理
そんな我等だが、休息は嬉しいものなのだ。
リムルからの評価が高まったからか、智慧之王が優
しくなった。息抜きが必要だたと思い出してくれた上に
なんとビックリ、我等にシユークリムルまで用意して
くれたのだ
地獄の特訓を乗り切り、精鋭となった我とイフリー
「イフリートよ、貴様...」
「すみません、ヴェルドラ様。私ももう限界でして
ここらで一つ活躍せねばならなかったのですッ」
「う、うむ.....」
修行の鬼になるとか言っていたのに、情けないよ
と、思わなくもなかったが、イフリートから鬼気迫る
迫力で懇願されては、我も許すしかないのだよ。
結果的に、智慧之王は大きくくイフリートの株を上げ
た。その褒美として、イフリートの地獄も少しだけ緩
和されたのだった。
《:::是。同意します》
絶対に、もっとろくでもない効果を秘めているに違い
いない。
キフ...
」
理を食べる流れになっておった
リムルにとっては不幸であるが、それもまた微笑ま
しいものよ。
その苦しみに耐えてこそ、明日が輝くのだぞーーな
どと、上から目線で見守っておると、どうやら様子が
おかしいではないか
見た目はダメなのに、味だけはまともになっておる
みたいなのだ。
その理由だが、シオンの口から説明される
「ーーという訳で、獲得したのがこの能力ーーユニー
クスキル『料理人』・
なんとシオンは、生き返れるかどうかという瀬戸際
に、〝どのように料理してもイメージした味になる
というスキルを発現させたらしい
「それにしても、シオン殿は余裕ですね。本当に死ん
でいたのかさえ疑わしいほどです」
「うむ、呆れたものよ。リムルからの祝福を、そのよ
うな願いで消費するとはな...」
キャッ
それに、滅した訳ではない
自我は消え失せ、その存在も消え去った訳だが、その
何しろ、死者蘇生の秘術”というこの世の神秘に触れ
れられたのだからな
た話を聞かされた。それで罪悪感を覚えたのか、この
悪魔を仲間にする事にしたようだ。
犠牲と言っても、あの悪魔達は光栄だったと思うぞ
うだ。
ファエ
リムルは智慧之王から、この悪魔の配下を犠牲にし
リムルも無事にシオンがら解放され、祭りを楽しん
でおる。
そんな中、リムルに忍び寄る者がいた。
リムルが召喚した悪魔だな
どうやらコヤツ、リムルこの配下になりたいようだな
とんでもなく古い悪魔なのに、物好きなヤツよ。だ
がまあ、リムルを気に掛けるあたり、見る目はあるよ
であろう?
我もようやく、シオンがただ者ではないと気付いた
のだよ。
「もしかしたら、自力で復活出来たのかも?」
「流石にそれはあるまいがな」
と、我とイフリートは大いに呆れたのだった。
ユーラザニア
●獣王国、滅びの日、
らな。
そりゃそうだと、我は頷く。
一同じ魔王でも、そこまで差があるのですね」
「当然だな。ミリムは我が姪ぞ。覚醒もしておらぬ魔
死んだ仲間が復活し、新たな仲間も得て、リムル達
は順風満帆だった。
このだが、問題は次から次へとやって来る
獣王国ユーラザニアの獣人達が、リムルの下へ相談
があると訪れたのだ
ミリムとカリオンが戦い、圧倒的な力でミリムが勝
利したらしい。
ともかく、リムルの仲間になった悪魔には、〝ディ
アブロ〟という名が与えられたのだ
そのお陰で、彼等もエクストラスキル・完全記憶
を宿した訳だし、あの悪魔蓮の“生〟には意味があっ
たという事なのだ。
もっとも、シオンには悪魔の残虐性が色濃く宿って
しまった気がしなくもないが、それもまた、そういう
運命だったのであろうな。
の〝魂〟は分割され、リムルの仲間達に宿ったのだが、
ディアブロよ
おった。
そんなリムルに話しかけたのが、執事服に着替えた
会談が一段落した後、リムルが物憂げに考え込んで
イフリートよ、そこでどうして我を見るのかな?
まあいいけど...。
怪しいのは魔王クレイマシンだろうと、リムル達も考え
えておるようだな
ミリムにも何か思惑があるのだろうという事で、我
とイフリートの意見は一致したのである。
は捨てきれませんが――」
り何らかの策謀があるのか、と、騙されている可能性
リムと共謀していたのだと思われる。
「どう見る、イフリート?」
「ミリム様が操られていするとは思えませんので、やは
だな。
魔王フレイとやらが参戦したそうだが、どうやらこ
王に負けるはずがあるまいて」
そもそも、勝負にもなるまい
恐らくはカリオンの顔を立てる為に、かなり手加減
をしてやったであろうよ。
その証拠が、勝負の最中に第三者の介入を許した事
りなどないのである。
のを.....
そうか、そうであったな
今の我には、ユニークスキル『究明者』とは比較に
了。それならば、さっさと「無限年獄」を破りましょ
そんなもん、聞かれるまでもなくYESであるぞ!
我が盟友たるリムルの為ならば、協力を惜しむつも
是、それでは、復活後には主様に協力して頂けると
いう事で、宜しいですか?YES\NO
だけの実力がありそうよな。我から見ても底知れぬ強
さだし、それ以上に頭が良さそうだ。
ああ、我も復活しておれば、リムルの役に立てたも
今話題となった、カリオンの問題
戦争中の、ファルムス王国の問題
西方聖教会の問題もあると、リムルが言う。
ディアブロは自信満々に、三方の問題の一方面を受け
け持つと宣言しおった。
他の者が言えば大言壮語だが、コヤツの場合はそれ
力だな!!』
簡単に究極能力を獲得するなんて!?やっぱりお前は
大したヤツだったんだな!!」という具合に、リムルも
とでも言えば、「凄いよ、ヴェルドラ!そんなに
アルティメットスキル
ようかな。
そうそう、リムルの目の前で『究明之王』を獲得し
たフリをするのも面白かろうて。
『お、おおお!!これが能力この進化か。我のユニーク
スキル「究明者」が、究極能力『究明之王』になった
そ!!我の館くなき探究心が願う。究極の真理へ至る
その為にも、外の様子など何も知らなかった事にし
ならぬほとに強力な権能ー「突極能力・究明之王」が
あるのだ
智慧之王と協力するならば、この『無限年獄』とて
敵ではないのだよ!
智慧之王がリムルに、西方聖教会に対する備えとし
て我が復活すると告げておる。
気分が昂ってきたわ。
「おめでとうございます、ヴェルドラ様!」
「まだ気が早いがな。クアハハハ!!」
だがそれでも、腹の底がら笑いが溢れてくるようだ。
復活してリムルに再会したら、何を話そう?
先ずは、自慢だな
16巻に転生する!!
心から我を褒め称えるだろうて
そしたら我も言ってやるのだ
大した事ないさ、とな!!
クアハハハ!
どんどん楽しみが増えていくぞ。
それではその日を目指して、我も頑張るとしようで
はないか!!
あらいおおやみやランガは、
お世話になった方々
原作:従瀬先生
キョラクター原案:みっつば一先生
だめぇ国の歩き方...岡粟硝姓
(14)生まれ
転えるほど、来年生
花富だお件明地雫姓
乾はいた
戦後生したらスライのただ、た件異間
った国暮らしのトリニティ〜
もちろん、葵っ先生
「ア野さんっ、先生
大事に
しょう
なるべく長持ち
するように
涼しいとこに
置いて
きれいに
舐めて
アンスタント
村市さん
原口大樹さん
相合将士先生
荒稽被先生
プロネ矢先生
編集部のみなさん
二分後
ふふふ
ANDYou!!
Kandor
Ruduright
からも、
いよ先生!!
「おめでとす!!
ckm.
キャラクター原案
みっつば一先生より
う巻ミ
あれでとうございます!!
うぅ...ミカン..!
「魔物の国の歩き方
岡霧・硝先生より
班瞭
寝た
く寝た
話ぶんくらい
ころ浅両軍との
展開つづきです
シオン!!男子
ありがとう
...あ!!
「転スラ日記
柴先生より
読みにおけられた情報をお
それでも、何でしかもう
転生しても社畜だった件」
明地震先生より
先生
一段落ついたと思ったらこんに登場してみました
一転落ついたと思ったらついに登場してみれば、
おやびと
ございます!!
...
「転生したらスラムだった件
異聞・~~魔国暮らしのトリミティ〜」
冥野タエ先生より
I5巻発売!
おめでとう
こういう
「転ちゅら」転生したらスライムだった件」
茶々先生ょの
迷宮探索を
生業とする冒険者達。
彼らをサポートするのが
ダンジョン・シェルパである
勇者パーティ「南闇の剣」の
生と死が隣り合わせの
戮宮に挑む冒険者鍾。
彼らを導くは、謎官道先案内人。
タイロス迷宮完全攻略のため
雇われたのは
若きシェルパのロウ。
前人未踏の迷宮最深部への
潜行が始まった
とはい相手に
道先家内
ファンタジーを
完全コミカライス
照れ加茂と、
(講談社レジェンドノベルス)刊
はぁ、刀があっても、
[キャラクター原案]布施龍太
家この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは
切関係ありません。
淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し
コミックス発売当時のまま掲載しています
|上泰樹
伏瀬
みっつばー
©2020Fuse©TaikiKawakam
森田浩章
転生したらスライムだった件(15)
2020年7月1日発行(O)
漫画像画像作り他
漫画原そ
株式会社講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2-12-2
発行者
...発行所
琴ちゃん
だった件の
Renardine
Reincarnatedtos
原作人が源泉では
...月日土奈間
Takikewakami
キャラクター原素・みっつばー
「WitzVah
シリウスKC