インランド・サガのお

YouTube.MAKOYOコンと

J誠

うん

あ...ああ

そういうことで、

AFTERNOONKC

25

...まぁ、

第176話、西方市は、

じい

ちゃん

じい

ちゃん

じい

ちゃん!!

起きれ

!!

起きとる

よう...

うそつけ

見える?

船が来たよ

じいちゃんが

言ってたのって

あれだろ?

...ほエ?

グリーンランド

11世紀当時

この島が

ヨーロッパ人の

活動圏の

最西端であった

レイフ・エイリクソンの

農場は島の南部にあり、

ヴィンランドとの距離は

直線にして約1200円

リーンランド

ブラッタリー

(レイフの農場

クラウドフリッシンの万円以上の30分にあるインタンスシミ20歳は親にしておりその心臓はなくなってしまうとしたが、ウィンジングになったほうには絶対に酔っていた。

ヴィンランドに

初めて上陸した男は

ヴィンランドに

最も近い場所に

暮らしていた

北大西洋

・イフ上陸地点

おっちゃん

久しぶり!

おお...

よぉ来た

よぉ来た

なあ

トルフィン

2、3日

やっかいに

なります

おう

おう

ゆっくりして

おいきナ

さっそくで

わるいけど

第一次参加者を

集めてくれるかな

?いや

ゆっくりは

出来ない

それと

ちょっと物資の

一部を預かって

くれませんか

そうしないと

第一次を乗せる

スペースを

作れないんだ

夏ごろには

第二次参加者を

乗せる船を

ここに向かわせるから

その物資も一緒に

載せてください

おっちゃんの

ほうで

何か予定変更は

ありますか?

ゆっくりして

おいさナ

え?いや

ゆっくりは

出来ないんだ

船を降りたら

急に老け込んで

きちまってさ

どうした?

おっちゃん

じいちゃん

ちょっと

モウロクして

きてんだ

耳も遠いんだ

はっきり何回も

言わんと

伝わんねえよ

...お年の夏は

あんなに元気

だったのに...

段取りについて

相談したいん

だけど...

いないよ

去年の

夏から

じゃあ..

ギョロは

いるかな

相談なら

モルズさんと

するといいよ

ギョロ!?

ほっとけ

あんな奴!

金持った途端

調子に

乗りやがって

ノルウェーに

置いてきたよ

えぇ!?

そりゃ

ひどい...

ひどかァねェよ

ノルウェー娘

はべらせて

ギャンブル三昧

してんだから

半年前

ノルウェー

チンチロ

リーンの

ほー

い!!

すっごーい

ギョロちゃん

また勝ったァ!!

ギョロちゃん

このまま王様に

なっちゃうのォ?

んン~~?

なっちゃう

かァ?

ギョロ!

いいかげんに

しろ

ボク王様に

なっちゃうの

かなー!?

あれ?

言ってません

でしたっけ?

もう

帰るぞ

ギョロちゃん

アタシ

白いお馬さん

欲しいなー

オレこの子と

こっちで所帯

持つんだァ

オスロ近郊に

農場買うことに

なってンの

ー?

んー

何頭

欲しいの?

金なら

あるんや

インチャー

いやいや...

ワシャあ

ホッと

しとるんよ

ギョロも

ようやく

親離れできた

ワシャ

体の利かん

老いぼれだ

若いもんの

邪魔には

なりたくない

もう

お前たちの

時代だ

思うままに

やりなさい

...おっちゃん

からは

まだまだ

教わりたい

ことが

たくさんあるよ

おっちゃん

からはー

まだ

まだァー

おう

おう

聞こえとる

聞こえとるよ

そうだ

思い出した

ひとつ

教えとかにゃ

いかんことが

あったわ

トルフィン

覚えとるか

これを

あー!

覚えてるよ!

なつかしいな

煙を吸う筒だ!

おっちゃんが

ヴィンランドの

先住民から

もらったやつ

お前に

それを

やろう

煙の葉はとうに

なくなったが

持っていれば

きっと役に立つ

わー!

ありがとう

にか

まく?

ニカマク達が

煙を勧めてきたら

必ず吸いなさい

彼らにとって

大事なこと

らしい

彼らはワシを

そう呼び

ワシも彼らを

そう呼んだ

たぶん

「友達」という

意味だろう

羽根飾りも

あったよね

そういえば

ああ...

あれはなァ

なにせ

すまんなァ

どこへ

やったもんだが

ちぃとも

思い出せんのだ

20年も昔の

ことだから

なァ......

.....!

20年...

あれから.....

あれから.....

20年......

20年......

よっ...

こいせ...

足許

気をつけて

立派に

なったな...

...!トールズが

今のお前を

見たら...

どんなにか

喜んだ

ことだろう

思いのままに

ゆくがいい

我が息子よ

はい

お父さん

第17話終わり

177話

吃水を

見てくだせェ

他の船より

微妙~~~に

沈んでるのが

わかりやすか

なるほど

言われて

みれば...

船にも

個性が

ありまさ

4号船が

遅れがちなのは

こいつだけ

沈みやすいから

なんです

各船均等に

荷を分けるんじゃ

ダメなんでさ

4号だけ

軽くしませんと

了解です

積み直し

ましょう

こいつ!

潜り込んで

やがったな!

まァ

まァ

船には

付き物

でさァ

.....

そうスか?

まァ

えんぎもの

なら...

「ネズミのいる船は

沈没しない」なんて

昔から言います

でしょう

縁起物

でさァね

よかったわァ

ホントに...

こんなに伸びて

あの時はもう...

「どうしてやろうか

この子!」って

思ったわよ

......今は楽しく

過ごせてるのね

グズリーズ?

すいません

お義姉さんには

ご心配ばかり

うん!

東の果てを見てきたよ!

東の果てを

見てきたよ!

あのねェ

ミクラガルドはね

なんでも石で

出来てるの!

家も!道も!

城壁も!

なんでも!

すっごい石像が

あったよ!

もう人間そっくり

そのままなの!

アタシ最初

人が魔法で石に

されたんだって

思ったよ

今度は

西の果てに

行くんだ!

なにが

あるんだろうね

お義姉さん!

きっと

想像もしなかった

ようなものが

あるに違いないよ

お義姉さん!

世界って

広いよ!

あー

いたいた

おおーい

グズリーズ

久しぶり

だァ

あれ!オッド

なにアンタ

来たん?

元気そうだ

なァ

んや

オレだけ

他は?

いいよ

いいよ

様子

見てこいって

父ちゃんが

ごめんなァ

オッド

実家まで

行けないンさ

したっけ出港

遅れちゃう

から

あコレ

干し肉

皆さんで

トルフィン

さんは

どこだべか

あぃさ

トール

フィーン!!

え!?

あれが

リーダー?

そう!

アタシの

ダンナさん

なンまら

イケメン

でしょ?

ねェちゃん

つかまえた

チビ

だなァ

なにアンタ!!

はんかくせェ

人を見かけで

判断すンのか!?

イケメンだって

見かけの話

だべさ

.....これ

アタシの弟の

オッド

ども

はじめ

まして

グズリーズ

そちらは?

ああ!

そうでしたか

はじめまして!

開拓に

参加は...

しません

腰のわりィ

ばあちゃんと

腹のでかい

嫁さんが

いるからね

.....

長い船旅は

無理っしょ

行ってみてェ

けどもなァ

自分で麦を

作ってみてェな

ここじゃ

めったにゃ

食えねェもん

第一オラァ

麦畑ってのを

見たことも

ねェんだァ

グリーンランドと

ヴィンランドの

間には

頻繁に船を

行き来させる

つもりです

機会があれば

いつでも来て下さい

一緒に麦を

作りましょう

ありがとう

いつか

きっと

行くよ

旦那!

ダンナは

やめて

くださいってば

どう

しました?

妙な船が

来やした

ヤクザもん

みてェのが

ぞろぞろと

おァ!?

おォ!?ゴじ?

じじィ...

このオレ様に

ガンくれるたァ

いい度胸だぜ

...ありが

...

あァ?

どこの誰様か

知らねえが

ここァ堅気さんの

土地だぜ若造

仕事で来てんだ

こっちもよ

堅気さんは

オメェにゃ

お会いに

ならねェよ

いいから

レイフっての

ここ呼べや

話はこの

ヴァルガル一家が

聞いてやらァな

...!?

ヴァルガル!?

あの

バルト海の

...

親分

さん!

初対面で

ケンカ腰じゃ

ダメですってば

もう...

すいやせん

旦那...

いやこの手の

面がまえを見ると

つい...

トールズの子

トルフィンと

申します

なにか

ご用ですか

へい兄貴

へい兄貴

おい!

連れて

こい

C?

ギョロ!?

どーした

おまえ!?

こいつの

博打の負けを

回収に来た

こいつの博打の負けを回収に来た

ここに

金があることは

わかってる

出してもらうぜ

えェ〜〜...

負けたって

いくら?

33ポンド

銀で!?

いや......

........

...金で.....

きっっ...!!

バカだろ

お前!?

大農場が

買える

額だぞ!?

いや違う

イカサマ

なんだよ

ハメられ

たんだ~~

オレは~~~

どうすんだよ

払えんのか!?

払えなくても

知らねーぞ

オレ達は!!

ダーイジョブ

ダイジョブ

半分は親父に

預けてあるんだ

あァもう

もったいねェ

バカ!!大バカ.!!

オレの金を

どう使おうが

オレの勝手だろ!

「イツ?

いいから

親父

呼んでくれよ

2ポンド

足りねェ

しょうがねェ

そいつ売るか

ゥえ!?

とっトルフィン

トルフィーン!!

頼むっ

立て替えて

くれー!!

あっあっ

ズルズサル

必ず返す...すぐ返す!!

必ず返す!!

すぐ返す!!

アテは

あるんだ

マジで!!

トルフィンは

ギョロの借金

2ポンドを

立て替えた

まいどわー

いてあり

...

ヤレヤレ

オレは

ヴィンランドに

イカサマ賭博の

ない国を

作る!

正直者がバカを見る!!

正直者が

バカを

見る!!

おい......

まさか...

2ポンド返すアテってそれか?

2ポンド

返すアテって

それか?

はたらいて

かえすって

ことか?

こんな

世の中で

いいはずが

ない!!

そうだろう!?

いやカネはあった!!

手持ちに40ポンドも

あったんだ!!

居候してた

フレイヤちゃんの

家のベッドの下に

隠しておいたんだ

それがっ

なんか...

わかんない

けど......

ある日

フレイヤちゃんと

カネが同時に

いなくなった...

この

賭場には

そういう奴が

出入りしてる

もんですよ

おい

そういう

奴って

なんだ!?

フレイヤちゃんを

泥棒みたいに

いうなァ!!

フレイヤちゃんは

オレ達のカネを

借金取りから

守ってくれてんだ!

二人の将来の

ために!!

アハハ

まてまてー

あの子は

そういう

イイ子だ!!

もう.....

そういうことに

しといてくれよ

.....

じゃないと...

ココロが

保たねェよ...

......

わかったよ...

ギョロ

ヴィンランド

開拓団に

参加決定

行くぞ

オラァー

ーッ!!

ヴィンランドで

少なくとも

金40ポンド分

稼いでやる!!

見てろ

よォ!!

第17話終わり

トルフィン達の

船団は

北大西洋を

西へ進む

グリーンランドを

出発して以来

陸地を見ない日が

何日も続いた

11世紀当時

まだ方位磁針はない

目印となる陸地が

確認できない状態で

航海する場合

太陽や星々が

針路を定める基準と

なった

天体と水平線との

角度(高度角)から

船の現在の緯度を

測定することが

できる

古くから使われている

この二天測航法」により、

緯度線と平行に

航行することが

可能になる

現在地

グリーンラン

マルクランド

トルフィン達の

船団は現在

ラブラドル海上

北緯60度線付近を

真西へ航行していた

ブラッタリー

(レイフの農場

左舷

真横!

どれ!?

どこ!?

あれだ

!!

アッ

こら!

片側に

集まるなよ

船が傾く!

クジラミ...

だ...

ビビットァ

ん?

あっ!

大丈夫か

あれ

エイナルの

船だね

寄せよう

か?

エイナール

大丈夫かァ!?

わるい

わるい

ちょっと

トラブルだァ

今ので

ウッゲさんが

びっくりした

みたいで.....

ワシらみんな

ヨルムンガンドに

食われちまう!!

やっぱり

無理じゃァ!!

引き返して

くれェ!!

大丈夫ですよォ

今のはクジラです

大ウミヘビじゃ

ありません

今のは

クジラかも

しれんが!

次はきっと

大ウミへビ

じゃア!!

あああ

恐ろしい...

こうしてる

今も...

海底には

名状し難い

恐怖の

怪物どもが!

ワシらの船を

丸呑みにしようと

待ち構えているに

違いない!!

レイフさんは

ヴィンランドまで

行って帰って

来たよ?

...

そりゃ

あの人が

幸運だから

じゃい!

“幸運の

レイフ”じゃ!

例外なんじゃ!

ほんとに海が

怖いんだなァ

ウッゲさん

乗ったよ

船に

ヴィンランドまで

がんばって

もらうしか

ないなァ...

まァ.....

でも...

別の意味で

アタシも

少し怖い...

もう10日間も

ひたすら西に

進んでるのに

陸地が見えないん

だもん......

もしも...

もしもだよ

トルフィン

もしかして

今アタシ達

航路を

間違ってて...

とっくにヴィンランドを通り過ぎてたら...どうする?

とっくに

ヴィンランドを

通り過ぎてたら

...どうする?

この世界の

端っこから

ポロッと

落っこち

ちゃうかも

......

......

それは...

ヤバいな...

でしょ!?

ヒラド!

ぽよっと

おちちゃう

かも!

そえは

やばい

な!

ん.....

まァ.....

心配いらん

だろう

たぶん

世界に

端なんて

ない

はじっこ

ないの?

たぶんな

たぶん

この世界は

球体だ

きゅう

たい?

水平線が

少しだけ

曲がって見える

だろう

海面が

巨大な球の

表面だからだと

考えれば色々

説明がつく

丸いものに

端っこは

ないだろう

うみ

まうい?

たぶん

そういう

ことだ

じゃあ

さー

まんなかが

したなの?

まういののー

まういののー

まういのの

まんなかが

したなの?

こっちー

きても

おっこち

ないでしょ?

...!?

カルリ...

お前今

いくつだ?

たまけた

な...

この仮説を

理解したのか

並の大人より

よっぽど賢いじゃ

ないか...

よっつー

とてもいい

質問だ

私もお前も

世界中を旅してきたが

物が斜めに落下するような

場所はどこにもなかった

球体仮説が正しいなら、

下は球体中心方向になる

ヒラド

ちょー

はやくち

だから

おもしよい

くわァァ

今日も前方

異状なーし

陸地も

なーし

不思議

だよなー

どんだけ進んでも

水平線ってやつは

ちっとも近くに

寄って来ないのな

水平線は

そのままで

陸地だけが

近づいて

来るんだよな

イミ

わからん

おぉ!

山のてっぺんから

にょっきり

見えだすのも

イミわからん

オレ達が来る前は

沈んでたのか?

みたいな

そうそう

そんな感じ

そんな感じ

...ん?

おかだー

おかがみえるぞー

真正面!!

陸が

見えるぞォ!!

!!

ヴィンランドが

見えたって!?

どこ!?

違うよ

ヘッルランド

だよ

フィン!!

グズ

リーズ!!

ん?

右舷

斜め前方ォ!

クジラだ!

すれ違うぞ

注意しろ!

おい!

お前ら!

クジラだ

クジラぁ!!

聞いちゃ

いねェ...

シロート

どもめ

怖いんだぞ

クジラは

よゥ!

遊び半分で

船に体当たり

かまして

くるんだぞ

アイツら

マジで

気を抜いてっ

あれ?

クジラ

.....じゃ

ない

ヨル

ムン

ガンッ

うおおおま

おまお前ら

アレ見ろアレ

アレー

!!

よっヨルヨル

ムシガンガン

見ろォーッ!!

後ろー!!

後ろに行った

見ろー

!!

陸どころじゃ

ねーんだよ

後ろ見ろー!!

おぉーわっ!!

おわあァア!!

ヘビヘビ!!

大ウミへビ

大ウミへビ

ーッ!!

とと

あっ

えっ!?

おい誰か

落ちたぞ!!

ドッボー、

ギョロはこの後

救助され

約3時間昏睡し

目覚めてから

この日体験した

出来事について

次のように語った

あー.....

ビビッた...

大ウミヘビの

夢見たわー

トルフィン率いる

ヴィンランド

開拓団

大西洋横断に

成功し

北米大陸に

上陸する

第73話終わり

第179話・西

たぶん

ここは...

ササカナ

平岩の地と

森の地の

中間くらいだと

オレは思う

このへんじゃ

ないかな

そうだな

平岩でもないし

木も生えてないし

しかしこれは...

グリーンランドより

険しい土地だな

みんなには

よく説明した

つもりだったけど

やっぱり

がっかりしてたな

仕方ないさ

海を越えたらすぐ

豊かな土地が

あるって

期待しちゃうよ

とにかく...

「ここではない」

ことだけは

確かだ

行こう

ここからは

南下だ

ヴィンランドは

南にある

行けども

行けども...

おんなじ

ような

景色だべな

風が強くて

さみィなァ

もう

春の盛りだろう

あのへん雪が

残っとるぞ?

ずいぶん南に

来ちまったなァ

帰れなく

なっちまうんで

ないかい?

え?お前

帰るつもり

なのかよ

だってよォ

土地が

こんな調子

ならよォ

クニにいるのと

変わらんだろ

おい!

あれ!

木が!!

えっちょっ

ちょっと

待ってよ

ここはまだ

ヴィンランドじゃ

ないよ!?

わかっとるよ

森の地ってトコ

なんだろ?

ワシら

ここで

ええよ

森があるだけで

グリーンランドより

だいぶマシだァ

いや.....ココで

ええよって

言われても...

もうずいぶん

グリーンランドから

遠くへ来ちまった

これ以上

南下したら

行き来が

面倒になるぞ

ここなら

羊も飼えそうだし

やってけるんで

ないかい?

麦は

無理だぞ

ここじゃ

もっと南に

行かなきゃ

かまわねえさ

牧草と木がありゃ

暮らせるでよ

そうじゃない!

そうじゃなくて

オレ達は

国を

作るんだ

平和で

豊かな

国を!

人の数だって

たくさん増える

いままでの

暮らし方じゃ

限界があるんだ

畑を作れるような

広くて暖かい土地が

必要なんだよ

畑......

畑ねェ...

国ちゅうのは

農場何個分

なのかね?

!!

アイスランドや

グリーンランドで

暮らしてきた

独立自営農民...

畑ってやつを

知らないんだ

そうか......

そうだった

この人達...

大勢が協力して

畑仕事をする

暮らし方を

イメージできて

ないんだ.....

トルフィン!

黙ってないで

なんか

言ってやって

くれよ!

この森の地に

残りたいという方は、

ここにいる11人で

全部ですか?

んや

13人だァ

オランとこの

女房とガキは

あっちで寝てる

オッドルさん

フレズさん

船の扱い方は

ご存じですね

まァな

漁師だ

からな

オラ達

い!?

船1隻と

その積み荷を

皆さんに

預けます

ここからは

2隊に別れて

行動しましょう

バカお前!

説得しろよ!

船1隻分の

物資と人を

みすみす...

この森の地に

本国との往来の

中継基地が

できるって

ことだよ

失う

わけじゃ

ないさ

エイナル

そのぶん

オレ達本隊は

安心して

南下できる

だろ?

それに分裂には

他にも利点が

あるぞ

たとえば開拓団に

病気が流行ったり

することも

あるかもしれん

そういう時

別れて活動

していれば

全滅を避ける

ことができる

なるほど

...

なるほどォ・

たしかに

今回

兵站に割く戦力は

全体の約2割だ

ちょうどいい

分かれ方だと

思うよ

.....戦を

する奴の

考え方だ

こういう

補給線に沿った

中継基地が

もっと欲しい

くらいだよ

やっぱり

こいつは

戦士だ

こいつは...

心の中で

戦をしている

戦を

敵のいない

......

二手に

分かれるってさ

どっちに

つく?

イーヴァル

考える

までもねェ

数の

多いほうだ

じゃあ

南下する

本隊だね

でもあいつ...

トルフィンは

なかなか

賢い奴だなァ

フン

おいそれとは

失脚しなさそう

だよ

そのうち

ボロが出る

見逃すなよ

ちっとばかり

小知恵が

回るから

どうだってんだ

リーダーに

一番必要なのは

強さだ

奴にはそれがねェ

うん

さっき

帆柱の上から

見えたんだ

あっちだ

たぶん

各船

3人ほど

留守番を

頼みます

ほら

やっぱり!

間違い

ない...

間違えようが

ない

これは

ノルドの人間が

建てた家だ

じゃあっ!

トルフィン!

ここが!?

ああ...

間違い

ないだろう

ここが

「草原の地」だ

ファイア

すげー

ーっ!!

すー

草っ原だァ!!

最高の

放牧地だぞ!!

ーっと

トルフィーン

ッッ!!

やったなァ

トルフィン!!

トルフィン?

どしたの

トルフィン?

これは...

ノルド人の

ものじゃない

矢?

この矢尻

石だ.....

あっでも

よく見たら

いっぱい

刺さってる...

レイフさんの

話を

覚えてるか?

エイナル

あァ......今

思い出した

えェ!?

なにそれはっっ

なにそれはつみみだ

レイフさんの弟の

トルヴァルドが

ヴィンランドで

先住民と争いに

なったって話:

ここは

だめだ

もしオレ達が

その部族と

遭遇したら

きっと戦闘になる

別の土地を

探そう

手早く

食事をとって

なるべく早く

ここを離れよう

エイナル

みんなに

知らせてくれ

でもトルフィン

どっちへ

行くんだ?

もっと

南下だ

どのくらい行けば

安全になるのが

わからないが

とにかく

.....

ここではない

どこかへ

第17話終わり

射80話西方航路0

オオォ

ドォオオ

開拓船団は南下を続ける

開拓船団は

南下を続ける

安全を

確信するまで

トルフィンは

妥協しなかった

いい加減に

しろ!!

どんだけ南下

するんだお前

あれからもう

7日だぞ!!

そそうですね

じゃあこの辺

で.....

開拓に

適した土地を

探しましょう

条件は

5つ

まず

入り江が

あること

船を安全に

停めておける

場所ですね

砂浜があると

なおいい

真水が

あること

池などの

たまり水よりは

川がいいですね

森が

あること

そして

当然

建材にも

燃料にも

木が必要です

放牧にも

畑にも向いた

平野であること

......と

まぁ.....

そんな

都合のいい土地は

そう易々とは

見つかるまいと

思ってたんです

が.....

見つかったじゃ

ねェかよ

......見つかり

ましたね...

易々と...

どうだ?

エイナル

赤い土だが

大丈夫だと

思うよ

いい匂いだ

...ウン

それに

ほら

雨もよく降る

土地柄

なんだろう

日差しが

いい

アイスランドや

グリーンランドとは

比較にならない

ここなら

育つよ

麦が

できる限り

南へ来たのは

正解だったよ

トルフィン

そうか

...!

ほっとあつい

よゥし!

決まり

だな

ここで

決定だ

全員

船に戻れェ

積み荷を

降ろすぞー

なんだよ

条件そろってるん

だろうが

えっ!?

ちょっ

待って下さい

イーヴァルさん

5番目は

まだです

まだ5番目の

条件があります。

ここが今

誰の土地でも

ないこと

いうわけでだ

男はまず

手分けして

この周りを

調べるぞ

もし先住民に

出くわしたら

とりあえず

なんもしねぇで

ここに戻れ

切り株や

焚き火の跡

そういった

先客の痕跡を

探すんだ

よしじゃあ

二人一組で

班を作れ

女どもは

飯の支度だ

ねェ

なんであの人

仕切ってんの?

では我々は

遠めにひと回り

してきますので

タ方には

帰ると

思います

いってらっしゃー

おい

お前!

何してんだ

はやく来い

野郎は

こっちだ

あっ

ハイ.....

そこの

デカいの

ちがうの

あのねェ

コーデリアは

ねェ...

エッ?いや

大丈夫じゃ

ないでしょ

あっ!

あっ!

いいんです

グズリーズさん

大丈夫です!

はいあの

そうなんです

けど

トルフィンも

言ったじゃん

コーデリアは

女の子として

そうなん

ですけど

大丈夫です

私力が

ありますので

やっぱり

それを生かして

お役に立たないと

ちょっと

いってきます

...

いい森ですね

ヒルドさん

そういえば

森に入るの

久しぶりだ

.....フン

お前に森の

良し悪しなんか

わからんだろ

あっ!

ハイ...

そそうですね

すみません...

私の目と耳には

今のところ

人の気配は

感じられない

まあ...

馬でひと回り

しただけでは

正確なことは

わからないがな

私達は

先住民について

ほとんど

何も知らない

レイフから

聞いた話が

全てだ

その

レイフだって

先住民と

長く付き合った

わけじゃない

何がおこるか

わからない

今この瞬間

あの木陰から

石の矢が

飛んでくるかも

しれない

今...

「私達」

って...

大丈夫

なのか?

カルリや

グズリーズを

守ってやれるのか

トルフィン

私達は...

ある程度の情報と

覚悟をもって

この地へ来ました

それでも

先住民を

恐れている

おっしゃる通り

だと思います

よくわからないから

恐れている

だったら...

相手の恐れは

私達より

ずっと強いのでは

ないでしょうか

トルフィン

いるぞ

いますね

相手に先に

発見された

.....

トルフィン

やっぱり

慣れない森じゃ

分が悪い...

どーもー

こんにちはー

コレあのー

お近づきの

しるしに

どうぞー

.....

中身は

なんだ

はい

こっちの袋には

小麦を多めに

使ったパンと

干した豚肉

こっちは

羊の毛織物の服と

ナイフと

ヤギのミルク

それと銀貨です。

知って

もらいましょう

私達のことを

少しずつ

さて!

帰りましょう

彼らが

後をついて

これるように

ゆっくりと

開拓予定地まで

案内するのか

ええ

知って

もらい

ましょう

私達と

交渉を

持つか

無視

するか

それとも

戦うか...

私達のことを

知ってもらった

上で

彼らに判断を

委ねましょう

いやー

うまくいった

調査初日から

大収穫だ!

西に

人がいると

わかったし

贈り物も

渡せた

なにより

うれしいのは

彼らが

縄張りに

踏み込んだ私達に

むやみに攻撃して

こなかった

ことですね

これなら

きっと仲良く

なれますよ

フ...

第180話終わり

額18時間村の名前は

.....

よし

枝にヒモが

結んであるが

確認しろよー

結んである木は

建材に使うから

ていねいになァ

薪にするなよー

モオォ

ぎっ

では旦那

アッシら

グリーンランドへ

出発しますんで

急ぎで

すみません

任せて

おくんなさい

命に代えても

行くぞァ

野郎ども!!

追加人員と

追加物資の輸送

よろしく

お願いします

特に

帰りには

必ず

おぇう、

がってんで。

それと手数ですが

行き帰りに

マルクランドへ寄って

様子を見てきて

くれますか

物資の一部を

補給してあげて

ください

あ、あ、

トルフィーン

ちょっと

来てくれぇ

はーい

はいはい

重量犂

これをこう

ココに

差し込んで

固定

します

練習に

ちょっと耕して

みましょうか

南側が麦畑の

予定地なんで

あのへんを...

トルフィーン

ちょっと

見てもらいたいん

だけどー

はいはい

いま

行きます

あーそうやるんだ

若いのに

いろいろ

知ってるよなァ

トルフィンは

船乗り商人

だからかね

あちこち旅して

いろいろ見て

きてるんだろ

頼りに

なるべさ

そういや

ギョロから

聞いたん

だけど

トルフィンが

商人になったのは

わりと最近で

はい

おまちを

その前は

奴隷で

もっと前は

戦士だった

らしいよ

ちょっと

戦士ィ!?

トルフィン

がァ!?

ウソつけェ

いや

ギョロの

言うこと

だから

でも

あいつが

言うにはー

そりゃもう

強いのなんの

フェンリル狼の

ごとしで

ナイフ一本で

クマと互角に

やりあったり

束になって

かかってくる

ヨームの戦士を

ちぎっては投げ

ちぎっては投げの

だそうな。

そりゃ

すげェや

おっかねェ

マでおまえ

いやいや、

まー

ギョロの

言うこと

だから

トルフィン

ちょっと

来てくれー

はいはい

はいはい

いやまァ

オレも本気には

してないけどさ

どうだろ

この岩

「女神」の

座に

...あぁ!

うん...

いいんじゃ

ないかな

だろ?

ここなら村を

見渡せる

見守って

もらおう

彼女に

オレ達の

作る国を

でも

雨ざらしじゃ

かわいそうだ

こう...

全体に屋根を

かぶせてさ

簡単なので

いいから

ただ置く

だけじゃ

落ちるぞ

ガッチリ

固定

しないと

できたぞ

嵌めて

みろ

ありがとう

ございます

しょお

よい

さすが

っ!!

なんだべ?

えええェ!?

向それ!?

大丈夫

これは

石像ですよ

石なの!?

人間なの!?

石像!?

うそだろ

石像

なのか

ひとが

ひとかつくったの!?

すげェ...

い生きてる

みたいだ.....

魔法だ

魔法で

女が石に

されたんだ

オォおそろしい...

だよね

アタシも

そう思った

最初

ギリシアで

見つけたんだ

一目見て...

友達に似てると

思ってさ

そう思ったら

ほっとけなくて

ミクラガルドまで

運んでいって

石工に頼んで

直してもらった

友達?

うん

オレと

トルフィンの

......死んで

しまった

ここに

連れてきて

あげたかった

......

よく見たら

この石像...

すっごい

美人だな!

本人に

会いたかった

なァ

わかる?

そう

とてもきれいな

人だった

それに

やさしそう

ちょっと

ほほえんでる

うん

とても

やさしい

人だった

エイナラ

このひと

おなまえ

なんてーの?

アルネイズ

よろしくねー

アルネイズ

よろしく

よろしくー

見守ってね

アルネイズ

ギリシア人は

すごいんだ

なー!

時間あったら

もっといい

庵を作ろうよ

美人だ!!

本人に

会いたかった

なァ.....

おはよー

やがて

誰が最初に

始めたという

こともなく

ごく

自然に

開拓団は

建設中の

その拠点を

「アルネイズの村」と呼ぶようになった

「アルネイズの村」と

呼ぶようになった

トルフィン?

アルネイズの

所じゃない?

そっか

あァ

いたいた

最近よく

来てるなァ

ねェ

ちょっ...

第18回話終わり

朝日祝福いちばん恐ろしい男

また、現在のサイトですが、

トルフィンは

所有する

5隻の船のうち

1隻を

マルクランドに預け

3隻を

グリーンランド

ヴィンランド間の

物資人員輸送に

使い

1隻を

手元に残して

いた

んー

ん~~~

むむむ...

こりゃア

...

島だな

ほんで

西にー

この石が

アルネイズ村

な?

東に向かって

進んでー

こーきて

グイッと

南でー

今ここ

ここまで

海岸線を

調査してきた

わけだ

南にすぐ

岸が見えてた

じゃん?

だからこの先は

こんなかなー

って思うじゃん?

君らシロートは

違うんだなー

こうなんだなー

なのか...

満ち引きの

動きとは違う

海流が

見えるんだよ

もし

この先が湾で

行き止まりなら

ああいう流れは

出来ねェ

なんで

言い切れるン

だよ

ああいう流れって

なんだよ

わかんねェよ

だからー

ドーーッ!!

てやつだよ

湾の流れだと

グリンッてなって

真ん中に潮目が

見えるでしょうが

なんでわからんが

グリーッ

いや

信じるよ

海に関しちゃ

頼ってくれ

海以外のことは

何ひとつ

オレをアテに

しないでくれ

海に関しちゃ

キョロは

頼りになる

つまり

村へ帰るのに

来た航路を

引き返さなくても

いいってことか

そゆことだ

ズンズン行って

島を1周すれば

いいってこと

そりゃ

たすかる

島か...

そうなると

なおのこと

船の新造を

急がにゃ

ならねェな

なぜです?

イーヴァルさん

あァ?

なぜもなにも

ねェだろが

島で戦うなら

どうしたって

船を多く

持ってるほうが

有利だ

いま先住民に

攻めて来られたら

どうする

あれ1隻じゃ

ろくな戦略も

立てられねェ

......

もちろん

船は増やす

つもりですが...

しばらくは開墾で

手一杯ですよ

防衛戦力の増強は

後回しにしていい

ことじゃねェ!

大工と男手を

オレに貸せ

半年で1隻...

ちょ

ちょっと

待って下さい

まず...

会ったこともない

先住民を

敵と想定するのを

やめましょう

あらゆる事態を

想定して

備えるのが

リーダーの

務めだろうが!!

てめェは今

40人の仲間の命を

背負ってンだぞ!!

戦争嫌いも

いい加減にしろ!!

まーた

はいまった...

も〜〜...

3日に一度は

ケンカすんだよな

この二人...

.....あなたは

好きなんですか?

戦争が

男は

好きだろが

普通

てめェのほうが

おかしいんだよ

そうとも

限りませんよ

私の友達に

私よりも

戦争が嫌いな

男がいます

ほんとに

意気地なしな

男で......

若いころはいつも

育ての親の後ろに

隠れてて

なのに

そいつは今

毎日戦争を

している

今日も

どこかで

人を殺して

いる

そりゃ

よかったじゃねェか

戦争嫌いが

治ってよ

てめェも

見習えよ

いいえ

違います

そいつは

今も

あいかわらず

誰よりも

戦争嫌いな

ままです

......なんの

ナゾナゾだ

そりゃ

ヒント

奴隷では

ありません

そいつは

誰にも強制されて

いないのに

大嫌いな戦争を

してるんです

わかった

借金かかえた

棺桶屋だ

違います

ボリ

アホ

くせェ

お前らと

話してると

疲れるぜ

おやすみ

なさい

もいっこ

ヒントくれ

トルフィン

「戦争が好き」

っていうのは...

心にくすぶって

なかなか消えない

呪いの埋み火だ

男にかけられた

呪いみたいな

もんだな...

ワタクシ戦争

好きだった

ためしが

ありませんが?

ははは

お前は

そうだろうな

ギョロ

でも......実は

お前みたいな

男のほうが

イーヴァルさんより

恐ろしいかもしれん

もしもお前が

クヌート王のように

好きでもない戦争を

自分から

やりだしたら

.....

やりだしたら?

言わなかった

きっと

強くなる

すごく

......

この島に

そういう戦士が

いないことを

祈るよ...

第18話終わり

第183話・先住民

倒れる

そー!!

開拓を始めて以来

森林の伐採は

日も休まず

続けられた

うわ

風向きがつ

エイナル

なんで畑に

灰を撒くんだ?

あぁ

土が赤いのが

ちょっと

気になってさ

赤い土には

灰を撒くと

作物がよく

育つんだ

ゲホ

赤くても悪くない

土だとは

思うんだが...

試しに部分的に

土壌改良をな

幸い

燃やす枝葉には

事欠かないし

やれることは

なんでもやって

みようぜ

ははは

トルフィンお前

顔が灰だらけ

お前こそ

どうした

.....

彼らだ

そこの

木立の

中にいる

彼ら...

!!

先住民

か!?

大丈夫

少数だし

攻撃的な

気配もない

みんなには

内緒に

しといてくれ

騒ぎたくない

ぢょくちょく

のぞきに

来てるよ

お前.....ホント

気配とか

そういうの

よくわかるよなァ

姿を見せて

くれないって

ことは

今はまだ

会いたく

ないんだろう

気づかない

フリしよう

仕事仕事

ちょ

ちょっと

落ちつかない

なァ...

こっちを

見たぞ

気づかれたんじゃ

ないか?

まさか

こっちは風下だし

日なたから見れば

真っ暗に見える

はずだ

臆病な

シカにだって

気づかれる

はずはない

いや

気づかれたよ

前にもあいつに

見つかった

あの小さいほう

シカより

勘がいいんだ

あいつはたぶん

優れた狩人だ

撤収しよう

しっかし...

相変わらず

何してるのか

よくわかんないな

あいつら

今日見たこと

はやくみんなに

報告しないと

灰なんか

撒き散らして

なんの

まじないだろう

あの斧は

欲しいなァ

すごい切れ味だ

見るたびに

森がどんどん

切り開かれてて

空き地に

なっていくんだ

でもなんで

木を切るんだろ?

森がなくちゃ

食べ物も手に

入らないだろうに

あと

とんでもないのが

いたな!

でかい奴!

そうそう

クマよりも

でかい!

あんな奴

初めて見た

おっかない...

大人の胴より太い

でっかい丸太を

一人で担いでた

間違いない

あれが

あいつらの中で、

最強の戦士だろう

うんあれは

誰が戦っても

きっと敵わない

そんなことない

それでも

オレのほうが

強い!

いやいや...

あれは

無理だよ

ただかりはイ太の

そんなだけれど、

なんだろォ!!

いやいや

...いやいや

ふむ...

そろそろ

決断しないと

いけないな...

あの

白い肌の

者たちと

どう接する

べきか...

戦っても

勝てる!

人数は

オレ達のほうが

多いぞ

わかったってば

ムキに

なるなよ

戦うなんて

ダメだよ!

あの人たちは

私たちと仲良く

したがっているよ

贈り物を

もう三度も

くれたじゃない

いや...

うん

戦うべきだ

とは

言ってない

オレはあいつらを

恐れていないって

言いたかった

だけでー...

アンタのその

槍先についてる

光る石の小刀も

白い肌の人が

くれたものでしょ

でもなァ...

あいつらは

森を壊すん

だろう?

獲物が

いなく

なっちまう

オレ達の

縄張りで

勝手なことを

されると

困るよ

やっぱり

あいつらは

追い返したほうが

いいんじゃ...

ダメよ!

戦うのは

追い返すって

そもそも

あいつら

どこから

来たんだ?

そりゃ

海から

だろう

贈り物を

もらったら

お返し

しなくちゃ

ボクも

あの小刀

欲しいな

無視する

わけには

いかない

のかな?

おォ...

あなたは

来て

下さったか

みな

静かに!

静かに!

先ほど

白い肌の者達の

村を見てきた

それについて

知っていることを

話そう

ブーウォイン

ブーウォイン

が来た

知恵ある者

ブーウォイン:

あの者達は

おそらく

畑を作って

いるのだろう

はたけ...

というと

豆とか

トウモロコシとか

かぼちゃとか...

そうだ

畑を作る者は

この島には

いないので

知らんのも

無理はない

そうかァ

あれがはたけ

だったのか

そうかァあれがはたけだったのか

それはいい

トウモロコシは

美味いよな

るほど

島の外と

取り引きしないと

手に入らない

もんな

白肌の連中が

作るってんなら

手に入りやすく

なって

ありがたい

いや違うぞ

あいつらの

贈り物を

思い出して

みろよ

ほら!あの

「食べられる木」

だよ!

そうか!

白い肌の連中は

食べられない木を

切って

食べられる木に

植えかえる

つもりなんだ!

られる木

あれは

美味いなァ

カエデの蜜を

つけると

とても美味い

話はまだ

終わっていない

私は昔

畑を作る様子を

実際に見た

ことがある

私は若い頃

西の地を

旅して...

大河の上流

大きな湖のほとりで

他族の者が

森を焼くのを

目にした

そうやって

森を畑に

変えるのだ

彼らは

焼け跡に

トウモロコシを

植えていた

その光景を見て、

私は気分が

悪くなった

耳には

森に宿る

様々な精霊の

嘆く声が

聴こえた

.....

...実際に

見なければ

わからぬか

では...

ブーウォイン

あなたは

白い肌の者達を

この島から

追い出すべきと

お考えか?

私は

助言者だ

知っている

ことを

伝えに来た

森を滅ぼして

沢山の食べ物を

手に入れるか

今の暮らしのまま

森から恵みを受け

生きていくか...

どちらが

部族のためになるか

私にはわからない

みんなで

よく話し合って

決めなさい

だいぶ涼しく

なってきたな...

もう秋に

なるのかもな

この土地も

そろそろ

伐採の班も

切り株抜きと

鋤き返しに

専念してもらおう

種まきまでに

出来るだけ

畑として

使える土地に

仕上げないと...

あァそうだ

羊の冬越しの

エサももっと

集めとかなくちゃ

来年の春には

ここが

一面の

麦畑に

なるんだ

...来た....!!

ヴィンランド・サガぷ終わり、

グリーンランド

航路

レイフの農場

グリーンランドのブラッタリーにある農

場。ヨーロッパ世界の最西端の島でレイ

フやグズリーズは生まれ育った。コーデリ

アやイーヴァル達をアイスランドから連れ

て来たトルフィンは最後の補給を行う。

ブラッタリーからほぼ

真西にある北アメリカ大

陸の一帯をレイフは「平

岩の地上といいう意味で

ヘッルランドと呼んだ。

ヘッルランドから約1週間度

下した辺りをしイフは「森の

地]を意味するマルクランド

と名付けた。トルフィンは

植者を2隊に分けて船1隻

と13人をこの地に残した

ヴィンラ、

現在のセントロー-レンス湾周辺をレイフは「草原の地」とい

ルネイズ村は現在のプリンス・エドワ一ド島の北部沿岸

ヴィンランド・ぅ意味でヴィンランドと呼んだ。トルフィンが拠点を定めたア

エイナル

ブロラボ番外

ぢォォオ

逃がすなよォ

トルフィン!!

はやく消せ

全部

燃えちまうぞ

速ぇ!

マジで

走らねぇと

チギられる!

.....

©2020lbhsoftEnterinnent.AllRightsPesened.AssassinsCreet_Ublsoft.ardhe

UbisotlogoageresteredoruneglsterttratenarksoflUbisottEnteramperinthelS

and/orterCounties.

.....フィン

トルフィン

起きろ

コラ

う...

逃げられ

たか

あーあ

ザマァねえな

鼻血出して

3隻とも

帆布を

やられたぜ

アシェラッド

くそったれ

作戦は

中止だな

何者

だったんだ

アイツ...

クソ!!

アルネイズの村周辺

`島批図

ンスエドワー

アルネイズのお

原住民との

接触地点

セントローレンス湾

リンフエドワード

ノバスコシア

☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは、

一切関係ありません。

コミックス発売当時のまま掲載しています。

☆取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

シランド・サガ(25)

発行者

発行所

2021年7月1日発行(01)

森田浩章

幸村誠

◎MAKOTOYUKINUPA22と

株式会社・講談社

〒112-8001

東京都文京区音羽21221