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Instructions:
...
...
RVNORSANDSSITITOUNOPINE
「いいんじ」「いけんから...あー、LONミレNユ55
うー、そのNo.AND、ヨニバレーキリしていたら、
HARTACOMX
エネルTシャワロメニメ
ズてス果
MISSIONINTH三APOCALYPS三
3
A.GRにWALKSALONENAのMyORLD-WindUTHUMANS
HERMSSIONISTOS三ARCHFORSURUVIORANO.CLEANSミTA
WebLindonANSコミテロいから
A.STORYOFLONELNESSANOシミAUTFUL-RUNS
...
第十六話
o23.第十七話
時計♯
塔
時計
塔
o43
第十八話
osg第第十九話
og1
第二十話
ヘンリエッタ
日廻り
作業用ユニット
133
第二十二話
第二十一話..
ユニット生産工場
蛍襲
強襲
第二十三話
第二十四話
し兆話
アーカイブ
万舟
方
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
第十六話時計塔
食料に
加えて
燃料まで
補給できて
ラッキー
だったな
ええ
場所を
教えてくれた
駅員さんに
感謝ですね
また乗りに
行きたいな...
そうですね
見えました
出口です
ここからは
次の都市
レー4
第二十一区画
〝宇佐〟にひとつ
近づく.....
随分な
有様だな
ええ...
この様子だと
ここら一帯は
断罪者を
食い止める
ための防衛線
だったのかも
しれません
これは...
移動式
自動焼却
ユニット...
厄災時
膨大な数の
感染遺体を
ええ
効率よく
処理するために
造られたもの
壊れちゃってる
みたい...
おそらく
このあたりの
戦闘に
巻き込まれた
のでしょう
少し
内部を見て
きます
あおい!
中
やっぱりか
残って
いたんだろ
それは
はい
どうも
こうも
子どもの頃
同じようなものを
見たことがある
どう
しましたか
どうしようも
ないさ
死人に
かまってる
ヒマなんて
ないんだよ
常に
自分達の事で
精一杯だった
からな
......
コイツは
修理できる
のか?
それで
えでも
死人に
かまっている
ヒマなんて
ないと...
.....アンタが
俺達の目的に
協力してくれて
いるおかげで
予定より遥かに
早く安全に
ここまで来る
ことができている
もっとも
なら俺達は
アンタの目的に
協力するのが
筋だろ
ありがとう
ございます
アンタが
望むの
なら
だがな
それで
いいよな?
カノコ
もちろん!
焼却機能のみに
絞ったとして
修理には3〜4日
程かかると
思います
その間
休める場所を
探して来て
もらえますか?
離れ過ぎると
危険なので
私の目の
届く範囲で
よろしく
お願いします
...ここも
どこも
ボロボロだね
ああ
快適とは
言えないな
仕方ない
別の場所を
探そう
救い.....?
安定を求める
女だとはいっなら時計塔へ救いはそこに
時計塔って?
.....
見つけた!
本当!?
ああ
だが少し
遠いな...
一度戻って
報告しよう
時計塔
ですか?
救いはそこに
うん!
何か情報が
残っているかも
しれないし
そうだ
周囲の建物が
倒壊している中
ひとつだけ妙に
綺麗に残っている
なるほど...
シェルターの
ことでしょうか
少なくとも
休むのには
最適だろ
わかりました
見に行って
みましょう
本当に
この時計塔だけ
被害が及んで
いないみたい...
とはいえ
中がどうなって
いるかは
わかりません
気を付けて
進みましょう
わかった
長い間
誰かが訪れた
形跡もない
ようだな
そうですね
内部も
目立った損傷は
ないみたい
ですが.....
さすがに
生存者は
いそうに
ないか
〝大広間〟
か.....
これ...
この部屋だけ
印がついてるの
ここに
何かあるの
かな?
そこから
当たって
みるか
わかりました
ここの
ようです
......
これは
いったい...
第十六話おわー
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第十七話、時計塔川
ここは
一体...
マスクを
身につけて
すらいない...
こんな所で
何を?
この
人達
お祈り
してる
みたい
少なくとも
シェルターでは
なさそうだな
皆、奥の扉に
向かって...
あれが
“救い”?
扉の中に
何か
あるのか?
イサミさん
下がって!!
お兄ちゃん!!
...動かないで
大丈夫..
少しずつ
下がって
ください
殺すことが
目的なら
既に撃たれて
いるはず
ドイっ
......
いえ...
一体
なんなんだ
あいつは
すまない
助かった
わかりません
近づかなければ
攻撃してこない
ようですが...
確証はありません
あのような
自律ユニット
見たことない
扉を守っている
みたいだけど...
一旦この
時計塔の他で
休める場所を
探しましょう
ジャン
それが
賢明だな
なんだ!?
......
大きな音
でしたね...
時報か何か
か......?
わー...
...
キキ...
皆
これに祈って
いたんだね...
これが
救い...
感染したから
ここを最後の
場所に選んだのか
感染してでも
ここを最後の場所に
したかったのか
知る術は
ないけど
そう想う
気持ちも
わかる
気がする
わかる気がする
だって
こんなにも
静かで
心地良い
...
少しガタは
来ているけど
休める場所が
見つかって良かった
修理が
終わったら
そうだな
あの
あの部屋にいた
人達の埋葬も
手伝って
いただけますか
..ああ
どういった
理由で
あの場所に
いるとしても
そのままに
しておくわけには
いきませんから...
もちろんだ
これで
最後だな
ええ
よろしく
お願いします
ジジジ...
整備まで
できるのか
だから
柱のからくりも
この時計塔も
ここまで綺麗に
保たれているん
ですね
あなたが
どういった
経緯で
守っているのか
わかりませんが
この場所は
その意味が
ある場所だと
思います
ジジジ
それでは
お邪魔
しました
埋葬場所は
決まって
いるのか?
この子が
個別火葬も
対応している
タイフで
良かった
元々中に
いた人達と
時計塔に
いた人
はい
すみません
私のわがままで
合わせると
結構な人数
だな
ああ
まとめて
火葬することも
できましたが
やはり
できる限り
丁重に
弔いたくて
わかってる
この曲
すっかり覚え
ちまったな
聴けなく
なっちゃうの
ちょっと
寂しいね
第十七話「おわり」
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第十八話
ンリェック
ねぇ
わたしね
ヘンリエッタ
こんな形で
叶うなんて
思ってなかった
世界が
こんなことに
なっちゃって
パパもママも
いなく
なっちゃって
ごめんね
あとのこと
全部まかせ
ちゃって
みんなのこと
お願いね
......?
どうだ?
この先
進めそうか?
ええ
いえ...
たとえこの瓦礫を
どうにかできたと
しても
先の道も
倒壊して
しまって
います
仕方ない
?
他に進めそうな
道を探すしか
ないな
ウンウィン
ウィンカッン
小夜さん!
お兄ちゃん!
なんだこれ
...足か?
小型の
自律ユニットの
ようですね
この周辺の
情報を持って
いる可能性も
ありますし
出して
あげられ
ないかな...
...このまま
放置して
おくのも
目覚めが
悪いか
やって
みましょう
イサミさん
お願いします
ガコ、
良かった!
無事みたい
あ
ああ
小夜さん
お兄ちゃん
ありがとう!
!!
...
つかまって!!
それ
なっ
ヘンリエッタ
花瓶に
お水を入れて
もってきて
くれる?
あなたの
好きな柄を
お願い
ふふっ
あなたなら
この花瓶を
選ぶと思って
いたわ
ううう...
ありがとう
わたしね
この子たちが
羨ましかったの
静かで
だけど
力強くて
みんな
お日様に
向かって
まっすぐ
生きてる
ずっと
考えてた
ことがあるの
わたしも
仲間に入れて
もらえない
かなって
それに
だから
わたしがいたら
この場所も
あぶなく
なるから
ね
......
間一髪
でしたね...
あぁ
助かったよ
ありがとう
とんだ
災難だな
あの子
落としちゃった..
ええ
なんとか
元の場所に
戻る方法を
探さないと
大丈夫かな
!!
カノコさん
血が...
困りましたね
医療キットは
車内
大丈夫か
とりあえず
止血だけでも
しないと...
うわっ
ほんとだ...
先ほどは
助けていただき
ありがとう
ございます
はい
あなた方の
おかげです
さっきの...
良かった!
無事だったんだ
現在こちらへ
救助に向かって
おりますので
今しばらく
お待ち下さい
救助?
なんだ
お前
喋れたのか
はい私の親機が
こちらへ向かって
おります
よろしければ
先だって
止血処置を
施しても?
私は人の生活を
支えるための
アンドロイド
はい
そんなこと
できるのか?
では
お願いします
様々な状況に
対応できる
ようになって
おります
ひとまず
これで出血は
止まりました
ありがとう!
お任せ
下さい
ゴトッ
あらためて
ご挨拶を
私近くの
屋敷に仕える
使用人
ヘンリエッタと
申します
大きい...
これは
私の子機
でして
周辺探索の
巡回を任せて
いたのですが
少し前に
通信可能領域の
外に出てしまい
状況確認が
できなくなって
いたのです
通常
通信圏外では
自己判断で帰還
するのですが
瓦礫に挟まれ
身動きが取れなく
なっていたところを
助けていただいた
ようで
おかげで
先ほど通信が
復活し
いえ...
共有した記録を
辿りここへ来た
次第です
どうも
ありがとう
ございました
しかし
生きている人と
出会えるとは
大変珍しい
あなた方は
この辺りで
何を?
私達
トー4を目指して
旅をしている途中
なのですが
他の道を探して
いたところ
その子を
見つけたんです
主要な道が
進行不能に
なっていて..
そうでしたか
...トー4
と言えば
厄災後唯一
お会いした方が
同じことを
話していましたね
本当か!?
その人の
名前は!?
宇佐と名乗る
男性です
!!
そいつに
ついて
知っている
ことを教えて
くれないか?
ええ
私の知る
限りのことは
ひとつ
私もお願い
したいことが
あるのです
なんでもいい
何か手掛かりが
欲しいんだ
ですがー
怪我の
手当ても
完全では
ありませんし
ひとまず
私がお仕えする
屋敷へご招待
しましょう
この屋敷です
どうぞ
お入り
下さい
ありがとう
ございます
わぁ......
これで
よし
ありがとう
ございます!
さて
宇佐様についての
ことでしたね
傷によく効く
お薬を塗って
おきましたので
きっと
すぐに良く
ないますよ
それほど多く
情報を持っている
わけではないのです
今日から
1172日前
あなた方と同様
主要道路の倒壊に
より、立ち往生を
余儀なくされ
ああ
よろしく頼む
はい...
と言っても
別の道を探して
いたところ
この屋敷に辿り
着いたのです
あとで
あなた方にも
その道をお教え
しましょう
ですので
倒壊地点を迂回して
主要道路に
戻る道を
お教えしました
そこから隣の都市に向かわれたと思います
そこから
隣の都市に
向かわれた
と思います
また
都市を繋ぐ
連絡路の手前に
作業用ユニットの
生産工場が
あるのですが
ありがとう
ございます
私が知る情報は
以上です
物資調達のため
そこへ立ち寄る
とも話して
おられました
工場...
通り道に
あるのなら
様子を見ても
いいかも
しれませんね
そうだな
お役に立てる
程ではないかも
しれませんが...
いや
助かったよ
3年程前まで
確実に生きて
いたことを
知れた
だけでも
希望が持てる
そうですね
まず順を追って
お話しする
必要があります
ーそれで
あなたの
お願いと
いうのは?
こちらです
ご案内
しましょう
ついて来て
下さい
ええ
その通りです
綺麗な色...
この花
図鑑で
見ました!
確か.....
ヒマワリ?
まだ人類が
多様な生命と
共存していた
時代において
様々な形で
生活と共に
あった植物
この屋敷は
植物に関する
研究をされていた
旦那様と奥様
そして
ひとり娘のお嬢様の
三人家族が
住まわれて
おりました
旦那様と
奥様は
お嬢様は
ご病気により
外に出ることが
難しいお方で
私はその生活を
サポート
するために
迎えられたのです
厄災発生時
出張先にて
被害に遭われ
そのまま
帰らぬ人と
なりました
ひとり
取り残された
お嬢様...
そう
私のお願いは
お嬢様について
のことです
あの方は
厄災も
自身の
ご病気をも
乗り越える
ひとつの答えを
見出されました
その方は今も
生きていると
いうこと?
ええ
この部屋に咲く
すべての花が
彼女といえます
彼女の話した
通りであれば
第十八話おわー
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第十九話、日、個人
第十九話
ねえ
ヘンリエッタ
動物が
植物を
食べて
知ってる?
自然の中で
常に行われている
営みのこと
その動物を
またほかの
動物が食べて
そして
命が終わると
土に還って
その土から
新しい芽が
出て...
ずっと昔に
大地は死んで
しまったと
されているけど
この子たちは
人よりもずっと
強いんだもの
普通の人は
規制がかかって
いるから
特別な場所に
行かなきゃ
見ることも
できないみたい
だけど
きっと
都市の外では
その連鎖は
続いているのよ
観測は
今も続いて
いるんだって
パパが言ってた
都市の外...
人がいない場所は
今どうなって
いるのかな
私もせめて
お屋敷の外に
出られたらなぁ
......
お嬢様は
生物学上は
死亡しております
やはり
結晶病に
罹って?
いえ
そうでは
ありません
自らの意志で
死を選び
結晶病で
苦しむのが
怖かったから
自らの手で
実行しました
そんな...
それも
違います
あの方が
結晶病を
恐れていたのは
確かですが
それは死後
火葬されて
しまうから
はい
火葬が怖い?
死んだ後のこと
が怖いのか?
「お嬢様は
生まれつき
身体が弱く
常に死という
ものを身近に
感じていました
屋敷の外へ
出ることが叶わない
あの方にとって
ここの植物達は
静かな時間を
共に過ごせる
朱別な有名
ご両親も
そんなお嬢様が
より楽しく
過ごせるように
屋敷の
改築を重ね
植物にとって
快適な環境を
作りあげて
いったのです
特に
あの部屋は
ご自身の大好きな
ヒマワリを集めた
お気に入りの
場所でした
私も!
とても素敵な場所
だと思います
ありがとう
ございます
お嬢様も
喜んでいる
ことでしょう
お嬢様は
あの花を
愛すると
同時に
強い憧れを
抱いて
おりました
それ故
かねてより
決めていたことが
ございます
自身が死を
迎えたその時は
すべてを
土に還すと
土に還す?
はい
命とは
循環であり
生物は死後
土に還り
その土が
植物の糧
となる
それが
自然の理
都市の中で
生涯を終える
現人類社会には
馴染みのない
価値観
ですが
お嬢様にとって
それはとても
大きな意味を
持ちました
花か咲き
枯れ
そこから
種子を採取し
その循環の中で
ご自身が愛した
この花達と
共に生きる
その種子を
再び土に埋め
芽が出る
それこそが
お嬢様の
望んだこと
火葬されて
しまっては
すべてを土に
還すことは
できない
それでは
願いは叶え
られません
本来はお嬢様に
もしものことが
あった際に
執り行う予定
でしたが
お嬢様の亡骸は
生前の手筈通り
土に還し
厄災によって
自ら決断せざるを
得なくなって
しまった
先ほど
申した通り
ここに咲く
花達の
堆肥と
なりました
私は現在
彼女の生存を
検知して
おりません
ですが...
わずか
ながらでも
彼女の願いが
叶えられたと
そう
理解しています。
ここからが
あなた方に
お願いしたい
ことです
話が長く
なってしまい
ましたね
これは
......?
土と
種です
都市の外を
お見せすること
は叶わずとも
お嬢様は
ご病気により
生涯の大半を
屋敷の中で
過ごされていた
そのこともあって
屋敷の外ひいては
都市の外の世界に
強く憧れて
おりました
せめて
この屋敷の
外の世界を
お見せしたい
のです
私はここに住む
植物達のことを
任されている身
屋敷を
離れることが
できません
ですから
あなた方の
旅の途中に
もし
ふさわしい
場所が
あったなら
その時は
この土と種を
蒔いてもらえない
でしょうか
それが
私からの
お願いです
わかりました
保証は
できませんが
あなたと
彼女の
願い通りに
ありがとう
ございます
これで
またひとつ
お嬢様の
願いの可能性が
立かった
こちら
映像記録から
抽出した
宇佐様の
容姿データと
主要道路へ続く
迂回路と周辺の
地図情報です
ありがとう
ございます
もっとも
主要道路に
戻った先が
どういった
状況なのか
私は
把握できて
おりません
十分に
お気をつけ
ください
それでは
ええ
どうしましたか?
イサミさん
俺は
アンタに
出会うまで
そして
それが
人間として
生き延びる
ことだけを
考えてきた
あたり前の
ことだと
思っていた
だが
それぞれの
考えで
生き延びる
以外の選択を
する奴も
いるんだな
私には
それが正解
なのか
わかりませんが
...ええ
どちらも
等しく
覚悟のいること
なのだと思います。
ヘンリエッタさんは
生き物は元々
土に還るのが自然
だって言ってた
都市の外...
海が見られる
あの場所を
駅員さんは
とっても貴重な
場所だって
言ってた
今
外の世界は
どうなって
いるんだろう
私は
いつか
そこに
行くことが
できたり
するのかな
初めまして
ヘンリエッタ
わぁ.....
あなた
とても
大きいのね
ねえねえ
...この花
でしょうか
本当に!?
私もこの花が
好きなの!
この中で
あなたの
好きな花を
教えてくれる?
鮮やかな薄格
お嬢様の髪色と
お揃いでよく
お似合いです
えへへっ
えへへへ...
あなたとは
仲良くなれそう
大きな手
触って
みてもいい?
動いてる
音がする
アンドロイドって
冷たくて怖いと
思ってたけど
私よりも
あったかいのね
構いませんよ
えへへっ
これから
よろしくね
ヘンリエッタ
第十九話おわー
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第三話作業用ユニット
......
この周辺にも
断罪者どもは
いないようだな
願っても
ないことだ
...だが
カノコさん
緑の22番ブラグを
取ってもらえ
ますか?
緑の22番...
これですね!
ありがとう
ございます
あの
他に何かお手伝い
できることは
ありませんか?
これですね!
......
では
赤の34番ブラグを
渡してもらえますが?
大丈夫
ですよ
ありがとう
ございます
あの
他には何か...
これで
ひと通りの作業は
完了しましたので
試運転
しますから
近くにいると
危険なので
少し離れて
いてください
はい..
クー
お願い
ク
どうだ?
使えそうか?
ええ
問題ないと
思います
そうか
おかえり
なさい!
あぁ
ただいま
そちらは
どうでしたか
周辺に
動くものも
奴らの
気配もない
すぐに危険が
迫ることは
ないだろう
良かった
それなら
少し安心
ですね
それで
瓦礫の撤去は
いつ始める?
日も暮れて
きましたし
明日からに
しましょう
作業用ユニットが
あれば2日ほどで
終わると思います。
わかった
しかし..
そうですね
以前いた〝イ〟の
都市と比べても
都市全域の
倒壊具合が
顕著です
どこもかしこも
瓦礫だらけで
うんざりだな
ええ...
ひとまず
今は先に進める
だけ良しとして
そろそろ
休むことに
しましょう
...次の都市に
続く道が残って
いればいいが
ちょっと
いいか
なんでしょう?
...ひとつ
気になって
いることが
あってな
アンタと
出会う
以前から
なんだが
目を追うごとに
断罪者の気配を
感じることが
減ってきて
いるんだ
ここ最近は
全く気配を
感じない日が
続いている
こんなこと
今までに
なかった
確かに...
最後に
襲われたのは
アンタと出会った
時の奴で
場所による
ものなのか
俺達には
知りえない
理由があるのか...
そいつも随分
久しぶりの
ことだ
いずれにせよ
いなくなって
くれるのなら
それに越したことは
ないんだけどな
そもそも
得体の知れない
存在ですから...
ああ
消滅した
確証がある
訳でもないし
今まで通り
油断せずに
進むとしよう
着きました
今日休む
シェルターです
比較的損傷が
少なくて設備が
まだ生きて
いるんです
さっき中で
いいものを
見つけたので
車両から
少し距離が
あるが..
なんで
わざわざ?
それに
......
あったか
かった...
手間は
かかったけど
浴槽を掃除
した甲斐が
ありました
お兄ちゃんが
鼻歌歌ってる...
やはり身体を
拭くだけよりも
断然綺麗に
なりますね
この歌
時計塔の...
上手
なんですね
初めて聴き
ました...
どうしました?
カノコさん
......
ふたりで旅していた時
いつ襲われるか
わからない緊張で
いつもピリピリ
してたし...
お兄ちゃん
小夜さんと
クーちゃんが
いてくれて
安心して
いるんだと
思います
私いつも皆に
頼りっぱなしで
手伝い
くらいしか
役に立って
なくて...
そんなこと..
お兄ちゃんと
比べて探知する
能力も弱いし
力もないから
湯船に浸かる
なんて絶対
しなかったから
何か別のことで
お手伝いできたら
いいのに...
そうか
だから
修理の時...
気付かずに
悪いことして
しまったかな...
カノコさん
ひとつ提案
なんですが
......
本当ですか!?
.....!
ええ
帰ってきたら
お願いして
みましょう
あ
おかえり
なさい!
ああ
特に変わりは
ないか?
見て
クーちゃんを
描いたよ
クォ~!
ええ
問題ありません
はい
いつにも増して
上機嫌だな...
何かあったのか?
イサミさん
クー
ひとつ提案が
あるんですが...
プピ
初心者用
操縦訓練
プログラムを
開始します
手順に沿って
操作を
学びましょう
カノコ
無理するんじゃ
ないぞ?
その時間はオレがありませんが、
...
...
「...
じゃあクー
お願いね
うん!
大丈夫
頑張る!
ク!
本当に
大丈夫
なのか?
ええ
機械関連については
私よりクーのほうが
長けていますから
それに
身につけた
技術は
きっと
カノコさんの
役に立ちます
...そうか
そうだな
いつまでも
子どものまま
じゃない...か
第二十話おわー
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第二十一話ユニット生産工場
この男が
“宇佐〟か
はい
ヘンリエッタ
さんの話では
この先にある
作業用ユニット
生産工場に
立ち寄った
そうです
相変わらず
奴らの気配は
感じないが...
そう言って
いたな
こいつは...
拡散型の
断罪者...と
あれは
作業用ユニット?
工場所有の
ものでしょうか
少々気に
なりますね
調べて
みましょう
それにしても
ずいぶん
大きくないか?
これは...
何か
わかったか?
この作業用
ユニット
一般的な
ものと比較に
ならない程の
性能が
あります
コックピットが
遠隔操縦仕様に
なっている
何より
腕部ですが
相当高出力な
指向性エネルギー
兵器が装備されて
いるようです
私の
知る限りでは
大戦時代に
大きく発展し
終戦と
同時に放棄
された技術
じゃあ
本来あるはずの
ない代物を
こいつは付けて
いるのか?
指向性
エネルギー
兵器って...
そう
なります
終戦後の
平和な時代には
不要なもの
だったはず
ですか...
ええ
実を言うと
私の所持する
デバイス
゙避役〟や
完全に抹消
されることは
なかったわけか
それぞれ
技術取得の
経緯や理由は
わかりませんが
そのお術を
駆使して
断罪者から
身を守って
いたのでしょう
恐らく
以前遭遇した
時計塔の自律
ユニットにも
同等の技術が
使われています
!!
そんなに
凄い兵器が
あっても
負けちゃった
のかな
ここにいた
生存者の集団が
高度な技術を
持っていたこと
だけは確かです
いくら兵器が
強くても
瘴気は防げ
ませんから...
イサミさん?
こいつらは
人間を
殺すだけ
殺して
現れた理由も
いなくなった
理由も
わからない
たとえその理由が
過去の罪の清算
だったとしても
その理不尽を
黙って受け入れて
死ぬのは
すまん
いなくなったって
確証はないん
だったな
やっぱり
ごめんだ
わかり
ました
念のため
周辺に気配が
ないかもう一度
確認してくる
安全が
確認できたら
工場へ向かおう
あの大きな
ユニットが
遠隔操作じゃ
なかったら
バケモノが来ても
私が操縦して
やっつけられた
のにな...
普通のとは
勝手が違い
そうだし
初心者用
フログラムを
修了したくらい
だったら
まだ難しいん
じゃないか?
とても
頼もしい
ですが
危険なことは
極力避けて
くださいね
もう少しで
工場が見えて
くるはずです
何か残って
いればいいかー
はい..
ようやくか
ん?
!!
断罪者!!
......
...大丈夫
死骸だ
こいつ...
自分で自分を
刺したのか?
確かに
そう見え
ますが...
だとしたら
一体なぜ
そのような
ことを?
こいつらが
自害する
なんてこと
ありえないと
思うが...
気配も
感じないね
初めて見る
ケースだけど
何か意味か
あるのか?
いぬ!?
の
ぬいぐるみ!?
いや...
おそらく
自律ユニット
かと
あの方向...
どどう
しましょう
追いますか?
工場に
向かってる?
あああ
あなたの
名前は?
どこから
来たん
ですか?
...なぜ
工場に?
......
こちらの
呼びかけに
反応しない
となると
だとしたら
気になるのは
それが〝宇佐〟
がもしれないと
与えられた
仕事をこなす
だけの価体
なのかも
しれません
誰がいつ
なんの仕事を
与えたのか...
ええそして
はい充分
ありえます
格納庫か
ここも
ボロボロだね
この場所が
最深部の
ようですが...
あの
いぬは...
いた
やはり
誰かがここで
生活していた
みたいです
小夜さん
お兄ちゃん
......墓だな
ギィ
まだ奥が
あるのか
こっちは
棺みたい
さっきの
お墓にも
この棺にも
結晶反応は
ない...
なぜふたつだけ
この部屋に?
...少し
不思議ですね
ちゃんと
火葬処理
されている
ようです
あのいぬ
この場所を
手入れしに
来たのか
...手を貸す
べきでは
ないので
しょうね
わかり
ました!
ああ俺も
そう思う
手入れが
終わるまでに
テント内と
周辺を調べて
おきましょう
あのいぬや
”宇佐”さんに
関する情報が
あるかも
しれません
こんな
ところに
この端末で
作業用ユニットの
遠隔操縦を
していたのか
...あった
ユニットの
管理リスト
ログが
残っている
かも
クー
電源を
お願い
これって...
ク!
陸降降降
叔故諏鼓ネ諏出不却敬ネカ
...
今の音は?
窺隔陶隔碕勳動隅獨隔隔
覆魂懣濠漬凛乎手濱藻藻
Wordadisaustig
コミコラコラははいけない。
2008年12月19日「Apple
2018.08/00/09/0
それにしても
これはいい!!
上で何か
崩れたのか?
お兄ちゃん!?
イサミさん!?
.....!
おふたりは
ここにいて
下さい!!
小夜さん...
何かが
何かが
こっちに
向かって
います...
カキ
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第二十二話強の
大丈夫?
ああ...
少し
落ち着いた
なんなんだ
この異様な
気配は...
突然湧いて
出てきやがった
初めて見る
タイプだ
けどこの
違和感の理由は
それだけか...?
実弾は
弾かれる...
なら
なっ.....
食べ...いや
吸収した!?
撃ち返す
気かー
どこに
向けて...
!!
その方向は...:
お兄ちゃん
立てる!?
あああ
小夜さん...!
この断罪者
私と戦っているにも
拘らずふたりが
いる方向を狙って
撃とうとしていた
クー
ふたりを
お願い
ここからじゃ
見えない
はずなのに...
大丈夫?
ク
...あと
もしもの時は
よろしくね
!!
いずれにせよ
この断罪者は
ここで仕留める
遠距離攻撃は
ことごとく
弾かれる
なら
懐に入って
直接叩くしか
なさそうだな
いや、何かはいい
そういうことはいえ、いいよいよねぇ。
こちらのチェックで、
...いいのーーん
浅いか...
小夜さん...
大丈夫かな
クーちゃん!?
あのバケモノに
勝てるかな...
クー!
出口に
行くの?
今
出て行ったら
邪魔になるし
それに...
そもそも
小夜さんを
置いて
行けないよ!
ク!
あの人が
やられ
ちまったら
俺達が
逃げたところで
どのみちすぐに
追いつかれるぞ
...ッ
キュラッ
どうしよう...
改造されてて
何が
どうなってるのか
わかんないよ!
難しいことは
しなくていい!!
とりあえず
思いっきり
腕振り回せ!!
防ぎやがった...!!
ミン。
第二十二話おわ!
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第二十三話、方が
小夜さん!
ググッ!!
皆さん
怪我は
ないですか!?
...っと
アンタのほうが
大丈夫じゃ
ないだろ
小夜さん...
死んじゃうかと
思った...!
私は
大丈夫ですよ
ただ...
銃が...
さっき探知した
時は確実に
いなかったのに
かなり無茶な
使い方をして
しまったので
手強い相手
でしたが
この断罪者は
一体...
それに
突然現れ
やがった
うまく
言えないが
こいつは
俺がここに
いることを
わかっていた
やはりあの時
ふたりに向けて
遮蔽物越しに
攻撃を
仕掛けたのは
偶然じゃ
なかったのか
こんなこと
初めてだ..
だが
そもそも
俺達が
探知できて
でもそれなら
なんで今まで
そうしなかったん
だろう?
相手が探知
できないと
考えていたのが
間違いだったの
かもしれない
...この断罪者
固有の能力
なのかも
しれません
ヒト型
拡散型
特異型
これまでに
確認されたのは
この3種のみだった
はずです
こいつは
どれにも該当
していない...
もうひとつ
気になるのは
それぞれ
個体によって
見た目や
大きさに
多少の違いは
ありますが...
ええ
最後
自分で自分を
刺したこと
外で見たのと
同じ体勢だね
偶然とは
思えないな
それに...
最後
微かにだけど
今は
何か感じ
ませんか?
何かノイズの
ような
ああ
...言葉の
ような
...言葉のようなー
聞き間違い
か...?
周囲には
何もいない...
と思う
この断罪者が
例外的な
存在なのかが
わからない
以上は
うん
私も何も
感じないです
そうですか
今後いつまた
襲われないとも
限りません
エネルギー
兵器の出所も
気になりますし
態勢を整える
ためにも
武器や情報が
ないか調べて
みましょう
あの
小夜さん
どう
しました?
そうだな
この子
さっきの崩落で
動かなく
なっちゃって...
治して
あげられ
ませんか?
...足は
取り替える
必要が
ありますが
治すことは
できそうです
代用できる
ハーツがないか
一緒に探して
みましょう
はい!
では
行きましょうか
傷はもう
大丈夫
なのか?
ええ
問題
ありません
不死の...
“永遠の子”
だったっけか
いまだに
驚かされるよ
そもそも
主に
製薬研究や
医療機器の
開発をして
いたそうです
なんでも
その技術を
買われて他の
様々な分野の
研究開発にも
関わっていたん
だとか
丑三技研機関
ってのはなんの
組織なんだ?
いくら
技術力が
高いとはいえ
人造人間まで
生み出す
なんてな...
もっとも
生まれたのは
私だけなので
プロジェクトが
成功したとは
言い難いですね
ク!
ひとりで
できることは
そこまで
多くないので
ほら
ごめん
クーも
いるもんね
代わりの物が
見つかるまで
使ってくれ
.....
ありがとう
ございます
傷は治せても
服はどうしよう
もないたろ
ここで
最後です
倉庫の
ようだが
特に何も
ないな
なんだろう
このシミ
これ...
血痕に
見えますね
ここで
途切れて
いるが
なんか
不自然だな
壁には一切
付着して
いない...
...ん?
なんだ?
どう
しました?
...記号の
ような...
これを
見てくれ
うおっ
!!
キリキリ
......?
昇降機の
ようですが...
壁にあった
マークだ
見覚えは
あるか?
いえ
初めて
見ました
明らかに
アンタに
反応してた
よな
ええ.....
いずれに
しても
血痕を
追うには
乗る必要が
ありますね
...行って
みますか
王三に
関する
何かか?
あああ
随分長く
かかったな
まだ奥に
続いてる
辿って
行きましょう
工場の地下に
こんな施設が
あるなんて
古い機械
ばかり...
大戦時代の
ものも混ざって
いますね
あの機械達は
さすがに
動きそうに
ありませんが
指向性
エネルギー兵器
の出所は
この施設かも
しれません
探る価値は
ありそうだな
わぁ...
大きな...
建物?
乗り物にも
見えますが...
キチ...
中から微かに
結晶病の
反応があります
血痕の
主かも
しれません
確かめて
みましょう
やはり巨大な
乗り物の
ようですね
大戦の時に
使われてた
のかな...
反応は
あちらから
しています
録音装置だ
データを
取り出して
再生しましょう
ああ
お願い
します
~~...様
結晶病に
罹ってしまった
いま
何も遺せず
死ぬ恐怖を
拭うため
とはいえ
啓示に従い
御身を解放
せんと
しましたが
懺悔の言葉で
抗うことを
お許し下さい
我々〝大技連〟
並びに人類は
ならば
私は
この試練を
乗り越えることが
できませんでした
せめてこの
“方舟”の
中で逝き
星を渡る夢を
見ることと
します
叶うこと
ならー
〝永遠の子〟
として御身に
お仕えし
...
共に
並び歩み
たかった...
“永遠の子”は
丑三による
厄災復興
プロジェクトの
はず...でも
“永遠の子”
って確か...
ええ...
ただ
どういう
ことだか
私にも
さっぱり...
“大技連”
って...?
あの壁が
私に反応
したことを
考えると
偶然じゃ
なさそう
だけど
それじゃあ
“啓示”とか
解放〟とかは
どういう意味
なんだろう?
要領を得ない
物言いばかり
だったが
試練ってのは
もしかして
厄災のことか?
!
ええ
それに
......
わかりません
ですが
今となっては
確認のしようが
ありませんね...
この地下施設
といい
いずれにせよ
。大技連”って
組織は調べる
必要があるな
丑三との
関連性も
気になります
施設内を
もっと探索して
みましょう
後で
理葬しに
戻ります
どう
しました?
”星を渡る
って...
まさかこれが
宇宙に行って
いたのか?
いや
そんなの
まるで
おとぎ話
みたい
創作物も
沢山残って
いますし
大戦以前は
そんな時代も
あったみたい
ですよ
ただー
ここまで
巨大なものは
見たことも
聞いたことも
ない..
おっ
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
第二十四話、兆し
ガシャ
いい装備が
見つかった
ようだな
はい
軽くて丈夫だし
それに
着心地もいい
小夜さん
似合って
ます
しかし
ここまで設備の
整った部屋が
残っているとはな
ありがとう
ございます
クーが
見つけてくれた
おかげですね
瓦礫に埋もれて
扉が隠れて
いたから
下手すりゃ
見逃していた
クーちゃん
お手柄!
この部屋も
含めて相当
調べ回ったが
これといって
進展は無し
か...
ええ
施設に関連する
情報は全て
抹消されて
いるようです
...道中
見かけた
古い機械や
残された
設備類から
察するに
この地下施設で
兵器開発や
研究が行われて
いたことは
間違いないの
ですが..
兵器の
研究なんて
一体なんのために
していたん
だろう?
わかり
ません...
ですが
あまりいい想像は
できないですね
ただ
使える武器が
残っていた
だけでも
運が良かった
そのおかげで
避役の改修も
できたし
おふたりの武器も
手に入りました
今後
今まで以上に
危険な状況に
なることも
ありえます
その時のため
身を守る術は
多いほうがいい
ようやく
まともな
武器が
手に入って
助かるよ
使わなくて
済むのが
一番
ですがね...
では最後の
調整をして
きます
...うん
出力機構を
ふたつに分けたから
「丁ずつの成力は
落ちるけど
使い勝手は
増したかな
おふたりの
ものも調整
し終わって
いますよ
「泥蜂」は
炸裂弾の
発射機構を備えた
電熱槍です
長物の扱いに
慣れている
イサミさんに
ぴったりかと
炸裂弾の威力は
強力ですが
照準精度は
良くないので
あくまで
補助機能として
考えてください
「抗捺」は
半自動操作式の
浮遊防壁で
使用者の
身を守ることに
長けた武器です
緻密な
操作技術が
求められ
ますが
カノコさん
ならすぐに
使いこなせる
でしょう
うなみに
触れたものを
感電させて
身動きを封じる
ことも可能です
おわっ
ともあれ
これで
少しは奴らに
対抗できるな
小夜さん
ありがとう
ございます!
いえ
それにしても
私はこの部屋に
残されていた
ものを調整した
だけなので
この施設に
来てからと
いうもの
とりあえず
態勢を整える
ことは
できたけど
未知の
断罪者や
地下施設
“大技連〟に
ついても結局
わからない
ままだ...
思いもよらない
ことが立て続けに
起こっている
クー...
クー
ありがとう
どうだった?
...この子
以前にも
一度損傷して
修復後に再起動
されている
ク...
何か情報が
得られるかもと
思ったんだけど...
再起動後の
記録も最近の
ものだけー
お墓の掃除と
お供え用の花を
摘みに行く
映像しか残って
いないですね
再起動以前の
記録テータは――
破損していて
確認できない
か...
クォオオ...!!
ぬいぐるみ
からも
手掛かりは
なしか...
これは...
記録の断片!
なに!?
残念
ながら..
ク!
本体とは別に
アイカメラにも
保存機能が
あったようです
どうしたの?
再起動する
直前だけですが
再生できるかも
しれません
ありがとう
クー
クーちゃん
すごい!
本当か!
でかしたぞ!
早速映して
みましょう
.....!
この子の
持ち主
でしょうか
...ご
お前ー
ーーして
ーて
じゃあ
ーよーく
ーのこと
む
ノイズが
ひどくて
聞き取れ
ないな...
.....!!
この
奥の人って
宇佐!?
映像は
ここまでの
ようです
これって
つまり...
ええ...
......
いたんだ
生存者が
もうひとり
いたんだよ!!
じゃあ
やっぱり
あのログ...
工場内にあった
遠隔操縦端末の
ログに
3年前..
宇佐が立ち寄った
時期と被っている
じゃないか!
ログ?
ええただ
不可解な内容
だったので
3年ほど前まで
ユニットを
稼働させていた
操縦者の記録が
残っていたんです
表記バグか
何かかと...
不可解って?
そのログが
正しければ
操縦者は
同時に3体の
ユニットを
動かしていた
ことになります
3体同時!?
そんなこと
可能なのか?
負荷を考えると
現実的とは
思えません
一体何者
なんでしょうか..
...
わからないが
マスク無しで
生きているなら
俺達と同じ境遇の
奴だろう
確かに...
それに
ここに滞在して
いたのなら
“大技連”に
ついて何か
知っているかも
準備が整い
次第出発
しましょう
ああ
はい!
キロッ
あの子のこと
会った時に
聞いてみれば
いいさ
どうして置いて
行っちゃったん
だろう
今のところ
襲撃はないな
ええ
このまま
何もなければ
いいのですが...
この角の
先は確か
どうした?
...ヒト型の
断罪者が
消えています
なんだと!
死骸だったん
じゃないのか!?
......
やっぱり
気配は
感じないぞ
何かが
起こっている
けど
一体
何が...
浄化
キャ
装填完了
発射
第二十四話おわ
MISSIONINTHEAPOCALYPSI
MISSIONINTHEAPOCALYPS三
RCHIV三S
アーカイブ
...
記録開催の部活中出て表示します
記録領域の表示き耀了します
ウスズミ
10NPELYPS三
の果て
...
...
...
BOUK-
K~~WALKER
HARTACOMIX
ウスズミの果て
著者「岩宗治生
2024年7月12日発行
Wer.OO1
GHaruolwamure2024
本電子書籍は下記にもとづいて制作しました
HARTACOMX『ウスズミの果て3』
2024年7月12日初版初刷発行
発行者・山下直久・
発行株式会社K「ADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/
編集,ハルタ編集部
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また、ご覧になるリーディ・ングシステムにより、表示の差が認められることがあります。
装幀,川谷康久
初出ハルタvol107〜イ15/「アーカイブリは描き下ろしです。
>02F-32-km>FO2NIN
IONHELYPSI