Vanitas no Shuki v03

望月道

スピータスの手記。

ニタスの

の手記

いっ

望月淳

ヴァニタスの手記

でも、それはなんでしょうかなあ

これからは、このＷｅｂサイトで

しかしながらこういう

これからのように、Ｃｏｌｏｎｄｅｒｓｅｌ

２０１７年０７月１０日（土）（ｄｏｒｄＰｒｏｎｄｏｗｓｔｅｓｓ＿＿）

しかし、これから「Ｃｈｏｎｅｎｔｅｒ」

３．３３．９９．１３．５

オレはオレの

望むまま

オレの選んだ

方法で

おまえ達の意志に関係なく

おまえ達の

意志に

関係なく

必ず

吸血鬼を

救ってやる

メモリール

ＮＧｍｏｉｒｅｌｌ

おく

はじ

始まりの記憶は

容易く終わりの記憶をも呼び起こす

．．．わかりません

ヴァニタス

救い”とは

なんですか

．．．知るか

自分で好きに

考えろ

．．．っ

大ぁあああァァァ

見い

！？

さわ

さすっ

ん？

なんじゃ？

．．．ってうわっ

ドミニク！！

お主

なんちゅー格好

しとるんじゃ！！

！

マ．．．マキナ侯！！

私のことは

いいので．．．

早く．．．！！

．．．！？

早く姉様を

止めて下さい

！

．．．な！？

あああ．．．

男臭い

人間臭い

臭い臭い

臭い！！

本っ当に

最悪．．

だわぁぁ．．．！！

仮面で視界を

遮られて

いながら

これだけの

“式”を

書き換えられる

なんて．．．．．！

．．．流石

とんでもない

眼を

持っているな

“女王の牙〟

ベロニカ・ド・

サド．．．．．！

人間

如きが

気安く

呼んでいい

名前ではないわよ

おっと

私の邪魔を

しょうとした

可愛いドミちゃんの

目の前で

まずは

氷漬けに

その後で．．．

そうね

鈴々に

除いてあげることに

しましょう．．．！

ヴァニタス！！

ヴァニタスの手記に

！？

．．．くそ

さっきの

一撃のせいで．．．

身体力．．．！

キャはほはは

止めなさい

ベロニカ

え

ルスヴン卿．．．

．．．．．．！

〝女王の牙〟の名を

与えられた者が

その様にみっともなく

力を使うものではない

・っ

ルスヴン．．．

．．．．．．？

ルスヴン．．．．．．

．．．随分と遅い

ご到着ですのね

ああ．．．

馬車が何者かの

襲撃を受けてね

代わりの馬車を

調達するのに

時間がかかって

しまった

さて

事情を

聞かせて

もらおう

．．．．．．？

あのっ．．．

ルスヴン卿！

間違いありません．．．

皆が奴の腕に

刻まれた所有印を

確認しております！！

その人間は

蒼月の吸血鬼の

眷属です！

なに．．．？

その人間と一緒に

呪持ちが何人も

現れました

そいつが

ヴァニタスの書の

力を使って

蒼月の呪いを

ふりまいたのです！！

ちが．．．

今の話は

本当かね

．．．そこの者達を

灰に還したのは

君の仕業か？

そうだ

その少女を

殺したのは

オレだ

．．．やめろ．．．

彼に．．．

手を出すな．．．！！

な．．．

あんたが．．．

何者なのかは

知りませんが．．．！

は．．．！？

いいですか

オレが！

先に彼と話を

していたんです

それを急に

割り込んで来て

なんなんだ

あんた達は！

勝手に話を

進めるな！

何も知らない

くせに

都合良く彼に

罪をおしつけ

ようだなんて

そんな

あ

それ．．．は

れ

オレも

バハハハッ

同じ

くっ

ハハハ

いや

すまない！

自分はそこそこ

有名人だと

自負していた

ものだからね

とんだ自惚れ

だったようだ

失礼した

少年

君の言う通り

礼を欠いて

いたのは

こちらの方だった

私は

ルスヴン

元老院の

一人として

女王陛下に

お仕えする者だ

．．．

元老．．．院．．．

叔父上！！

ルキウス

無事で

なによりだ

叔父上こそ．．．！

何かあったのでは

ないかと

心配していました

ルカ．．．？

叔父．．．？

ノエ；これは

どういう

状況でー

．．．

ノエ！！

おっと

やめ．．．

安心

しなさい

氷を溶かして

やるだけだ

．．．黒い．．．

炎．．．

この二人のことは

私が保護しよう

叔父上．．．

彼らを

どうされる

おつもりですか

ああ

！？

この私に向けて

刃を向けることと

同義であると

心得よ

わかっていると

思うが

もし私の「客人」に

危害を加えようと

する者があれば

それは即ちー

ホッ

ーヴァニタス

．．．オレは

あんたに

謝らない．．

．．．と．．．

謝る？

それは何に

対してだい？

．．．．．．

先．．．生．．．？

．．．．．．

オレは．．．．．

自分の理想を．．．

希望を

彼におしつけ

ようとしました

彼はずっと．．．

自分の言葉を

違えては

いなかったのに．．．

勝手に月先

期待して

おきながら

勝手に

裏切られた

ような気分に

なるなんて．．．

ーオレは

未熟です

先生

．．．それで？

期待したものでは

なかったから．．

もう彼と一緒にいるのは

嫌になった？

．．．．．．

私の可愛い子猫．．

私がおまえに

「ヴァニタスの書の

正体を見極めろ」

と言ったのは

ヴァニタスの書．．．

それを取り巻く

人々とー

その物語に触れなさい

別に

あの本が吸血鬼にとって

脅威であるか否かを

暴けという

意味ではないよ

え．．．？

その上でおまえが

ヴァニタスの書

という存在を

己の中で

どう定義するのか

私はね

それが

知りたいん

だよー

あたたかい

ヴァニタスの手記図

キイ．．．

まだかすかに

“クモの巣”が

見えると

いうことは

異界に

いるのは

間違いない

が

ヴァニタス

．．．

．．．あの後

どうなったか

聞いても？

あんたは

本当に高い所が

好きですね

別に面白い

話はない

ルスヴン卿が

あの場を収め

皆を解散させた

オレ達は

表向きは

ルスヴンの客

ということに

なっている

では．．．

オレがいた部屋も

あの人が？

ヴァニタスの手記図

．．．ちょっと

ああ

何か怒って

いるでしょう

？

なんなん

ですか

なにがだ

は．．．？

でなければ

すねてます

ふざけるな

．．．オレになにか

言いたいことが

あるんでしょう？

無い。

オレは

あります

あんたは

言いましたよね

オレは．．．

あれが

どういうこと

なのかを

知りたくてー

自分がやろうと

していることは

復讐なんだと

．．．．．．ああ

あれは嘘だ

．．．嘘？

そうだ

ああでも

言わない限り

吸血鬼はオレの話に

耳をかさないと

思ったからな

まんまと

騙されて

いたのか

馬鹿め

嘘です

あの言葉が

嘘だったなんて

それこそ

嘘ですよ

貴様らが望もうと

望むまいと

オレは必ず

吸血鬼を救う

それこそが．．．

オレの

蒼月の吸血鬼に対する

復讐だ！！

あんたの

言葉を聞いて

オレは納得

したんです

だから

あんたは

そうやって

時々

なにかを

諦めたような

顔をするのか．．．と

憶測で

勝手にオレを

語ろうと

するな．．．！

もういい

興醒めだ

これ以上

お前のような

甘ちゃんに

付き合ってられん

オレはもう

今後一切お前には

関わらない

だからお前も

オレにはー

は？

なんでオレが

あんたの言うこと

きかなきゃ

いけないんですか？

オレは

なにを

勘違いして

いるのか

知りませんが

あんたのことが

好きでは

ないんです！

なので

あんたの指示に

従う気も

なにかを

手伝うつもりも

全くありません！

．．．だから

その必要はないと

言って

！

フォーン．．．

怒って

いるのかと

思ったら

今度は一気に

不機嫌になった

．．．面白い。

ゴーン．．．

この人は

本当に

何を考えているのか

わからない

彼の言う

“救い”という

言葉が

本当は

何を指すもの

なのかも

でも

オレは

だからこそ

あんたという

人間には

興味があります

あんたがやろうと

していること．．

その結末を

見届けたい！

理解したい

だから

たとえ

あんたがオレを

拒んだとしても

〝オレは

オレの

望むまま！

”あんたの

意志に．．

関係なく”

あんたと一緒に

いることに

決めました

ヴァニタス

ククク．．．

．．．．．．？

勝手にしろ

この時見た

朝日の色は

今でも

鮮明に

覚えている

そして

始まりの記憶は

この掌から

こぼれ落ちて

いったもの

容易く

終わりの記憶をも

呼び起こす

護ることが

出来なかった

人達

あんたの

その手を

掴めなかった

〝あの日〟の

後悔を

あ。

そうだ

ヴァニタス

すみません

でした

．．．なんだ

急に

いえ

ただ

．．．言って

おきたくて

知るのだめてたっ．．．。

Ｍｅｍｏｉｒｅｌｌ

Ｄｅｎｘ（）ｍｂｒｅｓ

ゆむ！！

まぶちい

オレは

未熟だ

あまりにも

知らないことが

多過ぎる

例えば．．．

そう

ヴァニタス

一つ質問が

あるのですが

．．．なんだ

言ってみろ

恋とは

一体

なんですか？

Ｍｅｎｏｉｒｅｌ２

．．．．．．っ

タツ

［一時間前

タルト

タタンだ．．．！

拝啓させい

先生

し、幼馴染みに

ほらね

僕の言った通り

だったでしょう？

はい！

まさかこんなに

喜んでもらえる

なんて

有り難う

ございます

ドミニク！

ぷる．．．

お元気で

しょうか

オレは

今

ルカに連れられて

異界バリにある

カフェに

来ています

仮面寿節会の疑動の後、現持ちやシャルラタンについての情報を得るために

仮面舞踏会の騒動の後、

呪持ちや

シャルラタンについての

情報を得るために

ルスヴン卿への

面会を求めたの

ですが．．．

叔父上は

今日はもう

お出掛けに

なりました

ところで、

あの

ノエ

もし

よければ．．．

これから僕達と

街に出ませんか？

．．．タルトタタンは

オレの先生がよく

人間界のお土産として

買ってきて

くれたんです

まさか

異界パリで

食べられる日が

来るなんて．．．！

同じように

このタルトを

気に入った吸血鬼が

レシピを人間界から

持ち込んだそうですよ

おいしいですね

その吸血鬼．．

もしかして

おじい様本人

だったり

するんじゃ．．．

こんなことで

お礼になるかは

わかりませんが．．．

ノエ

ノェ

昨晩は本当に

有り難う

ございました

貴方のお陰で

僕は．．．

そして

あの場にいた

多くの吸血鬼の命が

救われました

．．．いえ！

オレは．．

何も．．．

あさ．．．

私からも

礼を

言わせてほしい

ノエ

私のいない間

ルカ様のことを

護ってくれて．．．

本当に

有り難う

いや．．．

いやいや

違います！

あの場の混乱を

収めたのは

オレではなく

ヴァニタスの

力です．．．！

．．．勿論

にぃ．．．

わかっています

呪持ち達が

首を刎ねられずに

済んだのは

間違いなく

彼のお陰です

ですが

ヴァニタス！

感謝を伝える

その前に！

貴方には

先日のことを

謝って

いただきたい！

ヴァニタスの手記図

あやまる？

なにを？

ああ

キスのことか？

初めて

お会いした時！

貴方はジャンヌに

その．．．

無理無体を

働いたでしょう！！

っ．．．そうです！

まずはそのことを

しっかりと

謝って下さい！

キ

！

すまん。

違う

そうじゃない！！

誠意が！

全く！

足りてない！！

そもそも

その謝罪とは

誰に対しての

ものだ

ジャンヌか？

それとも

おまえか？

．．．それは勿論

ジャンスに

対してです．．．

なんだ

面倒臭い

奴だな

そ．．．

そうか

なら謝罪の

必要はない

ヴァニタスの手記図

オレと

ジャンヌは

相思相愛の仲だ

寝言は

寝て言え

ククク．．．

寝言などでは

ない

シュル．．．

ほら

よく

見てみろ

オレと

ジャンヌは

既に

所有印．．．！！

こういう関係

だからな

う

嘘だ！！

そんなものを

残した覚えは

ない！！

いやいや

自分の印くらい

自分で

わかるだろう

まぁ

あの夜の君は

激しかったからな！

記憶が所々

飛んでいても

無理はない

！？

あんなに．．．

夢中で

がっつくなんて．．．

そんなに

オレの血が

美味しかったか？

無意識に

こんな印を

残す程に

ッッッ

ジャンヌ．．．

本当に彼の血を

吸ったんですか！？

ジャンヌは

ああいう男性が

好みなんですか！？

ルカ様．．．！

えっ

どうして

そういう話に？

だってそうじゃ

ないですか！

蒼月の吸血鬼の

眷属である彼に

わざわざ印を

残すなんて

彼は

自分のものだと

主張しているような

ものです！

そ．．．

それは．．．

ずまんすまん！

少々からかい過ぎた

ようだ！

ははは

え．．．？

ルカ

確かにこれは

ジャンスに

つけられた

ものだが

ジャンヌ自身が

望んでそうした

わけではない

！？

まさか．．．

彼女に

無理強いを．．．？？

あの時の彼女は

正気ではなかった

お前達も

恐らく耳に

しただろう

呪持ち達が

発した

あの声だ

聞け聞け

落ち着け

わしい

他の吸血鬼が

そうだったように

ジャンヌも一瞬

我を忘れ

オレに襲いかかって

きたというわけだ

本当ですか？

ジャンヌ

．．．！

．．．はい．．．

ルカ様．．

ご報告を怠り．．．

申し訳

ありませんでした

．．．そう！

．．．本気？

安心しました！

そうですよね！

正気を失ってでも

いない限り

彼のような自分勝手で

無礼極まりない男性に

所有印を残したりは

しませんよね！！！

そうだったん

ですか！

あれれ？

ルカ君

もしかしなくても

オレのこと

嫌いだね？

ぎゅっ．．．

貴女が無事で

よかったです

ジャンヌ

すみません

ルカ様．．．！

少しこの男を

お借りします！

え？

ジャンヌ！？

．．．後を

追って来ます！

ノエ！！

なんでみんな

忠から

出てくの！

．．．何故

ヴァニタスの手記図

あんな

嘘をついた

なんだ

本当のことを

言った方が

良かったのか？

．．．．．．っ

さっきの様子を見るに

君は吸血衝動に

襲われていたことを

ルカに知られたくは

ないようだったからな

適当に

ごまかして

おいたぞ

君は

呪持ち

なのか？

．．．．．．

．．．話す

つもりは

無い．．．か

．．．

前にも聞いたが

ジャンヌ

．．．いつもは

あんな風に

なったりしない

薬さえ

飲んでいれば

吸血衝動は

抑えられる．．．

なのにあの日は．．．

薬の効果が

すぐに切れて．．．

ふむ．．

そんな薬が

あるのか

興味深いな

人間

．．．いや

お願いだ．．．

このことは

絶対に

誰にも話すな

話さないで

くれ．．．！！

はははっは！

安心しろ

ジャンヌ

！？

惚れた女の秘密を

勝手に広める

ようなことは

オレのシュミではない

．．．．．．！

ただし二つ

条件がある

．．．条

件？

そうだ

オレは

君の秘密を

誰にも話さない

その代わり

君は今後

オレ以外の血を

吸ってはならない

な．．．！？

君に血を

吸われるのは

なぜ！

そんな条件を

つける必要が！

ある！

なに単純な

理由だ

実にキモチが

良かった！

．．．！！？？？

血を吸われて

あんな衝撃を

受けたのは

初めてだったぞ！

ねんかほん

吸血の際に

快楽が生じるのは

吸血鬼の牙より

送り込まれる

媚薬のような成分のせいだ

といわれているが

吸血鬼自身の力や

対象との相性によって

その成分の効き方にも

差があるのかも

しれないな！

そもそも吸血鬼がそのような成分を

吸血対象に送り込むのは吸血の際に

相手の動きを封じるためであり吸血

鬼によっては対象に与えるものが快

薬ではなく眠り麻痺など別の場合もある

うまだまだ謎の多い部分であるとオレは

いちいち

説明しなくて

いい！！

なんにせよ

オレ達は

カラダの相性も

ばっちりと

いうことだ！

貴様．．．

さっきからわざと

誤解を招くような

言い方を

しているな．．．！？

どうくっ

．．．

あぁあ．．．

いいっ！

血が欲しく

なったら

いつでも

オレに言え

やはり

君といると

心が躍る

！？

好きなだけ．．．

君に

くれてやろう

だめ．．．．．

思い出すな．．．

．．．ッ

この男の

甘い

血の味をー

ドクン．．．

はっ．．．

．．．さっき

ん？

条件は

二つだと．．．

あと．．．

一つは．．．？

あぁ

そうだったな

これからは

オレのことを

「人間」ではなく

きちんと名前で

呼んで欲しい

タ、ス

．．．ヴァニ

ノエ

なにをして

いるんだい

二人共とっくに

戻って来ているよ

考え事を

していたら．．

帰り道が

わからなく

なったので

上から店を

探していました

どうしたんだい

愛しき友よ

そんなこと

だろうと

思った

ドミ．．．

オレは．．．

ひっ．．．

泣きそうな

顔をして

ジャンヌが

ヴァニタスの血を

吸ったのだと

聞いてから

ずっと

胸が．．．

苦しくて

考えて

いたんです

その理由を

そして

わかりました

オレは

ジャンヌに

先を越されて

悔しかったんです．．．！

きっと

．．．うん？？

確かに

ヴァニタスの血は

とても

いいにおいがすると

前から思っては

いたんです

ジャンヌが

所有印を残して

独占したがる程の

血ですよ．．．！

こんなことに

なるなら

どこかで味見を

させてもらえば

良かった．．．

どれだけ

すごい味が

するんで

しょうね．．．！？

ハァーーー．．．

全く．．．

君という

やつは．．．

ドミ？

！？

ドミ？？

うるさい

君のような男は

僕にガジガジ

されていれば

いいんだ

ちょ

耳はッ

くすぐった．．．っ

ひゃ

は

．．．

ひとの気も

知らないで．．

．．．

ドミの血は

おいしい

ブク．．．

．．．うん

やっぱり

．．．．．．

ノエの

大馬鹿者

？

日が落ちた途端

賑やかに

なってきたな

ジャンヌ！

僕達も踊ろう！

ジャ．．．

は

ええ．．．っ！？

．．．これくらいの

イジワルは

別にしても

いいだろう

ああの

ドミニク様

私のことは

ご存知のはずです．．．

処刑人と一緒に踊って

いるところを誰かに

見られたりしたら

ん？

ドミニク様のお名前に

傷がついて

しまいます．．．！

．．．困ったな

普通にいい子だ

「享楽の行為とは

他のあらゆる情熱を

従属させる情熱

のことである

はい？

Ｑ．

父のことは

言葉だ

目の前に咲く

美しい花を

愛でることより

優先させるべき情熱など

僕の中には存在しないよ。

．．．あんたは

ジャンスと

踊らなくて

いいんですか？

タンスは

そんなに

得意ではない

うっかり

ジャンヌの足を

踏んでしまっては

可哀想だ

教えて

あげましょう

か？

．．．．．．

．．．なら

オレが

．．．．．

では．．．

お願いしよう？

ふむ

．．．

いいなぁ．．．

はやく．．．

大人に

なりたい．．．

なんだ

普通に

踊れるじゃ

ないですか

踊れないとは

言ってない

．．．ヴァニタス

一つ質問が

あるのですが

．．．なんだ

言ってみろ

恋とは

一体

なんですか？

おまえ

．．．っ！

わざとらしく

ダンスに

誘ってまで

余程

聞きづらいことでも

あるのかと

思ったら．．．．！！

それから

ははっ

．．．オレも知らん

えっ

だがジャンヌを

見ていると

胸が高鳴って

ゾクゾクか

止まらなくなる

その衝動を

オレは

自分にとっての

恋であると

定義した

．．．

その方が

面白いからな

心臓が

バクバクで．．．

ゾクゾク．．．

．．．なんだか

風邪をひいた時

みたいですね

そうだな

風邪をひいた時

みたいだな

．．．ヴァニタスは

ジャンヌの

どんなところが

好きなんですか？

強いところ

美しいところ

無様なところ

脆いところ

胸がでかい

ところ

からかいがいが

あるところ

あとは．．．

そうだな

オレのことを

絶対好きには

ならなさそうな

ところが

．．．どういうことです？

好きな相手には

同じ様に自分のことも

好きになってほしい

ものなのでは？

そんなことは

求めていない

オレが

ジャンヌのことを

好きでも

ジャンヌは

オレのことを

好きに

ならなくていい

オレは

オレのことを

好きになるような

奴には

全く興味がない

．．．本当に

ヴァニタスの手記図

わからないこと

だらけだ

この時感じた

胸のざわめき

その意味を

オレが正しく

理解するのは

まだずっと

先の話

うわあっ

っだ！！？

あ。

すみません

これからの

．．．！！

タルトタタン

ダルト。

１９世紀後半、フラシスのラモット・ブーグ

ロンという町で「オテル・タタン」を営んで

いたタタン姉妹の失敗から生まれたリンゴの

ある日姉のステファニーーがタルトの生地を型

あると同時のスープーーなタルトレーニングバッドなどに対さされた状態で「リンゴのみをオープンに入れています」ということにした。

こんにちがんにんとして、入れてしまったため、機械をさかせたものがロリーズが上がらなかったりするかもしれません。

入れてしまったもの、機械をどこかせた太のかロリーラが上がら生地を持てていた。最後にお願いでくれました。これからメッセートや

ビットメルエルジェルをお皿にひっくり返しました。ここがこ、最後にこれがタルトタ

ヴァニタスの世界では私達の世界よりも少し早く

タルトタクターが設定しています。

タンの始まりとしいわれています。

その後このタルトはお店の看板メニューとな

り、ソローニュ地方に広まっていきました。

ちなみに「オテル・タタン」は今でも営業中。

いやいや

すまない

生憎仕事が

たてこんでいてね

ずいぶんと

待たせてしまう

ことになった

私としては

すぐにでも

君達と話が

したがったのだが

いえ．．．

本日はお忙しい中

オレ達のために

お時間を割いて

いただき

ありがとうござま

すっ

おいノエ

前だけを見て

歩け

ルカ絶対に

手を離すなよ

任せて

下さい

さぁ

入ってくれ

うん．．．

先生

すごいです

この城の

どこかに

オレは今

カルブンクルス城の

中にある

ルスヴン卿の執務室に

来ています

執務室と

言ってはいるが

私の趣味部屋の

ようなものだ

吸血鬼の

女王陛下が

いらっしゃるのか

自由に

くつろいでくれ

ールスヴン卿の

ことを知らない

だと．．．！？

え

はい

なので教えて

もらおこっと．．．

恥ずかしい！

それは

恥ずかしいぞ

ノエ！！

．．．．．．元老院の

一人だと

いうことは

知ってますヨ

それだけじゃ

ない！

ルスヴン卿は

穏健派として

吸血鬼と人間の戦争を

終結へと導いた

和平の立役者だ

すごいですね

今もなお彼を

英雄と讃える者は

多いんだぞ．．．！

君．．．あれだけ

本を読んでいたのに

一度もルスヴン卿の名を

目にしなかったのか．．．

はじちゅん．．．

では当然

ルキウス様についても

何も知らないん

だろうな．．．

え．．．？

いやいい

これはご本人が

自分で伝えたい

だろうから

いけません

ドミ

サド家からの

急な呼び出し

なんでしょう？

？

やっぱり

僕も一緒に

行こうかな

確実に

先日の僕の醜態が

お父様達の耳に入った

だけだろうから．．．

もしご家族に

何かあったの

だとしたら．．．

それは

ない。

良かれと思って

君を異界に

連れて来たのに

結局

とんでもない騒動に

巻き込んでしまった

え？

すまないね

ノエ

何故謝るん

ですか？

ドミはいつも

オレのことを

心配してくれる

オレにとって

それは

すごく嬉しい

ことですよ？

うん

また会おう

愛しき友よ

はい

また

近い内に

少年

どうかした

かね？

いえ

．．．ドミに

貴方のことを

知らないなど

有り得ないと

言われたことを

思い出していました。

あぁ

そのことなら

気にしなくて

いい

すみません

君があの

“貌持たざる者の

子弟と聞いて

納得がいった

？

何を隠そう

私はね

君の師から

ひどく嫌われて

いるのだよ！

私の名を

口にすることすら

嫌がったお方だ

それは．．．

蔵書の全てから

私の名を

消し去るくらい

簡単になさるだろう

あの方は

その時の気分で

ちょくちょ〈名前を

お変えになるだろう

先生なら

やりかねない

です

そうだろう

わから

なくて

名前といえば

そうだ．．．

君の師は今

なんと名乗って

おられるのだ

すみません．．．

オレも先生とは

もう半年近く

会っていないので

ん？

この機械が

気になるのかね？

これは

マキナ候から

ゆずっていただいた

階差機関で

こっちは

アストルマイトを

利用したライト

こっちは．．．

ルスヴン卿

盛り上がって

いるところ

悪いが

早く本題に

入りたい

．．．失礼した

そうだったな

ノエ

ヴァニタス

ルキウスから

話は全て

聞いている

．．．あんたは

あの日の

襲撃について

どう考える？

まずは

君達の

勇気ある行動に

感謝を

。シャルラタン．．．

呪持ちとなった

者にのみ視える

幻影かなにかだと

思っていたのだがな

あの日．．

同胞の犠牲を

最小限に

留められたのは

君達のお陰だ

私は

あの襲撃の目的は

ルキウスの抹殺に

あると考える

！

同感だ

呪持ち達を使って

混乱を引き起こしたのは

“女王の牙”の目を

逸らすためだろう

”ネーニアと呼ばれた

黒い影が真名を

奪うのだとしたら．．．

同じ場所に呪持ちが

４人いても別に

不思議ではない

あの．．．

ルキウスとは

ルカのこと

ですよね？

どうして

ルカの命が

狙われるん

ですか？

なんだまだ

知らない

ままなのか

その少年は

女王に次ぐ

地位と権力の

持ち主だ

そうだろう

ルカ？

．．．いや

〝オリフラム大公

ルキウス〟

え！？

大公って

女王陛下の

側近ですよね！？

そうだ

存在を邪魔に

思う奴など

腐る程

いるだろうよ

大．．．公．．．

すごいですね！

そんな．．．

すごくなんて

ありません．．．

大公としての仕事は

後見人である叔父上に

任せきりですし

そもそもまだ

正式なお披露目すら

済んでいない状態

ですし．．．．．

パン

おまえが勝手に

人間界に行ったと

聞かされた時は

肝が冷えたぞ

ルキウス

もっと己の

立場というものを

自覚して

もらわねばな

はい．．．

叔父上．．．

ルカは確か

お兄さんを助けたくて

ヴァニタスの書を

探していたん

ですよね？

兄様は蒼月の吸血鬼の

呪いのせいで

苦しんでいるんですよ．．．！？

そういえば．．．

そのお兄さんは

今どこに．．．？

ああ

その話はもう

忘れてくれて

構わない

ヴァニタスの手記図

・え？

この子の

兄については

何も触れるなと

言っている

どうして．．

その方は

呪持ち

なんですよね？

「治さなくてよい」と

言っているのだ

それなら一度

ヴァニタスに

会わせてー

わからないのか

少年

救いの形とは様々だ

呪いから

解き放たれることが

その者にとっての

幸福とは限らない

この話は

終わりだ

．．．

君達は私に

呪持ちに関する

研究についての話を

聞きに来たのだろう？

．．．私も君からは

聞きたいことが

山程ある

蒼月の吸血鬼に

ついて

ヴァニタスの手記図

蒼き月の眷属よ

ヴァニタスの書に

ついて

あとはそう．．．

君自身のことに

ついて

というわけで

ルスヴン卿

．．．なんだ

言ってみたまえ

そうだな

オレ達はもっと

有益な話に

時間を割くべきだ

先ずは

オレの要望から

聞いていただき

たいのだが

では

有り難く

女王に

会わせろ

．．．なに

聞こえなかったのか

吸血鬼の

女王に会わせろと

言っているんだ

何の為に

オレは

呪持ちが

生まれる原因は

女王にあると

考えている

何の為？

簡単な話だ

ふざけたことを

抜かすな

は

別に

減るもんじゃないし

会うくらい

いいだろう

陛下のお身体を

隅々まで

一診察」させて

いただくだけだ

人間！！

身の程を

知れ！

な

なぁ

ルスヴン

いいだろう？

大公様の

特権を使えば

簡単なはず

だぞ

女王が

表舞台に姿を

現さなくなって

どれくらい経つ？

彼女が．．．

引きこもりに

なってしまった

理由はなんだ？

そもそも

女王は

おじ．．．

今もちゃんと

生きて

いるのか？

今直ぐ異界から

出て行け

叔父上．．．

もう止めて

下さい．．

叔父上．．．！

人間

今の貴様の

言葉全てが

我らの女王に対する

不敬である

二度とこの城に

足を踏み入れる

ことは許さん

ーで

問答無用で

境界に

放り込まれて

人間界に戻って

来たのが大体

一週間前という

ところだな！

いやーもう

身体中に痛くて

ずっと寝てた

ムルは後から

送り返されて

きました

以上

報告終わり！

あ

女王陛下に対しっ

なんたる無礼な！！！

パークス様！

落ち着いて下さい

バークス様！

あぼかああぁああ！！！

！？

やるから

．．．これでいい

一番欲しかった

情報はちゃんと

手に入れた

あの人間が

見ていたのは

私ではない

おまえだ

ルキウス

．．．まんまと

やられたな

え．．．？

普通の吸血鬼ならば

陛下をあのように

侮辱されれば．．．

怒り狂って当然：

そうすべき

だったのだ

だが

おまえは．．．

一瞬の

動揺

あの男の

言葉を

肯定したも

同然だ

女王陛下．．．

そういう

わけで

ほとぼりが

冷めるまでは

ルスヴンへの

接触は控え

僕は．．

どうすれば．．．

だから

呪持ちの情報

ちょーだい！

これまで通り

呪持ちの治療を

続けるつもりだ

ハークス様は今

お前などに構っている

暇はない！！

ん？またなにか

事件か？

厚かましいぞ

人間！！

吸血鬼の．．．

行方不明事件？

一週間で

３人も

消えてるのか

勝手に！

資料を

見るな！！！

ヤブ！

とっとと

出て行け！！！

ダンテ！

丁度いい

ところにー

ヴァニタスの手記図

．．．待て

どうしたそれは、

ほっとけ

いいか？

呪持ちについての

新しい情報がある！！

特別にオメーに

売ってやんよ

ヤブ！

四界え！！

昨日

少し前にパリに

入り込んだっつー

呪持ちの居場所を

ようやく

掴んだんだよ

そしたら．．

正に目の前で

何者かに

さらわれる

ところだった？

それを

この馬鹿女が

止めようと

しやがってよ

とばっちりで

オレまで

このザマだよ

ああ

私．．．別に

あんたに

助けてなんて

言ってないわ

んだと

このブスッ！！

なによ

おデブ！！

ハイハイ

ケンカしなーい♡

私はね

一人の時に

吸血鬼と勘違いされて

さらわれそうに

なったの

ダム．．．？

私がダム”だと

わかったとたん

どこかに行っちゃった

けどね

失礼しちゃうわあ

〝混血〟よ

．．．ダムビール”を

見るのは初めて？

私達は

みーんな

そう

はい

おいヤブ

？

誘拐犯から

なんとか

ボタン一個だけ

とれた

剣と

６枚の翼．．．？

ヴァニ．．．

――オルロックのじいさんが

追ってる

吸血鬼の行方不明事件の

犯人は

教会の

対吸血鬼部隊

狩人だ

ヴァニタス君と

いったか．．．

隊長．．．

聞きましたか？

例の人間の話：

なんて．．．

勿論だよ

蒼き月の眷属に

されたのみならず

その力を利用せんとする

吸血鬼共に群がられて

いるそうじゃないか

なんて．．．

可哀想な子

なんだ．．．！

なんとしても我々が

神の名の下に彼を救い出して

あげなければ！！！

それは．．．

（２）「消費を

それは．．．

．．．

ムルちゃんと遊べろっ．．．

楽しみにしてたった．．．

し、泣いちゃダメだ

姉さん．．．

吸血鬼の．．．

行方不明事件？

事件の犯人は

教会の

対吸血鬼部隊

一週間で

３人も

消えてるのか

狩人だ

行くって

どこへですか？

つーわけで

早速

敵情視察に

行くぞ！

え？

．．．．．．

地下納骨堂だ！

カタコンブ・

ド・パリ

かつての採石場を

利用して造られた

巨大な納骨堂

地下２０ｍ

全長約２ｋｍに

及ぶその場所には

約５００万人の

遺骨が納められて

いるという

止まれ！

”ここからは

死の帝国である

．．．びっくりです

パリの地下に

納骨堂が

あることは

知っていましたが．．

まさか

観光地化されて

いるとは．．．．．。

なんというか．．．

不思議な

場所ですね

そうですね！

でもこの納骨堂は

パリの地下道の

ほんの一部に

過ぎないんですよ

そもそもこの地下道は

ローマ時代から

際限なく採石が行われた結果

生まれたものです

１８世紀の大規模な

陥没事故をきっかけに

ルイ１６世が

地図の作成を命じたと

されていますが、

未だにその全貌は

明らかになって

いないんですって！

まさに

地下迷宮！

ミステール！！

あっカタ

カタコンブを今の状態に

整備するよう命じたのが

あのナポレオンなのは

ご存知ですか！？

彼はローマの

カタコンプに対抗すべく

それまで無秩序に

骨が積まれるだけだった

場所に芸術的要素を

取り入れさせて．．．！

ハッ

すすす

ふえっ！？

すみません

つい熱くなって

しまって．．．！

いえ

とても

興味深い

お話でした

リーチェさんは

物知り

なんですね

こいです

マレ！！

はっはいい．．．！

ありがとう

ございます！

足元気を付けて

下さいね

！？

．．．大丈夫ですか？

おいコラ

ブス！！

だ！？

てめぇ．．．オレの

上客になる予定の

旦那に色目使ってんじゃ

ねぇぞ．．．！

はぁ？色目！？

何言ってんの！？

あの旦那に

目をつけたのは

オレが先なんだよ

うまくいきゃあ

あのサド侯爵家とも

繋がりを持てんだから

邪魔すんじゃねー

サド家が

あんたなんか

相手するわけ

ないでしょ

馬鹿なの！？

はぁい二人共

ケンカ

しなくい♥

ヴァニタス

本当に．．．

この地下迷宮の

どこかに狩人が

いるんでしょうか？

ヴァニタスの手記図

さぁな

だがまぁ．．．戦時中

バリの地下に蔓延っていた

吸血鬼達を狩人が殲滅し

そのまま地下に

拠点を置いた．．．

というのは

よく聞く話だ

ダンテもそれを頼りに

狩人の在り処に繋がる

抜け道を

探しに来たんだろう

コンの突き！！

なんかありそう！！

ちょっとダンテ

やめなさいよ

行方不明事件の

犯人が本当に狩人なら．．．

オルロック伯爵に

協力を求めた方が

いいのでは？

ん？

無理無理〜

それは無理〜〜〜

一歩

間違えば

そう．．．

また

戦争になる

可能性だって

あるのよ

吸血鬼と狩人．．．どちらも

今の人間からしたら

「実在しているらしい」レベルの

存在だけどね

両者間の対立は

今も根深く

残ってる

つまり．．．

伯爵も下手には

動けない

そういうこと

だからね

ダンテ～～

私は不用意に

事を大きくしないで

ほしいんだけど～

うっせえ！！

やられた分は

きっちりやり返さねぇと

気が済まねぇ

だろうか！！

ちょっとあんた

何してるんだ！

なにすんだよ

はなせ！！

ちょっとこっちに

来い！

スルズル

キー

やめ

いやいやあいいね

あああくっっそ！！

どこにいやがるんだよ

昨日のマント野郎は

よおぉおお！！！

もういいでしょ

ダンテ

あんな一般人が

行き来する場所に

狩人の手掛かりが

あるはずないじゃない

というか．．．

地下道を探りたいなら

地下愛好家に

接触した方が早いだろう

なんでまっ先に

行くのが

観光地なんだ

ダンテはああ見えて

暗いのも怖いのね

苦手なので．．．

まずは手頃な場所から

恐怖に慣れようと

したんじゃないかと．．．

ああ．．．

ちっげーし！！

ああいう！

身近な場所にこそ！

思わぬ手掛かりが

あったりすんだしっ！！

ハゲハケハがはーいくえーく

．．．．．．

なになに？

ヴァニタスの様子が

気になるの？

そうですね．．．

彼の様子は

至って普通です

？

なので

何故なんだ．．．

普通なのかが．．．

気になります

それなら

数刻前の

あの表情は

体

何だったのかと

．．．

ヴァニタスの手記図

キイ．．．

カツ

カッ．．．

遅かった

ですね

！！？

もう少しで

一冊読み終わって

しまうところ

でしたよ

な．．．

あ

どこに

行くのかは

知りませんが

ご心配なく

仮眠はちゃんと

とりましたから！

行方不明事件に

ついて

何か調べに

行くんでしょう？

おまえには

関係ない

やはり犯人は

狩人だと

考えて

いるんですか？

どうでも

いいわ！！

付いて

来るな！

“付いて行く”

つもりは

ありません

〝一緒に行く！！

つもりです

．．．！？．．．

．．．勝手にしろ

はい

勝手に

します

！

ここは．．

ノートルダム

大聖堂．．．？

ふぁーー．．．

ノエ

こっちだ

ちょっと．．．

ヴァニタス．．．

わそゃわたっ

ガネッ

おい！

そこで何を

している！

．．．丁度いい

きゃっ

．．．よし！

潜入用の変装も

済んだことだし

．．．行くか！

えーと

確か．．

このへんに．．．

カチッ

ゴト．．．

．．．この穴は

どこに繋がって

いるんですか？

ブァニタスの手記に

地下納骨堂

昼間に

行った場所とは

別物だぞ

地下迷宮に

続く入り口は

パリの至る所に

あるが

これから向かう

カタコンプは

知っている者にしか

辿り着けないように

出来ている

ガンッ

狩人の

住処だ

では

どうして

あんたはそれを

知っているのか

まるで．．．

以前「ここ」に

いたことが

あるかのような

迷いのない

足取りでー

ヴァニタスの手記図

ヴァニタス！

教えて

下さい

あんたには

もう

わかっているんで

しょう

次々と吸血鬼を

連れ去っている

犯人は

誰なんですか

狩人だ

．．．どういう

意味ですか？

いいか

ノエ

．．．．．だが

正しくは

狩人ではない

もし狩人と遭遇し

戦闘になった場合

奴らは真っ先に

おまえの眼”を

潰しにくる

人間相手と

侮れば

ー死ぬぞ

あちらの

カタコンブとは

また雰囲気が

違いますね

わ．．．．．

誰か

特別な方々の

遺骨なんで

しょうか？

．．．違う

ここは

ここにあるのは

全て

吸血鬼の骨だよ！

ほらご覧

この骨には

まだ牙が

残っているね

死してなお

。改竄〟の残滓が

あるということは

上位吸血鬼である

証だ

この部屋には

先人達が地下迷宮で

討ち取った

吸血鬼の骨が

飾られているんだよ

上に

刻まれているのは

戦士の名だ

彼らは

吸血鬼の首の数で

互いの力を

競い合って

いたんだね！

あの．．．

貴方は．．．？

ん？

私かい？？

私の名前は

ローランーフォルティス

〝碧玉〟を賜った

第６の聖騎士さ！

．．！！

聖騎士．．．

狩人を束ねる

１２人の隊長の

内の一人．．．！

いやあ

照れるなあ

まだ隊長と

呼ばれるようになって

日が浅いんだよ

この区画に

赴任したのも