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突然、やって

夫...みたくなりまし

...きらって

「うしおことら」の原稿が完成した日の夜に、

次の週のみの打ち合わせと下揺さの下描きを

やっちまいます。

めんどくさがりの彼が、「うしとらにゃ。短気

で短気でしようがない。

がつがつしてるんだまなァ。先進みたくて、た

まらない。

これが学生時代に、勉強に向けられればねえ

ことは、今になって誰でも思うフツーの気持ち。

また、

26

...

しお...らゆ

森田和日郎

藤田和日郎

イベント

[26]

藤田和日郎

獣の槍を持ちながらも、オレ

げで、キリオは希望をとり戻す。一方、人が人妖・口前が唯一おそれる武器・戦の様を持ちながらも、オレは近く、

はいはい

銀器「豊かねえれば近づく最終決戦に不安を抱く。追って見した行為。

さらに、妖を追って現れた符咒師

さらに妹を連で現れた茶の強線を肉体と精神を目の当たり

そういえば、

にし、犬ショック。

オレは、感情を抑えられないとい

う致命的な欠点を直すため、霊の指

導のもと訓練を開始した...!!

かつて、白面の分身に利用され、

獣の精破壊計画に失敗後、失踪して

いた少年・引狭霧雄

すべてに失望していたキリオは

旅先で偶然、真由子と再会、猟奇事

件に遭遇した二人は、力を合わせて

妖を倒すことに成功。真由子のおか

げで、キリオは希望をとり戻す。

...

★前巻までのあらすじ★

うしおととら困っているのですが、

うしおととら図Windowswintwitterの第四十一章「戦群復

1011年の第四・共

そんなことを言っていたのですが、それは自分の手を見つけていることができましょう。それが不安になってしまったんだけどなんだろうかもしれないでしょっと思いませんですね。

其/弐其ノ参其ノ四

章「獣群復活」復活......集合渦稈..

...

其ノ五其!五茸

現伏煉

七、漆黒の群れ...

其ノ七

第四十二章「三日月の夜」

第四十三章「風が吹く前」

其ノ壱日常風景...!!英ノ壱円帯風景!!

英ノビ山市風泉英ノ弐風...

......13

驪藤田和日郎飜

......149

......167

中国

ありゃ...

何だろう?

あ?

何か..

動物に見え

ねえか...

四川

石だろう?

い...いや...

石じゃねえよ

........

あ...あれは

!?

日本東京

芙玄院

おおお

おお!

ちっ。

うっ。

わかったか。

強い力でくる

攻撃は..

逸せば

よい。

どんなに強力な

攻撃も、正面で

当たらねば

無効だ。

う...うん

確かに...

前に妖「ボ」の

力におまえは

正面から

対抗しようと

した。

その結果、

さらに加速の

ついた「ボ」の

力に負けた

のだ。

獣の槍の

力は凄じい。

だが、その力に

頼り切り、何にでも

真っ向から

ぶつかるな。

う...

うん。

考えて

みたら...

これに...

これを

ぶつけるような

もんだもんなァ。

なーに

やってんだか..

あのバカに

何教えたって

ムダなのによー。

片っぱしから

忘れるぜー!

ふっ...

確かにな...

とら殿。

でも

また...

うしおととら困る

うしおの戦いには

決定的に欠けて

いるものを、鎮殿は

教えてくれる。

けっ、そうしたら

また喰いづらくなるじゃ

ねーかってのよ。

それと

あの鏡のヤツ、

うしおを

強くするってコトの

ほかに、もうひとつ

わしらの近くにいる

目的があるって

ぬかしてた...

何考えて

やがる..

中国

湖北省

ほら安いよ

買ってってよ...

ひゃあああ!

妖「ギ」と

やり合った時、

ヤツはおまえに

幻を見せた。

それは...

何だった?

ちょっとした

知り合いの

女だよ。

そうか...

次は殺せ。

......!

蒼月...

戦いには、勝者と

敗者がいる。

その中間など

いない

どちらが

より感情を抑え、

迅速に動けるか...

より多くの

有効な攻撃を

敵に与えるかだ。

おまえの

攻撃は

わかりやすい。

感情を抑える戦い方を

修練せねばなるまいな...

わかってる...けど

...オレ...

できそうも..

ないよ...

キノキノラノーーー!!

本当におまえは

心をのぞき

やすいなア。

う...ん...

なら、おまえは

負けるー

ただそれだけだ...

きつい

なァ...

鏡さん...

不肖のせがれに

御教示

有難う在じます。

自分の判断で

していることだ

...?

お願い

できるだろう

か.....

いいのか

...

明朝よっぱっ

出発する...

時の流れが

止まった、美しい

場所だが..

そこで私は潮に

厳しい訓練をする。

もしかすると

強くなる前に

絶命するかも

しれぬのだぞ。

あれは何と

いっております

かの..

私はとうか

「桃花源」という

所に、潮を

連れてゆく

つもりだ。

白面に...

負けたくないと...

なら...

よい...

うしおととら困る

あやつも

少しはマシに

なったもんだ。

獣の槍の

恐るべきところは、

それを持った時

から、膨大な

「力」「素早さ」

「戦闘方法」が

本人のものとして

機能するところに

ある。

ああ、だから

今まで、あやつ

ごときが戦って

これだのだろう。

だが、その力を

操る潮は、

まだまだ心が

強くなって

いない。

そこを

これから

鍛えよう。

ま..

本人しだいと

いうことかな...

中国海南省

というわけで

父は、出かけて

くる。

明日、ちょっとっ

出発のころには

戻るだろう。

鎮殿、バカ息子を

よろしく

お願いする。

うしお、

学校にゃうまく

いっとくから、

気合い入れろよ!

そんなコト

いって、また

うんこが口から

出るビョーキに

かかったとか

いうんだろー、

ボケオヤジがよ~

はッはっはっ

そのとーり!!

イッテェ、

なんだよ

ーっ!

うしおととら困る

くくっ。

あれー、鏢さん。

笑ってるの?

...珍しい。

面白い

父と子だな。

え〜〜面白く

ねーよ!

すぐ殴るし、

オレの食いモンも

食うしよ!

鏡...

そろそろ

ここにいる

もうひとつの訳

ってのを聞かせな。

ひょっとしたら

そりゃ...おめえの

つれあいやガキの

コトじゃねえのか...

...そういや

おめえ、

カムイコタンの

洞に、先に

いたっけな。

そこでおまえは

何をつかんだ?

言え!

あの洞の中に

いたのは、時逆

ー時間を

さかのぼる妖だ!

鏢さんは

時間を逆行して

何を見たんだ!?

ああ

そのとおり。

私がここにいる

もうひとつの理由は

仇ー

な、何だ

獣の槍の

この反応は!!

ちィィー

わしとした

コトか!

ええ?

何つったァ、

とらァ!

こいつらが

近づくのを

気づかなかっ

たゼ!

なっ

何だァー

こいつらー!?

なっ、何だ!?

こいつらァ~!?

日本東京

芙玄院

「夕刻5時40分

おめえら、

わしにケンカでも

売ろうっ

てのかよ...

早まんなよ

とら。

襲って来そうも

ねえだろ...

だ...だけど

こいつら...

見たコト

あるような

気が...

じゃア!

買って

やらァ!!

あっ。

おめーら

の.....

目が気に入ら

ねーんだよォ!

あ!

とられた...

見たゴトあるハズだぜ...

あれは...

あいつらは...

とらに

似てるんだ!!

ヤロウ、逃げて

ばっかりいるんじゃ

ねえ!!

けっ、まず

一匹!

い...や...

とら...

まだだァ!!

何ィ!?

ぐうう!

わしの火炎を

真正面で受けて

...そしてこの火!!

こいつらが

これほど早く

来るとは

な...

...だか..

こいつ

...!

あれは..

ちがう...

つ...っぇ

強え!

同日

東シナ海上空

6時02分

美玄院

ヤッロ

オオ!

くらえ!!

あいつも雷を出した...

何だよ、とらのが

弾かれちまった

じゃねーか!!

あれでも!!

ない...

ちィィ~~

稲妻も

ダメかよ..

.....何

だってえんだ

あれでも...

ない...

とら!

待て!

うしおととら困る

何で

止めるんだ、

鏢さん!?

獣の槍が反応して

いないのは、不思議

だと思わないのか。

あ...!

髪も伸び

ない...

どうしてだろ...

さっきはあんなに

反応したのに...

でも...!

だまって見て

られねえよ!!

やめろ

オォ!!

何で逃げる

んだよ!?

相手しろよっ!

け...

獣の槍...

獣の槍!?

こいつら、

槍と

どんな

関係がある!?

こいつらは

...!?

ちィィ~~

火も雷も効かねー

んかよ。

こいつら、今

...確かに

獣の槍って

いった...

何者

だよ!!

東京

美玄院

6時15分

同刻

島根県

日御碕沖合

とら、やめろよ。

いくらおまえでも

こいつらにゃ...

うるせえ!

こいつらの

目が気に

入らんのよ...

何でも

わかってる

ような...

その目が

よォ!!

ちいッ。

やっぱり

こいつら、

オレを相手

にしない。

獣の槍も

反応しねえ

しよォ。

獣の槍は、妖の

害意に反応する

のだろう。

やつらに

それはない。

その獣の槍に

呼び寄せられた

のだから...

え...?

大阪上空

お.....

おおお~~~

おのれえ

ええ~

紅煉

~~!!

あいつらは

字伏という。

あざふせ

...??

名前はおろか

字すら伏せられた

...謎の妖...

あいつらは

そう呼ばれてきた。

そして...

とらも

字伏だ。

じゃ...

あいつら...

とらの..

仲間なのかい

...

仲間か...

正確では

ないな。

おまえも..

この国の妖退治を担う

光覇明宗も、

「とら」を、一種一体の

妖だと思っている。

ちがう

のかい?

ある意味で

それは合って

いるだろう。

何だよ

鏢さん。

何だか..

わからねえよ。

私はあの旭川の

カムイコタンの洞に

入った。

字伏は、各々の

時期に一体しか

いなかったのだから。

うん。

そこで、

時間の流れを

往き来する妖に

会い..

私は見たのだ

自分の見たい

もの:知りたい

ことを...

鏢さんの

知りたいことって

...やっぱり...

ああ、

仇だ!

15年前

妻と娘の命を

奪った...

おまえも..

いずれ見る

だろう。

あの妖!!

見たのかい

...

そいつ...

そして私は、それと

ともに、もうひとつの

事実を知ったのだ

もう...

ひとつの

事実って...

けっ、もう一匹

増えやがった。

ひょっとして...

鎮さんの仇って

...

ちがう。

だが...

近い。

東京

みかど市

会えたな..

紅煉...

!?

うしおととら困る

雑魚が~

この紅煉

に...

かなうわきゃ

ねえだろォ!

うしおととら四

...てめえ

何だよ...

うむむしろ

鏢、うしお、そして

とらの前に現れた、

三体のとらに似た

妖...

それらは中国の

各地から現れ、

日本に飛来した

のだ..

そして今、

ほかの字伏らを

殺しつつ、美玄院に

来たのは...

鏢が字伏と呼ぶ

彼らに、とらの

技は、ことごとく

通じない。

紅煉という

黒いとら

だった...

共個学状

ほォオ...

バカどもが

雁首並べやがって

この紅煉が...

全員に引導を

渡しに

来てやったぜ。

.....おい...

黒ヌリの

串刺しヤロウ...

どうやらおめえは

あいつらとちがって

まともにしゃべれる

ようだから、

教えろ!

おめえは、わしや

やつらをぶっ殺す

つもりらしいがな

...どういうことだ。

あ!?

おめえや

あいつらは

何なんだよ!?

かっ。

笑うんじゃ

ねえ...

あははは

...ははは。

かかか...

さぁてねえ...

めんどくせえから

教えてやらねえ。

な〜に

くそくく

この紅煉とかいう

ヤツも、ほかのヤツらも、

びっくりするくらい

とらに似てる:

うしおととら四

字伏って

何だよ?

こいつら

は!?

そんなわけじゃあ

いきがってる

じゃないか...

そくえい

捉影...

......

何だよ

そりゃ。

忘れてるのか

...

おまえには

重要な名だぞ。

鏢さん?

昔、一人の

盗っ人がいた。

中国の三国時代

などと呼ばれる、

今から千七百年も

前の話だ..

その男は、もとは

農夫だったが、

戦争に駆り出されて

いるうちに...

おっ、コイツは

いい魚鱗甲

つけてるじゃ

ねえか...

う...う...

派甲冑の一種。

戦いを覚え、戦場で

死体から金目のものを

はぐことを覚えた...

おとなしく

死んでろよ。

さァてと...

これを売っぱ

らってと...

その男に

人の心は

なかった..

あるのは、日々

いかに自分が

楽に暮らして

ゆくか...

いかに自分の

好きなことを

できるかのみ:

好きなこと..

その男の...

お願いです

...この子の

命だけは...

好きなことは...

おなかをすかせて

...もう、お乳も

出ません。

腹か

だけどなァ...

腹は

オレも

すいて

るよ..

オレはそれより

好きなコトが

あってなァ...

血がなァ...

好きで好きって

好きで好きだ

よ..

ははは

はは、

ほほほはは、

ははは

はばはは

まままは

ははは、

はははばは

はばははは

はばははは...

そんなヤツも、

とうとう官吏に

追われる時が来た。

逃げこんだ

山の中で

その男は...

ハァ

槍だァ...

何でこんな

トコロに...

まァ、いいや...

ちょうど得物も

持ってなかった

しな。

これで捕り手どもを

ぶっ殺して...

来たなァ

追っ手ども

が...

そっちもちょっと

しまった!

この山ア、

前に噂で

聞いた...

妖の

棲んでる山!!

うわっ

うわっ。

その時から..

こ..

この槍は...

男は、私のように

高い金を取って、

妖を退治する

ようになった..

ははは

まかせて

おけ!

どんな妖も

この槍にゃ

がなわねえ。

この

獣の槍の

前にはな!

男は妖と

数限りなく

戦った。

民衆の尊敬の

目も心地

よかったし...

退治する度に

まきあげる金品も

魅力があった。

だが...

何よりも...

面白え!

人間をぶっ殺す

のもいいが、

妖はもっと面白え!

強くて人間どもを

震えあがらせる

妖を!

オレが怖がらせて

殺す!

へへ...

こんなに気持ちいい事

あるかよォオ!

ははは

ははは

ほははは

ははは

ほほほははは...

だが...

うしおととら困り

男にとっては

全く意外に、

獣の槍にとっては

当然に...

男の身体は

変調をきたした。

な、何だ

こりゃあ!?

だが、男は

平気で戦った。

金のために

妖を殺す

快楽のために...

獣の槍が

妖を倒すために...

己の魂を削り

吸い取ってゆくのも

構わずに...

うしお

おまえは前に

旭川で、槍に魂を

吸い取られそうに

なった。

う...うん

そうらしい

けど..

...まさか...

おまえは

助かったが...

助からなかった

者は、どうなるか

知っているか..

そのうちに

男は変わって

ゆく...

その心のままに

黒く...

.....黒く...

男の名は

捉影といった。

そ...

そんな...

潮。

私は時の流れを

旅する妖に、

見せられたのだ。

獣の槍を持った

歴代の者が

どういう

事になったの

かをな!!

けっ。

よくわから

ねーことを、

コチャゴチャ

ぬかしてんじゃ

ねえ!

わしはただ

てめえが

気にいらねー

だけなのよ。

とら..

るせえっ!

だったら

かかって

来いよ!!

殺して

やらア!

そうかよ

!!

行くぜえ!

じゃ、じゃあ...

学伏は...

もとは!!

獣の槍を使ってた

.......人間!?

なら...

そっ...

それなら..

それなら..

とらも!?

シャアアア

...獣の槍を使って

魂を吸いとられた

人間か...

あざ

字伏に

なる...!?

じゃ...

とらも!?

けっ、それが

どーした!

わしはそんな

コト、覚えても

ねえや!!

そうらしいなァ...

だったら

オレもおまえも

もとは同じ人間

だなァ~!!

わしはわしだ!

それ以外の

何でもねえ!!

効かんなァ...

同族同士の

お家芸

だもンなァ

くくく~~

同族なんぞと

いわれると

反吐が出らァ...

じゃ、

何でおめーは

仲間のはずの

字伏どもを

殺ろうと

すんだよ。

喰うためじゃ

ねーよな。

喰うためじゃ

ねえさ...

頼まれた

のよ..

と、とら

ーっ!

白面の...

者.....

あの...女に

...

頼まれた

...のだろう

た...頼まれた

.....?

おまえら...

しゃべれる

のか...

え?

おお

そうよ...

白面の分身

のなァ...

なにィ~

どういう

こった?

人間の時の

記憶なんざ

オレにもねえよ。

おそらく

ヤツらにもな

...

だがな...

少しだけ覚え

てることがある。

オレが...

石だった頃の

記憶だ...

わ...私達

は..

うしおととら困る

どうやら...

石になって...

永い間眠って

いたらしい...

だが

その間も

頭の中に

...暑くのは

白面が

憎い...

白面の者を

倒せ..

それは...

おそらく獣の槍を

操っていた時に、

彼らの心に流れこんでいた

イメージだろう。

潮...

おまえなら、

心あたりが

あるんじゃ

ないのか...

白面めえええ

許さぬぞ

許さぬぞォオ。

憎い、憎い

殺してやる

あー、白面の者ォオ!!

...

ああ...

白面の者に両親を奪われ...

白面の者に

両親を奪われ...

獣の槍を造るために

妹のジェスイさんと...

そして自らの命すら

そそぎこんだー

ギリョウさん

うん...あの

頭に流れこんで

くる、ギリョウ

さんの声は...

大きいよ..

それが...

妖になっても

...心に鳴り響いて

いるのだな...

とらも...

そうなんだ

ろうか?

い...や!!

あいつは...

ちがう...

あいつは

直に...

白面に

恨みが...

ある...はず

だから...

え..

かかか。

おめえ、なかなか

歯ごたえある

じゃねえか...

うるせえ!

それよりおめえの

石だった頃の

記憶って何だよ。

遠い...!!

記憶だがよ...

オレは

石になってた

らしい..

:意識は

あるが、

ぼんやり

してた...

どれくらい時が

経ったろう。

ある日そいつは

やって来た。

見えるのは、

しけた村、

荒れた土地...

ごきげん

よう...

女は..

白面の者の

化身だった。

ほォオ

それで!?

そいつはオレに

いったんだ!

もっと...

もっと

殺したいとは

思わない...

数多の人間を

...数多の妖を

おまえは

...殺した...

屍は山を埋め、

血は河となって

流れた...

...でもね

まだ殺し

足りない

でしょう。

答えなさい。

思うだけで

いい...

ああ、殺し足り

ねえよ!

そう...じゃ...

もっと強いヤツを

殺させて

あげようか。

何考えてんだ!?

おめえは白面

だろォ?

オレはおめえらを

滅ぼせっていい続ける、

獣の槍を

使ってたんだぜ。

白面は知って

いるわ...

弱えヤツばかり

殺っても面白かねえ。

おまえは

そんな槍を使って

いたのに...

白面を殺そうと

思わなかった。

妖に

なってもね。

.....

どうしてだか

教えてあげ

ましょうか...

おまえが

白面を同じ、

この前

また妖を

殺したわ。

おまえを同じように

獣の槍を使った男の

未路の妖...

厄になりかけ

てたわ。

形を持った

「暗黒」だからよ。

そいつは結構

知恵があった

らしくて、

土に還る前に

教えてくれたわ。

どうやら

獣の槍を使って

魂を別られ、

人間の時に

繰り返し囁かれた

白面への

怒りを秘めて...

学校となった彼らは

石になって

眠り続ける...

そして、

長い時を経て

彼らが...

次に日覚める

のはー

白面の者

との最期の

戦いの時!!

目覚めた彼らは、

白面の場所を

知らぬ。

だが...

「それ」は

呼ぶのだ...

そして学校どもは

呼びかけに応え、

「それ」を

目指す!

なぜなら「それ」が

彼らをこの連命に

いきこんだから...

獣の槍!

白面が本当に

うるさいと思う

のは、獣の槍だけ。

。字伏どもは最期の

戦いで、少しわずらわ

しいだけでしょう。

「それ」が

彼らの生きている

理由だから...

「それ」..

いつの世も白面を

追い、常に白面の

近くに在るもの...

でも掃除は

しないとね...

どうかしら、

その後、引き受けて

くれないかしら...

もっと強い

妖を殺せる

わ...

そして白面が、

そのための力を

おまえにあげる。

そうかい、けっ。

聞いてみりゃ

くだらねえ。

おめおめと白面の

手先になったん

じゃねーか

手先じゃねえ。

オレは好きなコトを

やってるだけ

だからな...

白面との最期の

戦いの時に

字伏達は

目覚める...

そして

字伏達は

ここに

来た..

この獣の槍に

導かれて!?

最期の

戦いが...

それになァ、

もらった

「力」ってのも

イインだなァ。

近い!

さっき

オレに切られた

腕を見てみな..

うおお

何だよ

こりゃあ!

けっ、

何だよ...

ははは、そうさ、

これが白面が

くれた武器よ!

とらぁ!

これは妖を

滅ぼすために、

人間どもが鍛えた

霊刀よ!

あははは

ははは...

ちがうなァ...

ちがうのよ!!

オレはおめえら

フツーの字伏とよォ...

白面が人間を

ぶっ殺して集めたやつを

オレが使ってる:

面白えぜえ

~~~

妖も人間も、

すばすば切れる!!

けびひひひ...

しくじった

のは..

おめえだけ

だよ!

うはいは

おまえ...

笑ってるのか...

ああ...

会いたくて..

会いたくて...

死ぬ程会いたくて

たまらなかった

ヤツに...

ようやく

めぐり会えたん

だからな...

私は時逆という

時を逆のぽる妖に

誘われて行った...

15年前の...

あの夜に!!

そして...

見た!!

うしおととら困る

おーい、

あけとくれ

今帰った!

ハイフォン

...?

うしおととら困る

う...

うあっ。

ふ..

運が..

悪かったん

だろうな...

おまえが石に

なって、眠って

いた所が...

私の家族が

住んでいた村の

近くだった

なんてな...

そして、

ほかの字伏より

15年も早く

おまえが目覚めた

のは...

ああ...

人間をたらふく

喰って、力を

つけるためよ。

芥塵掃除の

ためにな...

ゴミ掃除か...

獣の槍と白面の

最期の戦いの時...

確実に白面の者の前に

立ちふさがる

元獣の槍の使い手...

字伏達を殺す

...体力を

つけるため...

ああ...

それとな...

あの時私を

殺し損ねたのは

わざとだと?

それで...私の

妻と娘を

殺したんだな...

わかってんじゃ

ねえか...

...そうさ、

オレにも悪戯心って

もんがあってよ...

つれあいや子を

喰われた人間が、

泣き死んじまうか...

見たかったん

でよ...

てめえ~

紅煉~!

よくもやって

くれたな~

もう一回、勝負だァ。

うっ、

うしお!?

何だよ放せ

じゃますんじゃ

ねえ!

だめ...だ

何でだよ!?

...鏢さんの

...手を見た

ことがあるか..

傷で埋め

つくされた手...

きっと鎮さんは

...奥さんや..

子供をそいつに

殺されて...

死ぬほどの思いを

して、そいつを探して

きたんだ...

そいつさえ

いなければ...

いい父ちゃん

として、痛い思いも

せず、辛い目にも、

あわずにすんだのに...

紅煉は...

おまえのもん

じゃねえ...

戦って...探して...

また...戦って...

普通の人だった

のに...

鏢さんの

ものだ。

おうおう

あっちじゃ

話もまとまった

ようじゃねえか。

おめえ、

人間にしちゃ

強くなったよう

じゃねーか。

あそこで

ぶっ殺さねえで

良かったぜ。

そうそう

これも

いっとかなくちゃあ

なァ...

おめえのつれあいと

娘っこ...

骨まで...

うまかったぜ。

十五雷正法

「七排」。

けけっ。

もうこれで

消し飛びな。

ヘへへへ、

あっけねえ...

人間なんて

こんなもん...

ん..

邪怪禁呪

悪業を成す

精魅...

天地万物の

理をもちて

微塵と成す。

十五十五

雷正法。

ちィイ

~~!!

九爪」

うあああ

くくっ...

やけにおとなしい

と思ってたら、

この一撃の「気」を

練っていたかよ...

だがすぐに

おめえは

おしめえだ...

この紅煉を

本気にさせたん

だからなァ。

だから..

どうした?

百回、地獄に

落としてやらあ!

ええ応えっ!?

アキルを寄り

けゃああ

わあああ

快感は絶

寄気導末すべど

代わり気金利で

以てこれをぼく

へっ、鎮にゃ

雷は効かねーよ!

わしで証明済みだぜ。

い...いや

何イく~~~!いなすよ

紅煉の稲妻は

わしのより強いの

かよ!

鏢さん!!

うしおととら困る

うるァア

アアア!

今こそ、積年の恨み

晴らしてくれる!

「禁」...か...

妖の存在を禁する

ことが...おめえの

仕事だったなァ...

だがなァ...

この程度じゃア

!?

禁じられては...

やれねえなァ...

鏢さん!

離れ...!!

はあーははは

話によりゃ

オレがくり抜いた

おめえの右目...

今は、妖を

見る特別な

目ン玉――

浄眼だってコト

じゃねえか。

どら、

オレが一番に

喰ってやらァ。

気持ちいいなァア...

オレを憎んでるヤツを

ぶっ殺すのァよォ。

くそォ!

バカヤロウ

どこ行くん

だよ!

ありゃ、

鏢の獲物だって

わしを止めた

くせによ

だけどよ、

錫さんが!

鎮のやりてえ

ようにさせん

なら、

見ろよ!

え..

なァにィイイ

くくく~~~

この目はまだ...

くれてやるわけには

いかない...

おまえの滅びる

様を見る...

大事な浄眼だからな...

おとなしく

死んでろよ!

な...

何だ!?

ちっ、もう

来たか...

早えな。

てえコトは

白面の者がもう

準備できたっつう

コトか...

どきな...

うしおととら困る

おめえは次の

機会まで

見逃してやらァ。

おい、男

.....

こいつは次まで

刺しといてやるぜ。

オレが、

人間ごときに

ドジを踏んだ

記念にな...

だが、ここが

今度は..

必ずその浄眼を

喰ってやるぜ。

ああ...

震えてくるほど...

楽しみだ...

ちょっと待て。

どういう

コトだよ!

うわっ、

黒い字伏が...

こんなに...!

くははは!

いったろ?

準備ができたって

よ!

これだけのオレの分身と

戦うことになるんだぜ

それでもおめえらは、白面の

者に勝つつもりかよ!?

そうだよ...

バーカ、

あったり

めーだろ。

へええ

...

アホだねえ。

おまえらも、オレが

次にぶっ殺して

やるからなァ。

待ってろよ。

時は確実に

過ぎてゆく...

獣の槍伝承者の

変化した姿!

字伏は飛来し...

それを滅ぼす

役を負った、

紅煉も現れた...

そしてー

うしおととらの前に

今、敵は

復活しつつあった...

い、よん...

第四十

ちっ、あの

紅煉ってヤロー、

わしがぶっちめた

かったのによ。

おめーが

鏢のモンだ

なんてぬかし

やがるから、

殺りそこね

たぜ。

しゃあねえ

だろ...

そーなんだ

からよ!

でもおめー、

やるっつっても

苦戦してたじゃ

ねえかよ。

うぐを

いられた

ちっ、ありゃ

ちょっと油断

したん...

うあああ!!

わしの

ブズマが

まかねこそ

これらの

うしおととら四

おしより

うござい!!

おまえが

おかねえよォ

やられちゃう

よォォォ

わしがヤバかった

のが、うれしい

ワケだな...

よーするに...

めっそーも

ない...

うしお...

鏢さん...

ごめん、今

お医者さんを

それより..

あれを見ろ...

あ...

字伏達が

...

岩になって

ゆく...

おうおう

おう!!

何だァ

おめーらァ!

わしとの決着も

ついてねーってのに

また石になんのかよ。

コラ、もー一回

戦え!

また近い

うちに..

会うさ...

なァ、待って

くれよ!

おまえ達も白面を

やっつけようと

思ってんだろ。

何で今

石になっちまうん

だよ!?

それに獣の槍を

使ってたんだろ...

聞きてえコト

いっぱいあるん

だよ!

我ら学伏は

...石になる

石になる

理由...それを

知る者は...

やはり...

また石に

ならねば

ならない..

な、何だって

...

そりゃ...

石になって...

白面の者との

最期の戦いを

待つ...

なぜなら...

白面の者の「カ」

は...

「力」の源は...

未知に

対する...

「恐怖」...

白面の力は

...未知に

対する恐怖

...?

ちえーっ、

わしの怒りは

どこに向けりゃ

いーのよ。

それは...

私にも...

わからない...

それが

石になるのと、

どうカンケー

あるんだ...?

鏢さん!

おそらく何か

理由があるの

だろうがな...

動かないで!

オレが家に

運んでやるよ。

紅煉にあんなに

切られてん

だから...

うしおととら困る

ふ...

まァ、アバラは

三、四本いって

いるがな...

え...

ホントに

びっくり

したんだぜ...

鎮さん、本当に

やられちゃったと

思ってさ...

へっ、おめえ

そのワリにゃ

忘れてたクセによ。

色んなコトが

起きて、バーックに

なってたんだい

けっ、体中に

あらかじめ

張り付けた

対火対雷の符で

あの戦いを

しのいで..

念のいった

コトに...

こんなモンを

しょって、

ヤツの刃を

受けたかよ..

鎖かたびら...

とかいったか...

重さなんて

うしおの半分

あるぜ。

24キロ...

塩をまぶした

縄と女の髪を

鋼鉄に

よりあわせた

特製だからな...

ぶまもりふだ

よし...

鏢さん、

そんなんでいい

のかい...医者、

呼んだ方が...

いい...

ずっと、こうして

きた...

うしお...

うしおととら困る

あ...

ああ?

酒は..

ないか...

いいのかい。

ケガしてる時は、

酒なんて飲んじゃ

ダメなんだろ...

«妖などを禁ずる術

符咒の師匠が

...

酒の好きな

人でな...

よくログセで

いっていた

戦ったあとは

酒で、濁った

憎しみを血から

追い出しちまえ

...と.....

ふーん。

オレは...

わかんねーな。

オヤジも

飲まねえし...

それおんなえもん

おまえの父は

飲まぬのか...

照道さんのハナシ

じゃ、昔はすごく

飲んだらしいけど

...オレが生まれて

からは...

おまえの父は...

でも、

アホ

だぜー。

どうだ

強いな...

ぇっ、えっ、

いーよォ

オレはさァ...

へーっ、んなコト

いってよ~~

ちょっとはキョーミ

あるクセによ~

うしおととら困る

じゃ

ちょこっと。

うっ、

うるせ~

それで

いいのか

はじめて

だもんね

おまえを

桃花源に連れて

行って、鍛える

時間もなくなっ

たな...

もう最期の戦いが

近いんだろ..

仕方ねえよ...

ちょっと不安

だけどさ。

へえーっ、

花がいつも

舞ってて、

時間も止まっ

てるの!?

それより

その桃花...

何とかって

どういうトコ!?

オレ、毎日

スケッチしてたい

よなー。

絵を

かくのか...

そーそー!

それも

くそゲロきたねー

下手な絵をな!

おめえとこの前

会った時も、それを

やってたんだぜ...

それがこの絵よ、

なー...空が下に

あるんだぜー...

そりゃ

おめーが逆さに

持ってんだよ。

待ってて

傑作を持って

くる!

...って~何だよ、

あいつ絵のコトに

なるとよ~

ふふ...

それが

どうした?

もうすぐ

人と妖怪を

巻き込んだ、その

戦争が起きる。

...その

混沌の中で...

何だよ!?

おまえ達は

そうやって

白面との戦いに

隠むのだろうな...

おまえ達

だけは...

いつも同じ

なのだと思うと

...おかしく

なってな...

けっ、わしは

あんなクソちび

どーでも

いーんだよ。

おめえこそ

どうなんだよ、

紅煉と

やるんだろ...

あいつは...

強ーぞ...

それでも

白面の者に勝つ

つもりかよ

ああ、

そうだよ

それは

おまえ達と

いっしょだろう。

次は

殺るさ。

バーカ、

あったりめーだろ。

おめえ...

たとえ

この身を..

でもな...

その後で、

おまえ達の

白面との戦いも

見物したいな

はっ、鏢、

おめえ変わったん

じゃねえか...

わしと初めて

やりあった時や、

復讐のコト...

つまり、てめえのコト

しか、キョーミのねえ

男だったろーが...

今宵は

三日月が

きれいだ。

月は人の心を

妙にさせる...

そんな

ところさ...

おまた

せー!!

いって

~~~!

あ!どら

ゴメー・

あーっ、この

ヤロー。

酔っぱらって

やがる。

こーんな

ちっちぇー杯

ひとなめでよー。

このように

行くのか...

ああ...

紅煉の...

アテはあるの

かよ。

ヤツの腹に刺した

鏢が

私に居場所を、

«ひもつき手裏剣

ふーん。

教えるはずだ。

変わったのは..

私だけじゃ

ないようだな。

どじるなよ。

なーにが

でえ~?

う...

ん...

ひょ...

ひょうさん...

ワリィ...

オレ...

さけ

よわくてさ...

でも..

つぎ...おさけ

のむときは...

もっと...

のめるように..

なっとくから...

つぎも...

のも...

ね...

ああ...

楽しみだな...

何だよ放せ、

じゃますんじゃ

ねえ!

鏢さんの

ものだ。

おまえと

潮に...

礼を

いっておく...

おまえ本当に

どーかしてん

じゃねーか

三日月の

せいだとでも...

思ってくれ...

草「風が吹く

白面の者は

知っている?

目覚めの時が

近いことを..

このちっぽけな島に

住む人間たちが、

どれほどの地獄を

見るかを...

そして...

己が目覚めた時

......?

そして

また..

あちゃー

またハデに

壊れてんなー。

字伏どもが

あんなに来たんだ...

これくらい

カルいもんだ。

そうだけど

よ~~

こりゃオヤジが

帰ってきたら、

気絶もんだぜ。

ま、

これも

だけどよー

鏢さんは

オレが寝てる間に

行っちゃったんだ

ああ~~~

最低~~

ちゃんとあいさつ

できなかった..

酒よわい

のな~~

オレって...

とら~~

オレ、何か

ろくでもねーコト

しなかった!?

おまえいつも

ろくでも

ねーから

わかんねえ。

ほら、

ガッコとか

いうトコ

行くんだろ。

ああ、今日

始業式なんだ。

今日から中三で

クラスも変わって

んだよなァ。

今日はオヤジの

留守をひきうけて

くれる照道さん、

来てないなー。

ま、照道さんが

来たら、オヤジや

総本山の方にも

連絡してくれるだろ。

およー

どーした麻子

熱心に神棚に

向かって...

なっ、何でも

ないよ、

とーさん...

今日は

クラス替えの

ある日でしょ。

ああ

それが...

だれか一緒の

クラスに

なりたいコでも

いるんでしょ。

はは

ははーん

なじゃいい!

やめてよ

その目

ーっ!!

もう...

うしおなにすん

おった

あきこ

...小学校の

自習時間の時から

...ずっととって

あったんだよね...あいつは

忘れてる

だろうけど..

こりゃ

おかーさん達

の...

図星...

かな...

6月は

修学旅行

じゃない!

それに蒼月の

誕生日でしょ!!。

ほら、宿でさ、

呼びだしてさ..

プレゼントか何か

したらァ!?

麻子さんと

したコトがねー。

あーあ...

行って

きまーす。

麻子ー、

熱あるんじゃ

ないか。

カオ赤い

ぞー。

だいじょーぶ!

どう思うかね、

この一輪ざし...

なかなか

いいもんだろ。

あなた、

キリオちゃん

困ってるじゃ

ないですか。

やめてくださ

いな。

そうかァ

いいもんなのに..

ごめんなさいね

真由子、

起こして

きてくれる。

あ...

はい...

あの...

ぼくはもう少し

青緑色が深い

方がいいと

思いますけど...

おお...

心配だわ..

うしおととら困る

キリオちゃん、

うしおくんの

お父さんに

頼まれて

引きとったのは

いいけれど...

本当に心配...

う...ん...

あの子、あんなに

おずおずして...

今まで苦労

してきたのね

...

きっと新しい

小学校に行ったら

いじめられるわ

...

ん..

あんなに

きゃしゃで

おとなしいん

ですもの..

気に

入った!

あの子には鑑定眼が

ある!

ゆくゆくはあたしの

コレクションをゆずって...

あなた、私の話

聞いてませんね!!

お姉

ちゃん...

ふあ

~ひ。

もう...

時間...

キリオくん...

おふぁよ~

今日ね~

新学期で、

始業式なのよ

クラス替えが

あるの~~

キキチキチ

キリオくん、

今日から小学校に

編入でしょー。

コワくない~?

あー

あとで

しょーかい

するねー

ぼふ

私は

コワいなく

麻子や礼子と一緒

だとうれしいけど...

それでね...

あれれ?

二人とも

ステキなのよー。

う...

うん...

三年生は

修学旅行があるの。

みんなで行くの..

楽しみなのよー。

キリオ...

心拍数と体内の

アドレナリンカ

急上昇している

そ...

何か妖と

戦ったか?

「学年、新クラス

安西信行

上和男

コキオ

おまえ

何組よー。

合格

えー、あたし

名前なーい。

ゲー、あいつ

とかよー

きゃー

一緒ー!?

ごめんよー

うわー、ごった

返してんなー。

保歩

なんだよー

バカみてーによ~

ちょっとの間、

同じ部屋にいる

ヤツらに、喜んだり

がっかりしたりよ...

おめーらみてーに

ムダに時間を

持ってねー

オレ達にとっちゃ、

ヤなヤツとはちょっとでも

一緒にいたく

ねーんだよ。

けっ、わしだって

ヤなヤツは

ヤだぞ。

おまえは

どーして

どーして..

あのなァ...

いやいや

じょおくだよ。

しばらくぶりだけど、とらは

フッーの人には見えない。

そんなヤツは

こーやって

.....

おっ、

横尾と

厚池...

おーす!

おめーら何組よ?

オレの組

知らねえ?

...って

あれ..

ど、どーしたん

だよ...

あーっ

ゴメン

ゴメン。

うしおじゃ

ねーか。

何だよ、

人を初めて

見るみてーに

よォ...

ゴメンちょっと

ど忘れして

よー。

なんだよ

それー。

へー、

おまえらも

かよー...

なんだよ

横尾も

そーなのォ...

それによ

ほら...

おまえの組

なー...

こっち

こっち...

相当

喜んでるな

.....

中村サンに

井上サンカ~

このクラス

グレード高い

な~

どっこ

がよ..

バッカうしお、

このクラスで

6月にゃ

修学旅行だぜ...

女子とも

より深く

交流がだな

サフ

羽生だぜ...

死にたがりの

羽生!

やばいよ、

あの不良の

間崎サンと

つきあってん

だよな...

コワイん

だってねー。

見なよ、

あの冷たそーな

横ガオ...

なんだー

そんなに

怖くもない

のかな...

すごいよなー、

三人並ぶと

アイドルの

グラビア

みてえだもん。

まさか

こいつらも

同じとはな~

おう

三人組ー

同じ組かよオ...

ま、

よろしくな。

あれ..

またかよ...

はは..

あ...あら...

ごめんなさい

うしおくん...

なんだ、

蒼月...

ど忘れしちゃっ

たわ...

あれえ、私

どうしたんだろ...

とっさに名前

出てこなかったわあ..

ふっ、ふん!

厚池達といい...

おめーらといい!

一回、イシャ行った

ほーがいいぜ。

ごめん

なさい。

うしおととら困る

みんな3年になったのであれば

森々に目標をもって

精一杯努力して下さい

あー

そして...

6月の

修学旅行関係の、

フリントを

配る...

修学旅行

か...

だがー

白面の者は

知っている?

その日が

決して来ぬこと

を.....

どんなにうしおが

楽しみにして

いようと...

これより

うしおに...

安らぎの日は

ないのだという

ことを...

そうそう

そこはロング

アンドショートの

ステッチで、

グラデつくり

ましょ。

ちょっと

待って、

そこは間隔あけ

ないで...こう...

いいのよ

好きだからね。

ん...

礼子、ゴメンねー

日曜なのに

つきあわせ

ちゃって...

それに...

麻子がようやく

行動する気に

なったんだもの。

...それは

...あの...

でも、正直

びっくり

しちゃった。

二年生の終業式の

日だったかしら...

...れい

礼子...

麻子、図書委員会

終わったの?

うん...

あのね...

あのう

ししゅう

おしえて

くれない...?

え?

む..

むずかしい

...?

ううん

そんなこと

ないわ。

でも急に

どうしたの

あおつき

...の..

きゃ。

麻子っ

しっかり。

大変だ!

中村さんに

ボールが当たった。

大丈夫?

麻子..

野球部が

保健室に

連れてゆく。

いや、

保健ったら

柔道部じゃ。

なっにイ

イイ!

いや、サッカー

部の責任で

中村サンは僕が!!

あた~~

ひえ

~~~!

大丈夫

だってば!

ブツブツ

いわない

でよ~

さえー由太そっ

元気だよなー

...かいいんだけど。

麻子

もてるの

ね~~

ふう。

蒼月のバカ...

いっつも絵の具

ばらばらだからさ

そしたら...

あいつ...

自分の名前

ついてないと

......まちがえる

かもしれないし

...

それを刺しゅうで

...つけてやろうか

と...思って...

袋でも作って

あげればいいかと

思ってさ......

どうせ

なくしちゃうかも

...しれないけど...

蒼月くん

喜ぶわ、

きっと...

ほんとう!?

うんと

すごいの

教えてあげる。

礼子ーっ。

いや...

はは..

はは..

照れること

ないわ、

いいじゃない。

うしおくんの場合

それくらい麻子の

ほうからしなきゃ...

あいたた

また

やって

やだーもう

でも、少々

こういうコトには

向いてないのが

麻子らしいわね。

でも

麻子...

がんばっ

てね...

いいよう

ちわー

ざしいわもってきたよー

きっと

うまくいくからね!?

!?

九か月後に

おまえに通達が

行く...とき

その時が白面との

最期の戦いの

開始だ...

うしおととら困り

ということは

あの時から数えて

だいたい6月

だよなァ...

6月まで

あと二か月か...

そうなったら、

いやでも何でも

あの白面の者と

戦わなきゃ

いけねえんだ。

今のうちに

やれること

やっとかないとな

.....

ちぇっ。

とらァ

出かけて

くらァ。

んー。

何だよ、

朝からそこで

すーっとよー。

な〜〜ん

か...

思い出し

そうなのに、

出てこねーのよ。

人間だったコト

.....か...

おまえ、どんなヤツ

だったんだろうな...

人間だったァ!?

わしが弱っちくて

くそつまんねー

人間だったァ!?

いっとくがなァ

わしゃそんな

コト信じて

ねーからな!!

こら、うしお

そんなよた話、

またぬかしやがったら

ぶっ殺すぞ!!

だったら

何を思い出して

たんだよ

うしおととら困る

それが

せんせん...

ほっとこ...

こんにちはっ、

おじさん

おはさんっ。

ええと...

あの...

え~~

やだ!

そうそう...

うしお

ちゃん

なんだよ

おじさん達

までー。

コメンゴメン

ど忘れだよ

くくく~~

最近みんな

そうなんだよなァ。

オレのコト

はじめて見る

みたいにさ...

ごめんねー

麻子でかけて

るんだよ...

あ、

そう。

礼子さんの

ところだって。

待ってるかい?

お菓子あるよ。

いや、オレ

借りたノート

返しに来ただけ

だから。

ここ

置くよっ。

じゃっ。

なんだよ

もう帰っちゃう

のかよ。

忙しい青少年を

引きとめちゃ

いけないよ。

またね、

うしおちゃん。

また、メシ

食いにきな。

うん

また、来るよ。

めずら

しいねー。

うしおちゃんが

麻子にノート返しに

来るのなんて..

あーあ。

中村とは

昔からの

腐れ縁で...

面倒見てくれてた

青鳥軒の

おばさん達の娘で

いつでも..

いつもオレと

ケンカしてて...

会ってん

のになァ。

じゃーね。

礼子、

真由子。

がんばってね

麻子ー。

わからな

かったら

電話して、

私、夜おそいから...

そんなコト

いったら麻子、

電話かけっ

ばなしよ...

不器用なん

だから...

うん

そうね...

わるかった

わね〜〜

でも、

ありがとね。

あ。

あ。

うしお

中村..

何だ!

おまえん家に

借りてたノート

返しといたぞ。

あ、

礼子の家に

行ってたの、

社会のノート

漢字まちがっ

てたぜー

足挙っぽが笑う

んなってた

あっ、人にノート

借りといて

エラそうに。

そんなに

いうならじゃ

自分で勉強

しなさいよー、

バカなんだ

からー。

なにィイ、

せっかくまちがいを

正してやったのに

よー。

つーわけで

ちゃんと

返したから

なっ!

へーんだ

早く帰れっ。

どうして

オレはあいつと

いっつもこー

なんだろなァ。

いっもいつも、

明日もあさっても

.....来年も....

おん

来年?

オレには、

来年なんか

来ねえかも...

しれない

じゃねえか...

あー

なんだ...

暗いしよ...

ゴホ...ン

うしお.....

仕方ねえから

送ってって

やらァ。

うん!

......!

どう

したの?

...いや...

きれーだな

...と思って

...よ...

え...

いや

桜が...よ..

おぼえてる?

うしお!

私になに

砂かけたのよ

幼稚園の時...

ワリイ

ワリイ。

あの頃は

若かったぜ。

なによそれー?

ねームそしたら

河田先生

おごったよ

ねえ...

おーおー

おまえと

オレとで

車のポンネットに

「乗っかったっけ

なァ...

な?

麻...

ん...?

どうした..

誰...

誰.....

掲載・週刊少年サンデー平成7年17号より平成7年27号までご

あなた!?

おととらの

出会い系のおまけで

後回和門は何とワニアなしです

ああっ...

なんじゃ

申してみよ。

はい、あっしは

東京のまんが家

ふぢたと申しますが、

うちのアシスタントは

私のいうコトも

きかず、

すぐサボリ

アシスタント

同士でも、もう

仲がわるく

ギスギスフィーリング

ここにきわまったのです。

アイサッはおろか

何の会話もなく、

アイサツはおろか何の会話もなく、

口を開けばならなかったのは

悪は、陰に、罵倒。

ののしり...

偉大なる

裁判官さま...

お力をおかし

くださいませ。

手を動かせば

互いの仕事のジャマ...

互いの成功のジャマ...

互いの排便のジャマ...

まんが堺を

仏教世界にたとえると

...ここは地獄です。

ああ、マリア様!

私はこんな

生活に

アキアキです..

アーメン!!

ウスノロジキ

おっと

ゴメンよ

見ろよ

こいつカシゴ

たぜ

どうかさばきを

...どうか!!

うむ。

ひどりひとり

糾弾していこう。

まずは

チーフの

ジョーから!!

うむ

私が...

ああっこれね

いつにハイトリスに仕事をやれるでしたから?

おうたんストアップさしてみ

おい早く分けありませんで

おい

追わないと下さい

でもギグnみさんだて

カォオチ

「家に帰りまっ

探そないで下さい

おまえ

彼は、私の

週刊連載の弱みに

つけこんで、

すぐ辞表を提出し、

私を脅し...

ジョーさん叢田さんの

いった後に

ペンを置き結料

教えメシって

ねました。戻ってる。

そーです、ボクが

おきた

先生に報告した

とーりです。

こんな女性は多く、日本レクリスイラがあり、

への入金が内定しましたら、おまけです。

をやめる決心としてくれ、ま、まっちゃいます

子宮のケチョハ!!

ホントは

サフチーフの

リックこそ

サボリまくりの

天才!!

おいおい、

人聞きが

悪いなァ...

数々の私の似顔絵で

私の心を傷つけ

ました。

おかげで正月は

休みました。

みんな休ん

どるわっ

おめーは

だまってろっ

仕事中

こんなん

でしたぜ。

・イスを回転させるから、

ボーッとしているポーツとしでは、

5:40〜54

何イイイ!!

他人からは

そー見えても、

私はその行動で

すばらしい絵を...

ウンコップディケ

ゾウのフンにちっ

私らクンコだっ生まれた

ンコカー

どこが

すばらしいんだよ

ど・こ・が!

そんなコト

いうなら

ケイは!!

ぼかー

マジメに

仕事やって

まずよ!

こうってば

ケイは

うしとら

読んだこと

ないんだよ。

何イイイ...

この自転車は

なんだアアア!!

マチガイをして!!

タトエとてね...

キリオの髪に

べタぬって

藤子にすなァァ。

キリオ?

アサコ?

は?

うしとら」って

いうのはネ

これでも、

少年サンデーに

5~6年は

のっかって

それなりの天ッ

人気をね...

えっ、今手伝ってる

このマンガ、本に

のってるんですか!?

ダン~ッ!!

こう!

おまえら許さん!!

うむ

ちょっと待ったー

もっとも罪深き者を

忘れてる!!

さあジャッジ!!

なったに

我ら4人は

被告人Fを

あげる!!

亜人の

あー

アシスタントには

「原稿にツバとはすな

ジュースごほすな」

とうるさいくせに...

自分は

アイス

こぼしてるや

ないか!!

ええ、たしかあれは

〆切の日!

僕らが追われている時

藤田さんはメーテルの

ラクガキをして

さほっていた!

目ケイ

僕が見た時なんか

目ェあけながら

ジュクスイしてました。

マンが家なら

そんな!

本当か!?

いえ

そんな...

私は仕事中

音楽にあわせて

おどっているのを

目撃しました。

うしおのカミ

描くの

たまんねんだよ

なァとか...

とらは描くのに

時間がかかる

とか...

いってねえ

っっ!!

いやあっ

ゼッタイに!!

THEBIND!?

うしおととらの

少年サンデーコミックス

発行者

印刷所

1995年12月15日初版第1刷発行

1997年10月20日

目第6刷発行

郞H和蔵

◎KazahioFuita-195

井亀

中央精版印刷株式会社

笹德印刷株式会社

(検印廃止)

東京都千代田区一ツ橋二の三の一

振替(001801-200

TEL販売0332315749編集03(3230)5480

発行所

●造本には十分注意しておりますが、万一、落丁・乱丁などの不良品があり、ましたら、「制作部」あてに

お送りください。送料小社負担にてお取り替えいたします。

●本書の一部あるい>は全部を無断で複製転職上演・放送等をすることは、法律で認められた場合を

好き、著作者および出版者の権利の侵害となります。あらかじめ小社あて許諾をお求めください

R本書の一部または全部を無断で複写(コビー)することは、著作権法上での例外を除き禁じられて

います。複写を希望される場合は、8本複写権センター「TEL.03-340」2882にご連絡ください。

そういえば、

制作部(TEL0120-336-082

林小学館

会社

TSPN4-09-_123406-2

私は

不安の中ですごしている

「うしぶとという」

の話はすすむ

苦悩と快楽

これから

最後

まで

うまく

自分は破ら

を読ってやける

のだろうか...

読者のみんなは

こんなに長くなったの

た、つきあ、てくれるのが

小学館

そんな事を

考えると

私は

いそいそと

寝てしまう

のである。

おう

『うしおととら小説版』があるのは知ってる

ますか?小学館のSQ文庫なんです

がね。

まんがから文章に変わっただけで、本物

のうしおやとらが、やっぱりあばれてま

す。

コミックスだけじゃまだ読み足りないな

アと、思ってくれる人には、どの盗でも

いいので本当に読んでほしいです。

僕も絵を描いてるし、面白いんですよ。

やった!僕が小説書いているわけじゃ

ないから、自分で『うしおととら』をはめ

るコトができた!!

カバーデザイン松山佳幸

ISBN4-O9-123406-2

C9979¥388E

定価407円_本体388円

雑誌4504-06

現在は100万円以上

784.09:091234009

1000年11月曜日曜日(月)11/329979003883

うしおこら

実じょ、うしおたちの前に現れた三体のととによく収益が学校された時が退い続けていた状況ということは

「実体婦...

熱が追い続けてもたれ、黒いとらで

そが出現。ヤツらはとらの仲間なの

か?

ひよっ

鏡が告げる衝撃の事実とは!?

...それじゃあ、それでも、

...

に...

藤田和日郎