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なんか...
...
第41話
コンッ
うっ
とつくにの少女
CoNTENTS
第41話_oo3_
第42話-035-
第一
・43話
44話
45話
...
とっくに。少女の
城中大騒ぎ
でしたよ
国王が突然
倒れ
しばらく
目覚めないのですから
事態はじったい
重大ですよ
大したことは
ない
儀式が
中断されたのに
ですか?
なかなか
手厳しいな
我々は
不完全です
責めている
わけでは
ありません
どこか欠けて
この世に生まれ
決して満ちる
ことはありません
だからこそ
人は捕い合う
のでしょう
そしてもちゃん
父の力もまた
必要なのですが...
とっくに。少女の
今は大いに
荒んでおられる
仕方のない
ことです
私の
所為だな
そうだと
いいが
王
情はお捨て
ください
貴方は
お優しい
しかし
時として
これまでも
慈悲深き心で
この国を治めて
こられた
非情にならねば
ならぬ時も
ありましょう
よろしいですね?
我々内の者のためにも
ためにも
パチ...
ガコ、
まあ王様!
まだ安静に
なさらないと
よいのだ
ところで
頼みがある
馬車をここへ
寄越してくれ
花を一束
ガタンッ
ガタンッ
王!
おおむね良好だ
お体はよろしいのですか?
...無理だようにいいですか?
無理は禁物とも
言われたが
なに楽にしてよい
私も同じ
花を手向けに
来ただけだ
「大満満」
もう6年程に
なるか
今でも鮮明に
憶えておる
知り合いが
いました
それはもう仲睦まじい夫婦でして
夫婦でして
子も生まれたばかりで
生きていれば
7つぐらいに
.....でも
外つ国の少女の
魂さえあれば
それもお終い
なのですね
皆呪いから
救われるんだ
そうですよね
王?
ああ
ん~っ~~~っ
ん~~~っ
あとすこし...
ズリッ
ドシンッ
あとちょっ
まずは、
やっぱり
だめかぁ
なにを
騒いでおる
あっ
きのうの!
またきて
くれたんだ!
少しは元気に
なったか?
うん!
ごはんも
ちゃんと
たべたわ!
あのね
しらないひと
わたし
かえりたいわ!
はははっいいんじゃ
随分元気に
なったようだな
もちろんダメだ
もちろんダメだ
...
諦めなさい
お前の運命は
変わらぬと
申したはずだ
だってここ
つまんないわ
それにはやく
いえにかえって
せんせに
あわなきゃ
いけないの
だからここからだしてよ
だしてよ
でたいーーっ!
ダメだ
てたいでたい
でたい~~っ
ゴンッ
帰るのは無理だ
無理だ
コンッ
ゴンッ
けちんぼ
ゴン
ギイッ
元気が出過ぎたようだな
しかし
出して
やらんことはない
ない
シーツなんかかぶって
ねえどこへいくの?
この牢のてっぺんさ
早くせんと
置いていくぞ
まってよ~
見つかると
大変なのだ
つくに。少女
大丈夫そうだ
たかーいっ
これっ
なんでここに
きたの?
あまり身を
乗り出すなよ
バサッ
ちょっとした
ものを見せようと
思ってな
それとそこを
閉めてくれ
ちずだわ
なんか
まっくろね
上が潰した
土地だ
つぶしたって?
って?
そのままの
意味だ
内つ国はひとたび呪いに触まれては
蝕まれては
幾度となく...
猫小を繰り返した
呪いが蔓延した
地は捨てること
しかできない
だから王の命令で
人ごと国から
切り捨てるのだ
お主の住んでいた
村もそのひとつだ
あれ?
あなが
あいてる
ああ...
これはな
とつくに。少女
ちょうど
この辺だ
ギイッ
覗いて
みよ
地図の穴
あそこは
昔の城下町で
中でも特に
栄えた
場所だった
城から見渡せる
大きな町で
人も大層
賑わっていた
よい町だった
まさに
地獄だった
呪いが突如流行り
おれよあれよと
人も町も呑まれて
しまった
幾多の人が
処刑されても
呪いはなくならず
最終的に囲いを立て町を捨てる
この国最大の
呪いの被害だ
だが
あの惨劇から
まだ6年ほどしか
経っていないが
不思議なことに
樹があの町中に
芽吹きはじめたのだ
葉をつけない
奇妙な木だが...
きっと神の
お力なのだろう
きになっちゃうの
なに?
のろわれた♪
ひとはね
そしてさいごには
きに
なっちゃうの
いろんなことを
わすれちゃうの
おばさんも
へいしさんも
そしてせんせも...
いいか娘よ
ここで私に
会った一切の
ことは内緒にな
どうして?
やはり色々と面倒だ
面倒だからだ
さあ
戻りなさい
ガコンッ
ねえしらないひと
中国政府中国人委員会社では実際のサービスの際には
...ただの
きまぐれさ
ガチャンッ
どうして
おはなしして
くれるの?
呪われたら
木になる...
そのような
話は聞いたこと
がない
自然はもとより
父の創造のはず
しかし嘘を
ついている
素振りはない
あの者は
一体...
......せめて
姿がばけものならば
どれほど
良かったろうに
これもダメか
コンコンッ
つくじの本ケ
あら王様!
こちらに
いらしたのですか
少し
調べごとをな
そうですか
病み上がりなりです。
なのですから
無理なさらぬように
わかっておる
呪い...
いずれも...
従来以上の記述は
ないな
かつて黒の神が
受けた罰として
罰は呪いとなり
そして外の者と
なり
形と心を失い
死すらも許さず
未だかつて
逃れるすべはない...
今に至るというのは
永い時を経ても呪いへの
解は一つもなかった
しかしここにきて
突然導かれた
はっきりとだ
呪いを
受けつつ
あの少女は
何者なのか?
かつ呪いに
脅かされない
ことと
呪いから
解放される方法との
関係...
文献に
手がかりが
ないのならば
次はひと
パタンッ
神父様?
今日はまだ
見ていないですね
昨日の今日
でしたから
いつもなら聖堂...
聖堂にいるかと
思いますが
見かけたら
お伝えしてァキャナ
おきますね
頼む
あんなところに
神父?
ここは...きちせいどう
旧聖堂?
神託を得るだけしろないよ
ならば城内部の
聖堂で良いはず
なぜ離れのうせいどう
旧聖堂に?
それも人日を
気にして...
......?
なんだ?
ーーーだけど...何なんていなかったのかな
しばらく訪れていなかったが
父のふもとに
父のふもと?
...!!???...??
なんのことだ?
ギイ...
物音が
しなくなった
神父よ
いるのか?
返事をせよ
カツンッ
神父よ
じゃあ、それは
...
それはそれだけでは
旧聖堂...ろうか
老朽化で今は
使われていない
私でさえちゃん
曾祖父から
聞いたのみだ
それにしても
神父はなぜ
こんな所へ...
とつくに。少女の
父のふもと
・か
この石台
わずかに
造りが違う?
人為的にズレが生じている
生じているような..
ズッ
!動く!
ズリッ
重たいが
なんとか...
ズスズズ...
ズ..
これは...!?
年寄りには
難しいな...
カツン
カツン
カッン
こんなところに
空間が..
カッ
神父はこの中へ
向かったのか?
ここは...?
聞いたことが
ない..
旧聖堂に
地下室が
あるとは...
そのはずです
神父!
迂闊でした
よりによって
貴方が来られるとは
なんだと?
こちらの
話です
ならば問う
この地下室は
なんだ?
神父といえど
黙秘は許さぬぞ
こちらはもしょ
禁書の間です
仕方ありませんね
禁書...?
歴代の神父が
父より言葉を
頂戴し
父の答が
記されています
または人々が
投げかけた問に
対しての
それがなぜ
禁書なのだ
神父は唯一父の
お言葉をお聞きできる
役職
それにわざわざ
隠さんでも
破棄をすれば
よかろう
そこには
偽りも驕りも許さず
一言も逃さず記す役目
それは貴方が
よく知っている
はい
焼却し煙とともに
父へお返しすれば
それはつまり
お言葉を返すこと
失礼に
値します
各所に散布しては
収拾がつかない
しかし
与り知らぬところで
いつしか秘密が綻び
日の目を
浴びてしまうでしょう
だからあえて
だからあえて
一番近い場所へ
まとめてあるのです
禁書である
所以ですが..
読まれれば
分かります
バキンッ
バキンッ
こ...
これは...!
ん~
きょうは
こないのかな
ボフッ
つまらないわ
ガコンッ
ギイッ
あっ!
きた!
ギギギ.....
もーっ
おそいわよ!
ねえきょうはどんな
おはなし..
ギイッ
ドンッ
こないで!
しっ
大きな声を出すな
ただ
聞きたいことが
あるだけだ
昨日誰かと
話していたな?
...
その方から
なにか渡されたな?
...
お前の物かは
知らんが
まあ
それはいい
掌に収まるぐらいの
もひとつ
銀色の
それ!
わたしのよ!
あっ!
かえして!
あるべると?
アルベルト!
中の絵も
同じだ!
あいつのに
違いない
ああ、あああ...
とつくに。少女の
なぜおまえが
これを!?
もしやお前
アルベルトの子か!?
そうなのか!?
わからない
けど
ねえ
おしえて!
せんせのこと
なんでもいいから
おしえてよ!
あなたきしき
せんせのこと
しってるの!?
せんせっこ
...わたしにたましいをくれちゃったの!
それでぜんぶ
わすれちゃって
せんせがぜんせじゃないなっちゃ
なくなっちゃって
このままじゃ
せんせはきに
なっちゃって
そしたら
あえなくなっちゃう
から
こんどこそ
わたしが
たすけるの!
ありえない
ゴンッ
アルベルトはいない
助けるつもりだ
何をどう
あいつは...
アルベルトは
6年前に
死んだはずだ
第43話
そんな...
ばかな!
地図の穴の
充端は
我らが父の
所為だと...!?
父自らが作り方が
外の者を
呼び寄せた...?
なぜ!
それも其処に
記されています
...「奪われし身体を
取り戻すため
一体何の...
記されている
とおりです
ただ
く「の小さ
その答に
たどりつくため
には
順を追う必要が
あるでしょう
ではまず
始まりの話を
しましょう
父はまず
光を作られた
母は光を奪い
闇が作られた
光のかけらは
星となり
光は朝
闇は夜となった
次に父は
天を作られた
欠けたものが
手を伸ばすように
父を目指せば
母は天を奪い
欠けた天は
大地となった
草となり
樹となり
山となり
潜るように
母を目指せば
川となり
土となり
海となった
形を作り
またはうば
奪われ
月の満ち欠けのように
幾度となく世界は
形作られ
こうして揺り籠が出来上がら
出来上がり
最後に
「命」が
作られた
この『命
こそ
始まりと呼ぶに
相応しい特別な
存在なのです
特別?
母
父
二つの一部を
分け与えられ
生まれた
そして
「命」とは子
命とは魂と
肉体なのです
我らが父から与えられ
生まれたと以前に
聞いたが
母からも
与えられたとは
初耳だ
誤解
なさらぬよう
この『命』は
我々だったと
いうべきでしょう
どういう
ことだ?
呪いが国を
隔てたことは
周知の事でしょう
実はその時国ごけで
国だけではなく
『命』も二つに
なったのです
神罰の日
父と母の
争い
命も...?
始まりと怒っ
終わりの日
天は裂け大地は震え
爪痕は谷となり
血は溶岩となって
吹き出しました
形作られた
世界が
砕け散るような
争いの末
父は母の殆どを
取り上げ
再び命を
作ることと
なりました
奪い取った
母を使って
我々は父の一部と...
母を...
使って?
L-Raw.Net
正しくは
父が奪い取った
母の一部
お告げでなければ
改竄は自由
有難く思ってください
母から
作られたと知れば
皆たちまちー
狂いだす
でしょうから
まさか
内の者の
元となる
母とは..
黒の神に
他なりません
バサッ
ばかな...
呪いの根源である
黒の神が
我々を...!?
ありえん!
おっしゃったのです
信じずともけっこう
結構です
以前に
父はなぜお護りに
ならないのかとも
申されましたね
守る力が
ないからですよ
熾烈な争いの中
母の殆どを
よくあ奪った一方で
身体を失った
今の父では
父も母に
身体を奪われて
しまったのです
言葉を
授けることしか
出来ない
その母は奪った
身体を持ち去り
父と同じく命を
作ったのです
...父の
身体の行方は?
外の者
そのものです
待て!
外の者とは
我々が呪われた
末になる者を
指すはず
れでは
外の者と
呪われた内の者は
別物
外の者とは
父の身体であり
肉体
内の者とは
母の身体であり
「魂」
身体を奪ったあと
呪いがその身を
蝕もうとも
呪われた母の
手で生まれた
外の者が
自らの毒で
死するはず
ありません
.....では
父は
自分の身体を
取り戻すために
身体自身へ
問い
呼び寄せていた
その時飛来した
外の者がたまたま
人と接触
したのでしょう
中央街は
ご覧のあり様です
ですが
まあ
仕方ない...?
仕方ないでしょう
あの時
何万もの人が
死んだのだぞ!
家族も
友人も!
人だけではない!
場所も!
それをしかた
仕方ない
だと...!?
父のためです
ガッ
神父!
よくも...!
見損なったぞ
貴様とも
あろう者が
人の命を
軽んじる
など...!
老磔
まるなさいましたね
叱する
権利など最大には
ねえ!貴方にはないはず
儀式ひとつ
遂行できない
貴方が
事は順調に
進んでいる
父の復活も
父の後流そこまできている
まさか穢れ自身が
父の身体に宿り
父のもとへ
運んでくれるとは
いままで
成しえなかった
ことがついに
叶います
父に身体を
わずかでも
お返しできれば
きっと
父は
お喜びに
なられる!
あの時...
9
父が
欲していたのは
一魂」ではなく
とつくに。少女の
父は...いや
神父は
知っていたのだ
『身体』
の方!
いくら器が
呪われていようが
中の魂は汚れない
それぞれが
存在だからだ
外の者であり
内の者
到底信じがたい
事ではあるが
肉体と魂は
共存する
あの少女は
現しながら
呪いをその身に
魂は影響を
受けない
いや方法が
なんだとしても
なったとしたら
あの者は...
あの少女は
人だ...!
もとはちちから
父の身体
そこに不純物がついてしまった
ついてしまった
だけのこと
人の形の方が
懐柔しやすい
かもしれませんね
まあ
ところで
今更
理由など
よい!
禁書たる所以を
教えていません
でしたね
まあ折角です
これで
ーー最期ですから
ドサッ
ドカッ
ガタンッ
ぐっ...!?
背徳者を
生んでしまう
からですよ
貴方のような
父を疑う
愚かなる者よ
儀式が終わる
その時まで
ま...
まて...
秘密とともに
お眠りください
......
せんせは
しんでなんか
ないわ!
何度も
言わせるな!
あいつは
もういない!
いるもん!
お前の言う
せんせとは
巻き角のことか?
とつくに。少女の
これだって
たまたまそいつが
持っていただけ
だろう!
いるもん!
いるったら
いるもん!
うそは
つかない
もん!
アルベルトは
生きていて
今は外の者で
3¡タの者でいずれは木に...だろ
せんせは
かくしごとは
するけど
お前の言い分は
めちゃくちゃだ
ほんとうだもん
あいつは
アルベルトは
死んだ
6年前
大粛清に
巻き込まれてな
それって
ちずのあなの
こと?
だい
しゅくせい?
どうして
それを...!?
まったく..
とにかくそのロケットを持っていたから
持っていたからといって
アルベルトとは
限らない
分かったか
どうして
せんせをしんじてくれない
くれないの?
あいつなら
手放すはず
ないからだ
たいせつどい
だから
しってる
せんせがそう
ヤバヤだそういってたから
大切なもの
ねえ...
9
それを
あげちまった
んだろ?
ほらな
もういい!
ぶんまでたいせつに
するもん!
かえして!
ガゴンッ
ギギ...
お前!
なぜここに!?
とっくに。少女。
いえ!
これは
その...
申し訳ありません!
身勝手な行動を...
...まあいい
命令実行に
迅速なのは
結構だが
独断は
以後気をつけよ
今は急を
要する
連行せよ
ちょっと!
なんなの!
つれていくの?
ねえ!
待ってください
彼女を
どうする気
です?
貴様
あれ話を聞いていないのか?
少女を祈りの間へ
連れていく
この前儀式が
中断された
だろう?
は...すみません...
それをさいかい
再開するそうだ
今から!?
そうだ
多少不揃いでも
構わぬ重要な
重要なのは
時間だ、と
急すぎる
ああそうだ
しかし父がそう
申されたのだ
仕方あるまい
まあ王の命令とあらば...
あらば...
いや
今回は神父様が
指揮を執るそうだ
神父!?
王ではなく?
詳しくは
知らぬ
異例中の異例で
城はやや混乱気味だ
王ではなくしょ
神父が指揮を?
問題はそこではない
儀式の再開は
不盛の出来事だ
それにしたく
神託は決まって
晴れの日
7日に1度という
きまりがあるはず
それも異例に
含まれるのか?
前回を考慮し
多少時間が厳しいのは
致し方ないが
これにしても
急すぎる
少女の儀式の
お店げから...
逆算しても今日で
なによりこと
王の事だ
少女に対して
気にかけて
いることがある
少女への
慈悲を捨てきれて
いない中
儀式を成しえなかった
責任と主としての
義務の剣を...
ここにきて
いきなり
来てるだろうか
確かめるしかない
本人へもくせっ
直接!
おい!どこへ行く?
鎧を
取りにいく!
すぐに戻る!
その
なんなのだ一体...
せんせ...
神父様
前回の儀式で
花の数が足らなくなってしまった
てしまった
なってしまのですが...
あるだけで
構いません
いいですか?
12時の鐘が
開始の合図です
それだけは決して遅れなよう
遅れぬよう
はい
鏡まで
あと1時間...
ああ...いよいよです
父も
待ちくたびれたでしょう
ようやく...本当にようぞくです
あと少しの
辛抱ですよ
神父様!
おお良いところに
少女の方は
どうですか?
あの少女がいなければ義代ができれ
儀式ができません、?
からね
その...
少女の
ことなのですが...
ダッ
まて!
大人しく
しろ!
いやだもん!
つかまったら
ころされちゃう
もん!
神父様も
意外と人遣いが
荒いこと
ええまったく
こんな時間から
儀式だなんて
本当よ
まさにドタバタよ
まさにドアバイよ
きゃっ!
どいて!
ホラホラ
どいて!
のろっちゃうわよ!
居たぞ!
捕まえろ!
ガタッ
ッーッ
シャッ
タッ
くそっ
小賢しい!
つかまる
もんかっ
せんせのとこに
かえるんだ!
ぜったい!
ギイッ
ここも
居ない...
書斎もしんっ
寝室も
空っぽだ!
そんなはずは...
・
たしかにおきま
王様は
おやすみに
なっていると
とつくに。少女
その王様の命令で
代わりを務めると
神父様は
仰ってたのに...
その肝心の
王はどこに
いるんだ?
神父は王から祭って
承った?
嘘か?
変ねぇ...
神父が儀式を
進めることに
誰も不利益はないが
何か妙だ
他に
心当たりは?
ええっと...
しかしなぜ申込ま提出
神父は嘘を
つく必要がある?
あの時
王様は神父様が
どこかと尋ねてきて
真偽の確認も
王がいなければ...
私はどう
聖堂にいるのでは?
と答えました
聖堂:儀式の会場か
こはおせい
王がいればすぐ
あそこは人も大勢いる上がいればすぐ
分かるはず
聖堂...
もうひとつ
ある!
!?どちらへ?
旧聖堂!
9
でもそこはすでに使ってている
使われていない
ですよ?
だからこそだ!
嫌な予感がする!
する!
そこにもし王がいてしまうならば
良からぬことが
起きるかも
しれない...!
はあっ
はあっ
いたぞ!
も〜〜っしつこい!
もーーっしっこい!
なんでこんな
おしろひろいの!
むしろひろいの!
こないで!
そうだっ
わたしにさわるとりろっ!
のろわれちゃうよ!
だからこないで!
ねえっ
いや...!
はなして!
やめて!
やだ!
いい加減
観念しろ!
ギシッ
ギッ
なぜ拘束具を
持って
こなかった?
ズリ
やだ~っ
報告では
大人しかったと
聞いていたが...
コラッ
暴れるな!
やだ中だやだ~~~
少女を
連れてきました
じゃないか
お転婆
いてっ
はっ
ご苦労
追いかけっこは
楽しみましたか?
希望の器よ
きぼう?
ええ
君は内つ国の
希望なのです
本当にありがとう
我々内つ国を
永い間
苦しめ続けた
呪いから
解放されるこっつ
ためのね
がぶっ
だまされないわ!
9
わたしをころそうとしているの
しってるもん!
おやおや
元気なことで
やだっはなして!
儀式の準備は
済んでいます
あとは貴方だけ
かえるの!
こんなとこに
いられないわ!
そうそう
すこし
貴方のことを
調べました
貴方の育て親
つまり叔母の
ことですが...
貴方とは本当の
家族ではない
ようですね
おばさん?
え...?
わたしはおばさんのこどもよ!
なんでそんなひどいこというの!?
こというの!?
血緑が居ない
父も母も兄弟も
親族すらも
調べつくしたが
貴方がどこの誰か
誰も知らない
血が繋がらなくても
化け物でも家族?
だがその「家族」は
一向に助けに
現れませんね
こんな可愛い娘を
追いかけてすら
こないなんてねえ?
貴方はこんなにも
想っているのにねえ?
楽てられて
忘れられて
それでも
本当に
それとも
なくなって
帰るというのですか?
L-Raw.Net
おばさんはもう
いないわ
けど
せんせはいるわ
わすれていても
そんなの
わたしには
かんけいやっ
ないわ
そうですか
全く
無駄だというのに
いうのに
ゴー
ゴーーン
時間だ
みなさん!
おまたせいこと
いたしました!
これより
儀式を再開
します!
一度は
叶えられなかった
父の願いを
今日こそ
内つ国のため
成しえることを
約束しましょう!
さあ!
この私に誓って!
さあ父に
祈りの唄を!
内つ国にとって
喜ばしい
日となるよう
父の復活の祝いとなるよう!
やだ!
はなして!
やめて!
はずして!
やだ...
今度は中止になど
しませんよ
私は甘く
ありません
王とは違って
待て!
つくにの少女
王!
様子が変だわ
一体何が...
負傷しているぞ!
早く手当を
その儀式を
止めろ!
なぜですか?
私はしんぶ
神父に一任
した覚えはない
9
儀式そのもの
が正式では
とつくに。少女の
父のお告げに
従ったまで
そのお告げは
本当に父が
申したのか?
父を疑う
おつもり
ですか?
それよりどうなさったのですか
ですか
酷い怪我だ
正常な判断が
しかねる程宣言で
重傷だ
王を早急に
治療室
連れて行ってください
「父のふもと
旧聖堂の
像の下
そこに隠し部屋が
あり禁書が
眠っている
聞け昔の者
6年前の
地図の穴は
我らがいいわ
父の仕業
なのだ!
ばかな
外の者を
内っ国へ
呼び寄せていたのだ
父はかつての
争いでその
身体を奪われ
信じ難いことでは
あるが...
外の者とは
黒の神に
奪われた父の
身体から
作られた存在
なのだ
父は魂ではなく
器を欲しがって
そのためならば
我々のことなど
意に介さない
ほどにだ
っ
少女の
少女の処刑は何も生まぬ呪いが解ける龍証など
確証など
そこにはない!
...そして
その秘密が
明るみに
ならぬよう
さあ神父よ
神父が私を
その剣で葬ろうと
したのだ!
すぐに
企みを
断念しろ!
父よ...
ああ...
皆よ..
ああ
ああ
お許しください
っ
不善であることを
承知の上
とつくに。少女の
誰にも明かさず
墓に連れていく
つもりでした
これもうちくに
内つ国のため
願わくば
この業を私一人
背負い
?何を...
王を刺したのは
私です
人を傷つけた
ことは
父もお怒りに
許されないこと
も承知して
おります
しかし...こうするしかいったのです
なかったのです
しなければ
王の暴走は
止められない
なんだと...?
私は父のように
ありません
間違った道を
間違った進む輩がなぜその道を正くの
道を征くのか
とつくに。少女の
理解が及ばぬ
ご容赦頂きたい
王は自らの偽善のため
皆を道連れに
しようと
企んでいる
それはおろか
「地図の穴」は
父の所為だ
私は最後の最後まで
父に倣い慈悲の心で
言葉を交わし
続けましたが
あの少女の魂が
皆を呪いから
救うことを
知りつつ
父が呪いを行けた
呼び寄せた
決して許されぬ
冒涜である!
皆の命を
頑みないなど
ついに考えを
改めることはないっこりで
なかったのです
父が言葉を与え
お導きを裏切ってまで
儀式を二度も妨げた
目深だと!事実そうだろう!
王よ
わずかな事実を
なんだと...?
「私があなたを同じに」
刺した」
その事実だけを
盾に虚偽を
でっち上げ
同情を誘い
国民を
丸め込む
全ては父の所為であるとね
今までの恩を
忘れるだけでな!
この愚行
国を任された
王の正体は
それですか!
ふざけた
コよもうおやめくごきい
ください
自分の父のふもとを聞くしよ
調べれば
分かること!
それに儀式を
妨げる理由は
一体何ですか?
皆の者!
神父の言うこ
嘘だ!
あの時
誓いを立てた
王はどこです?
皆のため国のだめ
剣を掲げた
勇ましい姿の王は?
とつくに。少女に
耐え忍んで
ようやく見えた
ひとつの光明を
あなたは無下にしろという!
地図の穴」で
たくさんの人々が
死んだ!
友人も
家族も!
人だけではなく
大切な場所も!
なんて酷い
王だ!
いやもはや王ではね
王ではない!
あの悲惨な...
あの悲惨な光景は今も痛々しく皆の胸に刻まれ
皆の胸に刻まれて
しまっている!
呪いという
逃れられぬ
因縁から!
ただのおかもの
愚者だ!
貴様いい加減に
やめて!
わっ...
わたくしは..
もう呪いに
怯える日々は
ごめんです!
なっ...
少女の魂があれば
皆救われるの
だろう!?
..
ならもう儀式をやり遂げて
やり遂げてくれ!
まてっ!
早まるな!
今までも父が我々を見守って
見守って
くださった!
父を裏切る
だなんて
そうだ!
邪魔しないで
くれ!
父はそう
父はそうおっしゃったのだ!
神父様は
正しい!
なぜ
妨げるの!?
騙されるな!
どうかしている!
王はまちが
間違っている!
神父は
うっ
ごほっ!
ボタッ
ああ...
ボタッ
哀れな王よ
人は愚かで
間違いを犯す
生き物
カッ
っ
道を誤ることは
決して恥ずべき
ありません
カッ
重要なのは
間違いに
気づき正すこと
あなたが
過ちをどんせい
反省できるならば
何方か
今一度この王を
治療室へ
父はお許しに
なられますよ
全く
つくづく
感心しますよ
待て...っ
なんだ?
神父様の様子が
様子が
おかしいぞ?
ガサッ
王...!
貴様...
まさか
課ったな...!!
はやく少女を探せ
不審な人物が
つまりいたら即捕らえろ!
急げ!
望んだ答え
ですか?
欺瞞と偏見に
まみれた義情が
父ではなく
化け物を
取る愚かさが
正しい答えだと
本気でお思いで?
神父の言う通り
私は正しく
ないからな
ガッ
ガランッ
ガランッ
せいぜい
野垂れ死ね
ガシャ
私の役目は
ここまでか
ズリッ
今頃兵士が...
あの少女を外つ国へ逃れているはずだ
それは...
ああ
巻き込んで
すまない...
シーヴァ、か
......
良い名前だ
ねえへいしさん
っ
どうしてたすけてくれたの?
...
王の命令だからな
おうさまが?
お前を外っ国へ
どうしても
連れて行けと
自身の怪我を
ほうってまで
頼んできた
王が囮となって
気を引いているうちに
お前を解放し
裏から逃げる
という計画もな
俺は耳を疑ったよ
神父のことも禁書
禁書も
信じられない
話ばかりだ
だが
俺は王を信じる
ことにした
さあ俺はここまでだ
ここから先は
一人で行くんだ
いいな?
うん!
へいしさん!
待て!
これ
お前のだろ
あ!せんせのロケット!
よかった~っ
...お前に一つ
話しておく
ことがある
今回お前を何つ国
今回お前を内つ国へ連行する際
実は俺も
参加していたんだ
十名の兵で構成し
任務に臨んだわけ
だが...
あのときの!
よくもせんせにひどいことしたわね!
わたしゆるしてないからね
ないからね!
俺は
アイツが
アルベルトだと
信じていない
アイツは死んだ
アイツは死んだ
そう思ってい
それでも
アイツがそうごと
そうだとまえしん
お前が信じるなら
「あの時は
すまなかった」と
代わりに
謝っておいて...
くれ
...なんだ?
わかったわ
わかったわいってるから...
つまりせんせはしでないって
あっとそうだわ
......?
そのかわりありがとうっていっておいて!
いっておいて!
誰にだ?
おう
おおきな
ぬのをかぶった
ひとに!
トね
そのしらないひとが
みつけてくれたの
それにいろんなおはなしを
おはなしを
してくれたの
たかいとこにもつれてってもらったの
むずかしくてよくわかんな
かったけど
でもだれだったんだろう?
おかげであたしはまたしてなかったわ...
おかげでわたしはさみしくなかったわ
へいしさんだれだかしらない?
ねえ?
あ...ああ!
っ
伝えておく
ありがとう!
それじゃ
......これでよかったのですか?
...これでよかったのですか?
...王
魂が
帰ってきた
戻ってきたんだ
囲いの中から
帰ってきた
もう戻れない
と思ってた
せんせっ
あのよそ者か
どこへ
向かって
いるんだい?
ねえみんな!
せんせは
どこ!?
おしえて!
あの子を探しているのか
おの子はその先にいる
ちかくにいるのね!
うん
陽魂がる
せんせという処へ
黒の子に似た者はまだ先だ
魂は急いでいる
全然おまえと
よそ者の処へ
せんせはその先だ
よそ者は森を抜けた先だ
どうして急いでいるの?
さあそろそろだ
あの子はそこだ
せんせ!
その森を抜けたところに佇んでいる
佇んでいる
ほら見えてきた
.....うそ
うそ
だよね?
せんせ
ねえ
そんなはずないよね?
そんなはずたいよね?
せんせっ
せんせぇっ!
まだ
きになって
ないよね!?
いなくなって
いないよね!?
わたしちゃんとかえってきたよ!
へいしさんとおうさまに
そうだ!
せんせって
アルベルトって
いうんでしょ!
へいしさんに
へいしきんにおしえてもらったの!
いえいでかえってきたことよ!
カラーんだよ!
いるんでしょ!
ゴンッ
あのときはごめんな
めんなさいって
いってたよ!
へんじしてよ!
ン
ゴンッ
ゴンッ
ゴンッ
ゴンッ
ねえ!
ゴンッ
ねえってば!
ゴンッ
ゴンッ
ン
ゴンッ
ゴンッ
ゴンッ
いやだよ
せんせ.....
いかないでよ...
いかないでよ..
まだはなしたいよ
まだまだいっしょにいたいよ
せんせ
ひとりはやだよ...
バキッ
バキッ
バキッ
せんせ...っ
...せんせ
ごめんなさい
わたしずっとせんせにたすけて
すっとせんおたすけてもらってた
しのために
くれてたよね
いつももらってばっかりで
そのおかえし
できてなかった
これをさくせるせいぜっちゃんです!!
これもせんせのたいせつなものなのに
わたしのために
くれたんだね
だけど
やっぱり
あなたに
かえすわ
とつくに。少女
とつくにの少女が一口から
とつくにの少女
ながべ
彷徨う外の者と化した、せんせ
自身を忘れてしまった事に絶望するシーヴァ。
二人が言葉を交わす事は一度となりのか...。
そして、内つ国ではこの世界の真実、
神が作り出した事柄が描かれーー。
人々の決断、少女の状態。それらが作り出す奔流は
あってはならぬ結末〈辿り着く。
これは朝と夜
その深い断絶の冑に佇む
ふたりの御伽話...!?
...
とつくにの少女2019
マンガドア
わたし、
あなたがお伝えしていなくても、あたし、
あなたが
を感じ
離れ離れになったか
一人外少女神経
そんなことは
うっ。ですから
DL.Rav.Net
の決断の方が決断できれらが作り出す奔流。
あってはならぬ結末へ辿り着
これは朝と夜―
その深い断絶の背に佇む、。...ーーー。
ふたりの御伽話...
彷徨う先の者と化した
自身を忘れてしまった事に絶望するシーゲットワークの
二人が自覚を交わす事は、歴史を安いのかというのは
そして、自つ国ではこの世界の
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...
2025年3月25日初版発行
・習者ながべ
なんで...Chatebe.2020
・発行人保証書
【完行人保坂嘉弘
・発行所
【無印所株式会社マッグガーデン
〒128912年1東京都千代田区工房駅から2017年7月17日-19日-29日土午前28:07:ホーマットホライゾンビル2002-557
そうだなんか、東京ホテルの新集ソフロー...(3)よろしくお願いできました。...ありがとうございます。FiX.18-302-557F1で...!?
編集/th...Windows2(営業)TEL.100-5515871「...え、いつものシートルン・FAX・103-302-346
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共同印刷株式会社
一装娘
●義職倉地・悠介(Aststrorb)
初日/月刊コミックガーデン2018年01、12月〜30年3月号
無断体験と土線・上映・航空を禁じます。私は、気になっておりますのではないでしょう。
高原市長さんは、私たちの出丁、春丁本は取り替えていたします。
Alu-1番「やはね、但し古吉店で購入したちゃんとしまう。たたものはお取り替えできません。もうしてきた土
自ら自分も購入したのだから、定価は支援カバーに表示してあります。
EBASTさーもWebによってのお
Printed.inJapan
本作品はフィクションです。実在の人物一個体事件等には一切即係ありません。