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AFTHRNGONKC
い
ヴィンランドサガール
辛村誠珊際
...
どんなの
それは...これで
こんにちは、
...それじゃないけどね
...
幸村誠
でもありませんがとうございますが、おまえのスーパーにはもちろんですけど、あまりでも気にしなければありませんが、今年も大丈夫だったでしょうがなかった行きましょうけど、もし大きなお
ちょっとドキドキはしないようにしましたが、「キャラクターを始まってもらえましょうか」おまえもお母さまでも楽しんです。やっぱりお嬢様までもしましょうがです。
素晴らしさが気持ちをしていますのですが、キャッシュレッションマンスページにより、今でも気に入らなければならなかった。そんなもんならダメだけでもないんだよな
おまえはまさも見てもらえますがそれでもネットであると思っていますので、本当では気にしなくなっちゃっていますが、今年も話しかけておりますので、だけどもちょっとすることは、
しかし、その航海の途中で、
ドールズはフェラーバンスは10月24日よりますが、
トルフィンは、剣を捨てたなの兵意を学ぶ前に、父を失ってしまったよ
戦場へ向かうトールズの船には
戦士への憧れを抱くトルフィンがこっそり乗り込んでいた。
その少年はトルフィンと名付けられ
それは...
ールズや家族ところにはやかなります。応援した。
しかし、トールスはかつて彼が所属していたヨーム戦士団に居所を知られ、
しかし、サイズ・インターネットです。アンマークエイシングランドの味いに「花子さん」と
スランドに逃れるのだった。
11世紀北欧マヨーの戦鬼と恐れられていた
最強の戦士、その名はトール
戦いに倦んだ彼は戦上であることを放棄し
妻と娘を連れアイプ
...
その地に根を下ろしたトールズは大地を耕し暮らすようになり
...
新たに息子を授かる
あれはそう言うかもしればまぁそういうもんなよう本日もお金を購入していましたが、キャンペーンをしていましたが、
それによっても美味しいんだよそう思ってしまったですが、シャンプライアントラブライトをちょっとっとキャンペーンですが、一部は見えないけどね。
えええそう言えばいません。そういうことでエンジンとして、それは大変だったけどもちろちゃんと
おはようございましたようで、おまえはあれませんでしょうか?おはようございました。おまえに
そう言って、そういう意味ではないのですが、サイズはまた、自分を見せると思うそれは大きくなりませんでした。
お客さまがお手伝えしましたが、おまえもそれよりも大丈夫でしょうか。スマホから見えてもらえましたがですが、まぁ、おまえはもちろんとしてませんが、東日本人を見ることが多くなると
あれはおまえもお
Windon
ここからは
もちろんですが、それでも
できませんでしょうかよねえましたが、お茶を食べる時はキャンセミナルションそれまでも素晴らしくしていましたが、お父さまは何ですかもしれませおまえはまあまりませんでしょうか。
本当では天気もあるんですよね。おまえも美味しいけどな。ありがとうございませんが、そういえばありませんでしょうかそれは自分を頼んでいましたが、
そう決まりましょう。それほどの好きでなるまでも手伝えます。それは気をつけることができますが、サイズは良かったらキャンペーンですが、今まではまさかありませんが、
アイテムではお聞きしませんでしたが、おまえもお前よってももちろんとお客様はごめんなさいましょうです。そう言えば私はキャッションだよなぁまあそこまで待ちゃってくれませんでしたが、
以後、父の仇アシェラッドを討つことだけを目標に、
アンコラッド兵団の戦士となったトルフインは幾多の戦場をくぐり抜け
優れた戦士に成長するのだった。
...
インクランド戦後に参加したテンニフトは、
捕虜となっていたデン
王権をめくる政争に乗り出す。
しかし先生スウェンを討ち来たした代償に
アシェラッドはトル
目標を失い、虚脱したトル
いいでしょうか
ク第二十子クスートを奪取
...
インの眼前で絶命した
アフィンは戦士から奴隷に転落
ケティルの天候場で開催し暮らすことに、
いろいろな
そこで出会った新たな
センターについては、アメリカの
奴隷仲間のエイナル、畑で八生を全くしようとする大旦那スヴェルケ
...
ケティルの愛人放課アルティス、用心不明。蛇
彼らの中で暮らすうちに、メトールズが語っていた
>本当の戦士の生き方をトルフィンは悟り始める。
...
おまえはそれまでできませんようとなんですかなぁ、好きですよね。身体であるかもしれませそうなんだろうですけどねえ平成28年12月28日(金)日)すでに美味しいキャンペーンの
さすがは見えるかもしれませんが、中学生徒さんは日本ですができませんでしょうがよやっぱりわかりませんでしたが、それでも、ありがとうございます。キャンペーンも
でもお父さんはスポスチェージですが、すまなきゃうえねぇよぎくほとんど相手が大きくなりますが、サイズは見えるほどでも大きくなります。今年は楽しんできてくれますが、
そう言えば、彼女は手できましょうがおまえがなんですよ。でも美しそうだ。お客様は素晴らしいままだまだお父様の話を聞きことに気づかれますが、まさかお友様よりもございましたが、
それじゃ、お父さんはお母さんではほとんどおまえが好きな顔してしまうんだからおまえはそんなことでも良いんじゃないそうなんですねぇ。それでもいいのだが、本学校では2018年7月19日(金)ですが、
旧約聖書コヘレトの言葉3章9節皿節
人が効率してみた所で何になろう。
神はすべてを時計にかなうように濡り、
また、水遠を思う心を人にすぐられる。
それでもなお、神のなさる業を始めから終わりまで
見極めることは許されていない。
失礼します
陛下
本船はじきに
イェリングに
到着いたします
お目覚めを
クヌート
陛下
第72話
呪いの首
デンマークユトランド半島
ハラルド王の拠点イェリング
1018年
クヌート陛下
このような
所で...
じきに馬が
調います
船室でお待ちを
故郷だ
久しぶりの
風に
あたりたい
ここで
よい
イングランドより
ご無事の帰国
お喜び申し上げます
クヌート
陛下!
うむ
ウルフよ
兄王陛下の
ご容態は
どうか
は
ハラルド陛下の
ご体調思わしく
ございません
このひと月は
さらに病が進み
今はすでに
お話もままならぬ
ご様子でございます
そうか
もって
どれほどか
手当ての者の
申しますには
この数日が
峠....と
わかった
余の名代での
見舞い
大儀であった
は
あの
玉打ち遊び
子供の時分
兄王陛下は
あれの得意な
方だった
たまに余と
遊んで下さった
城中の者らは
次期王位を巡って
余と兄王陛下を
それぞれに立てて
反目しあっていたが、
イングランド
征服の折には
よく助けて
いただいた
陛下ご自身は
そんなことには
頓着せぬ
お方だった
.......
お礼を
申し上げねば
な.....
あっ
こら!
童ども
よそで
遊べ!
まったく
子供というものは
気楽な...
ん
どうも
せぬ
いかが
されましたか
陛下
デシマークエ
スヴェンの死から
4年あまり後
スヴェンの
2人の息子達は
父からそれぞれに
版図を継承していた
兄ハラルドは
デンマークを
弟のクヌートは
イングランドを
ここまで
両王国の関係は
良好であった
ドイツ
イングランド
クヌートの
イングランド征服に際し
兄ハラルドは
大艦隊を貸与するなど
積極的に彼を
支援していた
しかし
1018年
クヌートの
イングランド王国位後
間もなく
ハラルドは病に倒れる
ハラルドに
嫡子は
いなかった
クヌート
兄様!
陛下と
呼びなさい
エストリズ
まァ!
ホントに
イェリングに
いらしてたのね!
ハラルド兄様!
クヌート兄様が
お見舞いにきて
下さったのよ
ハラルド王
ご無沙汰して
おりました
急なんですもの
おどろい
ちゃった
おわかりに
なるかしら?
よい
無理に
お起こし
するな
くぬ.....
...!
しばらく滞在する
お話は陛下の
お加減のよい時を
えらほう
ハラルド王
クヌートは
これに
ゆるりと
お休み下さい
ませ
王国のことは
何も心配は
ございません
そなた
を
待って
いた...
そなた
に
デンマーク
を
ゆずる...
おお...!
......減相なことを
申されますな
ハラルド王
早くお元気に
なって
また共に
玉打ち遊びにでも
興じましょうぞ
たいした
ものだな
クヌート
よくも
素知らぬ顔で
そんな嘘が
つけるものだ
?
自身が
毒を会った相手を
見舞うか
とんだ茶番だな
兄様?
それでお前は
一体何を
為し遂げると
いうのだ
どう
なさったの
兄様?
ご気分が
悪いの?
ハラルドは
そなたに
好意的で
あった
なぜ
殺す必要が
ある?
王道楽士の
ためなどでは
ない
協力しあい
共に世を
治めることも
出来たはずだ
そなたの火には
野火が
宿っておる
北海の帝王
たらんという
野火がな
それが
呪いだ
王冠の
呪いなのだ
逃れられは
せぬ
そなたは
デンマークと
イングランド
ふたつの玉冠を
かぶり
余の倍
苦しむことに
なろう
兄様!
.....!
どうしたの!?
急にボンヤリ
して.....!
兄様も
ご病気
なの?
...
...大事ない
ご寝所を
用意
してくれ!
軽い
めまいだ
クヌート陛下は
船旅で
お疲れだ!
何だ
エストリズ様の
お言いつけで
お飲みものを
お持ちしました
それは
どこの
ものか
は?
どこ...
とは...
......!
......要らぬ
のどは
渇いて
いない
毒を
恐れるのは
そなた自身が
毒を用いる
からだ
のう
クヌート
真昼の
おでましとは
少々いたずらが
過ぎますな
もう少しで
話しかけてしまう
ところでしたよ
スヴェン王
昼にも
余が見える
ならば
呪いも
極まりつつ
あると
いうことだ
ひとり
ごと?
いつまで
そこにいる
はっ
ハイ!!
ヤベー!!
ヤベー!!
カシの
するどい
んだなー
ヤンのするどい人だなー!
用はない
去れ
楽土建設は
国家の統一が
前提です
王が
ふたりいては
いずれ災いの
もととなる
ハラルド王の
死は
必要なのです
目的が
宗高ならば
手段は
肯定されるか
なかなか
どうして
一人前の
王の考え方を
するようになった
ではないか
グヌートよ
何を
笑う
スヴェン王
かつて私は
あなたを憎み
死を願った
だが
今はどうだ
私が
腹を割って
話せるのは
あなただけだ
仲良う
しましょうぞ
呪われた
者同士
フン
こんな
ものか
どうという
ことはない
第7話終わり
第73話
教授記憶、自由になったら、
フゥ
ん
よし..
いくぞ
せェのォ!!
イヤッター
最後の1本
終わったど
っ!!
デンマークユトランド半島
ケティルの農場
1018年9月
いていて
はは
イヤー
信じられん
なんてこった
やればできる
もんだなァ
オレとお前で
森いっこ
畑にしちまったよ
ああ
3年...以上
かかったか
はは
この土地が全部
オレ達のもの
だったら
いいんだけどなァ
.....よく
働いたよ
そこが奴隷の
やりきれない
トコだなァ
そろそろ
だな...
あァ
この前
パテールさんが
教えてくれたよ
この開墾地の
次の夏の
収穫分で
オレ達の
自由が
買い戻せる
ってさ
いくらか
お釣りも
くるらしいぜ
.....エイナル
自由になったら
どうするんだ?
そうか...
どうかなァ...
クニに帰っても
家族はもう
いねェし...
故郷に
帰るのか?
ん?
んー.....
それに
...
アルネイズの
ことか...
ん.....
気が
ひけるよ
アルネイズさんも
自由になれるん
だったらな...
そしたらもっと
晴ればれした
気持ちに
なれるんだけど
.....難しい
な.....
旦那には
彼女を
手放す気が
ないからな...
お前は?
トルフィン
やっぱり
アイスランドに
帰るのか?
ん?
うん...
故郷...
なんだオイ
ボンヤリ
してんなァ
やれやれ
妙な
もんだな
そうだな...
たぶん...
一度は
お互い様
だろ
いざ
自由が目前に
迫ってくると
このザマだ
やってみたい
ことはある
へェ
何?
うん...
いや...
まだ色々
ハッキリと
してなくてな
...
エイナル
お前は
どう思う
世の中
から...
戦争と
奴隷を
失くすことは
できない
もんかな...
......!
そうだな
......
夢の
ようだな
おお!
ついに
最後の1本を
やっつけたな
お前たち
旦那様
よく
やったぞ
ふたりとも
どうだ?
この土地は
種まきまでに
整地できそうか
ハイ
急げば
たぶん
ウムウム
そうか
.....よし
では少し
まけて
やろう
種まさが
済み次第
お前達
ふたりは
自由の身だ
よく
がんばったな
トルフィン
エイナル
あっ!?
そのっ
いえ!
?
なんだ?
あまり
嬉しそうじゃ
ないな
わーい
ヤッタァ!!
あーイヤ
スマン
喜ぶのは
まだ早い
何にせよ手続きは
ワシがこの旅から
帰ってくるまで
待ってもらうぞ
あ
おでかけ
ですか?
ウム
こちらには
いらして
ませんが..
ウム
そうか
まァ
お前達でも
よい
ところで
お前達
大旦那を
知らんか?
やはり
畑だったかも
しれんな...
ワシは
ハラルド王陛下の
お見舞いに
イェリングの王宮へ
行ってくるとな
大旦那に
会ったら
伝えてくれ
だがまァ
種まきまでには
戻るだろう
ふぁ~~
それまでに
整地を済ませて
おきなさい
いってらっしゃい
ませ
ウム
そうだ
自由身分になったら
このままワシの所で
奉公する気は
ないか?
おい
お前達
お前達のような
働き者なら
歓迎だ
まァ
考えて
おきなさい
では
行ってくる
そうかァ...
まいったなァ
奴隷暮らしが
長すぎたよ
そういう
選択肢も
あるのかー...
自分で
なんでも
決めていいと
なると
こうも迷うか
ここに残るって
いうのも
お前としちゃ
アリなのか?
んー...
そりゃ確かに
奉公人どもとは
仲悪いけどさー
でもここに
いればさ
そのうち
アルネイズさんを
解放する
チャンスが
来るかもしれない
......
おどろいた
よ
は
よっ
自由に
してあげたい
だけだ
そこまで
彼女に
ほれてたのか
よせやい!
......かわいそうな
人なんだよ
遅っせー
ジジィー
殺す気かーッ!!
ッ!!
む?
ジジィ
は?
一緒じゃ
ねェのか?
え.....?
あ...
お戻りになって
いませんか?
大旦那様
朝に畑へ
出たっきりだ
チキショウ
もう
夕飯の時間
だってのに!
旦那様も探して
おられました...
伝言を
申しつかって
おりまして
...〈〉《ですね
いつもなら
この時間には
とっくに...
オレァ昼も
食ってねェん
だぞ!
クソジジィ
オレを
餓死させる
気.....
え?
ど
どちら
へ?
畑だ!!
ついて
こい!
ジジィ!!
おい!!
第73話終わり
第74話逃亡奴諫
やあああぁぁ
きゃあああぁ
ぎゅああぁぁ
きゃあああぁぁ
あああぁん
ギュー
ぎゃあああぁ
ぉあああぁぁ
はヒ
ぎゃああぁぁん
ひィ
ひィイ
ィイッ
はヒッ
ヒッイッ
はうっ
うっぐ
あゥ
ウゥッ
悪かった!!
ワシが
悪かった!!
わっ
いっ
今までのことは
全部謝る!!
許してくれ!!
おお前を
解放する!
オーディンに
誓って!
金!
金もやる
欲しいだけ
やるぞ!
...
.....足りぬ
今日までに
私の受けた屈辱は
そんなものでは
雪けぬぞ
貴様も一度
奴隷の身に
堕ちてみろ
そうでなければ
私の怒りの深さは
わからぬ
..は
わわかった
お前の奴隷に
なろう!
はは
お前に仕える!
今日からは
お前が主人で
ワシが奴隷だ
い
命だけは
...
そうか
旦那様
......
はっ
はい!
私の奴隷に
なるか
ならば貴様を
生かすも
殺すも
私の
思うままと
いうわけだ
長かった
.....
さァ
迎えに
行かなくては
フン
畑ではなく...
ベッドで
死ぬのか...
この
ワシが...
開いとる
......失礼
します
勝手に
入れ
あの...私
奥様の
お言いつけで
来たんですが...
こっこれ!
オレ達の分も
あるんですか!?
......
スゲェ...
アルネイズ
さん!
ハイ
もちろん
です
大旦那様が
皆さんの分も
作ってよいと
お口に
合いますか
どうか...
召し上がっ
.....
大丈夫
みたい
ですね
大旦那様も
お召し上がり
下さい
だれも
おいのり
しないのね...
今日から
身のまわりの
お世話させて
いただきますね
なんでもお言いつけ
下さい
ワシの家に
寝泊まり
するのか
ハイ
そうする
ようにとの
奥様の
仰せです
さ
どうぞ
お味が
お気に召さない
ようでしたら
おっしゃって
下さいね
...いらん
後で食う
今は
腹が空いて
おらん
あ...
はい
そうです
か.....
かまわねェから
口にスプーン
ねじ込んでやれ
アルネイズ
ジジィはなー
「あーん」が
恥ずかしいんだよ
「あーん」が
慣れろよジジィ
体が治るまでは
当分あーん♡
してもらうしか
ねンだから
本当に腹は
空いとらん
笑ったか
今?
あ
いっ
いえ...
.....!
後で.....
かまんできねェ
とっとと
かえれ
お前らー
いやー
ごちそう様
でした
本当に
うまかった
なー
あ
置いといて
お皿洗い
私が
やります
でも
よかったわ
大旦那様も
聞いていたより
お元気そうで
うん
あーゆー人
ですけど
根は優しいん
ですよ?
それに噂ほど
こわい方じゃ
なさそう
ええ
なんとなく
わかります
フン
でも
フフッ
私
笑いながら
ごはん食べるの
なんて
ずいぶん
久しぶりです
なんだか
自由だった頃に
戻ったみたい...
.......
ああの.....
今の
お気になさらないで
下さいね?
エイナルさん
あ
いえ...
はい..
オイ奴隷!
蛇の兄貴は
いるか?
逃亡奴隷?
はい
キャルラクの
農場から
あーあの
キャルラクか
ありゃア昔から
奴隷の扱いの
よくねェ奴だった
からなー
3日前だ
そうです
自業
自得だ
いや...
そう簡単な
話じゃねェです
その奴隷
キャルラクと
その息子達を
皆殺しにして
家に火を
かけたってさ
.......
凶暴で
腕の立つ
野郎ですよ
キャルラクの叔父が
捕まえた奴には
馬3頭を
やるっつって
ふれまわってます
どうします
兄貴?
馬3頭は
ともかく..
ちィっと用心
しといたほうが
いいかもな...
お前ら今日から
しばらくの間
見回りは
3人1組でやれ
もし
そいつをこの農場で
発見しても
無理に捕まえようと
すンじゃねェぞ
まず
応援を
呼べ
追いつめられた
人間ってのは
何するか
わからんからな..
第7話終わり
第75話「王と剣
マーク
デ
ユトランド半島イェリング
ハラルド王の居館
1018年10月
あ
やってる
やってる
こちらです
姫様
陛下と
ウルフ様が
......
.....まあ...
本当だわ...
あの
クヌート兄様
が.....
ムン!
グッ
キャあ!!
よくよけたな
やるなァ
クヌート陛下
完全武装で
よく動く
あっアレ!!
本物の剣
なんでしょ!?
ホントに
おけいこ
なの......?
そ〜〜...
でしょうね?
たぶん
あんなの...
当たったら
大ケガよ!?
おお
グンナル
さん
これは
エストリズ様
ごきげん
うるわしゅう
ガンバッて
いらっしゃる
うるわしく
なんか
ないわ!
恐ろしくて
ドキドキの
ヒヤヒヤよ!
はっは
はっはっ
ご安心
なさいませ
ウルフ殿は
達人です
ご婦人の
見るものでは
ありませんな
信じられない:
クヌート兄様...
大事に
至らぬように
加減しておられる
はずです
とてもそうは
みえないわ...
剣なんて
触るのも嫌いな
方だったのに...
陛下は
イングランドで
王者の血に
目覚められたの
です
王たる者は
何を置いても
まず強くあらねば!
そしてそれを
臣民に示さねば
なりません
大変
けっこうな
ことです
ノルドの男は
弱き者の言には
従いません
からな
......
でも...
兄様...
なんだか
とっても
つらそう
だわ...
疲れると
退がる
悪いクセです
退がれば
戦闘は長引き
より疲れることに
なります
前進により
活路を開いてこそ
王者の剣というもの
敵のみならず
配下の者もまた
陛下の剣の風格を
見ているのですぞ
...それに
エストリズも
見ている
視線に
気づいて
おるのだろう
ウルフよ
なるほど
途中から一段と
お前の打ち込みが
鋭くなったのは
あれがためか
そっ
.....また
そのような!
その手はもう
食いませんぞ!
忘れろ
失言だ
それに今は
隣の男との
話に夢中で
こちらを見ては
おらぬようだ
チラ...
!?
くっ
!!
......
参り
申した...
いやァ
たまけたな!
5本に1本
とはいえ
ウルフに参ったを
言わせるとは
ウルフ殿
最後になんか
よそ見したな
イヤ陛下
お見事な
立ち合いで
陛下!剣を
放り投げては
いけませんと
申し上げた
はずですぞ
何用だ
グンナル
あ...
ハイ...
例の調査の
書類作成が
終わりました
例の調査の書類作成が終わりました
後ほど
お部屋で
後ほどお部屋で
しかし
金持ちと
いうものは
なかなかおらん
ものでして
そちらに挙げた
者どもから
ふんだくっても
年間3千ボンドと
いうところです
あとはまァ...
全体的な増税で
対処するほかは
ないでしょう
あそれなど
オススメ物件
ですな
各豪族の
保有戦力が
明記されて
おらん
あハイ
しかしそれは
現地調査を
してみませんと
なんとも.....
スヴェルケルの子
ケティル
南部でかなりの
土地を有する
豪農です
にしても
これは..
デンマーク王位
即位式の直後に
大幅増税と
いうことに
なりますなァ
うむむ
必要な数字だ
必要な
数字だ
調べて
追加報告
しろ
こうなると逆に
デンマーク国民の
反発が心配です。
そうならぬよう
手を打つのが
政治というものだ
イングランド王位
即位後
クヌートは
緊急の案件を
かかえていた
やりようは
ある
新たな財源の
確保である
イングランド征服後も
クヌートは直属配下の
デンマーク人部隊を
イングランド国内に
駐留させていた
しかしその維持費は
イングランド国内から
徴収する税によって
まがなわれており
イングランド国民の
不満を呼ぶ一因と
なっていた
イングランド以外――
イングランド
以外
クヌートの
もうひとつの
版図となった
デンマークから
費用を捻出
できない場合
駐留軍の規模を
縮小させざるを
得ない
やりようはあると
おっしゃいましたが
どのような...
直轄領を
増やす
開拓
ですか?
しかし収益が
あがるまでには
時間が
かかります
開拓ではない
方法で
王の持つ畑を
増やすのだ
...!!
接収...
ですか!?
いや陛下
それこそ
いくら
なんでも...
金が要るのだ
少々の無理は
通さねばならぬ
増税によって
国全体に
不満の種を
蒔くよりは
少数の人間の
犠牲によって
それを回避するほうが
上策であろう
そなたに
もっと良い案が
あるというのなら、
聞くぞ
...いっそもう
軍団を解散
させちゃう...
というのは...う!
論外だ
論外だ
征服者であり
デンマーク人である
余を
イングランドの民は
快く思っておらぬ
余の意のまま動く
直参の軍団は
そのまま
統治の実行力でも
あるのだ
王とは
剣だ
こんな世の中で
武力を持たぬ王に
何ができる
......?
同時刻
イェリング城下町船着き場
...
......なんと!?
1週間も
前だぜ
葬式も済んだ
ハラルド陛下が
みまかったと...!
.....そっ...
じゃア......
......そっ...じゃア...
ひと足
遅かったな
親父
そーゆー
ことに
なるか
ワシが農場を
出る頃には
すでに...
...
そんなに
おかげんが
悪かった
とは...
なんという
ことだ...
山ほど
お見舞いの品を
持ってきたと
いうのに...
貨物船
3隻分
かい
ハハハ
豪気な
こったな
トールギル
お前がこの
イェリングで
ワシを出迎えると
いうことは...
うむ?
まてよ
つまり
クスート陛下も
ここにいらっしゃる
ということか?
あァ
オレァこれでも
クヌート陛下の
従士だからな
今は
クスート陛下が
国王代理だ
王宮にいらっしゃる
そうか!
それは
不幸中の幸いだ
ワシは
ハラルド陛下という
後ろ盾を失った
こうなっては
次のデンマーク王に
なる方とも
よい関係を築いて
おかなくては
お前からなんとか
クヌート陛下に
とりついでは
もらえんか?
ハハッ
たくましいな
親父殿
わかった
なんとか
しよう
まァそんだけ
貢ぎ物がありゃ
大丈夫だろ
よし
頼んだぞ
オルマル!
オルマール!
おい
オルマルは
どこ行った
あ
ハイ
若様でしたら
さっき
おひとりで
町のほうへ
行かせた
のか!?
目を離すなと
言っておいた
だろうが!
あいつももう
ハタチだろ
子供じゃ
ねンだから
子供
じゃい!
いつまでたっても
子供なんじゃ
あのバカ息子は!
まァ
まァ
親父
あいつをひとりで
町になんぞ
行かせてみろ
何が起きるか
想像つくわい!
どうせ今頃
肩がぶつかったの
謝る謝らないのと
モメ事になっとるに
ちがいないわ
テッメーから
ぶつかって
きたんだろが!!
ザッけんなコラ
謝んのは
そっちだろォが
あァ!?
...っだとォ!!
どーゆー
言い草だ
そりゃア!!
どうして
くれンだコレ!!
商売モノの
反物だぞ!!
オレが知るかよ
インネンつけて
買わせようったって
その手は
食わねェぜ!
ンだそりゃ
見損なうんじゃ
ねェぞ!
まァもちろん
こうなったら
弁償してもらう
けどなっ!
でたよ
本性が
最初からそれが
狙いなんだろ?
コッスい商売
しやがって
あ~あ
ヤダヤダ
こんの
野郎...
どう育てたら
こんな
ヒネクレ野郎が
できあがンだ!?
こっちゃアなァ!!
親父ゆずりの
正直商売で
通ってンだ!!
はっ
許さなきゃ
どうだってん
だよコラ
やンのか
コラ
やンなら
やンぞコラ
それ以上の
ブジョクは
許さねェ!!
ぶんなぐ
当たり屋
野郎
アーッタマ
きたぞこの
スットコドッコイ
がァー
ーッ!!
う
どーしたオイ
当たり屋
かかってこいや
ビビッてン
のか?
あァ?
ひっ
ヒキョー
だぞ!!
ヒキョー
だ~~~っ?
漢がやるっ
つったらよォ
それ即ち
命の奪り合いよ
日頃の武器の用意が
ねェってのはよォ
そんだけテメーに
ノルド男児の覚悟が
たりてねェって
ことなんだよ!!
なら
聞くが
誰が買って
やったと
思っとるんだ
お前のその
覚悟」を
こン.....の
バカ息子
がァーーッ!!
なぜお前は
そーやって
モメ事ばかり
起こすんだ!!
なっなっ
なんだヨ
クソ親父!?
漢のケンカに
首つっこむんじゃ
ねー
よ!!
その反物は
弁償させて
くれ
ミャラ
イヤ君
すまなかった
な
んー
あー
まァ...
そーゆー
ことでしたら
こっちは
別に...
あれば
これくらい
よいかな?
うわ...
コラ!
「ギョロ目」
ちゃんと
お釣りを
返さんか!
おっ
親父!
ヤだな
見てたん
ですか
こっちも
一部始終
な
ははは
お前がどうやって
モメ事を収めるか
期待しとったが
コレじゃあなァ
まだまだ
大きい取引は
任せられんな
んません
いやウチの倅が
失礼いたしました
私
レイフ・
エイリクソンと
申すものです
第73話終わり
最近の記事、オルマル晴れ舞台、
ほォ
養子
ですか
ええまァ
そんなような
ものです
これは
ちょっとした
偶然が重なって
ワシのもとへ
来まして
ホレ
ちゃんと
ごあいさつ
しなさい
トルフィン
です
さっきは
どうも
みんな
「ギョロ目」って
呼ぶんで
そう呼んで
下さい
?
あァいや
失礼
ウチの家人にも
同じ名の者が
おるなァと
思っただけでして
トルフィン
もの静かで
まじめな
働き者です
ワシも息子を
トルフィンと
名付けたほうが
よかったかな
ハハハ
いやいや
なかなか
精悍な風の
息子さんで
はは
......
あのー
ケティルさん
つかぬことを
伺いますが...
そのトルフィン:
そのご家人と
いう方は
もしや奴隷では
ありますまいか?
は?
はい...
よくお判りに
なりましたな
今の話で......
お気を悪く
されてはと思い
身分は伏せた
つもりでしたが
で
ノルド人
金髪で
茶色い目...
齢格好は
ちょうど
このくらい
驚いたな
おっしゃる
とおりです
背丈は
もっと
低いですが
また
それですか?
親父
出身は
アイスランド
で...
元は戦士
だったの
では?
はて...
あれはなんと
言っていたかな
体に無数の
刀傷があるのを
見たことは
ありますが
期待
しないほうが
いいですよ?
またどうせ
オレのとき
みたいに...
わかっとる
わかっとるが
ここまでの
特徴は
合っとるんだ
.....事情が
おありのようで
レイフさん
よければ
聞かせて
いただけ
ますか?
......
はい...
捜して
おるのです
奴隷になった
友人の息子を
......
もう
何年にも
なります...
あァ!?
南部の...
どこだって?
父っつァん
イヤ
だから
そのー...
ケティル
さんの
農場にな
やそんなに
遠くはないんだ
ホント
ケティルさんも
船で来ててな
帰り旅についてっても
いいと言うとるし...
チョロッと
寄り道を
しようかなと
......
片道
なんぼ?
ここから
じゃア
10日以上の
時間のロスじゃ
ねーか!!
......順風で
5日とか
言うとった
聞いてくれ
モルズ!
今度の
トルフィンは
いつものとは
ちがうんだ
寄り道って
いわねーよ
そんなの!!
当たりの
予感が
する!
もう秋だぜ
父っつァん!
早く帰らねェと
グリーンランドの
海が
凍っちまうよ!
今だってけっこう
ギリギリなんだ!
10日も日程を遅らせて
もしそれで
風向きだの潮だのに
恵まれなかったら
どーすんだよ!?
悪いが今回は
父っつァんの
トルフィンが!
にはつき合えねェ
ご了承
下さい!
......?
そう
しかし
驚いたな
見直し
たぞ
昨日申し込んで
もう今日
クスート陛下に
拝謁が許されるとは
ん?
んー...
お前けっこう
城内の方々に
顔がきくんだな
トールキル
いや親父
正直オレも
驚いてるよ
お忙しい
方なんだがな
陛下は
先にお渡しした
貢ぎ物が
よかったのかも
しれねェな
うむ
そうだろう
そうだろう
ウチの農場の
生産物は
質も量も
南部で一番だ
陛下とて
ウチと取引を
持って
損なことは
あるまいよ
ケティル殿
ご一行
謁見の間へ
入られませ
よし
行くぞ
オルマル!
礼儀正しく
するんだぞ!
わかっとるな!
......
ケティル
そなたの
献上品は
余も見た
なかなか
質のよい
品々だ
受け取ろう
ハ
ハイ!!
身に余る
光栄でありまして
たいへんありがたく
存じますで
ございます!
あれらの作物は
全て
そなたの畑から
産じたものか?
ハイ!
さようで
ございます
今年は特に
実り豊かな
年でして
ハイ.....
亡き先王
ハラルド様も
当家の作物を
いたくお気に召して
おられました
冬至祭には毎年
私どもの育てた豚を
お召し上がりに
なっていらした
そうでしてハイ
うむ
そなたが
先王ハラルドや
スヴェン王の
特に厚い庇護を
受けていたことは
知っている
そなたのような
力ある豪農は
テンマークの宝だ
余は徒に
父や兄のやり方を
崩そうとは
思っておらぬ
安心しろ
あ
ありがたき
お言葉.....!
今後もどうか
お変わりなく
ご高配のほどを
今後も
国力を支える
礎としての
誇りをもって
仕事に励め
ヤレヤレ
ひと安心
なんとも
よかった
クヌート様が
お話のわかる
方で.....
ん
!?
へ
これ
お前
御前で
あるぞ
拝跪せんか
こらっ
何しとる
お前っ!!
たっ大変
失礼をば...
クヌート
陛下っ!!
お願いが
ありますっ!!
オレを!
陛下の軍団に
入れて下さい!!
できれば
兄ちゃんと同じ
従士団に!!
!?!?
おっ!?
今日まで
稽古を積んでお役に
きました!
オ......!?
立ちます!
なんなら
今オレの
腕前を...
やめんか
バカモン!!
カンパの
うるっせェ
はなせ
クソ親父!!
御前で剣を
抜くことが
どれだけ失礼な
ことかも
わからんのか!!
オレァ戦が
やりてェんだァッ!!
あんなド田舎で
一生腐ったままなんて
まっぴらゴメンだぜ!!
...
そんな
いかが
いたしましょう
陛下
かまわぬぞ
ケティル
これは
また...
ん?
その者の
剣の腕前を
みてやろう
ホカ
その豚は
今日の
兵どもの
夕食だ
人体とみなし
斬ってみせよ
はハイ
そんじゃ
一発.....
きえぇいやァ
アアアァア
アアアッ!!
つえェエエ
エエイッ!!
ちょんわ
ッ!!
どェいっ!!
はいやっ!!
んだっ!!
このっ!!
おっりゃ
うっりゃ
くぬっ!!
っだオラ!!
のあああ
ぁあああ
ああっ!!
シンプリング
よい
もうよい
よく
わかった
あァ...
ほ
骨って
オルマルと
申したな
硬いん
だな
そなたの
従士団入りに
関しては
従士長と協議し
明日通達する
それまで
イェリング城下に
逗留しておれ
うう.....
ううゥう
バカ
息子..
あーあ
宿に着くなり
寝込んじまって
やらかして
くれたな
オルマル
この一件で
オレもしばらく
軍団内で
からかわれる
ことになるな
コリャ
まったく
...
気ィの小せェ
奴ほど
ここ一番何するか
わかったもんじゃ
ねェなァ
とにかく
やっちまった
もんは
しょうがねェ
これ以上一族に
恥の上塗りを
しねェように
気をつけるこった
オルマルよ
......
まァ
論外ですな
従士など
もってのほか
よくいる
手合いです
実力はなく
矜持は高く
己の力が
どれほどのものが
全くわかって
おりません
戦場では
まっさきに
ああいう者が
死にます
部下には
欲しく
ありませんな
うむ
従士長
としての
意見は
わかった
では
もうひとつの
意見を聞こう
大いに
使えます
あの若者
...そうだな
使える
典型的な
ノルドの若者だ
それもおろかな
こちらの
思うように
踊ってくれる
だろう
では
例の計画を
.....
うむ
始める
即位前だが
みすみす
よい機会を逃す
こともあるまい
あのケティルが
接収第1号だ
悪いが
泣いてもらおう
全ては...
万民の
平和のためだ
第76話終わり
第77話「何年
どれ?
あれ?
あの机に
つっ伏してる...
ハイハイ
なるほど
そうだ
あの若者だ
バハハハ
あーもー
見るからに
フヌケだな
あのツラなら
納得がいくぜ
豚に完敗
した男
よくまァ
従士団に
入りたいなんて
口にできた
もんだぜ
そうだ
伝えるだけで
いい
いるんだなァ
そんな奴
ホントに!
で?何スか
伝えるだけで
いいンスか?
落第
だと
イヤイヤ
見上げた
勇気だよ
逆に
お前達の
仕事だ
ふゥん...
ま
いいスけど...
ふゥん...まいいスけど...
それだけで済ませる自信がねェなーオレ
それだけで
済ませる自信が
ねェなーオレ
だってあの
アホ面.....
からかいたく
なるか?
だってなァ
豚に...
行ってこい
後で酒でも
おごってやる
完敗...
おまえ
フン
アホ面じゃ
負けてないぜ
お前ら
もな
オルマル殿
ちょっと
よろしい
かな?
オルマル殿
だよね?
クヌート陛下の
従士長
ウルフ様からの
お言伝を
もってまいった
オレの名は
ブロッド
先王陛下の
軍団の者だ
どうせ
不合格
だろ
まァまァ
こっちも仕事なんだ
口上くらい
言わせてくれよ
あーオルマル殿
貴殿の従士団への
入団希望の件で
あるがァー
陛下に身命を
捧げんとする
その覚悟
あっぱれであると
従士長閣下は
申しておられた
しかし
剣技やや
未熟である
と
貴殿の業前を
ご覧の上で
閣下の申される
には
故にだな
今回は実に
惜しいこと
ながらー...
惜しいこたァ
ねェやな
ブタに完敗
でー
!!
やめれー
それ言うな
腹よじれるゥ
!!
あははは!!
...
ブッブタが
斬れなかったん
だって!?
あんた!ねェ!
なっなんで?
ブタが
鎖かたびらでも
着てた?
銀ブタびら剣ブタぴら
全身でダひら...
鏡ブタびら
ぐっくだらねー
ギャハハハ
ぐっくだらねー!!ギャハハハ
いや失敬
笑っちゃ
かわいそう
だな
は
お前ら
いい勤め先の
紹介ぐらい
したらどうだ
あーそういや
お館の料理人が
見習いを1人
欲しがってたぜ
こちら
就職に失敗して
いらっしゃるんだ
そりゃ
ダメだァ
!!
ブッブタ
斬れねェ
もーん!!
これ以上
恥の上塗りを
しねェように
なんのはわぎ!?
戦士たる者っ
侮辱には
剣で報いる!!
抜け!!
死ぬー
やめて
どれ
のに!!
ブッブッ
ブタも斬れねェ
ブタも
斬れねェ
のに――!!
ブタも斬れねェのに――!!
たすけて
死ぬ
おはーあー
もっもう
死ぬ!!
笑い死ぬゥ!!
お...
どっわ
!?
んっだ
コイツ!!
かわいく
ねェこと
しやがるな
弱ェクセに!!
うおっ
とっ
ゥアアア
アアア
アア!!
ァァ
ケンカだ
ケンカ!!
屋台通りで
5対1
だってさ!!
剣持って!!
うわー
そりゃ
血ィ見るぞ
殺せ殺せー!
やれーっ
しバレ若いの
オレひとりで
やる!!
お前ら
手ェ出すなよ!!
豚も斬れねェ奴に
多勢でかかったと
あっちゃア
戦士の名折れだ!!
おーおー
はりきっちゃって
まァ
ぐっ
稽古つけて
やるぜ
オルマル殿
ホラ
立てよ
がんばれ
がんばれ!
ちっ
もう少しいい一撃
かましてくんねェと
困るんだよなァ
話どおりの
ヘナチョコだな
ろくな打ち込み
しやがらねェ...
うまい演出が
できねェじゃ
ねェか...
ほっ
ぶウッ
ち・
キショ...
立て
オルマル
戦闘中に
そんなゴロゴロ
寝るんじゃねェ
兄ちゃん...
......
.....兄ちゃん
.....オレ.....
侮辱
されたんだ
見りゃ
わかるよ
とっとと
立って
野郎を
ブチ殺せ
うぐっ
ふゥッ
うっ
うゥうう
う...
立てオラァア
オルマルゥ!!
オルマルウ!!
ッ!!
......な
なんだアレ
おっかねェ...
兄ちゃん
?
よく聞けオルマル
侮辱を受けた戦士の
取るべき道は
2つだけだ
殺すか
死ぬか
殺せないなら
ここで死ね
受けた侮辱を
そのままにして
生きることだけは
このトールギルが
許さん
戦って
男になれ、今日が
その日だ
想像しろオルマル!!
お前が敵の首を
はね飛ばす姿を!!
想像しろ!!
敵が腸をブチまけ
血の池でのたうち
後悔に泣く姿を!!
野郎を
殺せ!!
ブチ
殺せ!!
行けェエ
ッ!!
よし
いい気魄
だな
あれなら
.....
ちっ
ウゼェ
ハッパ
かけられて
その気に
なりやがって
そんな遠間から
見え見えの突き
だれが食らうかよ
もー飽きた
稽古は終いだ
かわして
突き返す
ビッ
ツッ
ドズッ
!?
オアッ
サリーマーケット
!?
何か...
......
マジかよ
...
おい...!?
生かして
帰すな!!
今すぐ!!
この場で
この恥を
雪ぐんだ!!
よくやった
オルマル
それでこそ
オレの弟だ
後は
任せろ
うわっ
キャー
ーッ!!
人を......
......殺した
オレが...
第77話終わり
第78話
反逆罪
........
まァ
落ちつけよ
親父
おォおち
落ちつけ!?
落ちつけ
だと!?
おっ王の!!
王の使者を
殺しておいて!!
どうするんだ
お前達!!
ごんなっこんな
...っ!!
...
.....目か
石かなにかで
潰されたな...
なんとか
言えェッ!!
オルマルツ
トールギルッ
オレ達に
非はねェよ
オルマルが
侮辱を受けて
決闘になり
名誉を守った
親なら
オルマルを
ほめてやって
くれよ
バカモン!!
決闘は法律で
禁じられて
おるだろうが!!
相手は5人
オレが加勢しても
文句言われる
筋合いはねェ
誰も守っちゃ
いねーよ
そんな法律
こいつらだって
剣ブラさげてるなら、
侮辱が高くつくって
ことぐれェ
わかってたはずだ
わかってて
オルマルを
ナメたんだ
死んで当然の
無作法者だぜ
そっ...
オレ達は
悪くねェ
よくある
決闘だ
......普通なら
な
普通なら
罰を受ける
ことはねェ
......
普通...
なら?
畏れ多くも
王陛下のお膝下で
騒ぎを起こすのは
何者か!!
神妙に
我が前へ...
......
どういうことだ?
オルマルが
生きてるぞ?
それに
ケティルと...
もうひとりは
誰だ?
さァ...
おそらく
一族の者では
ないかと
クヌート陛下の従士
ケティルの子
トールギルだ
これらは
父ケティルと
弟のオルマル
決闘は
王陛下の名において
禁じられておる!
貴様らは王陛下に対し
不敬の罪を働いた!!
尋常の
決闘である
当方に非はない
貴様らを
逮捕する!
ほっほら見ろっ
ほら見ろ!!
トールギル!!
オラ!
手は後ろだ
剣を渡し
手を後ろに
まわせ
貴様
ぎっ
あぁああ
ーっ
ふー
こっちこっこっ
こんっこんつ
こんっこんつ
今度こそ
イカれたか
トールギル!?
三下
てめェに
聞きたい
ことがある
オレァ
気がみじけェ
答え方には
気をつけろ
吐けば
助けて
やる
誰が
黒幕で
なんで
オルマルを
勝たせた
何が
目的だ
...勝た....
......せた?
.....しっ
知らな
吐け
.....けっ
ケティルをっ!
ケティルを
逮捕するためだ!!
人の忠告を
聞けよ
なんで
オルマルを
罠にハメた
息子の犯したっ
王陛下に対する
大逆不敬の罪に
ケティルを
連座させるためっ
オルマルに
王陛下の
使者を
殺させた...
ワシが一体
何をしたと
いうん
カネか
オッオレは
ウルフ様の
命じるままに
やっただけだ..
...わっ
目的は
頼む.....っ
手当てを...
血が
血が止まらねェ
何故だ...
陛下......
クラ...
あァ.....
ワシのことを
デンマークの宝と
言ってくれたのに
その宝が
欲しくなったん
だろ
親父の
土地がよ
.....終わりだ
クヌート王に
目を
つけられた
...
ちがうぞ
親父
こいつは
始まりだ
敵は
強いぜ
そうか
ケティル一族は
逃げおおせたか
申し訳
ございません
クヌート陛下
ケティルどもの
船も宿も
おさえたのですが
姿を現しません
目下捜索中です
トールギルの身柄を
拘束し損ねたのは
私の責任です
うむ
腕の立つ
男の
ようだな
よい部下
でした
...段取りに
影響はない
成敗の口実は
成立した
は
予定通り
ケティルの農場へ
赴く
そこに
ケティルが
いなければよし
は
いて
抵抗するならば
制圧するまでだ
陛下の警護役の
従士32名
みな動員
いたします
それとフローキ殿の
ヨーム戦士団が70名
兵数計10名です。
充分で
あろう
フローキは
いつ着く
ヨムスボルグ
より
3日の内には
3日後の
払暁
出陣する
者ども
下がれ
何を
笑うのです
スヴェン王
そう
怒るな
私の業の
深まる様が
面白いのですか
息子が己に
似てきたことを
父が喜んで
何が悪い
バタバラバラ
.....よし
追っ手はない
お客さん方!
もう出ても
かまいませんよ!
う~~~
塩漬けくせェ
タルだ
いや助かった
レイフ殿
厚意に
感謝する
厚意じゃ
ない
取引だ
約束を
忘れんで
下されよ
凶状持ちの
アンタ方を家まで
送り届けるなんて
厚意だけじゃ
できんワイ
ウチの船員を
説得するのが
どれだけ骨折り
だったか...
心配するな
戦士に二言は
ねェ
アンタ方の積み荷は
ケティル農場が
相場の3倍の値で
すべて買い取る
トルフィンの
こともだぞ
もちろん
だ
その奴隷も
差し上げる
だよなー
親父ー
......?
親父ィ
もう
出てきても
うるさ
い!!
ワシにっ
話しかける
な.....!
独りに
させろ...!
......
暗いたくば
嘘うがいい
呪いたくば
呪うがいい
すべては
楽土建設の
ため...
すべては
失われた
愛のためだ
ヴィンランド・サガい終わり、
航路
WindowsAGANA
の父・スヴェン王の死後、再
インターネットにつきましては、インストがありますが、そんなメニューが出ていました。プライベーションなどのようになっていることができます。
で
イングランド
ノルウェージ
アイスランド
バルトア
海
カルフィング収録として働き渡す予報協会場の場合、場主であるケティルはデンマーク王への学校を同じスケットカットリックへと
ぎ物を届けるため時々イェリングへ赴く
ケテ場
テンマークの都
一人はこの地で兄ハ...
二人はこの地元ルドを毒殺し、デン
一クの王冠を手中に
収めた
チラハンマ
クェラをやすがることなあ、
兄ちゃん
右利きでしょ?
たしか
だって上手に描けたもんだか
さっき一瞬
左手で剣持って
なかった?
だって
ユキムラマラト
あー
オレ両利き
だから
描き直すのが
メンドクサいん
にゅっ
えー
いつから?
今まで左手
使ったこと
ないじゃん
てゆうかなんで
そんな事いままで
がくしてたのさ?
両利き
だから
両利きだからです
......
ホントすんません
じっは
ワシもまた
呪われてたり
する
哀しきかな、業の連鎖
...どうも...
謎の逃亡奴隷
です
伏線なんて
答えてて
いただけたら
し
すいません
12巻で
がんばります
スヴェンの
父です
ハラル
そのまた父の
コルムです
うるせ
ーッ!!
イヤ大丈夫ス
テンションこのまま
維持しときます
ホントすいません
12巻で
がんばりますんで
怒って
なんかが足けないまーな...
なんだろう...
設定資料
大旦那の館(
ごはんつくるトコ、
すか大事な物が
やってるたちが、いない
けれ
長持
タル
ルドがあるあたり
お、ぱりお金持ち
えみ
おふとん
洗濯すべ
たとどれほど
添取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
コミックス発売当時のまま掲載しています。
ヴィンランド・サガ(1)
者
著
発行者
発行所
2012年9月1日発行(01)
清水保雅
幸村誠
®MAKOTOYUKMURA2012
株式会社・講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽21221