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ペンから手がはなれて5分後

この状態になり10分後は弊する

はっ

早く我は、早く描けと真められます。

いや編集さんではなくね、

もちろん、かしこい読者のみんなでもなく。

早く描け。早く満け。

早く描けと言われるたび

僕は早く描いてゆく。早く早く。

今、自分は、画稿からべンが離れているのが

イヤでたまらんのです。

藤田和日郎

小学館

藤田和日郎

SSC-512!

わと、ふたたかって〜

まーったく

わしかいっ

「早ょ描け」なんて

言ったんだよ!

つぼしちに、

あれは

自分の

内面って

この巻の

ハナシだって

いらんコト描き

やがって!!

おうっ!!

食うぞコラ!

しかも

早く描いておいた

ないよ

なあ

バカ

そこま

もったい

コイツ

国星死に。

とらを描きました。こんな長くやってき

たのに、アホワといわれるかもしれませ

んが、ようやく奴が、ちょっとわかった

ような気がします。

では、次発でまたお会いしましょう。

早く描かんと。おお、イヤだってた。

爆砕するし

カバーデザイン松山佳幸

IS8N4-09-125121-8

C9979.P4OOE

定価400円(本体389円)

雑誌45101-21

・小学館

それはそれだけではない。

11000mmmindows1.0840912513

...いや、そういうことはありませんでしょう

1911年11月20日金曜日1月19日、19月9日の

おな

うちの

おまえっ

...

ぼくめん...いんねん

ふぉ...

はくめん...

らと決別したうしおは、憎悪の

...そういえば、

夢は、とらとも面の因縁の物語...!!

そういうことだけど、自分の子供たちがいっぱいになってしまったんでしょうか。しかしないと思いますが、そこまではなかったのかなと思っていました。

...おーい!!

またたく間に

起きたじゃん

事件だ。

これからの

四分二十七秒は、

うしおの怒りの

感情が...?そんきり

頂点を極め

そしてどこ

「零」になるまでの

四分二十七秒。

刻一刻を争うなが、オレは深海の

岩柱へ到着そこには、長い間独りで

戦い続けてきた母ちゃんの姿が...

しかし、初対面に舞い上がってし

まったため服虫が遅れ、自衛隊のミ

サイルが岩柱を攻撃。

ついに結界は破れ、無敵の大妖

自由の者が存在して、自衛の存在、日本の悪の地震を壊して飛び立ち、大陸海になる始めるという最高の事態が発生。

めるという最悪の事態が発生

オレたちは白面を追って浮上する

か、母ちゃんの作れたんはこんな連命を嘆き、それが白面。

ということは面を消って逆上するが、母ちゃんの体は綾度に食弱。オレはこんな運命を嘆き、それが自衛師

に対する憎悪の心へと変化。

そのうえ、とらが流兄ちゃんを殺さ

したという...オレの憎しみは増幅し、

とらと決別。単身で挑むが...!?

★前巻までのあらすじ★

うしおととら困って

うしおととうございませんが、おまえのお客さんは、...いや、そういうのはいいのかわからないのですが、

第四十八章「雷鳴の海」ぜん松一四公一土大が、

第四十八条、東京海岸東大谷「四分二十七秒...」の第四人よ。「山の生徒

真っ指で当分一千七紗...!第四十九章「獣の槍吸壊」.....いいから、そういうのはいいんだけど、いいのかわからないのですか

そんなことはないのですが...ありがとうございますから、それはそういうことですか?

数十韓英ノ造草ノ半

お帰還する者......

遠景「...........いいいかいいんじゃないけど、いいのか

遠景!!...

遠景!!...........

白面の者誕生.........うん..

其ノ五

其ノ六流転が始まる................

第五十一章「降下停止、浮上」

英ノ壱降下停止......

膿藤田和日郎圏

......165

麻子!

あそこには

麻子がいた!!

やーねえ

もォ!

うしおととら困る

あんたは

いつも

そーなんだから...

わたしが

また...

ぶっただいて

あげるから...

あの

後ろの島には

おまえの父も

いるのだよ。

オヤジ...

うしおーっ。

私の責任...

私が

あの子に

会ったから

...!

あの子の

心の中にあった

緊張の糸を

――切って

しまった...

だから...

くくくすまん

須磨子よ、

悲しかろうな...

おまえの

つれあいも

島もろとも

消し飛び、

息子も

その程度だ...

だからあきらめて

未練がましい

この結界を

解くのだ

!!

気付いていた

のですね

白面よ

私達が

今もおまえを

結界で包んで

いるのを..

出てこい

新参!

須磨子を

溶かすぞ。

私達が...だと?

くくっ、おまえにもう

そんな力など

あるものか

あ...

あなた..

ゆるさない

から.....

ジェメイと、

次の「役目」か

気付きも

しょうぞ...

おまえのような力がなくは

弱った須磨子が

結界を張りつつ

息子と会うなど不可能!!

あなた..

ひどい...

ひどいわ...

島を焼いて...

何も悪い事してない

大勢の人達を殺して

...

ああ...

うしおくん

...おめえ

記憶が戻ったのか、

マユコ...

とらちゃん!

ほう、この娘

記憶が戻ったか

一人の頭の中の

婢妖なら...

私の力でも

倒せます。

須磨子:

初代様。

今まで

よく

耐えました..

いよいよ

これからです、

はい。

二人とも...

守矢さんっ

落ち着いて!

落ちますって..

戻りますよっ、

あんな妖の近くに

一秒だって

いたくない

うしおっ。

うしお

はっ!?

もう

ちょっと!

頼むよ。

あ!

いました、ちゃ

守矢さん。

しおととら

これで

おまえも

オレと同じに

なったなア

父も母も

白面に...

殺された。

そして

妹のジエメイも

この槍を

つくるために

死んだ。

同じだなァ。

蒼月...

おまえも

そうだな。

ああ...

父も母も

親しい者らも

全て..

白面が遠くに

やってしまった..

そうだな

蒼月。

なら...

ああ...

憎め。

みんな...

白面のせいだ。

蒼月...

みんな...

白面のせいだ...

そうだ、

行け。

白面!

自面の

あの音は!

うしお。

うしおくん

おっ、

うしお!

やってくれ

よオォ!

いけません!

白面は憎悪の塊!!

憎悪を憎悪では

調伏できないの

です。

うしお君、

獣の槍だけで

白面の者に

向かっても、

勝てないの

よォ!

獣の槍と

白面の...

勝負かよ。

おぉおお、

白面ェエエン!

この日が来るのを

待っていたぞ。

しょう

ことも...

なし。

これは

四分二十七秒の

間に起きた

事件。

四分二十七秒で

決着した

悲劇。

人間と妖

そしてら!!

日本は..

四分二十七秒で

滅亡を

宣告された。

お出勤者「獣の槍加衆

...

あ...

ああ...

獣の槍が

な...

何てこった。

わしをあれほど

痛めつけやがった

あの...

獣の槍が

粉々に

なっちまった。

終わった...

これで

終わりだ。

そ、そんな...

うしおくんが

......

負けちゃった

何と...たぁいな

他愛奈きもの...

獣の槍とは

こんなにもか弱き

ものだったか..

我の勝ちだ。

いや...

まだ...

午後3時41分

まだ

あの者達が

いる...

あ...あ...

白面に

みんな...

負けた~~

うしおって

ヤツも...じえいた

自衛隊も

とにかく..

生存者を

救助する

え~~

もうみんな

ダメっすよ。

私達だって

いつ白面に

やられるか..

バカヤロウ、

赤羽!

どんな時だって、

人間は

今できるコトを

やるんだよ。

仙嶽、

応答せよ。

応答せよ

くっ、やはり

仙猿は

さっきの攻撃で

......

早く態勢を

立て直さねば

......?

うしおととら図

間一髪

でした..

隊員さんが

逃がして

くれなかったら

今頃~~~

民間の方を逃がせ...

民間の方を

逃がせ...

それがいい

司令の

最後の

命令でした。

よし、

このまま

波照間島に

向かい、兄たち

本隊と...

合流する!

ええっ、

波照間島?

だって

あそこも

今の白面の

攻撃で..

あの人らは

あれくらいの

事では

負けません。

必ずや

反撃の糸口を

我々にもたらして

くれます。

白面め、

人間を

侮るなよ。

戦いは

まだ始まった

ばかりだ!

須磨子よ、

新参よ。

今の我には

おまえらの

か細き結界など

...

こうだ。

我は

これより

この国を

滅ぼす。

うしおととら図

おまえ達は

絶望に身を

引き裂かれ

ながら...

見ているが

いい!

なに。

待て。

逃がさねぞ

白面!

午後3時46分

あ...!

ありゃ

何だ..

東西の妖が

集まった

剛妖...

まだ...

生きて

いやがる...

白面

逃がさぬぞ

オオ~~~

この

火の兄がな

ア〜〜〜~!

死に損ないが!

楽しませて

くれるわ

我らは

おまえを残して

滅ぶわけには

いかぬ!

こうなれば

再び一つに

なりて、おまえ

きォ~~

ならば

我がこの国を

焼きつくすのを

見るがよい。

う...

うおお...

待ちやがれ

白面ェエン!

くう...う、

白面の者を

これ以上..

...引きとめ

られない..

でも!

...でも!!

私にできるのは

これだけだから..

波照間島

来るぞ!!

これ以上

白面を

進めては

ならない。

ですが、

結界の壁を

この島の上に

作るのには

時間がありません。

仕方がない。

直接、法力を

奴に当てて

止める!

あと、

我らは長い間

おまえの存在に

おびえてきた

次におまえが

起きる時には

......

人間をもと同じく

我らも想絶やしに

されるだろうとなァ...

だから

だから、

我らは今ここで

おまえの恐怖を

断たねばならん!

おまえに

勝利することに

よってなア。

そうか...

哀しい妖どもよ。

光覇

不動縛界

大金剛!!

やはり

おのれらは

負けるよ、

小さき君どもよ。

我への恐怖を

抱いたまま

なァ!!

に、

人間の結界に

我らを...

投げつけ

おったァ...

巨大妖との

衝突で...

不動機界が

...消えて

しまった..

須磨子!

真由子!

くやしい...

くやしいわ

もうこの海には

飽きたわ。

たらい

ものだ。

妖も、こんな

小賢しき人間どもも

そこにいるがいい。

この国を

火の海にしてから

ゆっくり殺して

やるほど...

待てえ...

白面。

逃がすか

ァアア!!

行って..

しまった..

.....?

何!?

遠く旅を

していた者が

帰った

のです..

キリオ

くんっ!?

うしおととら図

お姉ちゃん。

ただいま

戻りました、

ジエメイ様...

その体でこく?

御苦労でした

...時逆、時間

で..

しかと見て

きたのですね。

は...

キリオくん

どうして...?

私ね...

話は、あとで

...

お姉ちゃん、

ぼくはね、

白面の者を

調べるために..

時間をさかのばる

妖に...かなし

大昔に連れていって

もらったんだよ。

え...!

そして

見てきたんだ。

白面の者の

姿が生まれた

時を...

そして...

とらと

白面の者の

三千年にも

わたる因縁を

どこだろう!!

ああ...

獣の槍...は

...ない...

オレは海の中に

叩きこまれたん

だな...

これで

オレには!!

何もなくなった...

何だ?

オレは白面に!!

負けたんだ

...これは

何かが...見えるぞ。

あれはー

これまでー

うしおと

とらの行動を

見てきた

親しき者達に

告ぐ。

これより先は

見てはならぬ..

其は見ずとも

良い物語。

見ずとも良い

見れば心憂い

必ずや後悔する。

これより先は

見てはならぬ物語

なのだ。

親しき者達よ...

今までうしおと

とらを見てきた

者達よ...

見れば

おまえは必ず

後悔する...

これは..

かよ...

オレは..

愛を見てるんだな...

これより先は

見ぬが良い...

これより先は

見てはならぬ

物語。

...

とら..!!

おぎゃあ

オレ...?

オレの声

か...!

おぎゃあ

空...

赤ちゃんの!

泣き声?

満天の星..

流れ星?

紫色の...

東の方から...

ああ、

こっちへ向かって!!

うしおととら頭

何だ..

何があったんだ

感じるのは

何かが燃える

見えるのは

近くの屍と...

遠くの屍...

真由子姉ちゃん

ぼくは知ったんだ

白面の者と

......

.....とらの

...因縁を...

因縁...?

お姉ちゃんが

消えてから、すぐに

後を追いたかった

けど...

でも、あの

お兄ちゃんが

今行っても何も

できないって

いったんだ...

だからぼくは

白面を調べる

ことにしたんだ。

弱点を

見つければ、

あいつだって

きっと倒せる...

それで、

その時一番、

事情をわかって

いそうな人に

相談したんだよ。

鷹取小夜さん...

わかりました。

時順さん、

こういう時がくる

とおっしゃって

いましたが、

よいのですか?

まだケガを...

あったりめえさ、

あたしらは

そのために

いるんだもんなァ

時逆よ...

へっ、時順、

ちょっと前まで

くしゃぐしゃ

だったクセに

カッコつけてよ。

行きますか?

キリオさん...

白面の者を

知る旅へ...

時逆っていう

時間をさかのぼる

妖に連れていかれた

そこは

その昔、獣の槍が

白面の者を追って

中国じゅうの妖を

滅ぼしたので、

妖達が団結して

槍を封じこめた...

深い山の中

だった。

そこで

ぼくは...

待ったんだ...

手...?

これが

オレの手か...

ほら、もう一回

いってみやがれ

オレが何だって

!?

...

これが

オレの声かよ..

シャガクシャ、

おいらはただ

おまえが生まれた

時のハナシを

してただけよ。

シャガクシャ

それかオレの

名前か...

おまえン家に

落ちた流れ星の

ハナシだよ

オレは...

シャガクシャっ

ヤツの「中山に...

いるのか!?

それだけじゃ

ねえだろォ。

そン時、赤ン坊の

オレのほかは

みんな死んだんだ。

しおととら図

オレは呪われた

子供なんだ、

そうしゃべって

だんだろ!?

それは

ここは

どこだ...?

見慣れない

街...

外国か..

見慣れない

人達...

見慣れない

こいつの心が...

シャガクシャの

心がわかるんだ...

憎い!!

バカヤロウ

憎いぞ!

全てが憎い。

こいつは

たった一人で

生きてきたんだ...

呪われた子

なんて

呼ばれて;

いつも

怖がられて...

いつも一人で...

うしおととら団

みんな死ね

死ね、

死んじまえ。

何か変だぞ...

こいつが誰かを

憎むたびに、

こいつの肩が...

ひどく

疼く。

憎むのを...

楽しんでる..

ガクシャの腕だ

まわりはいたい

兵隊だらけ...

戦いなんだ...

あれから

ずいぶんだったんだ...

うしおととら図

やっぱりだ..

やっぱり

こいつ...憎んでる。

敵も味方も

それだけで

なんてー

なんてーー

死ね。

死ね。

なんて

強くなるんだ!!

死ね。

死ね。

死ね。

死ね。

そしてまた...

何かを憎めば憎むほど...

快感をどもない...

疼いてゆく...

いつしか

ほめたたえて

歴戦の勇者...

国を幾度も

救ったいった

英雄として

うしおととら困る

なんかオレみたいのもいるなァ...

手を振っ!

敵はここに

応えなかな

やっぱり

憎んでいる。

バカヤロウ。

昔は呪われた子と

いってののしり、

今度は英雄に

祭り上げる

どぃつもこいつも信用ならねえ。

どぃつもこいつも

信用ならねえ。

こいつのアタマの中は

他人への憎しみで

いっぱいだ...

「憎い」「死ね」

「バカにするな」

「見返してやる」

「他人を叩き落として

やる」

それがこいつの強さの源...

どぃつもこいつも

反吐が出るぜ。

そして...

他人を

憎むほどに、

快感は

強まって

ゆく...

やっと...

見つけた...

これ...か...

獣の槍

あれから

八百年も

...たつ...

これ...さえ

あれば...

ヤツ...を...

や..

やあ...

あ...あう

...あ...

キリオ...

キ...

キリオ...

な...

なんで

おじいさん、

ぼくの名前を...?

このような...

人も通わぬ深山に

子供が一人:

おぬし、

妖魅か?

ちっ、違うよ..

ぼくは...人間だよ。

...さあ

おぬしを見たら

突然、心の中に

浮かんできた

まァ...よい

妖や神仙の

類であろうが...

あれを

取りにきた私を

止めることは...

できぬ...

うしおととら困る

獣の槍

知って

おるのか...

ぼくは...

獣の槍を

ここから持ち去る人の

話を聞きにきたんだ

...!?

何のために?

九つの尾を持つ

大妖を倒す

糸口をつかむため...

面白い事を

いうな...

おそらくは

人外の者よ。

聞けばいい

不快に思うぞ。

思わない。

おぞましさに

満たされ、

悪夢に

呪われるぞ。

それを、

断ち切る

ために!

オレ...

オレは今

...どこにいる?

オレは

誰かの

心の中にいるんだ...

行ったことも

見たこともない

誰かの心の

いい気な

もんだよなァ、

シャガクシャ。

英雄だの

何だのと

祭り上げられて

我々貴族の

仲間にでも

なったつもりか。

いえ

そんな...

あたりまえだ。

おまえは

出しゃばらずに

引っこんでおれば

よいのだ。

は...心得て

おります..

また...

というの

バカ

疼く。

ラーマか

また貴族の

将軍達に

いじめられたん

でしょう?

ハラたつなァ

シャガクシャ

様!

いつもの

ことだ

でも

自分達が

民に人気が

ないからって、

やっかみも

いいトコですよ。

そういう

おまえは、私が

いやではないのか。

もしおととら困る

え?

人々は私を

英雄と呼ぶか、

呪われた子として

恐れる...

そんな男に従者

としてつけられて、

おまえは困って

いるのでは

ないか?

ああ、

シャガクシャ様が

お生まれになった時、

流れ星が落ちたという

事件ですね

あははは

そんなことが

何ですか。

シャガクシャ様は

お優しくて強い。

オレは

シャガクシャ様

みたいに

なりたいです。

今から

四百年も昔..

この国から

ずうっと西の

天竺という所の

話だ...

ぼくのいた時から

二千五百年も前

...インド...

そこの

ある国に

一人の英雄が

いた...

その男は

強かった。

その勇猛な

戦いぶりで、

幾度も国を

護ったのだ。

その男一人が

先頭に立つだけで

敵兵は

逃げ散る程だった

すごい...

なんでそんなに

強かったんだろ

人外の者よ、

人が一番強くなる時は

どういう時だと

思うか。

うしおととら困り

...

わからない...

憎しみさ。

憎しみこそが

人を強くする。

男は

憎んでいた。

全てを..

そして

それ故に

強かったのだ。

だが、そんな

男にも、心安まる

時は来た..

返して

くださいまし

おおっと

返せぬなァ。

お願いです、

それは大切な

種なのです。

我らに、

酌をして

くれよォ。

ほらよォ。

なんだ

おまえか、

それを

よこしな。

それを

よこせってん

だよ。

お、おまえ

~~~っ。

はぁ

はあ

あのう

...

ありがとう

ございます。

こいつらを殴る

いいロ実だ

まただ...

また

見えてくる...

シャガクシャ

様...

同じ、土を

ほりおこす

のでも

剣をもって、ただ

ほりがえすのと...

植物の根が

土の間を割り進むのとでは

違いますでしょう。

うしおととら図

同じく土を

痛めても、

種はやがて

実をつけます。

ふん、まちその

町娘の分際で

万の兵を率いる

この私に

説教とはな

そんな!

恐れおおい

この私に

種をまけとでも

いうのか...

種は

何だ?

さあ...

でも..

ただ..

先程、

貴族をこらしめた

あなた様のお姿は

剣で土を

ほるように

見えましたので..

憎しみは...

何も

実らせません。

くだらぬ

たわ言だ

はい...ちな

申し訳

ありません。

姉ちゃーん。

あーーっ、

シャガクシャ様。

ラーマ...

おまえの姉が

その姉弟は

良い姉弟

だった...

その男は、

今まで他人を

良い者として

感じたことなど

なかった..

なぜならその男にとって

他人はいつも自分を

恐れてののしるが、

媚びた目で

ごきげんをうかがう

憎むべき敵で

あったから..

でも

その姉弟は

良い姉弟だった...

姉ちゃん。

なあに、

ラーマ...

シャガクシャ様は

とっても

お強いんだよ。

どんなに敵が

大勢いたって、

シャガクシャ様の

近くにいりや

絶対生きのびるコトが

できるんだ。

だって敵が

側に寄って

こないもん。

ね、

シャガクシャ

様?

ああ...

まァな...

まあ...

それでは私は、

戦の時は...

シャガクシャ様の

お口の中にでも

かくれて

おりましょうか。

あはは、

そりゃいいや、

姉ちゃん。

シャガクシャ様の

ロの中なら

絶対安全さ。

うしおととら図

はは

それはー

男にとって

味わったことの

ない気持ち

だった...

初めて人に

頼られたような

気がした..

自分を恐れない

姉弟に.....

まもなく

新たな戦乱が

その国を襲った。

今度の敵国は

強大で...じこ

自国の敗戦は

目に見えていた。

味方の士気が

衰える中

男は...

山中を

逃げていた。

...

男の中で

何かが

変わっていった。

変わった...

オレが

心の中にいる

こいつ...

前は

ちょっとした

ことでも...

すぐ

殴ってたのに...

今は

ほとんど

そういう

コトが

ない..

憎しみは...

何も

実らせません。

あれが

こいつの心に

ひっかかってん

だろうな...

うしおととら図

オレは

生まれた時から

周りのヤツらを

死なせてる...

呪われた子として

生を受けたんだ。

それ以来

くそみてえな

くらしの中

たった一人で

生きてきたんだ...

ほかのヤツらから

恐れられ、のけものに

されて...

だったら...

オレが他人を

憎んじゃ

なんねえ

理由はねえ!

憎んで

シャガクシャ様

何考えてらっ

しゃるんですか

英雄様に

お出しするのは

お恥ずかしいの

ですが...

よろしければ

どうぞ

これは

おまえが

作ったのか。

はい、新しい

おいもを少し

分けていただいた

ものですから..

いかがで

ございますか?

......

はい。

......

...

はは

こいつ...

これ、

あったかいって

思ってる。

憎む...?

こいつらまで

.....?

こいつらまで

...

うしおととら図

よかったなァ

姉ちゃん、

うれしー

だろ。

な、なァに

ラーマったら

あ....!!

その時..

その男はな...

ほんの少しだが

.....

こいつ...

笑ったんだ。

生まれて

初めて..

へ~~

その人、

ちゃんと憎しみ

以外の心も

あったんだね。

なんか..

ぼくみたいだ

なァ。

そして...

あれが

起こったのだ。

シャガクシャ

様。

どちらへ!?

ラーマは!?

おまえを安全な所に

隠し次第、

ラーマもすぐに

連れにもどる!

うしおととら困る

にいつの

心が

いえ走ってる

たいつの

心が

叫んでる...

この姉弟

だけは、

死なせない

って!!

な、何が

起きたの?

戦だ。

それは

その日の午後、

男の耳に届いた。

おい、

りんごを

三つくれ

は、はい

シャガクシャ様。

いっ、いえ

お代なぞ

シャガクシャ様

からは...

え?

は、花ですか。

ひええっ。

シャガクシャ。

先刻、敵国から

斥候が戻った。

今日の夜、敵の

一斉攻撃がある。

おまえは

中央門の

防御だ。

心してあたれよ、

今夜は!!

激戦になるぞ。

ああ...

ラーマ、

ラーマは

いるか。

シャガクシャ様

ラーマは近くの

村に、軍装品の

買い出しに

行きました。

ちっ!

あっ、

どちらへ!?

シャガクシャ様。

その時、男の国が

戦っていた相手は

大きな国だった...

兵隊の数も多い。

その夜

戦になれば...

激戦どころか

国は一撃で完敗し、

踏みにじられる

だろう。

男には

それが、

わかって

いたんだ...

だから..

男は

逃げたのだ。

こいつらだけは

死なせん。

こいつらだけは

こいつらだけは...

お待ちください

シャガクシャ様。

私達だけが

逃げる訳には

参りません。

それに、みんな

あなたが守って

くださるものと

信じているのです。

オレを

信じてなど

いない!

オレには

分かるんだ!

民人の心が!!

シャガクシャは

呪われている、

だから見ろ、

あんなに強い。

強いから

今はあがめて

やろう!

バカをあがめて、

今は自分らのために

戦わせよう。

そんな...

だが本当は!

本当の民衆の

心は!

「呪われた子に

守ってほしく

ない」さ!

そんなこと...

誰も思っては

おりません

オレが

小さい時には

疎んじ、ふぅ

英雄になれば

へつらい

やがって..

あいつらと

おまえらは

違う!

あいつらは

くたばれ!

おまえらは

助ける!!

もうすぐ

この山を越えたら

安全になる。

すぐ

ラーマを

連れてくる

から...

オレは

おまえらを

生きさせたい。

そしたら

三人で...

大丈夫だ、

オレは英雄

シャガクシャだ。

オレがついてる限り

おまえらは

オレが守る!

しまった。

待ち伏せだ。

敵は一人も...

男達を逃がす気は、

...なかった。

矢は、

ひどくゆっくり

見えー

おおお...

死ぬな...

死ぬんじゃ

ない...

こんな傷くらい

すぐ...治る。

うれ..しい...

初めて...

やさしいことば

...かけて...

くださった...

い...痛....

私...

やっぱり...

シャガクシャ様の

...お口に.....

隠れていれば...

良かっ...

そ、おまえら。

!?

肩が...

くくっ。

くくくっ。

私をいうぞ、

シャガクシャ。

な...

何!?

ついに現身を

手に入れた。

おまえの憎しみを

ぐらい!

不信を、妬みを、

利己の心を

殴らいて...

我はおまえの

身の内で

育ったのだ!!

...我々はいい

ち面の着誕生

うむおとは

う...うお

おお...

おまえは

何だァ~~!?

我は...

我は...

私をいうぞ

シャガクシャ。

影さえ持たぬ

暗黒の光。

おまえのおかげで

我は初めて

形を成した。

な...何?

なんだって

...?!?

この世に

生まれ出た

時...

我はまだ

形を持たぬ

闇の塊だった

...

ここより

遥か東で

殿や周などという

国を滅ぼした時は...

それ故、

人間に悪いて

同士討ちをさせた

しかし...

それでは

つまらぬ...

じかに

人の血を味わい、

人の恐怖を

咲らいたい...

周をあと

殺にし、えも

次の模物を

捜す前に...

我は

この身を

作り上げる

ことにした...

その時我は、

幽かなうぶ声を

聞く...

おぎゃあ

偶然...

おまえは

我にえら

選ばれたのだ。

シャガクシャ。

おまえ...が...

オレを...

その時...見つけた

...だけ...?

たまたま

生まれた

だけで...

オレが...

そうだ...

おまえの体の内で

我は次第に

身を作り上げて

いった...

おまえの体は

居心地が

良かったぞ...

めい時からの

逆境によって

ねじ曲がった

憎悪に満ちた

おまえの心...

隠しみはねちゃん

我の血となり、

我の肉と

なっていった

それじゃ...

それじゃ...

オレは

そうだ。

おまえが

我を

育てたのだ!

自面は.....

オレが中にいる

というーー

シャガクシャから

生まれた!!!

くこくく

さあて

新しいかし

この身に...

血と

四勇叫喚を

浴びると

しょうぞ。

手近な...

父で...

存分にな。

しおととら困る

ま、待て。

あ...あれは

町の方..

ラーマ...

ラーマ。

いやだ!

ラーマァア。

いやだ...

いやだ!!

姉ちゃんが

死んだんだぞ...

あいつ...

あいつだけでも!

ラーマ!

大丈夫か!?

ラーマ。

あ...

あ...あ

ああ...

ひでえ...

ああ...

シャガクシャ様

ラーマ、

しっかりしろ!

今、手当を...

あいつら...

強かった..

オレ達も

戦ったけど...

ヤツら多くて...

敵のヤツらの...

声が聞こえなく

なったと

思ったら...やっぱり

シャガクシャ様が

来てくれたんだ...

それに...

急にヤツら

.......

どこからか...

すごい火を

かけやがったんだ

......

その火で

オレ...

やられちゃったん

だよね...

白面...

おまえが

やったんだな。

おまえがい

シャガクシャ様ア

......!

もう少し早く...

いらしてくだされば

...良かったのに...

みんな

シャガクシャ様を

信じてました..

シャガクシャ様が

来てくだされば...

敵なんて...

すぐ倒してくださる...

...って...

自分達が..

呪われた子として

遠ざけたのに...

シャガクシャ様は

大人になって...

自分達を憎むどころか

...

守って

くださるんだ...

町の大人達は

みんな...

いってました..

シャガクシャ様

に...

......

あやまりたいって

......

そこに倒れている

子達も...

シャガクシャ様は

いつ来るのって...

ちくしょオ

......

オレ...

守って..

やれなかった

...

オレ...が

シャガクシャ様

みたいだったら

なァ...

ちがう...

勇ましくて...

立派で...

ちがう

ちがう!

ラーマ...

オレはほかのヤツらを

助けるつもりなんて

...なかった...

オレは!!

憎んでたんだ...!

オレは...勝手に

他人がオレを

憎んでると思って...

オレも憎んで...

そして

おまえをこんな目に

あわせた...

あの悪魔を

生みだして

しまったんだ

ラーマ!

ラーマ

オレは...

シャガクシャ様ァ

オレは

本当は..

オレ...

こんなトコで

...

死にたく..

ないよ..

オレ...

もっと...強く

...なりたい

.....よ...

強く...

なって...

みんなを...

守るん...だ

......

姉ちゃんも

シャガクシャ様

.....みたいに...

ラーマ?

...オレは

ちがうんだよ...

オレ...

おじいさん

...誰..

なの..

なんでそんな

白面を生んだ

男のこと..

そんなに

くわしいの

ひょっとして

......?

お、おじいさんが

...白面の者を

生んだの?

...だって...

四百年も前の話だって

いったんじゃ...

そいつは

その時...

いったのさ...

なア

シャガクシャ...

我が

憎いか、

倒したいか?

あ...あ...

憎いぞ...

憎い。

くぅくっく

それは良い

シャガクシャ、我を

その体で育てたれに

良いことを教えてやるう。

うしおととら図

おまえは

もう死ぬる

ことはない。

な、

なに!?

今まで、我は

おまえの内に

いた...

おまえの体の

肉や...血までもが、

人のそれではなく

我のものと

同じになる

までな。

いいかげんな

ことを

いうな!

オレが...

おまえと

同じ体になった

だと...

くくっ

今に

わかるさ

楽しい

なァ...

我のある限り

我を憎む者が

いる...

隠しみは

我の体の栄養、

すなわち..

我が滅びる

ことはないと

いうことだ...

憎わよ。

シャガクシャ、

我を憎め。

永遠の時

なかうぞ。

そして

オレが心に

火りこんだ

この男ー

シャガクシャは

旅を始めたんだ...

そして..

面のいう

ことは、すぐ

なった...

その後

訪れた、そんな

白面に滅ぼされた

マダカ国で...

そこに残った

妙妖ど戦う

ちは死ぬこ

旅をした

白面の!!

ある処へは

本当に..

長い間...

........じょえ

自分の体から

出た..

白面が許せ

なかった...の?

いい姉弟

だったよ..

殺伐とした

私の人生の

中で..

あいつらは

太陽だった..

許せる...

ものか...

私は...

ラーマの臓を

かきあつめたんだ

...

この男は...

中国までやって来た!!

あそこに

また

白面に

滅ぼされた

都市が

見える...

だけど...

ここは..

ここは...

わかったぞ。

ここは

オレが時逆に

連れてきて

もらった...

大昔の

中国の都...

そして

あれが

白面の者を

倒すため、

ジェメイさんと

兄、ギリョウさんの

命を捧げて

造られた...

獣の槍!

破魔の

霊槍...

そうか...

獣の槍が

できたのか..

それから

男は、

獣の槍の存在を

知ることとなる..

人々が、

どんな妖でも

消滅させると

噂する獣の槍...

男は

この国中を

槍を求めて

流浪する・

あいつを

倒すために

造られた槍...

ならばオレが

見つけて

みせる...

獣の槍か...

倒すべき

白面の者の

姿を求め、

国中の妖を

殺しまくったが...

ついに妖達の変じた

布にからめとられて

ついに妖達の変じた布にからめとられて―――

やめて

おけっ

遠くはくてんだ

白天山の

深いところに

封じられたそうな。

見たところ

おぬし、

ただ者では

ないか...

人の行ける

ところでは

ないよ。

獣の槍が

あいつを倒す

ものならば...

オレが

手に入れる

オレは

人ではない

のだから...

必ず

行きついて

みせる。

男は

見つけたのだ。

キリオ...

さて

行くか..

ど...どこへ...

あの槍は

私と同じ

においがする。

あとは槍が

...ヤツを

見つけ出して

くれるだろう。

私は水遠に

追い続ける。

あいつを消滅

させるために;

そして...

大昔の

愚かだった、

己を殺す

ため...

さらばだ

人外の者よ。

それと

もう一人...

別れをいうべき

者がいるな...

私の頭の

内に...

どこから来て

どこに帰るか

知らぬが...

その時が

来たようだ。

もしも機会が

あるならば...

ちおう

シャガクシャ...

おまえは

おまえは..

あれ..

オレ...

なんで

こんな夢

見て...たんだ...

破片...獣の槍の破片が

オレを包んでる!?

白面にやられて

海に沈んだ

オレに...

これが

夢を見せて

いたというのか!?

浮上..

してる!?

戦いは

まだ...

そうか..

終わっちゃ

いねえんだな...

獣の槍

わかったよ...

じゃういっしょう

第五十一章「降下院上、ほん」

そして

そのおじいさんは

獣の槍をとって

...

遠くに

消えてったんだ

そんな...

そんなことが

あったなんて...

とら

ちゃん...

白面を生んだ者が

...獣の槍を初めて

使ったとは...

何という

奇しき縁...

そして彼は、

魂を槍に削られ

...

獣になり

妖になって

いったのですね

うん。

よううし、

では次は

この時順の

出番だなァ。

時を順に

見てゆく

ぞう~~

ぼくはその、

時間をたどる旅で、

色々な人を見たよ

......

獣の槍を

使って...そち

妖達と戦って...

そして

魂を槍に吸いとられ

字伏という妖に

変わっていった人達...

もちろん

一番目の使い手、

あの...

おじいさんも..

とら...

...に....

獣の槍は

使い主が字伏に

変わる度...

次々と人手に

渡ったんだ...

たまに地中に

眠ることも

あったけど..

時代は

変わっても..

妖と戦う理由が人にある限り...

妖と戦う理由が

人にある限り...

獣の槍を!?

必要とする人は

いたんだ...

ある農民は

家族を!

守るため...

ある女の人は

恋人の仇を

討つために...

ある男は

金と名声のため...

みんなふんな

色んな理由で

載って...戦って..

それで獣の槍に

人生も...命も

吸いとられて

字伏になって

いったんだよ...

心の中に

白面の者への

憎しみを秘めて...

お姉ちゃん!

変だよ、

おかしいよねえ!

白面は

確かに倒さなきゃ

いけないよ。

でも、でも!

そんな人達まで

この戦いに

まきこんで

いいのかい!?

時逆から

聞いたんだよ!

字伏になった

人達は、そのまま

眠りについて

白面との

最期の戦いに

目覚めて

攻撃するって

そんなの..

ひどいよね?

獣の槍を使った人は

何百年も解放

されないんだよ!

キリオ

くん...

あなたの

いうとおりです。

キリオ。

あの槍は...

ギリョウお兄様の...

白面に家族を

奪われた憎しみが

形を成したもの...

たった一人の恨みが

大勢の人々へ

不幸をばらまく...

わかって..

いるのです。

わかって

いながら...

私には..

見ている

ことしか

できなかった。

ここは...?

娘が造られて

千年もたった

中国の港さア...

見な。

あの

日本へ行く船に、

白面が

乗ってるんだ...

え!

白面は?

次に滅ぼす国を

決めたのさ...

く...

くそォオ...

あそこに...

おの...れえ...

あそこかァ...

白面...

また...別の国の

無率の民を

殺すつもりか...

オレの村を

焼いたように

獣の槍よ...

オレはもう...

おまえを

使えない..

次..

その次の代では

色せるやも

知れぬ...

そして

その時は..

オレも

戦うぞ。

だが

追ってゆけ...

オレの代では

白面は倒せなかった

...か.....

これ以上、白面の者に

泣く者が

出ぬように..

みんなが楽しく

暮らせるように...

ゆけ、

獣の槍よ。

その時ぼくは

思ったんだ...

獣の槍は...

まちがってないの

かも...って...

でも!

でもさァ!!

答は...

悲しいけど

後にまわしましょ..

キリオくん

お姉ちゃん...

私達が今できる

ことは、その

槍を投げた字伏の

最後の言葉...

これ以上、

不幸な人々を

つくらないって

ことだもの...

...獣の槍が

たとえ

まちがっていても

......?

使う者が

まちがえなければ

...

そう..

使う者に..

真実の心が

あれば...

けして

憎しみのみの

心でなく..

たったひとつの

強い思いが

あれは...

こ、これは!?

お...

お兄様?

これは

あ、

あれ!

獣の槍の...

破片!?

獣の槍の...破片!?

...そんなに

粉々になっても...

オレを守って

くれたんだな...

獣の槍...

オレは...

白面に無理矢理

突っかかって...

オレさ...

今まで、夢

見てたんだ。

一発で

やられちまった

ドジなのによ

オレの...

大事な...

相棒の

夢さ..

そして...

ぜんぶ

自分のことしか

考えてなかった..

そして、

憎んでた...

オレ...?

忘れてたことに

気づいたよ..

母ちゃんに...

会って、アタマに

血がのぼってたん

だなァ...

でも...

ダメなんだよ...

それじゃ白面は

倒せねえ...

オレは..

たったひとつ

.....

なんで

気づかなかったん

だろ...

ただ...

それだけを

思えば

良かったんだ

みんなを

死なせたく

ない。

け...

獣の槍...

...破片に

なっても...

スゲーな...

槍...

でも...

オレだって..

うしおととら図

まだ...

負けて

ねえさ。

はははっはっ

渦稽なこと

このよもなし。

頼てぬかた

味方もなく、

沈みゆく

この島で...

なおも一匹で

我に敲するか!

「掲載・週刊少年サンデー平成8年18号より平成8年27号まで〉

へっ、

いいてえのァ

それだけかよ!

うしおととら邸・完

♯巻菜のおまけヰ

私達がいつも

やっている仕事

見てください。

おうちの方へ

お子様がマンガの描き方に

この頭をつかおうと

していたら、やさしく

ほほえんで別な本を

およみなさいといって

ください。

藤田利日郎とスタッフによる

今日はみなさんから

質問の多かった

「どうやってマンガを

描きますか?」に

お答えしようと

思います。

まず

お話を

考えます。

これを細かく

くわしく考察

することにより、

りっぱなマンガに

なります

うしませーせー

お話が

できたら、

今回のうしとり

でさもん

にあす!

次はどうしよう

登場人物

です。

しかもきゅんなば所で

うーおの描き方

眉毛を

描きます

目を

描きま

うんおと、とらか

わるもんたみすの

きゅんなばけて

たおすの

りんかくで失敗。

とらの描き方

目を描いて、

りんかくをりこう...

うふふ

うふふ

ふふ...

ではチーフの

ジョー君に背景の

できるまでを見せて

もらいましょー!!

はいっ、まず

ODどんな背景を

描くか正確な

指示を聞きます。

どんな背景ですか?

ガーンて

感じの。

ガリン

何年チーフ

やってんだよ!!

ツーカーっての

あんだろバカ、

だからおまえは

バカなんだよ!?

こんな屈辱

初めてだ

席負しろ!!

いずれ

やーあうおは

くると思って

たで

来いっ!!

の外へ

出ますー。

@白熱

します。

絶望スマッキッ

藤田さん

今の戦いの中で

「ガーンって感じ」

がわかりました!!

それを教えた

かったんだァァ!!

ハケブラッパラムー!!

互いのコンプ

レックスをも

武器にする姿は

見るに

耐えません。

...いい?

できました!!

おまえの

パンチ

きいたぜ

おまえのお母さん...

(2)青春

です。

本当かよ...

おい!?

何が起きるがすごいのってる

センスが

ないのはともかく、

原稿に描けええ!!

はぁぁぁああぁあ

うんうううん...そうかなぁ..

!!?ちゃうたらこんなわりかりわりわけわ

こう

ではヨーロ

って感じは?

コーヒ...

コーンは~

ヨーンッ

!!!

バーン

ドカジャーンは?

スパパームは?

ルグルチ

メモメモ

大人の

場か

一話分の

背景が

できちゃった...

役立たず

でした

やーい役立ちずーいえこれから

やーい役立たず!

やーい直角頭ー

絶壁

スマッシュ!

つーことは

アシスタント!!

なんで一人も

いらんわなァ...

私はマジメに

やーます

牛馬のように

動きます

よーし。

これをスライス

直る!!すごい

おまえは

チーフ

降格!!

なんか

バーンガー

いつものじんの

どーも、

新チーフの

リックです。

私が特殊効果に

ついて、お教え

しましょう!!

一口に、

特殊効果...

と、いいまし

ても、たくさん

ありますので...

え〜では、

一枚の絵を使って、

実践して

みましょう。

...

実践図

とらといえば

イナズマですが、

画面が明るい時は

トーンをはって、

その上にホワイトで

描きます。

はい、

やってみると、

こうなります。

うしおも負けしと、

目から光線を

出してやり

ましょう。

さらに炎、

修正液で大まかに

消して、あとで炎

らしく抱きます。

はい!

こうなり

ますね!

そして爆発、

破壊ですが、それ

それの素材に合わ

せて描きましょう。

ガラス

さあ、

白ブー黒ブー

ですが、

筆に、ホワイト・

インクをつけて、

口で吹きつけます。

黒ブーは、

鼻血なんかに

ヒッタリです。

はい、あとは

巻きぞえをくった

人をつけ加えて完成

です。ヤッタネ!

白ブーは

イナスマや

炎の迫力を

出す時に、

ボツ。

では次

ケイに投態語と

集中線のような

軽い効果を..

御意!

操態語とは

何でやっ

擬態語とは

すなわち

この「トン」

とゆー音の

ことです。

どーゆー音を

入れるかというと

フチタさんが

このように、

意識を集中させ、

その絵の感じを

つかみます

会社第一部会・東京が

描く!!

擬態語の

アタリを入れ

ます。

次は集中線です。

集中線はスピードが

がんじん!

そして

一気に...

まず集中点に

画ひょうをさし、

引く引く刺く

引く引く刺く

引くずく引く

動く手が早け

れば早いほど、

イカした様が

引けるのです。

じょーぎを

あてがう。

そしてッ

!!

フハハハカハハ!!

じゃあダン。

仕上げだ。

スクリーン

トーン頼む!

うしおに

影つけて。

61番ね!

はい。

白西め、人間を傷るなよ。

スクリーントーンを使う事に

よって、話や言葉の色、模様

影などが簡単に表現できます

戦いはまだ始まったばかりだ!

原稿にトーンを

のっけて...

カッターで

切り...と...ると♡

はい♡

はい♡

バッカ

野郎

もういい、こっち!

この投認額に

62号はっとけ!

はい...

もったい

にゃあああ

で...でも

今度は完璧っス

まったく

もう!

どいつも

こいつも

!!!

カチャ

......

けっこううまく

いったけど...

うまくいかなかったのを..

けっこうカッコよく

描けた...

カミの毛でごまかした

のが見え見え。

と思ったら、目の位置

ひくすぎ。

おっこれはいけた...

と思ったら、目と

ハナをまちがえた

見なよ

あんなに

えばっといて

これだもの!

わァ

オレらの技術

こんなに上の

ために使って

かわいそー!!

ほんとぼんと

わーちがう

そーじゃない

ごーかくの!

すがないのか!!!

てぎ?

でるの?

オレも

おしまい

うしおととらの

少年サンデーコミックス

(検印刷を止)

藤田「和田原

@KazahinoFuila_kge:

井亀

中央精版印刷株式会社

笹德印刷株式会社

1996年10月15日初版第1回発行

花行者

FIFUアイ

(101-01)東京都千代田区、平井16:00一ツ橋二の三の-nan

参加小学館

休み会社

東京都の振替(00180-1-2007年7月17日(土)の

発行所

無答ではなかーーーんよりTEDし、販売の(3230)540.編集ng(3230)5480

●読みには1分30歳しておりますが、デートカードでは私の子どもの不良品がありましたら、「時間帯までになってしまいませんね」というのは

お送りください!!お話ししくねえよ!わざりくたさい。送料かけた負担にが、か、やっぱりませんでお取り替えいたします。

ありがとうございますので、商品作品・コミュニケーション2016年2月

わたくしたこと。どうして大切に●本書の一部あるいは全部を無料その後、不思議なので複数転載・上演・放送等をするWindowTubebookのことは、法律で認められた場合を

マイコンのコンコールエールとか聞き、著作者もより出版者の権利その後、私は一人の役者となります。あらかじそういうことは、公衆と協力された場合はありがとうございます。

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