テンペスト魔国沖車まで
マル達テンペスト軍は、それぞねの戦場で戦いを繰り広げ敵を制
ワルブルギス『方、「魔王達の史』で魔王達との対面を果たしたりムルポ今後魔王を名
圧。中でもクレイマンの領内へ向かっていたシユナに至っては、強力な不可系解物を配下としていた。乗っていくために突きつけられた条件は、クレイマンに勝利すること。リムルは魔王達の眼前ででクレイマンの計画を表き、戦闘でも圧倒していくが、劣勢となったクレイマこのなりふり構わぬ反撃が始まった。
ヴェルドラーテンパスト〈暴風竜ヴェルドラ〉
リムルの名づけ親で親友天災初モンスター
リムルーテンペスト（三上悟）
一戦時中の日本から召喚された異世界人。死去。
ランガ星狼。リムルの影に潜む。
トゴブリンライダーの隊長。
異世界人。人間からスライムに転生した主人公。魔王
♪買世界人。人間からメライムに販生した主人公。魔王。
武士。リムルの護衛役は
ステップルムスエロ出身。
これがなんだかわかるか？
さっき俺の仲間が送ってくれた記録媒体だよ
お前の城の宝物庫で見つけたらしい
城は不死系魔物どもが守っている
そう易々と忍び込めるものか
．．．そいつらはウチの巫女姫に降ったらしいぞ
そうまでいうなら証拠を見せるがいい！？
ああ、もちろん、見せてやるよ
お前が裏で画策していたところと
フォビオを上手く乗せて計画通り暴風大妖渦の依り代に仕立てたよ〜
これはフレイの弱みを握る際
ティアから受けた報告．．．！
まさか．．．まさか本当に．．．
あれって確かクレイマンとこの：
やっぱり．．．中指のなんと
そんなはずないではないか
圧倒的な戦力差で侵攻したのだぞ？
あの方に残念な報告をしなければなりません
壊滅？フットマンめ何を言って．．．
計算に入れていない因子でもない限り、
〝あの方〟ってのは誰のことだ？
シオンに仕掛けた黒い光る糸か
如何にもスライムらしい小賢しい手よ
紛い物の映像でハッタリなど
その繭が解けた時貴様は私の命令に従うことしかできぬ操り人形になるのだ！！
．．．暴風大妖渦を利用して
随分と扱き使ってくれたものだこと
魔王フレイの領地天翼国フルブロジア
今日も良い天気なのだ！
随分ステキなのつけてるじゃない
腕輪かキレイな宝珠だな
親友のプレゼントには敵わないかもしれないけれど
ちょっとこれ持っててくれ
私達もお友達でしょう？
リムルがくれた大事なやつだからな
禁呪法操魔王支配が発動
．．．終わったわよこれでいいのかしら
これで最強の人形が手に入りましたよ
いい様ですねミリム！他人に従わされる気分はどうです！？
貴方ミリムには〝狂化暴走〟という防衛回路があること知っていて？
貴方が死ぬのは勝手だけど
．．．随分と不愉快な思いをさせられたけれど
今となってはどうでもいいわ
もう長くなさそうだもの
貴様といいあの鬼女といい
お前が弱かっただけだろ
シオンは復活した際「完全記憶」を獲得している
俺には智慧之王さんという鉄壁のファイヤーウォールがついてるからな
つまり精神攻撃の類いは一切通用しないし
そんな．．．そんなはずはない
ミリムすら支配した究極の呪法だぞ！？
なんなのだあの桁外れの力は！！
なんだ出てきたところ見てなかったのか
先の映像で魔王達も私を疑っている
敵に暴風竜までいるとなると
敵に暴風竜までいるとなると
この場で目的を達成させるのは不可能
この場で目的を達成させるのは不可能
．．．ミリムよ命令です
この場にいる者金員を殺しつくすのです！！
何故そんなことをする必要があるのだ？
リムル達は友達なのだぞ
ちょお前操られていたんじゃ．．．
見事に騙されてくれたようだなリムルよ！
ワタシがクレイマンなんかに操られるわけないであろう？
いや．．．いやいやぃや
でもクレイマンに殴られても反応しなかったじゃん
心なし智慧之王さんの圧がすごい
良かった騙されてたのは俺だけじゃなかった
そういえば何か報告しようとしてた気がする．．．
なんで操られた振りなんてしてたんだよ？
うむ！クレイマンが何か企んでいると思ったのでな
そんな．．．そんなはずはない！
支配の宝珠で私の文配下にあったのは間違いないはずです！！
呪法が成功したように見せねば用心深いお前は信用しないだろう？
あの方より授かった魔宝道具に私の全魔力を注いだ究極の支配の呪法だぞ？
たとえ意図的であろうと受けたなら最後自らの意思を失い、
でもワタシを支配するのは無理なのだ
では．．では貴女は私を欺くためだけに
カリオンを殺したというのですか！？
俺がリムルを唆しただとか
随分面白いこと言ってくれてたじゃねぇか
獅子王がライオンの被り物とか！！
まさかすぎこっ気づかなかった
ちょっと智慧之王さん！？
．．．報告しましたが、
主様は魔王レオンに気を取られておいででした。
よぉリムル俺の民が世話になった
そんな．．．では本当に．．．？
ここはさも俺気づいてましたけど？
だがフレイの報告では．．．
いつから私が貴方の味方だと勘違いしていたの？
それはわかっているのだ
結界があるから大丈夫なのに
そういえば．．．そういうことで、
結界が消えても空間は拡張されたままか
まだ戦闘があると踏んでいるのかな
アレちゃんと持ってきてくれているのだろうな？
久しぶりではなにかダグルールよ！
でもあなた演技は全然ダメね
ガッツポーズなんてしてクレイマンに見られていたらどうするつもり？
たちはいえっ見てたらバレバ
リムルが私のために怒っているのがわかって嬉しかったのだ
そそぞそそうよね！ミリムってば演技へたっぴーよね！
アタシもそう思ってた！！
まぁ、ラミリスのこと言えないか
今度から智慧之王さんの忠告はもっとちゃんと聞こう
気になるのは黒幕の存在だが、
うるさいなあのおっさん
一つ聞きたいんだがいいかな？
お前さん、操られてなかったんだよな？
ということはノリノリで俺を基振ってくれたのかな？
うんそれは気になるよな
俺が弱かっただけだし？
だが獣王国を吹き飛ばしてくれたのも君の意思ってことだよな？
あれはクレイマンを騙すために頑張っただけなのだ！
細かいことを気にしては駄目だぞ？
王都が消えたんだぞ！？細かくねーよ！？
．．魔王ミリムの支配を過信せん方がええ
幸い獣王国に人的被害は無かったんだ
当然俺たちも手伝うしさ
クレイマン軍との戦では出来る限り殺さず捕虜にするようウチの連中に伝えてある
なかったなカリオンワタシの文章なのだぞ
何なら前より立派で快適な街にしようぜ
てめーはちった。すすなさそうにしゃがれ！！
私のいやカザリーム様より預かった軍団か
クレイマン・アンタは弱いんだから
ちゃんと私たちを頼るように
．．．私は彼らに近づきたかった
そのためには無茶もする
私だって中庸道化連の一員なのだから
やあ君がクレイマンだろ？
おいおい、そう警戒するなよ
こっちは紹介されて来てるんだからさ
そう言ってくれると思ってたよ
僕たちで世界を手に入れよう
おもしろ面白可笑しく暮らそうぜ！
．．そうだ目標はあの方に出会った時から決まっていた
君たちから信頼されて任された魔王という役目なのに
．．．真なる魔王になど覚醒しなくてもいい
自分に足りないものを埋めねばならないと思っていた
これまでに集めた魂を魔素に変換
肉体を分解。再構築を開始します。
どうやら覚醒したらしいな
せんとうよく戦闘には向いちゃいない
フットマンやティアと違い
お前は俺が死体から作った妖死族だが
だが策謀を巡らせて軍団を指揮するなんて真似は
．．．そういうことで、
それでも、それでも、それでも、
私は力を力を手に入れたぞ！！
私は力を力を手に入れたぞ！！
これがクレイマンの妖気だってのか！？
今までの比ではないぞ．．．！！
こいつは正直俺やフレイでも；
悪いけど譲ってもらえないかカリオンさん
自分の席は自分で用意したいんでね
これは．．ギィの結界か！
さぁこれで正真正銘一対一だ
次でお終いにしようかクレイマン
では喰らうがいいこの私の最高の奥義を．．．
クレイマンの覚醒は正当な手順を踏んでいません。
故に眠りを必要とせず暫定的な魔王化を果たしました。
本来であれば魔王種の発芽を望める状態には至っていません。
へぇなんで進化できたんだろうな
．．．覚悟が経験値を底上げしているようです。
ま俺にだって予想がつくギィみたいな明らかな格上がいる以上
ここでのやり取りを〝あの方〟とやらに中継は出来なかっただろう
覚悟が決まったとはいえ
事の顛末を報せるためには生還したいはずだ
期待を裏切ってしまった
この上更に足を引っ張るわけにはいかない
惨めであろうと構うものか
ならば俺が取るべき対処は
なんとしてもこの場から離脱する
喰らい尽くせ「暴食之王」
これでも届かないのか！！
勝てないと理解したか？
お前の知っている情報を全て話せ
素直に喋れば苦痛を与えずに殺してやろう
舐めるなよ私は妖死族！
たとえ殺されようと何度でも復活する
貴様は永劫この私に怯えて暮ら
クレイマンに「思考加速」を施したか
今の一撃で数日分もの苦痛を味わったろう
私が仲間をましてや依頼人たちを裏切ることなどない
それが．．．それだけが！
中庸道化連の絶対のルールなのだ！！！
告。口を割らせるのは困難です。
どんなに痛めつけられても吐かないだろうな
どうやら仲間に対する情は本物らしい
今からクレイマンを処刑する
反対の人はいるのかな？
必ず戻りますカザリーム様
一応教えておいてやるけど
星幽体を離脱させれば死を偽装できる
あなたに作られた妖死族ならば．．．！！
ここから脱出した後新たな体を手に入れて復活するつもりだったんだろうけど
何故俺がそんなことを知っているか不思議か？
どうすれば死者蘇生が叶うか検索したんだよ
お前の計略に奪われたものを取り戻すためにな
た助けてくれフットマン！
こんなところで死ねるものか、
クレイマンの意識の消失を確認。
その魂は魔素へと変換されました。
大人しく、していれば良かったよ
今更そんなことしたって同情はできないけど
クレイマンが俺の与えた〝死〟で少しでも反省することを願おう
お前が今日から魔王を名乗ることを認めよう
異論のあるヤツはいるか？
アタシはリムルのことを信じてたさ！
なんなら弟子として認めてあげてもいいけど
あそういうの間に合ってるから
リムルはワタシの親友だからな
お前とは仲良くしたくないそうだぞ？
リムル自身が魔王となったわけだし
もうお前に気を遣う必要もあるまい？
そこまで言ってないんだけど
私は誰が魔王になろうが興味はない
ヴェルドラが認めるのなら、これ以上ない保証だろう
ミリム少しは言葉に気をつけなさいな
あなたの方が強いのだから
カリオンさんやフレイさんも異論はなさそうだな
余としては下賤なスライムが魔王などと
断じて認めたくはないが
魔王ヴァレンタインは反対か
敵視されたら面倒なことになりかねないな
敵視されたら面倒なことになりかねないな
なんせかつてヴェルドラが滅ぼした部の魔王だし
代替わりしたらしいんだ
下郎我が友を侮辱するか
従者の躾がなっておらんぞ
我が教育してやろうか？
私に話しておいでですか？
私は魔王ヴァレンタイン様の侍女にすぎませんが
おい駄目だぞヴェルドラよ
バレンタインは正体を隠しているのだ
今の魔王が代理なのは内緒なのだぞ？
俺も薄々そうなんじゃないかと思っていたけど、
忌々しい邪竜めどこまでも妾の邪魔をする．．．
それに貴様妾の名まで忘れたか
ミルスじゃなかったか？
妾のことはバレンタインと呼ぶが良い
魔王ヴァレンタインも相当なもんだったが
よろしいのですかルミナス様
もはや正体を偽ることは不可能じゃ
我悪くないし隠してるの知らなかったし、
ミルスじゃなくてルミナスか
やっぱり都を滅ぼされた怒りは収まっていないらしい
この前貴様が追い払った道化の格好をした侵入者
クレイマンの奴と何か繋がりがあるかも知れぬ
戻って聖神殿の警備を厳重にするように伝えるのじゃ
名前が同じだけかもしれないけど
また奥の院に潜り込まなアカンなんて
まぁ今は魔王達の宴の真っ最中
人遣いの荒いボスやでホンマに
あのヒナタ・サカグチもボスが誘い出すっちゅーてたし
この聖なる場所に潜り込むだなんて
ヒナタ・サカグチ．．．！！
ちょおい！どないなってんねん！！
せっかく魔王ヴァレンタインが留守でも
あの女がおったら侵入なんて出来るかっちゅーんじゃ！
もう一波乱くらいあるかも．．．
余の前に今一度姿を見せるか
今度は魔王かい．．．！！
魔王達の宴終わんの早すぎやろ！？
フン虫ケラは皆逃げ回るのが好きだな
冥途の土産に教えてやろう
つい先程クレイマンが死んだのだよ
あの愚かで姑息なゴミ虫も逃げ回っておったぞ
無様にも泣き叫びながらな
見ず知らずの男の死がそんなにショックか？
クレイマンが死んだっちゅうんは本当なんか！？
はーっはっほっは．．．
語るに落ちたなゴミ虫めが！！
笑うなちゅうとんじゃい！
グ．．．調子に乗るなよ
いやそれどころか動くことすら．．．ッ
恐怖しているというのか！？
気付くのがちぃとばかり遅かったなせやワイは強いんや
なんの騒ぎだこんな夜更けに
な何者だ貴様！？その返り皿は．．．ッ
誰か急いで衛兵を呼びなさい！！
か囲め！絶対に逃がすな！！
お前は本当に馬鹿やったな
．．．でベレッタさん？
なんだねこの数々の武器は
これは失礼致しましたリムル様に献上すべく磨いていたのですがつい熱中してしまい．．．
これってビオーラとかいう人形だよな
格納されている武具は全て特質級か
クレイマンめアイテムの類いはさすがに一級品だな
いやまぁありがたいけどさ
こういうのラミリスだって好きだろ
こちらを納めて頂いた上でワレとラミリス様の居場所を提供して頂けないかと．．．
申し訳ありません．．．
少々事情が変わりまして
ラミリスもそんなこと言ってたけどさベレッタならアイツの我儘止めてくれると思ってたんだけど
先ほどギィに詰問されたのです己の唯一の主は誰か．．．と
ワレはラミリス様と答えました
その思いに偽りはありません
ですがワレは気付いたのです
ラミリス様ごと魔国連邦への移住が叶えばリムル様のお役にも立つ事が出来るのではないかと！！
ラミリス様リムルーテンペスト様
お茶の準備が整いました
まその件は保留だとりあえず考えておくよ
ワレって天真爛漫な自由人に見えます？
＿さて今回の魔王達の宴
議題はカリオンの裏切りと
そこのリムルの台頭についてだったが
オレとしちゃあこれで終わりにしてもいいんだが
何か言いたいことがあるヤツはいるかい？
私から提案．．．というより
天空女王の名で知られる魔王フレイです。
さすがに覚えてるよ！！
私は〝魔王〟の地位を返上させてもらうわ
そしてミリムに仕えることを認めてもらいたいの
待つのだフレイ！ワタシはそんな話初耳だぞ！？
ええ言ってなかったもの
いきなりだな理由はなんだ？
さっきの戦いを見ていて確信したのだけど
私では覚醒したクレイマンに勝つことは出来なかったでしょう
理由は色々あるのだけど、
有翼族であるお主の本領は大空での高速飛行戦であろう
そこまで自分を卑下する事はないのではないか？
「空ならば敗れなかった」
民を守れなかった時魔王にそんな言い訳は通用しないわね
たとえクレイマンのように有利な状況を整えようと
その全てを覆す者が相手ではどうしようもないと知ったのよ
私は貴女の配下につくと決めたのよ
この提案を受けてくれないかしら
そういう話なら俺様にも言いたい事がある
ミリムに負けた俺が魔王を名乗り続けるのはおこがましいってもんだ
だから俺も魔王の地位を返上させてもらいたい
ちょっと待てカリオン！？あの時のワタシはクレイマンに操られていたのだぞ？
ノーカンに決まっておるではないか！！
てめぇさっき「ワタシを支配するのは無理なのだ」って言ってただろうが
本当にそれでいいのかよカリオン
建前上魔王同士は同格だがああまで歴然とした力の差を見せつけられたんだ
ここは潔く軍門に下ろうと思う
オレはお前を気に入っていたんだぜ？
後数百年もすればお前も覚醒するだろうと期待してたんだがな
身の振り方は自分で決めるさ
たった今よりフレイとカリオンは魔王ではない
ミリムに仕えたいというのなら自分達で説き伏せるがいいさ
ああ、獣王国の王を辞めるつもりはねぇが
ミリムを上に置く新体制を築きたいと思ってな
いいと思うわよ獣王戦士団は貴女の戦力として恥じない実力だし
ワタシを騙そうとしていないか？配下になると気軽に話してくれなくなるだろ？
一緒に遊んだり悪巧みもしてくれなくなるんだろ！？
何時でも一緒にいられるようになるし
なんならもっと楽しいことが出来るかもよ？
あの人俺よりミリムの扱い上手いな
そもそもお前が俺の部を吹き飛ばしたんじゃねぇか
お前にも俺達を養う義務があるんだよ！
ワワタシは民を持たぬ主義だ付えると言われても困るのだが．．．
だからこそ私たちがあなたの役に立てるのよ
こっちはごり押しする気だな
貴女だっていつまでも我儘ばかり言ってはいられないでしょう？
そろそろ領土の運営も考えるべきなのではなくて？
でないと貴女を慕う神官たちが可哀想じゃない
あとで旅先ですけた塩もってきます
ってことは今後ミリムの国との国交を考えるなら
彼らを相手に交渉することになるのか
もう勝手に好きにすればいい！
魔王の地位を返上した二人が退かると
席に座るのは俺を含め八人になった
領土運営の話になったら呼んで頂戴ね
そうか十大魔王じゃなくなったんだな
．．．そういえば．．．
また新たな名称を考えねばなるまいよ
幸いにも今は全ての魔王が揃っておるのだ
良い知恵も浮かぼうというものよな
ワタシは今回もお前達に任せたのだ！
押しつけ早ッまぁ前回は散々だったもんねー
幾度魔王達の宴を開催したことか
あるいうのはをええすぎるともし
“十大魔王”ってのも結局は人間が呼び出したんだよな
せっかく俺達だって必死に考えたってのに
さも建設的な意見を出したかのように語るでないわ
貴様は文句ばかり言っておったであろうが
何言ってんだよバレンタイン
そう言うお前はロイに任せっきりだったじゃねーの
噂に聞く悪夢が始まるのか．．
どくだしさっちゃっ単純に八大友
ひょっとして魔王って暇なのか？
落ち着けお前達こんな時こそ普段は見せない協調性で乗り切ろうじゃねーか
アンタほんと協調性の欠片もないわね！？
もういーじゃん八大魔王
魔王達の呼称でもめておるのか？
名前なんてなんでもいいのにな
そういう話ならば、我が友リムルが得意としておるわ！
頼ってくれても良いぞ？
こ．．このおっさん！！
そう言えばアタシのヘレッタにもサクッと名付けてくれたもんね！！
今日新たな魔王として立つリムルよ
君に素晴らしい特権を与えたい
あいらないんで遠慮します
我らの新たなる呼び名を付ける権利
当然引き受けてくれるよな？
これは大変名誉な事だから
お前が人数を減らしたのがこの問題の原因なんだぜ？！
いやいや二人は自己都合だろ！！
責任を取って名前くらい考えるよな？
気に食わないからって文句を言うなよ？
レインテーブルくっつけとけ
くそぅ．．．ヴェルドラのせいで寿命が縮んだ気がする
そういうことで、そういうことで、
そういえば今夜は新月だった
そういえば、そういうことで、
夜空に星が煌めいて、とても綺麗で．．．
そういうことで、そういえば、
そういうことで、そういうことで、
この日より魔王達は新たな呼称で畏れられることになる
ド・オブ・ダークネス暗黒皇帝
竜人族ム・ナーヴァデ、スト．．．破壊の暴君！ミリ
妖精族迷宮妖精ラミリス
巨人族大地の怒りダグリュール
吸血鬼族ーン・オブ・ナイトメア夜魔の女王ルミナス・バレンタイン
スライム妖魔族リムルーテンペスト新星ハリ
ブラチナムセイバー白金の剣王、レオン・クロ
新月の夜新たな魔王の時代が幕を開ける。
魔王達の宴もそろそろ終いたが
最後に一つやることが残ってる
俺はジュラの大森林全域
ヴェルドラが封印されていたため不可侵となっていた一帯が正式に俺の支配領域となったわけだ
フレイ領カリオン領そしてクレイマン領が統合された
その全てをミリムが支配することになった
もっとも実際の領地運営はミリムの仕事ではない
頼れる配下も出来たことだし心配いらないだろう
傀儡国ジスターヴは東の帝国と隣接しているわ
改めて防衛線を築く必要があるわね
ああまずクレイマンがどんな管理をしていたか調べねぇと
傀儡国ジスターヴは元々前の魔王の支配領域だったな
奴が死んでクレイマンがそのまま地盤を引き継いだってことは
アイツらは裏で繋がっていたんだろうな
二人とも妖死族だったし
前の魔王？誰のことだ？
お前と奴が俺を魔王に推薦してくれたんじゃねぇか！
妖死族なら星幽体を離脱させることで肉体的な死から復活できる
．．．そのかつての魔王が生きているとしたら、
ひょっとしたら黒幕本人が
或いはそれに近い人物か
．．．呪術王カザリーム
そんな事がある訳がない！！
嘘だと言ってください！
嘘だと言ってください！
カザリーム会長．．．！
クレイマンとの繋がりが途絶えた
もうアイツの魂を感じない
妖死族にとって本当のー
愚かで傲慢でそして可愛いクレイマン
ゆっくり休みながらワタクシ達を見守ってちょうだい
必ず野望を実現してみせるから
拭けよ雨と返り血でずぶ濡れじゃないか
ラプラスが無事で良かったよ！
ヴァレンタインって昔会長と互角だった魔王でしょ？
吸血鬼族の力が落ちる新月の夜やったしな運が良かったんや
ワイはクレイマンほどアホやない
ラプラス！そんな言い方はないでしょう！？
忠告無視して弱いくせに調子に乗るから
あなたという人は．．．
．．．悲しいのは皆同じだ
雇い主である僕の役目だ
一人で悪役になろうとするなよ、ラブラス
そういう意図でしたか．．
見透かされちゃカッコ悪いですやん
あははかわいくないなぁとえ
クレイマンに託していた拠点も例のスライムに奪われた
手は出さずに様子見を決め込む
．．．そうね、スライムという予測不能な要素がある以上、
暫くは大人しくしているべきだろう
少なくとも今回の痛手がある程度回復するまでは
やられっぱなしは癪だよね
クレイマンから全てを奪ったあのスライムには
少しくらいは仕返ししておこうと思うんだよ
えでも今暫く大人しくしようって．．．
手は出さないけど口は出してもいいだろ？
やれやれまた何か悪巧みでっか？
こちら黒毛虎の煮込みシチューでございます
舌の上でほどけた肉がソースとよく絡まって
もう少し味わっていたいと願うその最中に儚く消えてしまう
次の一口を渇望させるその演出まで込みでこれはもう文句なく
了しシピを解析します。
レオンのヤツはさっさと帰ってしまった
ミズさんのことはいはずめようと思ったのに
その後ギィ主催の食事会が開かれたわけだが
未知の食事マナーがあるのかと少々緊張したものの
あおいミリムそれ酒だぞ！
どうやら作法などは気にしなくていいらしい
わはははいいではないか
無表情を保つためにこっそり生ピーマンをかじったりな！
操られたフリはもっと早く止めても良かったんじゃないか？
結局クレイマンは黒幕のこと喋らなかったんだろ？
だがせっかくリムルと戦えるチャンスだったのでな！
子供舌のミリムにはまだ早い
あと俺まで騙していた罰
原料は獣王国のブドウか？
果実の輸入で最近やっと安定して造れるようになったんだよ
お前は遠慮を覚えてくれ
勿体ないのぅバレンタインめあやつは絶対に気に入るだろうに
そういえばバレンタインも帰ったんだよな
西方聖教会やルミナス教と関係があるのか聞けなかったな
クレイマンは倒したし魔王の座にもついた
コース料理の再現が可能となりました。
世界最高峰のレシピも手に入れたことだし、
魔王達の宴での戦果は上々
ラミリス様お気を確かに！
リムル様帰ってしまいますよ！？
移住の件もう一度．．．
ルミナス・バレンタインとはいずれ話す機会もあるだろうー
．．．そういうことで、
そういうことで、そういうことで、
そういうことで、．．．そういえば、．．．そういえば、
それでも、そういうことで、
そういうことですかそういうのは、
そういうことで、そういうことで、
ここでは皆が幸福に生きることが許される
管理を神に委ねることで実現する完全な平等性
それが神聖法皇国ルベリオスという国の在り方
私の生き方を決定づけた〝神〟の
理想を体現する唯一のやり方
弱者が強者に搾取されず
自由がないことに不満も疑問も抱かない
．．．仮にも同志に対して
興味がないにも程があるな
ロイも聖地では法衣を纏うし
貴方たち双子のどっちがとっちでも
私の役目が変わる訳ではないもの
冗談で弟を殺すほど悪趣味ではないよ
深夜に何者かが聖神殿に侵入したのは知っているだろう？
ええ．．．見つけたのは私だもの
すぐ逃げに回ったから陽動の可能性が高いと思ったのだけど
確かにそうであれば追跡は相手の思うつぼだろうな
だが侵入者は魔王達の宴より帰還したロイを殺害し逃走したようだ。
私にはアイツの最期が感じ取れたが
駆けつけた衛兵は全滅だったのでね
偽りの称号であれ魔王を名乗るに足る能力を持っていた
あの道化は魔王以上に強かったということ
貴方はここに居ていいのかしら
衛兵が殺されたのなら騒ぎになっているのではない？
直にルミナス様がお戻りになられる
ああ今はもっと重要な用があるからね
後始末は法皇が不在でも問題ない
ロイの死をお伝えせねばならない
．．．それによって生じる問題についてもな
魔王役が消える事による問題
それはルベリオスにとっての全てを揺るがしかねない
これがルミナス教の本質だなんて
私が聖騎士となったのは
こんな馬鹿げた宣伝行為の先鋒になるためじゃない
完璧に見えたルベリオスだが
教会内部での地位が上がるにつれ、その実態が見え始めてきた
法皇の正体はルイ：ヴァレンタイン
そしてルベリオスが打倒を掲げる鮮血の覇王は
法皇ルイの双子の弟だった
魔王ロイの所業に嘆く人々は
そうして救われた人々は
魔物は聖騎士が処分しました
彼らは神ルミナスの右腕
信じる者を見捨てたりなど決して致しません
ああ聖騎士様ルミナス様．．．！
それが仕組まれた救済とは気づかずに
ルミナス教への信心を深くするのだ
妾の寝所まで騒がしいぞ
一体何をしているのじゃ
唯一神と崇められる存在に出会った
妾を置いて死ぬことなど許さぬ
悪を挫くことか？仮にそうだとして
驕った考えを抱いたまま死ぬでない
それを矮小な身で勝手に判断するとは何様じゃ
全ての自由意志を満足させる正義などない
それを行えると考える方が傲慢であろうよ
妾の腹心達を倒せるお前なら
〝七曜の試練〟を乗り越えられよう
その時こそ妾も本気で相手をしてやろうぞ
試練を乗り越え新たな力を得た私は再び彼女の前に立ち
ルベリオスの秩序を象徴する
昨夜の魔王達の宴のあらましよ
どこまでも妾の邪魔をしてくれたわ
妾の目の届く所であれば生き返らせてやったものを
私が侵入者を取り逃がしたばかりに．．．
そなたは復活した暴風竜に備え聖地の防衛に徹したまで
責めを負うべきは妾であろう
いいえ弟がルミナス様の期待に応えられなかった結果です
どうかお気に病まれませんよう
．．．今は喪失を嘆いている時ではないな
奴らとの関係は今後のルベリオスの在り様を決めるだろう
邪竜は復活しリムルという新たな魔王が誕生した
その対策を考えねばならぬ
忌憚のない意見を述べよ
ジュラの大森林に出現した脅威
これに対し西側諸国は一丸となるでしょう。
人類共通の敵として認識されれば都合がいいのですが、
そういうことですが、これから
ならば我らの良き共犯者として迎え入れるか
確かになロイ亡き今信仰心が薄れる可能性はある
あのリムルという新参の魔王はな
楽しく過ごせる国を造りたいそうじゃ
それには人間の協力が必要不可欠だから自分が守ると
『邪魔する者は人も魔王も聖教会も全て等しく俺の敵だ
妾達を前にして大見得を切りおったぞ
ヴェルドラの方はどうでしょう？
もともとの性質を思えば言われずとも炎厄をふりまくのでは
しかし奴は復活してから不思議と大人しい
必要とあらば私が逆鱗に触れて参りますが
そなたは確かに強くなった
妾と戦った時よりも更にな
じゃがな魔王リムルはともかく
しかしかつては勇者．．．人間によって封印されたのでしょう？
まともな勝負になるなどと騙らないことだ
良いかヒナタよアレは意志を持つ自然エネルギーと思え
並みの剣では切れず魔法は通用しない
そしてヤツが暴れたその衝撃波は
下手な魔法以上の破壊力を伴い地上を蹂躙するのじゃ
夜薔薇宮が見るも無残な廃墟に．．．
ルイよ思い出させるでない
あの美しかった城も今は記憶の中にしか存在せぬのだ
妾はそなたまで失いたくない
大人しくしているのなら下手に刺激しない方が賢明でしょう
各国の信者どもには事実のみを告げよ
暴風竜ヴェルドラが復活したとな
．．．では彼らの町はどうしますか？
”魔物は人類共通の敵〟
ルミナス教の教義を信じる信徒達にとって
あの町の存在は混乱を招きます
幸いにも神敵”と正式に触れを出してはおらぬであろう？
西側諸国に追及されたならうまく誤魔化しておくがよい
リムルは政治的な取引に応じる相手であろうし
彼の町は天魔大戦の勃発を早めかねません
ああ．．．それがあったわ
彼らの目標は発展した都市
五百年周期で起こるその大戦は天使族の襲来から始まる
理由は不明でも標的にされる条件は明確である故に
文明の発達に歯止めをかけさせる世界共通の災厄と言えた
羽虫に煩わされるのも鬱陶しいが
それにあの者たちが天使共の的になるなら対策も取りやすい
リムルと暴風竜を敵に回す方が厄介よな
今は考えても仕方あるまいよ
最後にもう一ついいでしょうか
何じゃまだ懸念があるのか
リムルは私を恨んでいるかもしれません
．．．以前私はあの者を殺そうとしました
ルミナス教の教義天魔大戦への対策先生の仇
こちらとしては正当な理由ですが
彼からしたら理不尽な話でしょう。
君が獲物を討ち損ねるとは
同郷と聞かされ手心でも加えたのかね？
恩師の姿を奪った相手だと思っていたのよ？
本気で殺すつもりだったわ
一応お前のことはシズさんから
ただ．．．こうなった今話を聞いておくべきだったと思います
彼は話し合いたいと言っていたのに
必要とあらば神ルミナスの正体を明かして構わぬ
私怨でルベリオスと敵対するほどリムルは短慮ではあるまい
聖地の守護というルミナス様からの命がなければ
私はここを留守にしていた
東の商人に情報があると声を掛けられていたから
恐らく侵入者は奥の院まで入りこめたはず
イングラシアにいるリムルの情報を寄越してきたのも
彼自身の思惑かそれとも
自分の眼で直接、確かめさせてもらうわ
たまたまどちらも失敗に終わったけれど
私は利用されたってわけね
やはりむやみに信用するものじゃないわね
お帰りなさいませリムル様！！
この度は八星魔王襲名の儀
誠におめでたき事にございます
何よりもよくぞご無事でお戻りくださいました！！
うん．．．いやなんで知ってんだよとか
お前ファルムス攻略は？とか
聞きたいことが色々あるんだけど
かつてリムルに助けられた大商人である
なぁ頼むよミョルマイル
全勘定にシビアで貴族が相手でもけして媚びないこの男は！
貴方とワシの仲と言いますと．．
今日が返済の期日だと言うのに金がないという債務者と
踏み倒されそうで困っている債権者
ということで宜しいですかな？
非合法組織の親分でもある
これはこればリムル様！
良くぞおいでくださいました
かたっ苦しいねミョルマイル君
そう言われると嬉しいですが．．
それで旦那今日はどのようなご用件で？
キミとボクの間柄じゃないか！
実はだね君に儲け話を持って来たんだよ
ほう？それはどのような？
これは俺が〈智慧之王先生に記憶を再現してもらって）出したサンプルだが
具体的なレシピはこれからウチの料理人に開発を任せるつもりだ
そして完成したらプルムシドまでの街道上の宿屋で提供する
つまり君にお願いしたいのは開発費の出資と
開発に成功した後の食材の定期的な卸業務だ
新商品が人気メニューになったら君が運営する系列の店で出してもいい
ですがそれではリムル様が利益を独占出来ないのでは．．
先行してお金を出してもらうのだから見返りに利益を共有するのは当然じゃないか
ですがまずは試させてもらいますよ
＞らーめん。とやらのポテンシャルを
大金を投じるに値するのか否か
まんまと軍資金の確保に成功したのである
そして始まるラーメン開発
ミョルマイルに食材を調達させ
モニターになってもらったテンペストの住人の意見は厳しく
ゴブイチさん豚骨スープの匂いがきつ過ぎるって苦情が！
血抜きを徹底して匂いを抑えてみよう
最近豚骨の臭みが減って物足りないって皆が．．．
ゴブイチさん大変です！
魚人族のお客さんが魚介醤油ラーメンを食べてショックを．．．！
なぜ注文されたのですか！？
〈魚人族と魚介は別なのでせ
魚向けだと思って．．．
疲れ切ったゴブイチの横で応援歌を歌ったり
ミョルマイルの肥えた腹を突いてオネダリしたり頑張った
後味の好みは人により異なる
ゴブイチは試行錯誤を繰り返し
ストレートとちぢれ麺ではスープの絡み方が違う
豚骨にはストレートの極細麺を使ってみよう
同じラーメンでも二種類作ってみよう
遂に味噌醤油豚骨の三種類を
コッテリ味とアッサリ味での再現に成功したのである
素晴らしい！流石はゴブイチだ！
ラーメンについてはかなり自信がつきました。
うんうんこの調子でハンバーガーも頼むぞ
この上まだ金が掛かると．．．？
次の仕事はレシピの開発じゃない
誰でも同じ物を作れるように調理マニュアルを確立させるんだ
モニター（宿屋）が提供したラーメンの評判は上々
回収の時期が来たという事だ
．．．このミョルマイルかねてより嗅覚には自信があったのですが
ハンバーガーから香りますな
あさすがにこれ以上の投資は無理
「なんてことは無かった
さすが利に敏い大商人だ
邪魔すんなってヴェルドラ
その後も俺たちはミョルマイルの金を湯水のごとく使い
新たな商品をドシドシ開発していった
楽しそうな事をやっているではないか
豊富なメニューを提供できるようになった各宿屋の売り上げは、鰻登り
シーズンの同シーズン売上推移
ミョルマイルが出した損失など簡単に帳消しに出来たのだった
グフフフワたまりませんな
儲かって儲かれて仕方ありませんぞ！
今後もよろしくお願いしますぞ旦那
あこれつまらないものですが
ああいつもすまないねミョルマイル君
後世にて〝美食の道〟と呼ばれる街道の誕生秋話である
人間の知人に会いに行くときは人型をとる
小娘がミョルマイルさんに用事だぁ？
可愛らしい顔でカモれるとか考えたか
死作、でだ。頼んだキョウタ．．．冗実、これっぽーと
いっそか弱い小娘を演じてみるか
ごごめんなさい何時でも遊びに来てって言われたから
はっはっ、さ、原って枝ちゃん
桐谷将ェさん荒落「来、さん、
これで手ぇ出してきたら死なない程度にぶん殴ろう
ちっ．．．ったく仕方ねぇな
もしもゼラる靴ャスライだったら、
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淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し
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