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Instructions:
ダス
望月淳
手記
ごタスの手記
ヴァーダーの
もしかして、
それでも、
ヴァニタスの手記
あー、それはなんですか
しかしながら、2016年に
一般的には、2016年4月16日(水)ですが、
しかしながら、そのことはなかった。
これから2016年12月16日(日)ファンストー
しかしながらこうしていたのは、
一方向かってくれたから、
これから新しいAndroidについて、
っ、お、おー、お前、1071311655
今の手配り
...前について
一部の5巻にて
「クロエ・ド・アプシェ」と記載ししていたものを
「クロエ・ダプシェーに修正しております。
クロエの名前についてクリニックなので、「アプリ」と残っています。「2017年7月17日に開催してみました
Mennoire28
パチッ...
あれ...
...朝...?
ヴァニタス!!
ヴァニタスは
どこ!?
わってわー
いっダイって!
ようっ!?
ホッ...
彼は確か...
ヴァニタスと
一緒にいた...
なんにせよ
もう起き上がれる
くらいには
回復したのね!
よかった
よかった
本当に
よかっ...
それが君の
望みか?
服を脱いで
あ?
あっ
あぁああ
あああぁ!?
よく考えたら
私.....
体を温める
ためとはいえ
ほほほ
ほぼ裸で
ヴァニタスと......!!
はははほぼほ裸でヴァニタスと...
しかも
嫌がる彼の
服を剥いで!
嫌がる彼に
無理矢理
口移しで水を
飲ませて!
これじゃ
まるで
私こ...
痴女!!!
いや違う
これは違う
だって彼は
私のせいで毒を
くらったのだし!
助けて
もらった
からには
お礼を...
違う!!
違う!!
あんな男に借りを
作るわけには
いかないわけで!!
つまり
昨日のあれは
人命救助だから
問題なし!!!
これだ...!!
......
あんなに
狼狽えた
ヴァニタスの顔
......でも
初めて
見たな...
ちょっと
可愛かったかも
......なんて
いつもの
傲慢な態度とは
違う
弱々しい姿が
なんだか新鮮で
思うはずは
なくて!!
これは妊機よ
ジャンヌ!!
ああいった
姿を晒すのは
ヴァニタスの
本意では
なかったはず
さぁ
今日からは
形勢逆転よ
つまり私は今
あの男の弱みを
握っている!!
私に
されるがままだった
昨夜のことを
思い出し
無様に
慌てふためくと
いいわ!!
おはようヴァニタス
もう体は
大丈夫なの!?
ああ
ジャンヌ
やっと
起きたのか
えっ
わたっ
ええっ
えぇえええ
ええぇえええっ!?
わたたたし
どうした
そんなに
慌てふた
めいて
普通!!
普通だ
むしろ
少し
そっけない?
なによ
体どうか
したの?
...お前には
関係ない
貴方は...
えええと...
人間?
いいえ...
吸血鬼?
....ザンネン
“混血”よ
...あぁ
ごめんなさいね
ツレと
はぐれちゃったせいで
少し気が立ってるの
ヨハン!!
ダンテ!!!
よがっだああ!!
ごめんなさい
まさかこんなことに
なるなんて...?
アンタに
もしものことが
あったら
リーチェになんて
詫びようかと
うるせぇ
くっつくな
保護者面
すんな!!
いいですよ。
...よくここが
見つけられたな
ハゲ
え
あーッやっぱり
連れて来るんじゃ
なかったーー!!!
あとはノエか...
あの馬鹿
一体どこに
いるんだ
うわぁぁん
かすかに...
煙突の煙が
見えたからよ...
仲人じゃなくて
かった...
旦那は
連れてかれた
多分...
白銀の
魔女に
―それ以上
後を尾けるのは
無理だった
...わりぃ
......成程
ヴァニタスの書は
そいつが
持っているのか
旦那より
本の心配かよ!
は?
なんでオレが
あの馬鹿の
心配をしなけりゃ
ならないんだ
頑丈さ
くらいしか
取り柄のない
奴だ
昨日人間のガキに
やられそうに
なってたけどね
ここまでは
ずっと目印を
残してきた
そう簡単には
やられは
しないだろう
そーかよ
当然
追っかける
だろ?
ああ
だが...
その前に
あ?
!?
お前がオレに
隠している
ことを
全て話せ
ダンテ
オレは
お前から
「お前が
調べうる限りの
ジェヴォーダンの
駄事件の情報」を
買ったんだ
そこにもし
意図的に
伏せられた情報が
あるのだとしたら
そんな情報屋
オレには必要ない
...っ
答えろ
混血が
吸血鬼が
〝教会〟が
獣〟を追う
本当の目的は
なんだ
さぁ...
行きますよ
魔女の
居城へ...!
うんっ...
2015疑問符-
...あれは、Chatione
どういう..
こと.....?
ジェヴォーダンの
獣事件は
呪持ちになった
吸血鬼......獣”が
沢山の人間を
殺してー
だから
ルスヴン先生は
教会”は
獣を始末
しようとした...
それだけでは
ないの!?
ダンテ
...
短い付き合い
だったな
クリッ...
ちょ
う
待て待て
待て!!!
おい
殺すわよ?
私の家族に
手ェ出したら...
やってみろ
やってみろ
愚鈍な混血の死体が
雪山に二つ
転がるだけだ
だからッ!!
待てっ
つってん
だろーが!!!
ヨハンも
やめろ!!
怖いんだよ
オメーは
よぉ!!
......わかった
話す
話すよ
ちょっと
ダンテ..
うるせー
バーカ!
オレはもう
話すって
決めたんだよ
バー
カッ!!
......?
...よし!
ジャンヌ
ダンテが
話していた
。白銀の魔女”とは
君の言うクロエだと
思うか?
えっ?
ええ...
恐らくは
ならノエが
連れていかれた
場所に
見当は付くか?
君に
案内を
頼みたい
待って...!
私はこれ以上
貴方と行動
するつもりは..
確かになる
オレ達は今
目的を
違えている
わけだが...
君だって
ダンテの話には
興味が
あるだろう?
「処刑人はただの道具」
「処刑人はただの道具」
「ただ命令に
従ってさえいればいい」
わ...
うるさい
黙れハゲ
私は:
あ?なんで
菜火の魔女が
さっきの
ガキの居場所
知ってるんだよ
......んだよ
イライラ
しやがって
お前の話は
歩きながら
聞く
...
...あー...
ああん!?
オレは
苛ついてなど
いない
ただ...
...
頑丈さ
くらいしか
取り柄のない
奴だ
今は..
時間が惜しい
だけだ
なーる...
そう簡単には
やられは
しないだろう
素直じゃねえ
やつ~~~
約8時間前
やめ...
やめて下さい
これ以上は
もう
体が
あ
そんな
あ
ああ...っ!
まくらっ!!
まくらっ!!
まくら返して下さいっ!!
まくら返して
下さいっ!!
返す...?
そもそもこれは
貴方の枕じゃ
ないでしょう?
そうだけど
そうじゃなくて!!
私はただ...
あと一口だけ
おかわりを所望
しているだけよ?
ですから!
同意のない
吸血行為は
ヴァニタスの手記図
五月蝿い子ね
まったく
ひとのはなしを
きいてください。
さっきの
吸血のせいか
体に力が
入らない
あ
まずい
これ
本気で
こんな小さな子を
押しのけることも
出来ないなんて...!
櫛
や
!
クロエ
嫌がっている
人の血を
無理矢理
吸おうとするのは
良くない
誰...
いや...
誰でもいい
僕以外の
男の血を
吸おうとするのは
良くない
助かったー
というか
とても
良くない
嫉妬のあまり
折角助けたこの男を
くびり殺して
しまいたくなる
あら...
嫉妬だなんて
随分と
可愛らしいことを
言うのね
ジャンージャック
それで...
どうだったんだ
クロエ
ん...?
僕とそこの男
どちらの血が
美味しかったかと
聞いている
ふふっ
馬鹿ねそんなの
おまえの方が
美味しいに
決まってるじゃない!
そうか
なら
問題ない
ふふ...
しょうの
ない子
なんだ
痛!?
!!
ムル...!?
なんだ...
お前の
猫か?
雪山を
うろついて
いたから
連れて来たんだ
...乾かすついでに
繕っておいて
やった
え
ちょっと
ヴァニタスの手記図
着替えたら
降りてこい
助けて...
もらったん
だよな...?
わ...すごく
きれいに
なってる...
ムルも
連れて来て
くれたし...
あったかい部屋で
寝かせてくれて...
いい人...
クロエと
ジャンージャック:
ん...?
クロエ?
クロエ!!
彼女が
ジャンヌが言っていた
クロエ...?
つまり
あの子が獣だって
いうのか...!?
ヴァニタス達は
無事だろうか
今はとにかく
あの二人から
話を聞こう
全ては
それからだ...!
わ...
ダプシェ侯爵家
については
どこまで知ってる?
お前に
渡された資料に
書いてあった
までだが?
う...
ジェヴォーダンの
獣事件が
きっかけで
既に断絶して
いるんだろう?
ああ
夫人は
夫の後を
追うように
自殺
当時の侯爵
エルマン・ダブシェは
息子と一緒に
狼狩りの最中
獣に襲われて死亡
それ以外の血族も
立て続けに
不審な死を遂げた
「ダプシェ家は
獣の呪いのせいで
滅んだ」って
言われても
仕方のねぇ状態だ
...それだけでは
ないと?
.....
オレの聞いた
話によるとな
音楽と...
話し声
あの二人以外にも
人が
失礼
します
ああ
いらっしゃい
坊や
ダプシェ候爵家は
〝教会〟によって
禁じられていた
〝世界式〟に関わる
独自の研究を
進めていたらしい
カタ...
自動人形...?
いや...
自動演奏機
なのか?
紹介するわ
エルマン
その子は
ノエ
吹雪の中
倒れていた
ところを
持ち帰って
きたのよ
聞いたのよ
どうして...
オレの名を
知ってるん
ですか...?
彼女から
...ダプシェ家が
長年の研究の果てに
作り上げた
それが
ジェヴォーダンの獣を
生み出した
原因なんだとよ
世界式の〝改竄装置〟
さあ...
席に着いて
ノエ
みんなで
ごはんに
しましょう
そんな...
でも、それでもそれはない。なんでもないんですか
お
ピアス
どうしたん
さむい
から
外した。
つまりそれを
どうにか...
するために
ダプシェ侯爵家が
作り出した
“世界式”の
改竄装置...!?
吸血鬼も人間も
この事件に関わって
きていると
いうことか?
......たぶん
多分な
...で
その情報は
どこから
仕入れた
ものなんだ
お前達
混血は
誰の指示で
動いている?
...
ダンテ...
それ以上は
いいだろ別に...
奴にくちと
口止めされた
わけじゃねぇ
フランシス・
ヴァーニー卿
通称
〝機関狂いのマキナ侯爵〟だ
ああ...
お前ら混血の
後ろ盾か
違ぇよ
混血の味方は
混血だけだ!
オレが
マキナ保から
受けた
依頼は
こっ、
蒼月の眷属を
この事件に
関わらせること
二つ、
ダプシェの改竄装置の
実在の有無を調べ
三つ、
可能であれば
それを
持ち帰ることだ
Mernoireso
ネーニア:!
彼女から
離れろ!!
...?
今すぐに!!
ネーニア...?
あら...あなた
そんな名前
だったの?
ギ
...勝手に
そう呼ばれて
いるだけ
そうなの
そんなことより
ほら...
ノエ
ごはんが
来たわよ
ギミ
ギ
ギギ
ヴァニタスの手記に
これは
なんだ?
そいつは...
それは
アメリアさんを
そして
...どうしたの?
早く席に着いて
ちょうだい
ルイをー
クロエさん
森の中に現れた
大きな獣...
あれの正体は
貴女なんですか?
獣の正体は...
呪持ちの
吸血鬼なのでは
という話を
聞きました
なのに
どうして
だとしたら...
貴女の真名を
奪ったのは
そのネーニアの
はずで...
貴女はそいつと
そんな風に
笑っていられるん
ですか....?
私が望んだ
ことだから
...
は?
私は
自分の”願い”と
引き換えに
自らの意志で
呪持ちに
なったのよ
ね
がい...?
そうだよ
欲しくて欲しいくて
たまらない
真名でも
クロエのように
強い力を持った
吸血鬼相手だとね
無理矢理
持っていくのは
難しいの
だから
お願いするの
あなたも
そうなのよ
ノエ・
すごいね...
うふふ
だから私
「あなたの願いを
叶えてあげたら
その真名を
私にくれる?」...って
私は何度も
あなたの真名に
触れようと
してるのに
出来ない
あなたにも
聞くわ
ねえ
ノエ...?
どんな願いを
叶えてあげたら
私に
その真名を
くれる...?
言ったのか
それと
同じ
ことを
ルイにも
言ったのか
ルイ...
僕になにか
出来ることは
ある...?
ルイのために
僕はなにが
出来る......!?
僕...
!?
なんだ
お前
なにが
したいんだ!!
何が目的で
こんなことを
する!!
真名を
奪う!!!
ギ
奪うな!!
ぶボッ
これ以上
誰からも!!!
......返せ
返せよ!!
オレとドミに
ルイを返せ!!!
!?
え?
...いいこと
食べ物を
粗末にする子は
嫌いよ...?
まったく..
見えなかった..
今のは
もしかして...
ビン...ダ..?
なに
やってるんだ
お前は
すみ...ませ
クロエは
怒らせると
怖いんだ
覚えておけ
クロエさんは...
どこに...?
あの黒い影と
一緒にいる
もう暫くは
近付かない
方がいいぞ
あんな
危険な奴を
彼女と一緒に
いさせるわけ
にはー
ですが...!
...
...自分で料理を
ぶちまけて
おきながら
空腹を
訴えるのか
フレ...
けぷ...。
うん。んっ...
本当に
すみません
余りものだ
片付けるのを
手伝え
わタ...
.....!
ぱく...
...!
この料理は
君が作ったん
ですか?
そうだけど
もしかして...
オレの服を
繕ってくれた
のも...?
そうだよ
なんだよ
すごい...っ!
すごいです
ジャンージャック!
おい
おー
君は
なんでも
出来るん
ですね!
は
はああ!?
別に...
すごくなんか
ない
先程は...本当に
失礼しました
折角
作ってくれた
ご飯を.....
僕はただ
ずっとクロエの
身の回りの
世話を
してきただけだ
オレは
料理も裁縫も
昔挑戦してみて
全然ダメ
だったので
尊敬します
...
怒っていたのは
クロエで
僕はそんなに
気にしてない
ありがとう
ございます
ジャンージャック
とおい...
...
オレとムルを
助けてくれて
改めて
自己紹介させて
下さい
ヴァニタスの手記区
オレの名前は
ノエと
いいます
...ちゃんと
お礼を言うのが
遅くなってしまい
重ね重ね
すみません
スープの
おかわりなら
自分でやれ
.....
なんだ
この手は
えっ
握手をしたいと
思ったん
ですが...
嫁でしたか
誰かに握手を
求められたの
なんて...
初めてだ
ダプシェ家...?
カツ...
この城は
その侯爵のもの
なんですか?
そうだ
...
ちょっとこっちに
来てみろ
これが
ダプシェ家の
最後の当主
エルマン・
タフシェだ
エルマン...?
さっきの
自動人形...
クロエさんは
その名で呼んで
いたな...
.....
エルマンも
その妻も
子供も
兄弟も
みんな
みんな
死んで
しまって
今はもう
ダプシェの生き残りは
クロエただ一人だ
ジャンージャック...
クロエさんは
いつから...
ここに...
いるんですか?
ずっとだ
クロエは
ダプシェの民を
見守り続けて
きた
ジェヴォーダンの
獣事件なんてものが
起こる
すっとずっと前から
ーーお前達は
なんの為に
この森に
やって来た?
お前は..
クロエの
敵なのか?
......?
オレの敵は
ネーニアです
クロエさんじゃ
ない
でもお前は
あの黒い影を
クロエから
引き離そうと
するんだろ?
!
当然です!
禍名を
このまま
放っておけば...
クロエさんの身に
何が起きるか
わからないんです
ヴァニ...
オレが今
一緒にいるひとの力なら
クロエさんの真名を
取り戻せるかも
しれません
とにかく
彼をここに
連れて来て
なんのために?
クロエは
自分でそれを
望んだと
言った
...あの影が
現れるまで
クロエは
毎日
泣いていた
僕には
どうすることも
出来なかった
これがクロエの
望んだことなら
行き着く先が
滅びだったと
しても
クロエがもう
泣かなくて
済むのなら
.....ッ
僕は
それでいい
最期まで
クロエの
そばにいる
ジャンージャック..
教えて下さい
君に
クロエさんに
かつての
ダプシェ家に
一体何が
あったのかを
ええ...
折角の機会
だもの
ジャンージャックにも
友人の一人や二人は
いた方がいいわ
...いいの?
ノエとあの子を
二人にさせて
おいて
ふぅん...?
私は
自分のモノに
誰かが勝手に
触るの
ヴァニタスの手記区
ゼッタイ
嫌だけど
なぁ??
クロエは
おとな
なんだねっ
うふふ..
そんなこと
ないわ
こう見えて
私
ギ...
ギ
すごく
嫉妬深い女
なのよ...?
さぁみんな...
待たせたわね
ようやく
時が
満ちたわ
この
ジェヴォーダンの地に
私達の
復讐の音楽を
響かせて
やりましょう...??
3000mmの
これから、ここについてはいいのですが、
一眼音-
いいかークロエ
クロエ
外に出る時は
必ず従者を付け
フードで顔を
隠すこと
はい..
私の許可無く
この城の外に
出てはいけないよ
はい..
私が
吸血鬼として
日覚めたのは
4つの頃
はい..
はい...
おまえが
吸血鬼であることは
決して外の人間に
知られては
ならないんだ
そんな時
だったという
お父様..
お父様..
Menoine31
16世紀も後半
“混沌”が残した
傷跡も
漸く薄れ始めた
あの時代には
「そういうこと」が
よくあった
混沌を
生き延びた者が
知らぬ間に
その存在を
書き換えられて
いたり
人間の間に
生まれた子が
歩くことを
覚えるのと
同じように
ある日突然
両の眼を
紅く染めるのだ
恐らくは
混沌のせいで
世界式そのものが
不安定な
状態となり
その影響が
こちら側にも
現れたのでは
ないかと思う
大丈夫...
大丈夫だクロエ
私がおまえを
救ってやる
必ずおまえを...
人間に戻して
やるからな.....!
はい...
お父様
口を過ぎた頃
この体は
成長を止めた
クロエ・ダプシェは
表向きには
病死したことに
され
私は
ダブシェ候爵家の
隠された吸血鬼”に
なった
父は“混沌”を
引き起こしたとされる
バラケルススの
情報をかき集め
大丈夫だ
クロエ.....
名だたる
魔術師・錬金術師を
山の奥深くの
城に集め
世界式の研究を
始めた
おまえを...
人間...に
はい.....お父様...
はじまりは
一人の父親の
縋るような
願いだった
安心しろクロエ
父上の意志は
私が引き継ぐ
必ずおまえを
人間に戻してやる
その願いは時の流れと共に
少しずつ...
少しずつ形を
変えていき
はは..
すごいぞ
私はその全てを
見てきた
この理論が
完成すれば...
もはや
“教会も吸血鬼も
恐れる存在では
ない
世界式の謎を
解き明かし
その神の領域に
手を伸ばし
触れることこそが
ダプシェ家の悲願と
なっていた
見守ってきた
私はダプシェと共に生きていた
貴女があの
クロエ・ダブシェか?
あれは...
今日新しく
来た
研究者?
私の正体を
知っている?
どうして
―...
あ...
わかる...
なんとなく
だけど...
貴方.....
吸血鬼ね?
このご時世に
そんな言葉を
軽々と口に
するものでは
ありませんよ
お嬢さん
...あぁ失礼
貴女はもう
お嬢さんという
年では
ありませんでしたね
お婆様
私の名は
オーガスト
貴女のお父上が
始めた研究に
興味がある者です
この城には
面白い物が
沢山ありますね
これは...楽器?
私が初めて出会う
私以外の吸血鬼だった
彼は
...自動で
音を奏でる
機械よ
どうして私が
この男の案内を
することに...
世界式の
研究において
重要なのは
「何を媒介として
世界式に
干渉するか」よ
人間は吸血鬼と違って
式の世界と
繋がる為の眼を
持っていないの
だから...
ダブシェ家は
その媒介として
「音」を
選んだのよ
成程...
...貴方
そんなことも
知らずに
ここへやって
来たの?
勉強不足も
甚だしいわよ
坊や
あぁ
ごめんなさい?
ここは旦那様と
お呼びしなくちゃ
失礼だったかしら!?
はははばは!
いいぞクロエ
君とは
いい友人に
なれそうだ!
は!?
なんで...
えっ
...友人!?
「世界式の書き換え」
それを可能とする
改竄・演算装置を
本当に作り出せる
のなら...
きっとこの世界を
より良き方向へ
導く為の篝火と
なるはずだ!
「世界」
.....?
ダの世界の
ことなんて...
考えたことも
なかった
私にとっての
世界とは...
この城と
それを取り巻く
ジェヴォーダン
山々
それが
全て...
―......
ねぇ
オーガスト
貴方がこの前
言っていた
「このご時世に」って
どういう意味
だったのかしら?
まさか...
外で何が
起こっているのか
全くご存知無い?
......
...
外の世界では
吸血鬼と人間が
激しく争って
います
:正しくは
吸血鬼と〝教会〟が
...ですが
〝教会〟にとって
我々吸血鬼は
異端であり
死すべき存在
なのです
至る所で
吸血鬼狩りが
行われ
異端審問では
吸血鬼のみならず
人間までもが
「疑わしい」という
理由のみで
拷問にかけられ
命を落としています
私...
知らなかったわ
そんなこと...
貴女を不安に
させないための
ご配慮でしょう
この城には
認識を阻害する
類の力が
働いていますね
...っ
そのお陰で
教会の者に
気付かれる
可能性は低いと
思いますが...
私のように
人伝てで城に
入り込む者も
いるかも
しれません
お気を付け
なさい
......
それ...つまりは
貴方に...
気を付けろって
..
言ってるわよね
確かに...!
私が一番怪!
真面目に
聞いてるのよ!
オーガスト...
貴方が
ダフシェの研究に
近付いた目的は何?
戦争の兵器として
利用するため?
それとも
禁じられた研究に
手を出したダフシェを
告発するため!?
貴方は
吸血鬼の味方?
それとも
人間の味方!?
どちらでも
ないよ
私はね
クロエ
吸血鬼が
好きだ
そして
同じように
人間も
好きなんだ
だから
なんとしても
両者の争いを
止めたい
私の願いは
ただ
それだけだ
私は
何故か...この時
彼のことを
羨ましいと
思ってしまった
それから
数か月の間
オーガストは
城内で研究に
勤しみ
ある日
突然
姿を消した
やあ!!
ぶっかっ
ーと思ったら
半年後にまた
突然現れた
研究の経過を
確認した後
私に外の世界の
話を聞かせ
またいなくなる
いつしか私は
それを何度も
繰り返している
内に
吸血鬼の
米訪を
心待ちに
するように
なっていた
クロエ
君に一つ
お願いが
あるんだが
私のなまえは
ジャンヌですっ!
ルスヴン先生の
生徒です
しばらくのあいだ
おせわに
なりますっ!!
元気..
君に
預けるのが
一番安全だ
そんなに...
戦いは酷く
なっているの?
貴方達は
大丈夫...?
この子の両親を連れて
参加したい
集会があってね...
しばらくの間
よろしく頼むよ
あー...違う
外は勿論
危険なんだが...
そこらの
吸血鬼では
手に負えない
子なんだ
こらぁー
ジャンヌ!!!
待ちなさい
午前中は勉強する
約束だったでしょう!
キャーッ
素早い...!
ジャンヌ...
そろそろ
本気で
勉強室に...
...えっ
あれ!?
!!
ジャンヌ
戻って!!
駄目よ
外は
...
さっき
窓からね
駄目なの...!
素敵な
場所を
見つけたの!
クロエも
一緒に
行こうよ!
待って...
私の許可無く城の外に出てはいけないよ
かなら
外に出る時は必ずフードで顔を隠すこと
ジャンス...
どこ...?
ばあっ!!
!?
どう
は
は
は
は
は
お父様の
言いつけを
破ったのも
こんなに
心臓が
うるさいのも
土とかぜ
風とはな
花のにおいに
包まれるのも
全部が全部
初めてのこと
すぎて
おかしい
でしょ
私を
本気でね
死ぬなら
今がいいって
そう
思ったのよ
こんな...
Chrandel
ーダプシェの吸血鬼
いあ、ジャンヌ
見て見て
鳥が飛んで
いるわ...
すごい...
あはは
食べたい?
寝って
こようか?
ほんとだー
はい?
野生児
...ジャンヌ
泣かないで
ちょうだい
また
ジェヴォーダンに
遊びに来てね
成長した貴女に
会える日を
心待ちに
しているわ
ほらジャンヌ
きちんと
お礼とお別れを
言いなさい
ぐっ...
はっ
そんな顔を
しなくても
また直ぐに
会いに来るよ
私より年下のくせに!!
子供扱いしないで
ちょうだい!!
これからスリストレスして
このようにセルソールの
小さな嵐が
去った後の
ジェヴォーダンの
空は
そうして
ジャンスは
オーガストと共に
両親の元へと
帰っていった
以前よりも
高く感じた
ー3年後
Mentoire32
私が普段
暮らしている
山中の城は
世界式の研究と
私の存在を
隠すために
用意された
ものであり
他の家族は
ベスク城という
ダブシェ家の
本邸で
暮らしていた
年に数度
私はベスク城を訪れ
家族と一緒に
過ごすことができる
近頃
侍女の目を盗んでは
度々一人で外に
出ているそうですね?
クロエ
ごめん
なさい
貴方の曾祖父様の
言いつけを
破ってしまって...
でも私森の中を
歩いているととても
落ち着くのだから...
別に咎めて
いるわけでは
ありません
私はずっと...
貴女は外の世界を
酷く怖がって
いるのだとばかり
思っていたので
驚いただけです
...特殊な立場で
あるとはいえ
クロエは私達の
大切な家族だ
クロエはば様は
森が好きなの?
じゃあ今度
一緒に遊びたいな!
出来る限り
息苦しい想いは
させたくない
ただ...最近は
マンドやル・ビュイ周辺でも
吸血鬼狩りが
頻繁に行われている
といいます
貴女が吸血鬼で
あることも
我々が世界式の
研究に手を出して
いることも
決して“教会”には
知られては
ならないのです
くれぐれも
気を付けて
下さい
オーガストと
ジャンヌは
大丈夫かしら..
もし
カッ...
オーガストが
数年顔を
出さないなんて
よくあること
だったから
そこまで心配
していなかった
けど...
二人に
なにかあったの
だとしたら...
オーガスト!?
お主が
クロエ・
ダプシェか?
熊
え...
今喋ったのは
あの熊?
なぜ城内に
熊?
私が知らない
だけで
最近の熊は
喋るの?
儂の名前は
フランシス・
ヴァーニー!
お主と同じく
吸血鬼じゃ!
気安く
マキナ候と
呼ぶがよいぞ
これ...中に
ひとが
入ってるの?
あっこらっ
勝手に
開けようと
するんじゃない
ルスヴンのことは
知っておるな?
儂はあの小童の
代理じゃボケェ
グッ
儂は
人見知りなんじゃ
やめんかっ!
オーガストの?
良かった
ずっと心配
していたのよ
オーガストと
ジャンヌは今
どうしてるの?
...よいか
心して
聞けよ
ルスヴンは...
死んだ
......
え...?
うそよ...
そんな...
嘘じゃ。
嘘...
は
ぁあ!?
.....まぁ
ある意味
死んだも同然
かもしれんな
ルスヴンは
いわゆる
穏健派...
吸血鬼と人間の
和解・共存の為に
あれこれ
動き回っておった
じゃが
苦心の末に
実現させた
吸血鬼と人間の
対談の場で
彼奴は
自らの
教え子に
裏切られた
先程名のあがった
ジャンヌという娘
その両親が
人間側と結託し
和平に登同し集った
吸血鬼の貴族達の
感殺を謀ったのじゃ
...!?!?
裏切り者への
刑は既に
執行されておる
娘の方は今後
処刑人として
生かされて
いくことに
なるじゃろう
...いや
「道具として
使われていく」
と言った方が
正しいかも
しれんな
オーガストは...
それを止めは
しなかったの...!?
...彼奴自身も
深手を負っていて
とても動ける
状態ではない
特に右眼
あれは...
もう
......竜がの
議言で何度も
お主のことを
気にかけておった
よいし
じゃから彼奴を
安心させる為に
僕が様子を
見に来たんじゃ
―...
戦いはより
激しくなるぞ
クロエ
いずれこの
ジェヴォーダンにも
戦禍が及ぶことも
あるじゃろう
人間の世界を
捨てて
儂と一緒に
来るか?
吸血鬼として
吸血鬼と共に
生きていくか?
...そうか
さらばじゃ
気が向いたら
また様子を
見に来てやろう
...私は
友人達が
辛い目に遭って
いることを知っても
会いに走り出すことも
出来なかった
ひどい...
ひどい女...
それでも私は
ここでしか
生きていけない
私に
ダプシェを
捨てることは
出来ない
人間は貴女を
見捨てルかも
しれないのに...??
!?
ふ...
クロエ
オーガスト!
は
本物...!?
貴方身体は
大丈夫なの?
オ...
目から
血が出て...
......クロエ
研究は
どうなった?
改竄装置は
完成した
のか...!?
...私が...
そもそもが
間違っているんだ
間違っていた..
分かり合える
ものとばかり
思っていた
最初から
そうだ
愚かだった
そのために
クロエ
故に
正さなければ
ならない
ダプシェの
研究を...
私にー
...駄目...
それは駄目よ..
オーガスト......
え?
23
うんっ...
いや、いいんじゃ
...一獣の足音-
もしかしながらこんなものですが
...?
なに
私...いま...
何をされて
やっ...
...
やだ
やだ
やめなさい
オーガスト!
フ...
誓え〟
”お前の
その力を...
ダプシェの叡智を〟
「お言えん...!
いけない..
“私が
命じるままに
使うと!
これは
”呪い”だー
出て
行きなさい
オーガスト
ダプシェの研究は...
お父様が
私のことを想って
始めて下さった
ものよ
代々の当主の
願いが
込められた
ものよ
私がここに
いるための
理由の全てよ
貴方の憎しみを
晴らすための
道具ではないわ!
ぐ
あ
あ
あ
あ
...オーガスト?
やめろ!
やめろ...
やめろ...
やめろ
やめろ
これ以上私に:・
おかしなものを
視せるな...!!!
やめろ
...
クロエ...
私は......
もう二度と
私は理解した
オーガストと
以前のように
笑い合うことは
ない
...
この時
私は
初めての友人を
永遠に
失ったのだ
終わったぞ
クロエ
ー戦争が
フランシスが
私にそう
告げたのは
ITO2年のこと
だったと思う
オーガストがよった
あの日から
30年程の月日が
経った頃
今回はまた...
ひどく面妖な
やつで
来たわね
なには
ともあれ
休暇じゃ
東の果ての国の
人形を参考に
してみたのじゃ!
ルスヴンの
小童が...
人間共と話を
まとめたでの
どういう手を
使ったのか彼奴
オリフラム大公家の
養子として迎えられ
その権威を以って
元老院の一員へと
のし上がりおった
使えぬ老いぼれ共を
あの手この手で
蹴落としていく様は
いっそ痛快だったぞ
...まぁ
吸血鬼は皆
ここではない
一歩向こう側の世界へ
移り住むこととなった
...?
休戦と言っても
完全なる共存では
ないかな
人間共が
“異界”
吸血鬼が
“理想郷”と
呼ぶ空間じゃ
この世界には
ここと同じ様で
どこか違う写しの如き
閉鎖空間へと
繋がる点が
至る所に存在しておる
恐らくは
吸血鬼と同じく
“混沌の際に発生した
特異点...いや
次陥と言った方が
正しいか
その空間の
安全性が漸く
確認されての
大丈夫か?
...まぁ
それに関する研究も
小童が密かに
進めていたものじゃが
全く
手回しのいい
奴じゃ
...え?
...ええ
.....すごいのね
オーガストは
最近
嫌な夢ばかり
見るせいで
疲れているのかしら
早く...
早くかいさんそ
改竄装置を
完成させ
なくちゃ...
必ずお前を
人間に戻して
やるからな
..!
...儂と一緒に
理想郷に
来る気は
ないのか?
私は:
はい...
お父様
タフシェでしか
生きられ
ないわ
それから
10年...
50年
あっという間に
時は過ぎ去って
いった
20年...
もうすぐ...
あと少し
なのよ...
.....でも
なんの
ために...?
かつていた
研究者達も
もういない
私一人で...
100年以上の間...
どうして今も
研究を続けなければ
ならないのだっけ...?
寂しいから
でしょ?
独りぼっちの
可哀想な
クロエ
寂しくて
しょうがないから
それを
絞らわそうと
必死なの
貴女には
決して届かない
美しい空を
「知らないままで
いれば良かった!
小鳥が貴女に
空を教えた
一緒に
行こうよ!
そうすれば
自分が孤独だと
気付くことも
なかったのに!!
憎い
でしょ?
勝手に与えて
おきながら
貴女を置いて
飛び去っていった
小鳥が
ジェヴォーダンは
貴女を
閉じ込めるための
烏籠
〝自由〟になるには
籠を壊すしかない
やめて
翼の代わりに
子を剥いて
やめなさい
皆さんになればい
鳥ではなく
そうー
黙って
...!!
私
あ
ジャンヌ...
そんな
あ
あ
っ!
私あのまま
寝てた?
侍女に
気付かれる前に
急いで
戻らないと
あれは...
村の人間?
ーああ
そうだ
レ・ウバックの
近くでー
殺されたのは
ジャンヌという
娘らしい
え...?
狼にでも
襲われたか
死体は内臓を
喰い荒らされて
いたってよ
まだ
14だったか...
可哀想になぁ
違う...
これは
ただの泥
ジャンヌなんて
よくある
名前じゃない
それに
さっきのは
ただの
悪夢で...
私?
っ悪ちゃっ
ぎゃ
が
それとも
この現実?
可哀想なグロエ
あなたの
望みはなぁに?
ひとりぼっちの
クロエ
あなたは
どうしたいの?
教えて
ちょうだい?
あなたの本当の
願いを
ハッ...
......
パキッ
!
誰!?
誰なの!?
.....
ぼ
僕は..
ジャン
ジャンージャック・
シャステル...
きみ
ああなたは
もしかして
白銀の魔女さん
ですか.....!?
森に現れる
薄灰色の
髪の少女
...死んだ
爺ちゃん婆ちゃーんから
何度も
白銀の魔女の話を
聞かされてたから
ヴァニタスの手記区
クロエに初めて
会った時は
本当に
嬉しかった
なんの悪さを
するわけでもなく
いつ見ても
年をとらない
小さな魔女
教えて下さい
ジャンージャック
君に
クロエさんに
かつての
ダブシェ家に
一体何が
あったのかを
それで...
ジャン!ジャック
.....血が
え!?あ
ああ...
クロエさんに
ふっとばされた
時のものですかね
別に痛くはー
は...!?
あすまん
クロエ以外の
血を吸ったことが
ないから
味が気になった
ええ!?
うんやっぱり
クロエの血の方が
美味しいな...
知ってた
ええぇ...
...ジャンージャック
君も
吸血鬼
でしたか
は...?
え?
...??
はい
すみません
全然気にして
いませんでした
もしかして
気付いてなかった
のか...!?
はははっ
なんだよ
それっ
おまえ...
...
へんなやつ
だなぁ
外の世界では
それが普通
なのか?
それとも
お前が
変わってる
だけか?
外の...世界?
:僕は
クロエ同様
隠された
吸血鬼”だ
僕の生まれた時代では
知らない奴に会ったら
まず人間が吸血鬼かを
確認する
いや...
見知った相手でも
「もしかしたら」という
疑念を抱いていた
ものなのに...
ジャン
本当に
始めるんだな
...?
...そうか
クロエ
あの光は...?
た...たいちょっ
隊長っ!!
なんです
マルコ...
害獣共が...!
く
また狼かよ!!
.....
...そこか
クロエ・ダプシェー
20
それは...
-鳴動-
Googlewer
...
しかし、これからは、もうちょっと
シャステルの吸血鬼
一つ言って
おくが
Jean.Jacques
ここは別に
過去の世界
などではないぞ
Mennoire34
あぁ!?
てめぇ昨日は
「ここは18世紀の
世界だ」って
言ってただろーが!
言ってない
オレはただ
「アントワーヌは
ルイ15世の
第一銃士」という
情報を述べた
だけだ
アントワースが
前任者の代わりに
ジェヴォーダンに
赴任したのが
175年の6月
去ったのが9月
その期間に
これだけの大雪が
降ったという
記録は
どこにもない
オレが渡した
資料の数字
全部覚えてんの
かよ
キモッ
お前とは
頭の出来が
違うんでな
...となると
ここは
オレ達が
知るものとは
別の過去なのか
もしくは
誰かによって
作られた
世界なのか
ダンテ
あれ...
不審者?
はい...本人は
・教会の関係者を
名乗っているので
どうにも怪しく
これから
ムッシュ
アントワ
ご報告を
は...!?
あいつら...
昨日“獣”に
殺されたはず
じゃあ...!?
これからムッシュ・アントワースにご報告に参り返しちゃっ!!
獣を
け出せ!
どうなって
んだよ!?
成程
禍名が
わかった
繰り返す
世界.....か
ここは
呪持ちによって
作られた
閉ざされた世界だ
ヴァニタスの手記図
クロエ...
!?
おい
業火の魔女...
面白いな
こういう
使い方も
あるのか!
!?
ヴァニタス...!?
よおし
このまま
城まで一気に
行くぞー
馬鹿
言わないで!
離れなさい!!
ヴァニタスの手記図
私は人獣を
殺しに
行くのよ!
そうだ
そしてオレは
救いに行く
昨日の借りは
返したわ
これ以上は
本気で貴方をー
いいんだな?
本当に
それで
ごめんなさい
ルスヴン
先生
私は..
私の
父さんと
母さんの
せいで
処刑人よ
こんな
ことに
...!
ジャンヌ
これ以上
ルカ様と
ルスヴン先生に
ご迷惑を
お掛けするわけには
いかないの...!!
城の中にまで
狼が出るのか
さて...と
あの馬鹿は
どこに
いるんだか
!?
ああ...
やっと
効いたか
すごいな
クロエ一推しの
薬を混ぜたのに
さっきの
食事に...
なにか
え.....
ジャン!
ジャック....ッ
ここから先
クロエの邪魔を
しようとしたら
ヴァニタスの手記【】
僕はまた
お前のことも
殺そうと
するだろう
だから
全て
片付くまでは
ここで
寝ていろ
待って
下さー
え...
ークロエが
言っていた
色素の
薄い髪に
暗複色の肌
お前は
〝血を暴く牙だと
この子は
〝血を暴く牙〟
かも
しれないわね
〝血を暴く牙〟は
血を介して
記憶を
受け継いで
いくそうよ
思って
しまった
ーそれを
聞いた時に
願って
しまったんだ
誰か一人で
いい
僕達のことを
覚えていて
ほしい...って
...悪いな
そん
な
...待って
待って下さい
ガン
ジャン
ジャック...!
ッ...何故...
ですか...?
君が...
.....なら...
なんのために..
オレを助けたん
ですか....?
雪山から...
今だって
そうだ...
どうして...
お前は僕を
終ジャンヌ”から
助けて
くれたから
コツ
コツ
ほはッッと
吸血鬼としての
僕を
見ようと
しなかった
クロエ
以外
父はダンビー
吸血鬼である
僕を
殴り続けた
誰も僕を
護っては
くれなかった
どんな理由が
あってもいい
誰かに
護って
もらえた
それが
嬉しかった
ジャン
ジャック
...
クロエはもう
動き出して
るよ
知ってる
ねえ
ジャンージャック
世界が
憎い...?
憎い
クロエを
貶めた
人間も
クロエを
見捨てた
吸血鬼も
全て僕が
喰らってやる
大きく歪んだ口と
尖った耳
鋭い爪を持ち
全身が
紅い毛で覆われた
狼に似た獣
それが
〝獣だ
ハア...
またしたん
死人が
出たって?
これでもう
何十人目だ?
“教会”の
狩人が
やってくる
らしいぞ
大きな獣を
見たやつが
いるって...
こわい
森に現れる魔女は
その研究で作られた
化物だって
聞いたぞ
そういえば
獣は
その魔女が
従えているらしい
役立たずの
竜騎兵
ダプシェの侯爵が
昔から
おかしな研究に
手を染めてるって
話があるよな
いいや
魔女自身が
獣に
化けるんだ
違う!
クロエは
そんなこと
しない!
クロエは
みんなを護ろうと
獣の正体を
調べてくれて
いるんだよ!!
殺せ
殺せ
魔女を
ジェヴォーダンの
“獣”を
殺せ!!
皆の
恐怖が
クロエを
追いつめて
いく
殺せ
殺せ!!
“獣を
作り上げて
いく
ねぇ
クロエ
獣なんて
僕
思うんだ
本当は
どこにも
いないんじゃ
ないかなぁ?
獣が
死ぬまで
この狩りは
終わらない
なら僕が
なってやる
さあ僕を
お前達の
お望み通りの
姿に
獣がお前窪を
喰い尽くす前に
父さ...
ガクッ
痛い
苦しい
助けて
誰か
ポウ...
光...
光だ
おい
なんで
おまえはまた
死にかけて
いるんだ
ノエ
ヴァニ...タス...?
え.....
本物...
ですか......?
本当に...?
痛いか
はい
よかったな
現実で
というか
なんだその
有り様は...
変な薬でも
盛られたか?
はい...
どうやら
そのようで...
ダンテや
ジャンヌ達も
一緒ですか?
はい
ああ
途中までな
みんな
無事?
そまこちないんってす...
本当に
そうなのかよ
ああ
多分な
よかった...
心配したん
ですよ
ふざけんな!!
それは
こっちの
え?
なんでも
ない
え??
そんなこと
より
城にいる間
何か有益な情報を
掴んでいないのか
ジャンヌは
クロエ・タブシェが
獣だと
言っていたが...
違います!
違うんです
成程
つまりその
ジャンージャックと
いう男こそが
獣で
クロエもまた
自ら望んで
呪持ちになった
吸血鬼だ...と
はい...
!
...とんだ
無駄足
だったな
好きで呪持ちに
なったというのなら
治療してやる
必要もない
目的は...復讐か?
改竄装置を使って
何をするつもりかは
知らんが
おまえが視た記憶通り
獣などそもそも
いなかったのだとしたら、
相当な恨み辛みが
あるだろう
そんな...
駄目です
このまま
放っておく
なんて.....!
何故だ?
復讐など
無意味だから
やめろと
復讐だ!!
誰も幸せに
なれないと
そう
言いたいのか?
いいえ!
そんなことは
言いません
ヴァニタス
オレには
まだ...
クロエさんの
考えが
わかりません
彼女の
本当の望みが
なんなのか
何が
彼女達に
とっての
救いなのかも
それを
知ろうと
しないまま
離れたく
ないんです
ハマァ
.....まぁ
どちらにせよ
ヴァニタスの書は
回収しなければ
ならないからな
え?
それが
済むまでは
付き合ってやる
??
わからん
奴だな
奴らの治療を
望むなら
おまえに
納得させられるのを
前提に動いてやると
...
言っているんだ
オレを
その気に
させてみろ
....!!
がんばります
ヴァニタス!!
はいっ!
うるさい
おや
おや
貴方がたも
ご無事
でしたか
残念です
本当に
アストルフォ...
!?
皆を連れて
先に獣の元へ
行って下さい
隊長!
いけません!
ボクの命令が
聞けないのか
マルコ
......
目の前に
仕留め損ねた
吸血鬼がいて
見過ごせるわけが
ないでしょう
吸血鬼も
それに
与する者も
ボクが
一匹残らず
ぶっ殺して
あげます
ここはオレに
任せて下さい
ノ...
大丈夫です
ヴァニタス
次は
勝ちます
ヴァニタスの手記
おわり
SpecialThanks
*水無月寒され
一緒に前向っけよう...
*幸一刀さん
いっきプロリストをあげがとう。
*みずキングさん
マキナの事な...
*のえるさん
ツィッコー朱生
オアヤハマSAYAさん
真実にポインパートのお友探しに、
まりお
そ馬場「彩攻さん」
またお髪びに来てね!
キアメット
資料初めお付いうございました。
米キムさん
くぁー!〈よー
米、最新に描かれててくださった「皆様
――ちゃん拾いてらっしゃ
ちないでいいかい声さんだったのはよ
りょーーちゅん気合いでられない声です。
...
シ入れするよぉぉ!!
ブラックがほ好きです
米田、月ロウさん
・ユマレーグマだよね?
浮入大地さん
パソワッチ好きです
私、さかなさん
やさかなさんでみたか...
米「山崎フミト
カボチャ美味しかったです。
来デザイナー様
★担当・小型原さん、ありましたから
怒る。
Qndyou!!
デジタル版「Ver4.00
ガンガンコミックス,JOKER
GC
ヴァニタスの手記
6
2019年2月22日、Vor.L.00発行
2021年8月1日、Ver.400発行
著者
望月淳
@2019.bunMochizk
発行所
株式会社スクウェア・エニックス
装幀
ミルキィ・イソベ・【ステュディオ・バラボリカ!
初出/月刊ガンガンJRKER
2018年8月18日号〜20年3月3月号
くぺージ抜け・誤植・内容についてのお問い合わせ>
スクウェア・エニックス・サポートセンターでも、お姉ちゃんはなんでもないので、お父さんのお母さんがいただきたいんですからね。
くピュワーの不具合・再ダウンロードできない様、販売に関するお問い合わせ>
本作品を購入された電子書籍書店のサポートセン「あならはノーボールでターにお問い合わせください。
この作品はフィクションです。実在の人物...天在の大物・日本・事件などには、いっきい関係ありません。
本作品は、作品のオリジナリティを検査し、台詞や表現を発表当時のまま収録しています。
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カバー折り返し
ExtraContents
2017の大阪駅ビジネスサービスの
最初出来。OCOAでうお芸につめの火災が
いや、おまえくん。これの会場はSLAサイトの
10年71レ5880レクター
塩半ちゃんがくしゃぐらいの
今年8月11月25日
きました
ふむじゃなくて
☆コミックス発売時の力バー折り返しを収録
...
スター...
懺
ああそうだね
1冊
ExtraContents
Salut!
なにか機転する
ことがないと
来ては駄目ですか?
会いそんなことないよ!!
戯掴はもちろん、悩み事でもなく
でも聞くよ!ほら、こんな邪魔な
仕切りなんて取りつちゃおう!!
これで君の目を見て
うまか!!...
●最近本編で
出番ないけど
元気してる?
☆コミックス発売時の表紙表を収録
なんで
シスターなの??
そしなぜかって?神父服を
着ていたらいつもと変わり映え
しなくて面白味がないだろう?
つまり大人の事情って
やつだね!あははは
似合ってるでしょ?
迷える子羊〉¥君
表紙裏
迷える子羊】る
ExtraContents
迷える子羊〕}AwC
「お久し振りですローラン・オレの最近の悩みなのはありません。
ですが、ヴァニタスと一緒に歩いているとあのひと
すぐに速子になってし本当にありがとうございまうんです。どうすれば彼の
すべしだ。にはっくりの逆子詞が直るでしょうか?
久しぶりだねノエ君(私もすぐ選子にな
ってしまうけれど、マリアとショルジュが
いつも迎えに来てわてとても嬉しいん
いつも迎えに来ていただい二人にはとても感謝していると、
つまり、ヴァニタス君の逆子癖を直そう
とするのではなく、彼との絆を深める為
のいい樹会だと思って、何度でも迎えに
行ってあげればいいんじゃないかな!!
迷える子羊しれ
「誤解します...。先日私は、あたしご飯前にも関わらず大量さい、北条中高い
・銀行ンはのおやつでお腹を満たしはー、眠れーじゃってしまい、折角用意している。
ただいた夕食を一人前にし、しまい、お料理していか食べることが出来ません
ただし、でした。そのせいでルカ様は「体調を崩したのではな
いかと大変ご心配をお掛けしでしまいました...
え?!好きなものを好きか時に食べるの
大人で行きながら、おかしく感じるし、いいんじゃないかなぁ〜
かなりだったってそんなのかなってだってちゃんと自分のふんのことで、
顔は食べきってるんでしょ?
現在は、沢山食べる女の子はとても健康的でありがとう
素敵だね!!
迷える子羊()
「時長くようやく見つけました」というファスターファイルです。
特徴へあって、おかしいことにこんなところで倒してるんですから、
こんなところで同じくるんで早く一緒に帰りましょう?
やあマリアにジョルジュ!!
いつも迎えに来てくれて本当に寄り、
いつも迎えに来てくれ。本当にそうしても、あん、今の私は勝長ではやだったんだよ
はなっ...でも、のん...っはなくシスターなんだよ。エッション
本当にごめんにお本当だごめく、分かって欲しい!!
迷えるヴァニタス君
「あっ、僕、興出しはNGEなので...実は僕にとって大
切な女性に最近悪い虫がつくいていまして、もう気が気
あのはメニューのではありません。僕のいないいまし、センスの間に彼女になにかあっ
たらと思うと...愛称に切身が入らず...えでいえないえい
たったねっ、えっとえ!!追います。恋人ではありませんよ、まだ、そんな、っ
「まだ」ということは恋人にはなりたいん。
だね?じゃあもう素直に彼女に愛を伝えちゃった。
ちゃおう!想いを伝えられぬままそれぞ
やしているよりもずっとスッキリするよ!
大丈夫夫丈夫!拒まれたらまた次の恋を
探せばいいさ!
この世界は愛に満ちている!!
「最近時長に昇格してくれるよねった明瞭の規律違反が極だしく、しっかりとして、
いくら苦言を呈そうと反省の色が見られないこの
ままでは奴を推測した際にはで非難の目が向けられ
あぁ、はぁ。そことになるのだが、それにこっちゃっついてはどう思うかね
シスターネ??
それは誤解だよオリライエ!私は親律
違反をしたいんでしょうか。遠足をくださいんじゃなくて、したくな
いことは絶対にしないだけ
なんだよ!それに俺が
こういう人間だって10年以上前から
こいつの間に、ハッドキスムのように知ってるだろう。それを本当のとて推薦しました。
知ってるだろう...でなんとしたんだから、しょうがないよねっ!
「オレは別に自ら望んで来たわけではなく、あなたのーーー」
気付いたらここに
ヴァニタス語ヴァ二タス君!!!そんな限らっしゃいです
アニタス者ワーニンス者...そんな晴っこにいないでこっちにゃいました
おいでよ沢山お話しようよ!
お、おかしの話じゃっ。君のことがもっと知りたいやん奴もロロットの
あのことかもっと知ったな。誕生日はいつ?恋人けいてのはまたお
あ、誕生日はよくはいる?好きな食べ物
は??ヴァニタス君ヴァ
ウァニタス君ゲァタスもヴァニダニケス
タス君
どんな悩みも笑顔と筋肉で
ズバツと解決!!!
ローランの懺梅室
シスターロー
また来
☆コミックス発売時の>表紙,裏を収録
今回世界REENK-
カリーリ
ExtraContents
ヴァニタスとノエが追う
「ジェヴォーダンの獣・事件
その中心には
ダブンエ家という貴族の存在があった。
吸血鬼になってしまった娘を、人間に戻す
悲壮な願いはやがて、
「獣」の産声へと変わる
ExtraContEntsおわり
☆コミックス発売時のカバー裏を収録