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Instructions:
YUKIMURAMAKOYO一生。
率村誠
ヴィンランドサガ・
2)
AFTERNOONKC
レランド・サガ
これまで、
「ウ
ゥゥ
オォゥ
37話・パソト漫画役の
半年前
鹿の1頭も
見かけぬか...
狩りに
ならぬな
デンマークスコーネ地方
1018年11月
あの
狼どもだ
狩り場を
荒らしおる
は
この周辺の農場も
被害に遭って
いると聞きます
狩人どもの
話では
大きな群れの
ようです
大きな
群れ......か
ちと
大き過ぎる
ようだな
鹿を
食べ尽くす
ようでは
羊で
ごぜェます
狼どもが
食いっ散らかし
たんですな
近隣の
農場から
盗んだものか
へェ......
左様で
王様の
ご覧になるような
もんじゃ
ごぜェません
賢い狼どもでして
毒を仕込んだ
肉を置いても
がじりもしません
...オォゥゥ
自分達で
捕まえた羊しか
食わんのです
ウルフ
そなた
そんな名であれば
狼どもと少しは
心が通じるのでは
ないか?
奴らに
言うて
くれぬか
森に獲物が
いなくなったのなら
畑を耕して暮らせと
ははは、
王様が冗談を
言いなすった
畏れ
ながら
いかな世に
なろうとも
狼は狼
腹を空かせば
殺して食らう
その生き方を
変えることは
ないでしょう
そう
思うか
そうで
あれば
余の
森から
狼どもを
間引かねば
ならぬ
方法は
どのように
共食いを
させる
内部事情は
調べておいた
首領を殺せば
群れは割れ
相争うであろう
承知
いたしました
ただちに
手配を
あンの~~
王様
群れの頭を
殺すってのは
どうやるんで
ごぜェますか
忘れよ
戯れ言だ
生年後
ま
オレァ
別に?
クヌートの吐なんぞ
知ったこっちゃねェ
やりたいよーに
やるだけだが
お前の持ってきた
勅令とやら
ありゃなんだ
ウルフ
気持ち
ワリィ
何が
ご不満なの
ですか?
だって
お前
「ヨーム戦士団の
内紛に介入せよ
ってなんだよ
存分に
暴れろって
ことか?
クヌートの野郎
いつもだったら
オレが暴れようと
すると止めるじゃ
ねーか
どーゆー
風の
吹き回しだ
さて...
おそらく
閣下の闘争心を
おなぐさめすべく
お取り計らい
下さったのでしょう
そもそもこの
バルト海の
イザコザは
病死
だってよ
なーんか
おかしい
よな?
ヨームの首領が
急に死んだ
せいだ
そう
思わねェか
ウルフよ
近頃
えらい奴が
病死することが
多い
......
さて
そのような
気もします
...!!
ぎっ...
い!...
どうした
大将?
そいつが
なんか
やったのか?
気に
すんな
仕事
してろ
すまし顔の
お利口さんが
なにもかも
テメェらの
計算どおり
ってか?あァ?
今ここで
オレに首を
ヘン折られるのも
計算のうちか?
オラ
なんとか
言えよ
オレを
操ってる気に
なるなよ
オレァ
戦いてェ時に
戦い
死にてェ時に
死ぬ
クヌートに
伝えろ
殺してェ奴が
いるなら
自分で剣持って
殺しに行けってな
オイ!誰か
こいつを
イェリングに
送り返しとけ
えェ?
今から
っスか?
戦争に
遅刻しちまう
じゃんよ
あー
せいせい
したっ!!
さー
戦争だ
戦争だ!!
クヌートの
楽土建設なんぞ
知ったこっちゃ
ねーぜ!!
戦いてェ時に
戦い!!
死にてェ時に
死ぬ!!
それが
ノルド戦士
だ!!
第17話終わり
WindownSasa
例える話・バルト海戦後(
ヨーム戦士団本拠地
ヨムスボルグ
なんだっ
つーの?
やっと戻って
きてみりゃ
ごあいさつだな
いきなり
斬りかかって
きやがって
オレ達や
大将首獲って
きてンだぜ
責任者
出てこォー
い!!
ガルム!!
大隊長!
危険です
お下がりを
余計なことを
してくれたな
貴様.....!
だから
何がよ?
説明を
求む
我が軍が
トルケル閣下に
献上した
軍資金だ
送り
返されて
きたのだ
はンはン
つまり
オレが
ヴァグンを
殺しちまった
から
なァによ
教えといてよ
そうゆうのは
オレだって
よかれと思って
ヴァグンを
殺ったんだぜ
旦那
貴様の仕事は
トルフィンの
殺害だった
はずだガルム
獲物を
横奪りされた
トルケルが
怒ってると
そちらの
首尾は
どうなった
トルフィンは
逃げられ
ちゃった☆
貴様を
雇ったのは
間違いだった
貴様の身柄を
差し出して
トルケル閣下に
申し開きを
するしか
あるまいな
閣下がそれで
納得して
くれるかは
わからんが...
トルケルは
敵に回ったん
だよね?
じゃもう
オレが殺しても
いいわけだ
たわけた
ことを
トルケル閣下を
殺せる者など
この世には
おらん
殺れるさ
ヴァグンの
首が
その証拠だ
オレなら
トルケルを
殺せば
クヌート王が
動き出す
デンマークと
イングランドの
二大国を
敵に回すことに
なるのだ
そん時や
クヌート王も
殺してやるよ
デッカい野心を
持とうぜ
フローキの旦那!!
強ェ奴らは
全部オレに
任せとけ
んー
こうなるか
やっぱ
なんでェ
腰抜けの
サイコロ頭め
バルドルちゃんに
デッカい王国を
プレゼントしたく
ねェのかよ
くっそ
どーすっかな
コレ...
あらま
君らもココに
ブチ込まれ
ちゃったんだ
なんか
ゴメンねー
ちょっと
計算
くるって
まァホラ
こーゆーのも
いい経験だよね
なんなのアンタ?
なんなの
アンタ?
アンタも
トルフィンに
恨みがあるの?
いや
全然?
強い奴と
ケンカができりや
それで満足な
人なんですボク
頭おかしいんじゃ
ないの?
殺し合いが
そんなに楽しい?
よせ
グズリ
話すな
他にやること
いくらでも
あるでしょ!?
たとえ
ばー
!
羊の世話
とかー
商売を
したりとかァ
畑仕事とか
.....もうなんか
いろいろ!
......
例えば?
普通の
暮らし!!
普通の
暮らし
......
それ
楽しい?
楽しい
よっ!!
文句
ある!?
ふーん
ま
価値観の
相違って
やつだね
でもね
お嬢さん
この
ヨムスボルグにいる
戦士達全員に
訊いてみな
「普通の暮らし」が
楽しいなんて
言う奴は
ひとりも
いないぜ
第13話終わり
はいはい、SRGA
なるほど、バルト海賊役の
ホントに
よーー...
カルリお前
グレるのも
たいがいに
しろよ?
服を着たまま
ウンチするとか
石でも虫でも
口に入れるとか
なんなんだ
社会への不満が
お前に
そうさせるのが
あプー
あプーじゃ
ねェよ
ノルド語を
話さんがい
あ~~~
ババひいた
オレ
つーか
トルフィン
ちゃんと
帰って
人質に
なったほうが
マシだった
赤ン坊の
面倒より
拷問のほうが
いい
母親って
えらい
親父たち...
無事かな...
シリモッモ!!
プゥ
ウンチ
してるぞ!!
かたづけなよ
きもちわる
ヒラ
ヒラ
ヒラ
捨てる!!
このクソガキ
捨ててやる!!
もう
イヤだァ!!
そのへんで
テキトーに
里親見つけて
押しつけて
痛いたい
たいたい
たいたい
《ウソウソゥソウゾ
捨てない捨てたい
ごめんなさい!!
遅くなって
すまない
他の
みんなは?
どうした
大騒ぎして
トルフィ
ジ!!
このやろう
遅せー
ーん
だよー
!?
え!?
え!?
いや
泣くなよ
ゴメンてば
人質...
.....!?
あァ...
髪の逆立った
ガルムっていう
奴が3人を
連れてった
「ヨムスボルグで
始まる戦に
攻め手側で
加われ
「武器持参」
.....って...
ななァ
トルフィン
いまいちオレ
状況がつかめて
ねェんだが
アイツら...
お前の昔の
仲間とか敵とか
そういうアレ
なんだろ?
親父たちは..
無事に
取り戻せるん
だよな?
...あの
トサカ野郎の
狙いは
オレひとりだ
オレと
ケンカが
したいだけだ
いるんだよ
けっこう
そういう
ケンカ好きが
...じゃア
お前が
お前がケンカの
相手してやりや
あのガルムは
満足して
親父たちを
解放するんじゃ
ないか?
よし...
......かもな
よォし!!
なら
行くしかねェ
ヨムスボルグに
頼むぜトルフィン
あのトサカ頭を
ギャフンと
言わせてくれ!
そうと
決まりゃア
早速出発だ!
おい
なにしてㇱだ
トルフィン
手伝ってくれ
船を
扱えるのは
オレとお前
だけなんだぜ
...いや
そりゃ.....
怖いのは
わかるけど
つうかコレ
そもそもお前の
因縁だろ?
お前がなんとか
しなきゃだろ?
......
ヨムスボルグへ
行けば...
オレは
誰かを
殺すだろう
誰も殺さずに
ヨムスボルグから
エイナル達を
救け出すなんて
不可能だ
予感が
する
今度ばかりは
「最初の手段」が
見えねェ......
誰かを
救ける
かわりに
誰かを.....
殺して
しまう
は?
はァ!?
え!?
お前...
え!?
何言ってンの
全然わかんね
しっかり
しろよ!
「誰か」じゃ
ねェだろ!
「オレ達の仲間」
を救ける
かわりに!
「はた迷惑な
死にたがりの
戦争屋ども」を
やっつけンだよ!
どっちが
大事だ!?
これ天秤に
かけるような
ことか!?
......!
あのなァ
よく聞けよ
トルフィン
オレがこの旅に
加わったのは
ハッキリいって
大金が
欲しいからだ
でもな!
それ以上に
レイフの
親父さんを
無事に
故郷へ
連れ帰る
ためだ
奴隷だった
このオレを
身請けして
オレにとって
誰よりも
大切な
人なんだよ
人生を
与えてくれた
人なんだ
......
頼むよ...
トルフィン
......
そうだな...
すまん
レイフさん達は
必ず救け出す
安心してくれ
必ず..
第13話終わり
IDSAGA
第20話・バルト海戦役の
フローキ
大隊長
判明
しました
ジヴナ川上流両岸に
上陸したほうが
トルケル軍500です
軍船13隻
ヴァグン隊500は
西側の海岸に
展開中
軍船16隻
両軍とも
上陸地点に
陣地を
設営中との
斥候の
報告です
見えて
おる
目と鼻の
先だ
そんなことはありませんでしたが、
守りを固めよ
うかつな手出しは
ならんぞ
まだ
交渉の
余地がある
ガルムを
牢から出せ
ヨムスボルグの南1.5km
トルケル軍陣地
ジャララ
やっと
見つけて
きたよ
船のいかりに
使うような
太い鎖じゃ
ダメなんでしょ
ちょうどいいの
探すのに
苦労したよ
シグやん
.....
やけに
サビてるな
奴隷を
つなぐのに
使ってた
っぽいよ
何に使ってた
鎖だコレ
首輪や
菅野家手枷と一緒に
一緒に
あった
縁起でもねェもん
持ってくるな!!
ツキが
おちる!
なんだよ
鎖は鎖
だろー?
こっそり
盗ってくるの
大変だったん
だぜ
チッ
まァいい...
ないよりや
マシだ
シグやん
復活だ!
お
ほぉー
やるね!
!
芸を
持ってるな
元気君
トルケル
閣下!
いいじゃ
ない!
槍より
攻撃範囲が
広いじゃない
ヨムスボルグを
攻める時は
オレの側につけ
その鎖で
どう戦うのか
見てみてェ
...!?
は
ハイ!
がんばり
ます!
うむ
がんば!!
たまえ
シグやん
?
この
オレが...
あの
トルケル将軍と
肩を並べて
戦う...!?
そんな.....
そんなことに
なったら.....
り継がれっ
る伝説に
「死ぬかも」とは
思わないんだな
この人...
あんがい
ポジティブ
シクやんさん
近頃自分を
見失っちゃ
いないかい?
グズリーズ
さんを
連れ帰るのが
この旅の
目的でしょ?
わかっとるわ
お前らに
言われんでも
オレの船は
燃やされ
ちまった
だろうが
.....そう
うまく
いくかなァ
手柄を
挙げるって
でも...
戦争は
ヤバいよ
ここで
手柄を立てて
褒美に船1隻
もらわなきゃ
先へ進めねェんだ
死んだら
元も子も
ないぜ
ガタガタ
ぬかすな
他に方法は
ねェ
お前らに
ついてこいとは
言ってねェ
だろうが!
戦闘に
加わるのは
オレ一人だ
心配いらん
そんな
心配は
してないよ
シグやんの
身を
心配してるん
だよ
友達と
して
友達
だァ?
役立たずで
臆病者の
お前らが?
手下の
まちがい
だろ?
オレは
大ハーフダンの
息子だぞ
周りに
いるのは
手下か敵の
どっちかだ
大首領に
友達なんぞ
必要ねェ!
......
お父さんは
そうかも
しんねェけど
シグやんは
友達多いん
だよ?
お気づきで
ないようで
逆に手下は
いないけどね
ははは
...?
.....チッ
何を
勝手に...
大将ーゥ
ヨムスボルグ
から
敵船1隻
接近中
たぶん
軍使だと
思うが
わー
すンゴいね
近くで見ると
何食ったら
そんなに
デカくなるの?
トルケルさん
なんじゃ
コイツ
ですから
!
何度も
言わせないで
いただきたい
こたびの緊張は
このガルムの
独断行為から
生じた誤解が
原因なのだ
速やかに
包囲を解かれよ
トルケル殿
フローキ殿は
宴を以て
貴殿を迎える用意を
しておられるぞ
.....話は
わかった
誤解ね
おお!
では...
ビールは
さー
ザクセンのが
うまいよね
オレ好きなのさ
まァ
聞きなさい
取り寄せて
宴に
供しよう
夜に飲む
ザクセンビールを
楽しみにしてさ
一日酒飲まないで
ガマンしたり
するのさな?
ところがよ
家に帰ってみたら
そのビールの蓄えが
切れてンのよ
そーゆー時って
もう酒だったら
何でもいいから
飲ませろ!って
なるじゃん?
わかる?
オレ今
そういう
カンジ
誤解とか
理由とか
どーでも
いいのよ
戦争が
してェんだよ
...!!!
野郎ども
こちらさん
お帰りだ
フローキに
伝えな
交渉決裂って
なっ
後悔するぞ!!
はっはっ
後悔
するぞ!!
・我が
ヨーム戦士団を
敵に回した
ことを!!
戦場で
お会い
しましょう
まて
まて!
ガルムは
もう要らん
ここに
置いてゆく
煮るなり
焼くなり
貴様らの
好きにしろ
......
わーお...
ひどいなァ
だってよ
どうする?
コイツ
いや、いいです
ホントにお前が
あのヴァグンを
倒したのか?
あんまし
強そうには
見えねェけど
人を見かけで
判断すると
痛い目見るぜェ
将軍閣下
チョロかったぜ
相手になんねェよ
あんなおじいちゃん
トルケルさん
見たところ
アンタも
あの
おじいちゃんと
同世代って
カンジだけど
オレの槍に
かかれば
まァ...
秒殺
かな
ウチの大将が
テメェみてェな
下っ端を
相手にすると
思っとンのか!!
見えすいた
挑発してンじゃ
ねェぞゴラ
トサカ頭!!
テメェを
秒殺に
したるわ
殺せ
殺せ!
そういうのを
生かしとくと
また...
オレみろし
オーケイ
ストップ
その挑発
乗った!
陣が
整うまでの
余興だ
そいつの
縄を解いて
武器を
貸してやれ
なるんだよ
ヴァグンは
お前が言うほど
弱くはねェ
お前が
強いんだ
確かめ
させて
もらうぞ
アンタと
戦れる日を
夢見てたよ
世界最強
なんだって?
ははっ
最強なんてのは
簡単には
決められねェ
ところで
世界は
広いんだぜ
若者よ
この軍団に
トルフィンは
来てるかい?
トルフィン・
カルルセヴニって
いう...
なんだお前
トルフィンと
知り合いか?
まーね
いるの?
いないの?
いねェ
けど...
え?なに
アイツここに
来んの?
......チッ
こないだ
会った時は
なんか知らん
メッチャ戦争
嫌がってたぜ?
あんにゃろう
遅刻して
やがるな...
まァいい
始めようか
ちったァ
楽しませて
くれよ
おじいちゃん
はは!
努力
いたしますぜ
ボウヤ!
エイナル
レイフさん
グズリーズ
無事で
いてくれよ...!!
第10話終わり
いいよ、
2011話、バルト海戦役の
........
トルケル.....
道理のわからぬ
戦バカめ....!!
まるで
交渉に
取り合わん
戦そのものが
彼奴の目的
なのだ
......
よかろう
和平の努力はした
クヌート陛下への
言い訳は立つ
受けて立つぞ
トルケル!
この不落の要塞
ヨムスボルグの前に
貴様のなきがらを
横たえるがいい!
せェッ
のっ!!
そっちは
どうだ
グズリ
ビクとも
しないィ~~
~~~!
くそっ
頑丈な
牢屋だ!
がんばろう
見張りのいない
今がチャンスだ
自力で
脱出
するんだ!
トルフィンは
オレ達を助けに
必ずここへ来る
来させちゃ
いけない!
それは
わかっては
いるけど!
どっこも
ビクとも
しない!
どれ
ベルトの金具で
錠前を
いじってみよう
のぞみは
すいか
んがが...
でもさ
ワシに
わかるワケ
ないだろう
むゥ......
手もとが
見えん
ボクが
見張りの者を
下がらせたの
です
なんで
見張りが
いなく
なったの?
...?
......
.....子供?
皆さんは
トルフィン
さんの
お身内
ですね?
鍵を
はい
へ?
えっ?
えっ!?
ボクも
トルフィンさんの
身内です
彼のいとこで
バルドルと
申します
本当に...
ごめんなさい
ボクが...
ボクが
悪いんです
トルフィンの
いとこ......!?
皆さんの
お召し物を
この者達と
取り替えて
下さい
皆さんのかわりに
この者達が
牢に入ります
少しは時間が
稼げるでしょう
逃がして...
くれるの
かね?
しかし
なぜ...
ボクが...
この戦争の
原因だから
です
ボクを
助けて
下さい...
?
見張りが
戻ってきます
急ぎましょう
ひとまず
ボクの
部屋へ
互角...
マジかよ
そっ
あの手の
すばしっこい
奴とは
相性悪いぜ
いい腕だ
楽しいぞ
ガルム
最高だよ
トルケル
あんたやっぱ
世界最強だ
うおォ...
......
はっ
速ぇ...!!
NEX
いチチ...
フラ
むゥウッ
似てるな
この二人...
もしかしたら
あの小僧...
大将の落としダネ
かもしれんな
引き
分け!!
フォッ
引き分けだ
ケンカバカ
ども!
なんっ!?
お前!!
アホかァ
引き分け
なんぞ...
アホは
あんただ
余興で
全力出して
どーすんだ
このまま続けたら
お前ら二人とも
再起不能の
重傷を負うぞ
どうする大将
ヨムスボルグ攻略を
あきらめるって
いうんなら
オレァ止めねェが
...
.....そうだ
イケネぇ
オレもこの後
トルフィンと
約束が
あるんだった
ぬゥ.....
楽しくて
うっかり
忘れてたぜ
小僧
敢闘に免じて
見逃してやる
失せろ
...
......
トルケル
さん
ありがとう
本当に
楽しかったよ
おァ?
今日は
引き分け
また
会おうぜ
今度
戦る時は...
ちゃんと
殺してくれ
あー
楽しかった
3
やっぱり
殺し合いより
面白いことは
ないね
殺し合いより
面白いことは
なんにも
ないね
第山話終わり
Windowsaga
第142話
ここらが
潮時だァな
おいおい
どうしたよ
父っつァん
気弱になって
どうも
こうも
ねェやな
孫が
生まれて
よォ
オラァ今年で
45になるでよ
もう若いもんにゃ
ついてけねェや
この戦で
菓子代でも
ひと稼ぎ
したらよォ
息子夫婦の
トコに
世話になる
つもりだァ
つれねェな
父っつァん
こっちくるぞォ
戦って死んで
ヴァルハラへ
行くんじゃ
なかったのかよ
撃ったァ
おォ
まァな
それも
いいが
孫も
なかなか
いい
お前ェも
長生きすりや
オレの気持ちが
わか
父っつァん
!!
突撃イ!!
いやいや、
全兵で
破門鎚を
支援しろ!!
すっ...そこですよ!?
あァ...
始まっ
ちゃった!
急ぎましょう
皆さん
歩きながら
説明します
グズリーズ
も~~
ヤダ!
スカート
歩きにくい!
がまん
せェ
エイナル
ササ
レイフ
ウワ!
流れ矢が
飛んでくるぞ
今この
ヨムスボルグは
2つの軍団に
囲まれています
ヨーム戦士団の
後継者をめぐる
争いです
ボクが
団長になるのを
不満に思う人達が
押し寄せて
きてるんです
バルドル君が
団長に?
子供じゃん
まだ
はい...
まァ...
祖父の
決めたこと
です
それで
ボクは...
団長なんて...
ワシらは
何をすりゃ
いいんかね
君はその祖父
フローキに
逆らってまで
ワシらを
逃がそうと
してくれる
善意
ばかりでは
ないだろう?
......
皆さんには
.....
なんとか
トルフィンさんを
なだめて
もらいたいんです
戦争を
やめる
ようにと
へ?
トルフィンさんの
ほうが団長に
ふさわしい
ボクも
そう思います
だから...
ボクが祖父を
説得するための
時間が欲しいん
です
2年...
いえ
1年くれれば
きっと平和的に
団長の座を
お譲りすると
ちょ
ちょ
トルフィン
さんに
そう伝えて
ほしいんです
トルフィンは
ヨーム戦士団の
団長になんか
ならないし
戦争?
団長?
キミ
勘違い
してるよ
外の軍団を
トルフィンが
率いてきたと
思ってるの?
絶対
戦争なんか
しない!
ブッ殺せェ
違うん
ですか?
違うよ!
違う
よ!
絶対ない!
100パーない!
でも...
包囲軍は
使者を通して
こう主張
したんです
「我らの首領
トルフィンこそ
ヨムスボルグの
主である」と...
?
そっ
嘘だ...
そいつら
嘘ついてる!
ありえない!
落ちつけ
エイナル
ここを
脱出して
確かめれば
わかることだ
バルドル君
ワシらも
トルフィンとは
しばらく
会ってないので
確信は持てんが
君の情報は
間違っている
かもしれん
トルフィンが
この戦争に
関わって
いない場合
このエイナルの
言うとおり
全くトルフィン
らしくないのだ
君の期待には
応えられない
かもしれん
その点を
了解して
もらいたい
......わかり
ました
皆さんは
ヨムスボルグを
脱出したほうが
いいと
ボクは思います。
結果は
どうでも
.......
ありがとう
トルフィンの
ことは
ともかく
急ぎ
ましょう
しかし
どうするね
君の気持ちを
包囲軍に
伝えるべく
努力するよ
この状況では
門を通ることは
できないと
思うが
まずは
ここを
出なければ
大丈夫
抜け道が
あります
井戸...
これが
抜け道?
いつからあるが
誰も知らない
古いものです
中の水は
地下水じゃ
なくて...
この砦より
古いかも
しれません
地下の横穴
井戸
すぐ横を流れる
ジヴナ川から
水道を引いて
いるんです
その水道...
地下の横穴を
通って城壁の
外へ出られます
ぎゅる
以前に
川の水位が
下がった時
この井戸も
干上がって
その時横穴が
あることに
気づきました
このことを
知っているのは
数人の召し使いと
ボクだけです
抜け穴
...
これは
ヨムスボルグの
重大な秘密だ
いいのかね
ワシらに
教えて
しまって
かまい
ません
イザと
なったら
埋めればいい
あの~~
でもコレ
潜って
いくしか
ありません
マジか
......
今は
水ヒタヒタで
横穴なんか
見えませんが
オレが
先に行く
息
続くかな
通れるか
確かめて
くるよ
19.
火矢だ
はあんっ
消火だ!!
水とハシゴ
持ってこい!!
大丈夫
けっこう
大きな穴だ
いけるぞ
では
ワシも
達者で
バルドル君
レイフさん
こそ
お気をつけて
......!ねェ
バルドル君
アタシ達と
一緒に
来ない?
...え?
...本当に
イヤなこと
ホントに
ホントに
ど〜〜しても
イヤなこと
からは
逃げちゃっても
いいと思うよ
アタシ
臆病者とか
無責任とか
言われるかも
しれない
それでも
いいなら...
ウチの船に
おいでよ
大切な人を
悲しませるかも
しれないけど
世界の
果てから
果てまで
旅するんだ
アタシ達
ミクラガルドって
知ってる?
そこ行くの
........
...逃げる...
考えた
ことも
なかった...
ヨムスボルク
から
逃げる
...
バルドル様
お早く!
キャ
兵隊が
こちらに..
この中庭にも
ハシゴが
あったはずだ
おい端女!
バケツを
集めてこい
急げ!
ちょうどいい
井戸もある
!!
バルドル
様!
何をして
おられるのです
こんな
召し使いの住処で
護衛も
いないでは
ありませんか
さァ!
お部屋へ
戻りましょう
下女!
お前もだ
バルドル様を
お守り申せ
ヤバ...
しまった
第12話終わり
ANDSAGA
第143話『ハリミア』との
...
さァ!
お部屋へ
戻りましょう
バルドル様
ここは
矢が届きます
危のう
ございます
ほボクのことは
かまわないで
持ち場へ戻ってよ
ちょっと
散歩してた
だけだよ
すぐ戻るから
?
降りて
こんな
しとるんだ
何をグズグズ
アイツは
おォい
グズリーズ!
何しとる
置いてくぞ!
なんだ
今の声は
こっ
声!?
ボクには
何も
聞こえなかった
けど!?
いえ
確かに
すぐ近くで
男の声が...
いっ戦の
関の声を
聞き違えたん
じゃ......
すいません
アタシっす
アタシが..
あのー
男の声っぽい
オナラを
しました
.....
・
。。
いや...
バッチリ
喋ってたぞ
...
...
「置いてくぞ」
とか何とか
そうなんです
一お前のオナラ
喋ってるみたい
だな」って
よく言われるんス
出ましたね
「置いてくブリ」
って
間者か?
貴様...
滅相
も!
バルドル様の
お付きの
下女ですゥ
あ!
水汲むん
ですね!
へまや
すか
お任せ下さい
そーゆーのは
召し使いの仕事
ですから
?
おわ
危な
すいません
また出ちゃった
「危なブリ」って
今日お腹
調子悪いなァ
それにしても
大変ですねー
兵隊さん
戦争ですもんねーー!
戦争
ですもん
ねーー!
行って!
早く!
そこに
兵隊が
いるのか!?
しっ
しかし
どけ
女
そこか!!
カラ
どっどーしたん
ですか兵隊さん
槍なんか
投げ込んで
大丈夫
だったかな
今の
あーあ
桶ダメに
しちゃった
てゆーか
......?
アタシ
どーなんのかな
コレ.....
逃げてよ
レイフさん
エイナル
ああはははいはい
ヤバげ...
行け行けェ
登れェ!!
城壁全体に
圧力を
かけ続けろ!!
もうちょい
右右!
よしココだ
落とせ!
オォォ
せェの!!
ほっはっは
ザマァねェな
トルケル軍
ん?
あ!!
アイツ
は!!
そうだ
間違いねェ
おォー
い!!
>左利き〟の
エイリークぅ!!
ここだァ
オー
イ!!
なんだ
知り合いか?
家出した
兄貴だ!
トルケル軍に
いたのかァ
左利き...
あれか...
エイリーク
ーッ!!
聞こえてねェな
オー
ーイ!!
兄貴ー
!!
やめとけお前戦の最中だぞ?
やめとけお前
戦の最中
だぞ?
オレもさっき
知り合いを
見かけたけど
どうしようも..
どした
よし!
この指輪を
見れば
オレがいるって
わかるはずだ
オーオ
てい!
よせって
無邪気な
奴だな!
敵との内通を
疑われるぞ
お前!
オォオッ
あ
そんなもん
ま
いっか
敵だし
また来たァ
丸太攻撃!!
タイミングよく
ジャンプだ!
それしかねェ!!
いくぞ
3!
2!
!
チキショー
やったらァ
それっ!!
ねーはーは
大将!!
トルケルだ!
止めやがった
丸太
ありったけ
持ってこい!!
くらえ
大将!!
大丈夫か
ふふっ
ささ..
ひっひるむな
登れィ!!
この上の丸太は
たぶんこれで
売り切れだ!!
兵力をここに
集中させろ!!
お?
なんだこりゃ
オイッ
油か!?
ちょっ
待て!
よせよせ
待て待て
オォイ!!
ウあぢや
はー
ッ!!!
やった!!
トルケル
撃破!!
大将!!
オオォォ
クソッ
・!
もう
始まってる
.....
あれが
ヨムスボルグ
か.....
ヒルドさん
ギョロ
適当な所に
オレを降ろしたら、
船を隠して
待ってて下さい
ここからは
オレ独りで
行く
レイフさん達
3人を必ず
救け出して
戻ります
私も行く
私はお前を
監視しなければ
ならない
何度も
言わせるな
言っておくぞ
トルフィン
私の矢は
いつでもお前を
狙っている
それを肝に銘じて
おけよ
戦争だから
仕方ない」
なんて言い訳は
私には通じない
はい...
第13話終わり
HDSAGA
グズリーズを
置いてきたァ!?
砦の中に!?
す
すまん
どうしようも
なかったんだ
......
どうしようもって......どどうもよう
どうしようも
って...
どどうしよう
いったん
中に
戻らないと
いや
それも
まずい
あの井戸の
抜け穴のことを
兵隊に
気づかれた
かもしれん
攻撃された
幸いグズリは
バルドル君と
一緒だ
今は彼に託そう
それしかない
じゃっじゃあ
どうすンの
見殺しかよ!?
とにかく
まず...
ヒィッ
生きのび
なければ!!
ウハーーッ!!
前後両方から
矢が飛んで
くるぞ!!
今さらだけど
戦闘中に
脱出すること
なかったんじゃ
ないか!?
うむ.....
いや!
逆に今が
好都合かも
しれん
この
ドサクサなら
誰もワシらの
ことなんか...
!!
大丈夫か!?
立てるか!?
レイフ
さん!!
アタタ
だいじょ
手当ては
あとだ
辛抱してくれ
堀を
渡るよ
クソッ
地獄か
ここは!!
オイ
お前!!
お前だ
そこの
おんぶ
してる!
早く
あがってこい
的になってる
ぞ!
鎖?
オ
すまん
助かった
礼はいい
早く負傷者を
後方へ...
お前ら
.....!!!
シグルド
.....!!
トルケル
閣下が
負傷!?
は
火傷を
負われて
後方へ
運ばれたと
なんと
緒戦から...
まずいぞ
エスキル
...仕方ない
いくら
お止めしても
最前線へ
行きたがる
お方だ
とにかく
見舞いして
状態を
確かめねば
トルケル軍
本陣へ
行ってくる
じゃかまし
わい!!
どけ!!
火傷は
ケガの内に
入らんわ!!
いやアンタ
マジで重傷
なんだって!
なんでここ
痛みに鈍いかな
この人は
オレの斧
持ってこい!!
大将を
止めろ!
うるせェ
まとわり
つくな!!
あ?
誰が
来たって?
ホラ
あいつだよ
あのー......
もうそこに
来てるぜ
大将の
親戚の
よう
トルケル
おォ!?
トルフィン!!
おいおい
どーした!
戦る気に
なったかよ
なんだ
テメエ
その頭は
いい時に
来たな
まだ始めた
ばっかだぜ
!
ふざけてン
のか?
トルフィン
様!
今まで
どちらに!?
お探し
しましたぞ
アタマぁ?
頭がど
オォ!?
なんだァ
こりゃァ!?
トルフィン!?
シグルド
!?
トルフィン!!
エイナル!
おっちゃん!!
てンめェ
こりゃ
どういう
ことだ!!
トルフィン!!
てめェが
ついていながら
一緒に
戦ろうぜェ
トルフィン!
トルフィン様
指揮を!
トルフィン
すまん
ワシのせいだ
聞けって
トルフィン
とにかく
あの門を
ブッ壊さ
ねェと
やったら
頑丈
なんだよな
グズリーズ
だけまだ
あン中に
いるんだぞ!!
ヴァグン隊長
亡き今
あなた様が
総大将なのです
ギョロと
カルリは
どこだ!?
無事なのか!?
ちょ
待て!
待て待て
一人ずつだ
いちど
黙れ!
順番に
聞く!
おっちゃん
エイナル!
無事で
......
......いや
今...
なんて言った
シグルド
いいスカ?
だから!
グズリーズ
が!
グズリーズ
だけが
あの砦に
囚われたまま
なんだぞ!!
本当だ...
すまん
トルフィン
ワシらだけ
おめおめと...
どーすンだ
テメェ!!
オレの嫁
かえせ!!
......
.....そうか
わかった
心配するな
よーし
任せとけ...
ヴィンランド・サガ20終わり
ヴァグン大隊駐屯地
家庭市地・フローキの対抗者が「リラグンの手によりトールフンに集中鬼に連れていられてしまった」とか、グッグンは
フローキの対ヴァグンの手
連れてこられてしまった。だが、ヴァグンはガルムに殺されトル
ルフィンは駐屯地に連れてこられてしまった。だが、ヴァグンは
カリーに
だ。だがガルムに殺されトル
ケルがヴァグン隊を
幸いることになった。
まっ
ヨムスボルク
-ム戦士団の本拠地
ローキは孫の/バルドルをヨー
ム戦士団の次期団長にする
ことを画策。継承権を持つト
ルフィンへの刺変としてガル
ムを送り込んだ
シェトランド
イェリング
デンマーク
ショムスポルケツ
うん。えっと、
ヨーク(
インケッテンド
ロンドン(
...
フランス
航路
オーゼンセ
フュン島にある町。ここでトルフィンは
レイフ達と待ち合わせをしていた。その
ことを知ったガルムはレイプ達を攫う。
設定資料
コムス・ボルグラナ商品情報
井
地下の横穴
耳ヌブkロ
黒ニトルケル、ヴァグン隊連合軍
ホーブローキ麾下ヨーム戦士団
設定資
ヒルドの響く据え置き
据え置きタイ
引用かると440件程度、
家この物語はフィクシヨンです。実在の人物・団体・出来事などとは、
一切関係ありません。
コミックス発売当時のまま掲載しています。
滋取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
ンド・サガ(20)
ヴィンラン
著
者
発行者
発行所
2017年11月1日発行(01)
森田浩章
幸村誠
©MAKOTOYUKINURA207
株式会社・講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2122: