このマジメなカオの下には

このようなそれはそれほ視線ならかい

人の心は複雑で、乾くことがよくあります。

あの人の口からこんな言葉がとび出るのか。

あの人がこんなことをするのか。

それが、いい意味での事ならいいけれど

悪い意味での事なら、あまり気持ち良くはないです。

でも、両方とも受け入れて動じない。

それが本当の意味でのタフなんだろうなァ。

そうなりたいもんだ。

なに

２０１８年８月１１日には、

うはい

藤田和日郎

しお：とらゆ

、学館

藤田和日郎

【２９】

白面は、目覚めるために様々な課

略を仕掛けて人間や妖達を操り、オ

レととらの行手を妨害。

味方を失い、警察にも追われるか

メになったオレを救ったのは、ジャ

ーナリストの守矢。

彼の条内で、ハァー機関に連れて

いかれたオレ達は、そこで事件の基

相を知らされる。

オヤジや法力僧、学伏達は、記憶を

なくさないために自ら石になり、い

ずれ蘇って最期の戦いに加わるであ

あうこと．．．そして、白面の罠にはま

った自衛隊が、母ちゃんのいる岩柱

へミサイル攻撃を行うことを．．．

ハマー機関の協力を得て、沖縄へ

向かうオレ達の前に再び黒炎達が！？

★前巻までのあらすじ★

相四十七共ノ武其ノ参

第四十六章「不帰の旅」．．．

第四十七章「混沌の海へ」

うしおととら困っているのですが、

うしおととらのＷｉｎｄｏｗｓｗｉｍｉｍｅｍｉｎｔｉｏｎの第四十五章「雨に現れお

そしておくようなことを確認しているのは、本当に正確に言われていますが、実際に見えることもありません。ありがとうございましたが、数百万円ですが最高です。

第四十五章「雨に現れ、雨に消え、第二次郎十六章「不帰の旅」．．．

．．．

五海へ．．．

四麻子、沖縄へ．．．大流丸とらの

ハマーからの手紙．．．．．．

流、妨害．．．いいの

ハマーカッソナル麻子、沖縄へ．．．

次

ノノノ

流対とらの

流対とら３，

．．．．．．．．

．．．．．．．１１５

．．．．．．

．．．

驪藤田和日郎飜

江戸南に終わりましたが

何だとォ

鎧だァ！？

蒼月が

あんなモン

持ってるなんて

聞いてねーぞ。

あの人間どもめ

とんでもねえ

モンをうしおに

やったぜ．．

す．．．

すげえ。

あんなにでかく

見えたのに、

着たとたん

体に吸いついて．．．

それにすごく

動きやすい．．

てめええ

よくもォオ。

まるでオレの動く

方向や、でも

手足を曲げる時を、

このヨロイが

知ってるみたいだ。

そして．．．

石の蛇！

「石喰い」だった

時の記憶が

残ってるのか

攻撃されると

反撃する！

うおぉおお！

．．．．．！

けひゃひゃぴゃ

ぎまーみろォ、

黒炎どもが！

るせえ！！

ヌオ！

とらァ。

ちょっと

待ってなァ、

くそ妖がァ。

な．．．

何ィイ。

間抜けめ、

そんなコトいわれて

このわしが．．．

ぐああぁ。

ぐおお、

何だ

こりゃあ。

抜けねえよ！

そりゃ、妖の身体に

くいこんで、地面に

同化する「千年牙」。

妖を千年ぬいつけて

動けなくさせる

のよォ。

とらァ。

来たか

カモが．．．

行くぜえ

うわ！

ぐふ。

あひゃひゃぴゃ、

どんなカタイ鎧

だろーが、スキマは

あったなァ．．．

ははは、

やっかいなヤツらは

みんなこの「千年牙」では

ぬい止めちまや

いいのよ。

千年もそのまま

だったら、獣の槍の

使い手も木乃伊だあ。

オナナナそそそえ

くそがァ

アア！

うしおォ。

てめェ

人間はなァ、

生きたまま

喰った方が

うめーんだぞ。

カッテにくたばん

じゃねーーっ。

カカカ、

人間の方は

すぐくたはる

として．．．

とらの方を

ゆーっくり

なぶり殺して

やるかァ。

屑みてえ

によ．．．

ちイイ

カンタンに

やられて．．．

たまるかよ

．．．

ぐ．．．

だめだ！！

抜こうとすれば

するほど、

くいこみやがる！

とらァッ。

わたし達を

連れてゆけ。

あ．．．

誰か．．．何か

いったか．．．よ。

わたし達を

白面の者との

戦いに

連れてゆけ。

連れて．．．

なんだ．．．

誰かと思や、

ガラクタじゃ

ねえか．．．

おめえら

そんなカッコに

なって、

何ぬかしてんのよ。

戦いに連れてけ

だァ。

戦いになるわけ

ねえたろ．．．

ゆけ。

戦える。

おまえが

いれば、

たたかよく

戦える

こいつ、

何ブツブツ

いってやがる！？

わしがおめえらを

連れていくって

いったら、

おめえらは

わしに何かして

くれんのかよ。

そろそろ

おしまいに

してやる

それ次第

だぜ．．．

死ねや、

とらァ

．．．

な．．．

何ィイ！！

バラバラに

したきゃせ

字伏の首が、

まだ動ける

だとォオ！！

．．．あ．．．

字伏．．．

力を．．．

さらなる

力をやる。

おまえが

わたし達を、

おまえ

わたし達は

白面のもとに

連れてゆくなら

あをやる

字伏どもの

体がとらの：

鎧にィ！？

な．．．

何だってんだ、

おめえら。

そうだ、わたし達は

おまえの鎧となって

戦いの場へゆく。

とら、

わたし達を

連れてゆけ。

キ．．．

ギシャア

アアア。

白面の者との、

戦いに

わたし達

宗伏と

白面の、

最期の

戦いに！？

しゃあねえな

連れてって

やらあ。

おまえは

っよ．．．

強くなる！！

そうすれば

．．．げえ～～～

オレ達をやって

安心するなよォ

オオォ。

白面の御方は

もうすぐ

復活する．．．

そうすりゃ．．．

そうすりゃ

おまえら

なんかァア．．．

ちくしょーめ

てめえらの力を

使ったのが、

ちょいと

気に入らねーが．．

強くなるってのは．．．

悪かァ

ねえな。

とらァ、すげー

じゃねえかァ、

そのヨロイ！

けっ、そうでも

ねえぜ。

コイツら、わしに

力を貸す代わりに

白面との戦いに

連れてけってよ。

別に、願ったり

かなったりだろ。

わしは、誰の

力も貸りたか

ねえの！！

おいっ、いつまで

くっついてんだよ

うざってえ！

とらよ

我らを

連れてゆけ

最期の

戦に．．．

．．．けっ

わかったよ。

こんなになって

も．．．白面と

戦いてえんだな

何

ボケたコト

いってんだ。

それより

用事は終わった

のかよ！

さっさと

行かねえと、

おめえの母親に

みさいるぶちこま

れるんだろ。

あ！？

おめ

大丈夫かよ。

ちょっと

さっき刺された

トコが痛くてよ。

ゴメン．．．

今、行って．．．

くるぜ．．．

くくっ。

何だよ？

おまえの口から

「ダイジョーブ

カヨ」だとよ。

あのなー

わしはな！

へいへい、

食いモンは、

くたばったら味が

マズくなるだろ、

知ってらァ。

おまえと

出会ってから

もう一年になるん

だからな．．．

あそこでよ。

．．．

そうかよ

．．．

ちょっと

待っててくれ。

すぐ

終わらァ。

色即是空か

．．．．．．

この世で

変わってかねえ

モンはねえ．．．．．．か．．

オヤジがいってたな。

でも．．．よ。

きっつい

なァ．．．

帰るトコも．．．

なくなん

のは．．．

あった

あった！

オレが描いた

礼子の

肖像画。

ふう。

机の下に

あったから、

無事だったん

だな。

おっ。

くーっ、これを

描くのに、どんなに

苦労したか．．．

ピリ

うしおくん

私とても

楽しみよ！

礼子にゃせかされ

麻子にゃ

いらんこと

いわれてよー。

アンタまさか

ハッハダカ．．．かく

つもりじゃ．．．

．．．これ描き終わる

のに、あっちこっち

行って．．．結局一年

近くたっちまった

もんな．．．

ん！？

あとひとで

一筆！

一筆！！

絵の具、

筆！

筆！

あっ、そうだ。

ほかにも探すモン

あったんだ。

タツヤから

もらった

トランシーバー。

長からもらった

へらない

おむすび。

徳野サンの

コート。

飛サンが．．．

あとで送って

くれたんだ、

ジェメイさんの

お母さんから

もらった服とクツ．．．

全部．．

オレの宝もんさ

コメンよ．．．

全部持って

行きたいけど、

海でなくしたら

ヤだからよ．．．

うしおととら四

よし！

これで

完成！

行って

きゃーす。

あれえ。

とら．．．

一年ぶり

だけど．．．

はは、

変わんねーな

ここは．．

とらー

いるんだ

ろー？

あの日、この扉を

見つけなかったら

．．．とらと会うことも

なかったんだよな。

ふえ～

ひっさしぶりィ。

人間か

．．．

なーんだ

やっぱり

ここか、

と．．．

人間か．．．？

うわああ

ああ！！

なんだ

なんだ

おまえ

なんだ！？

やれやれ

五〇〇年ぶりの

人間はずいぶん

やかましいな。

でも、まあ

いいか．．．

この槍を

ぬきな．．．

小僧！

その槍をオレが

ぬいたら．．．

おまえはどーする

つもりだ？

フフン！

しれたことよ！！

まず

おのれを

喰らって．．．

人の命が

食いモンにしか

見えない妖怪を

誰が野放しに

するってんだよ！

昔のように

この辺の人間

どもを、地獄へ

ひきずりこんで

くれるわ！

いててて

てー

．．．やっつけて

くれよ．．

約束は．．

守るさ．．．

ふ．．．

うしおととらぬ

くくっ．．．

よーくできたぜ、

まんざら頭ワリィ

わけでもねーん

だな。

とらこそ

ずいぶんとシャレた

コトやってくれる

じゃねーか。

なーんかな

フラリとここに

入ったら、

そんな気に

なったのよ。

だめだぜ～

うしお～～

ここで喰われん

と〜〜〜

そんな

筋書き

あったかよっ！

といいつつ

続行〜〜！

ちぇっ、

年前と違うのは、

場数を踏んで

獣の槍を、

使えるよーに

なった

おめえだけか

違う

だろ。

違う？

うしおととら困る

おまえも相当

変わったぜ。

．．．．．．なーに

いってやがる！

わしゃ、

わしじゃねーか、

変わってねーよ。

今でも

そう思ってん

のかよ。

くくっ、おまえは

いってたよなァ、

「イノチって何だ。

動けるってコトか」ってな。

行くぜ、

とら。

わかんねーよ、

バカ。

その日、

東京から

一人の人間と

一体の妖が旅立った。

不帰の決意を

秘めたのは、

どちらの心か．．．

こちら

すずしお

まもなく

集結地点に

到着。

深海用

特殊魚雷

準備完了。

向かうは

沖縄の海。

彼らの最大の敵が

復活する場所！

あ

うななー

亭「淑沌の海

羽生えよ

いずれよお

絵よね．．．

これ．．

玄関の横に

置いてあった

けど．．．

あおつ．．．？

君月は

より

う．．．ん。

覚えが．．．

ないわねえ。

あら．．．

私．．．？

うふふ．．

どんな人が

描いたの

かしら．．

不思議な絵．．．

でも．．．

あったかい絵。

おはよう

ございます。

７時３０分の

ニュースです。

まず以前から

不規則な震動が

観測されて

いますー

南西諸島沖の

地震について

です。

だから、ウンと

いってくれりゃ

すらかります

って！

こっちゃ徹夜で・

気がおったって

るんだ！

後にしろよ。

守矢っ！

事態は一分を

争うんですよォ、

デスク！

なんだってまた

沖縄の海に、中継車や

ヘリを出さなきゃ

なんねーんだよ！

へへーい

頼んますよ、

あそこにゃ絶対

特種があるんだって。

頼んますよ、あそこにゃ絶対特種があるんだって。

地震の調査なら、

地元の取材班で

足りてるだろ。

そんなんじゃ

ダメなんだって、

デスク。

うるせえ

ダメダメ！

今、自衛隊の

潜水艦が

沖縄中に

向かってるんだよ。

特殊な魚雷を

たっぷり積んでな！！

ちょっと

待て。

けち！

けちんぼ！！

よーし、そんなら

いってやらァ！

目標は海底！

軍事行動！！

ウラは

とったのか

．．．．．？

ハマー．．．イヤ、

計画参加の博士らの

住所いいましょうか

呉港から

二隻の潜水艦が

出るのを目撃した

夜釣りの人達の

電話番号

いいましょうか！？

準備

できとるのか。

ええ！

行けるん

だな！？

はい！

何グズグズ

してんだ！

沖縄へ急げ！！

どもっ！

待ってろよ

うしお、とら！！

すげえ「絵」を

撮って

やるぜ。

失礼

いたしました。

沖縄の海域の

調査は、

地元自衛隊の

協力のもと

本日正午から

行われる

もようです。

「．．．

おはよー

あらー

麻子ちゃん

起きた？

おっ？

あ、

歩サン．．．

香上さん

片山さん。

おはよう

ございます

タメダメ

そのまま！

ひどい風邪

だったんだから。

肺炎に

ならなかったのか

ラッキー

なんだって。

何だよ～片山

ろくなモン

食ってねえな。

てめー香上、

ヒトの冷蔵庫

カッテに

開けんな！

ほら

ジュース。

具合は？

ありがとう

香上さん．．．

ゆうべ、私が

気がついた時に

歩サンから

聞きました．．

私を車に乗せて

病院に運んで

くれたんですね。

イヤ～～

何の何の

なーにか！

こいつはね、

最初

「メンドーゴトは

ごめんだよ～」

なんて泣きゴト

いってたん

だぜ。

片山さん

ごめんなさい。

このお部屋

片山さんの

なんですって

ね．．．

私、ずっと

追い出してた

のね。

なーに、

たった二日だし

香上ントコに

行ってたしよ。

おめー片山、

なにイイヒト

ぶってんだ

よ！

最初は

「え～オレ

部屋貸すの～～

やだな～～～

ってたろーが

よ！

バカヤロウ香上、

相手が女の子

だからって

カッコつけて

よ。

ヒロミちゃん

にチクルも

うるせえ片山

このキタネー

部屋の秘密は

こーだ。

うるっさーい、

病人がいるのよ。

ったく！

あの男ども

は！

麻子ちゃん

オカユすぐ

できるね。

歩サン．．．

何から何まで

本当にありがとう

ございます．．．

ん

いいって、

ただね．．．

家出じゃ

ないんなら

家に電話

入れときなよ。

はい。

ところで

さァ．．．

なァなァ、

なんであんな

雨ン中、

包帯だらけで

歩いてたのよ？

それは

．．．．．．

女の子が

あんなボロボロで

歩いてるん

だよ。

その気に

なったら

おせーてね

やめなよ！

事情があるに

決まってるでしょ。

ごめんなさい

．．．．．．！？

私．．．．．

まだ、何から

話したらいいのか

わからないの。

いいって

いいって、

気にすんな。

センセー、

麻子ちゃんが

かわいいからって、

香上くんが

カッコつけます～

悪いコトいう

耳はコレか！

うるさーい

皮照間島沖

．．．はぁぁ！！

．．．

これより

みちしお

ふゆしおが

入港。

十五番、

十八番ドック、

着艦用意

海底進攻まで

あと

四時間。

全キルリアン

振動機、

点検作業

最終段階。

対白面用

移動橋頭堡

「仙嶽」か．．．

自衛隊が

たいそうなモン

つくりゃあがって。

ま．．．

どーでも

いいこった。

オレが

用のあるのは．．．

あいつら

だけさ．．．

早く

来い。

早く来て

力を思いっきり

見せてくれや。

うしお．．．

とら．．

ん？

いけね

寝ちまった。

とら

今、どのへん

よ？

「きゅーしゅ」

とかいうトコの

上あたり！

えー！？

またそんなトコ

かよー

．．．

母ちゃんが

白面の者を

封じてる岩に、

ミサイルが

発射される

のは、今日の

昼なんだぞォ。

うるせえ！

だったら女に

絵を届けねえで、

てめえで飛んで

みやがれ！

えへへ、

とらさん。

あっしが

悪かった！！

ちっ

なんか、

ヘンなのよ。

ヘン？

とら！

これは．．．？

くう．．．

ま、またかよ．．．

こなくそっ。

おめーん家から

「おきなわ」に

向かう間、

ずーっとだ。

現在地

地上から

わしが飛ぶ

高さを狙って、

小さい結界が

無数に張ってある。

けっかい

結界？

そんなんで

飛びづらくて

しょーがねえ。

いったい．．．

誰が．．．

見当は

ついてるがな

．．．

わしらを完璧に

ジャマしてんな。

とにかく

急ぐぜ。

ふう、

とら、大丈夫

かよ。

ああ、結界自体は

てーしたコト

ねえが、時をくって

しゃーねえな。

頼む、

何としても

間に合って

くれ。

太陽が

あんな高く．．

白面の者が

「みさいる」とか

いうモンで起きる

コトについちゃ

別にどーでも

いいけどよ。

正午まで一時間

てトコカ．．．

とら、

頼む。

あそこにゃ

おそらく．．．

わかってん

よ！

うしおの母親の

いる岩柱が

ぶっ壊されるのは

カンペンだぜ。

そうだぜ、

あそこにゃ、ジエメイに

連れられてった

マユコがいる。

冗談じゃねえ、

わしが喰う前に

海の藻層になられて

たまるかよ！

うしおととら困る

とら

あそこだ！

！

潜水艦が

いっぱい

止まってる。

あそこに行って

事情を話して、

ミサイルを

撃たないでくれ

って頼むんだ。

この世に

復活しちまう

って！！

白面の手先に

だまされちゃ

いけないって。

ミサイルを撃って

母ちゃんが死んだら

．．．封じる者のいなく

なった白面は．．．

よーし

荒っぽく

おりるぜ。

うしお、

つかまってな。

おりたらおめーは

すぐ人間どもに

ハナシをつけに

行け。

おう。

急げよ、あの

でかいサカナみたい

なの、すぐにも

出発しそうだぜ。

む！

あ、あれは．．．

流．．．

兄ちゃん。

てめえ～～～

ナガレェ！

流兄ちゃん

何で！

何でオレ達の

ジャマ

すんだよォ。

ワリイなァ

うしお。

潜水艦には

無事、おめえの

母ちゃんを攻撃に、

行ってもらおうぜ。

ヤロオ！

火は赤、赤は南なり、

夏なり羽なり！

「己」になる「戊」を

方角西南より

東北へ！！

な、

何だァ

！？

そんなら

雷ィ！！

木気「雷」

「己」になる「戊」

方角西南より東北へ。

おあおおお

ナガレ．．．

初めて戦った時

とは、別人みてえ

だぜ。

やめろよ．．．

とら．．．

やめろよ．．．

流兄ちゃん。

そうかい

オレは前から

こんなんさ。

シャアアア。

来いよォ

ォオ！

やめろ

よーっ。

なっ、

何しやがる、

うし．．．！！

やめねえなら、

とら．．．

オレが

相手だ。

西表島

中継の

用意いいか？

電源車

来てないです

けど．．

小型中継車

間に合い

ましたから

何とか！

カメラは？

オーケーっす！

よーし！

急ぐぜえ。

本当に

そんなでっかい

ネタなんですかァ？

守矢さん。

おう！

オレがずっと

追っかけて

きたんだ。

スゲー絵が

撮れるぜ！

うしお．．．

マジかよ？

おまえにゃ待ってるぞっといるんだろか

だって．．．流兄ちゃんは

どんな時でも

オレ達を助けて

くれたろうがよう．．．

あと

頼むわ

オレら

足がダメんなっち

まったのよ。

婢妖のバスの時も、

オレが獣の槍

とられた時も．．．

あ！

そうだ。

杜綱さんの

時みてえに

婢妖が原因

なんだ！

きっと婢妖に

あやつられて

．．．

な、そうだろ

流兄ちゃん、

裏切るワケ

ねえよな。

ぐ．．．

違う！

違う。

違う、

違う！

違う！！

わっかんねー

かなァ、うしお。

オレは本当に

白面の方に

寝返ったのよォ！

納得できねえ

よォ！

なんでだようっ！

なんで兄ちゃんが

悪い妖に

つくんだよう。

悪ィなァ

うしお。

オレァ心の

どこかで、

ずーっと見て

みたいシーンが

あったことを

おめえにいって

なかったよなァ。

シーン？

白面の者が

復活して、

ヌチャメチャに

してるシーンよ。

この日本を？

おはよはやすみ

流．．．にい

兄ちゃん

うしお、

この

バカヤロウ

が！

バカヤロウ！

これで

わかったろ！？

だいたい

ここでこんな

コトしてる

場合じゃ

ねえんだ。

おまえは

ここから出る

潜水艦を

止めるために

来たんだぞ。

とら．．

「みさいる」とかを

白面の前の岩柱に

撃たれちゃ

ヤべえんだろ！？

あそこには

母親がいるん

だろ！？

でも．．．

流兄ちゃんが

．．．？

あーもう、

ぐずぐずしやがって。

そこにゃ

マユコも

いるんだ！！

ここはわしが

やるから、

とっとと

行けえ！！

真由子．．．

そうだ真由子も．．．

これより

岩柱破壊作戦

を決行。

各潜水艦

発進せよ。

はっははは、

潜水艦出てっち

まうぜえ、うしお。

うしお、

まだ間に合う、

行け。

いいぜえ、

行かせて

やらァ。

もうどうにも

ならねえけどな。

前になにい

流兄ちゃんと

戦った時、

手加減したん

だろ？

あれやって

くれよ。

このボケェ。

頼むよ

殺さねえで

くれよ．．．

できるか

このくそったれ。

もし流兄ちゃん

を．．．

殺したら

オレァ．．．

おめえを．．．

許さねえ

からな。

見えたっス

守矢さん、

「仙嶽」

すごい数の

潜水艦すよ

！

いった

とーりだろ

？

守矢さん。

でけえ．．．

立入禁止海域

だからマスコミは

出ろって

「仙嶽」からいって

きてますが．．．

あー

ムシムシ！

まさか

撃墜は

せんだろよ。

そうだと

いいんだが

ねえ。

守矢さん

何か光った！？

何ィ

どこだ！？

あそこ。

あっ、煙も

出てる。

よっしゃああ

撮れええ！

番組の途中

ですが、臨時

ニュースを

お伝えします。

これは、

水上基地

「仙嶽」上空からの

映像ですが、

．．．何でしょう。

沖縄・西表島沖で

自衛隊の潜水艦が

軍事行動を、

とっているとの

情報が

入りました。

三つの人影らしき

ものが見えます

が．．．

理由、目的共に

防衛庁からの

発表はありません。

現場の

守矢記者！

これは．．

何でしょう。

はい、こちら

守矢です。

今の時点では

また、何もいえない

状況です。

どうしたの

麻子ちゃん？

あれは．．．

あいつ．．．？

「仙荻」から

潜水艦が次々と

出てゆきます。

何処へ

何の目的で．．．

視聴者の

皆様、

続報をお待ち

ください！

流兄ちゃんを

殺したら．．．

オレはおまえを

ゆるさねえ

からな

あーあ、

相変わらず

甘々だなァ。

あんなんで

白面に勝とうと

思ってんだよなァ。

．．．．．．

ナガレ。

うしおをとり逃し

ちまったのに、

別にくやしそーにゃ

見えねえな。

別にイ。

もともと

オレはおめえと

やりたかったん

だからよ。

そうかよ。

じゃ

やろーぜ。

んきゅうしっ

旧ハマー・メンバー研究室

とうきょう

東京

潜水艦が次々と

出てゆきます。

い、いったい

これは．．．．．．

ウシオとトラは芸柱へのミサイト

ウジオとトラは岩柱へのミサイル攻撃を防止できなかった

阻止できなかった

ようだな、マルコ。

、まさか法力僧

ああ、

アキバナガレが

白面の側についている

とはな、ニコラス、

白面を封じている

「お役目」の居所を

破壊するということは

けっかい

結界がなくなり．．．

者

のは

面々

白面の者と我々はいよりよ俺と

地上戦と

いうことだ

だが「お役目」の

女性には、

みすみす死んで

もらうわけには

いかない。

そうだな。彼女の意大な結界俺力は、地上席になって

そうだね。彼女の身大な精神的かは、精一貫になってて必要になる。

必要になる。

潜水艦の

ミサイル発射の前に

時間を稼ぎ．．

その間に岩柱から

脱出させるか．．．

ウシオにそれを

やってもらう

しか．．．ないな。

問題は．．．

それをウシオに

どうやって伝えるか

だ．．．

東京みみかど市

ごめんなさい

みなさん、私の

ワガママにつきあって

くださって．．．

いいの

いいの。

ま、オレ達も

ヒマだからさ

．．．

でもさっきは

びっくり

したよー

そう

そう。

やったー

ピッタリ！

麻子ちゃん

あたしの服

かわいー。

でも胸は

あまります

ねー。

タメタメ

麻子ちゃん、

胸ばかり

でかくたって。

そーそー

アタマが悪くちゃ、

女の子と

してはねー。

さ、こっち

来て！

髪、なんとか

しよう。

かわいいのに

ボサボサだと

もったいない

よ。

歩さん．．．

片山さんと

つきあってる

のね。

まァ、

バカな男

だけどねえ。

麻子ちゃんは？

好きなコいるの。

わからない

の．．．

でも．．．私

ある男のコに

ひどいコト

いったの。

あるある。

好きなヤツの前じゃ、

スナオに

なれないって

ヤツなー。

なによ

アンタ達は、

聞き耳たてて。

アンタなんか

知らない。

アンタなんか

大キライって

いったわ。

あら

あら。

だって本当に

知らなかったん

だもん。

歩さん、男のコに

オレだよ

忘れたのかよ」って

いわれたコト

ある？

ないけど

新手のナンパの

セリフかな。

その今かあったか！

でも

私はその時

ヤな女

だったんだ．．．

気やすく

呼ばないで！！

初めて会ったのに

呼び捨てに

するなんてしった

失礼だと

思わないの

何よ．．．

こんなところ

までついて

来て．．．

さっさと

帰．．．

でも．．．

でも

そいつ．．．

私があぶない

時に．．．

助けに

来てくれたの。

ひょー

やるー

死ぬなー

って、何度も

私の名前

呼んでた．．

それで麻子ちゃん、

「アイツにあやまん

なきゃ」ってうわごと

いってたんだ。

よし

できた！

ありが

とう。

片山ァ

テレビつける

ぞォ。

好きなんだね、

やっぱ

そいつのコト。

片山さん

電話貸して

もらえますか。

あ、

オッケー。

なんだ

臨時ニュース

だってー。

あ、母さん

麻子だけど。

あはは

あたしが中坊ン時

家出した時も

ああだったっけ。

悪かったのなァ、歩ー。

コメン、ゴメン

母さん、ワケは

ちゃんと

話すから

当たり前よ、

真由子ちゃん家

爆発したりして

大変だったん

だから．．．

おまわりさんが

聞きこみに来たり

してね．．．

ああ、そうそう。

蒼月サンとこも

爆発したってね。

え？

どこだって。

着月さんよ、

ああ、あんた

知らなかったね。

山の上の

お寺さん、

着月さんって

いうのよ。

潮だよっ、

蒼月潮！

こんにゃろ

おどかすん

じゃねーよっ。

最近皆そーなん

だからよっ！

今

父さんに

替わるから

おっ、スゲー

こりゃ何よ？

沖縄・波照間島

海上からの

中継です。

潜水艦が出てゆく

水上基地の上に、

三人の人影らしき

ものが見えます。

どうしたの

麻子ちゃん。

もしもし

麻子？

麻子っ？

あいつ．．．

事情を

聞いて、まァ

納得したけど

．．．．．．

すごい勢いで

部屋から

飛び出そうと

したんだもんなァ。

ゴメン

なさい．．．

でも．．．おばけに

さらわれて、槍を

造るための炉に

飛びこまされ

そうになった

．．．なんて、

自分でも

信じられないのに、

歩さん達は、

信じてくれるのね．．．

そこなのよ

麻子ちゃん。

そのおばけ達は

確かに獣の槍って

いったのね？

ええ。

おっかしんだ

よな〜〜

オレ達も、

どっかでその名前

聞いたコト

あるんだよ。

何か．．．何か

大事なモンと

一緒に．．．忘れてるよーな

気がすんだよな〜

ね、ヘンだよね、

三人ともなのよ～

ありがとう

おっ

麻子ちゃん、

アレじゃない？

光覇明宗「大な米

悪魔法を

あのニュースに

出てたヤツは、

麻子ちゃんに

蒼月って

いったんだね。

そしてこの寺が、

着月って

いうのか．．．

変だわ．．．昔から

このお寺は

知ってたはず

なのに。

全然

思い出せなかった。

ひゃー

ひでえな。

何が

あったん

だろ。

麻子ちゃん

何かあった？

確かに男の子が

住んでたあと．．．

いや．．．

私にはわかる。

ここに

あいつは

住んでたんだ。

ああ：何で

思い出せないの

かしら．．．

ヒエエ

あいつあての

手紙．．．

ハマー機関

から！？

ハマー？

ハマーなら

知ってる。

ゴメン

読ませて。

どう？

何か

見つかった？

どうしたの

？

どうしよう

どうしよう。

あいつが

あいつが！！

蒼月潮へ

この事実を

君に告げることには

我々は

ためらいを

禁じ得ない

今となっては

君の行動が

白面との戦いを

左右するからだ。

だがわれ

我々は

君を信じ

あえて

告げようと思う。

君が使う獣の槍は

人間の「魂」を

エネルギー源にして

それは

一定量のものらし

一定量のエネルギーには

終わりが来る。

うしお、

北海道でのことを

思い起こすが良い。

＞君の「魂」の消費量は、

今度の台面の者との決戦で

おそらく

最大になるだろう。

そうなれば

そうなったら．．

空だ！！

うしお

君の「魂」は

獣の槍に完全に

吸収される。

ケストラー博士

お電話です。

うしおととら四

この電話を

この電話を知ってる？誰かね？

誰かね？

中村麻子と、

ＨＡｍｐＲ

名乗ってますが．．．

空だ！

うしおよ、

「魂」を使い果だし．．．

君は人間に

戻れなくなる

二度とは！！

うはあとは

．．．

アサコ・ナカムラか

どうした？

なぜここの電話番号を

知っている？

あなたが

蒼月潮に出した

手紙を読んだの！

そこに番号が書いて

あったから．．．

それより、ねえ

本当なの！？

ここに書いて

あるコトは！？

ここにこのくれたよえし

Ｏ３－オキターサ！！？

バス機関

ニコスクトラーニュアスター

シンプス！！マルコードスＤデイ

蒼月潮．．．

君は台面の者との

最期の戦いで

魂」を獣の槍に吸収され

もう再び

人間に戻ることは

ない．．．

本当に、本当！！

あいつは．．．

残念ながら

事実だ。

覚えている？

．．．何のこと．．．

私は、あいつに助けて

もらったの．．

それまで会ったことも

なかったのに．．．

君は彼を、

覚えて

いるのか．．．

そのお礼をずっと

いいたかった．．．

それが今日、テレビで

あいつを見たから．．

彼女に．．．

行ってもらうか。

ウシオにやってもらう

ことを伝えるには

それしかない。

ああ私、

何いってるん

だろ。

ちょっと

待ってくれ。

パウロティ

うむ。

ああ、このままでは

自衛隊の潜水艦群が、

「お役目」の岩柱に

ミサイルを発射する。

Ｄ白面に対する

以上の

の．．

彼は

超能力を考えると、

なのじ

彼女をみすみす殺させる

わけには！しかない。

そうすると

そうすると方法はひとつら、

ウシオに一足先に

「お役目」を連れ出して

もらう

アサコ、

沖縄に行って

くれるか

うん

行くわ。

うひゃ～

さ、

行くよ。

ちょ、ちょっと

待て、たち

オレ達もかよ！

何いってんの、

乗りかかった船

でしょ！

それに麻子ちゃんの

話だと、私達の力が

いりそうじゃない。

これ以上．．

歩さん達に

迷惑かける

わけには．．．

そのウシオって子、

自衛隊からも

追われてるんでしょ。

そんな子に会うなんて

麻子ちゃん一人だけ

じゃ、ダメよ。

なんとなくさ

やって

あげたいの。

会わせて

あげたいのよ、

あたし。

歩さん．．．

ホラ、

いつまでも

ひけ腰じゃ

ないの。

ホラ、

あれ

持ってくよ。

あれ．．

って？

うしおととら図

会いたい

・！

沖縄，波照間島沖｛仙球

一目でも

．．．！！

けっ、

やるよーに

なったじゃ

ねーか、

ナガレよ。

おめーも

なァ．．．

とら．．

歯ごたえ

あるぜ。

うしおが

心配な

クセによ．．．

誰が心配

すんだよっ。

うしおは

潜水艦を

止められねーよ。

おまえらは

全ての人間から

忘れられてん

だからよ。

そんなコト

知るか！

本当なん

だって！

信じてくれよ。

白面の前の

岩柱にゃ、

白面を封じてる

人がいるんだよ。

ミサイルなんて

撃っちゃ

ダメなんだよ。

その人が

死んだら、

白面が復活

しちまうんだよ、

準備できてない

オレ達の前に．．

光覇明宗の

秋葉君から

話は聞いている。

おまえだな、

我々の行動を阻む

白面の手先は！

え．．

気をつけろ、

その子供は

総本山で一度

逮捕したにも

かかわらず．．

装甲車を

破壊して

逃走している。

気をつけて

かかれ。

厚沢．．

さん．．

何だ？

さわがしい

なァ．．．

しっ、侵入者が

入ったそう

ですよ～

いいから

次やれよ、

どーせ民間の

オレ達にゃ

カンケーねえよ。

悟朗さん

そんなコトいって

くらくくくっ

いくら私達が

「ウンディーネ」

を動かすために

会社から派遣

されてると

いっても．．．

へっ、自衛隊さんは、

ミサイルつきの潜水艦

ばっか発進させて、

「ウンディーネ」は

必要ないってよ。

出世できない

スよー。

いつまでも

そんなチョーシじゃ、

ここのエライ人に

怒られますよ。

あ！

ちょっと．．．

悟朗さん。

やだね、

ヘっへっへー。

まったく

悟朗さんは、

会社でもここでも

マイペース

なんだからなァ。

いいんだよ

赤羽、

オレはただの

技術屋なんだから。

ほらチェック！

河咲重

私は出来てからしてのね、

おい

大丈夫かよ。

何で．．．

こうなるんだよ。

オレは

本当のコト

いってんのに．．．

ミサイルなんて

撃っちゃダメなんだよ。

あそこにゃ

母ちゃんが．．．

いるんだよ．．．

悟朗さん．．．

ひょっとして

．．．この子．．．

侵入者

なんじゃ．．．

あそこだ

待機室に

逃げこんだぞ。

こら

おとなしく

．．．

道を

あけろ！

観念しろ！

逃げられんぞ。

人質をとるなんて

恥ずかしいと

思わんのか。

こ、こんなんで

バレないかな

しっ、もっと

その槍

くっつけろ！

それにもっと

凶悪なカオしろ。

悟朗さ～ん

ヤバイっスよ～

何で私らが

わざわざ人質の

フリして

やんなきゃ

ならないんスが？

しーっ、

黙ってろ、赤羽。

そうだよ

おじさん、

なんでオレを

助けてくれるのさ

．．．？

目だよ．．．

おまえの

本気の目．．．を

見ちまったからな。

こいつを．．．

使ってやりたく

なったのよ。

！

こ．．．

これは．．．

「ウンディーネ」を

どうする

つもりだ！？

「ウンディーネ」

？

高速深海探査艇

．．．．．．

「仙嶽」へ

配備された、

うちの会社

開発の

秘密兵器さ。

こいつなら４０ノット

．．．潜水艦の二倍の

速さが出る。

厚沢一尉～～

このガキは、

「ウンディーネ」を

発進させろと

いってます～～

そうしないと

オレらを殺すって～～

ちょ、

ちょっと．．．

ほら、

コワイツラ！

コワイツラ～～！！

うしおととら困る

く．．．

厚沢一尉

．．．．．！

「ウンディーネ」に

人質が先に入り、

ヤツが残った

瞬間を狙う。

催涙弾

用意。

はい。

よし

撃．．．！

蒼月

ーっ！

下じゃなんか

タイヘンなコトに

なってるわよ。

よーし。

早く

降りなきゃ．．．

でも．．．

どーしよう

よーし！

なによ二人とも

さっきから、よーし

ばっかりじゃない。

気合いなのよ

気合い！

ここまで

来ちまったら、

ハラ

くくったの！

なァ、香上。

おう！

思い出すなァ

青森をよう、

片山。

何よ！

あんた達

目がすわって．．．

声もウラ返って

るわよ～～

よーし

このまま

車ごと

行くぞォ。

え！？

ちょっと、

ぎゃああ

あああ～

根性ォ

〜〜〜～！！

ハマーの

へリから

車が．．．！？

あの車は

．．．

よ〜〜し

これで

次はァ．．．

麻子ちゃん

行きなっ。

でも．．

歩さん達は

．．．？

早く行って

やんな、

待ってるヤツ

いるんだろ～

らいじょ

ぶ！

オレ達や

ハラくくったら

強いタイプ

なのよ～

それにこんな時

ヤツなら

こうするよなァ！？

あれー

ヤツって

誰だっけ～？

何よ、

あんた達は．．．

急に勇ましく

なって～

とにかく

急いで！

あっ、きこ

麻子！！

犯人の気が

逸れた。

車は尋問しろ。

グレネード班は

ウンディーネに

催涙弾を撃て。

へへ、

そうは

させないって。

でも．．．

う！？

へへへ、

香上、オレ達

どーなんの

かなァ。

ひへへへ

自衛隊にこんな

コトしたんだ

ただじゃスマンなァ。

オレ達は

このために

来たんだもん

よォ！

あいつだ．．．

あいつが

いる．．．

突然私に

なれなれしくしてきた

あいつ．．．

利か

ひどいことを

いった

あいつ．．．

私を殴った

あいつ．．．

炎の中

私を

うけとめて

くれた、

あいつ

だけど．．．

空だ！

うしお

君の「魂」は獣の槍に

完全に吸収される。

あ、麻子

どうしたん

だよ。

君は二度と

人間に

戻れなく

なるのだ！

麻子、

ちょっ、

どうしたんだよ。

嫌っ

行かせない

から！

ゼッタイ

行かせないん

だから！！

ハマーの博士の

手紙を

読んだわ。

あんたが

獣の槍のせいで、

人間じゃ

なくなるって．．．

私には

わからない．．．

わからないけど

．．．

私．．．

必配で心配で

たまらないんだもん。

なぜだろう、

あんたのこと

知らないのに．．

あんたは

その槍を持って

戦いに行くん

でしょう。

でも

ないよ。

行かせ

生きてて

もらいたいもん。

人間で．．．

一緒に

生きていたいん

だもん。

良かったなァ

．．．．．．？

麻子が

生きてて．．．

なっ、

何いってるの？

私のことより

今は．．．

ほんとに

良かったよ；

おい、潮とやら、

何だか知らんが

チャンスだ。

うん。

この艦を

出すぞ。

イヤ！

白面の者と

戦ったら．．．

もう人間に

戻れないって．．．

前に獣の槍を

使いすぎた時

みたいに、体も

痛くなったり

してたんだ．．．

神野ってヤツと

戦った

時からさ．．．

え．．．？

なんか．．．

傷の治るのが

遅いなって思った。

だからさ．．．

ハマーの博士達に

いわれなくたって

思ってたのさ。

ああ．．．

もう．．．

オレは

帰ってこれねえん

だなァって．．．

．．．

そんな．．．

そ、それじゃ

戦わなきゃ

いいじゃない白面の者なんかと

戦わなけりゃ．．．

人間のままで

いられるんでしょ。

それを

なんで．．．

なんで戦おうと

するのよ．．．！

ゴメンな．．．

うしおととら図

ちょっと．．．

行ってくる

だけだからさ．．．

ちょっとよ．．．

これ．．

何だい．．．

ハマーの

博士達から．．．

岩柱に置いて

きてくれって．．．

遠くから

コントロールできる

小型キルリアン

振動機だって．．．

それと

．．．伝言．．．

潜水艦の

ミサイルが

発射される前に、

岩柱から

「お役目」を

救い出せ．．．

オレも．．．

そう考えて

たよ。

サンキュ。

よーし

「みちしお」や

「ふゆしお」

よりも早く

おまえを岩柱に

連れてって

やるぞ。

頼むよっ！

お．．．！

なんか

見送りの

べっぴんさんが

いるぜ。

麻子！

本当は、伝言も

あの機械も

渡さないつもり

だった。

でも．．．

行くんなら．．．

獣になってもいい．．．

行かせない

つもりだった

から！

無事で帰ってきて！

お願い！

どうか

無事で．．

ド・ヴ・カ

ブジ・テ．．．

麻子．．．

大好きだ。

ありがとよ。

ＭＢＴ

注水。

ウンディーネ

潜航中。

５・８

浅目にして

スピードを

あげる。

Ｅ・トラクター

エンジン・

スタンバイ。

まったくれれ

何で我々が

こんな子供のために

人質のマネ

までして～～

小僧つかまってな、

一直線に岩柱とやらに

向かうぜ。

「みちしお」達より

早くな。

うん。

どうか．．．

無事で．．

歩サン

達は！？

ちょっと、

抵抗しない

わよっ。

イテテ

わかったよ

くそく！

オレ達が

悪かった

ってよ～～

はい。

は！！。

了解しました。

車の

トランクを

開けろ。

は！

へ～～

何だよ

～～～

その三人を

放せ。

これは；

「アリス」。

潜水艦の艦首に

装備する

キルリアン振動機だ。

白面の者の力を

封じることができる。

ハマーから今、

連絡を受けた。

ギリギリになって

完成したから

民間人に託して

送ったとな。

全く人騒がせな！

外国人の

考えていることは

わからん。

しかし、これで白面への

攻撃をより完璧に、

安全に行えるとなると、

不備のまま

潜水艦を進攻させる

わけにもいかん．．．

潜水艦群に

発信！

進攻一時停止！

海上にて「アリス」

装着作業を

行う！！

ま、こんな

もんだろう

ワシオよ。

ウシオよ。時間は稼いだ．．．更に

潜水艦が岩柱に

ミサイルを撃ちこむ前に

「お役目」を救助してくれ。

我々が

てきるのは

ここまてだ。

ウンディーネ

乗っ取り犯からの

連絡は

ありません。

潜航した

模様！

追えなく

なりました。

あとは

海自に

まかせろ。

「アリス」の

積み込み

終わり次第

出る！

知らなかった。

あんなもん

のっかって

たんだ。

ヘリに乗る時

麻子ちゃんに

話しかけてた

ハカセみたいな

外国人の

さしがねだろ。

ええ、これが

大事なんだって

いってました

から。

麻子ちゃん

スゴイ人達と

知り合い

なのね～～

いえ

あれは．．．

いいって

いいって。

オレ達、

重要なモン

運んできたって

いうコトになって

ラッキーだし。

コラッ。

おおう。

この非常時に、

なんちゅー騒ぎを

おこしてくれたんじゃ！

おかげでウンディーネを

乗っとられちまった。

「アリス」を運んだ

ことは認めても、

乗っ取り犯との

関係は、取り調べる

からなっ！

は〜い。

木っ端微塵に

してやるから．．．

見せてみろよ。

ほほう

だいぶやるよーに

なったが．．

まァだ

なんかを

隠してそうだなァ、

ナガレよう。

当ったりィ。

ヘへへへ

さすが、とらだァ。

また

聞こえてきやがる．．．

いつも

耳の奥で

聞こえる

風のー

音．．．

行くぜ！

つからたろう．．．

おう！

風の音が

聞こえてきたのは；

法力錫杖術

ねんじよ

念杖！！

高校ン時

体育で幅とび

８ｍを飛んだ

時だったか！？

しゃらくせえ。

！俺！

中学ン時

感想文で

デカルトを

構造主義で

批判した時

だったかよ。

ちィイイ

！！

小学校ン時

瀬高の数学の

入試問題を

解いた時から

がもしれねえ．．．

うしおととら困り

１１月

光覇明宗の

法力僧の中でも、

天性の才がある

奴にしかできんと

いわれてる．．．

孤月が

簡単にできた時

からかもな．．．

うおお

おおお。

ぐあ！

やるなァ

ナガレ！

そうさ．．．

とにかくオレは

ガキのごろから

何でもできた！？

うしおととら困る

すぐにわかったけどよ．．

オレはまわりのヤツらと

違うんだってな．．．

お宅の

坊ちゃんは

天才です。

ゆくゆくは

オリンピック

ですな。

えらァい

学者様になるん

じゃないかしら。

なんてったって

神童だもの。

秋葉サントコに

比べたら

うちはデキが

悪くてねえ。

まったく

うらやましい

わ。

まだ

まだァ！

ほかのヤツらが

どんなに努力

しようと．．．

いつも．．．

勝ってるのは

オレだった．．．

そんな中で

オレはいつか

自分に

ひとつの

結論を

出した．．

オレは．．．

本気を出しちゃ

いけねえんだ．．．

あ．．．？

何いってんだ、

オマエ。

そうすりゃ

オフクロが

まわりのうるせえ

くちばしに疲れちまって

おかしくなっちまうゴドも

ねえ．．．

足をひっぱるコトが

好きなヤツらとの！？

くだらねえ

トラブルもねえ．．．

努力なんてねえ。

「達成感」なんぞ

感じねえ。

負けねえ

悔しいことも

ねえ。

嬉しさもねえ。

思い切り何かを

することもねえ。

なぜなら

オレは、何でも

できるから。

何でもできるから

オレはー

人生ってヤツを

楽しんじゃ

いけねえのさ。

ワケわかんねー

コト言ってんじゃ

ねえぞ！！

んなにんなでに

できどーに

弱っちー妖

相手にして

法力僧やって！！

このつまんねー人生も

スクに終わるだろうと

思ってたのさ．．．

そんなコト

考えてるうちに

もうかせいなぁ

風が吹いてたよ．．．

オレの心の

中によ．．

どーした、

これで終いじゃ

ねーよな、ナガレ。

まだまだ．．．

楽しもうぜ！！

おまえと．．．

そう．．．だな

おまえと．．．

なら．．．な．．．

そうさ．．．

今まではそう

だったのよ。

会うまで

はな．．．

なァとら、

見ろよ

これが

オレさ。

うしおととら図

鍛えたら

鍛えた分だけ

こうなっちまう。

オレは何でも

できちまうん

だよ。

けっ、

そんな自慢は

わしに勝ってから

しろよ、

ナガレェ！！

ああ．．．

そのつもり

だぜ。

こ．．．

この．．．

できるのさ

オレならな

きょ、凶羅の

バカカよか

強え．．．

でも．．．

妖の速さに

人間はついて

これねえ．．．！

がっ！？

結界を張り

やがったか！

．．．いつの間に！？

サビシーなァ．．．

「囁きの家」のコト

忘れたのかよ。

何だよ逃げたんじゃねーのかよ！？

あまり

なめないでくれや。

まわり

見てみな。

逃げ回ってるよーに

見えても、ちゃんと

仕掛けしてただろ。

今度もやらせて

もらったぜ。

おまえはもう

飛んで逃げるコトは

できねえよ。

そうか．．．

そんなコトも

あったっけな．．．

楽しいなァ、

楽しいぜ．．．とら。

おまえと戦ってる

時が、一番楽しい。

オレは秋葉波！！

こういうのもいろのよ！！

それが

妖！

初めて戦った時も

そうだった。

うしおに

してもよ．．．

へっ、わしが

おめえを

こてんばんに

した時か．．．

あん時ゃオレ、

けっこう本気

だったんだぜ。

ただのガキが

チョーシん乗って

獣の槍を振り

回してるだけなら、

二、三発くらわして

やろうと思った

がよ．．．

驚いたなァ、

いつも勝ってきた

オレが、完全に負け

ちまったんだから。

なっなんでオレが

情けねーんごち

あと頼むわ！

死んじゃ

やだ！！

おめえなんあっえ．．．

皆んだ誰だいな。

それがおめーらに

興味が出たんで、

一緒に行動したら．．．

なつかれちまう

なんざ．．．

とんだ間抜け

ハナシだぜ。

ムカシ話かよ

ナガレ、

おめえ

先はねえぜ。

あん？

わしがぶっ倒すん

だしな。

何！？

独鈷よ。

飛んで

さされっ。

カ．．．カラダに

力が入ら．．．

ねえ．．．

ナガレ．．．

てめえ何を

したァ．．．

はははばは

たっぷり法力を

こめて殴って

やったのよ

その独鈷からも、

どんどん

力は外に

流れ出すぜ。

さァ、どうする！？

あの時と

同じだなァ。

今度は逃げようも

ねえけどよ。

オレは法力僧

だぜ、とら。

ただ殴った

とでも思ってん

のかよ．．

くっ。

ははは

ムリムリ。

そりゃ

刺さったら

抜けねえよ

うるせえ。

おめえなんざ

スグにぶちのめして

やらァ！

なァ？

オレは

ワリィヤツ

だろォ？

仲間を裏切って

おめーにこんなコト

してよ．．．でもな．．．

それが

楽し〜て楽しくて、

楽しくて仕方が

ねえんだよ。

なのに．．．

いい兄ちゃんだと

うしおは思ってん

だよなァ．．．

まいっちまうよ

．．．ったく．．．

でもなァ、

ここで

とらと

やりあえたのも

白面の側に

オレが就いた

からだな

感謝するぜ

白面の使い！

白面の

使い．．．

そうさ。

ま、オレの前に

現れたのは

「ジエメイ」を

名乗ってたがよ。

やめときなよ、

白面。

そんなチンケな

だましが

オレに通用

するかよ

そうですか

恐れ入りました。

では、私が

これから申し上げる

事も、わかって

おいででしょう。

秋葉流様。

白面の者に

就く気は

ありませぬか。

あ？

あははは

こりゃいーや、

味方になれだァ

！？

白面も落ちぶれた

もんだぜ。

白面の者に

伝えとけや。

オレはおまえと

やり合うのが

一番楽しみ

だとな！

アバヨ。

それは

嘘ー

でござい

ましょう。

おい、そりゃ

どういうイミだ？

私の主は

何でも知っておる

のでございます。

あなたの御心に

吹く風も．．．

あなたの

一番戦いたい

者も．．．

ほォオ。

そいつは？

雷と炎の

化生ー

とら．．．

そうさ．．．

光覇明宗に属しながら、オレは

おめーともう一度戦いたくて

たまらなかったのさ。

そうすりゃ

うしおも．．．

オレを悪党だと

信じるだろォ。

うっとォしかったん

だよなァ。

あの甘ちゃんの

目．．．

どんな時でも

オレを信じきってる

って目よォ。

オレの

正体を

知ろうとも

しない。

表面だけのコトバで

だまされてる

アホウ。

ここからいなく

なる時も、おめえに、

「オレを殺すな」：

か．．．

自分は母親

助けに行かなきゃ

なんねーのによ、

泣けてくるぜ。

これでおめえを

オレが消し飛ば

しゃよ．．．

あのお人よしも

オレの正体にようやく

気づくだろうさ。

オレが

最悪の裏切り者

だってなァ。

けけ．．．

けナナ。

何だ

笑ってんだ。

けけ．．．

なーんだ

ナガレよ．．．

なんのコトは

ねえ．．．

おめえは

うしおの目に

耐えられ

なかっただけ

じゃねえか

けけけっ。

そんな目で

見るな。

オレはそんなに

イイヤツじゃねえ。

そんなんじゃねえ

．．．．．．ってな

けけつけっけっ。

けけえ

はっけっけ

けけっけ。

笑わせるぜ。

天才とやらの

くせによォ。

だまれええ！！

ひゃははは

怒りやがった。

だまれたまれ

だまれたまれ

たまれだまれ

うるせえ

人間！！

人間が怒り

やがったぜえ。

ははは

怒りやがった。

なら

どーする？

どーすんだよォ

ナガレェ！

へへ．．．

へへへ、やったなァ

とらァア。

どうする

ってー？

へへへ。

やるのさ、

ほかに何が

ある！？

光覇明宗

単独減殺

封印！！

孤月！！

バッキャロ

もォ、くらう

かよォ。

不動

金剛力

ヤロオ

たわけえ。

ガキ一匹の

目が怖くて

仲間を裏切る

よーな人間に、

わしが

負けるかよ。

わしは．．

妖だぜ！

怖がる

オレがうしおを

怖がってるだと

違うぜ．．．

オレはうしおに

本当のオレをバラして

やりてえのよ．．．とら．．．

おまえを

ぶっ殺して

なァ。

おまえの中から

声がな。

うしおォ、

おまえの目が、

重荷なんだよォ

ってな。

そうかよ、

わしにゃ

聞こえるぜえ。

うしおが

本当のおめえを

知らねえのが：

天才でも

つれーかよ！

天才じゃ

ねえええ！

オレは

天才なんかじゃ

ねええ

光覇明宗

法力

金剛弾

ぐあ．．．

おー．．．

お．．．

ほほほんほんと俺たちは

これで

終わりだァ。

おおお

おおお。

決まり．．．

だな．．．

ナガレ．．．

かは．．

かは．．

なんだよ．．．

とらァ．．．なんで

続け．．．ねえ？

オレ．．．は

まだくたばって

．．．ねえぞ．．．

おめえはわしに

ボロクソに

負けたんだよ！

勝負は

ついただろ。

じゃあな！

けっ、

何いってんだ。

待てよ。

うざってえ

な！！

くたばり

ぞこないは

もう出てくんな。

．．．おかしいか

．．．

かは．．．

おかしいぜ．．．

とら．．．

らしくねえ．．．

おまえは．．

やり合ったら

ぶっ殺すまで

やり合うヤツ

だろうが．．．

何が．．．勝負は

ついた．．．だよ！？

この戦いは

どっちかが

くたばるまで

終わらねえんだろォ。

この

うつけが。

そんなら

おめーは

どーなんだよ。

おめえは

いつか

ぬかした

よなァ！！

でもマジに

てめーが危険になったら、

オレはすぐに

逃げるぜ。

逃げるさ．．．

ヤバくなったらよ．．．

逃げ！！

それはおめえも

美じだろ？

逃げるさ、

ヤバくなったらな

それが

このザマは

なんでえ！？

らしくねえのァ

おめーの方じゃ

ねえか、

ナガレ！

おめえの

いったとーり

逃げるのァ

今だぜ！

．．．．．．

おまえと

戦うのが．．．

楽しくてよ．．．

そんな

コトァ．．．

忘れちまっ

たァ～～！！

キサマァ～～～

何ィ．．．！？

今まで以上の

法力があいつに

集まって行く．．．

まだこいつは

．．．！

鎌誇比を飛び込み

邪無し妖身が妖

もいんじゃないのはあ

て群れ来る天皇

西方東宇北方生家中央

「戊己市赤自里美女行

相対障局五月の程を見て、

村色は動揺し俯太い物。

そうかよ

！

ちいい。

うけてやらァ。

理想通りでは

２０１７年まであるで

神父は愛すねえよ

荒崎市都市天野文具を

送り天々全部

そのえわなあ

行くぜ、とら。

これが

光覇明宗

最強単独

降魔捨法：

来い。

ナガレ

月輪。

うおお

おおお！

また．．．

「いいです」

ニメニック

掲載が週刊少年サンテー平成２年齢号より平成８年の厚までと

おととら困・完

っぱり．．．

ナガレ．．．

うげえと

うしおととらの

少年サンデーコミックス

皆

発行者

印刷所

１９９６年６月１５日初版第１刷発行

藤田和日郎

◎ＫａｚｉｎｉｏＦｕｉｔａ－Ｉｇｏｔ

市井市

中央精版印刷株式会社

笹徳印刷株式会社

（検印廃止）

発行所

振替（００１８０＿１＿２０

ＴＥＬ＿販売Ｇ（２２０１５年４月編集０３（３２３０）５４８０

会社小学館

－０１東京都千代田区、コーツ橋二の三の一枚

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国本書の一部または全部を無断で数字コピーすることは、著作権法上での例外を除き禁じられて

います。模写を希望される場合は、日本製写権センター（ＴＥＬ）０３：３０１２３８２にご連絡ください。

会社

それで、制作部「ＴＥＬ０１２０－３３６－０８２

ＩＳＢＮ４－０９－＿１２３４０９一７

ロタイ２３４０

いや、そういうことは

Ｃ９９７９＼３８８Ｅ

ＩＳＢＮ４－Ｏ９－１２３４０９－７

定価４０７円「本体３８９円

雑誌４５０４－０９

しお：こらヵ

１９２９年１１月１０日に１０月１１日－１９：９７９００３８３

藤田和日郎・

小学館

との

うきばなかな

今回は何かをしているのですが、お客様のマッサージからのサイズではないのでしょうかもしれませんでしたが、

腹も秋葉流は本当に裏切ったのか！？

小学館

君はどうやって

たとえばさ

一人で街に

行って

人づミの中で

それでもマジメ

なかオレててさ

たまたま

テパー

トの

エレベーターで

ひとりきりに

なったり

するとさ．．．

はあ！！

さけひ

たくなるよねえ

ズホンおろして

上のまんがも、カバー前折りの文

も、みごとに本会の内容とシンク

ロしてるね。

しかも、この僕ときた日にゃ心の

複雑さに関しちゃァ自信があるも

んね。確かに、描くまんがはそん

なに複雑じゃないけどさ。甘いも

ん食ってよろこんでるし、カッコ

イイ映画がいいし、雨が降っちゃ

気が滅入る。

．．．しまった！！！複雑じゃねえ。