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ふふっ

2018.0.6.06.

原作

天樹征丸

AmazonSaimaril.

漫画..

「hakus

原案

コーエーテクモゲーム

KOHTERAGOGMEXCO.ITD.

影響を

PROKAGENHKの

天樹征丸

原作

Amagisennationalu

コーエーテクモゲームス

KollitsioneNintCo.Inp.

第四十四話

第十四話一順番

第四十五話

第四十六話「強夕」

第四十七話

第四十七話一段一丁

茜六藍一お守り

第四十九話

第四十九話一六一

108...8.

特別編

沙羅と何百

拍遍

「そんな

第十四二順番

一つ...

解けたかも

しれない...

〝頭と尻尾〟

これが謎を解く

一つめの鍵だ

......

聞かせて

いただけますか

鴻足教授

ええ

この内臓

並べ方に順番が

あるんです

頭と尻尾

この二つの部位は

順番があることを

知らせるシンボル

と考えます

つまり

頭と尻尾を除いた

四つの内臓を

本来の位置の順に

並びかえるんです

“舌・脳・心臓・腸”

の順にね

え...ああ!

頭の入った左の瓶から

右の尻尾までの間の

四つのホルマリン漬けを

猫は四つ足だから

舌が一番前

なんですね

その通り

この順番に読み解くことで

何かを伝えようとしている

のではないだろうか

......

なるほど...

へぇー

やるじゃん

刃沢くん...

生きて帰れても

単位は覚悟して

おきたまえよ

エロ教授

のくせに

はぁっ

こんな修羅場

なのに...

仲いいよな

......

ただ...

これだけでは

足りない気がする

まだ引っかかる

ところが...

脳と心臓...

ですか?

ええ

解剖学は専門外だが

気になるのは

心臓が下半分に

なっている点だ

それに脳も

小脳や脳幹の部分が

欠落しているところから見て

上半分だけがホルマリン漬け

にされている

えー

そうなんですか?

よくわかりますね

こんなグロいもの...

心臓は本来

大動脈・肺動脈-肺静脈・

上大静脈が上部から

突き出しているが

当然だよ

その部分は失われていて

心臓の下から突き出す

下大静脈と左右の

心室だけが残されている

というわけ

だが..

これも何かを

意味している

のか...?

四つの臓器

のうち

二つは

半分か...

......

、そっ、

キャー...

......

..あ

そうか..

え?

教授がいてくれて

よかった

!?

なんとなく答えが

見えてきました

では聞かせて

くれるかな?

ほう

...まず

はい

舌・脳・心臓・腸の

四つの内臓

これらを

並びかえた順に

......?

ひらがなで書きます

......

先ほど

鴻足教授がいっていた

〝心臓は下半分で

脳は上半分しかないと

という点

これは

ひらがなで書いてみると

答えがはっきりします

つまり...

脳の〝の〟

心臓の〝ぞう〟

半分の臓器が入った

ホルマリン漬けの

メッセージは

こうだったんです

なるほど...

......

けど...

これ...どういう

意味だ?

そして...

猫の頭です

猫の頭...?

それはもう

役目を終えた

はずでは...

なぜ逆さに入って

いたのでしょう?

これだけの

謎かけです

ただの偶然

でしょうか?

......!

そういう

ことか...!!

これも謎を解く

ヒントだと

したら?

そうです

これは偶然では

ありません

この謎を解けば

隠された答えに

たどり着けます

.....!!!

四つの内臓を

さらに逆に

並びかえる...

これが

この謎の

答えです

そうか...!

なるほどな...

ここじゃ!!

彫像の〟

“下”!!

ええ

じゃあ

図工室かも

しれない!

小学校の図工室だったら

彫像の一つや二つ

あるもの!!

きっとそうだ!

俺の小学校にも

たしかにあった!!

ちょっ

ちょっと

まちたまえ

よし!図工室に

行ってみよう!!

彫像...

たしか

この辺りに...

これかも

しれん

あった!

えっ?

見たまえ

校舎への昇降口の前に

二宮金次郎の彫像がある

ほんとだ

どっちなんだろう..

これはどっちにも

行くことになんのか?

なあ..

一つ

提案が

あるんだけど...

二手に

分かれないか?

第四十五話「二千」

なあ...

一つ

提案が

あるんだけど...

二手に

分かれないか?

......

え?

ここで?

危険じゃ

ないのか?

危険は

承知だよ!

で...でも

分かれて探したほうが

早くここを出られるかも

しれないじゃないか!?

射影機もない!

鷲月さんたちと

合流できるかも

わからない!

呑気すぎるぜ

みんな!

悪霊たちも

どんどん襲ってくるし

危険な状況は

どちらにせよ

いっしょだ!!

俺は図工室に

行くぞ...

なんだったら

ひとりででも

行ってやる!

な...!

ま...まて

落ちつくんだ布袋くん

焦ってはダメだ!

鷲月くんたちも

きっと動いてくれている

みんなで

無事に...?

我々はみんなで

無事に帰るためにも

ここは慎重に行くべきだ!!

はっ...

もうふたり

死んでんだぞ

ずっと...

考えないように

必死だったんだぜ

.....!

布袋さん...

......

でも...

やっぱ無理だ..

どうしても考えちまう

なんで...

あいつらが

死んで...

あんたたちが...

あんたたち

だけが...!

みんなで

助かりたいんなら

勝手に助け合えばいい

元々俺は

あんたたちとは

仲間じゃないしな

...おい

黙って

聞いてりゃ...

じゃああたしも

図工室に行くわ!

わかった

は!?

図工室って

いいだしたのは

あたしだしね

それに

みんなの役に

立ちたいの

お...

おい...

あたしだって

謎の一つや二つ

解いてみせるわよ!

いや...でも

それは...

そのかわり

これだけは

約束するわ

ちゃんとまた

合流するから

布袋さんも

いいわね?

いや...ちょっ...

何勝手に..

わかったよ..

うん!

いいわよね?

仕方ない...

よし..

では二手に

分かれよう

幸い

図面によると

ここからそう

離れていない

調べたら

すぐに集合だ

いいね?

わかった

はい

図面の写真

撮らせて

もらいます

布袋くん

また合流したら

話し合おう

...はい

だから白鷺くんと

ちゃんと

戻ってきてくれよ

わかってます

このまま行けば

もうすぐだ

これなら

大丈夫そうね

順調だな...

なあ..

白鷺さん

さっきはどうして

かばってくれたんだ?

あたしだけじゃ

なかったんだなって

思ったの

沙羅のいない

あの場所はね...

あたしの

居場所じゃない

気がしてたの

え...?

この廃校に来たのも

沙羅がいたからだし...

沙羅は

あたしの

親友だもん

......

それに布袋さん

あのままひとりに

なってたら

ヤバかったよ?

えっ?

そ...

それは...

もっと

うまくやんないと!

長いものには

巻かれなきゃダメよ!

は...

はは~

ん?

まって...

ちょっと...!

そのスマホ

画面が

変じゃない!?

え?

あっ...!

これは...

な...

なんだ!?

......

ヤバいな...

......

うん...

走るぞ..!!

捕まって

たまるかよ!

きゃっ!!

......え?

い...

いや...

布袋さん...

助けて...!

し;:白鷺さ::

......

!?

・●

布袋さん!

布袋さん

助けて!!

......

すまねぇ

俺は

まだ...

死にたく

ねぇ...!

すまねぇ...!

白鷺さん...!!

ゆめ

第四十六話[夢]

すまねぇ...!

白鷺さん...!!

ちくしょオオ!

俺は死んでも

やられねぇぞォオオ!!

ハァ

こ...ここまで

来れば...

ハァ

いっ

ひとりに

なっちまったな...

だ...大丈夫

だろ...

......

......

やってしまった...

見捨て

しまった

くそ...

でも...

あれは

仕方ねぇ

よな...

そうに

決まってる...

くそ...

フー...

......

ぜんぶ

全部...夢だったらいいのに...

ゆめ

なんでなー

あっ

見つけた!

だったら..

あいつらも...

ん?

どうしたんだよ

齢児?急に

いなくなっちゃって

え...!?

捜したよ

もう~!

宇賀神...!?

三貴ちゃん!?

お:お前ら...

どうして...!?

し...死んだ

はずじゃ...!?

は?

死んだって..

フフ!

お前

大丈夫か!?

なんか

悪い夢でも見てた

んじゃない?

さっ齢児も

見つけたし

さっさと帰ろうぜ

えー!?

まだこれから

じゃない!

こ...

これは;

ほら

あ...

ああ...

ど...

どうなってんだ...?

俺は夢でも

見てるのか...?

あれ..

夢...?

どっちが...?

じゃあ

帰ろうぜ!

おう

まあ..

どっちでもいいか:

旅館に帰ったら

まず風呂だな

ああ

でさでさ

その夢がまた

ひどかったんだよ

お前らは

死んじまって

よく知らねぇ

大学生の奴らと

行動したりさ

本当意味

わかんねぇ

しかも

お前らが幽霊になって

俺らを殺そうとすんの

どこのホラー映画

だよってな

...ったく

........

......

ん?

ちょっと

まてまでまて〜

なんか

リアクション

くれよ~

寂しいじゃ

ねぇか~

あ...ああ

悪ぃ

まあ

いいや

それよりさ

御子神は

どうしたの?

いっしょじゃ

ないのか?

ん?

なんかお前ら

さっきから

変じゃね?

変じゃ

ねぇよ!

こいつら...

わ...

わかったよ

早くまむ

前向いて!!

さては俺に内緒で

何か企んでやがるな...

仕方ねぇなー

お前ら!

よッ...

そういうことなら

バレバレ

なんだ...

......

うわあ

は!?

え!?

なんで...!?

そうか...

俺...

惑わされて

たのか...

あああぁああ

へへ...ヘンドリー・

ひっ...

あはぁ...

逃げちゃ

やだよぉお

.....!

だっ...

誰か...!

誰か..

助け...

て...

...あ

お..

俺...

ひどいことを

!?

見つ...

けた..

...!!

あ...

あんたは...

白鷺::

さん!?

わなわけ

第四十七話[罠]

あ...

あんたは...

白鷺::

さん!?

ゴク...

白鷺さん...

だよな?

......

...さない

う...

ま...

まってくれ!

俺あんたに

すげぇひどいことした

俺...気づいたんだ

あんたがどんな思いを

したか...

かばってもらった恩を

俺は仇で返してしまった...!

自分勝手

だった...!

すまねぇ...

取り返しのつかない

ことをしちまった

...る...さ

お...

お願いだ

反省してる!

もうしないから!

白鷺さん...

ゆ...さない...

た...頼む...

頼むから...

許して...

くれぇ...!!

だれ

誰が

許すか

ですが、

このドヘタレーッ!!

!?

え...?

えっ...何...?

う...嘘!

し...死んだん

じゃ...!?

え~~~〜〜〜っ!?

何それ!?

生きてるわよ!

あんたのせいで

ほんとうに死にかけたん

だからね!!

もう散々よ!

あんたをかばった

あたしが馬鹿だった!!

ああ...

なんだよ..

くそ...

生きてたのかよぉ...

よかったァ

~~~っ!!

白鷺さん

何よ!?

それよりさ...

...その...

あれだ

え?

り!

あ...あとに

しないか?

......

きゃあああ!!

助けて

沙羅〜〜!!

ぅぉぉぉお

おおおぉ!!

......

あのー

ん?

何?

......

もしかして

ふたりって...

......!

ひょっとして

これのこと

かな?

え!?その...

...うん...

実は沙羅ちゃんが

いない間に

いろいろあってさ

必死に逃げるために

がんばってたら

気づいたら

お互いにね

バッ...

馬鹿ね!

単にこいつが

危なっかしいから

守ってやってるだけよ

手を放したら

どこに行っちゃうか

わかんないから

え?何!?

保護者だったの!?

ほらっ

さっさと

行くわよ

ちょ...

ちょっと

~~!!

こんなことも

あるのね...

......

ねぇ...

もう

けっこう歩いてるけど

家庭科室がどこにあるか

わかってるの?

そうだよな...

沙羅ちゃん

この学校出身

だろ?

覚えてないの?

そのつもり

だったけど

変なのよね...

ここ...

さっきも

通らなかった?

ほ.....

ほんとうだ

もしかしたら

な...なんだよ

それ...!?

罠って...

邪霊師の張った

邪結界の罠に

はまっちゃったのかも...

見て

この落書き

さっきも見た気が

しない?

そうだっけ?

たしかに...これ

さっきも見たわ

でしょ?

邪結界の中を

グルグル回ってる

のかも...

ええっ?

それって

ヤバくね!?

そうね

その中に

さらに邪結界を

作るってことは

ここに邪結界に

追い込む人間に向けた

一謎かけ』を仕込んでいる

ということよ

でも、そもそも

この小学校自体が

邪結界の中にあって...

そうでなければ

邪結界は作れない

ああ

そういえば

そうだった

この小学校全体から

脱出するために

今俺たちはその鍵になる

『謎』を探しているわけで...

ええ

逆にいえば

この小さな邪結界の

中にある謎が

解ければ

一気に

目指す場所

つまり...

『家庭科室』に

到達できるって

ことかもしれない

ふん

なんなのその謎って?

あたしが解いて

みせるわ

俺だって

やってやる!

探しましょう

必ずどこかに

ヒントがある

見つけるわよ

『謎』を!!

第四六話「お守り」

どう?

鷲月さん

どう?鷲月さん

何か

見つかった?

......

見つからないわね

...そう

それもそうだわ

少し探して見つかる

ような謎かけ

邪霊師が

するはずがない

とにかく..

根気よく

探してみるしか

ないわね

そうね...

謎かけか...

教室も

探さなきゃ

...だよな

俺と雨沼が

墓場から脱出した時は、

わかりやすかったのにな

出口が光ってたし...

ということは...

でも今回は

それが一切

ないんだよな

大きめの

何かに...

......

隠されているかも

しれねぇ...

ってことかな?

手当たり次第

探してみるか

........

..

おいおいねい...

ちょっ...

こ...これって...

ええ...

まずいわね

あまり時間は

ないみたい...

早くしないと

悪霊で埋め尽くされる

でもこれでわかったわ

あたしたちは正しい道を

歩もうとしてる

だから霊も焦ってるのよ

正しい道って

なんなんだよ!?

早くここを

抜け出さないと!

ヒントはどこなんだよ!?

落ちつきなさい

鷹鞍

いざとなったら

づき

鷲月さんの射影機と

あたしの

お守りがあるわ

バ...バカ!

それじゃあ

なんの解決にも

ならねぇよ!!

そんなにいうなら、

さっさとヒントの

一つや二つ

見つけなさいよ!

わ:わかってるよ!

くっそー!

どこにあるんだよ!?

ヒントが

わからなきゃ

どっちみち

やられるだけだろ!!

ちょっと

まって

そのまま

お守り

......?

あたしにも

見せて

え...

ええ...

それは

祖父から

もらったのよ

おじいさんが...

この石を?

ええあたしの家は

十二代続く石屋でね

神社仏閣にも

奉納してたみたい

それに祖父は

この学校の建築にも

関わってたの

このお守りのおかげで

どうにかここまで

来られたのよ

なんてこと...

あなたも

繋がってたのね...

雨沼さん

あなたは

ここに来る

運命だったのかも

しれないわ

え...?

十二代続く石屋で...

神社仏閣に

奉納もしていた...

霊的に見るとそれは

神官にも匹敵する

高い位なの

だからあなたは

連れてこられた...

そしてこのお守りは

あたしたちを

助けてくれる

重要な鍵になるはずよ

......

......

祓い給い

清め給え

守り給い

幸え給え

善意なる意思持つ霊よ

お願い

どうか

あたしたちを

導いて

我に道を

示し給え!!

落書きの

鬼の目が...

..

.....!

光ってる!!

よく見てて

動いた!

......

この目線の先に

答えがあるはず!

あれは...

さっきの教室...?

!!

いうっ

うっ!

やべぇ!

来た!!

ふたりとも!

教室の中だ!!

いっ

ハァ

鷹鞍:あんたに

いわれるまま

入ったけど...

ああ...!

鬼の目の光が

この教室を

照らしてた!

何か確信でも

あるの!?

すぐに

悪霊が来るわ

急いで出口を

見つけないと...

それならきっと

このロッカーだ

教室の中で

人が通れそうな

ものを隠せるのは

こいつくらいだ

間違いねぇ...

........

開けるぞ

え...?

う...嘘だろ?

何も...

ない...!?

あな

第四十九話[穴]

え...?

う...

嘘だろ?

何も..

ない...!?

ふざけんな!

たしかに

この教室を

指してただろ!

鷹鞍...

...

ここになかったら

一体どこに

あるんだよ!

誰か

教えてくれよ!!

く...

くっそぉおお...

ここから出せよ!

ぁぁぁあああ!!

鷹鞍!

落ちついて!!

......

ぅぁあああ

あぁああ!!

...!!

鷹鞍くん!

ちょっとどいて!!

!?

え...?

なっ...!

どうしたんだよ!?

いきなり...

!?

ロッカーの

中じゃ

なかったの

ロッカーの後ろに

道があったのよ

そ...

そうだったのか..

さあ

しかし..

この...穴?

底が見えないぞ...

そうね...でも

ここを抜ければ

一気に家庭科室よ

......

行きましょう

雨沼...?

すまねぇ

沙羅ちゃん

......

えっ?

でも...

先に行ってて

くれないか?

大丈夫

必ず

追いかけるから

......

わかったわ

......

でも...なるべく

早く来て

絶対よ!

あたし...

行かないわ

どうしたんだよ

早く

行こうぜ

は!?

信じられない

あの穴に落ちて

無事なわけ

ないじゃない

あたしは

いや

な...何

いってんだ!

今はそんなこと

いってる場合じゃ

ないだろ!

どのみちここも

すぐにダメに

なるんだぞ!!

と...とにかく

いや!

じゃあ、ここで

くたばるのかよ!?

いやなの!

それもいや!

だったら他に何か

いい方法でも

あるってのか!?

わからないわよ!!

.....のよ

え?

怖いのよ...

馬鹿:

真っ暗とか...

穴とか..

あたし..

すごく怖いの

.......

きゃあ!!

......

めちゃくちゃ

かわいいじゃねぇか。

ちょっ...

何!?馬鹿!

下ろして!!

やだね!

はぁ!?

なんなの一体!?

行くぞー!

雨沼ー!!

!!ま...まって...

...

『ぁぁああ

うわっ

きゃ!!

う...うう...

痛てて...

鷹鞍くん

雨沼さん

沙羅ちゃん...?

ふたりとも

大丈夫?

ここは...

家庭科室?

ええ

なんとか邪結界を

抜けられたみたいね

よ...

よかった~...

は〜...

でもこれで

ようやく...

まったく...

次は普通に

移動したい

わね...

アハハ...

謎かけの一つに

初めて迫れるわ

そうね

おう!

こっちよ

この..

教壇の中に?

ええ

......

あった...!!

な...

...え?

何よ!!

これ...

......!!

これが..

そうなの!?

・7巻につづく》

かのん

神婦「沙羅と河音]流編

あたしが

まだ子供の頃

鴉澤小学校が

廃校になる前

じゃあ出席を

とります

ちゃんと

返事しろよー

青木ー

わ...

はーい

小泉

上山ー

はい

はい

中出ー

鷲月...

思えば

あの頃のあたしは...

.......

はい

.....

いつも

後ろ向きで!

寂しい日々を

送っていました

......

はい...

さて

みんな

仲よくして

やってくれ

じつは

今日から新しい

クラスメイトが

来ます

えぇー

!?

では

入ってきて

いいぞー

......

転校生...

いい思い出とは

いえない日々

だったけど..

この日は

違いました

わーお人形

みたい!!

......

えー

名前は...

なんだ

女かよー

いいよ

先生

あたし

自分で

いいます

おおとり

鳳河音です!

よろしく

お願いします!!

へっ...!?

わっ

げ:元気いいな

じゃあ

あの席に座って

め...目が

合っちゃった..

ふー...

ねぇねぇ

!!!

名前

教えて!

えっ!?

ふーんじゃあ

沙羅ちゃんって

呼ぶね!

な...何!?

急に...

わ...わしづき

鷲月:沙羅...

......

あたしのことも

河音でいいよ!

えっ?

でも...

よろしくね!!

・ダメ

あまり

あたしと

話さないほうが...

えっ

なんで?

んー

それじゃ

わからないよ

教えてよー

お願い!

それは...

いいたくない

あっ

...?

......

あの...

鳳さん...

ちょっと...

ちょっと...

あのね

鳳さん...

噂なんだけど

幽霊に.....

そう...この辺りに

幽霊とかで有名な

鴉澤神社ってのがあって

鷲月さんと関わると、

幽霊?

鷲月さんは

そこの子なんだけど

家系の力で霊が見えたり、

するんだって!

零と話せたりするのかな?

怖いよね〜...

だから近くにいると

霊に取り憑かれて

不幸になるから

近寄っちゃダメって...

お母さんがいってた

......

ぐす...

うぅ...

......

沙羅

ちゃん

見つけた

.....

......

クラスの子から

聞いたよ...

その...幽霊が

見えるって...

でも..

仕方ない...か

ああ:この子も...

きっとあたしのことを

怖がる...

少しだけ

話してみたかった

なぁ...

沙羅ちゃん...

それって

すっごく

素敵ね!!

すごい

才能よ

幽霊が見えるって

すごいわ!

見えるだけじゃ

なくてお話も

できちゃうの?

ますます

沙羅ちゃんと

友達になりたく

なったわ!

あれ?

どうしたの?

その...

思ってた

反応と

違って...

あはは

何それ?

え?

まさか

ほんとうに

不幸に...!?

へ?

なっ..

ならないよ!

誰がそんなこと

いったの!?

なら

大丈夫ね

......

よろしくね

それじゃあ

改めて...

どこに連れてって

くれるのかな?

それは

楽しみね

あたしの

秘密の場所よ

そういえば

その首に

かけてるのって:・

ああ...

これ?

お母さんが

あたしに

くれたの

何かあっても

守ってくれるから

持ってなさいって

お守りみたいな

ものかな

あたしも

聞いていい?

普通幽霊って

怖いと思うんだけど..

どうして河音ちゃんは

あんなふうに

いえるの?

あたし...みんなに

怖がられてるのは

わかってたけど

仕方ないと思う...

見えないものは

誰だって怖いから...

そうかな?

あたしは話してみたら

案外仲よくなれるかも

しれないって思うな

沙羅ちゃんの時も

そう

自分でたしかめないと

あたしは信じないの

河音ちゃんは

すごいなぁ...

でもね:幽霊とは

仲よくなれないかも...

えっ

どうして?

おばあちゃんが

いってたの

現世に残る霊は

善悪関係なく

我執に囚われた

もの

取り憑かれ

呪われてしまうぞ

.....って

近づくな...

関わるな...

そうでなければ...

えい!

えっ

な...何!?

あはは

覚えとくよ

ここ?

この奥だよ

なんと!

へぇ...

ここあたしの家が

管理してる土地なの

着いたよ

うわぁ!!

きれい...

どうしてかは

わからないけど

ここの水は

まったく濁らないの

うん

そうね

幽霊じゃないけれど

不思議でしょ?

連れてきてくれて

ありがとう

ん?

ねぇあの奥に

あるのは...?

...あそこは

ダメよ

怖い幽霊がいるから

絶対に近づくなって...

えっ

幽霊!?

ほんとうに...

ほんとうにダメなの:

昔おばあちゃんと

ここに来た時

河音:ちゃん!!

絶対入っちゃダメって...

あんな。おばあちゃんの顔

初めて見た...

沙羅ちゃん

;:::で

.....

おい...で

...ちゃん

河音ちゃん!

で?

どうしたの?

あ...

暗くなってきたし

もう帰ろう?

う...

うん...

...

ZEROKVGENIKO

特別編「沙羅と河音](中編

それじゃ

いってきます!

こんなに

朝の登校が楽しみ

なのは初めて!

早く学校に

行きたい!!

早く会いたいな

河音ちゃん!

昨日さー

アハハ

まだかなぁ

河音ちゃん...

えー

鷲月...!

え...?

はい..

ちょっと...

いいか?

鷲月昨日...鳳と

帰ってなかったか?

はい...

河音ちゃんが

どうかしたん

ですか?

実は

親御さんから

連絡があってな...

昨日から自宅に

帰ってないそうだ

......

そんな...!

何かわかったら

また教えてくれ

......

......

......

鳳さんが

行方不明!?

本当に!?

ほら...

やっぱ鷲月さんと

関わったのが...

そういうこと

いっちゃダメよ

でもさー

私...

鳳さんを

見たよ

え!?それ先生に

伝えないと...

ねえ!

わ...

鷲月さん

...!?

えっと...

だよね...

どこで見たの!?

教えて!!

フェンスで囲まれてる

雑木林の近くよ

夜で真っ暗なのに

明かりも持たないで

立ってたの

少し...

不気味だったわ

ハァ

ハァ

開いてる...!

どうして...!?

鍵を掛けた

はずなのに...

.....!!

そんな...

これって...

間違いない...

河音ちゃんは...

ここにいる...!

それにあれは

河音ちゃんじゃ

ない...

別の何かが

関わってる...

悪霊...!

怖い..でも...

行かないと...

あたしが

助ける番だ

今度は、あたしが...

まってて河音ちゃん

今ー

助けに行くからね...!!

ん...

ここは...

痛っ!

あれ...

どうして...あたし...

こんなことに

なってるんだっけ...?

........

うまく...思い出せな..

う...!!

うぁ...

あ...

..な

来る...な

来るな...

来る女来るな

近寄るな...

もう...遅い...

手...遅れ...だ

河音ちゃん!

河音ちゃん

返事して!!

......

ダメ...

暗くて何も

見えない...

え?

フッ...

うぅ...

沙羅ちゃん?

痛っ!!

えっ

河音ちゃん!?

どこ?

どこにいるの!?

あはは暗くて

わからないか..

ここだよ

きゃああ

あああ!!

あごめん!

驚かす気は...

......

か...

河音ちゃん

.....!!

よかったぁ

!!

ごめんね...

心配かけて

もしかしたら

もう幽霊に取り憑かれて

大変なことに

なってるかもって

心配してたんだよ!?

早く

ここを出よう

普通に話せるから

取り憑かれては

いない...

うん

でも河音ちゃんを

連れてきた悪霊が

必ずどこかにいる

気をつけて

進まなきゃ...!

本当に...

本当によかった!

不思議な場所ね

辺り一面お地蔵様

なんて...

うん...

この洞窟には

古い言い伝えが

あるの

言い伝え?

〝魍魎の裏参道〟

穢山にはずっと昔から

霊界と繋がりがあったけど...

そこから溢れ出ようとする霊は

山の麓にある強力な結界が

防いでいたの

でもこの洞窟が

穢山と霊界を繋ぐ

抜け道になっていたのね

そこであたしの先祖が

この洞窟にあった繋がりを

封じたという話よ

だから繋がりを

見つけることができれば:

その抜け道から

出られるかもしれない

ううん...

きっと

見つか...

えっ!?

そんな...!

行き止まり...!!

ごめん...

ちょっと休んでて

......

何か手がかりが

ないか見てくる

繋...がり...

鷲...月...

か...せ...

返せ

奪った...

鷲月...いい

許:さーな

かのんか

特別編[沙羅と河音]後編

なんだろう...?

この箱...

もしかして

この中に何か

手がかりが...

あれ...?

開かない...

どうして...!?

!?

ぐっ...

河音...

ちゃん...!?

うぐ...

違う:

でる!!

り憑かれ

苦しい...

やめて...

河音ちゃん...

そんな:・

河音ちゃんの中に

潜んでいたなんて...

お願い...

河音ちゃん...

目を覚まして!!

...あれ

あたし:

一体...

はな

離れよー

その娘か

離れよ!!

今のは...

あぁああ

あああぁぁあ

痛い痛い

あぁぁあ

ああぁぁぁ

えっ沙羅ちゃん?

何:嘘でしょ...?

やめて...!

放して...!!

死んじゃう...

やだ...

やだよぉ...

え...

沙羅ちゃ

何...?

箱が..

光ってる

.....!?

友を救

使いなさい

わぁあああ

ああぁああ

あああぁあ

お願い

沙羅ちゃんを

たす

助けてー

沙羅ちゃん!!

ん...

......

よかった...

気を失ってる

だけね...

沙羅ちゃん

無事で

よかった...

え?何

この音...

..

..

そんな...

み...水!?

どうして急に...!!

.....!

.....河音...

ちゃん...?

あっ!

よかったー!

目が覚めたわ!!

........!

河音ちゃん...

ここ...

洞窟近くの池ね

助かったんだ

あたしたち...

でも...

どうやって...

あの後1天井から

水が溢れだしてきて

洞窟が崩れてきたの

剥がれた壁から

昔の水路が現れて

そこから

脱出できたの

あたしだけじゃ

ダメだったわ

別の霊に

出口を教えて

もらったの

別の霊..?

...あ

そういえば

洞窟で話したこと

なんだけど

続きがあるの

え?

繋がりを封じる儀式には

ふたりの巫女が礎になったそうよ

もうひとりは人柱になり

この洞窟を見守っているって...

そうなんだ...

ひとりは生涯

祈りを捧げ続けて

あたしは...

河音ちゃん

......

帰ろう

うん...

あたしたちは

この後いっさい

言葉を交わさず

家に帰った

それから

河音ちゃんが

消えてしまって

数年.....

もしかしたら

あの日の...

今でも

よく覚えてる

あの出来事が...

河音ちゃんを連れ去った

のではないかと...

あたしはずっと

忘れられないでいる

次巻予告

悪霊が無くなった携帯が学校。

いいよ!!ダメだっけど

そして、これは

するための健康

邪霊師の謎かけ

次々、解く

沙羅たちは

なかの...

ついに

邪霊師

見つけるぞ

正体へと

肉薄する!

「謎」を!!

零影巫女(6)

著者

2016年8月1日発行

原作/天樹征丸

漫画/hakust_

漫画「iako原案/コーエーテクモゲームスへへへ

CSSernatuAmagirtakis/

KOEITECMOGAMES

CO.LTD2016

販売・制作

作品初出

株式会社ディー・エヌ・エー

〒150.8510東京都渋谷区渋谷2-21-1

渋谷ヒカリエ

第22号、第27号、第29号

マンガボックス2015年第49号、第51号、

2016年第2号、第10号、第14号、第18号、