体調管理法があったら教えてください」 しゃしゃってる主従」「 私の影だけ伸びていく。 この手に滲む汗も血も... 全て同じ色に染め上げながら。 気が付けばは背後に迫るやみ闇に... つめ冷たくあざわら嘲笑っていた! 竹取の翁という者ありけり 野山にまじりて竹を取り、 その竹の中にもと光る竹一筋ありける。 よろずのことに使いけり。 見ればえずん三寸ばかりなる人、 今から千数百年前のはなし手間 あの大きなお屋敷はなんですか? あれは竹取の翁の屋敷だ。 竹より生まれた姫を育て、莫大な富を得たというご老人だ... 世の中には奇妙な話もあったものですねぇ。 噂によれば姫はたいそう美しく、 我が君もとても興味をお持ちだ。 しかも姫は近々見合いをするらしくてね、 街はその花婿の話でもちきりだよ。 あーそうなんですねー。 その姫の名はなんというのてすか? まあしちょうしょう少々、仕事が忙しいので。 それはたくん大変... 美しい名前ですねぇ... 愚かなことに当時の私は、 輝夜になんの関心もなかった。 その時私が考えていたことは、 薬草を集め、それを煎じて病を治す。 薬師のしこと仕事のことだけだった。 おかげで楽になったよ。 苦しんでいる人を救いたい。 だから危険な山も分け入り、 夜を徹して調合もした。 薬師が風邪でも引いたのか? それよりも母の具合はどうだ? 姉ちゃんの薬は世界一さ! だけどあの噂...聞いた? 輝夜の出した無理難題に花婿全員脱落だって。 じゃあ輝夜は結婚する気ないんだな。 てなければそんな無理難題... もしくは意中の相手が他にいるかだな。 全く...噂好きの小僧め... 確かに帝が輝夜といい感じらしいし.. 輝夜が月に帰ると言い出して、 都は大騒ぎになったらしい。 噂好きの小僧からのまた聞きで、 私自身は目にしてないから。 みるみるうちに病が広がり... 起きることすらできなくなった。 さすがにこれはもうダメだな... 短い人生だったな... まぁ短いのはいいとして... 家族がそばにいないとは... ずいぶん寂しい最期だ... 結婚とやらをしてみたかったな... 月からの使者がやってきた。 それをもっ迎え撃つため帝が軍勢を用意したが、 ことごとく役に立たなかった。 帝の忠実な家臣である父も、 この戦にえか参加したが、 戦果はあげられなかったようだ。 もはや死の淵にいる私には関係のないことだが... どうにかその戦から父が帰ってくるのを待ちたかったが... それも叶いそうにない。 こんなことなら日頃から感謝を伝えておくべきだった... 最後まで親不孝な私を... 今、帰った!娘よ無事か...!? 父が帰ってきてくれたか... もう目も見えないか... 大切な家族に見守られ旅立てるなら... 何かが焦げる匂いがした。 理由は全くわからないが、 あれほど苦しい病の底から... 一晩でかいく回復した。 もしくは人を救ったことを、 だが誇らしい気持ちだった。 神様が善行と判断してくれたのか... 何があったのかは知らないが、 その身に起こった奇跡に酔いしれていた。 本当に愚かだったのだ。 自分の身に何が起きたのかも知らず、 想像もしなかったのだから... あれ?岩笠の姉ちゃん。 日頃の行いが良かったので一晩で良くなったよ。 うううっすっそれでも、そういうことですが、 あんな死にかけだったのに!? 聞けば、父がよく効く薬を持ってきてくれたらしくてね。 本当にうか効果があったようだ。 えー!?それどんな薬どんな薬!? ほんと噂好きの小僧だな。 再び目常を取り戻した。 人々のために山へ入り、 うわぁああ父上...! 何を飲ませたのですか!? 輝夜は帝たちに告げた。 「私は再び月へと帰り、 もう二度とお会いすることは叶わぬでしょう」 「この羽衣を纏えば地上での一切の記憶は消え、 思い出すことすらなくなります」 帝も翁たちもそのことをとても悲しんだ。 輝夜のことを本当に愛していたから。 愛する帝と翁たちに手紙と、 たとえもう会えなくなろうとも... 輝夜と同じ時を生きていける、 愛する者と再び巡り合えない不滅の命に、 なんの意味があろうかと 帝も翁たちも途菜を飲むことはなかった。 だから帝は忠実なる部下である私の父・岩笠に、 蓬来をこの国の一番高い山で焼くように命じた。 その時岩笠の脳裏に過ったのは、 どれだけの代償を支払うことになろうとも、 娘の死だけは避けられる。 もう迷いなどなかった。 たとえ全てを裏切ってでも... 私はお前に生きていてほしかったんだ... なんて愚かな人だろう.. たとえ短い人生だったとしても; 家族に見守られながら死ねるなら、 あのまま死んでも幸せでした それ以上誇らしい人生はありますまい... 永遠の命など望んでおりません... そこから先の顛末は... 不死の力を手に入れたらしい... そんなのどうやって...? しかし岩笠の一族をみな殺しにせよとの帝の命が:・ だがし不死の力など本当に... だがもし本当ならば... 不死者の肉を喰えば... どんな病でも治るという その話が本当なら喰えば私の病も... 姉ちゃんが崖から落ちてクチャグチャになったのに起き上がってくるところを...! 父親が持ってきた薬を飲んだら死にかけだったのに一晩でよくなったって言ってたし! あれが輝夜の秘薬だったんだよ!! 病に苦しむか弱き人を... 救いたいと思っていたんだ。 こいつあれだけの矢を受けてまだ動くぞ!! やはり本物の不死者だ! その結果がこれか... お前が不死の化け物であるならば、 ここで切り刻まれようと父の元へ行くことはあるまい... 私の救おうとしていたものは... 誰が叶えるものか... お前たちの願いなど... こいつ、左腕を切り落として...!! 人知を超えた、採躙する力ー 眼前に居並ぶ剣も槍も恐るるに足りない。 うあああぁあああぁあああ...!! 血に染まる荒野に佇んでいた。 怪物になったと悟った。 ただずいぶんと長い間... これからは、現在はリアル 肉は擦り切れ、ほね骨もくだ砕けた。 しかしどれだけ渇こうと... この体が滅びることはなく、 たちまち元に戻ってしまう。 心だけがついていかない。 人の形をした別の何かになったことだけはわかる。 これからどこへ行けばいいのだろう...? いっそ本当に死ねないものかと 何度か崖から身を投げてみたが、 鈍くて嫌な音がするだけで、 結果は何も変わらなかった。 いつも嘲笑うかのように月が浮かんでいた。 あそこにいるのだろうか? 私を元に戻せるんじゃないか? なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだろう! 輝夜の薬でこうなったんだから元に戻る薬もきっと輝夜の元にあるはず!! 輝夜のいる月まで行けば...! どうやったらあの月まで辿り着ける? 歩いたらいつか辿り着くのか? どれだけ地上を這い回ろうと天の月までは届かない。 いつか私をあわれに思った神様が、 奇跡の力で連れていってくれるとか? そんな奇跡が起きるなら、いっそ殺してくれれはいい どれだけこの手を伸ばそうと、 あんな目の前に浮かんでいるのに、 人は月まで届かない... これは何かの間違いで、 お前が不死にしたかったのは私じゃないんだ... これは何かの間違いで... 不死になるのは私じゃない!! もう一度そこから下りてきて、 私を元に戻してくれ!! 聞こえているんだろ!! 私のことが見えているんだろ!! ...戻してください.. どれくらい泣いただろう。 しかしどれだけ泣いても 心の傷が..癒えることもなかった。 まさか本当にいるとは。 お前がこの辺りをさ迷っているという不死者か? 今までお前が返り討ちにしてきた連中とは違う。 私はまえお前を喰う気はないよ。 ちょっと手伝ってもらいたいことがあるだけだ。 まぁ、でもその前に... 誰が泣いているものか!! ああ、それはよかった。 泣いている者がいないなら... それに越したことはない。 いけすかない男だと思った。 私を恐れている素振りもなかった。 こちらが聞いてもいないのに、 夢物語のような話を始めた。 「隋」という大きな国がある。 いつかそこから大軍が押し寄せ、 この国は減んでしまうだろう。 氏姓や血縁ではなく能力によって人材を登用し、 新たなる憲法によって国家統一を目指そうと思う。 大陸と対等に渡り合う大きな国を作りたいんだ。 だからこの地に生きる民のため、 協力してもらえるとありがたい なんの興味もない話だった。 こんな国の連中は滅べばいいとも思った。 それに私には叶えねばならぬ願いがある。 私は月へ行く方法を探している。 たとえ奇跡の力を借りようと、 それを見つけ出さねばならん。 だからお前の夢物語を手伝っている暇はない。 別に、月へ行く奇跡の力とやらを知ってるわけではないんだ。 私にできるかはわからない。 私がダメでも私の子が。 その子もダメならその子の子が。 子々孫々と連なって、いつか願いを叶えよう。 きっと大国・隋にもないだろう。 積み重なった命の先で、 だから力を貸してほしい。 月へと届くその日まで。 人であった頃の名前など... 人の未来を見守る者として、 『司という名を贈らせてもらおう。 司る者となってくれ... そいつが何を言っているのか... 当時の私にはわからなかった。 優しい言葉を聞いた気がした。 お前の言葉は信用できない。 夢物語すぎて現実感が一つもない。 だから私が力を貸して、 お前がその夢物語を叶えることができたなら... 信用してやってもいい。 必ず実現させてみせる。 そしてお前をいつか... 必ず月まで送ってみせよう。 その日笑顔で誓ったそいつの夢は、 どれほどの理想であったか 当時の私は知る由もなかった。 だが気が付けば暗い夜から月は消え、 太陽がせかい世界を金色に染め上げていた。 人の力が月まで届くかはわからないが 今はそれだけを信じてー そういえばお前、名前は? 私はちょっと変な名前でね。 馬小屋の側で生まれたから厩戸とー どこであれ生まれてきてくれたことが嬉しくて付けられた名だろ? 司は意外といい奴だな。 私はお前の理想を最後まで理解できず、 お前の言ってた子々孫々とやらも その後皆殺しにされたよ。 お前の失意の晩年と同じく...なっちゃうひどい結末だったな。 あの日、妻お前が目指した理想の未来に... 物置を整理してたら出てきたの。 僕、聖徳太子のお札見たの初めて。 まぁ全然似てないけどね。 写真どころか記録すらほとんどないんだから... いや、ちょっと似てるかも。 あー、でもそーでもないかー。 だんな様の方がイケメンだからなー。 嘘だけは言ってなかった人の話よ。 あ...!ちょ...!! なんか力が抜けちゃって... ていうかちょっと質問なんだけど.. なんでそんなにボロボロなの? あー、えーとこれはその... なかなかあの日の記憶が取り戻せなくて.. それで何かいい方法がないか考えてたんだけど、 あんまり思いつかなくて。 あの日と同じようなケガをしたら思い出せるんじゃないかと... そのケガそういう理由なの? そのためにまたトラックに轢かれようとかしたんじゃないでしょうね...? あー、それも考えたんだけど... 死なない程度にいい感じで轢かれるのが難しそうだったので、ちょっとためらってた。 一回しかない命は大切にしろって!! ま...まぁそうなんだけど... 方法が思いつかなくて... ご...ごめんね司ちゃん。 いや...元はと言えば私のせいだし.. ただ...そこまでやるとは思っていなかったけど... ただほんとう本当に... 何より大事なんだから... すとぉぉぉぷ、だんな様!! ひと気がないとはいえ: ここ一応、教会だから... もう司ちゃんに会えないんじゃないかと思っていたから、 興奮が抑えきれなくて。 やっぱ、ちょっと抑えきれない。 ちょっ、ちょ、ちょ!! ちょっと待ってだんなさーむぐ...!! さっきまでのかっこいいだんな様はどこに行ったのよ!! だけど、本当に怖かったんだ... 失ってしまうんじゃないかと思って... でも...追ってきてくれてありがとう。 いいんだ...もう... 仲直りもしたってことで、司ちゃんに一つ言いたいことがあるんだ。 これは今後の夫婦生活においてとっても重要な話なんだけど... 出ていくのだけはやめてください。 色々理由はあると思うけど。 それでもビックリしちゃうから、 すみません。本当にすみませんでした... 今回は仕方ないと思うけど とりあえずまずは話し合おうよ。 話し合ってじっくり一緒に解決法を考えようよ。 優しく月が輝く星空の下、 【あらすじゃ粗筋】◎おおよその筋道。小説などの極概。漫画雑誌では欄外の柱に前号までの内容が記されることが多いが、『トニカクカウイイ」においてはその限りではない。◎『トニカクカワイ』第二の本編。とにかく自由に、奔故に、前号とは関係のないさ今東西の名作へのオマージュに溢れた物語が紡がれる。本誌掲載のみだったが、大好評につき、単行本に収録されることとに。気になる方は毎週水曜発売の少年サンデー本誌もチェック! >●由崎司●謎の嫁。可愛い。 ●由崎司●目にハイライトがない。●由崎ナサ●髭型をツインテールに変えるとナギになる。 ●田崎ナナ●勉強のできる馬鹿野郎。可愛い てことで来週のこの欄はシノビノのあらすじを載っけちうぞー☆もちろん僕の想像でな! あらすじは次巻以降も収録予定!!震えて待て!! ●困惑ナッ●最近好きな漫画「やがて君になる」 ●由岐司●最近好きな漫画:死にあるさ ●由綺司●ナサくんのことが大好きな嫁。好きな芸人はハライチュ神聖名井帝国民。●由綺ナサ●嫁の司が大好きな夫。好きな芸人は三四郎二四郎のメインの方が、 というわけで『トニカクカワイイ』、 いやいや、お嬢様!?何勝手に人のマンガ終わらせてるんですか!? いや、だから終わりませんて!! 次週から『ハヤテのごとく!セカンド』が始まるんじゃねーの? 各方面から殴られそうなこと言わないでください!! ていうか僕らこの漫画の読者にはもう全然知られていないんですから... しゃしゃり出てきちゃダメですよ。 連載が終わっただけで我々だってまだこれからなんだよ!! 別になんのしがらみもないんだからこの前のリアルゴールドみたいに企業条件持ってきてくれたっていいんだぞ!! パチンコだろうがベンツだろうがなんでもやってやるって!! 遮技機メーカーのみなさーーん!! 企業案件よろしくお願いしまー どこに向かって叫んでんですか!! 冗談はこれくらいにして... 今回我々がしゃしゃり出てきたのには... しゃしゃり出てきた自覚はあるのか... ヒロインの秘密に迫る、さ。 そんなシリアスな話の冒頭に、 いつものバカみたいなイチャラブ漫画入れられんだろ?雰囲気違いすぎて。 バカみたいなイチャラブ漫画:!! 一応その説明はしなくちゃ読者も混乱するので、我々が呼ばれたのだ。 しかし...相変わらず他で見たことないマンガの描き方してますね... ただそういう意味でいうと... この巻の冒頭の方がかつてないほど重めだと思うんですが... 前半あんな激シリアスなのに、 後半こんなクチャグチャで大丈夫なんですか? しゃしゃってる主従・おわり やめてよかったんだろう 商店街の景品で当たりました。 つかっさんを全然ごはんに連れていったりしてないっスよね? この前も牛丼屋さん一緒に行ったし... 私が言ってるのは牛丼とかじゃなくて!! 高くて美味しい店のことっス!! 高くて美味しいお店!? センパイは恋愛過程をスッ飛ばして結婚したから、 男として会得しておかねばならない能力が一つ大きく欠けているっス!! そ...それは一体どういう...!? いきなり結婚したセンパイは知らないでしょうけど、 基本的に大人の男っていうのはー 高くていい美味しいお店の情報を... 常にしい仕入れているもんなんスよ!! だってそういうのを知らないと.. 好きなあの子をゲットできないからー 好きな人を誘って楽しくデートしようって時に... 牛丼屋に連れていってどうするんスか! そりゃ男の中でデートで牛丼屋行って喜ぶ女の子の株は天井知らずでしょうけど、 男の株は大暴落っスよー!! 待ち合わせは一流ホテルのロビーラウンジ! そこからエレガントにお店へエスコートして、 値段が書いてない方のメニューを彼女に渡してスマートに注文!! 楽しく食事をしたあとは、 彼女がお手洗いに立ったタイミングでスピーディーにお会計!! みたいなやつを滞りなくやる術を、 言わないだけで意外と大人は持ってるものなんスよ。 なぜならそれができないと好きなあの子を落とせないから!! な...なるほど... じゃあ意外と大人はそういうことをやってるんだね。 そういうマメなデートを重ねて... 大人はいっこん結婚に至るっス!! 大人の男になるんスよ。 高いお店に行きませんか? いや...そうじゃなくて! 私は別に牛丼屋でもなんでもいいよ。 だんな様が美味しそうに食べてるところを見られれば。 それでもだんな様が.. 高いお店に連れてってくれるというのなら... こいつはなかなかいい肉だ。 夫婦とか深い仲の恋人同士じゃないと来ないもんね。 付き合うかどうかも怪しい男女が... においを気にしなきゃいけないお店には来ないわよ。 焼肉にこだわりが強いの? 焼肉だけじゃなく... 鍋もすき焼きも、水炊きだってこだわりが強いわ。 まぁでも焼肉は美味しいけど、 私はしろ白いご飯が欲しいわ。 やっぱ白いご飯にオンザライスしないと焼肉って感じしないでしょ? じゃあついでに肉も色々頼んじゃう? あ、お肉塩とタレが選べるけど司ちゃんは タレで食べるから焼肉だと思うの。 塩で食べたいならステーキでも食ってろって話だと思わない? あとはんご飯も一つください。 だんな様の分はいいの? うん、まん、僕はだいじょ大丈夫。 でも絶対あった方がいいのよっ すごいしい不思議そうな顔されてる... おまたせいたしました。 やっぱ、僕もご飯もらおうかな? さぁ!!じやんじゃん焼くわよ!! 焼肉、美味しかったね、司ちゃん。 最後に〆でアイス出てきたじゃない? ああ、なんかハート型の... とっても美味しかったんだけど... 甘い物分が足りない... 甘い物は別腹って言うでしょ? あ...はいそうですね... 何か甘い物でも食べていこうか。 もちろん。どんなの食べたい? あの、食パン丸ごとみたいな? 私、あれ食べたことないの!! 確かに僕も食べたことないけど... あれってカラオケ屋にあるんだっけ... じゃあ早速行きましょ!! で、でも...!あれって結構大きいんじゃ...!? そしてハニートーストを二人で食べてやりましょうよ!! 大丈夫!!別腹なので!! 僕、カラオケって初めて来た。 カラオケ屋さんってこんなに立派なんだね それにだり二人なのにこんなに広いのね。 ふーん。歌やハニトー以外にも色々あるんだね。 サイリウムやタンバリンや コスプレレンタル...? コスプレして歌ってほしいとかそういうのじゃないから!! で...でも折角来たし、 一緒にカラオケとかしてみようか!? ハニートースト食べるだけじゃなくって... 司ちゃんは歌とかはどうなの? カラオケはやったことないけれど... だんな様より上手い自信はあるわ。 そ...そうなんだ... じゃあ、折角だから腹ごなしに、 でもだんな様も歌ってね。 なんか時空が歪むから待って。 あ、でもその前にハニートーストとかドリンク頼もう。 それは大事なことだわ。 えーと...ヴァージニアピニャコ...?うーん... わからないからアイスティーで。 ではどっちが先に歌うか、 じゃんけんで決めましょう。 じゃあ負けた方が先ね。 なんかいざ歌うとなったら...急に恥ずかしくなって... 何を歌っていいかわからない時は... とりあえず『残酷な天使のテーゼ』を歌ってればいいのよ。 いやそれどういう理屈!? じゃあとりあえず... 司ちゃんの前でこうやって歌うの... 恥ずかしいなぁ~... いや...こういうのは.. 恥ずかしいとか考えちゃダメだ!! とにかく自分の持てる全ての力を使って... ドリンクお持ちしましたー。 ドリンクとハニートースト、こちらに失礼しまーす。 でもだんな様、とっても上手だったわ! ま...機械野郎の言うことよりも、 妻の言うことの方が正しいわよ! とりあえずハニートーストも来たし.. 食べてみようか司ちゃん。 すごいおい美味しそうね! じゃあ大きめに切って.. たまにそういうのやりたがるわよね。 まぁ、なのでほらほら。 アイスティーお持ちしましたー。 アイスティーこちらに失礼しまーす。 店員さんにとっては見慣れた光景だった。 ハ曲がきょうせいしゅう強制終 お笑い芸人になろうかと思うの。 カントク・犬養,葉加瀬 だから芸人さんになろうかなって。 あぁ、なんか急上昇に入ってたな。 なんて言うか、ホントかっこよくて... 芸人になるしかないなって.. なるほど、紅はバカなんだな。 歌で天下を取るんじゃなかったのか? 私が本当に歌を愛しているかどうか...! いやー、カラオケとか久しぶりねー。 最近ご無沙汰だったもんなー。 でも、どうせ来るなら... おわっ!!ビックリしたー!! ええ!?く...紅さん? うわー!!先生カラオケとかするのー!? てか、後ろの子は...? 先生もお嫁さんとこーゆーとこ来るんですね。 いや、来たのは初めてだよ.. せっかく夫婦楽しくカラオケしてるとこ乱入して... い...いや別に... 実は私、悩んでることがあって... え...?い、いやそんな... もしかして本当に帰った方がいいですか? ここではしないから!! じゃあ聞いてほしいんですけど、 歌かお笑いかどっちかで天下取りたいんです。 ゴメン...ちょっと意味わかんない... ご心配なく。そもそも意味はわからないですから。 「私の歌を聞いてほしい」ってことなので... な...なるほど... そして今思いついたんですけど、 私が本当に歌で天下を取れるなら、こんな所で負けるはずはない、と... ここで先生たちとカラオケ勝負しても...! 私が負けるはずはないのです!! つまり一緒に歌いたいってことです。 じゃあ一曲歌ったら帰ってくれる? ま...まぁ、いいでしょう。 一人で全員ぶちのめしてやりますよ! てことで!!誰が歌う!? うん、いっ一曲歌えば帰ってくれるんでしょ。 あれ!?やっぱり私邪魔者扱い!? ならばここはお嫁さんに譲ってあげます! ていうか、司ちゃんってどんな由歌うの? なんていうか、あんまり何か曲聴いてる印象がないから。 ちょさょちょ、ちょっと待って!! いやいや、だから...! このお店コスプレサービスがあるのよ!! ただでコスプレ衣装を貸してくれるのよ! コスプレしないと...!! だったらお前たちはどーなんだよ! それに、えせい先生の前で生徒がコスプレって... たぶん何かしらの法律に引っかかるし。 だけど人妻は...人妻はコスプレしないと...! 夫婦生活に支障が出るでしょ!! 妻のコスプレを望んでますよね!? いやいや、別にそんなの僕は望んでないよ!! 司ちゃんはコスプレしなくても可愛いし! でもコスプレした方が可愛いですって!! この中だとどの衣装が好きですか? う~ん、やっぱ司ちゃんは... プリンセスかなぁ...? じゃあ私借りてくる!! うわぁなんかダセェ... あ...!!ちょっと!! そして着せてみましたー!! お嫁さんのお姫様姿は...!! ではコスプレもできたし、そろそろ歌ってもらいましょう!! イントロすごい、盛り上がるやつ。 イントロ超盛り上がるやつ。 アスファルトがどうのこうの、 別に歌詞とかのせなくても日本人全員が歌えるアレ。 やっぱりカラオケって楽しいわね。 一トニカクカワイイ凪・完一 紅はやっぱりバカだなー。 司ちゃん、聖徳太子と知り合いなの!? まぁ知り合いっていうか... なんていうかマブ?マブな友達? あいつとあたいはマフだち太子よ。 聖徳太子なんていうご立派すぎる名前には違和感しかないけど... 本当の名は忘れてしまったからね... 隋の皇帝場帝に国書を届けたかったんだ。 お、さすがだんな様!!よく知ってる! だけどあいつの書いた国書の内容が過激でさ、 場帝を怒らせる可能性があったんだよ。 まぁ実際ブチ切れだったんだけどね だけどそこで皆殺しに遭うわけにもいかなかったんだ。 だってそうなったら戦争だ。 だから絶対に生きて帰る必要があったの だから死なぬ私がスカウトされた。 隋に渡った全員を守るために。 めちゃくちゃ教科書に載ってるやつだね... その時はそうなるなんて思ってないんだもん。 そいつにしたってさ.. お札になるなんて思ってなかったよ!! 人類という赤ん坊に物心がつき... 大人へと成長するその過程の全てだ... だから彼女の見てきたものは、 まさに...人類の歴史そのもので: 色々なことがきっと... あったんだろうけど.. そういえば奈良の旅行でも.. 寺とか見飽きたって言ってたし... でも神聖な場所だし... 聖徳太子に怒られそう。 そういう古い物件ね... こんなことであの人は怒ったりしないわ。 傷ついた彼女の心を... この人は救ったんだろう... 僕の知らない司ちゃんを... 聖徳太子に嫉妬してる... 何考えてんだ僕は...!! なんでずーっと一万円札握り締めてるの? ちょっと珍しくて... あ...あのさ司ちゃん... っ...司ちゃんってさ... この...聖徳太子のこと... す...スキだった...? いやいや、気持ちの悪いこと言わないでよ。 いい人だったけど最後までわけわかんなかったし... や...そ...そうなんだ。 そ...そうだよね... え?もしかしてだんな様... そそそぞそんなことないよ!! だんな様もやきもちとか焼くのね~ 意外とそういうの気にしちゃうのね。 そ...そんなことないよ!! そんな小っちゃなことを気にする男では...! 過去を全部遡っても貴方だけよ... とはいえ、愛を囁いてきた奴は何人かいたけどね。 ええ!?それは誰なの? ヒント。たが大河ドラマになったことがあります。 家族がたくさんおりました。 愛する妻と優しい子供たち、 男にとって家族は命より大切でした ...しかし流行り病で家族は次々死んでしまい、 幼い娘と..二人きりになりました だから男は思いました。 たとえ全てを裏切ってでも 娘の命だけは守りたいと... イラスト・畑健二郎ザイン・中野絵美(ノバナナグローブスタジオ 優しい家族に囲まれて、 娘はとても幸せでした。 父以外の家族はみな死んでしまいました。 どうして人は死ぬのだろう? なんで命は儚いのだろう? 命を守れるようになりたい。 こうして娘は薬師になりました。 優しく月が輝く星空の下【手を繋いで、 トニチケットにオープンなどの 愛しく目が揺れ〈星空の...を繋いで あてはくむご予報は夜が明けて、二人は夫婦として再建発」共に歩めば、目的はゆくも愛らしい。残念デートにカラオケテートでこのようなサイトのコンサービスをしています。お客様において、 もしかして、その時期は、こんな時間が分かりませんが、お客様のご相談ください。これから、 少年サンデーコミックス 連載担当/芳仲宏暢...ここだ単行本編集・労作法闘・久保田選夫・ノ三輪未子(アイプロダクション発行所 ●造本には十分注意しておりますが、印刷、製本なと製造上の不備がございます。したら「制作局コール 発、行、株式会社小学館、 電子書籍制作会社株式会社昭和ブライト ☆本書の一部または全部を無断で複製、転載、複写(コピー)、スキャン、デジタル化、上演、放送等をすることは、著作権法上での例外を除き禁じられています。代行業者等の第三者によりる本書の電子的複製も認められておりません。