This is a temporary fork of mokuro
The main aim of this fork is to try and improve the mobile viewing experience
This file should only be be viewed on a mobile device since it relies on the browsers default handling for panning & zooming
To navigate, you can use the buttons in the top menu; the new buttons at the bottom of the screen or swipe to navigate.
Recommended to be used with jidoujisho
3月15日(月)日(日)に「2月16日(土)月)にお
次の世界へ歩き出せて
Ripsyentyoit-CJHRaNPCLIC
CL,ANP
2001AMP
実は、真似出来
...
P78406384206で
1929年11月19日-197973004576
雑誌「22270-06
15日N978-4-06-384206-7
29979\457E(0)
講談社
定価:本体457円〈税別〉
新たな旅が始まる
いっこう、すく
.行を救い消えた写身の小
これまでは、これからのサイズですが、自分が自分の身体が悪くなってしまうのです。そういうことがありました。
繰り返す世界に終止符を打つためがもう一度産まれる実現
かえ...
ふたり、ゆめさんがい
...
いや、わいい、しゅうし、ふ
あ、
おいもう一度産まれる〈選択
いいじゃないから
をするってしてそこには次元の魔女の儚い想いがいさくらと小娘が迎える結末とは一瞬お風呂
ウツシミ
ここまではなく、
魔女の儚い思いが!さくら
おも
ショオフシーズンオリジナル
けつまつ
アップデータをんぐ...クロークル
せんたく
じげん
「巽」を巡る物語
つい、かんけっ
遂に完結
えっ
何を選べと...
未来を
...貴方達は
創りもの
だから
死んでは
いない
けれど
だからこそ
もう一度
産まれる事が出来る
貴方達それぞれに
命を与えて
...対価は
もう
貴方達が
何かを差し出す
必要はないわ
それに
全ての始まりは
あたし達だから
その対価は
あたし達が払うべきなの
わたし...
たち...?
全てはあたしが
事切れる間際
あたしとクロウが
クロウがあたしの生を
留めたいと願い
そして飛王がそれを
自らの手で
叶えようとした事から
始まったのだから
小狼が
巻き戻した時間で
クロウ...
お父様...?
貴方にとっては
そうね
桜姫の死の刻印の
事を知ったものは
その道筋を大きく変えた
玖楼国の神官であり
桜姫の母であった
王妃は亡くなっていて、
王であった人は
小娘の養父へと
クロウは
その空席を
埋める為に
愛する者達と
別れて
別次元である
玖楼国へ行ったの
貴方達を
導き
見守れる
ように
そして
そして
貴方が選んだ時の為に
残った命と魔力を
託していった
小娘
貴方の対価として
サクラ
貴方の対価は
あたしが払う
あたしはあの店で
ひとの願いを
叶え続けて来た
何故...
それを
貴方の命の
対価とする為に
あたしが
この捻れた世界の
最初だから
わー
貴方を
甦らせようと
したんですか
...珠忌だと
知っていて
いいえ
ただ
一瞬だけ
「もう一度目を開けてほしい」
そう思っただけ
けれどクロウの
魔力は大きすぎて
あたしは
その強い想いのままに
刻をとめてしまった
クロウは
何もしていないわ
クロウはその時から
その魔力の強さを
悔いていた
わたしが選んだら
...貴方はどう
なるんですか
『この世で一番強い魔術師』
である自分を
それは
あたしのこと
貴方達は
もうこれ以上
何も背負う必要は
ない
もう十分
苦しんだの
だから
もうひとりの
貴方達も
ただし
あたし達二人の
対価を合わせても
ひとの命を
与える事は難しい
ただ生まれ変わる
命のように
何もかも忘れて
日々を送れる
訳ではないの
新しく
産まれた
としても
貴方達の
記憶は残る
幸せな思い出も
辛い思い出も
そしてもう一度
『この時』を迎える
ことになる
この時?
時は過去から未来へ
ただ一つの方向にだけ
流れているわけでは
ないわ
過去と未来が
混在し
更に捻れて
絡みあって
おまっている
あのひとが
理を壊した
から...
ええ
壊れていない
摂理もある
貴方達は
新たな人生を歩む
けれどもう一度
もうひとりの
貴方達と
出逢う事になる
過去も未来も
その全てを決めるのは
「現在」の選択だけよ。
出逢って
どうするかを
決めるのは
貴方達よ
...おれは...
さくら
まで...
色んなどたら
人達を
傷つけて
それは
貴方の意志では
ないわ
飛王の
思惑どおりに
動かされて
いただけ
けれど
やったのは
...おれです
もし
貴方がした事が
罪だというなら
そうだとしても
わたしも
その罪を
背負いたい
...さくら...
その為に
いつか罰を
受けるなら
それでもいい
わたしは
貴方と
生きたい
選択はなされたわ
産まれた後
おれ達は...
同じ次元同じ世界
同じ時間に
生を受ける
必ず
逢えるわ
あなたが...
やっと言える
好き
...おれもだ
あたしの
役目は
...終わる
そして
夢も終わる
あたしの
止まっていた時間も
動き出す
...死
貴方の
...元へ
けれど
あの子達の夢は
これから始まる
...すべての
子供達に
幸多からん
ことを
さくらちゃんー!
探したよー!
自由行動時間
だって言っても
海外なんだから
一人であちこち
行っちゃだめよ
修学旅行!!
習港なんて
香港初めて
なんでしょう?
うん
香港もだけど
海外は初めて
うちの学校
ちょっと
変わってる
よね
でも嬉しいよ!
来たかったから!
くらちゃんも
そう言ってたよね
そうだね
だとしても
さくらは
こんな風に
わかりやすく
はしゃがないわよ
え
どんな
風?
私はそんな
天然ぼけだって
許さないわよー!
なになに!?
香港
おいでに
なりたかったん
ですの?
香港だけじゃなく
出来れば
色んな所に
行きたいと
思って
なに!?
お好きなん
ですか?
・そうだわ
...逢いたいから
そりゃ
光に比べれば
ねぇ
風ちゃんも
海ちゃんも
大人だけど
...さくらちゃんって
なんか大人だよね
違う感じがする
なんか
そういうのとは
なんだか
ずっと
...捜しもの
してるみたいな
瞳だ
何かこちらに
ご用でした?
香港にも桜
咲いてるんだな
って
さくらさんは
本当に
桜が好き
ですわね
やっぱりなまえ
同じ名前
だから
でしょうか
それもあるけど
桜は...
やっと
...逢えた...
ああ
やっとだ
...でも信じていたから
逢えるって
心配かけて
ごめんなさい
わたしもこの子も
もう大丈夫よ
がくす
かと
思った
あの時
みたいに
貴方を置いて
逝ったりしない
約束
したもの
罰を
受ける事に
なっても
貴方と生きたいと
...さくら...
お父様と
お母様が
貴方の小さい頃に
そっくりだって
それもうぜん
当然なのかも
しれないわね
この子は
貴方と
わたしの
子供で
そして...
貴方と同じ
存在でもある
では
やっぱり
この子は...
ええ
もうひとりの小狼
貴方は
この子を基に創られた
これが
あのひとが言った
言葉の意味か
貴方達は
新たな人生を歩む
第三者はなん人生を手を手むけれという一度
けれど
もう一度
もうひとりの貴方達と
出逢う事になる
もうひとりの
わたしとも
逢うわ
必ず
...そしてもう一度
『あの時』を迎えるのか
...だとしても
必ず守る
おれの大事なひとと
大事な息子を
おはよう
母さん!
おはよう
今回は、
もっと早起きね
父さん昨日
仕事から
戻ったし
今日から
色々教えて
くれるって
体術も
他の術も
良かった
わね
また具合
悪いんだったら
すぐ休んだ
ほうが...
いいえ
違うの
ただ貴方が
わたしの子供として
産まれてくれて
大丈夫よ
本当に
幸せだと思って
朝ご飯のいく
時間ね
お茶用の
薬草を摘んで
先に行っていて
くれる?
はい
稽古
ありがとう
ああ
また
明日の朝も!
それは
...これから
起こる事なのか
...ええ
その未来を変える事は...
...本来貴方の
基であった小狼が
貴方の息子として
産まれるなんて
あり得る筈がない
過去わたし達が
過ごした時間を考えても
このまま
あの子が成長し
そして、次元を越え
貴方やわたしが
創られるのだと
したら
玖楼国へ行き
あの子のさくら姫に
逢い囚われ
この世界は...
同じ事を繰り返す
事になる
閉じられた
輪のように
その中で
あの夢は
わたし達が過ごした中で
『存在しなかった』剣
それが
輪の出口になるのか
夢では
そう視えたわ
そして
二人は別れて
もう二度と違えない
どんなに刻を待っても
どんなに
刻を待っても
どの世界へ
行っても
そんな...
これからあれ程
辛い旅をして
あの子が迎えるのが
あの子の姫との
別れだなんて
そんな想い
させたくない
...確かに
夢の中で視たのは
『小娘』と『さくら』
だったんだな
あの子にも
もうひとりの
わたしにも
...ええ
その実のような
おれ達でも
未来を変えた事には
ならない
おれ
わたし
達も
小娘』と
さくら」
だから
もうひとつ
それは...
...夢を視たわ
別の世界の
わたし
いえ
わたし達と
逢ったの
これは貴方の
大切なものでしょう
杖はなくしても
カード達とは一緒に
いられるから
みんなを
信じてるから
だからあなた
貴方も
たとえ
どんな最初
だったとしても
信じて
貴方は
貴方だから
貴方の幸せが
貴方の大切なひとの
幸せだから
どんな時も
信じて
貴方を
貴方の
大好きな
ひとを
「絶対
だいじょうぶだよ」
って
そしてあの子が
座まれた時
どういうわけで
こうして産まれて
貴方と逢えて
過ごせて
そしてあの子を
産めた事
おれも同じだ
必ず守る
さくらに
言った言葉も
変わらない
おれの大事なひとと
大事な息子を
...わたしも
また離れ離れに
なっても
必ずまた探して
逢いに行く
貴方を探して
また逢います
必ず
母さんが
夢を?
おまえを
待っているひとが
いると
それがおれの
やるべき事なら
行く
...変わらないな
父さん?
いや
変わる筈も
ないか
これを
おまえに
では
我が名と共に
本来は
おまえの
名だ
...小狼
後の事は
今日
桃矢兄さんと
雪兎さんに
手紙が届くわ
わたし達を
あのひとに
託して欲しいと
あの杖を
対価に
それは...
李家の死魔
宝物庫にあった
夢と同じ...
おれに護るようにと
遺言があったそうだ
クロウ・リード
という名の
この李家と
血が繋がった
魔術師の
それは
あのひとが
言っていた...
それが渡されたか
という意味なのかも
しれない
産まれる前
魔術は使えなかったおれが
この家でクロウの血縁として
こうして
力が使える
ただ繰り返す時間は
その中でずっと
生きられていたとしても
先に進めないなら
死と同じだ
この力で
必ず
輪の出口を
見つける
あの事を
あの二人の
ものには
しない
また
逢えるまで
待ってる
信じて
では
おまえ達は
私が創った
写身か!!
一緒に
旅した
サクラと
小狼!?
良かった!
二人とも戻って来て
くれたんだね!!
ほんとに
おまえら
...なのか...
てめえ
てめえ
まさか
あいつらが
現れた時から
分かって
やがったんじゃ...
...はい
まさか
とは思った
けどね
なら
さっさと言え!
確信なかった
から
もしか
違ったら
けんこつじゃ
済まないし
おまえら
二人まとめて
ぶん殴るからな!
もう二度と
...消えるなよ
おまえと
もうひとりの
姫も
勝手に
消えんじゃねぇぞ
...子供でも
基になった
存在でも
おれの
大事な存在に
変わりはない
それは...
まわり
止まってる!!
あいつが
...次元の
魔女が
いない
どの
世界にも
死んだ
...のか
認めん
そんな事は
認めんぞ!
まじょ
魔女は蘇らねば
ならんのだ!!
それが
それが
クロウを
超える
唯一の
証!
あれは!!
次元を越え
刻を越え
遺跡で
貯えさせた
カ!
無駄には
せん!!
必ず
必ず
蘇らせる!
魔女が
消えた
など
そんな現実は
あってはならん
のだ!!
時間を
巻き戻す!
おまえの自由を
対価にな!
そして姫の力で
魔女が存在する
次元を探し出す!
在る筈だ!!
在る筈
だ!!
どこかに!
魔女が消えない
道筋が!!
それが成るまで
おまえと姫は
我が手の中で
生きろ!
但しお互い
触れ合えず
声も届かない
ままに!
安心しろ!
用が済めば
殺してやる!!
...
飛び合うかしだ
だめ!!
小狼!
サクラー
だめ
貴方達が囚われて
また離ればなれに
なるなんて
夢で視た
未来のままに
どうして
それを...
視ていた
から
止まった時間の
中でも
貴方を通じて
ずっと
貴方が
視てきたものを
何故
手を
とった!?
巻き
込まれるのが
分かって..!
分かっていた
からだ!
だから
分かってる
貴方がどれ程
わたし達を
大切に思って
くれているか
言ったな
でも
大事な
存在だと
それは
おれも同じだ!
それは
わたしも同じ!
おのれ
写身共め!
確かに!!
夢で視九未来を
変える事は
難しい
あれは俺が
ぶっ壊す!
あいつらを!
分かってる!
オバ
他の大人へのことを
邪魔だと
きゃあ!
あれ
侑子の所に
あったのと
同じだ...
...クロウが
作ったの
これは
中に引き入れた者の
許し無しには!
壊す事は
出来ん!!
写真丸め!!
この世
全ての次元から
消し去ってくれる!
そいつらに
触るな!
ファイ
黒鋼!
夢で視た
未来を
変えるのは
難しい
けれど
でも
一緒に
旅して来た
おれ達と
あの人達が
いれば
未来は選べる
あの未来を
おれ達は
選ばない
わたし達が
選ぶのは
共に存在
できる世界
その為に
4人
ひとりも
欠けずに
ここから出る!!
馬鹿め!
魔力を持って
いるなら
そこから
出られない事など
分かっている
だろう!
まさか!!
わたし達の
中にある
この力は
次空を
超える力
その力を使って
そこから出る
つもりか!!
わたし達にだけ
使える力
やめろ!
おまえ達の力は
そんな事の為に
貯えさせたのでは
ない!!
そこから
出た所で
既に理は
壊れている!
おまえ達が
それを壊す事で
更に理は乱れる!
元には戻れん!
いや
更に次空は
崩壊する!!
おまえ達の存在も
無に帰すぞ!!
それでも
前には進める!
止まる事より
おれは進む事を
選ぶ!
みんなを
信じてるから
わたしの
羽根
どうか
覚えているなら
すべてを
刻んだままに
やめろぉ
還して
俺女は...
生き
返る...
生き返る...
その為に
私はださい
存在するの
だから...
小狼の時と
同じ...!
伝えねば
ならない事が...
私は...
その為に...
私は..
を.....
おまえと
私は同じ...
おまえも
己の罪の...
対価を...
払え...
世界が
元に戻り
始めてる!!
サクラ!!
小狼が出て
来ないよ!
ここは...
わからない
けれど
何もない
それに...
誰も...いない
われない
とにかく
ここから
出よう
分からない
魔力か...
使えない...
これが...
飛王が
言っていた
対価...か
だとしても
おれだけ
で...
おれも
小狼だから
なら
おれが
ここに居る事も
そうなのかな
前に夢で
さくらちゃんに
会った時に
言ってた
おれと君は
似てるって
こうしていると
...分かるよ
おれと君たちは
似てるだけじゃない
侑子さんが
言ってたとおり
おれたちは
同じだ
じゃないな
ああ
狭間
かもしれない
次空の
何故ここにこうして
三人でいるのか
教えてもらえるかな
きっとおれが
一番
何も知らない
小狼!!
そうだった
のか
なければっ
おれは産まれ
なかった
さくらやみんなにも
会えなかったんだ
似てて
当たり前だな
同じ
なんだから
おれの選択が
ここまでみんなを
世界を
巻き込んだ
二人も...
どうなってるか
分からない
おれは
ここから出る
そうだな
存在るだけで
いいって
おれも
みんなと一緒に
過ごせて
言って
くれるひとに
会えた..
おれも
...待つと
決めたから
出て
おれがすべき
事をする
店に帰ら
ないとな
そうだった
のか
似てて
当たり前だな
同じ
なんだから
おれの選択が
ここまでみんなを
世界を
巻き込んだ
二人も...
その運転が
なければ
おれは産まれ
なかった
そう
だな
さくらやみんなにも
会えなかったんだ
存在るだけで
いいって
おれも
みんなと一緒に
過ごせて
言って
くれるひとに
会えた
どうなってるか
世界か今
分からない
おれもよ
...待つと
決めたから
けれど
おれは
ここから出る
出て
おれがすべき
事をする
店に帰ら
ないとな
少しでいい
どこかに
亀裂があれば
そこから
出られるかも
しれない
もう一度
産まれても
次元の魔女から聞いて
分かっていた
創った者が
消えたから
創られたものも
...消える
こうなる事は
んな!!
術者が
いなくなっても
術は残る!
創られた
ものもだ!
おれは
写された
もので
なのに何故..!!
その上
おれもさくらも
一度消えている
つなぎ
合わせたものは
儚い
それでも
大切なものを
罰を受けるとしても
さくらと生きたかった
そして
守りたかった
君は違う
名前も
姿も
それに
創られたもの
でもない
たとえ
創られた者でも
存在が消えるなら
世界は揺れて波立つ
そこに亀裂が
生じるはずだ
そこから出ろ
世界へ
ねじれた世界の
輪の中だとしても
こうして
産まれて来られて
良かった
ありがとう
待てー
小狼!!
対価を
ナンス
出よう
帰ろう
おれ達の
なるべき
所へ
...お、もいで
すべては、貴方との大切な記憶
RISSIRIGACopyrivichi
対価を
払え
対価を渡さないと
ここから出さない
という事なのか!
飛王...!
おれが渡せる
ものなら...!
対価は
与えすぎても
奪いすぎてもいけない
必要以上の
ものを渡したら
現世の躯に
星世の運に
天世の魂に
何するんかいれば
ふさわしい対価を
教えてくれるかも
しれないけれど
自分の事は
自分では
分からない
けれどおれ達は
同じだけど
同じじゃないから
飛王が最後に
かけた呪い
居ないから
分かるかも
しれない
お互いの対価が
ここから出るのに
見合うのが
大事なもので
なければ
対価にならない
対価は
けれど本当に
大切なものを
捨てるのなら
意味はない
ここから出ても
何も
なかった事には
ならないと
分かってる
おれも
この対価が
正しいとは
思わない
おれが
決めた事で
悲しむひとも
怒るひとも
いるだろう
それでも
この対価を
おれは選ぶ
それでも
待つって
決めたから
おれは
この対価を
選ぶ
おれを
存在させて
くれて
ありがとう
わたしが...
もうひとりの
...わたしが...
消えて...
こうなる事は
分かってたって...
でも...
必ず
小狼は帰って
くるから...
わたしと
小狼と
ふたりの記憶が
あれば...
終わりじゃ
ないって...
だから...
あいつは
殴られて!
いきやがった
からな
おまえが
受けとけ
今は眠って
ふたりとも
それから
始めればいいから
...ありがとう...
もう少し
お城で休んでれば
いいのに
ずっと
寝てばっかで
いやいや...そう言ってました
しょうがない
ねぇ
黒たんは
どう?
いずーっ
あは
いい
つっ!
...本当に
しょうがないねぇ
小僧も!!
抜け出し
てっただろ
うん
前に住んでた
家に行くって
ここの世界では
ほんの数日
留守にしていた
だけなんだろう
けど
小狼君にとっては
もうずっと
ずっと前の事に
なるんだね
視たの?
...ええ
桜
...もうひとりの
小僧と姫は
消えた..のか
躯はね
出かけるのか
兄様...
はい
・またオレラじゃ
ないんだろ
無理は
するなよ
はい
行ってきます
...止め
ないん
だね
俺はナナ
話を聞いた
だけだけれど
今は
したいと思う事は
叶えてやりたい
別の世界や
もうひとりの
あいつらや
旅の仲間が
...辛い思いを
したんだ
...そうだね
本当に
あの時
サクラちゃんが
解けて
羽根が残った
あれは
あの子達の記憶
というより
君のいた日本国の
冒頭でいうなら
..
小狼君達が
閉じ込められた所でも
同じだったそうだ
なら
あの羽根が
それぞれの中に
入って
いったのは...
写されたものか
基としたものに
戻った
小狼君は
考えられるけど
とも
けど
なんだ
そうは思ってない
と思う
はい
一緒に来て
くれる?
どこに?
大切な所
納得しねぇたろ
小僧は
世界は
元に戻った
けれど
一度
壊されたものは
完全にはただせない
飛王が破壊した理も
そうだ
だからあの対価を
選んだんじゃ
ないかな
そのひとつが
小狼君自身だよ
閉じたなか
輪の中で
小狼君は
自分を写した筈の
存在を父として
桜姫を写した
サクラちゃんを
母として産まれ
そのひと達は消え
彼は残った
輪は
確かに切れたけど
小狼君とそして
あの二人は
取り残された
四月一日君と
いったかな
どこにも繋がらない
『独り』として
サクラちゃんの
両親は
別にいるから
小狼君とは
違うよ
姫は
もし同じなら
小狼君は
別の対価を
選んでただろう
桜姫は...
..そうですか
出かけました
夢を視たん
でしょう
これからの夢を
大切な場所
小さい頃
一緒に来たの
もうひとりの
貴方とわたしが
...そうだったな
おれは
あの空間から
出る時
対価を支払った
それは
『旅をしつづける事』だ
修正された
世界で
彼らが次空に
与える影響は
未知数だ
彼らはある意味
「存在自体が
理に適わない存在」
になってしまった
だから
その影響を
極力抑える為に
四月一日君は
ひとつの場所に
とどまり続ける事をひとつの場所には
選んで
小娘君は
とどまり続けない事を
選んだ
ジズナの
小僧達は
対価とやらを
払い続けなきゃ
ならねぇのか
...それが
終わる日が
早く来ればいい
と思うよ
本当に
なんであいつは
砕けたんだ
分からない
でも
飛王・彼も誰かを
写したものだった
のかもしれないね
感触は
確かに
あったのに
ひと
というより
強い想念
正体が
なんだろうが
滅したんだろう
うん
ならいい
これ以上
あいつらが
苦しまない
のならな
強い魔力を持った誰かの
願いの残像だったのかも
ぷうっ!
おまえ
姫と一緒じゃ
なかったのか
...そう
サクラチャラン
小狼の所に
行った
視たの
オレ達も
決めなきゃね
知っちゃった
のかな
サクラちゃん
これから
どうするか
けれど
それだけ
じゃない
わたしと
小狼
おれはこの中にいる
もうひとりのおれと
もう一度会いたい
分かるんだ
あれば
ふたりの記憶が
もうひとりのおれは
おれの中でまだ生きてる
死者を
甦らせる事は
出来ないけれど
終わりじゃない
まだ生きている
この魂に
現身を渡す事は
出来るかもしれない
あの時おれ達は
共に存在出来る
世界を選ぶ
と言った
だから
旅をしながら
それが出来る
世界を探す
その手たてか
見つかれば
おれの中の
もうひとりの
おれに問う
何を望み
何を選ぶのか
けれど
わたしはいっしょ
一緒に
行けない
わたしも
わたしの中の
もうひとりの
わたしに
会いたい
そう...ね
さくら...
行きたいけれど
わたしが
一緒だったら
小狼の旅はもっと
辛くなるって
夢で視たから
もう
これまでみたいに
みんなが辛いのは
いやだから
いいの
その前に
ひとつだけ
言いたい事が
あるの
長い間ずっと
言いたかった事
わたし
貴方が...
さくらが
...
好きだ
わたしも
・大好き
ええっと
まだ出て行くのは
早いんじゃ
ないかなぁ
!?
黒踊って
本当に空気
読めない
よねー
どうして..
モコナが
ここに
来てるって
教えてくれてー
今日は...これからは
おまえ魔法で
だったらこんな所に
連れて来んな!
覗く気満々
ねぇねよ
だったじゃ
で
旅に!?
出るんだろ
...ああ
みんなは
オレね
知っての通り
もう帰る場所
ないしね
魔法も戻ったし
料理も出来るし
お買い得だと
思うんだけど
どうかなぁ
俺は
行くぞ
日本国は?
知世には
暫く留守に
するって
言ってあるしな
それに
あいつも
姫も
今度こそ
ぶん殴ってやる
もー!黒鋼
本当に乱暴!
ほんとにねぇ
モコナも
行くよ
あれいっこう
結構大変
だからねぇ
われじゃ
これは
今は離れてる
モコナがずっと
守ってたもの
その
だって、モコナ行かないと
次元移動出来ないよ
ファイがいるけど
中にはね
記憶な
入ってる
太切な大切な記憶
ぜんぞ人達の
大切な
大切な記憶
この中の記憶が
小狼達を覚えててくれる
ひと達の所へ
導いてくれるよ
一番記憶が
いっぱい入ってる
今、サクラの中にある
サクラの記憶が
旅に出る小狼達を
どの世界よりも多く、
玖楼国に
還してくれる
サクラの次に多いのは
四月一日の記憶だなら、
店にもだよ
..ありがとう
モコナにも
会えるから
心配しないで
みんなが
一緒なら
絶対大丈夫
...ね
お洋服
ありがとう!
どうか
この衣装が
貴方がたを
この国へ
また導き
そして
守ります
ように
またね
はい
また
おれの
本当の名前は
わたしの
本当の名前は
.ツバサ..
また
会えるから
必ず
RISSERWi-CERavichi
みなさんの#ounteg.coptinguce