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Instructions:
ヴァンフッドサプリと幸情は...
MAKOTO
AFTFRNOONKC
幸村誠
hatactersof
クヌート王子の参謀役として歴史を経験、
トを王位につけるべく策
"ヨームの戦鬼"と恐れ
コームの私たしぶれられたトルフィンの父
親。息子を守るためアシ
ッドに殺された。
シェラッドに殺された父の仇を討つため、アジ
1013年8月、スヴェン王率いる
デンマーク・ヴァイキングの軍勢が
イングランドに侵攻、各地を制圧した。
スヴェン王は一方で第二[王子クヌートを
戦略に乗じて亡き者にしようと画策
トルフィンの大叔父にあたる
最強の献将トルケルと対峙させた。
この目論見は知将アシェラッドの
策謀によって失敗、
翌年1月、トルケルは電撃的に
クヌートの幕下に寝返った。
最強の将と軍勢を手にしたクヌートは
父王との全面対決に臨むべく
ヨークに向かう。
一ク王国第二王子。父であるスヴェン
ら存在を疎まれ、命を狙われている。
戦が生き甲斐の武将。か
つてはクヌートと敬対し
ていたが、現在は従士と
る大王。後継争いを避
けるためクヌート暗殺
最強と謳われるヨー
戦士団の幹部。スヴェ
シ大王の配下でクヌー
第50話
いや
解せねェのは
さァ
暗殺者が
なんで王子様を
狙ったのかって
ことだよ
?何がよ
偉い人なんだから
命を狙われることも
あるだろうよ
イングランドの
連中なら
やりそうな
こった
そう
そこだよ
本当に
イングランドの
仕業かな?
どゆこと?
だってお前
この町にゃ
スヴェン陛下が
いるんだぜ?
イングランドが
的にかけんなら
そっちだろ?
あ
ああそっか
確かになァ
一発逆転
狙うんなら
陛下のほうだ
それに
お世継ぎ候補は
2人おられるし
次男のほうを
狙ってもなァ
だからさァ
クヌート様が死んで
得する奴の
仕業なんだよ
お前
減多なコト
言うなって
誰だよ
それ
こいつァ
あくまで
王様の警備が
厳重で
手が出せなかった
だけじゃねェの?
よう
お前ら
知ってるか?
噂程度の話
なんだがな...
『噂程度の
話...
そのくらいの
加減が
ちょうど良いの
です
確たる証拠を
つきつけたりしては
追い詰め過ぎに
なります
王陛下側には
多少の余裕を
残しといてやる
ほうがいい
「王陛下が
クヌート殿下の
命を
狙っている」
...という噂
ま事実
ですけどね
暗殺者を
雇ったのは
おめえか
自作自演
じゃねェか
おォよ
なかなかの
演出
だったろ?
王陛下が尻尾を
出さない以上
ただ噂を
流すだけじゃ
だめだ
噂は説得力と
真実味を帯びて
町中に拡がる
あの演出が
あって初めて
兄王子殿下と
クヌート殿下の
跡目争いは
軍中みな
知っている
そこへこの
暗殺未遂と
噂...
さて諸君
明日の会議に
これがどう
影響するかな?
なるほど...
この私が
不利になるような
命令を王は
下せなくなる...
その通りです
殿下
トルケル殿を
殿下から奪ったり
激戦地へ我々を
派遣したりすれば
噂の後押しを
することになる
ああ見えて
王というのは
人気商売です
軍民の
己に対する悪評を
捨て置くわけには
いかんでしょうぜ
諸将の手前
それは
出来ますまい
まして
スヴェン王陛下は
利口な方だ
......!
子殺し
なんてのは
特にね...
悪知恵
まわるなァ
アシェラッド
そーゆーの
どこで
教わるわけ?
力押しだけが
戦じゃねェって
ことだよ
勉強に
なったろ?
...これで
当分の間は
王も手を出して
こぬかも知れんな
時間稼ぎには
良い策だ
ありがとう
ございます
だが
今後二度と
私の身代わりを
立てることは
許さん
よいな
アシェラッド
...はい
申し訳
ございません
万の軍勢を
味方につけた
ようなものだ
!
はー
しかしまァ
何ちゅうか
感服
致しましたぞ
アシェラッド殿!
お話が
ひと段落した
ようですので
心強い
ことですな
殿下!
私ちょっと
用足しへ...
アイヤイヤー
あっはっは
敵方に
通じて
います
殿下
グンナル殿を
信用しては
なりません
おそらく
何故
そう思う
根拠を
言え
王陛下側も
我々の情報を
欲している
はずです
カンです
だが間違い
ないでしょう
ラグナル殿の死に
彼は動揺していた
このメンツで敵方に
つけ入られるスキの
ある者が
いるとすれば...
両陣営に
いい顔をしておき
状況次第で
どちらにでも:
だとしたら
ヤバく
ねェか?
今の話も
向こうに
知られるぜ
そういう知恵の
働く方では
ありませんかな?
グンナル殿は
かまわん
知られても
いいことしか
話してねェ
グンナルが黒なら
今の話は今夜中に
王陛下側へ伝えようと
するでしょう
確認のため
今トルフィンに
彼を尾行させて
います
直に
お伝え
するのだぞ
行け
グンナルが
間者であれば
どうする
殺すか
奴隷女の死に
心を痛めるような
お方かと思えば
グンナルは
泳がせましょう
こちらの伝言を
王陛下側へ
伝えるのに
便利です
彼を通じて
こちらが短期決戦を
望んでいないことを
王陛下側に
知ってもらいましょう。
自分たちの
間者からの
情報なら
信用するはず
そして
安心する
これで
当面の争いを
避けるためには
お互いの了解が
必要です
私の作戦は
完成
まったく
そなたと
いう男は...
明日の
王陛下の反応が
楽しみですな
グンナルの手下が
中へ入った...
王の家か...
決まりだな
あっちいけ
グンナルは
黒だ
フン
どいつも
こいつも
だまし合いに
夢中か
くだらねェ
それが
戦士の長の
やることかよ
フン
薄っ気味の
悪い家だぜ
第50話終わり
競う「転職・誤算
兵隊が
たくさん
おるなァ
中身は
なんだ
...
はー
これみんな
族長たちが
食うんか
へへェ
ワインで
そりゃそうさ
今日はこの家に
族長が大勢
集まるんだから
いいなァ
エラい人は
腹いっぱい
食えて...
貴公
どう見るかね
昨日の件...
ム
王子殿下の
暗殺未遂の
ことですな
畏れ多いこと
ではあるが..
噂もあながち
見過ごせぬ
確かにな
王もご高齢だ
そろそろ後継者を
おひとりに定めねば
ならぬだろうし
やはり
陛下のお心は
クヌート様より
ハラルド様か...
クヌート派は
面白く
なかろうな
お声が高い
まだ噂に
過ぎませんぞ
身の
振り方を
改めねば
ならんか...
いやいや
クスート派には
あのトルケル殿が
加わった
これは
ラグナルの損失を
補って余りある
あれは
政治の出来ぬ
男だ
あれは政治の出来ぬ男だ
クヌート様の
器量では
持て余すわい
クヌート派に
もうひとり
加わったのが
いたな
確か
〝灰まみれ〟
とかいう
仇名の...
?
さて
聞かぬ
名だな
諸侯
ご起立
されよ!
王陛下と
王子殿下の
ご入室である
おォウ!!
ごちそう
テンコも!!
トルフィンは
どうした
アシェラッド
は
あれは
「この屋敷には
入りたくない」
などと
駄々をこねまして
外に
へっ
つきあって
られっか
まァ御身の
護衛の心配は
ありますまい
さすがに
この場で
刃傷沙汰に
及ぶバカは
おらんでしょう
デンマークの
族長諸賢
今日はよく
集ってくれた
積年の望みは叶い
ついにこの地
イングランドは
余の統べるところと
相なった
この良き日は
諸君らの
奮戦あったれば
こそである
また
古き友トルケルと
我が息子クスートも
神々の加護により
我がもとへ帰り来た
父は
うれしいぞ
望外の
喜びである
よくぞ
戻ったな
そなたには
新領より
マーシアの統治を
任せる
トルケル
息子を助けて
やってくれ
父とともに
この地を
よき国に
しようぞ
マーシア
.......!
余の
願いじゃ
なんだコレ
うめェな
んっス
イングランドで
最も豊かな土地を
クヌート殿下に...
噂はやはり
噂に過ぎぬか
...?
いや...
わからぬ
真実で
あればこそ
ああ言うより
他には...
諸君らにも
戦果に相応した
褒美を授ける
次なる戦地
アイルランドに
おいても
存分に奮われよ
彼の地
アイルランド
は
かつて不遜なる僭主
ブライアン・ボルにより
先王ハラルドが
苦汁を舐めさせられた
因縁の地であり...
勝てる!!
王の反応は
オレの予測の域を
出ていねェ
オレの作戦に
対処じきれてねェ証拠だ
知恵くらべなら
主導権をとれる
ヒヒッ
あんたにゃ悪いが
今後は損クジ
引いてもらうぜ
フローキのだんな
いい顔だな
このケンカを
仕切るのは
オレだ
駒も
そろってる
オレなら
やれる!
しかしだ
諸君
この地には未だ
王に対する畏れを知らぬ
無礼な者どもが
おるということも
ここで話さねばならぬ
きゃつらは
余の遣わした
臣従を勧める使者を
二度にわたり
はねつけおった
そこに
新領の安寧を
おびやかす芽が
育っておるなら
まず
全力を以て
摘みとらねば
ならぬ
ウェールズ
彼の地の者どもに
真の王者の力が
どれ程であるかを
知らしめるのだ
来る春より
進撃する
心得よ
諸君
...?
続いて
シュレスヴィヒの
諸侯
エイリークの子
イーヴァル殿
御前に進まれよ
戦功を評価し
陛下は貴殿に銀と
領地を下賜される
ありがたく
受け取られよ
素知らぬ風に
見えるがな
先程
一瞬の
ことです
ウェールズと
聞いて
顔色を
変えました
ウェールズに
あ奴めの弱みに
つながる何かが
あるやも知れませぬ
ご留意
下さいませ
ふむ...
ガツガツ
すんなよ
みっともねェ
豊穣の神々に
感謝の気持ちを
表明してんだィ
それ以上
でかくなる
つもりかよ
まったく
......
......
...
オレと
ウェールズの
つながりを
知っている...
フローキに
話したことは
ねェ
何なんだ
どういうことだ
スヴェン王め!!
いや
そんなはずは
ならやっぱり
偶然...
知っていたとして
オレへの嫌がらせの
ためだけに
全軍を動員する
なんてことは
ありえねェ
いや
そんなこたァ
どうでもいい
問題は
春には
ウェールズが
火の海に
なっちまうって
ことだ!!クソ!!
考えろ!!
時間はねェ
春までに
何ができる!?
王子を立てて
反旗を
ひるがえす...
まだダメだ
戦力差が
ありすぎる
だいたい結局
ウェールズが
主戦場になる
将軍達を
こっち側に
引き込むにも
根回しの時間が...
戦う方向で
考えてちゃ
ダメだ!
このドサクサに
王の刺客が
王子を狙いに
来るだろうし
ランド
連中をまた
たきつけることは
できねェか!?
ソッタレめ
まともに使えんのは..
ルケルの兵500だけか..
ウェールズって
言やァさー
お前オレに
追跡されてた時
あそこに
逃げこんだ
じゃんよ
ありゃー体
どーゆーカラクリ
だったんだ?
なんで
ウェールズ人達が
デンマーク人の
お前の味方を
したんだ?
ウェルダン
ワェルダンにしてちょーだい
...お袋の
墓がある
あの地は
オレの故郷
オレの
国だ
マジかよ
あの
奴隷のお袋
ってのは
ウェールズ人か
ああ
土地は貧しくとも
民心は誇り高い
お袋の
愛した国だ
そっかァ
そいつァ
まァ~~
何だな
お気の毒様
だな
フン
フン
まったく
クヌート殿下の
従士
ウォラフの子
アシェラッド殿
オレって奴ァ
どうしてこう
ドタン場の運が
ないのかね...
進まれよ
御前に
今の話
誰にも言うんじゃ
ねェぞ
トルケル
さて...
どうした
もんかな
オレの国を
この蛮族どもから
守るには...
アシェラッド
こやつ
何らかの形で
ウェールズと
つながりを
持っているはず
胸中
穏やかでは
なかろう
王子殿下の
危難をお助けした
功績により
王陛下は貴殿に
銀50ポンドを
下賜される
ありがたく
受け取られよ
クヌートのために
そなたが
奮戦したこと
聞き及んでおる
礼を
受け取れ
は
ご褒美
頂戴
いたします
ウェールズの
討伐戦に
おいても
活躍を
期待して
おるぞ
......チッ
やっぱり
気づいて
やがるのか
狸ジジイめ
王陛下
畏れながら
申し上げます
この度の
ウェールズ討伐
果たして
最良の選択と
申せましょうか?
第5話終わり
第52話
讓英雄復活
来春の
ウェールズ
討伐
デンマーク軍に
とって
益の薄い戦かと
存じます
どうか
ご再考を
何を
言っている
アシェラッド!?
当面の間
王と摩擦を
起こさぬが為の
そなたの策は
図に当たったのだ
自らの手で
それを台なしに
する気か!?
それ程に
ウェールズの地が
大事と申すか?
あれが
アシェラッド
か
見覚えが
あるな
ホレ昔よく
フローキ殿と
一緒にいた
やつ......
ああ
そういえば
直と向かって
上意に異を
唱えるとはな
なかなかの
胆力じゃ
ないか
すみませんな
殿下
こいつばかりは
ちょいと譲れねェ
やるなら今が
好機なんだよ
スヴェン王も
族長たちの前では
カッコつけたい
はずだ
考えを
述べてみよ
考えを述べてみよ
そこにつけ込めば
ウェールズ侵攻阻止の
突破口くらいは
開けられるかもしれん
聞くことも
王たる者の
務めだ
ホレ見ろ
カッコつけた
ありがとう
ございます
提言の理由は
ふたつ
ございます
ひとつは
我々は10年の
長きにわたり
イングランド軍と
戦ってまいりました
国土も人も
疲れております
新領及び
デンマーク軍団の
損耗
本日列席の皆様も
多くの将兵を失って
おいででしょう
まずは
新領に落ち着き
それら損害の
回復に努める
きかと
もうひとつは
ウェールズの地の
険しさと
それ故の貧しさで
ございます
山谷の多きことで
知られる土地です
攻めれば地の利を
敵に奪われましょう
困難が予想されます
よしんば
屈服せしめたと
して
そのような
貧しき地から
大兵をねぎらうに
足るだけの収穫が
得られるとは
思えませぬ
たかがウサギを
追わんがために
疲れた馬を鞭打ち
懸崖に踏み込むが如き
行いです
ひとくちに申し上げて
ひとくちに
申し上げて
ウェールズ攻めは
割に合いませぬ
フン
開きなおったな
族長どもの
代弁をする体で
多勢の支持を
得るつもりか
ホント
口が回るな
あいつ
攻略ではない
討伐だ
王陛下に無礼を
はたらく者を
放置せぬことが
肝要なのだ
勘違いするな
左様のことが
ご懸念で
あるならば
私めを使者に
お遣わし下さい
弁は立つと
自負しております
彼の地の者どもを
説き伏せ
王陛下に対し
臣下の礼をとらせて
ご覧にいれましょう
徹底して
正論だ
......そなた
この王に
向かって
話は通じる王だ
正論なら
無視はできめェ
三度の礼を
尽くせと
申すか
そなたの言う
“ウサギ”を
相手に
よく言うぜ
どうせ先の使者は
戦の口実作りに
送ったんだろうが
三度
なればこそ
彼らにも
王陛下の
寛大なるお心が
伝わりましょう
王陛下と軍団の
御為を思えばこそ
勇を鼓舞し
申し上げる次第
何卒
お聞き入れを
!
お!
斬るか?
.......
...これぞ
忠臣の姿よ
王にとって諫言に勝る宝はない
王にとって
諫言に勝る
宝はない
さ
立つがよい
具申に
遠慮は要らぬぞ
施政の参考と
しよう
がように
我が軍団には
忠勇なる者が
揃うておる
うれしい
限りだ
つまんねェの
もったいない
お言葉で
ウェールズか
クヌートか
選べ
本心余は
ウェールズの
討伐など
どうでもよい
アイルランド攻略の
準備の間
兵どもを徒に
休ませぬが為の
戦に過ぎぬ
クヌートの
首を土産に
我が許へ来い
されば
ウェールズは
見逃してやろう
そなたのことは
少し調べた
ならば
ウェールズに
固執する理由も
察しがつく
...
やはり母御は
奴隷だそうだな
彼の地の
産物といえば
奴隷くらいの
ものだからな
ニンニュースマース
...まぁ
......?
なんだ...?
一瞬の
あの表情...
何を
話している
アシェラッド
イヤな
顔だな
こんな顔の上に
王冠が載ってる
なんてのは
やっぱり
許せんな
へ?
い今たしか
王に向かって
はは
まさか
聞き違い
だろ?
......
......そなた
今
なんと...
耳も遠いのか?
しょうがねェな
このジジィは
ブッサイクが
光りモン
載っけてんじゃ
ねェっ
つってんだよ
王者の
ツラじゃ
ねェぜ
動くな
衛兵ども
王は
オレの間合いの
中にいる
......!!
な!?
!?
・
......
......
アシェラッド...
野郎!!
オイシい
ところを!!
スヴェン王は
オレの獲り
まっ
待て!!
.....おっ...
王陛下の身に
もしものことが
あってはいかん
動くな
トルケル
あァ!?
......
アシェラッド...
剣を納めよ
アシェラッドは
尋常ではない
刺激するな!
うかつな...
近づき
過ぎたわ...
されば
この非礼は
赦そう
赦す?
図に乗るな
蛮族めが
我が一族と
我が民への
愚弄
万死に
値する
最後の
忠告だ
アシェラッド
......剣を
納めよ
そりゃ
仇名だ
我が母より
授かりし
真の名を
教えてやろう
ルキウス・
アルトリウス・
カストゥス
余こそがこの
ブリタニアの地を
統べるべき
正統の王である
今だ!!
者ども
へっ
スカッと
したぜ
さて...
......恩に
着るぞ
ジェラッド!
でっ
出会え
出会えェ
者どもォ
ツツ!!
こやつは
王殺しの
大罪人だ!!
斬り
捨てよ!!
.....?
第3話終わり
私も読まず、ブリタニア王近る
...?
悲鳴...?
お前達は
隠し口からだ!!
あとは正面から
いくぞ!!
走れ
走れ!!
かなりの
手練らしいぞ
ぬかるな!!
な...
なにを...
なにを...
やってんだ...
なんだよ
これ...
何やってんだ
あのバカはァ
ッ!!
は
は
は
どうしたァ
次に死にたい者
前へ出よ!!
ブリタニア王が
自ら斬って
進ぜようぞ!!
は
は
怯むなァ
斬れェッ!!
人数で
おし包めェ
ツツ!!
増援が
到着したら
全ての出入り口
を閉じよ!!
あやつを
この広間から
生きて出すな!!
王陛下の
お体を
奥へ!!
マントで包め
召し使いどもに
見られるな!!
ははは
ははは
ははは
はーっはは
ははは.は
はははほは
族長の皆様は
こちらより
退室して下さい
ああっ
ちょっ
押さないで
何しとる
早く門を
外さんか!!
たっ
ただ今
何故進まん
はよう
せんかい!
賊はドコ
じゃー
い!!
押すなァ
ーッ!!
ロマァン
アシェラッド
くそォ
どけ!!
中に
入れろ!!
ッ!!
こらえろ
トルケル
そなたの
出番は
まだだ
どー
い
もォー
血迷いやがって
バカ野郎が!
あやつは
血迷ってなど
いない
でも
よ!
よォ!
何が嫌いって
獲物を横取り
されんのが
一番腹立つんだ
オリャあ
あれは
演技だ
私と
ウェールズ
両者を救う上で
最も確実な選択を
取ったに過ぎぬ
乱心のふりは
王殺しの罪を
ひとりで被る
つもりだからだ
今少し
暴れさせて
やれ
止めは
そなたに
任せる
トルケル
オレァ
知らね
かんな
やらねェ
あいつは
お前の手下
だろうが
飼い犬の始末は
飼い主が
つけてやれよ
どうしたァ
これで終わりか
デーン人どもォ
骨のある者は
おらんのかァ!!
アシェラッ
ドォオオオ
オッ!!
貴様.....!!
貴様っ何をしたか
解っておるのか!?
王を
殺したの
だぞ!?
何を申すか
フローキよ
余はここに
健在で
あろうが
こっ...
の...:!!
貴様のせいで!!
イングランド戦役は、
再燃するぞ!!
貴様
なんぞの
せいで!!
フン後ろ盾を
殺されたのが
それほどに
悔しいか
全て一から
やり直しだ!!
だまれ!!
何様の
つもりだ!!
貴様ら俗物は
つくづくに
己の利を超えた
ものの見方を
知らぬわ
奴隷の
子めが!!
下郎~~~
それが王に対する
口の利き方かァ
くっく~~っ!?
オぉラァア
跪けぇエエ
エエエ!
ぐっ
貴様には
余の靴に
口づけをする
栄誉を
与えてやろう
そして
死ね!!
アシェラッドォ
ッ!!
来るな!!
アルフィン!!
はっはっ
3
第5話終わり
第54話】ENDOFTHEPROLOGUE
......
人を
刺したのは
初めてか
王子よ
......上出来だ
でっ
殿下...
おい..
アシェ...
おいしい
あれ
え?
や
やった
のか?
殿下だ!!
殿下が!!
殿下が!!
御自ら
仕留めたぞ!!
クスート殿下が
王陛下の仇を
討ったぞォオ!!
シャンと
立ってろ
ここが
肝心だろうが
王子様よ
お前の
ための
舞台だ
無駄に
するなよ
くそ!!
あァ!!
くそったれ!!
面倒なトコ
刺されやがって
バカ野郎が!!
ハゲ!!おい!!
立てよコラ
手当ては後だ!!
トルフィン
カルルセヴニ
だぜ!
こいつか!?
......
......ったく
こっから
逃げるぞ!!
.....うるっ
せェなァ
耳元でよォ
ちったァ
休ませろや
とっとと
殺ってくれ
待たせて
悪かったな
くれてやるよ
オレの命
もっとも...
もう使い終わった
命だ
殺れよ
惜しくも
なんとも
ねェがな
オレとお前は
敵同士
だろうが
......
...死ぬ.....
......のか?
お前が...
ウソだろ?
早くしろ
時間は
ねェぞ...
........
.....なめてんのか
テメェ......
こんなんじゃ
ねェだろォ!?
オレと
お前の
決着は!!
こんなんじゃねェエェッ!!
こんなんじゃ
ねェエエッ!!
許さねェぞ!!
勝手に
死ぬんじゃ
ねェッッ!!
立て!!
今すぐオレと
決闘しろ!!
テメェを
倒すのは
オレだァアッ!!
ったく...
ガキは
これだから
まいるぜ...
お前...
これから先
オレが
死んでから
その先..
どう生きる
つもりだ
トルフィン
......はは...
何も考えて
なかったん
だろ?
しょうがねェ
野郎だな
まったく
うる
せェ
テメェの
知った
ことじゃ...
いいかげん
先へ進めよ
いつまでも
こんな...
クソくだらねェ
トコで
ひっかかって
ねェで
ずー
先へ...
「っと
トールズの
行った世界の
その先へ...
トールズの子の
お前が行け
それがお前の:
本当の戦いだ
本当の戦士に
なれ...
トールズの..
......子....
くっ
トルフィン
許せとは
言わぬぞ
この成敗は
そやつが突如乱心し
王陛下殺害という
大罪を犯した
ためだ
だが...
こうなっては
もはやそなたには
私のもとで
働く気など
あるまい
望むところへ
去るがいい
!!
ついて
モォ
殺せ!!
殿下を
斬ったぞ!!
こいつも
逆賊の
仲間だ
やめろ!!
そやつは
殺すな!!
私は大事ない!!
そやつは
アシェラッド
とは違う!!
顔か
殿下!
お手当てを
...
あれなら
死にゃ
しねェな
構うな
大した
傷ではない
......安い
代償だ
下がれ
兵ども
そやつを
殺しては
ならぬ
まずい.....!
兵どもが皆
王子の命令に
従っている...
このままでは
軍団の主導権を
奪われかねん
殿下
あやつを
放免するわけには
まいりませんぞ
デンマーク王家の
威信にかけて
死を与えるべきです。
チッ
でしゃばり
野郎が
放免とは
言っておらぬ
トルフィンの
処分は後で
私が決める
奥の間にて
お休み
下さいませ
お連れ
しろ
早急に
お怪我の
治療を
この場の些事一切は
このフローキに
お任せ下さい
よくはからいます故
は
フローキ
先王亡き今
イングランド方面軍の
総大将は
誰と心得ておる
どうした
申して
みよ
全権は
誰にある
ぬ......ウ
者ども
聞くがよい
先王
スヴェン陛下は
お隠れになった
今日より!
全軍の指揮及び
イングランド統治は
このクヌートが
代行する!
ウェールズの
討伐は
とり止めだ
先王の死が
巷間に知られれば
イングランド軍
残党の蜂起が
予想される
我が軍はまず
それに備えねば
ならぬ
我が軍はまずそれに備えねばならぬ
詳細及び
褒賞授与の
続きなどは
追って沙汰する
先王の葬儀は
2日後に
執り行う
以上!
解散せよ!
以上!解散せよ!
立て
コラ!
あぁ
な...?
あぁ
あ
あ
あ
あ
あぁ
あ
っあ
あ
あ
あ
あ
あ
う
あ
あ
第引話終わり
不毛の地に立つ稀の木は枯れる
樹皮も葉もそれを保護しない
誰にも愛されぬ人もこれと同じだ。
どうして長生き!しなければならぬのが
「オーディンの厳言より
第50話
気ィつけろォ
ロープが
切れたぞォ!!
ん、
大丈夫かァ
オイ!!
重いもん
捨てろォ!!
捨てろ!!
沈むぞ!!
他の船は
見えたか!?
...
ダメだァ
はぐれちまった
おォい!!
旦那さん方!!
ちょっと
来てくれよォ!!
こいつ
病気みたい
なんだ!
すげェ
ふるえてんだ
どうしたらいい!?
あァ!?
なんだってェ!?
病気だよ!!
びょーうー
きー
!!!
あー!!
くそ!!
ったく
この忙しい
ときに!
やっち
まったか
んむ...
言葉通じねェ
からさァ
気づくのが
遅れたんだ
熱も
すごくて
ほかにも
咳でてる奴
いるんだよ
なんか
薬とか..
せェのォッ
え
あっ!?
何すんだよ!!
ひでェじゃ
ねェかよォ!!
ちきしょう
銀140オンスが
パァだ!
クチ
開けろ
よし
腫れて
ねェな
あァ
もったいねェ
寒けは
ねェか?
熱は?
毛皮を配るぞ
これにくるまって
体を冷やさねェ
ようにしてろ!
寒けのある奴は
この酒を飲め
わかったか!
お前らはなァ
大枚はたいて
仕入れた
大事な商品
なんだ!
せめてお前らに
買い手が
つくまでは
元気にしてろ
ご主人様の
許可もなく
病気になんざ
なるんじゃねェ!!
わかったな
奴隷ども!
自分が
そうなってみて
改めて
わかったけど
実際
奴隷なんてのは
牛や豚と
いっしょだ
そりゃやたらに
殺されたりはしない
買い手だって
高い金払ってるん
だからな
だが
やっぱり
生きるも
死ぬも
自由には
ならねェ
オレは
そういうモノに
なっちまったんだ
よーし
腹いっぱい
食えよォ
酒は必ず飲め
血色が良くなる
だが飲み過ぎるな
すみずみまで
よく洗うんだ
特に頭!
2人1組になって
お互いのシラミを
取ってやるんだぞ
どうだナ
こんな
もんで
うん
髪はよし
もう少し
若くみせる
化粧を
たのむぜ
あまり
ごまかしをすると
あとで客と
悶着するぞい
なァに
かまや
しねェ
今日の客とは
二度と会うこた
ねェからな
オラ
顔を
上げてろ
どんな客でも文句は言えない
どんな雪でも
文句は言えない
金を払った
奴が
オレの主人だ
いかがで
しょうか
女は特に
質のいいのを
そろえました
みな妊娠の経験も
ありません
女は
要らないワ
欲しいのは
若い男よ
ふむ..
言葉
わかる?
アナタちょっと
体をみせて
ちょうだい
ひ.....
アナタ
名前は?
年齢は?
あ...えっ
エエイナルッ
です......っ
病気
したこと
ある?
たったぶん
ハタチ
くらい...
なっなっ
ない...っ
です...っ
~~~っ!!!
あ
ご要望で
んー...
悪くないん
だけど
も少し顔の
カワイイ子
いないかしら
エエはい
でしたら
こちらへ..
お客様のような
方のために
特別の商品を
ご用意して
ありますんで..
あらそう
楽しみ
だワ
二三度
脱走もした
しばられては
いなかったし
逃げるのは簡単だと
思ったんだ
だが
これがなァ
やってみると
うまくいかない
もんだ
.....腹
へった...
盗っ人
だァー
ーッ!!
まてェ
このガキャ
逃がす
なー
ーっ
よォ
エイナル
お前さん
まァだ
わからねェ
ようだな
奴隷ども
よーく聞け!!
無駄な考えは
とっとと捨てろ!
逃げたところで
お前らに
行くアテなんざァ
ねェんだ!
お前らの故郷は
はるか海の彼方だ!
どうあがこうか
自力で帰れる
もんじゃねェ!
そして
もちろん!
お前らの逃亡を
助ける人間も
この国にゃいねェ!
なぜなら
お前らは
よそ者で
一文なしの
奴隷
だからだ!!
いい主人に
買われて
まじめに一生懸命
仕えるんだ!
そうすりゃ
逃げて乞食に
なるよりも
ずっといい飯を
食わしてもらえる
まじめにつとめて
主人の気に入りに
なりゃア
いつか自由にも
してもらえる
わかったな
エイナル!
冒険する前に
どっちが得か
よく考えろ!
鞭打ち
30回だ
へイ
喜んで
くやしいけど
奴隷商人の
言う通りだ
やみくもに自由に
なろうったって
故郷は遠いし
道中のアテも
ありゃしない
おとなしく
飼われてりゃ
食いっぱくれは
ないんだ
だんだん
そう思うように
なった
ぜんっぜん
違うじゃ
ないか!!
金髪でも
小柄でも
ないぞ!!
まァ
それはそうと
どうです?
コイツ
あっれ~~~?
よく見たら
違いました
ねェ
力もあるし
丈夫ですぜ
今なら
だから!
働き手を
買いにきた
わけじゃないと
言っとろうが
身内を
解放したい
だけなんだ!
売人の後を追って
やっとここまで
来たんだ
邪魔せんでくれ!
それともアンタ
何か知ってる
のか?なァ
この町で確かに
トルフィンの奴が
売買された
はずなんだ!
......邪魔
したな
いえー
ご用の際には
ごひいきにー
フン
見つかりゃ
しねェよ
つうか
金あんのか?
あのジイさん
ああやって
身受けしようと
捜してくれる人が
いる奴は
幸せな奴だ
お前
言葉は
わかるか?
歯を
見せてみろ
.......
名前は?
うむ
昔は
どこで何を
していた?
うむ
エイナル
です
北イングランドで
畑を
やっていました
ほお...
うむ
うむうむ
この
ケティルという
おっさんが
オレの主人に
なった
牛2頭より
ちょっと高い
値段だった
そうだ
少なくとも
牛よりは
大事にして
くれそうだ
おまえ
ケティルさんの
農場に着いたのは
6月も終わりに
さしかかった頃だ
デンマークの
ユトランドと
いう所だ
エイナル
!
こっち
だ
家人は皆
仕事中だ
紹介は
晩飯時に
してやろう
はい
旦那様
まずは
ワシの農場を
見ておけ
(?
や
す.....
これ
全部.....
ごい...
うむ
ワシの
小麦だ
もうすぐ
刈り入れなんだが
家人だけでは
人手が足りんでな
はは
ぜいたくな
悩みだな
今年の
冬蒔きからは
さらに収穫が
増えるはずだ
頼もしい
味方を
買ったからな
あの...
ご期待は
うれしいん
ですが...
これほどの畑
私ひとり
増えただけでは
なんとも...
うむ
...うむ?
あァ
はは
ちがう
ちがう
お前のこと
ではない
まァそれは
いずれわかる
それに
お前を買った
一番の目的はな
刈り入れの
手伝いでは
ないのだ
...
エイナル
ここが何に
みえる
森
.....です
か......?
うむ
ちがうな
未来の
小麦畑だ
......!
旦那にゃ
あきれたね
旦那にゃあきれたね
あれだけ畑を
持ってるくせに
まだ新しいのを
作る気なんだ
トルフィン
ワシだ!
?
トルフィン
?
......アレ?
どっかで
聞いたよーな
名前.....
ともかく
それが
オレと
トルフィンの
出会いだった
第5話終わり
第56話
第56話
エイナル
トルフィン
今日から
お前達は
友人だ
さァ
あいさつ
しろ
お前達には
同じ仕事を
与える
協力するんだぞ
デンマークユトランド半島南部
ケティルの農場
1015年6月下旬
よろしく..
トルフィン
...どうも
小さいな...
子供...
じゃないよな
ヒゲぁるし
うむ
仕事について
説明しよう
この森は
ワシの
所有地だ
これを
お前達
ふたりに
貸してやろう
......貸す?
一切任せる
この土地を
開墾運用し
収穫を上げろ
収穫物はワシが
正しい値段で
買い上げる
その金額が
お前達の値段を
上回ったら
自分で自分を
買い取れ
......
.....自由に...
自由に
なれるって..
ことですか!?
うむ
そうだ
自分の力と
正しい手続きで
自由になれ
お前達の
がんばり次第では
3年以内に
そうなることも
ありうるぞ
稼ぎは
ふたりで
折半だ
借地代は
最初の収穫まで
待ってやろう
ぁっありがとう
ございますっっ!!
がんばりますっ!!
おおっ
うむうむ
ははは
困ったことや
聞きたいことが
あれば今後
このパテールに
聞くがいい
長年
ワシに仕えて
この農場のことを
よく知っておる
よろしくな
私も
同じ方法で
自由身分に
なった
はいっはい!!
がんばります!!
すごく!!
うむまァ
今日のところは
トルフィンの仕事の
見学をしろ
慣れない土地で
大変だろうが
がんばりなさい
長旅の
つかれも
あるだろう
トルフィン
エイナルに
良くして
やるんだぞ
いいな
はい...
旦那様
ありがとー
ございまーす
!!
なァッ
なァッ
旦那って...
アレ?
なァッ
トルフィン!
旦那って
ひょっとして
スゴくいい人
なんじゃ
ないかなァ!?
こういうことも
あるんだなァ
デンマークじゃ
あたり前
なのかなァ?
オレの故郷にも
奴隷はいたけど
ずーっと奴隷
やってたんだよね
そいつ
あオレ
北イングランドの
生まれなんだ
オレも
そうなっちまうの
かなって
思ってたんだけど
へー!!
アイスランド
キミ
どこの
出身?
........
...アイスランド
.....って
ドコ?
おー
すげェな
もうかなり
切ってるじゃんか
あと
どのくらい?
こっち側
全部だ
こっち側?
そこに
川が
あるだろ
その川から
こっち側の
全部だ
まだ
けっこう
あるって
こと?
ああ
...
...
...
アレ?
よっ
とっ
あ
いや
斧
もう1本
あったから
.....見学
してろって
言われた
だろう
人が働いてンの
黙って見てるのも
なんだし
うんっ
でもっ
それに
1日でも
早いとこ
自由になりたい
じゃんか
もう少し
離れた木を
やってくれ
それと
川と直角に
倒れるように
切るんだ
川に流して
運ぶんだな
この木
ぬあ~~~〜~~
~~~って!
腹
へった!
なァココ
昼飯は
どうなってん
の?
...あるよ
あるのか!
よかった
取りに
いくのか?
どっかに
えー!?
マジ!?
なんだよ
至れり
尽くせり
だなァ!
いや
そろそろ
「奉公人」が
持ってくる
お!
飯だ!
そうだろ?
トルフィン
マジだって
お前だけだぞ
ヤッてねェのは
うーわ
知らんかった
なー
じゃア
今夜あたり
行ってみるかァ
お!
オイ
アレじゃねェべか
新入りってのは
あー
そうみたい
ッスね
奴隷の
ツラだな
どどうも
はじめまして
私は...
ははは
アホ面だ
あー知ってる
新しい
奴隷だろ?
聞いてる
よ
ん
?
なんですか
コレ...
弁当だ
お前らの
えェ!?
これ
だけ!?
...なんだ?
文句
あんのか
オイ
いやっ...
文句って
いうか...
これ...
2人分
ですか?
だって...
えェ!?
なァ
お前
奴隷務めは
初めてか?
え?
あ
はい..
なら
覚えとけよ
食えるだけ
マシなお前らに
自由民のオレ達が
わざわざ弁当を
届けてやったんだ
まずは
礼だろ?
!
コイツら
...
ホレ
言ってみろ
「ありがとう
ございます」
ってよ
ンだァ!?
その目は
てめ...
いつも
お気遣い
ありがとう
ございます
頂戴
いたします
...
.....フン
トルフィン!
そいつに礼儀を
教えとけよ!
ホレ馬
ケガ
させんじゃ
ねーぞ
はい
昼寝して
やがんの
なんだよ
アイツら
サボりに
来たんじゃ
ねェか
プヒー
ロコツな嫌がらせしやがって!アッタマくんなァ
ロコツな嫌がらせ
しやがって!
アッタマくんなァ
旦那に
言いつけて
やろうぜ
お前もさァ
いくら奴隷でも
もーちょっと
ガンバろーぜ!
へコへコ
しないで
さァ
ふ〜
エイナル
後ろから押してくれ
オレは前で牽く
川岸まで
運んだら
イカダにする
なァこの木
もう少し小さく
切ったほうが
よかないか?
そんな
年寄り馬
1頭じゃ
ムリだよ
木は
旦那の
ものだ
杉の木は
建材として
売るそうだ
勝手に短くは
できない
これ...
アイツらの
仕事なんじゃ
ないのか?
そうか!
だからこんな馬
1頭きりしか
持ってこねェんだ
普通
奴隷に馬を
扱わせたり
しないだろ?
オレ達が
乗って逃げたり
しないように..
いいから
いくぞ
腹へって
気持ち悪い
アイツら...
ぜってェ
言いつけて
やる
オレの昼飯
食いやがって
やめとけ
......
嫌がらせが
ひどくなる
だけだ...
奉公人て
アレだろ..
自分の畑が
ないから
旦那の使用人
やるしかねェ
連中だろ?
...ああ
なんでェ!
そんなんお前
半分奴隷みたいな
モンじゃねェか!
オレらをいじめて
自分達より下が
いるってことを
確かめてるんだぜ
アイツら!
なァ!
トルフィン
お前も
そう
思うだろ!?
さァ...
どうでも
いいよ...
そんなこと
どーでも
いいこと
あるかよ!!
オレ達は旦那の
財産なんだぞ!
奉公人なんかが
コキ使って
いいわけが..
エイナル!
トルフィン!
どうだ
エイナル
報告が
あります
旦那様!
旦那!
...様
1日
過ごしてみた
感想は?
今日
こちらの
奉公...
にん...
が...
どうした
エイナル
報告とやらは
おかしな
奴だな
何も
ないなら
ワシは
行くぞ
........
トルフィン
オレ
ここ
気に入った
ヴィンランド・サガ8終わり
トルフィン
生まれ育った村
トルフィンが父トールス
たちと暮らしていた、戦
ん
とは無縁の>静かな村。
WindowsAGAMA
航路
フルウェー海
おー
大
海北
経路不器
スヴェン大王が居館を構えるデンマーク軍
の拠点
イングランド北部の商業の中心地
ユトランド半島南部
海に近い穏やかな土地で農場主ケティル
が広大な農地を保有している
●三井龍
設定資料
ま
母王様の部屋
近代の部屋
昔の割り
幸の部屋
かくし部屋
え、本当はこんなに
初めて部屋を
座切、たりしないけど
...まぁいいか
良福庫
召し伏いの部屋
兵隊の部屋
指揮官の部屋
兵隊技所
板張りの歩道
添取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
コミックス発売当時のまま掲載しています。
・ンランド・サガ(8)
者
著
発行者
発行所
2012年9月1日発行(01)
清水保雅
幸村誠
®MAKOTOYUKMURA2012
株式会社・講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽21221