オル先生も来ればよかったのにねー オルーギオはギリギリまで制作したいから扉窓使って来るってさ タータくんとノルノアさんも準備で先に僕らも行ってるみたい。明日には到着できるかな テティアの魔法みんなに気に入ってもらえるといいなあ...! 大丈夫君の魔法はよくできてるよ 名前は「砂天蓋の杖」にしようかなって思ってるの こうやって地面をうー...ひっかけて 杖を支柱にして持ち上げたら あっという間に野営地の完成っ! ロモノーンでココと隠れた砂のテント... あれを杖型の魔法器にしたものだから「砂天蓋の杖」! ...急な雨でも困らないし杖がわりなら持ちやすい 旅する人は欲しがると思う.. リチェ〜褒め言葉...~~~っっ!心に効く!ありがとう!! リチェの置去♪魔法もすっすっごく素敵だよ! それぞれを編んで作ったお揃いのペアプレスレット! 「片割れ水晶の腕輪」... 意匠を押し込むと光の糸が陣が閉じて片割れの石を指し示すの 込められた意味がとてもいいねリチェ これならどこに居ても居場所を辿れる大事な人や友達とももうはぐれずにすむから... 魔法はこうであってほしいという祈りや願いから生まれるものだから 君の魔法は大切な人を見失いたくないたくさんの人に届くと思うよ ...皆にあげる分もある ロモノーンでパラバラになるのリチェ本当は怖かっただからこれはお守り 何かあったら光を辿って そういう約束の指輪なの 大事にする...!肌身離さず持っておくね! えっと...私はね... ココの魔法器はどんなの? 君は何の魔法を作っているか一度も見せてくれなかったけどエズレストに着く前に僕にチェックさせてくれないか? 魔法使いでない人達の手に渡るものだから一応...ね ...本当にないんです 私...作ってないので でも毎日遅くまで魔法を描いてただろう? 制作過程で躓いたんならそれこそ相談に乗るのに... いえそうじゃないんですお店で先生売る気がないだけで ずっと練習していたんです「銀夜行列」のための魔法を... はい私...銀夜祭のメインイベント 王族に捧ぐ魔法使いの行列で 魔法を披露してみたいんです! とんかり帽子。ハリーーー 「夜を往く星は銀の船」と始まる短い古詩がある 「夜を往く星は銀の船銀枝に見惚れて現世へ 夜の力を授からん...」 大地に降り立った星の稀人は銀葉樹の乙女に恋をしました しかし彼女は星だけでなく地上のすべての命を愛していたので 乙女が過酷な地上でも苦しむことなく生きていけるよう自らの魔法の力を授けました 星から授かった魔法の力を地上で最も弱い生き物にゆずり渡してしまいました それが人の時代のはじまり それが魔法使いの世のはじまり 幾年月も詠い継がれる上つ世の御伽新 銀夜祭の開会の儀は明日の朝か... どうやらちょうど間に合ったようだね お祭りもう始まってるように見えるんですが...!? いいやこれは「金夜祭」「金夜祭」 祭りを待ちきれない人たちの前夜祭だよ! 渡り星が渡ったら祭りの予感に街は浮き足立つ ほうぼうから行商人が集まり通りに少しずつ屋台が増えて 気がついたらこうなってしまうんだ! 星が渡ったのってひと月くらい前なのにその時からこんなどんちゃん騒ぎを...? 銀夜祭当日はやるべき事が多くて 銀夜祭当日はやるべき事が多くて仕事にかかりきりの魔法使いも少なくないからね その分金夜祭でこうやってこうやって羽を伸ばして楽しむんだよ ぼ...僕らも明日からは大忙しだし... タータくん達の所に向かいがてら 少しお祭りを見て行こうか! 早く早く!はやる気持ちを抑えられずサイコロをもう一度ふる 忘れ物をしたーふりだしに戻る 片目っていうのは噂でしょ? 三賢者の元弟子の... 話には聞いていたが本当に見覚え眼鏡を使っているのだな... 大講堂を離れたって本当? すごい人の数でしたね...! あっちにもこっちにも見た事がないものがたくさんあって 屋台通りでは香ばしい匂いと甘い匂いがぶつかってて...! 楽しいです!あ...でも... 私が楽しんでいいのか... 君だって誰だった楽しい時は楽しんでいいんだ 早く早くごっちこっち! ねえねえすごいの!見て!ほら! ゾザ半島連合王国を統べる エズレスト王が住む王城だよ さあタータくん達を探そう行くよココ おおやっと着いたのか...って どうしたんだボロボロになって...! 中央広場は特に人が多くて歩くだけでも大変ですね... 明日からはこんなモンじゃないぞ!覚悟しておくんじゃな! 寝るところはこれで開けて 鍵かけたかったら向こうから外してくれ 荷物を置く部屋はこのドアノブで トイレと風呂はこの模様のドアノブ おお~快適そう...! 天幕を貸してくれてありがとうございますノルノアさん ところで着いたのはお前さん達だけか? あ...オルーキオは後から.. こちらこそ手伝ってくれて助かるよキーフリー ふう着いた若いた相変わらずオコオすごい人だな なんとか今日中に間に合って良かったぜ... やあオルギリギリギリギリだったね オルーギオ先生〜〜〜!!? だってたってびっくりしますよ!しますよ!お髭全部剃ったんですね...! これは化粧仮面っていう魔法器なんだ どんなにボロボロの状態でも一番綺麗に身嗜みを整えてる時の顔を見せてくれるっていうスグレモノでな.. でもギリギリまで頑張ったおかげで 銀夜行列用の魔法は満足がいくものが仕上がったぜ あ...オルちょっといいかな 銀夜行列について後で相談があるんだけど... ん?おおじゃあ帰ったらな 一杯飲んだらすぐ戻るぜ 依頼人の貴族から宴に招待されてんださすがに挨拶ぐらいはしとかねぇと... 寝不足の時にお酒はよく...お水にしなさいないよお水に 貴族の宴って想像つかないな...! あの大きなエズレスト城に行くんですか? いや依頼主の別邸だ...ってか そもそも王城にはこの面つけてさすがに入れねぇよもっとちゃんとした正装をするって... お面の方がいつもよりピシッとしてるのに? 魔法を持ち込めないんだよ 魔法を描いても発動しない魔法器も結界で弾かれてしまう 魔法を拒む魔法がかけられているんだ 魔法のない王様のお城...? 何度来てもなぁんか落ち着かないんだよなこの城... ずっと警戒が解けなくて魔法が疲れるっつーかないだけでこんなに心許ないなんて... 不安心を気取られるなウトウィン お前の槍術は魔法に頼らずとも一級だ 余計な心配はせず堂々としている ありがとさんなけなしの自尊心が満たされたぜ しかし飛靴も使えないってのは やっぱちょっとまら!ほら! お前ですらそう感じるのであれば あの方々は輪をかけて不安であろう 我らが魔法使いの三賢者世界の秩序の守り手よ お迎えにあがりました三賢者 世界の秩序の守り手よ守り手よ 口を開く時は扉の向こうに気ィ配るんだな 肝に銘じますヴィナンナ団長 技を仕掛けてくるのはいかがなものかと 皆が真似をするので困ります 皆が真似をするので困ります 魔法がなければ力で捩じ伏せそう思われてはられるとかなわんからの そうならぬようにするのが私の務めです 申し遅れました友の賢者が後継ラーグラーと申します エンゲンディル殿が馬鹿な!引退するなどとは聞いておりませんぞ魔法使い殿!! そのような急な話許されるはずがない! ...許すも許さないも そもそも報告の義務がありましたかな? だがこれは誠意の問題だ! 渡り星は収穫期の終わり銀夜祭は降雪期のはじまりでもある 厳しい冬を乗り切るためには魔法の力が必要不可欠だ 魔法使い派遣の来配を振るう采配を振るう女の賢者が代わるだなどと世迷言を...まずはこのエストス世迷言を...ゾザ半島の五国王 そして統一王たる島王陛下の承認を得てから決めるべきだ! 水辺霧林の森の王泥岩峡谷の石の王 そして五国を統べる島の王...魔法使いはゾザ半島の どの王に仕えることもありません ただ人々の呼ぶ声に応える稀人です 金の擦れる音の間違いじゃなイ? だってサ魔法使いがアタシらが助けてくれるのって“魔法税”を納めているからでショ? それも豪雨豪雪早魃山火事...そういった災害の時くらいしかこちらの派遣要請に応えてくれないじゃン? 魔法使いがいたら百人力だヨ できれば盗賊退治や海賊退治にもキミたちに参加して欲しいんだけどネェ... そーゆーのも人助け... 人災には関わらぬ取り決めだ あらソあんなに強いのにずっこいネ まるで他人事だなだな賊の暴虐に苦しむ民は多いというのに 誰の金のおかげで大講堂などという魔法の城が維持我ら五国できているとひいては民の思っているのです 彼らが国を持たぬのはどの国にも等しく手を差し伸べるため彼らが土地を持たぬのはどの土地も等しく愛するため 彼らが王を持たぬのはどの旗印にも力を武器として掲げぬため...だ 「こちら側」の不遜な物言いを許してくれ魔法使い 賢く慈悲深き隣人たちよ 島王...ディンレルディ陛下 長いだろう「ディン」でいいせっかく新しき一友」となるのだからなラーグラー殿 すまない...黄金耕地ではここ数年皆冬を不作が続いていてな迎えるのが不安なのだ... ゾザ半島の平穏を誰のおかげかと問うならば 間違いなく魔法使い達のおかげだろう 飢えず凍えず法えず怯えずにこうして毎年祭りを開けるのも 貴公らの助力があればこそ どうかこれからも「敵なき災い」に備えるために 知恵と力を貸してくれ! もちろんですディン陛下 我らが道の交わらん事を 我らが道の交わらん事を! ディンレルディは食えぬ男よ! 五国の王をなだめるかわりに 冬の話題を持ち出すォとはの 敵なき災いとはよくよく言ったものだ... あの流れでは約束の握手に応じざるを得ませんでした これで我々は今冬の派遣要請の増員を断れません 油断はしてくれるなよラーグラー 新しい友の賢者はお前なんだからな な...何を勝手な事何も知らされておらんぞワシは! ラーグラー!お前助手の分際でよくも 自ら招いた事でしょ?エンゲンディル様 貴方が許諾した不要な実務 貴族の居城の飾り立て! 私的な要請に応じる代わりにいったい幾ら懐に収めたのか... 本気で誤魔化せると思ったのかい ...あやつは魔法の使えぬこの城で拘束する必要があった 記憶を当て消す訳にもいかんしの ...全て聞き出したらするのでしょう? そなたの告発には感謝するよ ...正しい事をしたまでです ...魔法使いは誠実でなければならぬ 何者にも支配されてはならぬが何を支配してもならぬのだ 我々は利己ではなく利他のため 善きことのために魔法を紡ぐのだと そう世界に示し続けねばならぬ 紅の外套の魔法使いが来たら返しておいてくれと頼まれました こういった魔法器が返却されることはあまりありませんので... 魔法椅子は高価だから必要な人は生涯手放すことができないし完治し不要になった場合は闘市で売られてしまうのが常... そのために追跡の魔法でずっと居場所を確認していた ここにこれが残っている限り乗り手の少年も移動しないと思い込んでしまっていましたが 彼らがどちらに向かったかわかりますか? 眼下に広がるこの光景は今度こそ永遠に失われてしまうであろうよ... 各々の思惑を乗せて乗せて あ...見て下さいアライラ先生 銀色の舟が夜を渡る夜を渡る そうか...もう銀夜祭の時期かぁ... エズレストはすぐそこです 楽なら飛んでもいいんですよ 開幕のパレードだから!王さまや騎士様が通るんだよ ウソ~ヒゲネコちゃんみたかったのに! もーオル先生が寝ぼうする寝ぼうするから! 王様は通りすぎちゃったよ あっほらルルシィさん!さん! 戻ろう!パレードが終わると通りが人で埋まっちまう ありがとうタータくん! え...えーとはぐれないようにな! あっちも魔法こっちも魔法で本当に楽しそう! あとでゆっくり見て回ろうね でもまずはその前に... 魔材屋星の剣出張テント わー!もうお客さんが来てる! すまないが君たちぐらいの年頃で 赤銅色の外套を羽織った少年を見なかったか? 見かけたら城の衛兵に連絡を 何だったしごんだ... お客さんじゃなかった... いやこっちでは見てないそうだ まったく王子にも困ったものだ 銀夜祭のたびに城を抜け出して...! 仕方がないあの年頃であれば皆同じように憧れるものだ しかしな叶うはずがないのにな 魔法使いになりたいだなんて... とんかり帽子。トリーで、 あの方々...島王騎士団ですね 本当だ何だか慌ただしいな まあ俺たちもこれからが忙しーんだけど 演舞が終わったら見回りに警備: ったく祭りを楽しむ暇もな... いいですぜん...ロートをごめなんで!!お前 えいいなあなんだよガルガのやつ人生充実野郎じゃん... 恋人と祭りを楽しむ後は任せたぞ はあ...あいつ魔警団なのになんでモテんだろ 魔警団だからって訳ではないでしょう? でも魔警団だから避けられるってのはあるだろ? ホラやっぱ避けられてる 魔法使いが生み出す側なら俺たちは消す側... 好かれるよりも嫌われる事の方が圧倒的に多いでしょ 皆から嫌われ感謝されずとも 魔警団の仕事は必要なお役目です それにむやみやたらと馴れ馴れしくされるよりは少しくらい遠巻きにされているくらいの方が楽ですね私は そういやルルシィが魔警団に来た理由って ルルシィ様ウトウィン様 トラブルですか?場所は 南門の城壁の側違反魔法器の密売ですエコーエトランが追跡中 禁止魔法でもないししつこいんだよ見逃せよォ!アンタラァ! 禁止魔法〟じゃないってよエトラン! 違反魔法器〟だってばエコー! 確か島都エズレストに向かうと... なるほどそれは都合がいい 銀夜祭なら探す機会もあるでしょう その子を頼みます...! あの少年は治ったのですね いいえ!治ってはいませんよ あれはひどい怪我そうすぐにでした元どおりにはなりませんよ...? 友達の魔法使い...? では何故椅子が不要に.. それはそれはあの子の友達の魔法使いの魔法使いのおかげです! それは...一体... 人体に直接かけなくても 間接的に人を害する魔法はたくさんある あいつはそれをこっそり売ろうとした!だから俺たちが捕まえんの! なーるほど完全に理解した 飛んでも走っても逃げらんないんだから 大人しく魔警団に捕まんなよ! 下層街に逃げたぞエトラン! 密売人は逃走経路を予め用意しておくって言うもんな ラペスの汁をマントに飛ばしておいた実を針にして魔法球で追えるぜ あいつに近付いちゃダメだルルシィ! あいつの魔法器最悪なんだルルシィ! ウトウィン早くルルシィを止めなきゃ 多分止めても止まんねーだろ チクショウ...何でバレたんだ? こうなったら仕方ねぇ... さっさと陣を書き換えて証拠を隠滅しておこう魔警団に捕まってもブツさえなければ誤認逮捕で通せるだろ... はぁ...せっかく良い出来だったのに この「衣服スケスケメガネくん」... あいつらおカタすぎんだよだよ皆こういうの本当は好きなくせに...! さ...最後にもう一回だけ... お...おおお...!? 無差別に他人の衣服を透視する小型の違反魔法器の所持を確認 逃亡を謀った制作者の魔法使いを捕縛しました 掟に従って記憶の消去を! はぁあ!?いや冗談キッツ...!それは流石に大袈裟でしょ!? 禁止魔法でも殺しでもなしそんな深刻ぶらなくても... 覗き”は証されて重大で悪質な生暴力で性暴力ですよ も...もっと他に重大な悪事はいくらでもあんだろ! 深刻に捉えて当然でしょう 見られたところで減るもんじゃなし... 大騒ぎする方がどうかしてんだよ! 大講堂外での魔法の実務 本来なら弟子だけに任せる事はしないのだが こちらの領地の城主様が特別に普意で お前たちに経験を積む場を与えて下さった くれぐれも...失礼の...ないようにな.. なんだか一人前の魔法使いになったみたいで嬉しいねルルシィ ええ頑張りましょうねエリエン ただ実務で魔法を使うだけ なのに何故あの人あんなに近寄ってくるの ジロジロ見たり髪の匂いを嗅ごうとしたり 私たちのわかって身体を触ろうとするの?するの? 早く先生に知らせないと...! 一人にしないで...! 今すぐ先生を探して連れてこないと 私がここを離れたらあの子があいつとあの子かあいつと二人きりだ あの扉を閉めさせたらダメだ 先方は偶然にも少しぶつかって過剰にしまった反応されたとだけなのに戸惑っておいでだ お前達が任された仕事に出来の悪さを自信がなくて誤魔化すために被害をでっちあげたのだろう...と 素直に謝れば今回のことは許してくださるそうだから.. でっちあげはあいつの方! あんな変態に謝る必要ない ルルシィ...おまえ口が悪いぞ 少し黙って...もっと..冷静になりなさい 先生はなぜ私たちを黙らせようとするの?なぜ私たちが責めれらているの? なぜ私たちが謝らなければならないの? なぜ私たちを信じてくれないの!? あんな奴を庇うなら先生も同罪で.. そんなこと...よりも! 攻撃魔法で依頼人に怪我を負わせたお前の方が問題だ!! 大ごとにしないように先方が気を遣ってくれたのに謝らないなら仕方ない 大講堂に帰ったら魔警団に引き渡す!わかったな!! ...だいたい触られたところで減るもんでもないだろう 大騒ぎする方がこれだからどうかしてるありは どうかしてるのは...お前たちの方だ すり減って崩れて壊れるんですよ 人としての尊厳が安心して暮らせるはずの日常が 守ってくれるはず。魔法使いへの信頼が それだけの罪を犯した事を知るといい!「魔法使いの掟に従い へ...へへ!布を透視する魔法を書き換えて 布を塵にする魔法に変えてやったぜェ! ザマァミロ拘束旗はもう使い物にならないだろ このままアンタの下着まで全部塵にしてや... 旗だけではありませんが? 捕縛ご苦労手柄だなルルシィ このような違反魔法器の闇取引は時を置いて度々出る 繰り返されぬよう厳重罰と教育の徹底が必要だ アンタも”男ならわかんだろォ!?これもある意味人助けなんだよ! んだよ!なんだよォなんなんだよお!! 俺はただ魔法で皆の夢を叶えたかっただけ 何を言い訳に使おうとも 貴様のそれは加害者の夢で 被害者にとっての耐え難い悪夢だ 罪人に銀旗の戒めを与う! それでここに連れて来たと? そうだ!彼女の怒りは手に負えない 些細な事で騒ぎ立て世界の危機かと言わんばかりだ 面倒は困る君たちの権限で忘れさせてくれ 今回のことだけでいいできるだろ? 『魔法使いの掟において 『罪人に銀旗の戒めを与う」 違う!この子の方だ私じゃない! おいお前!なぜ私なぜ私を.. 成警団は魔霊は罪人を裁く 罪人は彼女じゃないそうだろう? 紋が陣に対して小さいから効果が少し弱いかもしれない 目一杯の大きさで紋を描いてご覧 こっちの方がパランスをあっ取りやすいかも! 待って!陣を最後まで閉じちゃうと...! 何も紋のない陣は力場が暴発して衝撃波が出るの忘れてました.. 次からは気をつけようね...! 貴方の行いは魔法使いにふさわしくありませんよって忘却の刑に処します ままま待て待ってくれ! ...そうだ!俺の記憶を消したらあんたらきっと後悔する ...何故だ理由を言え 見...見たんだよ今朝チラッと 透視魔法を試してる時にあんたらが一番探してる人物... 魔法陣のイレズミを持ってる男をさ...! どこへ行ってしまったんだ...クスタス.. とんがり帽子。トリーで、 魔警団がぼくらに何の用だい? 何かあったらこれを使え 鍵封螂の施錠?中身は一体... 待ってくれイースヒース ...何かが起きると思うのかい君は 起きさせぬために我らがいる すこいすごいすごいすごーい! これが新作の魔法の杖!? 今回の目玉商品で「星の剣」の自信作じゃ! アイデアはタータが出したんじゃぞ 持ちやすい太さとか細さ 重さとか長さって人によって違うものだし 成長に合わせて手の大きさもヨのブ変わるでしょだからパーツを組み合わせて選べる杖にしたら いやあタータくんすごいねぇ 誰もが自分に合わせた杖を持てるんじゃないか...っ さすがじゃタータ賢いのう ステキなアイデアだよタータくん 私たちも選んでみていいですか? いいなあ僕も新調しようかなあ い...一生分ほめられた気がする 手に吸いついてるこんなにみたい持ちやすい杖はじめて.. 根元の部分をとびきり太くしてみたんだ ココ集中すると強く握り込むクセがあるだろ なんつーかこう...小石を持つみたいにさ 私に...合わせてそれもくれた杖...? 今回の新作もこれのおかげで思いついたようなモンなんだぜ 誰もが自分に合った杖を...ってさ! 私これでたくさん描くね たくさん...たくさんの魔法陣を描くね それで...タータくんが作ってくれたこの杖に 俺もありがとう」か言いたくなっちゃった! ふさわしい魔法使いにきっとなるね そういえばココの魔法って... どうして私は銀夜行列に参加させて もらえないんですか!? 私の実力なら大人に混じってても見劣りすることはないはずです見映えのする大きな魔法だって描けます ...その理由が本当にわからないなら 何故ダメなのか理由を教えてもらえなきゃ納得できません やっぱりまだ出す訳にはいかないな 魔法使いを出品する場じゃないんだアガット アガット!天蓋から離れないで 一人じゃ危ないよアガット! あっココ!どこ行ってたの!? もー大変ごっだったんだから! ココの魔法で大通ぎ大騒ぎだよ! こ...こ...これは...? ココの魔法街の人にすっごく人気で大行列なの! すごいな一体どんな魔法にしたんだ? すごい!魔法使いみたい! この間一緒に歩行補助用の空飛ぶマントを作ったでしょ? あの時の返点車魔法陣を使ってみたんだ 数枚作るだけで大変だったから先生の案で体験式にしてみたけど まさかこんなことになるなんて... でも皆すごく楽しそう楽しそうやっぱ空が飛べるって夢だよな 扉窓を使わずに陸路で行くって聞いた時は 何日もかかるのに何故?って思いましたが 劣化した街道沿いの街道沿しの魔法陣を直すのも魔法使いの実務のひとつなんですね 大講堂からの依頼はもちろん 簡単な人助けから災害時の救助活動街道沿いの獣避けの修理もそのひとつさ 俺も最初すげーうれしかったし... 洗ったばかりのフーツよ 空飛ぶマントになぁれ! 成功だ!わたし自分の魔法で飛んでる! まほうつかいのおねえちゃん!それえもありがとうすっごく楽しかった楽しかった! わたしも大人になったらまほうつかいになりたい! おねえちゃんみたいなまほうつかいに こらこら困らせたらダメだろう 生まれつき特別な力のある人じゃないと魔法は使えないんだよ 私じゃがんばってもなれないの? ねえお父さんなんで...なんで... 裏で休もうかなあそうしようぜ ...ああいうこと...言われるような気はしてたの 私も幼い頃同じ夢を抱いて 届かないと知って泣いたから ...聞かれたら何て答えようか考えてた あなたは魔法使いになれないとも きっと魔法使いになれるよとも だってどっちの答えを選んでも嘘だから わたし...どうしたらいいのかな 誰もが魔法使いになれる希望を そしてそう在った世界がかつて人々に齎した絶望も あの子の気持ちも魔法使いの想いもわかるの どうしようどうしようもなく苦しいよ...! ココのせいじゃないよ...! 俺も...俺もずっと考えてた あの日あの丘からずっと罪悪感が頭の中から離れなくて... それって悪いのは俺達じゃないだろないだろ...? だって俺達に嘘をつかせてつかせてるのは 俺達自身じゃないじゃないか 俺本当はクスタクスタスにだって... とんかり帽子。トリーで、 ク...クスタスくん...?くん...!? どうしたんだよその足...! どうしたんだよその足...! クスタスくん...!? 歩いてる...!?歩けるようになったなったのか? でもお医者様は治ったとしてももっと時間がかかるって... 禁止禁止魔法...?でもそんなハズは...! 魔法で足は治せないって 自分で言っ言ったの忘れたか? これは見刀よ親切な重点を魔法使いが俺にくれた歩行補助具だよ そんな魔法がある...のか?でもそれなら そ...そっかそれなら... さっきお前安心した安心しただろ 「良かった」って... 俺の足が...治ってなくて...良かったってイミだろ? だって禁じられてるはずの魔法で 俺が怪我を治してたらまずいんだもんなぁ!? !!?どうしてお前が魔法の事知って... 実績になるからとあちこちの土地を渡り歩き 君たちも!?第二の試験が終わったから次の降雪期からは僕らの実務に同行して実地で経験を積んでいくことになる ...気持ちはわかるけどせっかくの機会だ 君の周りに広がる世界の美しさを目に灼きつけるのも大事なことだよ 俺が魔法を知ることはいけない事か? 俺が「知らざる者」だから? お前らとは生まれが違うから? 自分の助け方も知らないまま 魔法使いに助けてもらえるのを待ってろって? クスタ...!!がはっ 文字より薬草より便利な力がどーして何もあると知ってて教えてくれなかったんだ? 生まれが悪いから悪用すると思った? こういう事に使うかもって? 何が「助けたい」だよ... 何が「俺のための魔法」だよ! クスタスくんが足につけたその魔法.. 私もダータくんもそんな魔法は初めて見たし 他の魔法使いもきっと知らないし使えない... 古の時代のものは危険で未知数で そのせいで掟で禁じられてるの.. 知らない魔法を知らないまま使うのは本当に危ないんだよ だってムッ私も...! 俺が歩けるようになるだけ みんなに必要な道具だったら危険でも使うのが人間じゃないか 毒にさえなる薬草だって それで死ぬ奴がいても使うのが人間じゃないか! 危ないから許されなくなるモノとそれでも使われるモノを決める基準は何なんだよ 魔法の使い方を知ってもいい奴と知らなくていい奴を決める奴は誰なんだよ 魔法使いはみんなウソつきだ! どうやって信じろって言うんだよ...!! 黙っていたかったでも言っちゃ訳じゃないいけないって掟に従うのは 俺が言わない方を選んだって事だ... ...ごめんクスタス秘密にしててごめん 「友達」..だよな... ずいぶんと素直に認めんだなこの期に及んでいい子ちゃんかよ どうせ本心じゃないんだろお前らのウソにはだまされバンドはだまされねえ クスタスくんと一緒にしてた薬草医術の勉強 ずっと悩んでたのは本当だよ... あれだってもうすでに魔法使いでは掟違反なの クスタスくんの事助けたいと思ってやった事はウソじゃない それだけは信じて...! 口だけじゃないって証明しろよ 無理に外そうとしない方がしない方が良いのです 何だコレ!?外れねえ! 正しく外さないと内側の魔法陣が熱と圧力で腕に転写されますですよ あ...あなたは...!? イニニアの名はイニニアです その腕輪はイニニアたちとオトモダチになってくれたら外してあげます オトモダチにこんなことはしませんが今はまだオトモダチではないので仕方ないのです あなたがクスタスくんに足を与えた魔法使い...だね!? はいイニニアが渡しました 彼は新しい魔法使いさんなのですから 助け合うのは当然なのです むしろあなたたちがやるべき事でしたのに お前らには俺とイニニアに協力してもらうぜ ...俺たちに何をさせる気だ? ンなもン決まってんだろ? クソみたいな運命の檻を ぶっ壊しに行くんだよ! ノルノアさんのお店のお手伝いするハズじゃなかったのー? 皆どこ行っちゃったのかなぁー テティアもテテ休憩したいお祭り見たい 帰ってきたらぜーったい代わってもらうんだか... この法律の>罪と罰が刻まれた腕輪 それはココたちの友情を試す枷。 イニニアにつけられた腕輪に純られるココとタータ。そして城から抜け出した王子はテティアと出会う。 人々の感情を飲み込み銀夜祭の熱狂はさらに加速する!! これは扱いが難しい君たちには魔法だまだ教えられないよ 人体に使うのは禁止:ですよね 大丈夫です...わかってます わかってても考えちゃう? ...先生も考えた事あるんですか? 考えない魔法使いはいないだろうね さあみんな日が沈む前に野営の準備だ 家この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは・切関係ありません。 淡収録されていいる内容は、作品の執筆年代・執筆され左状況を考慮しコミックス発売当時のまま掲載しています。