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んがり帽子。
こんなツ帽子の
AmazonROPINTでCHIAT
白浜鴎
KAMOME-SHIRAHANA
MORNTNCKC
とんから帽子。
こんなツ帽子の
ATELIER
白浜
MOMESHIRAHAM
CoNTENTS
1
3310350085
1
...
◆
話し話し訳って、話して
...
312323435
...
...いいじゃないですか
20m・153外編◆170
この作外編
ATBLIEROFWITCHIAI
KAMOME
SHIRAHAMA
第30話
私と
一緒に
大講堂へ
来て
ください
え...?
大講堂...?
冗談じゃない
こんな状況で..
こいつを早く
医者に見せたい
んだ
もちろん
適切な治療を
した後で
見張りの眼
がまいませんが
あなたには
あなたの監督範囲で
見た異変を報告する
義務が...
supportmewww.a-zmangornet
!
先生!
しっかり
しろ
キーフリー!
私が来た扉窓が
大講堂の麓に
裏がっています
すぐに
医療塔に
運びましょう
...わかった
だが
約束してくれ
だが約束してくれ
この間みたいな
無茶な尋問は
するなよ
魔警団が
こいつらの尊厳を
尊重しないなら
すぐに連れて
帰るからな
......
ご安心
ください
此度の呼び出しは
魔警団による
召喚では
ありません
三賢者が一人
「教の賢者」
ベルダルート様の
ご用命なのです
三賢者...?
三賢者って
...
ま..
魔法使いの
頂点にいる
3人のすごい
魔法使いだよ
すっごく
すっご〜く
えら〜い人
しかも
よりによって
ベルダルート
か..
仕方ない
行くぞ
皆
わっ
どっちが先に
ヤバイ魔法の痕跡を
競争な
見つけられるか
エトラン!
わかってるよ
ルルシィ!
これは
遊びでも訓練でも
ないんだぞエコー!!
任務でも
弟のお守りなんて
ごめんだからな!
大丈夫だって
ルルシィ!
あなたたちの任務は
洞窟内に残っている
魔法使いの
捜索ですよ!
余計な回り道は
せず斬までには
戻るように!
魔警団にも
いろんな人が
いるんだなぁ...
どうしたの
アガット?
別に...
それどころじゃ
ないって
わかってるけど
ただ
私にとっては
大事な試験
だったのよ
悔しいわ
出口には
自分の力で
来たかった
でも
...私
アガットが
いたから無事に
出られたんだよ
すごく
頼もしかった
ありがとう
助けてくれて...
あなたは
どうして...
おぉい!
急げお前ら
もうすぐ
閉じるぞ
あっ
はい!
行こう
アガット!
あれ?
さっき何か
言いかけて
なかった?
何でも
ないわ
もう...いいじゃあ
うわぁ...
すごい
息が
霧...
しにくい
くらいですね
逆だ
この魔法の
霧のおかげで
息ができてる
霧底から
出るなよ
溺れるぞ
溺れる?
わっ
蛙魚に...
水面?
新鮮な
反応...
あれ?
ココ知らな
かったっけ?
あれだけ
魔法を見といて
そんなに驚く
ことかしら
ここってまさか
海の中なんです
かあああぁあ!!?
あははは
キーフリーから
聞いてなかった
のか?
キーフリー先生
大講堂の話
あんまりしない
ああー
それも
そうか
あいつにとっては
あんまりいい
思い出でも
ないだろうしな...
?
大講堂に
ついては
俺が後で
教えてやるよ
今は先を
急ぐぞ
おーい
シノーシア!
いるか?
助けてくれ
シノーシア!
医療塔
あらあら
あら?
オルーギオ
くん?
治療所に
来るのは
久しぶりね!
最近
どう?
新しい
火傷
ある?
んな挨拶みたいな
ノリで聞くなよ
シノーシア
うっ
今日は
俺じゃない
こいつを頼む
...一応止血は
したんだが
あら大変!
すぐに
中に運んで!
おっと!
エルマイル!
傷口を洗って
消毒して
おいてね!
貸しな
あいよ
彼があんなケガ
するなんて
珍しいわね
一体何が
あったの?
まあ
いろいろ
あって
それは...
そう
言わないのね
魔法使いは
やっぱり
秘密主義
いいわ
あなた達の
そういうところ
慣れてるから
終わったら
呼ぶから
座って
待ってて!
ああ...
あの人は
彼女は
シノーシア
魔法使い専属の
医療師だ
ココ
?
なんでですか?
魔法使いに
お医者さんは
いないの?
この場所にいる
医師達は
彼女をはじめ
「魔法使いでない
者」たちだ
滅多なことを口走るなよ
減多なことを
口走るなよ
魔法使いが
医術を学ぶことは
掟で禁じられて
いますので
遠い昔
癒やしの魔法を
学ぶ魔法医の
ごく一部が
「人を救うため」
という大義名分を
掲げて
不老不死や
死者蘇生...
おぞましい人体実験
にまで手を出して
戦に
なったのよ
結託の日...
人体そのものに
かける魔法が
禁止されたのは
彼らの研究が
あまりにも
危険なものだった
「からと言われて
いるわ
そうです..
それ以来
医師を志す者は
魔法使いは
魔法を学んでは
医術を
いけない決まりに
なったのです!
まっ
これは
基礎クラスで
学ぶ魔法史
ですよ!
あいつ...
でも...
悲しい
歴史だよね
うん
誰かを助ける
ための魔法が
いつのまにか
誰かを傷つける
魔法になっちゃう
なんて...
......
そんなことに
ならない
ために
私達
もっともつと
勉強しなきゃ...
手当ては
終わったわ
彼は
大丈夫
見た目ほど
深い傷ではないわ
安静にしていれば
回復は早いはず
今は薬で
眠って
いるわ
そうか...
よかった
ありがとう
じゃあ
起きるまで
待たせて
もらう
それは
なりません
んだよ
キーフリーを
置いてけって
言うのか!
ベルダルート
様がお待ち
なのですよ
お...
どういう
事情かは
知らない
けど...
今日は
絶対安静
面会禁止!
あなた達も
泊まっていって!
しかし...
この子達は
お弟子さん?
キーフリー
のな
疲れたのね
休ませて
あげて
仕方が
ありません
ね
私も
こちらで休ませて
いただいて
かまいませんか?
ですが貴方がたが
勝手にアトリエに
帰らぬよう
ここで
見張らせて
いただきますよ
って
くつろぐの
早いなオイ
泡馬車です
乗って
これなら
大講堂まで
飛んで行けます
からね
じゃあ
キーフリーを
頼むな
わかったわ
あとで様子を
見に来てね
これは
風の紋?
おしい!
気体の紋
空気を
動かす絞
さっきの
海霧も
同じ魔法?
そうと生みだす奴。
矢は
わからないけど
紋は同じかな
すごい...
これが
魔法使いの
住む世界...
そしてあれが
俺達がこれから
行く
魔法使いの
大講堂だ
おーっ...
ベルダルート様は
この回廊の奥の
「銀の庭」で
お待ちです
アトリエの者
全員でとの
ことでしたが
キーフリーさんは
仕方ありません
ね
あなたは
ダメですよ
私と共に
ここで
待ちましょう
あっ
あの...
オルーギオ
先生..
三賢者...
ベルダルート
様って
いったい
どんな人
なんですか?
数々の
有名な魔法を
作り出し
たくさんの
魔法使いを
育てた
魔法使いと
しては
とてつもない
人だ
あくまで
魔法使いと
してはな...
第30話◆おわり
とんがリ帽子。アートリーに
ATBLIEROPWITCHIHAT
第3
海の中に
銀葉樹の
森...?
賢者
ベルダルート
見張りの眼が
オルーキオ
召喚に応じ
キーフリーの徒弟を
連れて参上しました
左わきで
手を組んで
跪くんだよ
あの人が...
三賢者...
ベルダルート
さま...?
.....
!?
オル先生
なにを...
あっ
あれ見て!
消えた!?
あれって
煙...?
おやおや
これから
我が幻影が
宙に浮き
七色に
光り輝く予定
だったのに
せっかくの
煙彫刻を
散らしおって
相変わらず
せっかちだのう
オルーギオ
どーせ
そんな魔法
だろうと思い
ましたよ
あなたの方が
相変わらずだ
もう少し
威厳というものを
保ってみたら
いかがです
魔法使いの
研鑽と教育を
司る
教の賢者
ベルダルート
だから
こそだ!
師が一番味方につけ
なければならぬのは
何よりもまず
「楽しい驚き」よ
教えと
いうのは
興味を
抱かぬ者には
染みぬもの
それは...
ちょっと
見たかった
かも...
ほら!
どうだ?
・七色に輝いて
回転しながら
四方へ爆散する私を
見たかったであろう?
ほらじゃ
ない
賢者の称号
など飾りに
すぎぬ
海上の国々との
外務を担う
友の賢者
エンゲンディル
掟違反への
裁きを担う
掟の賢者
ヴィナンナに比べ
私はただ庭に座り
皆の話を聞くくらい
しかしておらぬ
しかし試験に
関しては
私の管轄内の
こととなる
さぁ
話しておくれ
何があったか
覚えている
範囲で
がまわないから
......
ロモノーンで
はぐれてしまった
ユイニィとアライラ
には私の方からも
捜索を出そう
それは...
たいそう
難儀で
あったな
......
しかし
試験が不本意に
中断されて
しまったとはいえ
話を聞けば
不合格とは
言えぬのう...
学びを急ぐ
若者たちに
次の機会まで
待てとするのも
酷というもの...
どうだろう
皆に私から
再試験を出す
というのは
三賢者さまが
自ら!?
そ...そんな
願ってもない
ことです..
けど...
え?
待って...
「皆」?
試験を受けた
リチェとアガット
だけでなく
テティアと
ココも...
ですか?
第2の試験は
「騎士の忠誠」
魔法への
忠誠を示し
友と師を
守りながら
え?
ではここにいる
皆が誉れ高い
騎士の資格がある
と言えよう!
ロモノーンの
蛇の背洞窟を
入り口から出口まで
抜けたのだろう?
違うかね?
リチェも
そう思う...
ます
リチェ...
ココも
早く先に
進みたい
でしょ
協力しよ
リチェも
図書の塔
目指す
あ...
ありがとう
リチェ...!
誰かを
助けたい気持ち
リチェも
今ならわかるから
いいんですか
それ
特例では...
むぅ...
.1
柔軟性のない
教育現場は
好かぬ!
では
試験内容を
だが...
何にしよう
かの
うーむ...
決めた!
期限は
明日からの
3日間!
私に
気付かれぬ
よう
私を魔法で
驚かせること!
規模は
問わぬ!
時間も
回数も場所も
問わぬ!
3日間のうちに
私を一度でも
驚かせられたら
合格だ!
うむ
我ながら
よい案だ!
これは
楽しい再試に
なるぞ!
みんなの、
あっ
ここに
いたのも...
なんか
すごい人
でしたね
驚いたろ
幻影だった
んだ...
あの人は
いろいろと
規格外だからな
魔法使いとしては
ほんとうに
ほんとーーに
力のある人
なんだか
なんか、
あっ!
でも
ちょっと
キーフリー先生を
思い出しました!
すごいんだよ魔法は
あの顔見てると
そういう功績を
すべて忘れそうに
なる...
ああ...
それは多分:
「楽しい驚き」...
とか!
!
なんか
食べたい
おなか
ペコリチェ...
テティアも
ペコペコ!
そろそろお昼の
時間だもんね
あーじゃあ
まず腹こしらえと
風呂だな
大浴場と食堂に
行ってから一度
キーフリーんとこ
戻るか..
今すぐ再試の
準備をしたい
私も髪を
ところだけど
洗いたいわ
海風で
ギシギシだもの
ダメです
見張りの眼
あなたには
一眼」としての
報告義務が
今してきたぞ
それでいいだろ
ベルダルート様からの
口伝ですと
ふわっとしていて
詳細が伝わりませんので
書面にしていただきます
ダベるだなる!!
説得力が
すごい...
未来ある
弟子の一人が未だ
行方不明なのですよ
協力してください...
大人として
なか、
あー...
そうだな
ユイニィのこと
全部は話してない
けど大丈夫だよね
ええ
わかった
覚えてること
は話そう
あの二人とは
つばあり帽に
襲われて逃げる時
はぐれてしまった
私たちは
それ以外
覚えていない
それで
いい
ちょっと
行ってくる
後で
食堂に迎えに
用事を
行くから
済ませたら
待っててくれ
はぁい
魔法使いの
食堂に
大浴場
かぁ...!
ココは来るの
初めてだよね?
案内するよ!
テティア達
魔法使い
みーんなの
お家!
大講堂を
隅から
隅までね!
とんがリ帽子。アートリーに
ATBLIEROPWITCHIHAT
テティア達が
通って来たのが
扉窓の間で...
☆
大講堂マップ
海霧の
終わる辺りに
あるのが医療塔
銀の庭が
ある所は
真ん中の...
大講堂の
「水底城」の
中心部なんだよ!
へええ...
第32話
そんなことはないのですが、
それぞれにしていましたが、
はいはい
うん...
で...
今いる
ここは...?
水底城の
「商店回廊」!
大講堂内の
お店屋さんが
ある廊下だよ
壁のくぼみで
魔材や食べ物を
売ってたり
自作の魔法器を
置いてたり...
大講堂の
限定グッズも
あるんだよ!
大講堂の
限定グッズ!?
お大お
七つの尖塔が
魔墨壺になってる
水底城型ペン
ホルダー!
開くと陣
閉じると帽子
魔法使いを
イメージした
とんがり巾着!
歴史上の有名な
魔法使いを模した
煙彫刻の魔法陣も
あるよ!
塩豚と
おまたせ
帽子型の
とんがりパン
にはね
好きな具をつめて
食べると
美味しいんだ!
うまあま・
ココは
食べない
の?
はわ~
魔法使いの
公式グッズが
こんなに
あるなんて
イターネットでは、
大丈夫
いつもの
あれよ
皆も
前はここに
いたの?
たくさんの
魔法使いが
ここ出身だよ
ここで
生まれて
ここで学ぶの
幼児期は
教室に通って
一般教養を
学び
7歳から
10歳くらいの間に
先生を選んで
弟子入りする
経験を積んで
試験を受けて
卒業できたら
一人立ち
一人立ちすると
アトリエが一部屋
もらえるから
そのまま
住んじゃう人も
多い..
そう
なんだ...
時折課される実務を
こなせば衣食住は
保障されるし
魔墨も紙も
不足しない
住み慣れた
環境よ
カルンみたいな
魔法使いの街や
地方の小講堂に
移動する人も
いるけれど
理由がなければ
離れる人は
少ないわ
理由:
そう
いえば
キーフリー先生の
アトリエは
カルンから少し
離れた郊外だけど
どうして
あの場所
なんだろう
理由が
あるのかな
それに
あの時..
私先生のこと
よく考えたら
何も知らない
んだなぁ...
ココ...
ココ!
湯浴み着に
着がえたら
汚れた服は
洗い樽に
入れてね
くり返しの陣で
新品の頃に
戻るんだよ
それも
ほっれも
魔法って
やっぱり
すごくすごいね!?
家だと
お先輩
す、ごく
大か
驚くのは
まだ早い
なぁーっ
大講堂の
お風呂は
もっと
すっごく
すごいんだから!
いやいや、
うわぁ...!
お風呂なのに
浜辺がある...!
海なのに
あったかいー!!
ここ
海よ
ここ
お風呂
だから...
イタタ...
ちっちゃな傷が
沁みるねぇ
でも
この程度の傷で
済んでよかった
と思うわ
先生が..
守ってくれた
おかげだね
先生の魔法
すごかった
な
うん
すご
かった
ねえ
テティア
私...もっと
いろんな魔法が
描けるように
なりたいな
いざって時
ためらわずに
動けるように
描ける魔法の
選択肢を
増やしたい
第2の試験::
再試なんて
まだ私には
早すぎる気が
するけど
ココ...
うん!
テティアも
一緒に頑張る!
がんばろう!
それでも
学べることが
増えるなら
精一杯
頑張りたいよ
リチェも
ありがとう
二人とも!
教えて
...私も
あげても
いいわ
えっ?
あなたの
飛靴
結構役に
立ったから
その
お返しよ
あっあっ
ありがとう
心強いよぉ
アガットが
デレた
アガデレ
アガデレ
うるさいわね
借りは返す
それだけよ!!
まずは...
そうね
ああいう
水の魔法
とか
わっ
何これ
すごい!
水彫刻...
水で作る
彫刻魔法...
忘れないうちに
形にしたくて
仕方なかった人が
ほら
お風呂入ってる時って
よくいいアイディアが
思い浮かぶでしょ?
勝手に作って
置いていったん
だよ
よくある
よく
あるんだ...
水の
魔法かぁ...
あっ!
何か
思い
ついたの?
ココ
うん!
思い
ついたよ
ひとつ!
今
作ってみたい
魔法!
あぁーっでも
上がるまでに
忘れそう〜
ううあぁぁぅ
ね
よくあるって
言ったでしょ?
じゃあ
オル先生が
迎えに来るまで
魔法の特訓
だー!
おーっ!
...だからさ
俺が着いた時は
何もかも終わって
たんだって
弟子たちは
はぐれてて
キーフリーは
負傷
つばあり帽は
逃げるところ
だったんだ
子供たちは
突然襲われた
と言ってたぞ
危険が予測
できない以上
理由なんか
少人数での
知るか
講堂外活動は
見直した方が
いいかもな
少なくとも
引率者は
弟子の側を
離れるべきでは
ないと思うね
なっ
なっ
私の責任とでも
言いたいのかね!?
試験中の不備は
試験監督の
その場にいたのに
不届きでしょう!?
何もできなかった者に
責任がある!
襲われたのは
誰のせいでも
ねぇだろ
ただもっと
俺たち大人が
気をつけてやる
べきだったんだ...
油断せずにな
彼の
言う通りだ
エトラン
エコー
はい
ガルガ!
団員が
洞穴内で
見つけた
帽子だ
持ち主に
返却して
おいてくれ
その他いくつか
魔法陣の痕跡が
見つかったが
削られていて
詳細は分からず
行方不明者の
人影もなかった
そうだ
...幸いなことに
死体もな
!
推察するに
脱出したか
何にせよ
連れ去られたか
自力では
戻れない状況に
あるのだろう
え...
そこまで
深刻...?
あるいは...
戻らない
のか...
......
クックロウ
あなたも
その帽子を
自らの手で
弟子に返却
するように
えっ...?
でも...
は!?
ユイニィは
まだ見つかって
ないんです
よね...?
そうだ
だから
師であるあなたが
捜索の任に就く
師弟の
決まりだ
掟はご存知の
はずだが?
あ...いや
知ってます
けど
大切な人切な
アンタの弟子が
行方不明なんだぞ
し...しかし
私は...その...
他によほど
適任者が
いるのでは...?
何
寝呆けたこと
言ってんだ?
心配じゃ
ないとでも
言うつもりか?
弟子を
見捨てた
師匠なんざ
まさか!
そんなこと
は...
そうなったら
大講堂に
いづらくなる
かもなァっ
噂はすぐに
広まるぜ
私クックロウ
我が弟子の捜索の任
精一杯やらせて
いただきます!!
最初から
そう言ってりゃ
いいんだよ
ウトウィン
少し
脅しすぎです
イースの睨みに
比べたらマシだろ
今日は
いないからな
代役だ
いない
のか..
オルーギオ
さん
つばあり帽が
どんな行動を
取るのか
現状
私達にも
わかりません
隠れて掟を
破るなら
試験に乱入し
いざ知らず
魔法使いを
襲うなど
前代未聞です
この事件は
魔警団を
あげて調査
します
講堂外活動での
警備や立ち会いも
見直し
見回りの増員
警戒の徹底を
進言しておきます
ので
あなたも
自らの責務を
怠らぬよう
異変に
気付いたら
すぐに我々に
報告を
なんとか
誤魔化せた
か...?
クックロウは
心配いらないな
アライラの方が
一枚も二枚も
上手だろう
あとは
キーフリーと
口裏を合わせて...
イースヒースが
不在で
よかったぜ..
イースが
どうしたって
?
!!
まっ
まだ
いたのか!
えっと...
ウトウィンだ
北部の
魔法街
ゴドレー出身
ゴドレー?
同郷だ
悪いけど
見覚えが
ない...
魔警団に
入るような
奴なんざ
覚えてる奴の方が
まれだって!
机について
ちまちま作業するのが
どうにも苦手でね
早いうちに
杖より
槍を選んだ
んだ
子供の頃から
期待の星だった
あんたが
知らなくて
当然さ
なあ
灯使いの
オルーギオ
あんた
ホントはもっと
報告できること
あるんじゃねぇの?
何故
そう思う
...どうも
あんたんとこの
アトリエでは
前例のないことが
続いてるみたい
だから
それが
世界を揺るがす
脅威の前兆だったら
見逃すわけには
いかないだろ?
...って
見張りの眼が
嘘をつくはずが
ないか
まあ
何か..
思い出したら
教えてくれよ
これも
世界の秩序と
魔法の
ためだ
......
「魔法」のため
か...
「魔法使い」の
ためじゃ
なくて...
あ!
来た来た!
オルーギオ
先生!
おう
お前ら
待たせたな
...って
ずいぶん
盛大に
広げたな
それに...
何だそりゃ
えへへ
またずいぶんと
抽象的で
個性的な...
まだ未完成で
途中なんです!
その...
キーフリー先生が
怪我で苦しい
だろうから
ぬるくならない
氷のうを
作りたくて..
役に立つかも
しれないと
思って!
で
これか...
流れる
氷のうって
いうより
暴れる
氷のう...
流れ続けてる水は
ずっと冷たく
感じるから
流れる氷のうに
すればいいんじゃ
ないか?って...
強くて
力任せな
魔法よりも
優しくて
心地よい魔法の方が
繊細で難しいんだ
大人しく
なった...
矢は
中央に
一つだけ
小さくな
アイディアは
悪くない
から
それで流れを
作って...
やってみろ
はい!
何が
脅威の
前兆だ
ふざけ
やがって
やった!
できた!
できまし
た!
オルーギオ
先生!
早くこれを
キーフリー
先生に届けに
行きましょう!
いや...
これ
もう少し
陣を隠した
魔法器に
すれば
売れるかもな
もー
オルせんせー
すぐ売ろうと
するー
おう
そうだな
わいの
えっ
お金は
だいじだから
いいこと...
ねぇねぇ
あれって
ロロガ
アガットじゃ
ない?
ほら
司書の
一族の...
アガット・
アークロム...?
アークロム家から
拒まれた
一族の落ちこぼれが
大講堂に
戻ったのか...?
第32話◆おわり
とんがリ帽子。アートリーに
ATBLIEROPWITCHIHAT
第33話
海の中で
目を覚ます
のって
不思議な
感じ...
おはよう
ココちゃん
よく
眠れた?
はい
医療塔のお部屋
使わせてくれて
ありがとう
ございます
シノーシアさん
いいのよ
気にしなくて
ここには
魔法のかかった
道具がたくさん
あるから
ここには魔法のかかった道具がたくさんあるから
雑用に
取られる時間が
すごく短いの
おかげで
時間も部屋も
余裕があるのよ
いつも彼らの
便利な魔法に
助けられてるから
力になれるのは
嬉しいわ
おお
それに...
キーフリー君が
心配なら
なるべく側に
いたいでしょ?
......
ほらほら
暗いカオ
しない!
気持ちを
切り替えて!
今日から
試験なんでしょう
ケガ人のことは
名医シノーシアさんに
まかせなさい!
ココちゃんは
しっかり
魔法使いに
なってきて!
...はい!
何か
考えた?
テティアは
ちょっとだけ...
ココは?
試験内容は
3日間のうちに
ベルダルート様を
驚かせること...
それが
あんまり
思いつか
なくて...
私どんな
魔法見ても
驚く自信が
あるから
逆に何が
驚かない
魔法なのか
わからないん
だよね!
自信持って
言うことでは
ないわね
驚かせると
いうのは
とどのつまり
はは
予想以上の
力を示せと
いうことよ
私から
行かせて
もらうわ
昨日銀の庭で
思いついた
銀葉樹へ至る
足場の悪い
砂の道
む?
今の私が
知る中で
もっとも難易度が
高くてこの場所で
役に立った
魔法...!
オルーギオ先生が
前に階段川で
かけた砂の橋
!
アガットあの時
ちゃんと陣を
観察してたん
だ...!
すごい..
これなら
...!
ーむ
うー
見事な
出来だが
驚きは
ないのう
べ...
ベルダルート様!?
いつの間に
後ろに!
こういった
魔法は確かに
必要だ
必要ゆえに
見慣れている
じゃ...
じゃあ
こんな魔法なら
どうですかっ!
橋が
だめなら
砂のお花!
愛らしい
きらきらの
水晶リボン!
興味深い!
だが
驚きには
足りぬのう!
どうせなら
こういう魔法が
見たいものだ!
ぜ...
全部が混ざった
砂のすべり台...!?
ひとり
フ!?いあ
題して
すなべりだい!!
だだーん
私はやはり
すばらしい!
私を驚かせる
天才!!
ああでも
派手な遊具は
自分で作って
しまった
もう...
驚けぬ...
皆の魔法の
合体も
二度目の驚きは
ないだろう..
励めよ
子供たち!
私は
新しき風を
待っている!
また
煙彫刻...
これは..
思ったより
厄介な試験かも
しれないわ...
あーーっもう
足がダメーー!
一日中
走り回って
へとへとのへと
だよー!
大講堂って
あっちもこつちも
階段だらけで
疲れちゃった!
ベルダルート様も
神出鬼没で
見つけた!と
思ったら
すぐ消えるし
たとえ
姿を見つけた
としても
試験のための
魔法を見せても
もっとすごい魔法に
強敵...
変えられちゃう...
うん、うん
突然耳元で
わーっ!って
するのはどう?
だめよ
魔法で
驚かせないと
じゃあ
魔法で
わーっ!
って
毎日いろんな
すごい魔法に
囲まれてたら
確かに驚くのは
難しそう...
ええ
三賢者様
ともなると
あらゆる魔法に
精通しているし
どんなふうに
変えられ
たんだ?
並大抵のものでは
お認めにならない
ってことだわ
魔法を見せても
変えられる...か
えっと...
変えられ
ちまったって
ベルダルートの
ことは
望む魔法じゃ
なかったってことだ
外界の実務に
関わるようになると、
依頼されて描く
魔法も増えてくる
依頼人
...?
明日は
あまり仕掛けず
よく観察して
考える日に
してみるのは
どうだ?
依頼人を
よく見て知って
求めている魔法を
見せてやれ
か...
観察だけ...
ですか!?
そうだ
試験とはいえ
魔法使いへの
依頼だろ?
試験は
3日間だけ
なのに!
「描くな」
とは
言ってない
魔法使いは
描いてないときも
描いてるもんだ
手では
なく
頭でな
翌日
一日目は
がむしゃらに
描いて
挑戦失敗
だったから
二日目は手分けして
ベルダルート様の
観察...
あっ
ベルさまだ!
ベルさま
魔法
見せてー!
......
私より
知ってることが
多い大人は
驚くことが少なく
なっていくのかな
だとしたら
ベルダルート様が
私たちに
求める
魔法って...
おい
その
浅瀬色の
帽子..
お前アガットと
同じアトリエの
者だな
え...?
えっと
アガットが
第2の試験に
落第して
再試をしている
というのは
本当なのか?
途中で
いろいろあって
中断されたけど
落第は
してないよ
...?
フン
似たような
ものだ
第2の試験までは
通過儀礼みたいな
もの
難易度も高く
ないはずなのに
そんなに苦戦
してるんだから
一族への
弟子入りを
拒まれるわけだ
?
アガットは
拒まれてなんか
ないよ?
キーフリー先生の
弟子だもん
おまえ達の師は
「最初の弟子」の
一族じゃない
じゃないか!
アークロムや
ロエントン...
結託の日に
残された
「最初の弟子」の
一族は
代々
親族間で
師弟関係を
結ぶんだ
大講堂外の
田舎者は
そんなことも
学ばないのか?
何も知らない
みたいだから
忠告して
おいてやるよ
アガット・
アークロムには
気をつけろ
何でそんな
ひどいこと
言うの
...アガットは
一族に認められ
当主の弟子に
なるための
お披露目会で
他人の魔法を
盗んだんだ
自分のものと
偽って発表
したんだぞ
アガットがへ
そんなこと
...っ
するさ!
才能が
ない者は
執念に
頼るんだ
おまえも
同じアトリエなら
気を許さない
方が...
ダッ!
あっ
アガット!
アガット!
待って
アガット!
ロロガから
聞いたのね
え?
信じたの?
まさか
なんで
そうやって
言い切れる
のよ!?
だ..
だって
アガット...
だから...?
はぁ!?
だって
私
描いてる時の
アガットのこと
いっぱい
見てるもん
アガットの
魔法陣も
たくさん
知ってるもん
だから...
わかるよ
アガットは
きっとそれをする
アガットを許さない
ってこと
わかるよ
...今更あなたに
信じてもらった
ところでもう何も
変わらないわ
アガット..
この話は
二度としない
私は
証明するの
努力して
実力で
勝負して
私を疑った
私の一族が
家族に
頼らずに
司書になって
絶対に
見返して
やるのよ
向こうから
戻ってほしいと
頼むくらいにね
そのために
私は―...
アガット
天才だよ
アガット!
はぁーー!!?
何よそれ
イヤミの
つもり?
ちっちがうの!
今日の試験の
こと!
オルーギオ先生も言ってたでしょ
オルーギオ先生も
言ってたでしょ
ベルダルート様は
「依頼人」って!
ちょ...
ちょっと
待ちなさい
会話が
つながらない
意味が
わからないわ
アガット!
私わかっちゃった
かも!
第33話◆おわり
え?
ベルダルート様が
望んでる魔法!
とんがリ帽子。アートリーに
ATBLIEROPWITCHIHAT
第34話
アガット
私わかっちゃった
かも!
ベルダルート様が
望んでる魔法!
アガット
聞いて!
あのね
えっと...
待って
それは
貴方のアイデア
なんだから
私に言う
必要は
ないのよ
貴方が使えば
いいじゃない
これは
試験なんだから
うーん...
相談しちゃ
だめとも
協力しちゃ
だめとも
でも
一人だけで
やりなさいとも
言われては
ないよね?
依頼人だと
思って
考えろって
オルーギオ
先生が
言ってたでしょ
私はまだまだ
下手くそだし
思いつきを
魔法陣にするには
力不足だけど
それじゃ
きっと
ま
ベルダルート様に
満足して
もらえないと
思うの!
まん
ぞく...?
証験の内容は
3日間のうちに
ベルダルート様を
一驚かせること」
でしょ
でも
ベルダルート様を
見てたらね
驚いたあとに
湧く気持ち
びっくりしたあとに
ドキドキしたり
ワクワクするような
そんな魔法を
求めてる気がしたんだ
それなら
皆で考えた方が
楽しくて
きっと
面白い
あっと驚く
魔法に
なるよ!
確かに
相談には
メリットが
あるわ
でも試験を
楽しむ
だなんて
テティアも
ココに
賛成だなっ
テティア
リチェ!
いい魔法は
いい発想だけじゃ
生まれない...
発想と
技術
個性と
目的が
手を取り合わ
ないと!
魔法を
受け取る人のことを
一番に考える
それって
魔法使いにとって
とっても大切な
ことだよね!
そうかも
しれないけど
でも
「試験を
楽しむなんて
信じられない」?
...でもすごく
ココらしい
リチェも
ココの案に
乗る
あと一日あるし
なるように
なるでしょ
なるように
なるって...
自分の力を
認めてもらう
のではなく
受け取る相手に
満足してもらう...か
今までそんなふうに
考えた事はなかった
考えた事は
なかったけれど...
でも..
私も
協力
するわ
いえ
協力させて
昨日までの
やり方じゃ
上手くいかな
かったんだもの
教えてあげるって
約束もしたし!
他のやり方を
試しても
損はないわ
それが失敗したら
「また試せば良い」
んでしょ!
もう
なるように
なれよ!
ありがとー
アガットー
!!
アガデレだ
ううう
うるさいわね
やるの?
やらないの!?
アガデレ
それは
もちろん!
やるぞ!
おーっ!!
なるように
なれだー!
おーーっっっ!!!
もう!
あなたたち
ってば誰に似たの
かしらね!
ベッドに
潜ったって
わかるのよ
ちゃんと
寝ないと
ダメでしょう!
あっ!
ちょうど
よかった
オルーギオ
先生
......
あの
ここの
これが
オルーギオ
くんからも
言ってあげてね
休むのは
大事だって!
すまん
シノーシア..
どうしたら
できるのか
わからなくて..
ロロ!!
お
いいな
わからない」が
進歩したか
え?
「何をしたら
いいか
わからない」が
「どうしたら
できるか
わからない」に
進んだんだ
でかい
前進だろ
よかったな
...!
ありがとう
ございます
いくつ
私
もっともつと
「わからない」を
進歩させたい
です!
そこは
「わかるように
なりたい」でしょ
っっっ
でも本当に
良くなってる
この魔法なら
きっと楽しんで
もらえると
思うわ
へえ
...お?
ふうん
なるほど
なあ
おい
キーフリー
寝てる間に
あいつらの成長が
目覚ましいぞ
早く起きねえと
見逃しちまうぜ
それに...
俺も
お前に
話があるんだ
答え
次第に
よっては
俺は
選ばなきゃ
ならなく
なる...
あと
一日...
泣いても
笑っても
明日が
最後の日...!
最終日...
の昼も
過ぎたと
いうのに
あの子らは
一体何を
しておる!?
3日間では
やはり短すぎた
かの?
昨日も
何も仕掛けて
来んかったし...
さすがの
ベルさまも
さみしいぞー!
って
おや?
コッチ
コッチ
コッチ
ほう?
コッチ
コッチ
コッチ
ベルさま
なに
してるの?
コッチ
あれは
なぁに?
コッチ
呼んでる
の?
ふむ
何であろう
のう...
みょ
コッチ
ほほう!
ついていって
みよう!
道が
開いた!
コッチ
魔法の道の
冒険だあ!
行こう
ベルさま!
コッチ
コッチ
コッチ
コッチ
ベルさま
あそこ!
コッチ
コッチ
あれを
見て!
これは:
これは..
雨...?
たくさんの
魔法が息づく
大講堂でも
海の底に
ある限り
見られない
もの...
それは
空から
降り注ぐ
恵みの雨と
雨上がりの
太陽の
きらめき!
海霧の水滴を
引き寄せの手で
雨にしたのは
私の魔法で..
空の光を
連れてきたのは
リチェが開いた
扉窓...
水底城の
狭い通路が
煙じゃなくても
通れるように
避ける壁に
したのは
テティアだよ!
呼び声の
小袋は
私が作りました
私たちが
魔法を仕掛けに
行くのではなく
興味を抱き
自ら驚きに来て
もらえるように
海の底で
変わる天気は
楽しい驚きに
なりましたか?
私たちの魔法は
楽しんで
もらえましたが?
ワクワクして
ドキドキして
もらえたら
嬉しいです!
そのために
一生懸命
描きました
から!
ハルさま!
ベルさま
あれは何!?
ほら
あそこ!
あの
お姉ちゃんの
上を見て!
あれは
何ていう
魔法なの?
すごく
きれい
だねベル
さま!
そうか
外界を知らぬ
そなた達は
はじめてか
あれは...
虹だあ!
うわあぁ...!
何で海の中に
虹が出来たん
だろう!
雨上がりに
太陽の光が
差したから?
でも
現象には
条件が
あるはずで..
検証すれば
意図的に
作ることも...
すごい!
すごいよ
魔法って
本当に
世界を彩っちゃう
奇跡なんだね!
ぶっ
ははは
ははっ!
辛抱たまらん!
私を驚かせ
ようとして
描いたものに
そなたたち
自身が驚いて
おる!
愉快だ!
まったく...
羨ましい経験を
しておるの!
じゃ...
じゃあ...!
...小袋を
追いかける時の
高揚感
通れの通路が
開けた喜び
海の中に
空を連れてくる
奇抜さに
ここへ
予期せぬ
虹の美しさ
この場所へ
煙で結んだ
幻像ではなく
自ら来たいと
思わせて
くれたことに
一驚かされた」...
魔法陣も
魔法器の出来も
どちらも
申し分ない
おめでとう
4人共
五芒星試験
「騎士の忠誠」
全員そろって
合格だ!
やっ
たあー
ーっ
やったやつた!
やったねーっ
アガットは
あの時一族の人が
向こうから
頼んでくるくらいって
言ったでしょ?
アガットなら
できるよ
だったら
ベルダルート
さまも
向こうから
引き寄せちゃえば
いいんだよ!
私
わかるよ
わかるよ
よーし
オル先生たちに
報告しに行こう!
お祝いも
する...
ケーキ
食べる...!
呼び声の
小袋から
何か
ココ
ココ
ココ
一人デ
コッソリ
コッソリ
脚イテ
ココ?
どうしたの
行かないの?
何でも
ない!
今行くよ
ココ
ココ
夜二
ナッタラ
一人デ
コッソリ
私ノ煙ヲ
辿ッテ
オイデ
ココ
禁止魔法二
触レタ
知ラザル者
ソナタニ
話シテ
オクベキ
事ガアル
第34話◆おわり
とんがリ帽子。アートリーに
ATBLIEROPWITCHIHAT
...
それはわからず、
えっと...
導きの
魔針球が
示してるのは
第35回話
この扉..
かな?
すごい数の
ドアノブ...
どれを使えば
いいんだろう?
「私ノ煙ヲ
辿ッテ
オイデ」...
煙...
大人が
おお
来たか
呼び出して
すまないの
ココ
そなたと
話が
したくてな
まあ
座りなさい
甘い茶は
好きかね?
今淹れよう
私やりま
しょうか
ありがとう
だが平気だ
器だけ
持ってて
おくれ
え
わあ...
手のひら竜の
茶器という
名での
すごい
お茶が
竜になった...!
皿の模様に隠された
紋と碗の底の陣を
重ねて発動する
水彫刻の魔法器だ
飲む時は
肖える...
いい
ですね...
すてきな
魔法...!
呼び声袋は優れた
二重魔法で外側に
追跡の陣内側に
音記録の陣を無理なく
組み合わせてあり、
見事だった!
であろ?
であろう!?
だが
そなた達も
素晴らし
かったぞ!
壁避けの陣は
雨避けの魔法を
上手く応用して
あったのう
普段の移動は
ドアノブを
旧道を歩くのも
使っていたが
悪くないと思えたな
扉窓もあんな使い方が
できるとは思わなんだ
本当に素晴らしい!
皆
すてきな
魔法だ
ようく
考えられて
おる
そして
雨を降らせる
魔法は
海の底にいるという
状況を上手く利用した
基礎魔法...
...ただの
引き寄せの手
とはな
皆が試行錯誤して
作り上げた魔法に
触れるたび
心が震えるのを
感じるのだ
ああ...
「私はこのために
生きている」と
わ
わかり
ます!
すっごく
すっごく
わかり
ますっ...!
スキな
...
そうかそうが
であろう!?
そなたも
わかるか!
そう...
私は魔法が
好きなのだ
愛していると
言ってもいい
きゃっ
魔法を
愛する者は
知ることに
貧欲で
知ることに
食欲な者は
魔法からもまた
愛される...
知らざる
者だった
そなたが
今はその
意味を知るように
わっ
おや
怯えさせて
しまったかの?
また...
えん
すまんな
そう構えず
ともよい
そなたのことは
あやつから
聞いて
知っておる
あやつ?
...
その茶器は
私の最初の
弟子が
贈り物として
くれた
魔法器なのだ
水の扱いが
得意な
魔法使い...
そなたも
ようく
知って
おろう?
え...?
じゃあ
ベルダルート
さまって
キーフリー
先生の
先生
なんですか...?
さよう
かつて
はな
今は子供達が
安心して学べる
環境を作るのが
教えの賢者である
私の役割...
それは
そなたとて
例外ではない
私が私の
名において
そなたをここで
匿おう
ココ
私の庇護下に
あるとなれば
魔警団も
手は出せまい
つばあり帽からも
キーフリーからも
遠ざけ隠し
守ってやろう
どうだ
ココ?
大講堂に
残らぬか?
どうして
残って
私の
弟子に
なれ
どうして
キーフリー先生
まで...?
う...
ココ...?
第35話◆おわり
ことんから帽子の魔法道具を
一part1,
collECTIONOFWircH.Tools
「魔法器」と呼ばれる、魔法がかけられた道具たち。
魔法使い以外の人でも発動できため世界中で重宝されていますが、
魔法使いにしか造ることができないので高価で売買されています。
ちなみに、魔法使いの試験を受け残すとなるまで、魔法器を制作するのは禁止。
これまで出てきた様々な魔法器と、家をメッセーになると、魔法を描くための道具、東田市とWi-ジェクトALの魔術の一部をここではご紹介します。
...
「4話などに登場
右足と左足に半分ずつ描か
れた魔法陣を合わせること
で、宙に浮かよことができ
る魔法器。長時間使うと太
ももがプルプルする。
ん
海水浮
深淵に消えるトイレ
[3話などに登場]
宇宙とつながっている魔法
器。深淵に消える造りになっ
ている。これを造り上げた
魔法使いは、完成した夜か。
ら姿を消している。
魔材すりばか
[3話などに登場]
特殊な魔法を描いくときに魔霊
に混ぜる材料をすりつぶす
のに使う魔材。陶器製
[2話などに登場]
空気中の水分から水を汲み
だす魔法を使ってできた魔
法器。下の皿を傾けると注
ぎ口になり、飲み水などに
利用されている。
[2話などに登場]
他の場所に設置された
出口とつなげることがで
きる。とても大きく離し
い魔法陣が必要。
「3話などに登場」
え
銀葉樹から取れる「樹血」という
特殊な液体で作ったインク。これ
以外の墨では魔法は発動しない。
樹血の枚
3話などに禁煙
「樹血」を固めたもの。木や石に
市援描けるが、こすると消えてし
まうのであまり使われていない。
魔描の杖
[3話などに登場]
木製の軸に金属のペン先を
つけて使用する猫画に用いる
杖。軸を削ったり装飾したり
して使いやすくアレンジする。
魔円手帳
「3話などに登場
手の平に隠して使える魔
法陣用の手帳。中の紙
はときどき入れかえる。
先生?
何してるん
ですか?
それ...
チーズ?
番外編食べる
そう!
蜜の木が
食べ頃だから
おやつでも...と
思ってね
みつのき?
枝の
ふくらんでるところを
ナイフで
割ってごらん
わあ~~
中の空洞に
蜜がたっぷり
つまってる!
花や果実の
代わりに蜜を
ためるんだ
ここに
ミルクを
混ぜた
くだいた
チーズと
クルミを
入れて...
味見して
みる?
!
甘くて
木のかおりがして
チーズに合う
よね
愛が木とテスと俺たちは本当になって
お肉のソー
さ...
皆を呼んで
お茶に
しようか
はい!
パンや
クッキーに
つけても
おいしいし
調理器具に
魔材使うの
やめた方が...
桜のうう
そのまま
だって
使いやすいん
だよ
あ...でも
先生
すりばち...
魔星皿...
番外編寝る
?
落ちつか
ないね
こうやって
暖炉におしりを
向けると
前の
ふとももが
寒くて
暖炉の方を
向くと
どうした
の?
おしりが
寒いん
です!
毛布
取って
来ようか?
いえ
そこまで
堕落する
わけには
あぁ...
だらだらの
抱みかたいな、
フ...
フデムシの
体温でおしりが
ぬくいです!
そっか
そう
いえば...
ありがとね
フデムシ
私たちの居場所を
先生に教えて
くれたのも
この子なんだよね
3時間後
フデムシが
かわいくて
動けません...
たんかり明日子のアトリエ...♥おわり
今なお魔法を楽しむことを
忘れない男・ベルダルート
魔法使いの頂点の一人になっても、
そんな彼の
最初の弟子・キーフリー
今、明かされ
第71巻
先生の
キーフリー
魔法を愛する二人は、
どこで行き違ってしまったのか
一明かされる物語
先生
なんですか...?
☆この物語はフィクシヨンです。実在の人物・団体・出来事などとは、
一切関係ありません。
コミックス発売当時のまま掲載しています。
淡収録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
とんがり帽子のアトリエ(6)
発行者数にご
発行所
2019年11月1日発行(01)
森田浩章
白浜鴎
◎KAMOMESHIPAHAMA2019
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