河合みの三井正。町外見郡みさん

外務人

MacebookinthingontChichilo

MORVIYCK!

おおっ!!

この「更年分」の

おかえみネコ

研藤は井

192997900524

9784063287363

「ホームペース・ジャン・・ドミ・ネネァットニーズ高

「JSBNFIOGIW2873GIX

C9979、KS24m_〈ロ〉

器計+2662l36

なぜ

戻ってきた

城太郎

宝蔵院へ

行くとき

だから...一回

負けて逃げた

けど

負けてない

お師匠様は

強くなろうな

っていったよね

~~

遅いたんだ

だからさ

強くなれ

じゃなくて

きっとまた

胤舜と戦って

今度は勝つと

思ったんだ

どうやら

このあたり

のようだぞ

柳生の庄

俺は

強くなる!!

#29柳生

原作月告川英治「宮本武蔵」よりまた、住宅団体治療法についてですが、

オラも

強くなる!!

うわあっ

落ちるっ

落ちるぅ

お師匠様

大殿様

うひゃ

ひゃあ

お手紙が

おつう様

大殿様なら

先程道場へ

行かれました

が.....

じゃあ

行ってみる

えっ

本当?

ありがとう

どんどん

きれいになられる

スキありっ

どことなく

気品のようなものも

感じられる

今日この頃...

いつが誰がのもの

なるのか...

うっ

やったあ

一本とった!!

考えた!

ないじゃ

しまった

柳生家の家臣

たるもの

稽古を怠けちゃ

だめですよ!

イヤ.....

どうぞ

大殿様には

内密に

おつうか

大殿様は

剣聖と呼ばれて

るんでしょう

技は無限

その上

まだ稽古が

必要なんです

か?

江戸にいる

息子さんは

将軍様に剣を

教えてるほど

だし

なお工夫の

余地はある

どの孫?

ところで何じゃ?

用もなく道場へ

来るでない

おつう

イヤ

お孫さんから

手紙が

兵庫助

えっ

兵庫助

様が!?

なに

本当か!?

兵庫

様が!!

戻って

こられる

と!?

いつ!?

剣聖と

呼ばれても

やはり孫は

かわいいの

でしょう

だからって

あんな

喜びの表現しか

できないのっ

剣聖はっ

お孫さんは

何て?

うん

帰省

するって

軽いっ!!

ウム...

太刀先

ではないっ

ちぜん「ゆう」

武前橋城ええっ

ほん。だっとみまさ

本用紙の

肛っ!!

貼っ貼っ!!

はぐっ...

出直せっ

!!

成っと

らん!!

ウム~~~

厳しいのう

庄田

故に家中に

残る者はみんな

ふるいにかけられた

者ばかりです

確かに!

これがあるから

並の者では

柳生家の奉公は

つとまらぬ

中でも

あの男...

いい剣を

つかう!!

馬廻り

です

村田

ですか

馬廻り

など

させん

わしの藩へ

来れば禄を

はずむぞ!

くれんか

わしの

とこへ!

村田与三

ダメか!?

何とも

素壮な

剣だ

欲しい!

出淵

孫兵衛

徒士頭

木村

助九郎

納戸役

何と...

汗ひとつ

かいておらん

ではないか!!

わしの

藩へ

くれい!!

ダメか!?

さすがに

お目が

高い

この3人に

それがし

庄田喜左衛門

を加えて...

ゴホン

柳生四高弟

と呼ぶ方も

おられます

時代の剣士は

この山奥の

道場から次々に

湧いて出てくる

ダメか!?

それでも

ここが

いいのか!?

柳生家は

今やそんな

家柄

よいヒナは

あとでいくら

でもかえるの

だから

ダメか...

四高弟の

誰かひとり

わしの藩へ

くれい!!

優遇

するぞ!!

兵庫殿が

帰ってくるか

!!

肥後

で...

そしてその後の

修行の旅で

どれくらい腕を

上げたかな

一子相伝...

.....

俺も腕は

上がってる

よな!!

負けん

ぞ!!

たくさんの

子.....

孫の

中から

新陰流は

いよいよ

石舟斎から

兵庫助へ

......

大殿が呼んだ

のはやはり

兵庫殿

であったか

さーて

どうやって

近づくか..

また何か

無茶なことを

考えてるね?

お師匠

その方オは

天下無双

柳生石舟斎

にぶつかる

ひっ!!

無謀と

笑うか?

人はたぶん

そういうよ

きっと!!

なんの

天は笑いは

しない

ーっ

すー

ーっ

はー

ああ故郷の

匂いだ!!

フン!!

徳川将軍家が

認めた武の名門

柳生家...もしか

それが問題だ

その頂点にいる

柳生石舟斎その人に

どうやって近づく

ねー

お師匠

行こーよ

事を急いで

下手につわけには

しかねえ

おししょ

ーっ

じっくり構えて

策を練るとするか

待ってろよ

柳生石舟斎

はやく宿を

見つけようよ

オラもう

トヘトだ!!

だんご

食いたい!!

うるさい

不思議な

国だ

ここは

なにが?

山に樹が

多い

へっ?

木なんか

どこだって

あるよ

違う

ここの樹々は

みな樹齢が

経っている

これはこの国が

戦火にかかって

ない証拠だ

敵の乱伐を

受けてない

ということだ

大坂

尾張の

すぐ近くで

ありながら

長い戦乱の世を

よく生き延びてきた

もんだこの小城が

...この山ん中の

村が

それも即ち

領主・石舟斎

の偉大さ...

ということか

づがれたー

もう

歩けねえ

甘える

ん?

ふーむ

クサイぞ

お前

かなり

お師匠

もだよ

かなり

けへへっ

ぶはあっ!!

なぜ

ここで

風呂に...

肥後へ発って

以来だから

お城へ着いて

からゆっくり

すればいいのに

3年ぶりの

故郷力.....

城の門を

くぐる前に

身を浄めよう

大殿様

...

へへへ

剣聖じゃ

ないみたい

待ちどおしい

でしょう

兵庫助さんが

帰ってくるのか

ん...

いやまあ

.....ね

おつうよ

孫自慢

していいか?

くい

はい

はい

聞かせて

奴は

強いぞ

くそうかくって

幼少から

わしに

そっくり

でのう...

誰にも

いうなよ

大殿様

庄田です

行って

きたか

吉岡の

伝七郎とか

いう者

いまだに

あきらめる

様子がなく

はい...

何せのように

お言葉を伝えて

参りましたが...

是非とも

小柳生城の道場を

拝見して参りたい

!!

明日は城内へ

お訪ねします!!

かー

しつこいのう

宗矩は

江戸

兵庫は

肥後

その他

皆不在と

よく言った

のか

いえ私は是非

大祖石舟斎様に

親しくお目に

かかって

ごあいさつ

したい!!

明日

行きます

!!

おつう

そなたも

この前会った

ろう

あの大木の

ような男

じゃ

よせ

よせ

またこの辺に

おるとは

しつこい奴...

ああまで

言うのであれば

いっそ私が相手して

わからせて

やりましょうか

遺恨を

残して何に

なる

やはり使者が

熊のような

男だと相手も

いきりたつか...

!!

おつう

そなたが

よいな

美女が

よい

美女

はい

じゃあ

これを

持って

頼むぞ

ところで

庄田に

聞かれんかった

かのう?

孫自慢

あはは

あれ?

あれれ?

おつう

どう

しよう

止まん

ない

ううん

どう

した?

使いは

いやか?

ぐしっ...

兵庫助さんが

うらやましく

なっただけ...

帰るところが

あって...

こんなに...

帰りを楽しみに

してる.....

お祖父ちゃん

がいる...

おつう

えぐ

いつまでも

ここにおれ

オラ

風呂はきらい

なんだよな..

ぶつぶつ

俺だって

好かん

でもお前は

くさすぎる

からな

ん?

お師匠

だって!

む.....

...

#81万楽の使者

......

あれえ

おししょう

体洗ったの?

洗った

ちゃんと

洗ったあ?クサい

ままじゃ

泊めて

もらえない

よ~~~

風呂が

嫌いかね

...

俺もだ

いかにも

あっちい

終わりっ

おししょーっ

先に出てて

いい?

もっと

ちゃんと

入らんか

あっちいん

だもん

だって

あれは

お弟子

か?

...のような

もの...

風呂嫌いの

理由を当てて

みせようか

心の構え

常日頃

気と体の

状態は

いつ何どき

斬りかかられても

瞬時に対応

できるよう

備えている

猫の

ように

垢と一緒に

その構えまで

解かれてしまう

気がする故に

風呂が

嫌いと

......

あんたは

何となく

俺と同じのような

気がした

おつう様

大殿様の

ところの

あっ

おつう様が

通る

こんにち

はー

ああっ

そんなに頭

下げないで!

やっぱり

偉そう

力なあ!?

あたしなんて

作州宮本村の

寺に捨てられてた

子なんだから

それは

関係ない

ぶっ・うざく

どちらへ

行かれるん

で?

おつう様

うん

綿屋という

旅籠です

だからこの

柳生では

ただの居候

ですよね

大殿様の

お使いですか

うわあ

ああ綿屋なら

すぐその先

ですよ

案内しましょう

女のくせに

馬になんか

乗ってらあ

!!

あら

どこの子だい

あんた

見ない顔だね

オラそこの

綿屋っていう

旅籠に泊まるんだ

今日から

いや

おししょうと

木剣なんか

さしちゃって

一人で?

あなた

名前は

何ていうの?

オラ

城太郎

じょうたろ

ちょうど

よかった

続屋に泊まってる

ならおつう様を

御案内して

おあげ

えー

!?

しょうが

ねえな~~

...

入り口まで

だけだよ

オラ外で

遊びたいん

だから

はい着いた

ここだよ

ちえっまた

汗かいちゃったよ

せっかく風呂

入ったのに

ありがと

川に行っ

行って

こよっと

じょうたろ

さん

へへ...

武しゃんみたい

ふ...も?

これだけ

.....で

ござるか

それから

「家中武骨者

ぞろいで

心ききたる者は

いず」

「せめて粗茶の

「ぷくなりと

さし上げたいの

ですが

「いずれまた

おついでの筋

には

茶のお手前を

見に来たの

ではない!!

「粗略あっては

都の方々へ

かえって

お笑いのたね」

剣!!

との

大殿のおことば

でした

わしは

オレは武門の

子!!

それはもちろん

ご承知ですか

近頃はもう

剣聖というより

お爺ちゃんで

ぐむ...

昨日のあの熊のような

使者なら

叩き殺してでも

石舟斎に会わせろと

迫るのだが...!!!

仕方が

ない

ごはんも

ちょびっとしか

食べないん

ですのよ

あれっ

送りのう

.....がいずれ

また

必ず来ます

そのときは

是非とも

お目にかかると

お伝え下さい

これはみや!

お土産にと

大殿が...

むっ..

吉岡拳法

が次男

この

吉岡伝七郎に

花などが似合うと

お思いか

いーえ

全然

これ

あげる!

ハイ

えっ

きれいな

人...

お客さん

お茶が

入りました

きっと

御城内の

人だ...

きれ

まだまだ

まだまだ

名前を

聞いとくんだった

世の中に強い奴は

ごろごろいるらしい

またし

...

そんな

その一大下無双をはぐ

がっ..

ま.....

参り

ましたっ...

うわっ

骨が

見えてるぞ

大丈夫か

!!

腕を

上げたな

与三!!

!!

あ...

若殿!!

祖父様!!

兵庫助

ただ今

戻りました!!

若殿!!

今ですか

兵庫殿っ

うん

よく

お戻りに

お願い

します!!

あっ

ずるいぞ

村田!!

俺が

先だっ!!

そうだ

お前は今

やったから

ひっこめ!!

俺だ!!

こらっ

やめんかお前ら!

若殿は長旅で

お疲れだ!!

かまわん

やろう

ふむ...

いいぞ

その威容

ひとしお

鍛え上げたものと

見える

この瞬間を

3年待った...

うっ!

うっ

うらああ

あああ

!!

ちょ...

ああ!!

あつい

すっ...

すいませんっ

!!

とりかえて

きます!!

おい...

その花は

......

はっ!?

あっ

これは

何という

花だ...

は.....花

好きですか

御城内の

女の人に

頂いた

右薬です

あっ...

ほんとに?

私も

大好き

うん...

けっこう

好きだ

じゃあ

壺に水

入れてきます

何という

殺気か

まだまだ

修行が

足りん...

やさしい人

なのかも...

おっ?

あったか

これじゃ

枝が長すぎる

なあ.....

ちょっと

持っとい

こわがって

ごめんなさい

おじさん

はい

ひや...

びやああ

!!

うー

むっ

何も

できな

かった

さらに

強さが

増している

我らがいくら

研鑽を

重ねても

若殿はさらに

先へ行って

おられる

馬鹿野郎

だからこそ

倒しがいが

あるんじゃ

ねえか...

ういてっ

!!

......

血筋

これが

柳生家

正統の

後継者

「天下無双」を

継ぐ者

兵庫助

はい!!

うちの大丈夫か

動作はほとんどの

#83|相伝

あ、そう

まあ、そんなに

まるで家への

そりゃあところへで

ごめんなさいね

石舟斎は

この日

新陰流の極意の

すべてを残さず

嫡孫兵庫助に

相伝した

歓びと

老いで

最後の文字は

ひどく乱れた

上泉流祖より

新陰流を

受け継いで

四十余年

日々鍛練と

工夫を

積み上げて

少しずつ

少しずつ

天地に

近づいた

わしは没しても

命はここに

祖父様

上泉公は

何とも

まろやかな顔を

したお方

だったんですね

何故

わかる?

先程から

そこに

何です

それは?

てきとう

うれしくて

のう

何...?

こんな

夜に

......

きっと

大殿様だ

...

うーむ

やはり

違う

俺の斬った

方と

城内の誰かが

斬った方

こっちが

俺だっ

ぐむ.....

あら

あなたは

昨日の

どうやって

城内に入って

きたの

じょうたろ

さん!?

へへへ

門の人に

おつうさんの

弟だって

いったら

入れてくれた

最初まちがって

おつるさん

っていって

あやしまれたけど

ホラまだ

あやしんでる

あすこに

大丈夫よ

コラッ小僧

どこから

入った!!

なんだい!!

おいら

おつうさんの

弟だぞ!

おつう

姉さんの

えっ弟?

...!!

本当

に?

うっ

この

小汚いの

が?

でも今日は

お師匠の

お使いで来た

この手紙

見て!!

おつうさん

やっぱり

弟って

嘘でしょう

ええ

あー

あっ

ゴメン!

師匠の

手紙か

手紙は

読むまでも

ない

師匠は

武者修行

だろう

小僧

なんでっ!?

「是非一度

道場を拝見

させて頂きたい」

「天下様

御師範の

お太刀の影

なりとも」

そんなとこ

だろう

「同じ道を志す

後輩のために

一手の御授業を

賜りたい」

今や武者修行と

称する者は

蛆やぼうふらはど

この柳生家を

訪ねている

わから

ねえ

何?

おいらの師匠を

そこらの

へなちょこ侍と

一緒にするな!!

お前には

可哀相だが

いちいち相手しては

いられないのだ

わかるな

読まないなら

おいらを

斬れ!!

じょうたろ

さん

お使いを

果たせずに

お師匠の

とこには

帰れねえ!!

読まない

なら

斬れ!!

ふむ...

どれ

見せてみろ

命は

大事だぞ

.....!

城太郎と

いったか

城太郎

そりゃ

何を

見てる?

村田

不思議な

手紙が来た

これだ

あ?

何だそりゃ

返事

おそいなあ

ハラ

へった

おししょう

先に食べてや

しないかな

#84「約900

違う

.....という

ことは...

これは...

御城内の女の人に

頂いたち薬です

まさか

その女が切った

訳ではあるまい

し...!

城内の誰かが

切ったと

いうこと

一体誰が

違う

切られて

いながら

なお生きている

ような

これじゃ

花を殺して

いるだけだ

......?

あの方薬の

切り口は

違った

あれは

...で手紙には

何と書いて

あるんだ?

誰がこのち薬を

切ったのか

知りたいと

それが

な...

武者修行の

者らしいから

てっきり試合の

申し込みでも

書いてあるかと

思ったが

ただ

「この非凡な切り口

がどなたの手に

よるものかを

教えて頂きたい」

どっちの

切り口

がだ?

それは

書いてない

非凡?

分からん

......!?

この両端の

切り口に何か

違いがあると?

へっ...相手に

されないと知ってか

武者修行の輩も

いろんな手を使って

柳生家に働きかけて

くるもんだぜ

ああ...

分かるか?

そうしようと

思ったがな

.....

切ったのは

大殿だ

捨ておけ

そんなもん

さっき

おつうさんに

聞いたんだ

.....!

宮本武蔵

とある

聞いたこと

あるか

そいつの

名は

ある

京の吉岡

それに

宝蔵院とも

互角に渡り

合ったと聞く

あの

胤舜殿と

伍して

戦ったと

会って

みたいな

ああ

是非!!

あーーっ

おっせえなあ

もう

返事

まだあ?

ん...

あっ

犬!

でっけえ

なあ

よし

すもうを

とろう

くろ吉

さあ

来いっ

くろ吉

どうだっ

来い来いっ

うりゃっ

上手投げ!

とりゃっ

さらに

耳投げ!

アウッ

この俺を

誰だと..

んっ?

わっ

なんだっ

生意気な

よし

出立しよう

うわァ

世話に

なった

柳生へ来たのは

無駄足だった

今ごろ

宮本は

どうして

いるか...

道中

お気を

つけて

宮本

吉岡の

すっかり

忘れてた!!

はやるな

馬鹿者!!

花売りにでも

なったか?

.....

貴様もこの

柳生に来て

いたとはな

だがここは

もはや

空っぽの里

何かを得ようと

目論んでいるん

だろうが...

無駄だぞ

そうか

...

よもや約束を

忘れては

いまいな

モチロン

初春!!

再び

京に上れ!!

御免!!

吉岡殿

道中の

慰みに

花をやろう

いらぬ!!

フン

この伝七郎に

花などが

似合うと

思うか

.....

死んでるよ

吉岡伝七郎

...!?

ギャー

行って

参りました

~~~

その一石の舟

これから

どうする

兵庫助

おぬしが

肥州加藤清正殿の

もとを離れたと

聞いた諸国の

大名たちが

また

おぬしを

欲しいと

言ってきとるが

そうですか

どこかに

世話になる

気はあるか

ないです

しばらくは

諸国を放浪し

己を磨こうと

武者修行

近頃のあれは

世間にぶらさがって

ただ迷惑なだけの

ゴロツキが多いが

のう

そうそう

武者修行と

いえば面白い

奴がいましたよ

祖父様

ム...

立ち姿は

弛みなく

その所作

にもスキが

なかった

ここへ

訪ねてきません

でしたか?

それでいて

顔はまだ10代の

少年とも見え

そうな若さ

帰り道の

旅籠の風呂場で

さえあんな男が

いた

名を

聞くのを

忘れたなあ

来てても

知らん

武者修行の

者は全て断る

ように皆に

いってある

からのう

兵庫助

...

きっと世の中は

俺が考えるより

広い

これから

兵法修行の

旅に出ます!!

妻をめとる

気はないかの?

いえ...

ないです

大殿様

ーっ

野良猫の

ミイが

身ごもってる

ほらっ!!

あれっ

ーっ

ぶー

いろいろ

世話して

もらっとる

おつうじゃ

いえいえっ

お世話して

もらってるのは

私!!

どうしたん

です

大殿様!!

ってっ?

これが

孫の

兵庫助

ああ!

楽しみに

してた

お孫さん

ですね!

孫自慢

の!

武しゃんに

どことなく

似てるかも...

いや...

やっぱり

大殿様だ

怒ったら

こわそうな

眼とか...

大殿様の

若い頃はきっと

こんな感じだったんだ

大殿様!?

祖父様!!

大殿様っ

「明晩

酒など

くみ交わし

ながら...

剣談を

交わそう」

...か

話など

別にしたくも

ねえか.....

これでとにかく

柳生の城内へ

入れるっ!!

初春!!

再び京に

上れ!!

...カ

おい...

毛布を

くれ

得るものが

無いだと

すまんが

もう一枚

空っぽの

里だと?

何を

言う

天下無双

柳生石舟斎へと

続く城門をまずは

こじ開けたっ...!!

明日...

明日だっ

大丈夫

よくない

のか?

ひとまずは

落ちつかれ

ました...

お年が

お年だけ

に...!

が.....

......

幼い頃から

何をやっても

祖父様に

似てると

いわれた

剣をとれば

太刀筋から

身のこなしまで

まるで生き写し

だと皆言った

それが

うれしくて

うれしくて

明けても

暮れても

剣を振った

大殿様も

うれしいみたい

ですよ

へへ...

それと今朝は

こんなことも

いつもこっそり

兵庫助さんの

自慢を私に!

孫自慢してますよ

石の舟は

ついに

浮かばず...!!

ぬっふっふ

足利将軍に

よい待遇で

誘われたことが

あったが

あのとき

ついていって

いればその後

織田信長に

討たれたろう

のちの信長の

招きに従って

いたとしたら

太闇の

恩顧を

受けていれば

豊臣秀吉との

間はどうなったか

分からん

深く静かな

水底で磨きぬいた

兵法はタベ

当然

柳生家の命運は

関ケ原で

徳川家康によって

つぶされておった

水面は

いつも

荒れ狂う

乱世じゃった

じゃが

石舟は

ついに

浮かばず

この山間の

三千石は

残った

一族の

最高傑作の

手へと渡った!!

有難い...

無理ですよ

旦那

大殿様は

武者修行のお方

にはお会いに

なりますまい

誰のご紹介

であろう

ともね

京の名門

吉岡の伝七郎様も

とうとう

会えずじまいで

きのうここを

お発ちに

なりましたし

無理

ですよ

いいから

勘定

こんにちはちょっとしていますが、

それを見たときは、

武蔵去る。

この宮本武蔵の

決定的な足痕を

この柳生の地に

残してやる

今なお

天下無双の名に

一点の曇りもない

老籠・柳生石舟斎を

俺の剣下にひれ伏させる

ことによってだ

何かを得ようと

目論んでいるんだろうが

無駄だぞ

ふん...

ボンボンは行儀が

いいぜまったく

あくまで

会わない

つもりなら

合戦だ

一人対一城の

合戦だ

...!!!

......

今は全ての

武者修行の方への

授業をお断り

しております

そのため

道場の客としては

お迎えできませんが、

是非とも剣について

語り合いたいと思い、

このような席を

設けさせていただいた

次第です

どうも

意外に

若いな

だが体軀は

迫力

眼ざしも

鋭い

.....ふむ

さ...

どうぞ遠慮

なく寛いで

下さい

山奥で

何もない

ですが...

どうぞ

トゥトゥ

それで...

貴君から

お尋ねのあった

苟薬の枝

ですな

あれは実は

当家の大殿が

お手ずから切った

ものだそうです

...

...!!

柳生石舟斎が...

そうか...!

おっ...

初めて笑顔を

拝見した

ハハハッ

あれが

石舟斎殿が

切ったものと

聞いて嬉しい

なぜ

です?

もしあれが

石舟斎殿でなく

一用人の切った

ものなら

...ハハハ

おつよいと

見えますな

ささ

柳生家の剣は

俺にとって

あまりに巨大だと

いうことになる

しかしどうして

貴君にはあの切り口が

非凡なものと

分かりましたか

あんな細枝の

切り口に一体

どんな違いが

あるのか...

ム...

なんだよ

その言い方..

我々のような

凡人には正直

見分けが

つかんのです

我々も

剣の道一筋に

生きる者です

後学のために

説明して

下さらんか?

説明と

いわれても..

うーん

そう感じた

としか...

その

「感じ」とは

どういう?

この新陰堂は

流祖上泉伊勢守先生

の御滞在中に

先生のために

建てられたものです

剣法に由縁の深い

この講堂は

武蔵殿のそのお話を

聞くに最もふさわしい

場所と思うが

悪いけど

俺には

由緒正しき

師などいない

山河を

師とする

野人

鬼の子

だから

これ以上

説明する

言葉は持たん

獣と

呼ばれたり

もした

どうしても

知りたいなら

太刀をとって

俺を試してもらう

ほかない

何をいうか

若僧

ははは

...

今夜をおいて

ほかにこんな

機会はない

.....

こいつも

二度と

石舟斎へ

近づく機会は

ない

...ん?

どうすれば

石舟斎に

近づける...?

さすが...

挑発にのって

くるような

輩ではない

...こいつだ

沼田殿

村田だ!

村田だ

つってんだろ

この野郎!!

あ失敬

ぬら田殿

あ...し

失礼しました

お客人

おい!

やはり

短気者!

こいつに

因縁ぶっかけて

突破口を

見出そう

あまり

いい策とは

思えんが

仕方ない

今夜しか

ないんだ

待ってろ

1996年12月

柳生石舟斎

天下無双の名を

もらいに行くぞ!!

...

グルルル

ルルルレ

あっ

いた

よくも

侍の面に傷を

つけてくれたな

いざ

尋常に

勝負しろっ!!

どれほどな

恥かね前に

分かるか

小柳生城

#87

乱波者

その城内の一角に

新陰堂と

呼ばれる講堂が

あった

その夜

柳生四高弟が

営本武蔵なる修行者を

招いて剣談を交わして

いることを知る者は

城内にごくわずかしが

いなかった

話題は

剣の話に

始まり

話題は剣の話に始まり

禅の話

さらには

諸国のうわさ話

と転がる

中でも

関ケ原の合戦には

出淵孫兵衛も

庄田さん

喜左衛門

東軍と西軍の

敵味方だった

武蔵とはひどく

話も盛り上がり

木村助九郎も

出陣しており

...

盛り上がって

どうする!

俺は話を

しに来たんじゃ

ない

剣を交えに

来たんだ

たとえ

一城を相手の

合戦に

なろうとも

柳生石舟斎を

俺の前に

ひっぱり出す!!

どうされた

武蔵殿?

急に

ふさぎ

こまれて

.....

くっくっ

くっ...

くっくっ

くっくっ

一体

何だこれは

珍妙な

剣に生きる者

5人が膝突き

合わして

ワザワザお話か

バハハハ

.....?

何が

滑稽か

武蔵殿

何が

だと?

...何が

滑稽かと

聞かれるか...

イヤ

実に滑稽

何が?

ふふふ

......

剣に生きる者が

剣について話す

ことがそんなに

可笑しいですかな?

滑稽

つったじゃ

ねーかよ!!

可笑しい

というより

くだらんと

いって

るんだ

それじゃ

本当に柳生家が

強いかどうかは

分からない

柳生家では

武者修行の者が

訪ねても一切

相手はしないと

聞いた

ええ

あまりに多いので

そうなってます

柳生柳生と

もてはやされては

いるが

その実体は

怪しいもんだ

...

こんな山奥の

人里離れた道場に

身内だけで

閉じ籠もって

御立派な道場に集まって毎日毎日討論でもしてるのか

御立派な道場に

集まって毎日毎日

計論でもしてるのか

「俺の剣の

ここが

すごい」

「イヤ

それは

違う」と

バハハハ

ハハハ!!

滑稽

滑稽!!

柳生

滑稽なり!!

ハハハ

そうですか

こうして

こりゃ一本

とられ

ましたな

...

......

なるほど

外からはそう

見えているのか

何とも

若い

あの切り口を

非凡と評したことで

かなりの人物と見たが

早計であったか

単にあの切り口を見て

何かがひっかかったと

いうのなら...

偶然のひらめきなど

誰にでもある

しきりに

腕を披露したがる

こういう男に

本物はいない

己の価値を

下げていることに

気づかぬよう

では

そんな

見え見えの挑発に

誰かのるか

のっとる!

...

どうした

フグ田殿?

小刻みに

震えてるな

誰じゃい

フグ田って

!!

村田だ山村田っ!!

村田っ!!

酒がないぞ

村田!!

酒を

もってこい!!

ふははは

イヤ

失敬

行けっ

くそ...

こいつら...

バレてんのか

俺の魂胆は...?

せっかく

城内に入ったのに

このまま石舟斎と

対峙せずに

帰れるかっ...!

どうすれば

近づける!?

何だ?

やかましい

ばか犬

ですなあ

犬を

けなして

どうする!

あれは

太郎じゃ

ないか?

ただの

吠え方では

ないな

何か

あったの

では...?

.....

わかり

ちょっと

おかしいな

失礼だか

武蔵殿

暫時

ごめんを

ちょっと

中座して

見て参り

ます

どうぞ

ごゆるりと

...

素平の世

など長くは

続かない

そう

思いま

せんか

いつどんな

零雄が立って

もうすでに

この城内にも

どこかの国の

隠密が潜りこんで

いるかもしれない

どんな野心を

奮い起こさない

とも限らない

からね

一人が主人の

目を引きつけて

いる間に

......

隠密は

一人とは

限らない

もう一人が

大将首を狙う

ということも

それが

番犬に見つかり

騒がれるとは何とも

しまらない話だ

隠密

ならばね

もし

本当に

こいつ

俺を

乱波者と...

そうなら

俺には

好都合だ

抜けよ

その刀を

死んだ

...!

はっ

もしやあいつ

死んで

る...!!

ああっ

太郎...

宗矩様の

御愛犬の

太郎だ

この

餓鬼っ

何てことを

して

くれたっ!!

何を

するっ

!!

見ろこの

まぁ

面傷をっ

これはこの前

こいつに

やられた

キズだっ

だから今日

かたきを

とったっ

ちゃんと

名乗り出て

勝負したんだ!!

うるさい

何をいうか

この馬鹿!!

そして

俺が勝ったっ

!!

ぐっ

何するん

だ!!

しかえしの

しかえしを

しても

いいのか!!

うるさい!!

犬と人間の

区別も

つかんのか!!

処分

するっ!!

...

お犬のように

撃ち殺して

くれるから

立て!!

殺すなら

殺せっ

そのかわ!?

お前も

道連れだっ

...

殺して

やるっ!!

この

餓鬼!!

鬼の子

かっ..!!

バガボンドの

モーニングKCアAL

...そういうのは

おい桐姫は

2001年、シリーンとは

これらしています

...それはわかった。

...

東京都市東京区ですが、

それはそれが大きくなってしまったので、

それでも、これからもうちょっと考えていますが、

ですから、これは、どれくらいはいまでもないのか。

でも、それにしてもいいでしょうか

それでも、これまではありませんが、

ありがとうございます。おはようございませんです

い、えみちゃんとそれはそういうことで、

私はそれに対しては、それではなく、これからも、

なんですか。あの...わたしはモーニング相手があるけど、...

「本書の無料投げ」とは、けれど俺はしていたのかな

いや、好き、嬉しそうにしています

すぐかもうちょっとは、1999年のエージングログインがありますが、

それでも、これからは、そして、そういうことではないのですが、それでもないですか

ちょうどなんですね。私たちは、このブログにはそれでも、それはそれぞれの

それでも、そういうことで、

ここで、自分でも、そうですね。どうしたら嬉しそうなんですか

おはようございます。お

...

そう言えば、そういうことで、

...

そういえば、

開放せ

井上雄

原作・首川英治・宮本県蔵・より関係お・吉川英治歴史時代文度刊)

・2001-5onecle!!

次巻予告

武蔵の剛腺が

城を相手に、

たったー

戦政不落の柳生を襲う!!

天下無双の城門をこじめ

剛厥

...

毎週木

バカボン

だから

井上雄彦

モーニングは毎週

心絶好調連戦中!

バガボンは

〈〈〉《、》〈っ〉《...》〈わ〉《つきゅう》

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