...

ヴィンランドサガID

YouKMAURA.MAKOIOLLI

幸村誠

...

AFTERNOONKC

シランドオカ

...

ここまで見ても

いいんだいいじゃないでいけなんだ

レド海戦役6

ヨーム戦士団本拠地

ヨムスボルグ

1019年5月

いいんじゃないんですか

それでも、これはどうしても

いや...いや、いいんじゃないんだよね

トルフィンの

暗殺に

失敗

しただと!?

ご帰還早々に

申し訳

ございません

大隊長

早めに

お耳に入れる

べきかと

思いまして

バカ者どもが

たったひとりに

てこずりおって

続けろ

トルフィンに接触した

隊員の話によりますと、

隊内にヴァグンどもの

間者が潜んでいたとか

そやつどもの

手引きにより

トルフィンは

行方をくらませ

ました

間者など

言い訳には

ならん

どこにでも

おるわ

これで

面倒なことに

なった

トルフィンを

逃しおった

恥さらしどもは

全員処刑しろ

トルフィンという

大義の旗印を

手に入れた

ヴァグンどもは

次期団長の座を

堂々と要求して

くるだろう

「謀反人の成敗」の

はずの戦いが

「政治的対立」に

なったのだ

こちらが

それを

認めずとも

では

静観なさっている

クスート陛下が

動き出すと...

それは

ない

彼奴ども

対外的には

そう喧伝

するだろう

トルケル閣下は

こちらへの協力を

約束して下さった

クヌート陛下と

いえど

トルケル閣下とは

対立したくない

はずだ

では.....

だが!!

バルドルに対し

堂々と刃を向ける

輩が存在する!

そんな事態を

捨て置けるか!

おじい様

お帰り

なさい!

はげんで

おるな

バルドル

けっこう

けっこう

待ってたん

ですよ

おじい様!

待ってたんですよおじい様!

んん?

コラコラ

剣術の

けいこ中では

ないのか?

釣りに

行きましょう!

もう

たくさん

やりました!

ボク

新しい竿

作ったん

ですよ!

なりません

このあとは

ラテン語の

授業です

ホラ

また!

う〜〜ん...

しかしなァ

勉強は

大切だぞ?

お前はやがて

人の上に

立つ身なのだ

バルドル

うるさいんだ

みんな

勉強勉強って

お前は

ヨーム戦士団

1500の兵の

長となるべき

者なのだよ

頭も体も

鍛えて

おかないとな

でもォ

ヤレヤレ

今日だけ

だぞ?

新しい竿を

見せておくれ

やったァ

おじい様

だい好きー!!

汗をかいて

いるだろう

風邪をひくぞ

体を拭って

着替えてから

きなさい

うん!

下女ども

仕度せい

はい

フローキ様

ガルム!!

貴様っ

何を.....

刺客だ

よく見ろ

感謝しろよ

ダンナ

!!

オレが

いなけりや

バルドルちゃん

死んでたな

ぬゥ...ッ

バルドルを

館の中へ!!

ただちに

警護の兵を

倍に増やせ!!

下女は全員

捕らえい!!

身元の不確かな者

少しでも

怪しい素振りの

ある者は

拷問にかけろ!!

ラテン語の

勉強を

しなさい

バルドル

おじい

様ァ!

おじい

様!

当分

外出しては

いかん

ダンナよォ

いつンなったら

強い奴と

戦らせてくれン

だよ?

カキの

お守り

ばっかでよ

あんま

モタモタしてると

アンタを殺すよ?

待っておれ

ガルム

もうじき

だ...

バルドルの

未来を

阻む者ども

生きたまま

人喰い犬のエサに

してくれるわ

.....!

そのころ

イェリングの港町

ハイ

ハイ

ホイ

ハイ

ホイ

ホイ

ハイ

ホィ

おい

遅いよ

アンタ

クッ...

ハイホイ

ハイホイ

ハイホイ

ハイホイ

ギャアァオ

やって

られっか

バカヤロ

ーッ!!

この!!

ハーフダンの子

シグルドが!!

ハーフダンの子

シグルドがァ

アアアッ!!

おっ

落ちつくんだ

シグやん!

ココで

暴れても

無駄死に

だぞ

うるせェ

知るか!!

また

お前か

コラ!

おとなし

く.....

グォ

こいつ!

槍を

奪ったぞ!

テメェ

奴隷!

やめろ

シグやん

ホントに

死ぬぞ!!

おォよ

死んで

やらァ

今日まで生き恥

さらしてたのが

何かの間違い

だったんだ

戦って

死ぬ!!

ほっはっは

人足じゃ

ねェ!!

このオレを

誰の子だと

なんだオイ

人足にしちゃ

威勢がいいな

思って

だ.....

知らねェな

誰の子?

あの...

その

ケタ外れの

巨体

もしかして

”のっぽ〟の

トルケル...

そーデス

私が

”のっぽ〟の

トルケル

です

うわ!!

ぅゎうわうわ

うわー

!!

!!

マジか!!

詩人の歌の

とおりの

巨人だ!!

おォお前

オレの

ファンか

ヒョルンガバーグの

戦いの歌

全部暗唱できます

握手して下さい

うわーっ!!

これから

イッパツ

戦でな

相手は

ヨーム

戦士団

えェ!?

マジで!?

スゲェ!!

ヤベェ!!

カッケー!!

頂上決戦

ですか!!

まそんな

ワケだから

えーと...

なに君?

シグルド

です!!

シグルド君も

軍事物資の

積み込みを

急いでくれたまえ

ハイッ!!

がんばり

ます!!

「がんばりに

やっべェエ...

伝説の将軍と

話しちゃったよ

やっべェこれ

積み込み

急がなきゃ...

ん?

はしゃぎ

おるのう

自分

大将

なんか

客が

来てるぜ

客ゥ?

ホラ

あいつ

あの~~

クヌート陛下の

トコの

誰だよ

こんな時に

ウルフと

申します

クヌート陛下より

軍目付の任を

おおせつかり

参上いたしました

陛下より

書状を預かって

ございます

お読み

下さいませ

......目付

だァ~~?

あのガキ

大将コイツ

眼帯キャラ

かぶってますよ

いけすか

第30話終わり

第131話

エスキル

さん

オレ

フュン島のどこかに

降ろしてくれって

言いましたよね?

どこです

ここ?

我が

ヴァグン大隊

駐屯地で

ございます

フュン島じゃ

ないんですね?

申し訳

ございません

まず

我が首領に

お会い

いただきたく

ワシが

ヴァグンで

ある

.....

初めまして

.....

......お会い

できて

光栄です

じゃあボク

これで...

......て

下さった...

トールズ殿が!!

男児を遺して

下さっていた!!

今のワシに

これほどの僥倖が

あろうか!!

!?

父上を

知ってるん

ですか?

いや!!

これこそ

戦神ティールの

お導きだ!!

ちょっ

漢奸フローキ

誅すべしとの

お告げなのだ

神が我らを

引き合わせて

下された!!

なぜなら!!

あ奴こそは!!

あの

フローキこそは

そなたの父

トールズ殿を

汚い謀略にかけ

殺害せしめた

張本人なのだ!!

え?

フローキめの

黒い噂は

昔から囁かれて

おった

それこそ

20年前からな

有力な武将が

何人も

不可解な死を

遂げておるのだ

そして

その死のたびに

奴の軍団内での

地位は高まり

安定してゆく

しかし奴と

武将達の死を

関連づける

証拠がなかった

だがワシは

確信していた

あのトールズ殿が!!

無名の海賊ごときに

遅れをとるはずが

ないのだ!!

ワシの確信は

正しかった

出せ

それが証明

されたのは

ごく最近だ

はっ

エオ

この男を

手に入れたのは

偶然だった

ケチな盗賊でな

捕らえて余罪を

尋問した際に

思いがけぬ事を

吐きおった

「自分は

アシェラッドの

軍団にいた」

オレ以外に

生き残ったのは

たしか...

アトリと

トルグリム

この男の

証言で

噂のウラが

とれた

こいつ...

アトリか...

奴は

アシェラッドという

頭目を使い

トールズ殿を

暗殺したのだ

自らの手を

汚さんあたり

卑劣漢に相応しい

手口よ!!

おお

おゆるし

を.....

なんでも

話します

なんでも

話します

から

家族の

もとへ

帰して...

フローキが

もういい

そいつを

ひっこめろ

アシェラッドに

命じて...

...

なぜ...

知れたことよ

トールズ殿が

優れた戦士

だったからだ

彼には

第三代団長の座が

約束されていた

フローキは

己より優れた者を

排除する事で

今の地位にまで

のし上がったのだ

フローキ

が.....

フラ...

トルフィン!

父の仇を

討て!!

父上を...

......

大義は

我らに

ある!!

トールズの

仇を討て!

トルフィン!

独りに

.....

少し.....

独りに

させてくれ

......

トルフィン

ひとつ

警告して

やる

お前が

お前の父親の

仇を討つと

いうのなら

私もただちに

私の父親の

仇を討つぞ

......

わかって

います

ただ..

オレに

父の仇を討つ

資格なんか

ないってことは

......

一瞬...

一瞬...

頭が

真っ白に

なって...

怒りが

怒りが

オレを.....

完全に

支配した...

怒り...

恐ろしいん

です...

フローキの姿を

目にした時...

オレはきっと

何もかも

忘れて

奴に

飛びかかり

ズタズタに

引き裂く

でしょう

かもな

いつに

なったら

.....

お前の正体は

残忍で冷酷な

殺人鬼だ

いつになったら

オレは...

生まれ変われるん

だろう...

もっと

優しい人間に

なりたいのに

もっと

強い人間に

なりたいのに

第回話終わり

VTMLANDSAGA

ありがと話しパルト海戦役の

オラ

顔を上げろ

コソ泥

トルフィン様が

お前に

お尋ねだ

トルフィン

そうだ.....

オレは

トルフィンだ

お前が

アトリなら

オレが

どういう男か

知ってるはずだ

あァ

覚えてるさ

アシェラッドの

まわりを

ウロチョロしてた

チビだ

盗賊......

やってンのか

......なんで

ここに

いるんだ

ヨーム戦士団に

入ったのか?

とうとう

アシェラッドを

殺ったのか?

いや......

ここには

客になってる

だけだ

アシェラッド

は......

奴は

死んだよ

クヌート王に

殺された

オレは

足を

洗った

今は

商人だ

頼む.....

助けてくれ

家族が

オレの帰りを

待ってるんだ

死ぬわけにゃ

いかねェん

だよ...

.....オレに....

こんなこと

言えた義理じゃ

ねェが.....

家族のためにも

カタギで

食ってく道を

探せよ

切った張ったを

飯の種にすりゃ

いつかはそうなる

.....

お前...

ホントにあの

トルフィンか

......

約束

してくれ

アァ

わかった!

約束する

蓄えはあるんだ

羊を買って

やり直すよ

へへ...

カタギに

なるって

アシェラッドにも

言われたんだ

『お前にゃ

向いてねェ』って

やっぱ人間

堅実が一番

だよなウン

......

昔のよしみは

わかったが...

あの盗賊は

フローキの悪行の

証人なのだ

今解放するわけには

いかんぞ

ではせめて

殺さないと

約束して下さい

用が済んだら

アトリを

家族のもとへ

帰してあげて

下さい

まァ...

それなら

がまわんが

だがあ奴は

カタギになど

ならんぞ

盗みの味を覚えた

小悪党がコツコツ

野良仕事など

するものかよ

またどこかで

盗みを働き

人を殺す

始末したほうが

世の中のためと

いうものだ

そういう

お前らは

どうなんだ

ずいぶん

豪勢な料理を

食べてるが...

羊を追っている

ようにも

畑を耕している

ようにも

見えないぞ

どうやって

食べ物を

調達している

そなたも

一緒に

食わんか

結構だ

トルフィン様の

お連れの

ヒルド様です

この

駐屯地

.....

もとは

誰かの

農場だな

持ち主は

どこへ行った

我が軍がこの地に

上陸した時

すでに住人は

おらんかった

何らかの理由で

放棄したの

だろうな

本気で

言ってンのか

それ

トルフィン

グズグズ

するな

さっさと

ここを離れる

算段をつけろ

仲間を

待たせて

います

私と彼女を

フュン島まで

運んで

いただきたい

何を

言うのだ

そんな

ヒマはない

明日には

ヨムスボルグへ

向けて

出発するぞ

勝手に

決めないで

下さい

私は

ヨムスボルグへは

行きません

誰とも

戦いません

フローキとは

会いたくも

ないです

奴は

お前の父親の

仇なのだぞ!?

親の仇を

討たぬなど

ノルドの男が

...!!

フローキは

討たねば

ならぬ!!

父は

仇討ちなど

望みません

野望のためなら

何でもする男だ

お前がやらねば

誰がバルト海の

秩序を正すと

いうのだ!!

クヌート王

です

彼が

担当する

仕事です

私とクヌート王は

ひとつの仕事を

ふたりで分けることに

したんです

血と鉄で

世界を変える

試みは

彼の領分です。

私の仕事は

別にあります

...?

血と鉄を

用いないのが

私の領分です

たぶん奴らは

トルフィンが

ここを去るのを

許さないだろう

1人か2人で

操れる船を

盗む必要が

あるな...

ははは

この小屋は

なんだ

あの少女達を

どこから

かどわかして

きた

中を

見せろ

様!

トルフィン

お連れ様

が.....

イテテ

ヒルド

さん!

それはそれでもいいですが、

ああ、ああっ...

あ...あんたは

小屋の中に

10人ほどの

娘達がいる

こいつらの

相手を

させられて

いた

なにが

最強の軍団だ

盗賊の集まりと

どう違う!

私の村を襲った

ゴロツキどもと

何が違う!!

なんだよ

女抱いてた

だけだろが

なにをそんな

.....

グァ

放せ

トルフィン

ダメだ!!

撃つな!!

なんだ

これは

先にお話し

しましたが

あのお二方は

戦の累が

民草に及ぶことを

お嫌いになります

大隊長!!

自分と

縁のない者

でもか?

なんだ

後にせい

今忙しい

それではまるで

キリスト教の

坊主ではないか

いえっ

それが...

...!!

何だと!!

全隊!!

戦闘準備ィ

何ィ!?

イーッ!!

もう

そこまで

来てる!?

急げ!!

全隊乗船!!

海上で

迎え撃つ!!

走れ!!

トルケルの

艦隊が

来たぞォオ!!

ヴァー

グーンー

くーん!!

あー

ぼー

そォー

ーッ!!

第19話終わり

第13条市・バルト授業役

ねェ...

おじい様

ん?

こんなに

護衛の人いると

ボク

落ち着かない...

それに

あんなトコ

船がいたら

魚が逃げちゃう

仕方

あるまい

お前の

身の安全の

ためだ

本当なら

今は外出

せんほうが

よいのだが

お前を砦に

閉じ込めたままに

しておくのも

健康に悪いのでな

ほれ!

引いとるぞ

バルドル

ははは

あー

エサだけ

とられたァ

アワセが

早かったな

焦らず

食わせ

なさい

おじい様

......

ボクの命を

狙っているのは

誰なんですか?

なん

だね?

父上や母上を

殺した人と

同じ人ですか?

お前が

それを知る

必要はない

万事私が

良いように

はからっておる

......

ボクが...

もし...

今までのことは

全部

水に流して

仲良く

しましょうって

言ったら

争いは

おさまり

ますか?

おさまらん

ウキに

集中しなさい

また魚を

逃がすぞ

ボク...

団長に

なりたくない

釣りをして

いられたら

それでいいの

おじい様と

一緒に...

バルドル

お前はまだ

子供だ

自身の

鍛錬のことだけ

考えなさい

大きな判断は

全てこの私に

任せればよい

大隊長

順風で

あれば

今日にも

とのこと..

うむ

10年後だ

バルドル

10年後、お前は

感謝するだろう

お前のための

王国が

用意されている

ことにな

今日

また

お前は

その王国に

一歩近づく

急げ!!

もう敵影が

見えるぞ!!

“鉄の猪〟号

どうしたァ

まだ動かない

のかァ!?

えぇでぇまた、本文は、

各隊速やかに

乗船し

持ち場へ展開

戦だ

海戦の

ようです

わかり

ませんが

フローキ

とやらの

手下か

この慌てぶり

からすると

強力な軍団の

ようです

本陣を

移動させます

ご案内

いたします

お早く

トルフィン

様!

ちょうどいい

逃げましょう

あの娘達を

連れてとなると

小型船では

脱出できませんが

わー.....

なんか

すっごく

慌ててるね

ヴァグン達

ちょっと早く

来すぎちゃった

かしら?

エチケット

違反かしら

楽しみに

てたから

まーな

アイツらの

哨戒船と

同じくらい

船足出てた

からな

奇襲.....

とまでは

いきませんが

攻撃の

好機です

突撃

なさらないの

ですか?

ウワこいつ

真面目!

基本に

忠実!

なるほど

ウルフお前

そーゆートコ

クヌートと

気が合いそう

だよね

状況分析を

したまでです

全船待機だ

久しぶりの

おマツリなんだぜ

踊る相手には

キチンと武装して

もらわないとな

そーゆーヤボを

言うんじゃないよ

細っそい目して

イスは

要らん

酒だ

待てない

男は

モテないぜ?

ひとつ

伺っても

よいですか

なぜ

フローキ殿の

側に

加勢すると

お決めに?

そらお前

アレだよ

ヴァグンめはァ

軍団を私物化し

バルト海の平和を

著しく乱しておる

からしてェ

クヌート王に

代わりて彼奴を

誅滅するは

コレ臣の務めなり

なるほど

特に理由は

ないという

ことですね

おゥ!?

思ったより

ヤな奴!!

わかってるじゃ

ねェか細目

理由は

どーでも

いいんだよ

この人は

政治屋の

フローキより

武闘派の

ヴァグンのほうが

遊び相手になると

踏んだだけなのさ

お前らは

アレだな?

オレをバカだと

思ってるな?

脳ミソが

筋肉だと

思っ

トルケル

閣下ァ!!

閣下!!

オレに剣を!!

オレにも

戦わせて

下さい!!

なに

ぬかしとんじゃ

荷物運びの

奴隷が

奴隷じゃ

ねェ!!

いいよ

放して

おやんなさい

お前は

たしか...

えー......と

なに君?

シグルド

です!!

奴隷のままで

戦場に臨むなど

我が一族の恥!

シグやんの

アホー!!

オレ達は

やらない

からな!

お役に立ちます

どうか戦列に

加えて下さい!!

頼んで

ねーわ!

お前らは

雑用係

やってろ!

はい!

元気です

!!

元気

いいね!・元気があれば

なんでも

できる!

アスゲート

こちらの

元気君に

適当な武装を

まーた

そういう

気まぐれを

まァ

いいけど

戦え

元気君

ありがとう

ございます!!

オレら

みてェな

男はな

どうやら

飽きるまで

戦わねェと

ダメみてェだぜ

...?

ハハイ!

がんばります

トルケル艦隊

未だ

動きませぬ

なぜなら、

我が艦隊は

態勢を整えつつ

あります

お気をつけ

下さい

大隊長

いや

お前達若者は

知らんだろうが

何らかの

罠であると

思われます

トルケルとは

ああいう

男なのだ

今日ヤツは

海戦を

楽しみたいの

だろう

フン

受けて

立ってやるわ

おい

そこの

はァ...

トルフィン

チビで

短い金髪

頬に傷

だよね

トルフィンは

大丈夫か

バカ

もん

いやオレも

探してん

ですけどね

後方へ

退けよと

言いつけた

はずだぞ

ちょっと

見つかん

なくて

あ!

後方!

ってェと

ォ林?

アそう

じゃあまだ

海には

出てねンだ

よかった

オーイ

後方

だってよー

いや

後方って

どっちだよ

おっさん

後方って

どっち?

ちょっと

指で......

むん!!

ああ...ありがとうございますね

間者め

間者め

いつから

潜んで

おった

なにそれ

巨大

トンカチ?

わー

なんか

すっごい

見栄っぱりな

カンジ

いつも

思うん

だけどさ

そんな

いろいろ

着てさ

重いでしょ?

動けないでしょ

実際

その

トンカチじゃ

ちょっとなァ

楽しく

ねェなァ

おっさん

後方って

どっちだ?

第13話終わり

約30分間、バルト海賊役の

どりゃゴルァ

クソがァー

ッ!!

いつまで

待たせンじゃ

ヴァグンてめェ

出て

こいやァ

ーッ!!

待てない男は

モテないの

では?

10数えるうちに

出てこねェと

テメェら全員

......なぜ

モタモタ

してる?

あいつら

痛い

殺し方で

殺す!!

聞いて

ませんね

戦術的な

意味が

あるのか?

そんな船と兵が

あいつらに

あるとは

聞いていねェ...

別動隊が

いるのか?

フローキの

情報が

間違ってる

のか?

だいいち

罠を張れる

ほどの時間は

与えてねェ

まだるっ

こしいわ

直接訊きや

すむことだ

うるせー

前進!

本船のみ

前進!!

敵船に

横づけ

しろ!

ちょっ!

オイ大将!

敵船1隻来ます!

敵船1隻

来ます!

トルケルが

乗ってる!

攻撃

待て

交渉目的

かもしれん

いいから!

弓とか今

そーゆーの

いいから!

一時

休戦だ

ヴァグンは

どうした

滑るから

気をつけて

次の人!

そうですか

じゃあ皆さん

この近くに

住んでるん

ですか

はい

がんばれば

歩いて

帰れると

思います

あの

マントの人達が

突然来て

「税金を払え」って

言って

だから

...

ここにいる子達

みんな同じです

私の家

貧しくて

払えなくて

税金の

代わりに

私が...

そうしないと

家畜も種麦も

持ってかれちゃう

から

......

あんな

奴らは

互いに

殺し合って

一人残らず

死ねばいい

クヌートは

何を

してるんだ

デンマークの

領内で

ヨーム戦士団に

好き勝手を

させすぎだろ!

だから...

その.....

わ私に

なにか

お礼がわりに

できることが

あれば

いいんですけど...

助けて

いただいても

お礼に差し上げる

物もなくて...

え?いえ

お礼なんて

別に...

...この中に

漁師の娘は

いるか?

私とこいつは

フュン島の

オーゼンセに

行かなければ

ならない

アタシ!

アタシんち

漁師です

ヒルドさん

関係ない人を

巻き込むと

また...

海を渡るのを

手伝って

もらえると

ありがたい

船あるよ

ボロくて

ちっちゃいけど

この際仕方ない

どこかで船に

乗らなければ

ならない

じゃあ

頼む

うん!

......

うーん...

じゃあ.....

お礼が

できて

うれしいよ

せめて奴らに

こっちの足どりを

たどられないよう

細心の注意を...

聞こえ

ましたか?

ああ

少なくとも

......4人

この娘達を

連れていたんじゃ

どうやっても

気配は殺せない

後を

たどられて

しまう

オレが

引きつけます

ヒルドさんは

彼女達を守って

先行って下さい

だめだ

私の

監視範囲から

出るな!

この際

仕方ない

でしょう

父の名にかけて

決して逃げたり

しません

...

私が殺すまで

死ぬなよ

急ごう

みんな

必ずまた

合流します

から

仕方ない

......

仕方ない

「仕方ない」

ばっかりだ

バルト海に

来てから

ずっと...

なにとも

こちらを

はっよっ

これから

...

若くて

チビ

短い

金髪

右の頬に

刀傷...

あんた!

トルフィン

だろ?

ほらみろ

後方って

こっちで

いいんだよ

足跡

たどってた

だけだろ

あんた

強いん

だって?

オレも

強いん

だよ

そうそう

いっちょ

戦って

みない?

あんたを

その気にさせる

みやげも

用意してきたん

だぜ

!!

...ヴァグン

なんじゃア

こりゃア!!

なんでお前

戦る前に

死んどるんじゃ

ヴァグン!!

誰だ!!

誰が

殺ったァ!!

......!

アンタじゃ

ないのか?

なんでオレが

刺客なんぞ

使わにゃ

ならねンだ

ボケ!!

刺客を

放った

のは

よく

考えて

しゃべれ!!

目の前のごちそう

自分で食わずに

刺客に食わせる

バカがいるか!!

オレの獲物を

横奪りした奴ァ

誰だァアッ!!!

この手のオッサンって

いばっちゃいるけど

戦ってみるとあんまり

強くねェんだよな

若い頃は

強かったのかも

知んねェけど

さァ

どうする?

あんたの

後ろ盾は

殺しちゃった

この

ガルム様

が!

.....って

アレ?

逃げ

やがった

足速いな

アイツ!

なんでェ

この頭

捨てンなよ

ガルム!

待てィ

トルフィン

全然

挑発の役に

立たねェな

コレ

持って帰りゃ

フローキの旦那が

大金くれンだぜ

適当に

走り回って

撒けばいい

馬でもなきゃ

オレの足には

追いつけねェ

馬には

通れない

ような所を

でも

念のため

しかし

あいつら

なんなんだ?

フローキの

手下なのか?

通って

おくか

なんで

逃げんの?

アンタ

強いん

だろ?

さァ!

戦ろうぜ

第13話終わり

第135話

かけっこは

もうよそうぜ

時間のムダさ

オレの方が

足速いよ

たぶん

槍.....か

槍....か

オレ

ガルム

...よろしく

ガルム

この木立の中じゃ

あの長物は邪魔だ

素手でも勝てる

よろしく

トルフィン

ところで...

オレは君と

戦いたく

ないんだが

ごめん

ムリ

オレは

戦いたい

それはそうと

トルフィン

武器は?

失くし

たん?

なんだよ

も~~~

しょーが

ねーなー

そんなんしか

ないけど

いい?

だーいじょぶ

戦れる

戦れる

ここか

ここを

ブスッと

な?

なーんだよ

遠慮すんなよ

使えってー

その短剣

使わないと...

後悔するよ

突かれた!!

バカな!

届く間合いじゃ

ねェ!

なんだあの構えは

槍が

伸びた!?

なんだ

あの構えは

わざと

はずした!?

速ェ!!

そーら

ドンドン

いくぞォ!

ちょっ

待っ

片手で槍を

操作して

やがる!

投げ込むような

突き.....

初めて見る技だ

クソッ

まるで弓矢相手に

戦ってるみてェだ!

あれだ!

あの手だ!

石突を握って

長さ一杯使ってるのが

槍の柄が

高速で

手の中を

滑っている

引き手も

速い

すげェ速さで

握る位置を

変えてるんだ

なんであれで

すっぽ抜けたり

しねェんだ!?

おまけに

右手左手

どちらでもか

**石突...槍の穂先とは逆の末端部分

こいつ...

達人だ!!

すげーぜ

トルフィン!

かっこいー!

オレの突きを

ここまでよけた

奴はあんたが

初めてだ...

ぜっ!!

だが!

おっ

接近戦

か!

そうは

イカの

げっ

森の中での

長柄の不利は

変わらねェ

もらった!

なんちって

ラッフッフ

たまげたか

かっこいいっしょ

特注なんだ

この槍

オレ様に

死角なし!

.....ああ

よく

出来てるな

がんばれ!

まだ

戦れるぜ!

急所は

外しといた

からね

でも

次は

殺す

トサッ

短剣

もう一本

あったりして

さァア

どうする

トルフィン!!

目の前には

最強の敵!

そして

あんたは

手負い!

足元

には

1本の

短剣!

来いよ!!

真剣の

勝負!!

命の

奪り合い!!

オレが死ぬか

アンタが死ぬか

その二択しか

ねェぜ!!

さァ!!

短剣を拾え

トルフィン!!

断る

勝手に

二択に

するな

やっや!!

断るんだ...

断る

ちょ

ちょっ

参考までに

訊いて

いいスか?

じゃあ

三択目って

どんなの?

また

逃げた!?

しょーも

なっ!

足でオレに

かなわねェことは

わかって...

......

逃げる!!

全速力

で!!

逃げ

切る!!

二択しか

ない?

バカ

言うな

もっと

あるさ

それを

探すために

旅してンだ

オレは!

.......

なんだ

.....?

追って

こないのか?

むーーーん...

だいたいねー

武器持ってない時点で

やる気が

感じられんのだよ

やる気が

どーせ

追っても

また逃げるん

だろ?

つーか

決闘を挑まれて

走って逃げること

自体どーなのよ?

なにアイツ

あれでも

戦士なワケ?

いや

あの

体のキレ...

あれは本物だ

減多に

お目にかかれねェ

「速さ」の持ち主だ

あーあー

もーー!

なんなんだよ

やーっと

見つけたと

思ったのに!

オレを殺して

くれそうな

奴をさー...

いたいた

ガルム

あれ?

トルフィン

は?

まさかお前

逃げられた

のか?

...

要するに

トルフィンの

やる気スイッチを

押せば

いいわけだ

おい

ガルム!

おい

さっきの話

くわしく

聞かせろ

なんだよ

どの話?

ホレ

ヴァグン隊に

潜入してた時に

聞いたっていう

ヴァグン

大隊長

ヴァルハラで

待っていて

下さい...

メソメソ

するんじゃ

ないよ!

男の子で

しょうが

お前ら!

悔しく

ねェのか

えェ!?

悔しい

だろ!!

悔しかったら

どうする

男の子は!?

復讐だ!!

お殺せ!!

フローキを

八つ裂きに

しろ!!

よーし

模範回答!!

殺ったれ

や!!

オレら

手ェ

貸すぜ!!

野郎の腸で

野郎自身を

首吊りに

したれィ!!

......ちょっと

わからないの

だが...

つまり

トルケル殿は

フローキ殿を

裏切るという

ことかね?

言ったろ?

理由なんか

どーでもいいん

だって

バカな奴だ

フローキは

大将の性格を

知らなすぎるぜ

大将の獲物を

横奪りすりゃ

こうなる

殺せ!!

なんで

刺客なんぞ

使ったかね

なんで刺客なんぞ使ったかね

元気よくー!!

殺せ!!

なんか

すごく

アガッてる

なー

殺せ!!

この人ら

敵同士じゃ

なかったの?

あー

あーーーッ!!

ーッ!!

ウソだろ!?

あの

葬式船...

ウウァ

ッ!!

オレの

船だァ

ツツ!!

ああ燃える!!

燃えちまう

ーッ!!

チキショー

じゃお前らが

あの時の海賊か

マントども!!

おお!

いつも元気だな

元気君!

第15話終わり

第136話レベル

レド海戦役の

25

26

27

29隻!

28

ウヒョー

大艦隊だぜ

間違いねェ

ヴァグン隊と

トルケル軍が

手を組んだんだ

わっかんねーな

戦争しに来たのに

仲良くなって

やんの

手を

組んで

ほいであの

大艦隊は

ドコ行くと

思う

どっかで

戦争だろ

やっぱ

誰と?

だよなァ

やっぱ

誰って

そりゃ...

相手は

フローキの

旦那しか

いねェよな

こりゃ

面白ェ!

ヨムスボルグで

ドでかい

パーティーが

始まるぜ!

ヤベェ!

ドカッと

盛り上げ

ようぜ!

これ

フローキの旦那が

死んじまったら

オレ達金を

もらい損ねるぞ!?

なーに

ヤツらより先に

ヨムスボルグに

戻りゃ

いいンだよ

トルフィンも

招待して!

理由なき

戦争...か

男の本性に

正直な所は

小気味よいが

何という

人と金の

無駄遣いか...

まァ...

よかろう

成り行きは

おおむね

クヌート陛下の

御意思に

沿っている

デンマーク

フュン島オーゼンセ

1019年5月

もう

ボロだね

この帆布

そんな

金はない

これを

だまし

だまし

使わんと

だよね

ー...

新調する?

レイフさん

なァ

エイナル

オレら

いつまで

オーゼンセに

いなけりゃ

ならんかね

言ってみた

ん?

そりゃ

トルフィンが

ここに来て

合流する

までさ

合流

しなかった

ら?

お前

...

あと

ヒルドナ

そういうこと

さらっと

口にする...

いや

考えといた

ほうがいいって

旅を続けるか

故郷に帰るか

いつまでもココで

ヒマしてらんねェし

そんなこと

お前.....

あいつに

限って...

トルフィンとは

もう二度と

会えないケースも

想定すべきだよ

別れてから

1週間も

経つんだぜ

...

スキ

ありゃア

ーッ!!

あぶ

ねェ!!

卑怯

者!!

卑怯もクソも

あるかオラァア

戦争じゃオラァア

生き残ったモンが

正義じゃオラァア

遊んでンなら

繕いもの

手伝ってよね

剣の

けいこじゃ

オラァア

まァ...

たしかに

4日もあれば

合流できると

アイツは

言うとったが

ギョロ!

待て待て!

ちと

遅いな

お前の後ろに

女の子がいる!

こっち見てるぞ

わかった

わかった

おめーが負けを

認めたら

下手!!

お前ウソ

下手すぎ

ウソじゃ

ねーっつーの

見てみろよ

後ろ!

ねェ

お兄さん

たち

おォ?

ウソ

ちがうん

かい

ふぅったろ

だから!!

おにーさん

たちはー

トルフィン・

カルルセヴニって

いう人の

お友だち?

そう!

そうです

オレ達は

トルフィンの

友達!!

えっ!?

君は

なに!?

トルフィンの

使いか

なにか!?

トルフィンと

ヒルドさんは

無事か!?

つーか

生きてンの

あいつ?

どこだ!?

なんで

本人が

こないんだ

あっ

ちょっと

まっててね

そう

だって

オッケー

お手柄

ホイお駄賃

もう行って

いいよ

なー?

オレの言った

通りだろ?

銀貨だっ

ヨソ者が長居

できる所なんて

フュン島じゃ

オーゼンセくらい

なんだって

しまった!

これは!

しくじった

ようだぞ

ワシらは.....

はい

どーも!

皆さん

トルフィンの

関係者ね?

トルフィン

誰のことか

わからんが

いやいや

ムリムリ

もー

遅いっしょ

食いついてた

お前らこそ

なんなんだ

剣だの

槍だの

ブラさげて

4人か

1人は

伝言係として

残しておいて

3人連れていこう

いい数

連れ...

お前

そう

お前

残って

トルフィンに

伝えろ

「仲間は

ガルムが

預かった」

一近日始まる

ヨムスボルグでの

戦に攻め手側で

加わるべし」

あそうそう

「武器持参」

これ大事ね

すっげー!

オレ今

マジ悪役っ

ぼくね!?

「仲間は

預かった」

出ちゃった

いや

お前は

悪だよ

ともかく

それじゃ

大人しく

人質になって

もらおうか

我々としても

無用な流血は

好まないのでね

フフフ

お互い

紳士的に

いこうじゃ

ないか諸君

お?

え?

そうだな

......

「紳士的に」

って部分は

同意するぜ

ユラ...

オレも

なるべく

紳士的で

いたいが

さて...

お前達次第

だな.....!

...!

ギョロ......

お前

まさか...

それっぽい

フンイキ

だけで

この局面を

なんとかする

つもりか...!?

サギ師

...

ペテン師

この際

がんばれ

おとなしく

去るなら

オレは追わん

戦ると

いうのなら

命の保証は

できん

オレの中の「獣」は...

一度血を吸うと

オレ自身にも

抑えられんのでな..

そっか!

ゴメン

ゴメン

お相手

つかまつる

トルフィンの

仲間だもんな

強い奴がいても

不思議じゃねェ

......まァ...

今日は見逃して

やってもいい

ちょっと今

いつもの愛剣が

手許にないしな

いや「獣」は

オレの中で

暴れたがってる

けども

またァ?

武器

ないの?

いや!

要らん

精神力で

なんとか

抑えてっから

今のうちに

失せな

あれだホレ

他人の剣とか

使うのって

生理的にオレ

抵抗あるって

いうか

しょーがねェな

オルム

お前の剣

こいつに貸して

やってくれ

スプーンとか

手拭いとかも

自分用の使うし

家族でさえ

共用するのって

やなんだよね

んー?

じゃあ...

わかった

素手で

あ~~

素手!

素手が

いちばん

ダメなんだ

「獣」的に

いいか?剣とかそういう

文明の利器を使ってる内は、

まだいいんだオレも理性を

保ちやすいでも素手って

プリミティブすぎるだろ

野性そのままだろ?な?

目覚めちゃうぜ?オレの中の

「獣」が...そうなったらもうマジで

止めらんねーよ?お前らズダズタ

オレだってそんなこことはしたくねェんだ

だからお前ら今日は一旦帰って

明日また仕切り直したほうがいい

マジでお前らのために言ってンだぜ

スゲーな

あいつ...

要するに

......

さてみ

戦る気は

ないんだね?

キミは

スキありゃア

オラァアアア

あれ?

スキ

ありが...

あれ?

スキ

ない?

ちょうちょ

たいたい

親父!?

親父

ーッ!!

エイナル!

グズリ!

みんな

どこだ!?

お前ら

だけか!?

ウッソだろ

みんな連れて

行かれたん

か!!

なんだこれ

なんだっけ

あァそうだ

ガガルム?

人質?

ヨムス

ボルグ?

つーか

お前らの面倒

オレだけで

見るの!?

マジ

でェ!?

ムリ!!

うわァア!!

トルフィーン!!

なんとか

してくれー!!

トルフィーン!!

!!

第66話終わり

VTMLANDSAGA

犬です

ええ

見たとおり

メスです

私の

息子の

カルリ

手が

かかって

たいへん

カルリの

世話係たち

です

ヒエラルキーは

こう

せわがかり

カルリはちっとも

おっぱいを飲んで

くれません

...んんん

うなるんじゃ

ねーよ

エサ持ってきて

やってンだろ!?

なので世話係が

ヤギの乳を

飲ませてますが

心配で

勝ち誇った顔が

ムカッときます

いつか食ってやります

名前で

呼ばないから

なつかないの

かもな

そういや

名前ねェのか

コイツ

じゃー...

あー.....

どんなに

無視されても

カルリのために

がんばるワタシ

ホラ

スマは

こっちよ

ウレルルル・

気楽で

いいよな

犬は

寝そべって

オイ今

なんつった

コラ

エサだぞ

まだらハゲ

このす

もっと

いろいろ

あるじゃん

シロとか

「ムク」とか

エサだよ

カルリママ

まァ

いいで

しょう

若干

主体性の無さを

感じるけど

シロハゲ

血ィ

出てるよ

アンタ

よせって

そんな名前

情が移るぞ

いいじゃん

移ったって

ハゲの他に

特徴ねェじゃん

コイツ

そんなこと

ないよ

カルリの面倒

よく見てくれて

助かってるし

いや

困るだろ

食う時

カルリの

ママ』で

どう?

え...?

いや食うよ

海上で

遭難した時

とかな

え?じゃ

何のつもりで

コイツ

飼ってンの?

合理主義者

ん?

...あれっ

どうした

カルリママ

寝ボケた

のか?

ははは

夢か...

こわかった...

あの時の...

んむ~~

小さいうちは

こんなに

かわいいのに

どうして人間は

大きくなると

凶暴に

なるのかしら...

この船の連中は

少しちがう

みたいだけど

いいえ

気は抜かないわ

人間は突然凶暴に

なるんだから

この子は

そんな人間には

させないわ

私が立派に

育て上げて

みせる

立派な

犬に!!

...

それに

しても...

この船は

いったい

どこへ

行こうと

してるの

かしら

大丈夫

なのかしら

大丈夫なのかしら

この子が

幸せに暮らせる

場所だと

いいんだけど...

大丈夫

なのかしら...

ヴィンランド・サガ19終わり

コムスボルク

ヨーム戦士団の本拠地.フロー

キは孫のバルドルをヨーム戦士

団の次期団長にするため、トル

フィンへの刺客としてガルムを

笑い込んだ

でルインっ

ヴァグン大隊駐屯地点

...

...家退したトップ・ンだがヴァグンの指示で駐屯地に連れてこられてしまう。

...

...

てこられてしまう。

...おこ

シェトランド

アイスランド

...

ヨムスポルク

フランス

大西洋

オーゼンセ

フュン島にある町・レイフたち

は、ここでトルフィンと待ち合

わせをしていた

芹賂

航路

添取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

ンド・サガ(19)

ヴィンラン

発行者

発行所

2017年4月1日発行(01)

森田浩章

幸村誠

©MAKOTOYUKINURA207

株式会社・講談社

〒112-8001

東京都文京区音羽2122: