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DL-Raw.Net
ガ羽細率村誠
いや...これから
なんで、
AFTERNOONKC
DVL-I
...
ヴンランドサガ
喜村誠
あっち
おーい
急いじゃって
どしたん?
女子供は
その辺の家ン中
隠れてろ!
?
先住民の
やつらが
来たぞ!
えっ
マジ!?
見に行こ
カルリ!
第184話「ウーヌゥ
おい
アレ!!
トルフィン!!
ちっくしょ
あいつら...
バカ
うかつに
近づくな!
刺激
すると
まずい!
見ろあのバカ
言わんこっちゃ
ねぇ!!
ストルク!!
よこせ!!
使うのかい?
イーヴァル
状況は
一目瞭然
だろうが!
いつ使うんだ
今使わずに
早くよこせ!
もうちょっと
様子を見て
からでも...
ははは...
あーびっくりした
!?
そうですか
槍先に
したんですね
このナイフ
気に入って
もらえて
よかった
ウェル
ティートゥン
ワペークジーヌン
ウェジエン
タン
ベキシン
タミウェタ
ベキシン
うん.....ハイ
よろしく
お願いします
お互い
助け合い
ましょうね
なるほど
あいさつに
握手は
しないと
ふむ
なんか...
大丈夫そう?
友好的っぽく
見えるな
なんだァ
アセったよ
オレ
仕事してたら
「先住民が
攻めてきた!!」
って聞いたからさ
あ
オレもそう
なんだよ
デマかよ
と言ったやつ
誰だよ
攻めてきた
とか
言ったやつ
だから
言ったじゃん
様子を
見ようって
剣は皮膚
披露する時を
見極めないと
よかったみんな
先住民を見てて
コレに気づかなかった
みたいだよ
バレたらちょっとめんど...
めんど...
え.....
それって
なんか...
話し込んでる
みたいだね
とーちゃんは
せんじゅーみんの
いってること
わかるの?
うん
トルフィンに
任せよう
んーん
わかんないよ
わかんない
けどさ
カルリと
カルリママは
いつも仲良し
だよね
うん!!
でしょ?
言葉が
わかんない同士でも
仲良くなれるん
だよ
そっか!
みんなー!
ちょっと来て
くれますかァ
えーとねどうっ
えーとねどうやら彼らは
以前私達が
彼らにあげた
贈り物の
お返しをしに
きたようです
そうか.....よかった
仲良くする
気があるか
クウェ
タルイシン
.....
服が全部
革だな
みんな
小さいな
トルフィン
くらいだ
男だよな?
ひげを剃る
習慣が
あるのか
トルフィン
この人らのことは
なんて呼べば
いいんだ?
部族の
名前とか
そういう...
そうですね
それは知って
おきたいな
訊いて
みましょう
んー......と
私達は
「ノルド」
「ノルド」
「ノルド」
のぅど
そう!私達はノルド
ランド人ノルド人
あなた達
は?
ウーヌゥ
うーぬぅ?
エーェニーナウースゥ
ウースゥ
みんな!
彼らはどうやら
ウーヌゥ人という
部族名みたいです
レイフの
おっちゃんの
言ってた
「ニカマク」とは
違う部族
なのかな...
いや...
あれはたしか
「友達」っていう
意味に
過ぎないのか
トルフィン達が
出会った人々は
21世紀の現在では
「ミクマウ族」として
知られる民族である
ウーヌゥは
彼らの言語で
「言葉を
話す者達」を
意味する
テルイシプレム
プルムク
タルイシン
ノウド
てる......いし..
エーェテルイシプルムク
プルムク
プルムク
テルイシ
プルムク
タルイシン
!
あぁ!
テルイシ
トルフィン
よろしく!
プルムク
えー!?
すごい
たぶん目当て
自己紹介
だよ
トルフィンが
ウーヌゥ人の
言葉を
しゃべった!
大丈夫
彼は
プルムクという
名前らしい
きっと
私達は
いい友達に
なれるよ
第18話終わり
第185話してスカワジージュの夢
なにそれ?
トルフィン
さァ......石の..:皿?
ド真ん中に
穴が開い
開いてるけど?
クマ.....じゃ
ないな
なんだろう
この毛皮
この袋は
オレ達のに
よく似てる
これ
なんだろう?
この棒
なんだろう?
この干し肉
なんの
肉だろう?
ああウン袋は
私がウースゥ人に
あげたものが
返ってきたんです
しまったなァ
ウースゥ人の人達が
帰る前に
贈り物の袋を
開けるんだった
何か
これ
なんだろう
これはわかるぞ
作物だ
初めて見る
作物だ...
これどう思う?食べ物かな?
食べ物かな?
どうだろう
...
塩のようにも
見えるけど
豆みたいな
粒々が
びっしり...
面白いなァ
塩がこんな
べチョベチョって
ことある?
あっ
あまーい!
うまーい!
これ
はちみつ
だよ
☆
えっ
あホントすごく甘い!
マジで?
ちょっと
なめさせて
これハチミツかなァ?
かなァ?
こっちの
ハチミツは
こうなんじゃ
ない?
うまい
あっちょっと
そんなメレ
みんなで
なめたら!
アタシも
ひと口
カエデ糖
〈メープルシロップ〉
である
カエデの樹液を煮詰めて
よくかきまぜ
顆粒状にしたもので
長期間保存できる
全部
食べちゃった
あーあ
また
もらえば
いいよ
よしさっそく
贈り物の
お退しのお返しを
しよう
今度は
何あげる?
いやいや
これからは
ウーヌゥ人とは
ちゃんと商取引を
しましょう
ウーヌゥのハチミツが
欲しいなら
私達も彼らに
彼らの欲しいものを
あげる
両者が得をする
正しい取引で
正しく付き合って
いきましょう
贈り物だと
互いに欲しいものを
ちゃんと提供できるか
わかりませんからね
ネゥト...
ウーヌゥ人と
開拓団の
交流が始まった
ムスカウェ
ジェイ!
キャホー
なーる
ほど!
そう
使うんだ
遊びの道具
だったんだ
あの石の皿は
「チャンキー」という
主に大陸南東部の
部族に親しまれた
スポーツである
転がした石の円盤が
倒れる場所を予想し
そこへ槍を投げ
槍と石との近さを
競う
ウーヌゥ人と
ノルド人開拓団
両部族の関係は
良好に始まった
トルフィン達は
ヴィンランドで
生きていくための
様々な知恵を
ウーヌゥ人から
学ぶ必要があった
ウーヌゥ人は
ノルド人の持つ
あらゆるものに
興味を示したが
特に鉄製の道具を
欲しがった
そして
短い夏は
終わり
秋
そうそう
指の隙間から
ふるい出す
ように
均等に
お急に蒔いて下さい
誰か...
なんだろ?
なんで隠れて
いるんだろ...
種蒔きが
見たいなら
出てくれば
いいのに
おお!来たな
頼もしい要軍が
援軍が
...
旦那!
ただ今
戻りやした
DL-Raw.Net
人員も
追加物資も
予定通りで
ありがとう!
お疲れ様です
これで
冬越しが
楽になります
いやいや
間に合って
よかった
旦那も
お変わりない
ようで
しかしこりゃ
てェしたもんだ
ほんの
3ヵ月の間に
広々
しちまって
ええ今は
麦の種蒔きの
最中なんですよ
...どうやら
また新しく
ノウド人が
やってきた
みたいですね
海の向こうには
たくさんの
ノウド人が
いるのでしょうか
ミスグェグ
ブージュ
.....
そうかも
しれないな
これからも
ノウド人が
次々やって
くるのかも
しれん
それは...
この島にとって
よいことなので
しょうか
わからん
わからんが
部族の皆は
ノウド人達を
受け入れるという
決断をした
私は
皆の考えを
尊重したい
でも...
私は少し心配です。
ミスグェゲブージュ
いつかこの島から
森がなくなって
しまうのでは
ないでしょうか
あの人達は
とてもたくさん
木を切って
しまいます
195DL.Rawilet
......?
なにか
「夢」を...
見たのかね?
ニスカワ
ジージュ
...はい
ノウド人が
やってきてから
同じ夢を
2度見ました
夢の中で私は
どこまでも続く
石と砂の大地を
歩いているんです
どこまでも
どこまでも...
命あるものの
何もいない
乾いた大地です
太陽が...
私の頭の上で
どんどん大きく
なっていって...
さてもとても
熱くなって
私の体を焼き
私は灰になって
風に飛ばされて
しまいます
そこで
目覚めます
恐ろしい
夢です
Tet
ニスカワジージュ
お前には
予言の才能がある
未来を
暗示しているに
違いない
きっとその夢も
ただの夢では
ないだろう
お教え下さい
私はどうしたら
よいでしょう?
うむ
夢の意味を
探るのだ
プルムク達が
ノウド人の村を
訪れる時
お前もついて
行きなさい
その夢が
ノウド人に関わるなら、
彼らを知ることで
なにか気付きを
得るだろう
はい...
そうします
私も
未来を
探ってこよう
!?
!?
うむ
ででも...
儀式を
なさるの
ですか!?
あなたはもう
若くはありません
お体が...
そうも
言っておれん
気になる夢だ
いずれにせよ
吉兆とは
思えない
無理をしても
確かめる
必要がある
彼ら...
ノウド人との
関わりが
この島と
わが部族に
どんな未来を
もたらすのか
見極めなければ
ならない
第18話終わり
第186話「日-ーデリアの懊悩
パーカバーカ
アーホちーび
グズでのうなし
穴あきおナベ!!
うんこ
もらし!!
うんこもらしって
いうほーが
うんこもらし
だー!!
うんこもらしって
いうほーが
うんこもらしって
いうほーが
うんこもらしー!!
うんこもらしって
いうほーが
うんこもらしって
いうほーが
うんこもらしって
いうほーが
このブランコ
カルリのとーちゃんが
つくったんだぞ!!
だからこれ
カルリのだもん!
みんなカルリの
ゆうこときくの!
カルリの
とーちゃん
みんなで
じゅんばんこで
あそべって
いったじゃんか
もういいよ
カルリ
きらい!!
あっちいこ!!
でもこれ
カルリの
だもん!!
うんこ
もらしー!
じゅんばんも
カルリが
きめるんだ
もん!!
うっうんこ
もらしって
いうほーが
うんこもらし!!
なんじゃオラァ
このウンコもらし
がー
!!
まぁまぁ
まぁまぁ
ウンコもらし
って言うほうが
ウンコもらしじゃ
ボケー
!!
種蒔きが終わり
ヴィンランドで
初めての民会が
開かれた
主な議題は
開拓地の分配に
ついてである
よく聞けよ
ウンコもらし!
西側の
川から南の木を
全部片付けたのは
ウチだろ!
だからウチの
取り分は
当然こうだろが!
ふざけんな
ウチだって
切り株を
抜いたんだ
それに
耕した労力が
勘定に入って
ねェ!
ずるいよ
ウチだって
川沿いの
土地がいい!
西側で
川より北は
ほとんどオレが
耕したんだぞ
おめぇのトコは
北側って
決まっただろ
あっコラ
オレの描いた
線を消すな!
やんのか
オラー!!
上等だ
ゴラァ!!
ケンカすんな!
今年拓いた土地は
「共有」でいいだろ
働きに応じて
土地を分配って
考え方だと
つい数日前に
やってきた
第2陣の人達は
どうなる
みんなで協力して
開拓したんだから
みんなで管理して
分け前は平等!
それでいいだろ
共有なんて
論外だ!
収穫を全員で
平等に分けたら
野良仕事を
なまける奴が
得するじゃねェか
土地は持ち主を
キッチリ決めないと
かえって争いの
種になる!
そんなことは
オレも
わかってる
それでもだ
だいたい斧や
重量犂や
馬だってもすごい
共有だろ?
道具と土地は違う!
前見を土地は違う!
うーむ...
しまった
なァ...
みんながこんなに
土地の個人所有に
執着するとは
思ってなかった...
そうです
ね.....
じつは
私も...
「ハーフダン様の
代わりに
ヴィンランドに
農場を作る」
という名目で
ここに来ている
わけですから
ゆくゆくは
土地を確保
しなければ
いけないのですが
あの中に!!
割って入る
勇気はっよっ
ちょっと...
ゼルどうじゃ
いやすみません私のせいだ
私のせいだ
私の考えが
浅かった
私は土地を
所有したことが
ないんです
だからいまいち
みんなの気持ちを
理解できて
いなかった
あの...
トルフィン
さん...
はい
?
あの...
なんでも
ない...です
トルフィンは
考えが浅い!
何もわかっちゃ
いねェんだ!
そうだろう
コーテリア!?
トルフィンの
やることを今まで土地を防衛
見てきたが
一党の長として
ありえねェだろ
そんなの!
しようっつう
意欲が
まるでない!
そりゃあいつが
リーダーなのは
認める
あいつのカネで
始まった事業
だからな
だが!
あいつが判断を
間違えた時に
道連れになるのは
ごめんだぜ
トルフィンは
甘い!
世間知らずだ
なんてもかんでも
話し合いで
解決できると思ったら
大間違いだ
剣は
必要なんだ
必要に
なる時が
必ず来る
わかるだろ?
その時までは
ゴタゴタしたく
ねェんだよ
黙ってて
ほしいんだ
オレが剣を
隠し持ってる
ことを
あの
私.....あの....でも..
でも...
ととりあえず
トルフィンさんに
相談しないと...
だから!
それを!
すんなっ
つってン
だろが!!
話聞いてたのか
このデカブツ!
同じこと何度
説明すりゃア...
イーヴァル
感情的に
なったら
ダメだよ
交代して
コーデリア時よ
君は
はっきり言って
この開拓団の
誰よりも有能だ
それはみんなが
認めてることさ
料理でも裁縫でも
何やらせても
とても上手だけど
君は何より
ずば抜けて
体が大きく
力が強い
戦いの場でも
きっと君が
いちばん活躍
するだろうね
そそんな
私.....
戦うなんて
トルフィンてさ
並よりだいぶ
体が小さいね
たぶん彼は
戦いが苦手
なんだと思う
だから
戦争嫌いなんだよ
なんだよ
トルフィンと
オレ達は
仲間だ
トルフィンの
苦手なことは
オレ達が助けて
補ってやらなくちゃ
トルフィンの
助けになりたいと
思うかい?
コーデリア
この開拓地を
守りたいと
お
思います
ウン!じゃあ
オレ達と
気持ちは
同じだ
ででも...
私にできるで
しょうか...
私は...
とても
臆病で...
不安かい?
オレ達も
同じさ
だから
オレ達には
剣が
必要なんだ
わかって
くれるね
コーデリア
たとえトルフィンに
理解されなくても
ね...
君とオレ達は
同じ気持ちを
持った仲間だ
一緒に
オレ達の土地を
守ろう
どうしたの
カルリ
みんなあっちで
かくれんぼ
やってるけど
とーちゃん
おして
ケンカ
したのか
わかってる
から!
やっちゃった
なーって
カルリもいま
おもってるから!
ひとりで
ブランコ
たのしくない
から!
でもときが
かいけつして
くれるから!
ときが
かいけつして
くれるから
!!
とーちゃん
なに?
おとなもうんか
おとなけんかする?
するさ
昨日も
してた
悪口も
悪いっぱい
言うしね
ときが
かいけつ
する?
君は
そういう言葉
どこでおぼえて
くるの?
時間が解決
する時も
あるし
しない時も
あるな
とーちゃんは
けんかしたこと
ある?
......??
あるよ
たくさん
ときは?
いや...
時間は
解決して
くれなかった
あやまり
たい?
.....うん
でも...父ちゃん
その人達に
とてもひどいこと
したから
どんなにたくさん
謝っても
赦してもらえない
かもしれない
カルリ
ブランコ
ひとりじめ
した
それより
ひどいこと?
カルリは
大丈夫だよ
ごめんなさいって
みんなに言えば
すぐ仲直り
できるさ
すぐ
なかなおり
かー......
とめてとめで
はい
あやまって
くる
うん
それが
いい。
とーちゃんは
いっぱい
あやまりなー!
がんばって
うん
がんばるよ
いつの間にか
しゃべり方が
舌足らずじゃ
なくなってるな
あいつ
がんばるぞ
第18話終わり
第187話、ニスカワジージュの探検
おっ
溜まってるぞ
水が
そのままでも
飲めなくはない
味だな
うんいける
すこーし
塩味っぽい
気がしないか?
海岸が近い
からかもな
まァでも
これがこの土地の
水の味なんだろ
味はいい
いいとして
問題は毒気だ
あそれは私が
毒の有無は
何日も続けて
飲んでみないと
わからないな
どうする?
誰が毒見を...
今日から
1ヵ月くらい
毎日この水を
沸かして
飲んでみましょう
...言うと
思ったよ
具合が悪く
なったら
すぐ飲むのを
やめろよ
もし井戸水に
毒気があったら
どうすんだ?
こういう仕事
絶対人に
やらせない
もんなお前
その時は
用水路を
引くんだよ
川から
うん
開拓地全体で
水の不便がなくなれば
この前みたいに
川に近い土地を争って
ケンカすることも
なくなる
...それ作るの
重労働でしょ
ゼッタイ...
アワマのけいかく...
重労働だな
井戸以上に。
がんばれよ
トルフィン!
オレの
がんばりは
結果に
関係ないと
思うよ?
トーフィ
プルムク達だ
クウェ
オホディ!
あっ!?
いかん!!
踏んでる
踏んでる
麦を!
芽が出た
ばっかの
トコ!!
止まって
止まって!!
日本の麦作で行う
「麦踏み」は
ヨーロッパでは
行われない
ギョロ!
「止まって」って
なんて言うん
だっけ!?
エンハースク
じゃん?
たしか
プルムク!!
エンハースク
エンハースク!!
あいさつ
程度な
ギョロお前
ウースゥ語が
わかるのか
旅商人やってると
役に立つんだよ
3つ4つくらい
よその言葉
覚えとくと
商売が上手くいく
その調子で
ウーヌゥ人との
交渉役を
3.法律をやってくれよギョロ
それか
ウースゥ語の
通訳
やーめてやめて荷が重い
荷が重い
単語3つ4つって
言ってんじゃん
通訳だとか
責任重大なこと
やりたかねーし
いつも
言ってんだろ
オレをアテに
「海以外のことで
するな」ってさ
メスキーグ
キシ
アポハス
ムイティス
コホウィー
ネト
コホウィーネト
......クウエ
コホ?
ほれ外交官
話しかけ
られてるぞ
いや...
全然
わからんし
え?てかコレ
オレに話しかけ
てんの?
なんで?
あれだろ?
たぶんさっきの
「止まって」の
やりとりが
聞こえてたんだろ
コホウィー
知ったかぶり
するんじゃ
なかった
オレ
超しゃべれる
やつって
思われてる?
あーあ
ションボリして
行っちゃった
ひどい奴
だなぁ
ギョロは
いや今のは
オレだけが
悪いんじゃ
ないだろ!?
ズルいわー
お前らも
努力しろよ!
外交官
失格
困ったなァ
ノウド人の事
知りたいと
思っても
でもやっぱりこの景色は
この景色は
言葉が
通じないんじゃ
はかどらない
わ.....
夢で見た
あの大地に
似ている..
いつか
ノウド人達は
すべての森を
畑にして
しまうのかしら
あの夢は
そのお告げ
だったのかしら
そのことを
ノウド人の誰かに
直接訊いてみたい
けど...
言葉って
どうやって
学んだら
いいんだろう?
大きな家
土で
できてる
ノウド達は
季節で住む場所を
変えたりしないん
だわ
ずっと
同じところに
住むのね
すごい
初めてこんなに
近くで見た..
なんて立派な
船......
私たちの
カヌーとは
全然違う...
こんな船なら
何人でも
乗れるし
どこへでも
行ける
おいコラァ
そこの
ウーヌゥ人!
船に
触るな!!
あっ!
この野郎
逃げるな!
さてはスパイ
偵察だな
てめェ!
キャ
あっごっ
ごめんなさい
大丈夫?
キミ...
あれじゃん
さっきの子
でしょ
井戸の
トコで
会った
どしたん
そんな
ヒーハーして
キャアッ
あっコイツ!
ごめんごめーん
なんかコイツ
誰にでも頭突き
してくンだよな
コッツ
コホウィー
ネト!?
Xェェ
なんかそれ
井戸でも
言ってたよな
こほうぃーね
!!
「なにこれ?」
だ!
わかった!
コホウィーネト
ナニコレ?
そうそう!
コホウィーネトは
「なにこれ」
「なにこれ」は
コホウィーネト
リピート
アフターミー
なにこれ?
...ナニコレ
「なにこれ?」
ナニコレ
...ナニコレ
ヒツジ
これは
ヒツジ
やった!
ヒツジ!
なんだか
この人から
ノウドの言葉
ふたつも
教わっちゃった!
テルイシギョロ
よろしくどーぞ
テルイシ
ニスカワジージュ
ヨロシク
ドーゾ
第18話終わり
第188話ヒルドと森の神
今朝早くだ
女達が水仕事で
ここに来て
出くわしたんだと
それで?
女達は無事だ
無事だったのか
のか
あァ
運がよかった
ころんで
足をくじいた
くらいだって
しかし
こんな季節に
クマとはなァ
こっちの
クマは
冬ごもりを
しないのか?
さァなァ...
なんにしろ
開拓地の中に
入ってきたんだ
ほっとくわけには
いかんだろ
被害が出る前に
退治せにゃアな
そうだな
えェ......
マジかよ
やるのか
ビビるな!
総出でやりゃあ
なんとかなる
一度戻って
男衆全員を
集めてから...
要らん
お前たちも
帰っていい
大勢で
森に入っても
クマに気付かれて
逃げられる
私ひとりで
見てくる
いや...
いやいやヒルド
クマだよ?
今から3日間
誰も南の森に
入るな
わかりました
お願いします
おい!?
トルフィン!?
大丈夫です
クマは
ヒルドさんの
ご専門です
言われた通りに
しましょう
.....フン
大きくは
ないな
雪に腹を
引きずって
いる
フラフラした
足取りだ
食べ物を
探している
のか
木の実なんか
食べてる
だいぶ腹を
空かせてるな
「DL-Raw.Net
たしかに
放っておくと
危険かもしれん
そういえば
そういえば...
こうして
クマを追うのは
何年ぶりだろう
よくないな
近頃の私は
人里で暮らすことに
慣れ過ぎている
いつの間にか
子供らの
教育係みたいに
なってしまってるし
な...
IDL-Rapllet
ヒルドは
とーちゃんと
ずーっと
ケンカしてる
なんで?
...誰が
そんなこと
言った
ギョロ
ギョロ
ほんでー
「ときがかいけつ
するから
ほっとけ」って
DL-RawiNet
ときはまだ
かいけつ
しない?
アイツ...
とーちゃんが
わるいね?
ヒルドおこってる
もんね
とーちゃん
ごめんなさい
いった?
ときがきたら
とーちゃんのこと
ゆるしてね?
とーちゃん
すっごい
はんせい
してるから
ここは
このカルリに
めんじて
ね?
DL-Rawilet
運のいいっつご
やつだ
獲物を
仕留めたか
T>L-Raw-Net
シカか...
まだ新しい
埋めてくる
半日も
経ってない
......近い
いっぱい、
1951DL-Kawiler
あの穴か
シカで満足して
冬ごもりに
入ったな
DL-Rawilet
...風上に
オオカミ
数頭
遠いな...
大丈夫
だろう
フクロウが
何かを
捕った...
小さい...
ネズミか
不思議だ...
手に取るように
わかる
この森には
まだ馴染んでない
はずなのに
いい森だ
いい森だ
安らかな
気持ちになる
カルリが
大きくなったら
狩りに
連れてきてやろう
人間?
ザ...
海から来た
者よ
なぜあのクマを
殺さないのだね
...
私達のほうに
非があるから
です
私達は...
あのクマの
ナワバリの
北半分を奪って
しまいました
それであいつは
この季節になるまで
腹一杯食べることが
できなかった
人がいると
わかっていたけど
魚を食べに
川まで来て...
女達に
女遅く見つかって
逃げた
ひもじくても
人や家畜は
襲わないクマです
冬ごもりが
できたなら
それでいい
眠りを
妨げないよう
気をつけます
......
海から来た者
お前はクマを
憎んでいた
はずだ
昔お前の
大切な人が
クマに殺された
からだ
それでも
クマの気持ちを
思いやると
いうのかね?
もう
昔の
ことです
2013年ホーミスグェグラージュの秘術
第18話終わり
大いなる
精霊...
私は常に
あなたを
敬い
常に
あなたと
ともに
在ります
願わくは
この地に生きる
すべての命の
ために...
その英知の
ひとかけら
宇宙の理の
ひとかけらを
私にお示し
下さるよう...
この地の
未来を
私にお示し
下さるよう
ミスグェゲ
ブージュの
様子はどうだね
ギトプイ
族長
今朝薪を
持っていった時は
だいぶ疲れて
おられるよう
でした
そうか.....
彼もトシだ
無理をしなければ
いいのだが
しかし
弟子の君にも
秘術を行う様子を
見せないとは...
「未来を見る術」は
とても危険な術
なのだそうです
師匠の師匠は
術の最中に
亡くなったと
聞いています
私には継がせず
今回の試みを
最後の一回にすると
ミスグェゲブージュは
言っていました
もう丸4日...
雪以外なにも
食べていません
たぶん寝ても
いません
それほど...
と彼は考えて
いるのか
ノウド人が
この地に
移住してきた
ことを
ノウド人達は
いったいこの地に何を
もたらすのが...
だめか...
「つながる」
兆候がない:::
カチカチ
これ以上
術を続ければ
命を失うかも
しれん
先代より
受け継いだ
秘薬も
底をついた
やはりこの秘術は
私の代で
終わりにするのが
正解だ...
...なんだ...
なんだ.....?
テントの
外が
騒がしい...
...オオ
外...!?
これは
内側から
それは
!!
オ...
っっ
「つながった」
か!!
大いなる
精霊と!
これは...
かつて見て
見たことのない
未来だ...
夢と同じだ...
見たい時代の
見たいものを
見られるわけでは
ないが...
これは...
未来の
戦争か....!?
矢..
なのか!?
目に見えぬ
矢を
放っている
どちらも
ノウド人だ
ノウド人
同士の戦争か
戦争か!
わが部族は
どこだ!?
この戦いに
加わって
いるのか!?
ウワァッ
お
お恐ろしい
この...
地を引き裂く技も
ノウド人の武器か!!
恐ろしい...
...!
草原...
見渡す限りの
いや......
いや違う
これは
これは!
作物!!
トウモロコシの
畑だ!!
地の果てまで
トウモロコシで
埋め尽くされて
いる!
信じられん
規模だ...
あまりにも...
度を越している
この地の森や
生き物は
すっかり
滅ぼされて
しまったのか
これは...
毛皮...
ピーバーの
毛皮か
なんという
量だ...
あれは
あの顔立ち
間違いない
わが未裔だ
何を...
何をしている
お前たち
ビーバーの
毛皮と
引き換えに
そんなものを
受け取っては
いかん!!
なんという
こと...
なんという
ことだ
戦争と
未知の病
大地は
切り裂かれ
多くの
生き物が
死に
わが未裔は
滅びに瀕し
ノウド人が
栄えてゆく
う...!!
ノウド人達は...
海の向こうに
大勢いるのだろう。
あの
トーフィ達は
ほんの先触れに
過ぎないのだ
なんとか
しなければ
この大地と
わが未裔を
ノウド人達に
滅ぼされる
前に
私にできる
ことは...
な
ななんだこの
ひか
ぎあぁ
あああぁあ
これも...
これも...
武器...
ノウド人の
ノウド人の武器...
これがっ
人間の仕業
だと......!?
恐ろしい
...ごめんでもいいんじゃん
お
追い出さなくては
ノウド人を
やつらの
......
破壊.....
ミスグェゲ
ブージュ!!
お師匠
さま!!
よかった...
死んじゃった
かと...
あ奴らを
第18話終わり
ヨーム
戦士団は
解散せよ
まぁ.....
そう言われても
なかなかね
アッシらみたいなのは
「はいそうですか」
とはいかない
もんでさァね
とはいえそれが
新団長と
クヌート陛下の
両人のご意思
だってんだから
しようがねェや
明日っからァ
ヨーム戦士団の
看板なしで
やってかにゃ
ならねェ
いやはや
参りましたね
あん時は...
なんたってね
アッシも子分達も
ケンカしか
知らねェんだから
看板が
あっても
なくっても
ケンカで飯を
食ってく以外
考えがねェ
海賊稼業を
そっから
2年ほど
しましたかね
先を
考えたわけじゃ
ねェ
行き場のねェ
若ェ手下
20人ばかりとね
まぁ...
死に場所探し
でさね
大隊長!
「親分」だっ
つってんだろ
まだクセが
抜けねェのか
親分酒場で
いいネタ
仕入れて
きましたよ
ウソかほんとか
そのネタってのが
なんの変哲もねェ
貨物船が
腹に黄金をたんまり
隠し持ってるって
話なんですよ
そんなら船ごと
いただいちまうか
ってんで
アッシら跡を尾けた
尾けた
つもりが
いやはや
気付いた時にゃ
四方八方を
デンマーク王の
軍船に
取り囲まれてて
...
どうやら
向こうのほうが
一枚二枚
上手だったらしい
いや...
本当のところ
アッシはホッと
してたんです
けどね
「ああこれで
ヴァルハラに
行ける」ってね
斬首せよ
その時でさ
待て!
殺すな!
クヌート
オレは護衛を
頼んだんだ
追っ手を
殺してくれとは
言っていない
アッシらが
的にかけた
貨物船てのがね
東で
商売した帰りの
ヨーム戦士団
最後の団長の
船だったんだと
そこで知ったのさ
調べは
言っているこの賊めらは
ヨーム戦士団の
残党だ
生かし置けば
わが領海の安全を
脅かすのみならず
そなたにとっても
後の災いとなろう
彼らと話を
させてくれ
ヴァルガルさん
...でしたか
私を覚えて
いらっしゃい
ますか?
忘れる
わけがねェ
あの時...
私は皆さんに
言いましたよね
軍団解散後
帰るあての
ない人は
クヌート王の
世話になれと
なぜそう
しなかったん
ですか?
からくりは
わかってた
そこの
クヌート王は
ヨーム戦士団が
邪魔になった
あの手この手で
オレ達を潰しに
かかったんだろ
そんな黒幕の
下になんぞ
つけるかィ
あんたもその
お先棒担ぎだろ
あんたに命を
助けてもらおうたァ
さらさら思っちゃ
いねェよ
ぼちぼち
生き飽きてた
ところだ
ここらで
ヴァルハラへ
送ってくれ
ヴァルハラ
ですか
なぜ
ヴァルハラへ
行きたいと
願うのですか?
戦って
死んで
神々の国にある
オーディン神の館
ヴァルハラへ行き
神々の軍団の
一員となる
なぜです?
あァ?
知れたことを
来たるべき
「最終戦争」に
備えるため
だろうがよ
そこ!
そこなんですよ
私が日頃
疑問に思うのは
みんなそうです
なぜ未来に
一最終戦争」が
来ると信じて
疑わないん
でしょう
それは...
だってよゥ
ノルンの
女神が...
そう!
予言の三女神が
そう言ったから
根拠は
それだけです
じゃあその
予言の女神って
なんなんです?
不吉な
終末の予言以外
これといって
エピソード
ないですよね?
なんだか
よくわからない人が
全知全能の
オーディン神さえ
知らなかった
世界の破滅の様子を
予言したわけです
どの神が
どの怪物と
刺し違えるとか
事細かァ〜に
それって
信じて
いいんですか?
信憑性低く
ないですか?
神様って
わりとウソつくじゃ
ないですか
終末の予言なんて
終末になるまで
わからないでしょ?
そんなの
言ったもん勝ちじゃ
ないですか
くくく...
神々の力ってのァ
お前なんぞの
浅知恵がおよぶ
もんじゃア
ねェんだよ!
予言は当たる!
最終戦争は来る!
そういうもんだ!
では
そういうものと
しましょう
女神の
予言どおりの
未来が訪れ
予言どおり
あなた達は
それに備える
みんな
女神の決めた
予定どおり
自分では
なにも決断しない
わけだ
楽しいかい?
それで
ところで
実は私は今
腕のいい船乗りを
十数人ほど
必要としています
ここではない
どこか
遠い海の果ての
新天地に
新しい国を
作るんです
どうです?
ヴァルガルさん
一緒に
やりませんか
あァ?
国だァ?
なんだそりゃ
ヤブから棒に
できんのか
そんなこと
できるかどうか
まったく
わかりません
女神の予言には
なかったので
ははは
そなたは
あいかわらず
余を笑わせるのが
うまいな
トルフィン
そなたに
委ねよう
ヴァルガル
そなたが
決めるのだ
余の手にかかり
ヴァルハラへ
赴くか
決断せよ
トルフィンと共に
未知の未来へ
進みゆくか
とまァ
アッシの顛末は
だいたいこんな
感じでさね
じゃ旦那とろそろ
そろそろ
アッシら
グリーンランド
アイスランドへ
行ってまいりやす
お願いします
まだ航路に
流氷が残ってると
思いますので
お気をつけて
レイフさんや
ハーフダンさんに
よろしく
こっちの麦は
順調に育ってると
伝えてください
てェした
もんですよ
旦那は
あの
予言問答の時から
ただの
お人じゃねェと
思ってましたよ
いやあの時は
若造のくせに
偉そうなことを
言いまして
いやいや
蒙を啓いて
いただきやした
見たところ
どうでしょうね
ヴァルガルさん
次の定期便には
どのくらいの
麦を積めそうだと
思いますか?
さァて...
まったく
わかりませんな
なんせ
女神の予言にゃ
なかったもんで
あっ、はーはっはー
...アハハ
第19話終わり
第191話、その日
秋に蒔いた
種麦が
長い冬に耐え
黄金色の
実りをつける
初夏
ふうっ
ふうっ
トルフィン・
カルルセヴニ・
トールズスソンに
その日が来た
よしじゃあ
よしじゃあ
試運転を
始める
エイナル
準備いいか
右側の歯車に
気をつけろ服を
巻き込まれるな
コーデリア
たのむ
オス了解
ははい!
ははい!
では...
回します...
アハハ
すずし
風が
強過ぎか
コーデリア
もう少しだけ
ゆっくりで
うおォ...
こ怖い...
回転櫛で
ふるい落とされた
麦の穂は...
すぐ下の
籾摺り器で
ほぐされて
実と殻に
分離される
インターネットが
そして
送風機で!!
籾殻や葉を
吹き飛ばす
グズリーズ
そこにいると
籾殻をかぶるぞ
先に
言ってよ
すると
麦の実だけが
そこから
出てくる
どうなってる!?
どうなってる
トルフィン!!
出てきた!!
脱穀籾摺り
籾殻飛ばしが
あっという間だ!!
しかもきれい!!
これって
やっぱり
すごいこと?
革命
だよ!!
全部手作業で
ここまでやるのは
もっとずっと
たいへんなんだ!!
うん想像はつくよ
つくよ
いやいや
とんでも
ないもの
出来たな
オレも!
オレも
見たい!
見せて
見せて
そこ空気穴に
近づくな
髪の毛を
吸い込まれるぞ
ん魔法じゃァ
びっ
したァ...
...くり
なんだ
ウッゲさんか
マホー
ジャー?
わからない
知らない
ノウド語
まほうじゃ
ないよ
きかいだよ
みんなで
作ったじゃん
はぐるまとか
はぐるまの
大きさの
ちがいで
回るはやさが
うるさい
うるさーい!
最終的にはっ
なんかっ魔法!
ヒルドが
まじないを
使ったんじゃ
おそろし
どーなっても
知らんからな
ワシは――!!
相変わらず
だなァ
ウッゲさんは
いやいやぃや
アンタはほんとに
すごいよヒルド!!
魔法
以上だよ
こんなの
狩りも
上手けりゃ
頭もいい!
今度私にも
字を教えてよ
ヒルド!
みんなが
みんなで...
協力したから
作れたんだ
私だけの
カじゃ
ないよ...
よーし
このまま
パンの試作も
やっちゃおー!
おー!
男衆は
パンが焼けるまで
麦刈りの続きなー
DL-RayDil-R.aw.Net.
アレナマエナニ?
あれは鳥
アレナマエナニ?
ん?どれ?家か?
イエチガウ
メスキーグ
ウィーシス
あァ
ウィーシス
あれは馬
ほっ
アレナニ
シテル?
あれは
パンを
作ってる
ギョロ~~
麦刈りサボって
ニスカちゃんと
デートかよ〜
やかましい
サボって
ねーわ!
通訳兼トミ宮
外交官の
仕事中だ!
グズリは
アホ
グズリアホ
ウソ
教えるな!
IDL-IR:
たしかに
なかなかの奴だよ
トルフィンは
ごめん
イーヴァル
オレトルフィンが
好きになって
きてるよ
よく働くし
いばらないし
いい奴だ
なァ
ガングラティ
お前もそう
思うだろ?
v.NTet
んガグ
.....
悪人だとは
思ってねーよ
オレだって
だが奴とは
ウマが合わねぇ
トルフィンは
暴力を
嫌い過ぎている
平和なやり方だけで
平和になるなら
世の中苦労はねェ
いやでもなんでも
剣は持ってなくちゃ
ならねェんだ
それがリーダーだ
それが
わからねェなら
奴とは一生
気が合わねェ
うん...
「ソレード
大丈夫だよ
プルムク
こいつは
おとなしい
教えたよ
とおりに
がんばれ
カバはオシブカーラトル
プナジョートウァ
トゥク
プルムク
エジガラー
あっ逆...
やりがちな
あーはドアイドスイ
あぶみに
かける足が
逆なんだよ
ハハハ
ユエエエ!?
すげェじゃん
なに今の!?
ぉおおお
やるなーーチャレク
めっちゃカッケェ
...見ろよ
エイナル
楽しそうだ
だよ
すごいこと
だって彼らは
まだほとんど
言葉が通じない者
同士なんだぜ
あァ
素晴らしい
な...
トールフィーン
エイナール
焼けたー!
おお!
待ってたよ!
もう楽しみで
楽しみで
だろうと思って
持ってきた
ちょっと
早いけど
これで晩ご飯に
しようよ
ヒルドさんも
焼いたんだよ
すごく上手
ね!
これが...
長かったな
あァ
19L-Rawist.
Nr...
くゥゥ...
.....エイナル
aw.Not
あとね
もうひとつ
よい報せが
あるよ
今日
言おうと思って
だまってた
ええ!?
このうえ
さらに!?
えェえもう
畳みかけちゃい
ますよォ
赤ちゃんが
できた!
今年の
暮れごろ
産まれるって!
ウソ言って
どうすんの
こんなこと
ホント
に!?
あかちゃんは
どこから
くるの?
カルリー!
弟か妹が
産まれるん
だぞー
アハハハ
...
もう
無理だな
これ以上は
もう...
怒りに...
怒りに縋りつくのは
無理だ
トルフィン
はい?
お前の償いを
たしかに
見届けた
トルフィン
私はお前を
赦すよ
...
ひ...
お前はもう
充分に償った
私の怒りは
消えた
私を
復讐の呪いから
解き放つために
がんばってくれた
よく戦った
見事だ...
お前は
真の戦士だ
とーちゃんと
ヒルド
なかなおり
とーちゃん
よかったね
ん
フィンランド・サガが終わり、
航路
アルネイズの村
トルフィンが拠点を定めたアルネイスわ
は現在のプリンス・エドワード島の北部
浴岸。ヴァルガルは3菱の船で年に2回
ヨーロッパとヴィンランドを往復する成
期便の役割を果たしている
ヴィンラン
☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは
一切関係ありません。
☆収録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し
コミックス発売当時のまま掲載しています
...
イズ村の発展
開拓最初期
初年晩秋
IDL-Raw_Naw.Niet.
DL-Raw.Net
ヴィンランド・サガ(26)
キッ
発行者
幸村誠
2022年5月1日発行(0)
@MAKOTOYUKIMURA/講談社
森田浩章
発行所
株式会社・講談社
〒112-8001
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