白浜鴎そんな私の話だったけど、まだお姉さん ね...ねぇやばくない!? そのまま...目をそらしちゃだめよ ゆっくり距離を取るの角まで下がったら合図するから全力で走るのよ そのまま...そのまま.. 風を巻く矢の魔法なら...! アガットあの魔法すごいね!! あの一瞬で描いたの!? うわーっ!!すごいねーっかっこいいねーっその魔法陣後で見せて...! あらかじめ描きためておけばいざって時に陣を閉じるだけで魔法を使えるでしょ ココあなた今の状況わかってるの!? まずいよこっち行き止まりだよ! 戻るなんて無理だよ!巨鱗竜に追いつかれて食べられちゃう! テティアまだ世界になんの魔法も遺してないのに死にたくない!! どうしてこんなことに.. 私が壁崩しの魔法で抜け穴を作るから 私たちは魔法使いの弟子よ魔法で何とかするの リチェとテティアはその間時間を稼いで 何も言わなくても... 私のせいだって言ってるのがわかった 浮遊の魔紋に踊る人形の矢を描き足して... 皆を巻き込んじゃったのは私... あれで少しだけ時間が稼げると思う! 巨鱗竜の後ろの柱に...何か...? ねぇアガットあそこに何か.. 描いてる時に触るなんて! わざとじゃない!?そうでしょうね! 母親を石に変えたのも私たちを危機に巻き込んだのも そんなつもりはなかったって言うんでしょう!? 全部あなたのせいよココ無知も無学もその自覚があるなら もう何もしないことね! 描き直す時間はないわ戻って別の道を探すしか... アガットは壁崩しの魔法を描き直さなくていい 良かった..お手柄よリチェ 急いで..ココから離れましょう この場所からって意味よ 別にどっちの意味にとってもらってるいいけど 私どうしたらいいのかな いえ少なくとも建物の外には... あの子達はおった...かー 予想外でした「つばあり帽」が向こうから直接接触してくるなんて... 「つばあり帽」ってまさかあの...? 古の時代の帽子や仮面で顔を隠し 禁止魔法を使う危険な連中だ ココの存在が手がかりになると思っていたけど まさか直接接触してくるなんて... タータ君が見たのは何か他にココが会った覚えてないか?魔法使いと関係何でもあるかもしれないいいんだ! ごめんなさいあんまり覚えてないや... ココの連れてきたフデムシだね あの子たちと一緒だったのかい? どこへ行ったかわかる? またリチェがあけた穴... さっきから何度もここに戻ってきてるわ この場所自体が魔法の迷路になってるみたいだね 屋根のある所へ隠れましょう なんだか寒くなってきたし... これ..落としてたから... あ...ありがと... ...じゃないよねごめん私のせいで... マントないと冷えるでしょ!これ!着てて!! そして私はくっつく!!! マントの中でふるえて怖くていても体をぎゅってしてても全然ばれない それ着てみてすごくびっくりしたよ安心するの 外側は魔法使いのままでいられるの だから今はテティアに着ててほしい 無知で役立たずな私なんかより テティアたちの魔法の力が必要なんだもん テティアココのこと責めるような目で見たりして! い...いいの本当のことだし テティアは何も言わないでいてくれたから 言わなくても態度に出したら同じだよ ココが無知だっていうならテティアは無力だよ テティア自分の怖い気持ちココにぶつけちゃった 魔法の先輩なんだからココのこと守ってあげなきゃいけないのに すごく守ってくれてるよ!?魔法めちやめちゃあったかいもん! もうなんかこんな状況なのにリラックス!すごい!魔法パワーすごい!! これテティアのオリジナル魔法なんだ 小さい頃空飛ぶ雲に乗ってお昼寝してみたくて いつか実現させようと思っていろいろ試し描きしてるのまだ未完成だけどね! 完成したら共有成法の審査に出して みーんなが使える魔法にしたいなぁ テティアの魔法もそんなに役に立たないけど大事な夢なの ココのマントはココが着てて 見習いマントを脱ぐのはちゃんと帰れて みんなで魔法使いになれた時にしようよ 上に乗りたいならもっと質量のある物で構成しないとダメね ここ寒すぎリチェ達も入れて 人を乗せて飛びたいなら雲に見える代替品を使えばいいのよ...綿とか それじゃあふつうのお布団じゃん~~~ この埋没感がいいんだよお 夢の話もいいけど現実の話をしましょう 空間全体に魔法の力が働いてるのは歩き回って何度も同じ所に戻ることからわかった ここからどうやって帰るかよ あの巨鱗竜を閉じ込めておく檻なのかも これがどんな禁止魔法であれ魔法である限りどこかに魔法陣が存在するはず ...本当だわあの巨体の後ろにある柱に魔法陣らしきものが見える あの巨鱗竜もさっきの場所からあの魔法陣を移動してないって護ってるのことはかな? あそこからエサが出てくる私たちのかもみたいな人間とか... 炎の魔法はさっきあんまり効いてなかった 怯んでたけどダメージは負ってなかったし...炎で倒すのは難しいと思う じゃあどうしろって言うのよ あなたさっき私が言ったこと根に持ってるの? 違う違う!むしろその逆だよ アガットとテティアのおかげで思いついたんだよ 上手くいくかわからないけど試してみたい ...失敗したらどうするのよ これは一番危なくないやつだから... 失敗しそうな気もするけど その時は別の作戦を試してみよ! わかった!どういう作戦か教えて! なんだかいけそうな気がしてきた! 向こうも設置できたみたい 本当に大丈夫かしらこんな作戦で... つまりココの作戦っていうのは... テティアの夢を完成させるんだよっ!! ここ寒くて居心地悪いけど テティアの雲の中はあたたかくて安心できたでしょ? だから巨鱗竜にも巨大な雲のお布団を作ってあげたら そこから動きたくなくなってそばを通っても襲ってこなくなるんじゃないかな 確かにお布団の魔力にはどんな偉大な魔法使いもかなわないかも...! そんな魔法で上手くいくと本気で思っているの? テティアの夢をそんな風に言うなんて ただ魔法には適切な時と場合が あなたの夢をバカにしたんじゃないのよ でも試してみる価値はあると思う!だって... 魔法は皆を幸せにするためのものだもん 上手くいけば怪我しないですむから 私達もあの巨鉄竜も... それにアガットに手伝ってもらえたらもっと完成度の高い魔法になると思うんだけどなあ そうそう!何かアイディアがありそうだったよね ないわけじゃないけど... 私たちの中で一番描けるのアガットだし! まず目的を整理するけど テティアはこれの上に乗りたいのよね ふわふわのベッドみたいにしたいの ふわふわしてて雲みたいにすり抜けないもの.. この場で簡単に手に入って 巨鱗竜が乗っても大丈夫そうなふわふわのもの... 壁崩しの魔法なら壁や床を砕いて細かい砂にできる...! サラサラの砂浜ってふわふわして寝心地いいし さすがアガット!さすがット!! 壁崩しの魔法は描く「矢」を増やせばより細かい粉塵を出せるはず...魔法陣が小さければもっといい リチェの得意分野だもんね! 小さな魔法陣ならリチェに任せて テティアは砂を間めすぎないまま中央に集める魔法を考えてみて 私はそれを包んで崩れないようにする魔法を考えてみる 作戦には乗るけど...今のあなたの実力じゃ任せられる魔法はないから 邪魔しないでくれたらそれでいいわ せめて描いてるところ後ろからすっごく見ててもいいかな!? じゃ...邪魔しなければ... 邪魔しない!絶対邪魔しないから!! まるでどこに何を描けばいいか見えているかのよう 私だけ紙が真っ白に見える魔法にかかってるんじゃないかなってくらい 滑らかでしっかりしてて... これが皆の実力...! この魔法じゃ無理だわ... ...ご文化というわけです こんなキレイな円...どうやって描くんだろう ちょっとのぞいてみよ.. 何度か空中で円を描いて...手前の部分からはじめるんだ... アガットだけじゃなくて テティアやリチェも...? はじまる場所終わるカタチ意識したことなかったかも やってみよう..こうやってこう 収束の矢だと聞くなりすぎる 布でおおうには材料が足りないし 空気の膜で包む場合は強度が弱くて崩れちゃうね... うーんこれ以上はアイディアが出てこないよお 何かあるはずなのよぴったりの何かが... ...何で今焚火球の成法なんか... 前はすぐ落ちて燃え尽きちゃってたのにいつの間に!? 今練習してたの!皆が描いてる所見ながら すごいじゃんやったねココ~~ でも誰だって繰り返し練習すればそのくらい... 魔法が崩れないようにするためには 必ず最初の形に戻る繰り返しの魔法で包めばいいんだわ!!! 巨体の重みで沈んでも元の形に戻ろうとする ずっと心地いいふわふわを保ったまま... 巨鱗竜をダメにするクッション...!! さわいでないで今のうちに通り抜けるわよ 私だれかを魔法で幸せにしたのってはじめてかも こんなに嬉しい気持ちになるんだね 砂ぼこりが雲っぽいよセーフセーフ 先生なら知ってるかな... この道ってタイルがしいてあったのにいつの間にはがしたのかな 魔墨の匂いに惹かれるフデムシが...! どうして考えなしに陣を削ったりしたのよ!! だってこの魔法が空間を閉じてるかもとか言うからーっっ もしかしてあそこから外に... 先生どうやってここへ...!? 君達を探していたら突然空間が開いて... 蒔いた種が芽吹くのを待っていたよ 私が用意した「課題」はどうだった? 君の成長に役立ったかな? キーフリーからは学べないことを私が教えてあげる キーフリー先生...? あれ..カルン...? 見つけられて良かった階段のところで倒れてたんだよ 忘れさせられたのかい!? 「つばあり帽」は君に何を わぁ、ちょっと大丈夫ですぼやっとしてただけで 仮面の魔法使いとか巨鱗竜とか... 私のせいで巻き込んじゃって...! 君のおかげで助かったって 杖さばきと並んで魔法の要になるものだから これから大切に伸ばしていこうね おお見つかったか良かったのお このタイルの裏に描かれた魔法陣の一部 魔王にどんな混ぜ物がしてあるか調べてほしいんです 「魔警団」には今日のことは言わないでください 禁止魔法を見たら通報の義務が... ...誰にも言わないで まったく何が起きとるやら... 起きるやら...かのう...? あのカルンでの事件のあと急いでアトリエに帰ってきたから 結局自分に合う杖は選べなかったなぁ... 彩色石ならきれいにまっすぐ描けるけど 描けるのはまっすぐだけだもん 小さな紙に描くにはとっさに相性が悪いし必要な時も... わたしあの時描ける魔法なんてひとつもなかった 先生はアイディアも魔法に大切な要素って言ってくれたけど... とにかく慣れるのが大事!あと繰り返し練習!がんばる! だめだめ!考えてると余計落ちこんじゃう! ねっっっうっつっっつっつむい やる気を出したとたんになぜ...! これもある意味眠りの魔法なのでは ずいぶん豪快に船を漕いでいたけど そんな禁止魔法を使う人はここにはいない こんな所で寝ると風邪をひくよ 寝るつもりはなかったんです...けど 魔法の勉強をがんばらなきゃいけないと思うと急に眠気が... だめだな私...このままじゃ図書の塔の試練をクリアして。絵本”を見つけるなんてとても... ってまたマイナス思考になっちゃってる...! 違うんです!がんばれます!魔法は好きなんです...! ちょっとついて来てくれるかな このへんの鍋をそろそろ空けようと思ってね 魔法鍋で出来たての時間を繰り返してるから 魔法は定期的に描き直さないと すぐに経年劣化でだめになるからね ココはその殻芋を焼いておいてくれないかな 焚火球の魔法が描けるようになったんだろう? 殻芋は重いから浮遊の矢は長めにね 火は弱すぎても偏っててもだめ 今度は魔紋が大きすぎたかな たくさん描いたけどまだ眠い? 一番最初に上達したのは水の魔法だったんだ 泳ぐのが苦手だったのも水にあるけど濡れるのが嫌いでね よく洗いものをサボるためにたくさん練習したっけなぁ どうしようもない焦りがあって急いで学びたいと思うなら 生活にしてしまうのが一番だよ “生きる”ことより教えるのが上手い先生はいないから 料理はいいよ!練習もできておいしい! いい匂いがすると思ったら何か美味しそうなもの作ってるー! 殻芋の上にチーズ溶かすのテティアがやる! 魔法でこげ目つけるのかっこいい 二人ともがまんして今日はココにお願いするよ そり返したまででも作りたて ふかした女性にお前とお殺事に誘わせる神様子に南成を殺せたもの。殻芋だ!! 先生いつもは野菜少ないのに今日はたくさん入っててえらーい どうせならお外で食べませんか? 外かぁ...いいねピクニックみたいで アガットもお外で行こうよお昼ごはん! ご飯は作業しながら食べるから外は遠慮するわ それに窓の外見てないの? ...えーついさっきまでいい天気だったのにぃ 先生も水に濡れるの嫌いって言ってましたよね 僕たちは魔法使いなんだよ 私やっぱりアガット呼んできます! 空が見せてくれた魔法! 誰かの遣いか?アライラか? 何で知らない間に弟子が増えてんだ これには事情があるんだ 仕事終わったんだねもう少しかかるかと... 「つばあり帽」には関わりたくない この子は魔警団に引き渡す ま..待ってください私...! ココを連れて行くのは許さない 俺に魔法を向けるほどかよ... この子は一体何なんだ...? 雲が切れたから止むと思ったのに 雨さっきより強くなってきたね たしかに荒れそう... 例外的に「知らざる者」を弟子にしたっていうのか 知らざる者なんて呼び方は失礼だよ彼女はココ 会うのははじめてだよね? 魔法使いじゃない人間を呼ぶ名前が他にないんだ 居るのも知らなかった.. このアトリエの「見張りの眼」だ うちみたいな郊外の小さなアトリエは カルンや大講堂と違ってつい閉鎖的になりがちだから 何か問題があった時それが隠匿されないように もう一人別の大人の魔法使い...「見張りの眼」が滞在する決まりなんだよ 今まさに厄介な問題を隠匿してるやつが 悪びれもなく言いやがって... あの夜ココの記憶を消していたら 禁止魔法の描かれた絵本の手がかりも失われていた 彼女の母親を元に戻すためにもこれが一番いい手だと思ったんだよ 禁止魔法を調べるのは俺達の仕事じゃないだろキーフリー それは魔警団に任せておけばいいんだ 「魔警団」って何だろう? ...って顔をしてるね 魔警騎士団...通称|魔警団」 結託の日に定められた掟に従い禁止魔法に手を出した者や 魔法の秘密に触れた者の記憶を消し去る 「魔法を守る魔法使い」達なんだけど... 彼らは規則で動き情を持たず例外を許さない 魔法への憧れの気持ちまで消されてしまうよ.. 頑張り屋さんでお母さん想いで 頑張り屋さんでお母さん想いで 秘密を見られてしまったのは僕の罪だ なにより魔法が好きなんだよ なにより魔法が好きなんだよ ココから魔法の記憶を消すのなら 僕の記憶も消すべきだろう あいつらの弟子入り志願を受けた時は お前もやっと落ちつく気になったんだと思ったが 俺がそう思ってただけみたいだな だが何か事件が起きたら、すぐ大講堂に報告するぞ それが見張りの眼の役割だからな 大丈夫気にしなくていいよ 音度不遜にオルーギオは大て、家の中で魔法器制作の締め切りに追われててめったに橋向こうの自分のアトリエから出てこないし ココは自分の魔法で試験に合格して正式な弟子になったんだから 堂々としていていいんだ さ...体が冷えてしまう 風邪を引く前に湯浴みをしておいで わっぴちょびちょだぁ! あああ入っちゃったああ なんでさっきの今でよりによってその部屋に 「ノックをするな呪われる」...? 出ておいでフデムシ~~~ ぬれたままじゃ風邪引いちゃう...よー ノックをするなっていうのは 入って来るなっつー意味だ ぴちょびちょだったのに乾いてる...? あったかい...髪も乾いていく これはオルーギオさんの魔法...? あ...ありがとうございます... 風邪を引かれちゃ困る俺は見張りだぞ 体調も見張るんだ... 扉を閉め忘れたのは俺が悪かった いいか何も触るなよ.. 魔法を好きになった魔法 踏むと光る石畳...! ...灯石道は俺の代表作だ 石が二重になってて重みで魔紋と陣が重なる 単純な魔法だこんなもんどこにでも.. そりゃあそういう魔法だからな!? 私にとってこの光は特別なんです まるで魔法の力が宿ったみたいで 足を踏み出すのが楽しかった 悲しい思い出でもあるけれど それでもこの魔法は私に夢をくれたんです ありがとうございますオルーギオ先生! 俺は先生じゃねーっつうの! 憧れの記憶も消されちまう..か うるさいうるさい集中できない! 少しくらいうるさい方が訓練になるもの ゆらぎはあるけど前より安定してる 陣もきちんとつなげられた これなら次の試験もすぐ受けられる実務だって...! 何の音ですか?さすがにうるさすぎる 助けてください魔法使い...! この雨のせいで階段川の橋が崩れちゃって 川の真ん中に辻馬車が取り残されてるみたい... 危ないから誰も近づけないんだって あの馬車には私の息子も乗ってるんです...! ええぇえもちろんです今すぐ向かいましょう 君達は危ないからここで待ってて... いえ私も連れて行ってください 橋はあの背高の一本松の下です魔法使いもうすぐです 荷はしっかり抱えてろよ 私も実務に連れて行ってください! いつもアトリエで出す課題とはわけが違うんだよ 魔法使いでない人々もたくさん居る 彼らの前で魔法を使うことが許されるようになる「第二の試験」もまだ受けてないじゃないか 今じゃなければいつですか? 自主的に練習も積んでます人前でも使えるように...! 試験の準備だってずっと前からしています! 師は弟子に経験を積む機会をもっと与えるべきではありませんか!? 急いでください!一刻も早く戻らなくては! 向こうで扉窓の出口を設置しておく お前達は薬と魔法器の用意をしてから扉窓を通って来い アガットは俺が連れていく マントと帽子を取ってきます! 現実を見てわかることもあるだろ アガットは出来るようになる喜びより出来ない焦りへ目を向けすぎる 未熟なことは罪ではないのに 足を踏み外さなければ良いのだけど... よかったわもう安心ね! おーい皆!魔法使いが来たぞォ! 馬車に残された連中も助かるな これの使い方はわかるな みんなの服をそいつで乾かしてやれ水分を飛ばす魔法が彫ってある 指輪の形をした魔法器。半円に割れた二面の陣を合わせると魔法が発動する。小型なので威力も範囲も小さい。 それが終わったら待機だ この魔法器を使うだけ...ですか?他にもっと... 簡単すぎてやりがいに欠けるか? キーフリーの懸念通りだな アガットお前は焦りすぎてる 自分の力を示したいなら表現の場は他にある だが今ここで役に立ちたいなら 何のために魔法を使うのかよく考えろ また無能な子供扱い焦らないはずがないじゃない なんと...ただの布が扉になった...! 人一倍努力しても成果が出なきゃ無意味だわ...! 一刻も早く「あの人」に証明したいのに.. 私は価値のある魔法使いだと...! フチは崩れやすいよ危ないから下がって~~!! 何だあれ..暴れ川を剣で裂いてる!? オルーギオ!全部で何人? だから水って嫌いなんだ! 持ちこたえろなるべく急ぐ! ごめんオレダグダの積み荷守ろうとしたんだけど いいんだお前が無事なら... 本当にありがとうございました!! いえ間に合って良かった... すごいいいかっこいいいぃいいい フン...ちょっと気になるだけよ 僕の弟子達が薬を持ってますので傷の手当てはあちらで... 先生これ最高最強だよ!! これは水裂の魔法剣だよ 刃に触れたあらゆる液体を切り裂くことができる 刃の表面に刻まれた模様はすべて魔法陣でね 小さな陣でもこれだけ集めたら、海だって裂き開くことができるんだ 武器にかけられた麻法は扱いに注意がいるんだよ 危ないからまだ君たちには触らせられないな 小さい陣を集めた時に魔法に起こる作用はアトリエに帰ったら教えてあげるからね 俺は念のためどこか上流の様子を崩れてそうだ見てくる じゃあ僕は下流の被害を確かめてこよう 二人共ここは任せたよ! あちゃめちゃ気まずい... 早くアガットの飛靴直して返さなきゃ ありがとねぇ小さな魔法使いさん でも小さな魔法使いさんから 積み荷の半分は流されちまったんだなぁ... そうさな命より大事な物なんて... 戻って来なさいクスタス!! ここんとこ岸が窪んでて俺達の荷もひっかかってるんだ 拾ったらすぐ戻るって! 拾ったらすぐ戻るって! バカ野郎窪んでるってことはいっぺん崩れたってことだ 平気なの!?怪我は... クスタス君が岩にはさまれてて...! 魔法使いがいるじゃないか...! どうかあの子を助けてくれ...! 魔法を使えば助けられるだろう...!? これはチャンスだわ!! そうだわだって先生達はいない 飛靴がないから呼びにも行けない 「あの人」を見返すことができるかも あの娘が魔法で助けるってさ 今度はあんたが魔法を使うのか 子供でも魔法使いなんだなー 次はどんな魔法が見れるんだ? やめなさいよクスタスが危ないんだから だって魔法あるしすぐ助かんだろ さあ見せてみなさいアガット これがこの娘の魔法かね? もっと本気で描きなさい あなたには期待してたのに..がっかりだわアガット 彼女の娘とは思えないな 出来る子はこの年齢でももっと出来てる 他の子と比べてしまう。となぁ... 悪くはないけど平凡だよね ちゃんと練習しているのか? 我が一族に才能なき者は必要ない こんな時に何故...! 私こっちから何ができる!? クスタス君を助けるために 今ここで役に立ちたいなら 何のために魔法を使うのかよく考えろ そっちの状態を教えて! 窪んでるおかげでここだけ流れが流される遅いの心配はないと思う! 岸は泥だらけで滑っちゃって登れそうにないし でもちょっとずつ水嵩が増してるからあんまり時間はないかも... クスタス君は意識がなくて岩は大人でも動かせそうにない大きさ... 飛靴がないから呼びにも行けない ココは動けないし魔材が濡れて使えない 魔法を描くところを見られては...いけない どうしたらいいの...!? イースヒース先程様カルン近郊の村より報告が 何でも上流の泥森に巨大な水柱を...見たと どうしたらいいの...!? せめて魔法が使えたら...! アガット!あれ持ってる!?あれ! びしょぬれの魔円手帳を乾かせる!! 覚えたての浮遊魔法で岩を浮かせて クスタス君を助けられる ...でも「魔法は描くものって秘密なんだった 皆に見られるわけには...! こんな八方塞がりの状況で あの子はまだ諦めてない 魔法使いが「知らざる者」の前で魔法を描く時は その長い外套で完全に手元を隠さなきゃならない そのため指先の記憶のみで描く両の目でははなれ技が魔法陣を確認できず必要となる 私はキーフリーが一番弟子 魔法使いアガット・アークロム この身に与えられし魔法の力 今からご覧に入れましょう やるべき時にやるベき事を恐れないためのもの やるべき時にやるべき事を恐れないためのもの アガットの魔法きれい... これで少しだけ皆の注意を何か試すなら逸らせる今のうちよ 浮遊の魔法は殻芋で練習したばかりだもん! 殻芋で練習したばかりだからこそわかる これだけ大きくて重い岩を動かす魔法を描くためには この魔円手帳じゃ小さすぎる...! よかった!気がついたんだね あれ..俺...アンタは...? 私はココ!魔法使い私達上から落ちたの じゃあ俺まだ生きてんのか... 光の鳥なんかが見えてるからてっきり死んだのかと... あれは死の遣いじゃなくて魔法だよ! だけど私の魔法でできないなら...! これだけ目立つ魔法なら 先生達も異変に気付くはず ココから視線を逸らすのも限界がある さっきから空を照らしてばかりで何もしてやいないじゃないか! 人を乗せて飛んだりとか あの魔法はきれいだがそれだけなのか? 下に降りて助けてくれたりはしないのか!? もういい!ロープか何か出してくれ! 自分で降りて助けに行く! だめですそっちに行っちゃ... 引っ張ってくださいお...降りられなくて...! ほうこんなの自分これちのガガガル 木当に本当によかったよぉぉ ちょっとやめてよ離れなさい あなたあの状況からどうやって.. 「岩を崩す」魔法につい最近助けられたのを思い出したの! 巨鱗竜の時の...!? 小さな魔法陣で人を傷つけずに岩だけを砂に変えることができる...! あの時は何も手伝えなかったけど 皆の後ろで練習した時にリチェが使ってたのを見てたんだ 友達の魔法が助けてくれたの 私一人じゃできなかった 光る鳥見て思い出したんだ 助けてくれてありがとう!アガット 光ののろしは先生達を呼び戻すためよ 効率よく二つの目的を来ねたの自分だけのためだと思わないで それに友達になった覚えは... お母さんもいつかきっと... 本当によかったクスタス君を助けられて 緋色のマントにはねつき帽子 子供といえど容赦はしない 「つばあり帽」の手先の者は 私達「つばあり帽なんかじゃない 使ったのも禁止魔法じゃ人助けのためのなくて魔法です...! 岩だけじゃなくて川底まで 辺り一面が砂に...!? 川まで砕けて霧になってる...!! ここまで範囲が大きなわけない そうかこれはお前の魔法か お前のような見習いが禁忌を犯さずに このような強大な魔法を使えるわけがない 「結託の日」の...掟は絶対 忘却の報いを受けてもらう とんぶり前日子のアドリエ... 三人とんがり相子の衣装三 アトリエごとにデザインが異なる魔法使いの衣装についって、簡単に解説します。 アトリエによって待ってなーい!!上がある顔憂を!!重すのが賛止されてからっぱのな、現在の形になった マント人前で魔法陣を描く時に手元が上手く隠せるように、魔法使いいは必ずマントを身に着けていいる。指先の感覚だけでは法陣を描く必要があるので、魔法使いは「目をつぶって魔法陣を描く「練習を可度も何度も行う。 魔法の道具や手元を隠したりするのに便利 空の上で脱げないようにサイズのあう靴を愛ぼう! ということがありがとうございますが、アトリエ・ とんがり昨日子ので!! 四人の司書が与える試練 三人の賢者が隠した秘密 二人の魔法使いを抱く罪。 二人の魔法使いが抱く罪 一人の少女が描ぐ物語" 来てくれてありがとう! わんだっらんどんサバーをどうもありがとうー!! とんがり帽子のアトリエ初期設定ラフ集 魔法の質が魔法執の制度で決まる世界」というのが最初に浮かんだイメージでした火や街灯など、生活のあらゆる面を魔法かよえている。そうした魔法を創作する一流の...になるには、一流のお何か以に、けなければなりません。その道は、平和なのに険しく、時間はあるのに焦りが曇り仲間はいるのに孤独な自分との戦いが続くという、現実の世界でも共感しうる悩みを意識して描いています。当初は魔法学校の物語で考えていましだが、遮戦では、舞台を絞って小さなアトリエという形になりました。さまざまな悩みを抱えたり>女たち、燈法使いの世界の秘密...これちがココの金場でどう変化していくのか、物語の大筋は当初のアイデアから変わっていません 最初は、それそれの魔法使いが「特」に住んでいるという設定でした。客の内部は空間になっていて、煙突のような構造をしてい・ます。塔の中でどんな失敗をしてでも、レンザに肌はれて外に飛んないので魔法の影響場として考えていました 土碁の法できれが実際だ 登場人物の初期設定です。一人見慣れないお人が...キーリーは当初、もっと牧歌的な人物になる予定でした。下のアトリエの外観や内観も、実際の設定とは異なっています。 右がキーフリーの初期案です。左のキーフリーの友人・アライラは、最初は「道具屋」という設定でした。 オルーギオは初期設定から具体変わっていません。魔法使いの衣装は男女とこもにユニセックスが印象でデザインしています。 ジャケットどうごわたこもこなんでもいい もうせーく田舎文見区があ、こもよい 生まれた村。ご住んでいた頭のココの文装初期設定そう。決定様ではもう少し簡素な衣装にしました。おの帽子を被っった魔法使いは、作中でとは「絵本を売っご応法使いとして待ちしている人物の初期案です ...はぁっかぁ...あーっかーーーっ たくさんあるクラブラウドできましたが、現在の通販情報のお問い合間に関した情報があります。お客様からご利用いますが、そのままでもお願いしますのでした。 たくさんあるスケッチの中でもまだ人に見せられる完成度の、通販準備の合間に描いった落書きです。あまりにも恥ずかしいものは、そっと聞きせてもらいました。 ココとキーフリーの表情練習です。左のページは、連載前に人物のイメージを固めるために描いたスケッチです。 どこじなのにそんなか、これとてどうかして? とんがり帽子。アトリエの こんばかり前にインフレリエンを 「ウェブでもアプリでも」電子で読むモーニング これまでは、お客様からのおそれでも、それはそうだ。 あなたの決収書は端末で毎週「モーニング口をお楽しみください!! ☆一部、紙のモーニングとは内容が異なります。 家この物語はフィクシヨンです。実在の人物・団体・出来事などとは、一切関係ありません。 コミックス発売当時のまま掲載しています。 添取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、