とんがり帽子。

ATPLINEOPINTCHAN

白浜県

そんなCDMESHIRAHAMA

MORNINGKC

とんがり帽子。

白浜陣

ええのか!!お前は死んだんだけど

TCHHAT

Colrivis

第1話★003

第2話★067

第4話・137

第3話◆105

第5話・173

ATELIEROFWITCHIAT

KAMOME

SHIRAHAMA

スポーツ選手は

生まれた時から

スポーツ選手?

宇宙飛行士や

アイドルは?

生まれた時は

わからない

でも

じゃあ

魔法使いは?

第1話

ここはま

ぎっ

ぎっ

あっ

ごめんね

汚して!

すぐ元に

戻るよ

この泉魔法が

かかってる

から!

何回見ても

きれい...

すごいなあ

魔法!

魔法は世界に

溢れていて

生活を豊かに

してくれる

なくては

ならない

便利な奇跡

でも

その

仕組みは?

わから

ない...

魔法を

かけられるのは

魔法使いだけ

ただの人間は

魔法を恵んで貰う

ことしかできない

魔法使いには

なれないのだ

いいなあ

魔法使いに

生まれた人は

洗った

ばかりの

清潔な

シーツよ...

自在に空飛ぶ

マントに

なぁれ!

突風は

ダメ!

そういう

飛ぶじゃ

ないのーっ!

あれは...

羽根馬車

だ!

うそ

みたい!

村に

降りた!

羽根馬車が

降りるところ

見たの

はじめて!

お母さん!

外に羽根馬車が

来てるよ

お母

さーーん!

お母さん?

おっと

ごめんなさい!

気付かなくて

大丈夫

僕こそごめんね

ドアの前にいて

どうやら

混んでる時に

来ちゃった

みたいで..

置き去り草の

刺繍なんて

古くない?

清楚で

いいじゃない

賢く見えるわよ

見て!これ

ハリアン編みの

レース!

城下街じゃ

あっという間に

品切れだったのに

わざわざ

羽根馬車で

遠出したかい

あったわねぇ

あのお客様

羽根馬車に

乗ってきたん

だ.....!

.....?

ふおっ

いや僕は

田舎

スゴー

違うよ

そんな目で

見られても

ねぇ仕立て屋さん

こういうレース

他にもある?

ハイ

ただ今!

ココ!

居るなら

手伝って!

そちらの方

ご注文は?

わたし採寸

してきます

ココは

上手いのよ

煙色の

布が欲しいん

ですが

すまば

メモー

忙しいなら

後でも...

へえぇ

君が?

終わったら

羽根馬車

見に行っても

いい?

お客様の物で

遊ぶ気じゃ

ないでしょうね?

壊しても

直してくださる

魔法使いは

いないのよ?

大丈夫!

見るだけ!

もう

魔法使いに

なりたいなんて

まったく..

やったあ!

言わない

から...!

仕事が早く

終わったら

ね!

ひえぇ

めっちゃ

見られてた

いえ...え

へえ...

すごい

集中力だ

手際も

いい

近い

正確だし

丁寧で

ブレもない

この村に

こんな素敵な

職人がいた

とはね

これこそ

魔法だ

いっ、いいんじゃねええ

いいぃいえ!?

私のは全然

違いますですっ

魔法って

いうのは

もっと

不思議で

キラキラで

価値があって

すごくきれいで

それで

もっと...

もっと

なにを

い言っている

んでしょう

私は...

本...当に

魔法が好き

なんだねぇ

こう

尊いん

です...

どうしてか

聞いてもいい?

小さい頃...

お城のお祭りに

連れて行って

もらった時...

薄い本

仮面をつけた

魔法使いから

薄い本を

買ったんです

はい

キイ

そこの

あなた

魔法の絵本を

買いませんか

まほう?

絵本は

好きだけど

まほうって

なぁに?

魔法は...

世界を彩る

奇跡.....

大空を翔ける

羽根馬車に

澄んだ水を保つ

久遠の泉

あなたの足元の

踏むと光る

ともしぴの石畳も

すべて魔法

なのですよ

うわぁー

きれいねぇ

~~~!

まほう

しゅごいね

ココ

まほう

好きー

!!

でレょでしょ

いまなら杖の

オマケ付き!

それで

そんな物

買わされ

たの?

焼き苺が食べたい

って言うから

おこづかい

あげたのに

でも

すごいん

だよ!

まほうの

絵本なの!

まほうつかい

さん.....

オマケでね

杖もくれたの!

そいでね...

見て見て

先っぽが

ベンになって

る!

ココね

大きくなったら

「せかいをいろどる」

まほうつかいに

なる!

無理よ

インクも

セットだよ

なんでーー!?

魔法の力を

持って生まれた

人じゃないと

なれないのよ

普通の人間には

魔法使いの素質は

ないんだから

でも見て!

ココが踏むと

道が光るよ

じゃあ

お家に帰るまで

光り続けていたら

ココにも

魔法が

使えるかもね

それ以来

なんとなく

見るのが好きって

いうか

諦め

きれないと

いうか...

あの薄くて高い本に

魔法の使い方が

書いてあると思ったら

そうでもなかったし...

お城の

お祭りで

ねぇ

その時のこと

もう少し

詳しく...

うわーっ

魔法使いが

絵本を...?

何だ?

外から

かな

すごい

音...

なにも

してないのに

壊れたんだ

違うよ

タナルが下に

潜ったんだ

チクんなよ

底に頭

ぶつけたら

ひっくり返って

なんて

事なの!

うちの

羽根馬車が

こんな...!

お父様に

借りたのに!

どうして

くれるのよ!

申し訳

ありません

謝られても

家には

帰れないわ!

村の子供達が

とんだ失礼を

姉さまこの人達

私達を足止めして

金目の物を

奪う気じゃ...

滅相もない!

そんなこと..

あの...

僕が

直しましょうか

見たところ

そんなに酷い

破損でもないし

ちょっと!

あなた

何なの!?

失礼

マトレードマークを

忘れてましたね

魔法使いの

キーフリーと

申します

あっ

魔法使いの

帽子だ...

直せるのかい?

馬車の底板に

魔法をかけ直す

だけですから

ただ屋外では

ちょっと...

ココ!

いいでしょ

お母さん!!

うちの店の

作業場を使って

ください!

あんた

顔がすごい

そのためで

カウント!!?

だって本物の

魔法使い

だよ!?

こんな

すごいこと

滅多にないよ!?

それに

もしかしたら

見れちゃうかも

しれない...

わわわあ

はわあわわ

魔法をかける

瞬間が...!

あーーもー

すごい

...

すごすぎ

るー

!!

顔がニヤけて

止まらないよ

がんばれ私の表情筋!!

えー

ーと

ココ?

だよね

...はい

ありがとう

場所を

貸してもらえたら

助かるよ

あと...

お願いついでで

なんだけど

君にもひとつ

手伝ってほしい

ことがあるんだ

いいかな?

魔法をかける間

誰も中を

覗かないように

外を

見張ってて

ほしいんだ

「...いいじゃないでしょう...

人生そう

甘くないよね...

なにがあっても

決して入れては

いけないよ

いいね?

ただの

桜空絵

妹の

でもなんで

見ちゃいけないん

だろう?

魔法は

世の中に

たくさん

あるのに

かける瞬間は

見ちゃダメ

なんて不思議:

ちょっと!

何してる

の!?

やべ

見つかった

おやっ

ココだろ?

平気だよ

天窓

開けたら

見えるかな

だめだよ!

ずるいよ...

...わたし

だって!

見たいん

だからね!

うお

登って

来た

のいて!

なんだよ

カーテン

閉まってら

つまんねーの

行こ行こ!

...

っ!!

きゃああ

なっ

なに...!?

やっぱり

ダメ!

いや...

でも

どうしても

見たい

でも

ダメ..

描いてる

魔法を...

ペンで...!?

そう

なんだ.....

魔法は

かけるんじゃ

なくて

描くんだ...

さて

ココ

あれ?

終わったよ?

う...おー

ドメイン

...?

おつかれ

様...?

ココ?

おおー

飛んだ

飛んだ

あんたはいいの?

あんなに羽根馬車

見たがってたのに

う...

うん

ココが魔法見て

興奮しないなんて

メズラシー

そうなの?

ココ

!!!?

こっこれ

お荷物と

商品です!

絵本のことを

詳しく聞きた

かったんだけど...

これは

難しそう

だな

もう

行きます

道が交われば

またどこかで

ホッ

何で

お母さん

ホッと

したの?

あんたが

魔法使いと

一緒に行きたいって

言い出すんじゃ

ないかと思って

ね...

父さんが病気で

死んでしまって

その上ココにまで

出て行かれたら

母さん...

言わない

よ!

お母さんを

一人になんて

できないもん!

ありがとう

ココは良い子

だね

...ごめんね

お母さん

ついては

行かないから...

試させて

魔法の絵本に

たくさん

描いてある

もよう...

オマケで

貰った

ペンの杖...

ただの

オマケじゃ

なかった

ペンこそが

杖だった

んだ...!

光った...!

魔法が

使えちゃった!

すごい!!

麻法だ魔法だ

本物の魔法だ

キャー

どうしよう

どうしたらいいか

わからない!

わあ~~

やっぱり

描くんだーーっ

でも

見ちゃダメ

だったのに

バレたら怒られる

かな...

でも

もう一回

うあぅあぅ

もう一枚

だけ...

絵本..

絵本か

魔法の

ものを

魔法使い以外の

子供に

売るなんて...

やっぱり

気になるなぁ

...まさか

ーっ

ひゃー

火の魔法

だった!!

ダメダメ

燃えちゃ

ダメーっ!

危ない

危ない

でも

だんだん

わかってきた

気がする!

大きく描いた

やつは

小さいのより

強くて

きれいに

描けたのは

汚いのより

長持ち!

そうだ!

大きくきれいに

描くのは

難しいなぁ

あの人は

サラサラ

描いてたのに...

バカッ

思った

通り...!

お手本を

透かして

上から

なぞると

きれいに

描ける...!

できた!

これはどんな

魔法なんだろ...

.....!

何を

描いたんだ

ココ!?

わ...私

わからない...!

何の魔法を

描いた!!

絵本にあった

模様を

なぞっただけで...!

絵本!?

まだ

家の中に

あるの?

はっ

はい!

あっ

あっ

ココ?

危ない

お母さん!

ココ!!

落ち

ちゃうよ!

!?

うそ

そんな...

お母さん!!

ご...

ごめん

なさ...

知らなくて

当然だよ

私何も

知らなくて

こうならない

ために隠されて

いたんだから

特別な

「魔の墨」

決められた

「魔法陣

それさえあれば

誰にでも使えて

しまう

知られた

からには

君の記憶を

消さなきゃ

ならない

魔法使いたちの

絶対の秘密」

ちょっ...

ちょっとここで

待って

逆上がり

しないで

落ちる

落ちちゃう

から

いやああぁん

放してええぇ

ぶっ

だって

私が

忘れたら

お母さんは

どうなっちゃうん

ですか!?

どんな魔法陣か

わかれば解き方も

わかるかもしれない

けど

絵本の内容なら

暗唱できるくらい

覚えてるのにいいい

絵本!!

、覚えてない

んじゃ...

イテテテ

もしその絵本が

僕の予想通り

“彼ら”のもので

あるとしたら

追えなく

なる...

この子が

忘れたら...

どんな本

だったかは

覚えてるんだね?

元の

魔法陣が

わかれば

どこの

ページに

描いてあった

かは?

同じ本を

見つければ

魔法陣も

描いてある...

お母さんを

助けられるの?

助けられる

かもしれない

キーフリー

さん!

お願い

記憶は

消さないで!

絶対同じ本

見つけるから

なんでも

します

お母さんを

助けられるなら

なんでも!!

秘密は

守れる?

もちろん

です!

学ぶ

意思は

ある?

知ってしまった

事実は

消せない

ならば

秘密を持つ側に

なってもらう

学..

え?

記憶を

残しておくには

これしかない

ココ

きみは

これから

魔法使いに

なるんだ

第1話◆おわ

とんがり帽子。

ATELIEROFWirchineで

風......?

起きたかい?

流しの羽根馬車を

呼んだんだよ

空の上は

寝巻きじゃ

寒かったろう

もうすぐ

着くからね

ほら

見えてきた

ぼくの

アトリエ

きみの

学び舎だ

第2話

君の家の周りには

門番茨の種を

蒔いてきた

すぐに育って

結界の役割を

果たしてくれる

だろう

得体の知れない魔法で

家が石化してしまったから

誰かが迂闊に

近寄れないようにね

しばらくは

君も帰れない

だから...

ココ?

どう

したの?

お母さん...

お母さんを

置き去りに

してきちゃう

なんて

一人に

しないって

約束したのに

私...

ココ...

自分を

責めないで

君は何も

知らなかった

んだ

さぁ顔を

洗って

涙を

流しきったら

前を見て!

今日から

ここで

暮らすんだから

あの...

これは?

水だよ

水と呼ぶには生活を

まるくてういてるよっ

あ!

失念して

いたね!

着替えを

あげるんだった!

えっ

これ

どうやって

使えば

いいんですか

バケツとか

そういうのの方が

ありがたいんです

けど

キーフリー

さん...?

...知らない

魔法なんて

怖くて

触れないよ..

怖く

ないよ!

扱いが難しい

魔法じゃないもん

テティアが

教えてあげよー

か?

これは

浮水滴

空気中の水分から

水を汲みだせる

魔法なの!

下の皿を傾けると

注ぎ口になるん

だよ

わあ

すごい!

ありがとう!

ありがとう!

え?

ありがとうって

言われるの

大好きなの!

だから

ありがとう!

こちらこそ

ありがとうの

ありがとう!

相手に

しなければ

いいええ...?

え...えーっと

そうなんだ...?

ありがとう..

まだ続くんだ

これ..

テティアが

うるさければ

放置......

答えなければ

そのうち黙る...

ひっどいなぁ

リチェ

テティアは

教えてあげた

だけだよぉ

ペンと

インク

...あ

二人とも

魔法使い

なの?

...の

弟子だよ

キーフリー

先生の

生徒なの!

魔法の

道具...?

ていうか

キミは

違うの?

てっきり

テティア達と同じ

見習いかと思った

同年代

だよね?

どこの

アトリエの

人?

私はまだ

見習いとも

言えないかも...

なにせ

魔法を描いたのは

昨日がはじめて

だから...

え?

今日からここで

お世話になるの

あれ

まさか...

キミが

そうなの?

私が

なに...?

.....

禁止魔法を

使った

「知らざる者」が

うわさで

聞いたの

記憶も

消されずに

弟子になるのを

許されたって...

ココ

大丈夫?

キーフリー

さん...

アガットは

いないか...

リチェと

テティアは

ちょっと外して

くれるかな

はーい

遠い昔魔法は

特別なものじゃ

なかった

怖がら

ないで

ちゃんと

説明するよ

決まった図形の

組み合わせと

どこの

誰にでも

使える...

特殊な製法の

墨があれば

もっと身近な

ものだったんだ

だけど

そのせいで

何度も

何度も

争いが起きた

何でも出来る

力があれば

何でもするのが

人間だ

おぞましい

魔法が

いくつも

描かれた

わずかに残った

良識ある人達は

争いを拒み

「魔法使い」として結託し

人々から

魔法の記憶を

奪って

秘密を守れる

弟子にだけ

教え伝える

ことにした

「結託の目」以来

魔法は

特別な人間にしか

使えない力だと

思わせてきた

真実が世間に

広まれば

皆秘密を

守るために

警戒してる

のさ

あっという間に

無法地帯に

逆戻りだ

君が噂に

なったのも

そのせいだ:

いえ

自分のせい

ですから

それより..

あの...

ごめんね

禁止魔法

って...?

:争いの時代に

描かれて

「結託の日」とともに

禁じられた

人を傷つける

魔法だ

教えて

ください

使っちゃ

いけない

魔法

全部

知りたいん

です

知らない

ままじゃ

怖くて

何も

出来ない

です

焦らないでと

諭すところだけど

君には

言いにくいな

付いて

おいで

禁止魔法は

数えきれないほど

あるんだけど

ひとまとめに

したら

シンプルだ

人体そのものに

かける魔法は

いかなる時も

禁止とする

例えば

変身や

年齢の変化

扉や乗り物を

使わない

瞬間移動

思考や

感情を

操ったり

人を

傷つけたり

癒やした!?

記憶を消す

魔法...?

ひとつだけ

例外が

あるけど

その

通り

大抵の

魔法は

道具にかける

馬車とか

ランプ

とか

こういう

窓とかね

湖!?

さっきまで

辺り一面

丘だったのに...

扉窓

だよ

同じ模様の

丸窓と

つないでくれる

遠くの建物が

見えるかな

図書の塔

知の保管のため

魔法に関する

すべての書籍が

書かれた瞬間に

あそこで複製される

...あの

絵本も!

すぐ行きましょう

私寝ないで

探します!

待って

!?

あれは

司書の試練

図書の塔は

4人の司書に

守られていて

塔へ入るには

まず

学ばないとね

ココ

試練を乗り越えた

魔法使いだけが

中に入れるんだ

さっき

ぼくは嬉し

かったんだ

君が知りたいと

言ってくれて

恐怖を

感じるのは

仕方ない

でも

禁止されずに

残ったのは

人を幸せに

するための魔法

ばかりだから

どうせなら

優しい魔法を

もっと

知ってほしいな

なんてね

どうかな?

...はい!

キーフリー

先生!

よかった!

じゃあ次は

君の部屋に

案内するから...

ここを

掃除

しないとね

ここが

君の部屋だよ

アガットは

まだ帰ってない

みたいだ

アガット

って?

君の

ルームメイト

作業スベースは

二人一部屋なんだ

寝室は

個別だよ

奥の階段を

下りた所

少し

休むといい

鍵付きだから

安心して

僕は

用事があるから

何かあったら

呼んでくれ

ココを

弟子にすること

許可してくれて

ありがとう

ございます

僕です

キーフリーです

はい

ええ

絵本のことは

まだ...

今はあの子も

混乱して

いるので

いえむしろ

喜ぶべきです

魔法を見て

目を輝かせてくれて

よかった

そうとも

怯えられては

困るんだ

いずれ

あの

禁止魔法と

向き合って

もらわなければ

ならないん

だから

これが

魔法使いの

部屋かぁ

そっちは

私の机よ

降りるから

離れて

あなたが

アガット

だよね?

私は

ココ...

あっ

ごめんね!

例の

「知らざる者」

でしょ

知ってる

新しい

姉妹弟子に

なるって

聞いたわ

お母さま

気の毒

だったわね

あ...

ありがと...

あなたの

せいで

永遠に

人間に

戻れない

...!

助けるために

ここに来たの

魔法使いに

なって...

簡単に

言わないで

物心ついた時から

指先が染まるまで

魔法陣を描いてる

試験に

受かって

やっと見習い

弟子入りを

認められるのは

それからよ

何も

知らない

「知らざる者」の

あなたに

なれるはず

ないわ

...魔法は!

試してみたら

描けたもん

やってみなきゃ

わからない!

...なら

証明して

明日

試験を

受けるのよ

第2話◆おわり

とんがり帽子。

ATELIEROFWirchineで

第3話

し...

深淵に

消えた...

っ。

ココ?

トイレ

まだ?

ごめんね

いま出る!

おはよう

おはよ

ココ

テティア

魔法のトイレって

みんな

ああなの?

村の近くに

魔法の泉は

あったけど

あんなの

持ってる家

なかったから

初めて見たよ

たしかに

魔法器って

ほとんどが都会に

あるかも...

まほう

き?

よかったら

いろいろ

教えて

くれない?

あ...ごめん!

用事が

あって...

うん

本を貸して

あげるから

読むといーよ!

「魔法が

かけられた

道具を

魔法器と

呼ぶ」

魔法使い以外の

者でも発動

できるため

世界中で重宝

されているが

魔法使いにしか

造ることが

できないので

高値で売買

されている

「魔法使いの試験を受け

弟子になるまで

魔法器を制作するのは

禁止されている

あ...

試験?

アガットが

言ってたのは

これのこと?

弟子になるには

試験を受けなきゃ

いけないって..

でも

何をするとか

具体的な内容は

書いてないや...

何が

書いてない

って?

ふあっ!?

魔法については

本に書いてない

ことが

多いんだ

学ぶには

読むより

なにより

触れること!

これは...?

君の

魔材...

魔法を描く

道具だ

魔猫の杖

いわゆる普通の

つけべン

魔星をつけて使う

ペン先は頻繁に

交換する

魔材すりばち

特殊な魔法を描くときに

魔王に混ぜる材料を

すりつぶすのに使う

魔王

「樹血」という特殊な裏で作ったインクこれ以外の事では

「樹血」という特

これ以外の墨では

魔法は発動しない

樹血の杖

「樹血」を固めたもの

木や石に直接描くのに適してい

こすると消えてしまう

魔円手帳

手の平にはめて使える

電法陣用の手帳

隠れてこっそり描きたい

ときに何よ

あっスキです

かっ...

こいいいぃいい

オマケで

もらった

あの「杖」と

同じ

あ...

これ

お祭りで

会った

魔法使い...

まるで私に

禁止魔法を

使って欲しかった

みたい..

ほんとは

まだ

ちょっと

怖い...

でも...

お母さん...

絶対元に

戻すからね!

ココ...

じゃ

始めよう

は...

はい!

半刻後

ココ...

大丈夫?

ちょっと

休憩

する?

ただ

その...

だ..

大丈夫

です

知らない

単語ばかり

使ってて

そこで

ジュケッ

だったと

いうか...

おぼれて

しまいそう

ごめんね...

事前知識が

ない子に

教えるのは

初めてで...

じゃあ

ココ

はいっ!!

理解したことを

僕に説明し直して

みてごらん

は...

はい

えっと...

中央を

「紋」

魔法は

3つの要素で

構成されていて...

その周りに

描かれる線を

「矢」

この2つを

囲う円を

呼び...

紋の種類で

炎・水・光・風...と

どんな魔法になるかが

決まり..

そっち

水の叔

矢はその魔法が

どんな形で現れるかと

大きさ・方向を

定めます

そして最後に

円で囲うことで

「陣」が閉じられ

拡散の矢

覚えるだけで

精一杯...

柱の矢

でも

説明できたじゃ

ないか!

魔法が

発現する...

です!!

暗記は

いずれ忘れて

しまう

でも理解して

語った言葉は

君の体に

沁み込んでいる

理解したら

使いこなせる

使いこなせ

たら...

こんなことも

できる

わっ...

わたし

挑戦して

みます!

いいねぇ

その意気

だ!!

!?

だめだよ

捨てちゃ

あんなキレイな

水の花の隣で

こんなの見せられ

ないです!

ワアレッ!!

だめですうぅ!!

下手

だし...

線は

プルプルの

ガタガタで

当然だよ

始めたばかり

だもの

ほらここ

陣が

途切れてる

だろう

途切れてたら

魔法は発動

しないよ

新しい道具を

扱う手は

おぼつかない

ものさ

それよりも

見るべき

ところは

他にある

すぐに慣れて

自由に駆け回れる

ようになるよ

初めて立った

仔馬みたいな

ものだから

さあ線を

つなげて

発動させて

みてごら...

ごっ

ごめんなさい

ごめんなさい

わざとじゃ...

コメン

ヤヤア

ばふんこ

乾かす!

私乾かす

から!!

ココ

落ち着いて

ごめんよ

アガット..

大丈夫かい?

いいんです

先生...

気にして

ません

それより

ココの魔法陣を

見せてください

え..

ああ

ああ...

これだわ

見て

この矢が

一本だけ

長い

ここからの

力が加わりすぎて

水が横方向に

勢いよく

飛んだのよ

さすが

アガットの

指摘は的確だ

うん...

君になら

任せても

大丈夫そうだね

えっ!?

留守の間

ココのこと

頼んだよ...

アガット

待って

ください!

そんな...

僕は

これから2〜3日

魔法使いの大講堂に

行ってくる

せ...

先生..

姉妹弟子から

得るものは

多い

ココ...

彼女を見て

よく学ぶんだよ

あの...

本当に

ごめんね...

何度も

誘らないで

気にして

ないって

言ったでしょ

さあ...

ココ

生ぬるい

お勉強の時間は

終わり

え..

「試験」を

始めるわよ

もう!?

!?

せっかく

階段があるのに

誰も使いや

しないんだから

お前がこの

海の底」に

足をつけるのも

久し振りだな

昔の話だよ

アライラ

大講堂の

問題児め

どう

だかな...

また

とんでもないことを

やらかしたそう

じゃないか

もう

知ってるの?

噂の足は

速いなぁ...

聞いたぞ

新しい

弟子のこと!

だって

関係あるかも

しれないんだろ?

「つばあり帽」の

連中と

禁止魔法が

使われたのは

4年振り

大事な

手がかりだ...

手元に置きたくも

なるよな

...

そういう

わけじゃ

ないよ

試験がまだだから

正式な弟子でも

ないしね

なんだ

まだなのか?

ああ...そうか

いまの時期

試験会場の

タダ山脈は...

早すぎるよ..

それに

時期も悪いし

一年で一番

標高が...

高い

こんな時に

試験は受けさせ

られないよ

命に

かかわる

もの

ねぇ

アガット

本当に

やるの?

先生も

いないのに..

いつやろうが

受ける時は

どうせ一人よ

でも...

まだここに

来たばかり

だし...

私は

10歳の時に

合格したわ

そっか

皆弟子に

なるために

受けるんだから

条件は同じよ

最初の試験は

王の許し」

持って行けるのは

3つの魔法器と

魔材だけ

ただし

持って行ける魔法器は

家の中にあって

扱えるものだけ

えっじゃあ

トイレは

有りなんだ!?

誰の助けも借りずに

タダ山脈の頂上へ辿り着き

そこに群生する王冠草を

取ってくるのよ

あ...

あとその

あれは

超精密魔法よ

動かせるわけ

ないでしょう

靴って

ないかな?

目的地を指し示す

導きの魔針球と

飲み水用に

浮水滴...

扱えるのは

この辺りかしらね

靴?

その靴

魔法器

だよね?

アガットも

キーフリー先生も

飛ぶ時靴底が

光ってた

その

もし

良かったら

それ

貸してほしい

な~って

...!

やっぱり

図々しいよね

ごめん!!

いまのは

忘れて!!

はい

はい

貸して

あげるから

わ...

ありがと...

さっさと

行きなさい

よね

言い忘れて

たけど...

この試験を

受けられるのは

一度きり

だから

不合格なら

キーフリー先生に

弟子入りするのは

認められない

アトリエも

出て行って

もらうわよ

...いきなり

心細い

でも

頑張らなきゃ

もう後には

引けないもん!

導きの魔針球

は...

よし!

山登りくらい

できる!

こっちを

指してる

10歳でも

できたん

だから...

やれる!

きっと

簡単...

...うそ

まさか

あれが

ダダ山脈...?

第3話◆おわり

とんがり帽子。

ATELIEROFWirchineで

ダダ山脈の

頂上に生えてる

王冠草を

取ってくるのが

魔法使いの

弟子に

なるための

試験...

導きの魔針球は

上を指してる

でも

あの魔法器が

ある!

第4話

やっぱり

あそこ

なんだ...まさか

空に浮いてる

なんて...

じゃーん!

アガットから

借りた靴!

魔法陣が

右足と左足で

半分ずつ

ずれないように

ぴったりと

合わせて......

ーっ

わー

すごい!

本当に

浮いてる!

キーフリー

先生の

言う通り

歩きたての

仔馬みたい...

わっ

わ!

でも飛べたら

頂上まで

あっという間

だもんね

.....

そのうち

慣れるよ

そのうち

慣れる

よし

頑張ろう!

そのうち

慣れる

さっきより

だいぶバランス

取れるように

なってきたかも!

これなら

もうちょっと

上の方まで...

あっ

わっ

わわ

ぎゃわわ

ゎわわわ

っ!!

......

フデムシだ!

初めて見た

魔法に

惹かれて

来たんだね

ンビッ

筆みたいな毛を持つ小動物

魔雲の匂いに集まる習性を持つ

うう...

靴も泥で

ドロドロ...

えっ!?

魔法陣が

流れて

消えてる!?

うそでしょ

拭ったから!?

やばいやぱい

そうだ上から

描き直せば

魔墨が

うそでしょ

ひえええ

これはとても

やばい

中で全部

こぼれてる...

よいない

どうしようもない

くいっ...

どう

しよう...

...

ダメ

かも...

申請書は

これだ

頼んだよ

はい

大講堂に住めば

わざわざ

取りに来なくて

すむのに...

弟子だって

連れてくれば

いいんだ

大講堂は

魔法使い達の

本拠地

必要なものは

すべて

そろってる

じゃあ

必要な時だけ

来るよ

はい

持って

来ました

ありがとう

...大講堂嫌いは

根深いみたい

だな

地方の

アトリエに

こもるのは

仕方ないが

あのくらいの

子供達は

弟子達は

しっかり

見ててやれよ

大人のいない所で

何をやらかすか

わからないぞ

あれ?

ねえ

アガット

ココ

見てない?

ココなら

いないわよ

試験のために

ダダ山脈に

行ってるから

そろそろ

ご飯の時間

なのに

呼んでも

出ないの

寝てるの

かな?

えっ!?

一人で!?

危ないよ!

まだアトリエにも

来たばっかなのに

止めなかったの!?

普通は

来る前に

受けるでしょ?

そ...

そうだけど..

あんな簡単な

試験さえ

受からないなら

やっぱり弟子に

なるべきじゃ

ないんだわ

私ね

私に出来る事が

出来ない子が

嫌いなの

一緒にいて

得るものが

ないもの

ましてや

知らざる者」

なんて.....

...

心配しなくても

挑戦すらできずに

帰ってくるわよ

決まりも知らず

危機感もない

よそものなんて

水が満ちてる時の

ダダ山脈は

一年で一番高くまで

浮いてる

飛靴だけじゃ

そこまで高く

飛べないもの

私達の世界に

入ってきて

ほしくないわ

もゃんもゃー

テティア

食べないの?

食べる

けど...

なんて

いうか...

...

おかわり

心配してるの

テティアだけじゃん(す

もー

...

重たい

気持ち...

あー

ダメだぁ!

少し残ってた

魔墨で

描いてみたけど

浮かぶことすら

出来なく

なっちゃった...

ピショビショ

だからすごく

にじむし...

足の裏に

直接描いたら...

だめだ

体に直で

描くのは

禁止魔法だもん

こんな時に

他にどんな魔法を

使えばいいのか

わからない...

アガットの

言う通り

だよね

魔法は

誰でも

描けるけど

誰でも上手く

描けるって

わけじゃない

皆小さな頃から

ずっと魔法を

描いてきてるん

だもんね

この村に

こんな素敵な

職人がいたとはね

私に出来る

事なんて...

やっぱり

魔法使いは

これこそ

魔法だ

ある!

私の魔法!

特別な

素質のある人しか

なれないのかな...

なるべく

平べったくて

鋭利な小石を

探す

魔墨を

こぼした

巾着袋を

適当な大きさに

割いて小石に

巻いていく

水に浸けて

少し

湿らせたら

彩色石

布に印をつける時

仕立て屋が使うと

濡れてたマント

泥が乾いて

パリパリしてる

これなら

描けそう

それなら

使い慣れた

道具に

持ち替えればいい

新しい道具を

扱う手は

おほつかないものさ

指先が

自由に

駆け回れる

ようになる

自由に

よし!

おはよう

フデムシ

あなた

警戒心

ないね!

すごく

不格好な

魔法陣

でしょ?

正しく描くなら

紋は真ん中で

矢もいくつか均等に

置くべきなんだ

ろうけど

矢の長さが

かたよってると

勢いが加わりすぎるって

教えてもらったから

逆に一本だけで

すっごく長く

してみた!

うまく

いくかは

わからない

けどね...

あなたも

来るの?

なら

しっかり

つかまってて!

そう

魔法陣を

閉じるよ!

成功だ!

わたし...

自分の魔法で

飛んでる!

本物の

空飛ぶマントなんて

夢みたい!

お母さんの

手伝いで

覚えたことが

お母さんの手伝いで覚えたことが

.....

魔法の助けに

なるなんて

思わなかった

待っててね

お母さん

自分の

したことの

責任

ちゃんと

取るから

ただいま

テティア

キーフリー

先生!

大変なの!

ココが...!

え...!?

じゃあココは

一人で

ダダ山脈に

試験を受けに

行ったのかい!?

危険

すぎる!

今すぐ止めに

行かないと...

そもそもまだ

受けるには

早すぎるよ

でも

中断したら

失格じゃ...

生まれた時から

魔法が身近な

僕達とは違うんだ

ココに

もしもの事が

あったら...!

失うのは

あの子だけじゃ

ないんだ...

よし窓が

つながった...

あれ?

ココ!!

あたしが

ココ~~ッ

無事だったんだね!

無事だったん

だね!

テティアたち

ずごくすごく

心配して

たんだよぉ

アガット

「王の許し」

取ってきたよ

......

これで

証明に

なったよね

...

...ココ

...!

万全の準備も

基礎知識も

足りないままで

むやみに魔法を

使うのがすごく

危険だって事

君はもう

知ってるはずだ

ごめんなさい

キーフリー

先生...

一歩間違えたら

死んでいたかも

しれないんだよ

もう一度と

こんなことは

しないで

それに...

危険を冒して

まで

証明しなくても

君はもう

僕の弟子だ

これ...!

魔法使いで

ある証

誇りでも

あり

魔法を

悪用しない

ために

頭にはめる

机でもある

それを被って

いる限り

その重みを

忘れないで

とんがり

帽子は

君の魔法を

見ている

よしじゃあ

上に戻ろう

カ...

ぐう~

まずご飯

食べないと

だわっ

大事に

するんだよ

はい!

えへ...

種が

芽吹いた

第4話◆おわり

とんがり帽子。

ATELIEROFWirchineで

数ある魔法の

紋の中でも

魔法使いたちは

次の4つを

四大基礎魔紋と

ゴんでいる

すべてを潤し

命の源を

制御できる

水の絞

岩を砂へ

砂を岩へ

変化と移動を

可能とする

力の紋(旧・地の紋

足を運べね

あらゆる地への

旅の不可能をなくし、

進歩を失んだ

浮遊の紋(旧・風の紋

そして

人々の剣となり

盾となった

炎の紋

中でも炎の紋は

実体のない現象を

適度な大きさと

正確なバランスで

保たなければ

危険なため

取り扱いは

慎重さが

求められる

燃えてるーーっ!!

だ...

大丈夫?

炎の

魔法を

描いて

たの

ありがと

テティア

ありがとに

ありがと!

で...

ココは

何をしてたの?

そのままだと

魔方陣ごと紙も

燃えちゃうけど

炎を浮かせておけたら、

長持ちするから

浮遊の魔法の

いい練習になるよ」って

キーフリー先生に

教えてもらったん

だけど...

不安定だと

火の粉がおちて

すぐ燃えちゃうん

だよね

ダダ山脈を

いきなり攻略

できたのに

どーして

今更

浮遊魔法?

はっはっ

ちょばびゅーんって

飛んだんでしょ!

ちょばぴゅーんっ

て!

その時に

アガットから

借りた飛靴

ダメにしちゃっ

たんだ

ちゃんと

直してから

返そうと

思って...

ほへぇー

すごーい!

新品みたいに

なってる!

うち旅人の

靴の修理とか

してたから..

あとは底に

魔方陣を

描くだけ

なんだけど

線が

どうしても

へロヘロ

しちゃって...

重さとか

持ちやすさ

とか

けっこう相性が

あるからなあ

もしかして

杖が合わない

のかなぁ

最初に

あげたのは

僕のおさがり

だし

実際に

持ってみて

選んだ方が

いいよね

よし!

魔法の

画材屋さん

魔材屋さんに

行こう!

まっ

まざいや

さん...!?

なんていう

夢のような

ひびきなん

ですか..

おーい

ココ?

3.まあ!

はあ

はあ...

やっわはあ...

噛みしめて

るので

待ってくだ

さい...

わあーっ

泥森の街

カルン

魔法使いが

いっぱい!

カルンは

うちの近くで

一番大きな

魔法使いの

街でね

河中洲のこの一角は

対岸の泥森に住む

モグラヘビから

街を守るために

魔法使いが建てた

見張り塔から

できた島なんだ

だから

魔法使い達が

集まって

アトリエ街

になり

未だに

橋もかけられて

ないんだよ

キーフリー

先生

ココ

上の空

右を見ても

左を見ても

魔法使いが

いるなんて

夢みたい..

あれは

何ですか!?

あっち

のは!

ああ

あれはね...

キョロ

あの

このまま

ココの観光に

つきあってたら

時間がもったい

ないので

帰る前に

魔材屋に

集合で

いいですよね

私先に

行きます

見たい

お店も

あるし

あ...

うん

じゃあ

後で

...

アガットとは

うまく

やれてるかい?

あっえっと

あの

できれば

もっと仲良く

なりたいです

アガットの

描いてた魔法を

横目で見た時

すごく繊細で

綺麗だったから

あんな魔法が

描けるんだから

きっと心も

綺麗なんだろう

な.....

魔法の出来と

性格の良さは

一致しない...

わかるー

魔法使い

あるある!

魔法使い

あるある

なんだ...

期待

しない方が

身のため...

ど...

どうかな...

ココ?

どしたの?

ううん...

なんでも

ない

気のせい...

だよね?

ココ

こっち

こっち

さあ

入って

ここが

魔材屋

「星の剣」

だよ

わあ...

お店の

真ん中に

樹が...

おんや

魔法使いの弟子が

銀葉樹を見て

驚くとはな...

そんな

基本的なことも

知らんのか?

そう

言わずに

ココはまだ

弟子になって

日が浅いん

ですよ

ノルノアさん

ほぉう

ほう!じゃ

この子が

例の...

そりゃ

知らんはず

じゃな!

いやはや

すまんかったの

お嬢さん

わしも

お前さんのことを

知らんかったから

おあいこじゃ!

さよう

この人は

ノルノアさん

魔材屋

「星の剣」の

店主なんだよ!

ここにある魔材は

全部わしと

孫のタータの

作品じゃ

ちゅうしゅつ

って...?

キーフリー

お前さん

先生の仕事を

サボりすぎ

じゃぞ

杖も魔墨も

なんでもござれ

好きな濃度で

抽出もできるぞい

ちょっと

イケメガネで

髪の毛がフサフサ

だからって

サボりはいかん

サボりは

だからまだ日が

浅いんですって

ココとやら

見せて

あげるから

ついてきなされ

はいっ

ココ?

はい

ちょうどよく

黒く染まった

枝があるのぉ

キッ

よく

見とれよ

黒く

なった!

これが

「樹血」

だよ

元気な時は

白銀の樹じゃが

死んだ枝は

黒く染まる

えっ

こいつは

そのままだと

樹にも人にも

毒なんじゃが

こうして

湯に溶かした後

余分な水分を

取り除けば...

魔法の源...

魔王の原液に

なるんじゃ

ふつうの墨は

樹を燃やした煙から

煤を採取して

作るものなんだけど

魔墨は違う

文字通り

樹から血を

もらって

作るんだ

だから銀葉樹は

魔法使いにとって

とても特別な

樹なんだよ

その通り!

不思議なことに

他の樹からは

採れんのじゃ

遠い昔銀葉樹が

魔法使いに

恋をした

という伝説も

あるんじゃぞ

血を魔獣

枝を杖として

差し出して

そうだ

杖!

ほっほ

お前さんは

杖を買いに

来たのか

はい

では

試し描き用に

これを

あげよう

ぴったりの杖が

きっと見つかる

はずじゃて

先生さきに

お店におりて

ますねー

ココ

行こ!

そうだ

ノルノアさん

ついでに注文したい

紙があるん

ですけど

どういうのが

いいかなぁ?

うん!

テティアは

軽めのやつが

好きだなー

ま...

ココ!?

待って!

飛靴用の

靴底を

さがしてるの

私のサイズで木靴以外の...

私のサイズで

木靴以外の...

何?

アガット!

ココこっちに

来た!?

何か

あったの?

わかん

ないの

いきなり

走り出して...

アガットも

来て!

追いかけ

なきゃ

ちょっと!

ぜは!!

何で

私が...!

待ちな

さい

待って

ココ!

どこって..

居たの!

あの魔法使い

が!

何してるの

ココ!

どこへ行く

つもりよ!

私に

禁止魔法の

絵本を

売った人..

まったく

人騒がせ

な...

でも

はぐれなくて

よかった!

お店

戻る?

いない

ねえ

路地裏

一本入った

だけなのに

変わり

すぎ...

え...?

そう

いえば...

景色が

ぜんぜん

違う...

夢中で

走ってたから

迷ったの

かな

そんなに

遠くまで

来てないはず

だけど...

壁も床も

カルンにはない

白い石だわ

つまり

え?

ここどこ?

ていうか

どの道から

来たっけ?

ここは

カルンじゃ

ない...?

そんな訳ないよ!

扉窓とか

通ってないし

直接転移した

訳でもなし!

知らない道に

迷い込んじゃった

だけだって!

私ちょっと

空から

見てくる

から!

...テティアの

言うことも

一理あるかも

やっぱり

迷っただけって

こと...?

テティア!

そっちじゃ

なくて

知らない間に

体を直接転移

させられたって

ことよ

え...でも

そういう魔法は

ダメなんじゃ

ないの?

だって

それって

禁止魔法

じゃ.....

ぎゃあー!!

!!

テティア!?

どうしたの

テティア?

やばい

やばい

やばい

ここ絶対

カルンじゃ

ないよ!!

早く

逃げないと!!

ちょ...

ちょっと

テティア

待って

落ちつきなさい

あなた

何を見たの?

見たって

ゆーか!

見つかっ

ちゃったって

ゆーーーか!!

一体

何が...

ノルノア

さん!

僕の弟子たち

見てません

か!?

近くも探した

んですけど

姿が見え

なくて

飽きませんよ!

この店以上に

楽しい所は

他にない!

よせやい

照れるわ♡

おんや?

飽きて散歩でも

行ったかの?

見てた

けど...

それにあなたに

お礼も言わず、

いなくなるような

子たちじゃないんです

一体

どこに...

なんか

変なカッコの

魔法使いを

追いかけて

行ったぜ

たしか

目玉みたいな仮面の―...

目玉みたいな

仮面の

他の子に

用はなかった

んだけど...

まぁ

いいか

仕方ない

さぁ

ココ

ようこそ

魔法の世界へ

きみは

私たちの

希望だ

とんが的納子子のアトリューザおわ

準備法

魔法陣のルールをまとめました。

わからなくなったらこのページを読んでみてください

紋と矢を囲う円。

陣を閉じると

魔法が発動する

魔法陣を構成するつつの要素

彼女の周りに描かれる。

魔法が現れる形、

大きさ、方向を決める

中央に描かれる。

紋の種類で魔法の

効果が決まる。

T~~~

ちながら、魔法陣の

飛靴の裏の魔法陣

左右の靴裏を合わせると、

安定した状態ロャンニーで空を飛ぶことができる。

ダダ山脈で使った魔法師

奴が由来からずれていて

本の矢が長く描かれているので

「日向けに子供し「魔法を発動した

足場のある

風の紋

風の紋

いやいや...やっぱり

ココがはじめて

描いた嘘法師

小さく明滅する光が発現した

禁止魔法の書から

描き写したため、

本来の効果は謎。

記事がストリキで

皆はいった通話法は

本だけ矢が長かったため

アガットを水浸しにしてしまった

ちなみに、キーフリーは

水の魔法が得意で、

「氷の花!を作ったりもできる

雪とんかり帽子の世界

ココたちが住んでいる世界のごとを、少しだけご紹介します。

カルン

もはコ立んコ期

コ仕営八少業で

キャッシュのふもとにある、田舎の小さな村、魔法を利用した道具

山のふもとにある、田舎の小さな村。魔法を利用した道具も多少はあるが、都合ほどで

そして、それは...そんなことはありませんでしょうかないですよね。これはそれだけではないのですから..

NAPOFWindowstresで

ココの村から少し離れたとこ

ろに、ポツンと建っている。大

あとにはお願うふは...

多いが、キーフリーはなぜか田

ここにんでいる

大事な

にある」かとを解放されるかあ

関どめ上り段深要

力のある魔法使いいたちが集う魔法機

海入階で必

海の底に別り着くためには海

このような情報が無いでしょう。現在の成功率ではありませんでした。そのためには悪いことが出来る人もいるのです。

魔法使いの弟子

魔法使いの弟子になるための試験が行われる場所。大昔に描かれた魔法

行われ

待て浮合成え

いる場所。

猫!!

いれた魔法

が空中

いる。試験

法に

に必要

いここにしかもない。

はい

をな従間・

小泉人に人生

魔法の魔法を作るなど、こ従事に聞かけたんでい

る魔すけど

リーのアトリエからアクセすい、魔法使いの街、小

フリーのアトリエからブクセやすい、魔法使いの街。小上にあ

そういうことは...それは、それでもこんなことを知っているのだけど、そう思っても大切だったんですよ

魔法使い

壁は

なのか

れるのは、

異常事態に不安と苛立ちを張らせるテティアとアガット。

そんな彼女たちを目の当たりにし、

巻き添えにしてしまった罪悪感で苦しむココ。

「「知らざる者」の自分が魔法使いになろうだなんて、

間違ってたのかな...?」

違い詰められた状況で、四人のとんかり帽子たちが出した答え

読める

「ウェブでもアプリでも」電子で読むモーニング

「フリグとは、

「」が

漫画雑誌

最回私は、「電子版の

これは、「最新号を自動取信、ニュースマーション」

有料会員登録後の号は

また、これからはAppleですけど...

電子ならではの、かたくさん!

でも

認知症や

それでも、

それは、それではなく、

あなたの決服きは端末で

毎週「モーニング」をお楽しみください!!

Dモーニ

☆一部、紙のモーニングとは内容が異なります。

よ糸族

くすよく

☆取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

とんがり帽子のアトリエ()

発行者

発行所

2017年1月1日発行(0)

清水保雅

白浜鴎

©KAMOMESHRAHAMA207

株式会社・講談社

〒112-8001

東京都文京区音羽21221